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★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありません

仮面ライダージオウ序盤評 ~時間・歴史・時計。モチーフの徹底!

(2019年5月27日(月)UP)
『仮面ライダージオウ』前半評 ~未来ライダー&過去ライダー続々登場!
『仮面ライダージオウ』最終回・総括 ~先輩続々変身のシリーズ後半・並行宇宙間の自世界ファーストな真相・平成ライダー集大成も達成!
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』 ~平成ライダー・平成時代・歴史それ自体を相対化しつつも、番外ライダーまで含めて全肯定!
『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』 ~並行世界・時間跳躍・現実と虚構を重ねるメタフィクション、全部乗せ!
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『仮面ライダー』シリーズ評 ~全記事見出し一覧


仮面ライダージオウ』序盤総括! ~時間・歴史・時計。モチーフの徹底!

(文・T.SATO)
(18年10月14日脱稿)


 ついに平成「仮面ライダー」シリーズも節目の20作目となるアニバーサリー作品の登場だ。その名も『仮面ライダージオウ』(18年)。


・歴代の平成仮面ライダーたちが総登場。
・「世界の破壊者」ならぬ「50年後の西暦2068年の未来で魔王となる存在」である新ライダー。
・#1の冒頭や、本作放映直前に封切された直前作の映画『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』エンディングテロップ後における、歴代平成ライダーや多数の兵士たちを敵にまわして先行お披露目された新ライダー・ジオウが圧勝していく映像。


 「これ、ナンて『仮面ライダーディケイド』?」


 そう。まんま10作前の平成ライダー10作記念『仮面ライダーディケイド』(09年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20090308/p1)じゃねーか!? まぁソコに当然のことながら、マニア諸氏のツッコミも入るであろうし、筆者自身もツッコミを入れてはいるが(笑)。


 とはいえ、10周年なり10作記念作、15周年なり15作記念作なのに、例年と同様にスーパーヒーローvs敵怪人のド突き合いを描くだけのルーティンな作品では――と括るのは、あまりにバラエティ豊かに過ぎる平成ライダー作品の場合、不適切ではあるけれど――物足りなくなるであろう。何らかの祝祭性がほしくなる。
 その祝祭性を手っ取り早くもたらすモノは何か? それはやはり、現役ヒーローでは倒せない強敵が出現して、それに対抗するために先輩ヒーローが頼もしく颯爽と助っ人参戦して大活躍してくれることであろう。


 であれば、平成ライダー20作記念作が将来に製作されるのなら、10作記念作の『ディケイド』同様、またまた先輩平成ライダーが続々登場して共闘する『仮面ライダーディケイド2』なり『ダブル・ディケイド』(笑)を観てみたい! と10年前の『ディケイド』の時点で、口にせずともすでに連想・妄想していた御仁は多かったであろうと思われる。筆者もそのクチだ。
 その意味では、『ジオウ』が基本的には『ディケイド』もどきであることに不満はナイはずであったのだが……。


20作記念作! 時間・歴史・時計がモチーフ!


 しかし、20年は長い。『仮面ライダー』初作(71年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20140407/p1)~「仮面ライダー20」ならぬ本来は20周年記念作として構想された映画『仮面ライダーZO(ゼットオー)』(93年)ほどの歳月が流れたことになる。すでに「歴史」である。そして「20」は節目の記念すべき数字でもある。
 「ジオウ」は直接的には「時王」の意味であろう。プロデューサーや脚本陣の世代交代、作風・作品思想の違いから、白倉伸一郎プロデューサー&井上敏樹脚本に象徴される少々のシニカルさや正義への懐疑にミーイズムの気配もする平成ライダー第1弾~第10弾を「第1期平成ライダーシリーズ」、ワリとベタに少年漫画的な正義を信じて分け隔てなく全員を救わんとする第11弾以降を「第2期平成ライダーシリーズ」、マニア間では自然とそう称されるようになったが、同時にコレら第1期と第2期を総括して、「ネクスト・ディケイド」(=次の10年間)も切り拓くための「次王」の意味も込めた「掛け言葉」でもあるのだろう。
 ……とモッタイぶって解釈してたら、番組自体のキャッチ・コピーが「祝え! 次代の王の誕生を。」となっているので、筆者の解釈も追認にしかならないのであるが(笑)。


 それらから逆算したのだろう。本作はその題材を「歴史」「時間」としてみせることで、歴代平成仮面ライダー個々の「世界&時間」(=時代)(西暦2000年~2017年)へも、2話完結の前後編のスタイルでタイムトラベルすることで、歴代の平成ライダーたちとも共演!


 そして、仮面ライダー自身のデザイン・モチーフもズバリ、「時計」としてみせた。
 本作における1号ライダー・仮面ライダージオウは、銀&黒のカラーリングを主体に、両眼と各所にパープル色を配して、よく見ると顔面は「アナログ時計」の「目盛り」を付けた「時計盤」がモチーフ。歴代ライダー共通の額から左右斜め上方に伸びた今回は左右で長さが異なる細長い「触覚」も、「アナログ時計」の「長針」と「短針」の10時10分で、10+10で20!(笑)


 「アナログ時計」の「時針」が周回していく仕組みに着想を得たのか、歴代ライダーでもおなじみ変身ベルトのバックルにも、左右両方に伸びた小さなバックルもどきの取っ手をつける。これに手をかけるや、バックルを中心にそれらが半回転や1回転することで、子供やマニアもマネがしたくなる(笑)プレイバリュー性を上げている。


 コレと連動させるためか、あるいはそこに「歴史」を押し進めたり巻き戻したりといったシンボリックな意味も込めたいのか、オープニング主題歌の毎回のバンク映像でも、レギュラー人物の方はそのままに、バックの背景の方が逆に360度回転するビジュアルも連発!


 その変身ベルトにハメるのが、「妖怪ウォッチ」いな「アップルウォッチ」もとい「ライドウォッチ」。やはり腕時計の小型時計盤をモチーフとしたアイテムだ。
 本作における子供――およびマニア(汗)――たちの収集癖を刺激せんと企んでいるのがこのアイテムで、歴代平成ライダー個々の写真ならぬ絵(笑)が描かれた諸々の腕時計の時計盤。コレを変身ベルトにハメることで歴代ライダー個々のボディーをかたどったヨロイを装着するかたちでタイプチェンジ!
 基本は先輩ライダー客演回ごとに、該当する先輩ライダーの「ライドウォッチ」をゲットするのであろうけど、3作前の『仮面ライダーゴースト』(15年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20160222/p1)と4作前の『仮面ライダードライブ』(14年)の「ライドウォッチ」は、本作における2号ライダー・仮面ライダーゲイツがすでに所有している。それをジオウに貸与して、『ゴースト』でもおなじみカラフルなフードパーカーをまとった黒子の小型版を多数召喚、敵怪人にブツけたりもしている――コレらは原典同様、歴史上の英雄豪傑の魂(!)でもあるならば、何という罰当たり、畏れ多いことを……と筆者なぞは思ってしまうので、単なる劣化コピーの形態模写だと思うことにする(笑)――。


 50年後の西暦2068年の未来から、将来の魔王となるジオウを、先にこの時代で抹殺せんがために来訪した設定のワリにはあまり緊迫感もなく、主人公青年とともに時計屋さん(時計の修理屋さん?)宅に下宿することになる、真っ赤なスーツが印象的な2号ライダー・仮面ライダーゲイツに至っては、変身時に20世紀末に流行った「Gショック」みたいな頑丈そうな「デジタル腕時計」のビジュアル・イメージをオーバーラップさせることで、共通化&差別化も同時にできている。


 極めつけは、変身時やヨロイ装着時や必殺ワザの披露時に変身ベルトが発する音声ガイダンス。


 「ライダータイム! 仮面ライダージオウ!!」
 「アーマータイム! ○×△□!!」
 「フィニッシュタイム! タイムブレーク!!」


 すべてに「タイム」の語句も入れている(笑)。


 主人公の淡泊そうな青年クンも、平成ライダーシリーズが放映を開始した――「20」の字面とも重なる――西暦2000年と同年生まれの今年2018年で18歳となった男子高校生とすることで、彼の存在・人生自体をメタ的に平成ライダーシリーズの足取り、そして21世紀の歴史、年長視聴者には個々人の18歳までの人生や、21世紀の18年間などとも自然と条件反射的に重ねる心理的機制も結果的に利用することで、実感のあるタイムスケールを感じさせる趣向ともなっている。


 そして、50年後の西暦2068年の未来に「魔王」として君臨する、黒と燻し金の色彩に肩アーマーを付けた仮面ライダージオウ最強形態(?)の名前は「オーマジオウ」! 公式によると「オーマ」は「マオウ」のアナグラムだそうだが、ナレーターも兼ねた敵幹部(?)の青年が持つ書物が「逢魔降臨暦」でもある以上、「逢魔が時(おうまがとき)」とも掛けた「オーマ」であろう文学的ネーミングでトドメを刺す。


 ついでに、仮面ライダーが操縦する中型ロボット(パワードスーツ?)までもが登場するけど、その名はタイムマシンならぬタイムマジーン!(魔神・笑)


――そーいえば、西暦2000年という、コレまた節目の年に放映された、1000年先の30世紀の未来から来た『未来戦隊タイムレンジャー』も、ヒーローのマスク(というかゴーグル)や剣などの武器が、時計の「時針」をモチーフとしたモノであったが、その程度ではあり、本作ほどには徹底したデザイン、おふざけも含めた統一コンセプトに貫かれたものではなかった――


歴代ライダー続々登場だが、歴代自身もまたアナザーライダーか?(笑)


 本作における敵の怪人たちは、歴史改変で歴代平成ライダーの力を同時代の別の人間に移植したアナザーライダー! オリジナルの平成ライダーを醜くした姿だが、ボディーに初放映年の西暦と名前が英字で記されていることで、適度に愉快なイロモノ性もブレンド(笑)。
 劣化コピーではあるものの、オリジナルの平成ライダーの鏡像的な存在ともなることで、単なる暴れるだけの悪ではない、オルタナティブな(ありえたかもしれない、もうひとつの)ライダー、オリジナルとは対照的で批評的・二次創作的なシニカルな描き込みも期待してしまうのだが、#1~4に関しては、原典とは縁もゆかりもない、人格や性格に共通性もない御仁が敵幹部の魔手でアナザーライダー怪人に変貌させられているだけであり、文芸的には特に見るべきものはなかった。


 #1~2では早くも直前作『仮面ライダービルド』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20180513/p1)の時代と、#3~4では前々作『仮面ライダーエグゼイド』(16年)の時代へタイムトラベル。天才物理学者のトッポい青年・仮面ライダービルドとその世界のヤンキーな2号ライダー・仮面ライダークローズ、天才ゲーマーで駆け出し小児科医の仮面ライダーエグゼイドとその世界の天才外科医な2号ライダー・仮面ライダーブレイブともども、変身前の役者さん本人を含めて登場した。
 2号ライダー・仮面ライダーゲイツがすでに保有していてアーマーも装着できる、3作前の『仮面ライダーゴースト』や4作前の『仮面ライダードライブ』含めて、ここ4年ほどの作品のキャラやアイテム群で、『ジオウ』序盤を埋めたことになる。


 我々のようなオッサン世代、特にカミさん子供も養っていないような、時間がほぼ止まった感覚で生きているキモオタにとっては、ここ直近の4作なんてほぼ「現代」じゃねーか! とは思ってしまう(汗)。
 しかし、その感慨を躊躇や自己懐疑ナシにストレートに出してしまったら、それは「老害」というヤツだ(笑)。オッサン世代が産湯をつかった70年代前中盤には、昭和の第1期ライダーシリーズ最終作『仮面ライダーストロンガー』(75年)が放映されていたが、すでにその直近の4年間の『仮面ライダー』初作(71年)~『仮面ライダーアマゾン』(74年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20141101/p1)といった4作品は、成長や時間経過の感覚が早い子供たちにとっては、随分と懐かしい「むかし」に感じられたものでもあったからだ。それ以前の1960年代に至っては馴染みもウスすぎる「大むかし」に過ぎてしまう。
 であれば、マニア諸氏にとっては物足りなくても、『ジオウ』序盤を直近4作品のアイテムで埋めたことは正解であろうし、作り手もメインターゲットはあくまでも幼児向けの作品として、それくらいの考慮はしているであろう。


 もちろんスレたマニア目線で見れば、近年――といっても、ここ10年くらい?――の平成ライダーや平成戦隊同様、あるいは2010年代のウルトラシリーズ同様、確信犯ではあろうけど、第1クールや序盤はドラマ的・テーマ的にはスカスカでウス味で、いわゆるオトナ……あるいはマニアの鑑賞に耐えうる仕上がりでは正直なかった(笑)。番組自体のフォーマットやメインキャラ、基本設定の紹介に徹していて、あるいはそれすらもが二の次で、あくまでもヒーローや武器やそれらのタイプチェンジなどの玩具的アイテムを、ハデハデな映像で魅せつけることに本作も徹している。


 特に#1~4などは、先輩の仮面ライダービルドや仮面ライダーエグゼイドのゲスト出演は取って付けたような感があり、先輩ライダーたちのことより、作品の基本設定や主人公・副主人公・ヒロインなどの紹介に比重が行っているのがアリアリだ。が、まぁ30分(実質20分強)の尺の中で、しかも序盤で描くべきは、本作のレギュラーキャラの紹介・構築や基本設定の紹介であることを思えば、個人的にはトータルではコレでイイとは思える。
 もちろん同時に、このことは個別具体の各話単位でも出来がよかったのだと保証していることにはならない。メインキャラ&玩具紹介の#1としてのノルマをこなしつつも、もう少しだけ脚本あるいは監督側でドラマ的・感情移入的なツカミもある作劇&演出は可能であったろうとは思うので、その点では物足りなさは少々感じてはいる。
 ただまぁ、それもいつものことだし、序盤がイマイチでも、第2クール以降に脚本陣がおそらくは子供番組向けにセーブしていた本領を発揮して、怒濤の展開、レギュラーキャラ連に複雑な肉付けが施されていくのも、近年の通例ではあるので許します(笑)。


「555」+「フォーゼ」編の#5~6で、『ジオウ』の今後を期待!


 各話単位でドラマらしいドラマが描かれたのは、本稿執筆直前に放映された#5~6だ。事前にマスコミ媒体で、『仮面ライダー555(ファイズ)』(03年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20031108/p1)こと乾巧(いぬい・たくみ)とその2号ライダーことイヤなイヤなイヤな奴(笑)の仮面ライダーカイザこと草加(くさか)が登場すると発表されていたので「555」編なのかと思いきや……。
 舞台が『仮面ライダーフォーゼ』(11年)の天ノ川高校となり、原典でもおなじみアンガールズ田中が演じる大杉センセイが出演、2018年の現在でもまだあった「仮面ライダー部」の現役部員たちも登場することで、実態は「フォーゼ」編であったのか? と思っていると、乾巧と草加の「555」組がそこに乱入! 乱闘の末にアナザーフォーゼ怪人はアナザーファイズ怪人でもあったとすることで、この2作を1本に集約化する!
 『金田一少年の事件簿』や『名探偵コナン』みたく、前後編のうちの後編は「ナゾ解き回」として(笑)、歳を取らないゲスト女子高生とアナザーフォーゼ怪人は、『仮面ライダー555』における乾巧・草加・メインヒロインらの出自でもある孤児を集めた養護施設・流星塾の同窓生であったとすることで、ゲスト&怪人に乾巧と草加が執着する動機も担保して、泣かせるドラマも構築してくれた。
 こーいういわゆるイイお話があると、個人的には一挙に作品世界自体に感情移入・没入もさせてくれて、視聴意欲も惹起させられる。今後の展開にも期待していきたい。


 この#5~6には、『フォーゼ』のメイン監督でもあり、ウルトラ・ライダー・戦隊・他社のアクションものなどを手広く手掛ける、『パワーレンジャー』(93年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080518/p1スーツアクター・アクション監督・監督・製作総指揮にまで登り詰め、09年に凱旋帰国を果たした坂本浩一カントクが登板した。近年の担当作品ではややアクションに対する執着がウスれてきている気配がして、個人的には危惧をいだいているけど、ドラマ主導の本話ではそれがイイ塩梅となりエモーショナルな演出も達成できていて、滑らかに観ることができた。


 2003年の世界に遡って、2号ライダー・ゲイツがアナザーファイズ怪人を倒す!
 現在2018年の時代では、1号ライダー・ジオウがアナザーフォーゼ怪人を倒す!
 同一人物でもある怪人を異なる時間でそれぞれで倒すワケで、2003年でアナザーファイズを倒してしまえば、2018年のアナザーフォーゼもいなくなるんじゃネ!? 的なツッコミも可能なのだが、この作品は同じくタイムリープが可能な『仮面ライダー電王』(07年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080217/p1)などとは異なり、タイムパラドックスは頻繁には発生しないようだ。
 この作品世界ではそーいうことになっている……ということで、筆者もナットクすることにする(笑)。まぁ作品世界の空気的にもユルくてスカスカなトボケた感じで、リアリズムが優先されている感じでもナイので、個人的にもそんなに気になってはいないし、SF的にはともかく人間ドラマ・ヒーローアクション・娯楽活劇的にはこの二重構成がバランス・まとまり的にもイイとは思うけど――小ウルさいSF志向的なマニアがツッコミを入れてくるであろうことも想定内での、確信犯の作劇かと推測――。
 そもそも『555』本編では死亡した草加、そして我々人類の突然変異体であるオルフェノク怪人たちと同様、その生い先は長くはないであろうことが最終回ラストで示唆された乾巧が、2018年にも生きている時点で『555』本編とは分岐した――本編とは異なる草加の死に様が描かれた映画『平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.(フィーチャリング)スーパー戦隊』(16年)ともまた別な――パラレルワールドアナザーワールド・アナザーライダー(笑)であることも確定ではあるけれど――文句じゃナイですよ――。


 当然のことながら筆者も、仮面ライダーフォーゼこと如月弦太郎(きさらぎ・げんたろう)を演じた今をときめく福士蒼太(ふくし・そうた)がこのエピソードに出演できるとはギャラ的にもスケジュール的にも思ってはいなかった――いやまぁ昨年末の映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイド withレジェンドライダー』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20171229/p1)には出演したばかりではあるけれど――。
 しかし、『フォーゼ』放映年の2011年を舞台にした撮り下ろし映像の仮面ライダーフォーゼにご本人の声がカブるというサプライズ! 同じく撮り下ろしの顔を見せない別人が演じる黒い学ラン姿でリーゼント頭の弦太郎の後ろ姿にも、ご本人の声がカブる第2のサプライズ! ――バンク音声というかライブラリー音源から、場面に合ったセリフを抜粋流用したものではあろうけど――
 あげく、「仮面ライダー部」の部室の集合写真というかたちで、福士蒼太のみならず2号ライダー・仮面ライダーメテオこと今をときめく吉沢亮まで登場! ――写真に手書きされたメテオこと朔田流星(さくた・りゅうせい)の名前「流星」は、真相が「流星塾」にあることを、我々のような「仮面ライダー部」をいつまで経っても卒業できないキモオタ連中に悟らせないがためのミス・リード演出でもあったのだ(笑)――
 20世紀とは異なり権利関係にうるさくなり、写真や音声の再利用にさえ金銭の授受がイチイチ発生してJASRAC日本音楽著作権協会)などに多大な支払が発生する時代にこのテは大丈夫なのであろうか? もちろんそのへんの事務処理には抜かりはナイとは思うけど――TVやCSでの放映ではOKでも、ソフト化の際には声優による吹き替え、写真も差し替えになっていたりして(爆)――。
 このテが可なのであれば、今後のヒーロー大集合映画で、特にヒーローの名乗りや掛け声なんかは、バンク音声を使うようにしてくれよ! 「宇宙キターーーーッッッッ!!」(笑)――バンク音声だけならギャラも格段に安いんでないの?――


 2018年時点の「仮面ライダー部」の面々は、デブと貧相の非モテ男子クンふたりが登場。洋画『スパイダーマン:ホームカミング』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20170901/p1)で高校生スパイダーマンくんが所属するクイズ研究会みたく、非モテの文化部に集う面々の実態をよくぞわかっていらっしゃる――もちろん我々オタ自身の似姿でもある(笑)――。
 しかしこのふたり、見覚えがあるなぁ~と、ここはマニアの衆知・集合知の結晶、巨大掲示板の「実況板」の駄文や類似書き込みを削って要点だけを抽出した、検索で上位に来る「まとめサイト」を覗いてみると……。
 彼らは『フォーゼ』最終作でありTV版最終回の5年後を描いた映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』(12年)に登場した昨2017年度の「仮面ライダー部」の面々であり、超能力者集団でもある怪人同盟に進化していくメンツの6年後の再出演(!)でもあったことがさっそく特定されている!


白倉P&田崎監督コンビの再登板は吉凶いずれに出るか!?


 本作では『ディケイド』以来、00年代のいわゆる第1期平成ライダー作品を多数担当してきた東映白倉伸一郎プロデューサーがほぼ10年ぶりに再登板。そして氏の盟友のポジションである、今ではベテラン・田崎竜太パイロット監督を務めた。
 しかし、おなじく田崎が務めた『ディケイド』#1冒頭における、平成ライダー各作の2号ライダーや3号以降の全ライダー、各々のバイクやライドメカ、巨大召喚モンスターや空飛ぶ列車群、ボディーが西洋風のハコ型のお城になっている巨大ドラゴン(笑)なども繰り出した、ディケイドvs全ライダーの総力戦の図には明らかに劣っていただろう。
 あるいは、ドラマやテーマ抜き、基本設定の説明&レギュラーキャラの紹介もそこそこに、歴代シリーズ怪人やモンスターが続々登場して、ディケイド自身も歴代平成ライダーに次々再変身して戦闘の連発を繰り広げる『ディケイド』#1本編と比しても、お話のスケール・ビジュアル・インパクトすべてで劣るようでもあって……(汗)。


 個人的には直前作『ビルド』よりも、ドーしても『ディケイド』における主人公やその相棒、ヒロインや後見人のおやっさんたちのホームベースとなる、高い天井と10畳以上はあろうかという広々とした洋館の洋間のシックな「写真館」と比較してしまうけど、『ジオウ』における古びた木造民家の「時計屋」さんの狭苦しい台所兼食堂を、生活臭あるアットホームと取るか、映像的には少々ジミで閉塞感もあると取るかで悩みどころではある。
 まぁ個人的な慣れの問題でもあるのだろう。未来の魔王を抹殺に来た2号ライダーくんが1号ライダーくんを殺せなくなるお約束展開が待っていることはミエミエではあるけれど(笑)、その心情変化にこの台所での一連、寝食をともにした生活描写が必要であったのだと思える日が来ることを切に望みたい。
――文脈の都合でここに書くけど、2号ライダーと同じく50年後の未来から来た黒髪超ロングのメインヒロインは、クレオパトラ的なエラい美人の美少女だネ。両腕出しの白いワンピースの上から白いロングの羽衣(笑)というかレースをまとって神秘性も高めている。サバけた感じでもあるけど、その端正な美顔やふるまい、生活臭・所帯臭がまるで感じられないモデルっぽいたたずまいは、未来人の役には合っている。むろん長い平成ライダーの歴史に類例はあって、『仮面ライダー電王』でも未来から来たメインヒロインが同趣向の黒髪ロングの美少女ではあったけど、あっちは目鼻クッキリの派手な顔面と比しておそらく役者さん本人の天然なトロトロボケボケした可愛げや甘ったるさがあるところで相違があり――


 正直、筆者も白倉や田崎は少々老いたりで、90~00年代の輝きはすでにナイとも失礼ながら思ってはいて――熟練の安定感はあり――、先の『仮面ライダーディケイド』もイベント性や各話の出来はともかく、シリーズ構成面ではグダグダどころか、メインライターであるマニア上がりの會川昇(あいかわ・しょう)がおそらく白倉によるパワーハラスメント(?)で降板してからは、行き当たりバッタリどころか、シリーズ構成面では破綻さえしているのは否めなかったし――メタ的な意味ではそれも含めて面白かったけど(笑)――、今では春休みの『スーパーヒーロー大戦』系映画の専任で、主に脚本家・米村正二と組んで映画を放っているけど、出来・不出来はいろいろあれども、平均して見れば内容面でも客寄せアイデアの面でも白倉の劣化は否めないようにも思えていた。
 本作では白倉とは一世代以上も下とおぼしき、2010年代のスーパー戦隊シリーズ作品を多数手掛けて、あまたの深夜アニメでもメインライターを務める中堅・下山健人と組むことで、ヘンに張り合わずにカドが取れてマルくなり、後進の意見や我々マニアや會川がかつて望んだようなマニアックでメタ的に過ぎる作劇や展開も適度に採用してほしいものである。


 ヒーローや怪獣の1回性――初登場のサプライズ性、およびそれに伴なう本格シミュレーション――の重視の残滓がまだあった平成ライダー初頭の時代や、そのころの成功メソッドとは異なり、アメコミ洋画『アベンジャーズ』(12年)で『ジャスティス・リーグ』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20171125/p1)な、あまたの作品世界をクロスオーバーさせて歴代ヒーローが多数登場することをありがたがる方向に、世界的にも世の風潮は180度真逆に変わっている今だからこそ、社会派テーマ主義的なイミでのマニアックさではなく、各作の舞台設定や人物設定に、過去作での共演の記憶も継承したセリフを応酬することにキモを置くような、イイ意味でのマニアックさを達成した作品作りも期待したい。


 平成ライダー19作品を前後編の2話完結で回顧するとなると、単純計算では38本。つまりは全4クール中の3クールが埋まることになる――『フォーゼ』と『555』はすでに一組でまとめて作ってしまったので、もっと少ない?――。すると最後の1クールは『ディケイド』同様、昭和ライダーや現役スーパー戦隊との共演で埋めるのであろうか?
 すでにして映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』(11年)や映画『スーパーヒーロー大戦GP(グランプリ) 仮面ライダー3号』(15年)などとも同様、昭和の初作~平成の最新作までもが1本の時間軸の同一世界になっているらしき本作なのだから、ドーせならば昭和ライダー平成ライダーの空隙の時代である80~90年代にもタイムトリップして、当時の東映メタルヒーローたちにも再評価のスポットを当てたり(!)、2代目・宇宙刑事ギャバンが往年のヒーローたちやその2代目たちと都度都度チームを組んで共闘する『スペース・スクワッド』シリーズなどともリンク・接続をしていってほしいモノだ!


追伸
 『仮面ライダーアギト』(01年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20011108/p1)のアナザーライダー怪人の名前はドーするのであろうか? 同作には4号ライダーとして「アナザーアギト」がすでにいる。すると、「アナザー・アザナーアギト」? そうなると、彼はアギトのアナザーか? アナザーアギトのアナザーなのか?(笑)


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2018年初秋号』(18年10月14日発行)~『仮面特攻隊2019年号』(18年12月29日発行)所収『仮面ライダージオウ』序盤合評3より抜粋)



『假面特攻隊2019年号』「仮面ライダージオウ」序盤合評関係記事の縮小コピー収録一覧
・デイリースポーツ 2018年8月8日(水) 奥野壮 ママたち時めく天性オーラ 時計モチーフ・平成ラストライダーは演技経験ゼロイケメン(制作発表)
・スポーツ報知 2018年8月8日(水) 「仮面ライダージオウ」主演 奥野壮 17歳(制作発表)
徳島新聞 2018年9月7日(金) 仮面ライダー引き継ぎ 先輩・犬飼、奥野に助言
中日新聞 2018年10月7日(日) 大幡しえり 未来から来た少女役 “ライダー”全力で支えたい(UP)
・茨城新報 2018年10月20日(土) 平成最後の20作目 全世代ライダー大集合(ウォッチ 情報)
・読売新聞 2018年8月29日(水)夕刊 ALL ABOUT 平成仮面ライダー(popstyle)(見開き2面記事)
夕刊フジ 2018年1月11日(木) 裏方ヒーローに変身! デビュー10年 白石隼也 13日公開「ホペイロの憂鬱」主演で新境地(『仮面ライダーウィザード』主演)
・茨城新報 2018年10月15日(月) 県庁前で特撮ロケ 8時間ロケ待機 住民ら500人共演(「仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER」ロケ)
・スポーツ報知 2018年7月24日(火) 俳句王 芸能界の夏の夢 岩永徹也 IQ150の天才俳優(『仮面ライダーエグゼイド』仮面ライダーゲンム役)
日刊ゲンダイ 2018年11月1日(木) 愉快な“病人”たち 俳優 伴大介さん73歳 十二指腸潰瘍穿孔・腸閉塞 胃腸を市販の胃薬でごまかしていたら寝ている最中に腹の中で「プチッ」と音がした(『人造人間キカイダー』&『イマズマン』主演)


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仮面ライダークウガ』最終回・総括 ~終了賛否合評

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20001111/p1

仮面ライダーアギト』最終回・総括 ~終了評 ―俺の為に、アギトの為に、人間の為に―

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20011108/p1

仮面ライダー龍騎』最終回 ~終了賛否合評1

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20021108/p1

仮面ライダー龍騎』総論! ~終了賛否合評2 ―『龍騎』総括―

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20021109/p1

仮面ライダー555ファイズ)』最終回・総括 ~終了評 ―平成ライダーシリーズ私的総括―

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20031108/p1

仮面ライダー剣ブレイド)』最終回・総括 ~終了合評 會川ヒーローは痛みと深みを増して

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20041113/p1

仮面ライダー響鬼(ヒビキ)』最終回・総括 ~後半評 路線変更後の所感

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070106/p1

仮面ライダーカブト』最終回・総括 ~終了評 終戦の白倉ライダー

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070211/p1

仮面ライダー電王』 ~後半評 複数時間線・連結切替え!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080217/p1

仮面ライダーキバ』最終回・総括 ~その達成度は? 王を消して一緒になろうと言い寄る弱い女の狡猾さ

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090215/p1

仮面ライダー鎧武』前半総括 ~虚淵玄脚本! 上級敵怪人は古典SFな高次存在オーバーロード!? 公私の優劣も是々非々で再検討!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20140303/p1

仮面ライダービルド』前半・戦争編・総括 ~北都が東都へ武力侵攻をドー観る!?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20180513/p1

仮面ライダービルド』最終回・総括 ~三国志・火星・宇宙・平行宇宙へ拡大する離合集散・二重人格劇!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20181030/p1

仮面ライダージオウ』前半・総括 ~未来ライダー&過去ライダー続々登場!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190527/p1

仮面ライダージオウ』最終回・総括 ~先輩続々変身のシリーズ後半・並行宇宙間の自世界ファーストな真相・平成ライダー集大成も達成!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191020/p1

仮面ライダーゼロワン』最終回・総括 ~力作に昇華! ラスボス打倒後もつづく悪意の連鎖、人間とAIの和解の困難も描く!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200921/p1



仮面ライダージオウ Blu-ray COLLECTION 1

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仮面ライダージオウ VOL.1 [DVD]

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  • 発売日: 2019/01/09
  • メディア: DVD
(#1~4)



『仮面ライダー』シリーズ評 ~全記事見出し一覧
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コミックマーケット97(冬コミ) 〜假面特攻隊2020年号「平成特撮30年史・序章~平成元(1989)年」「ウルトラマンタイガ」「SSSS.GRIDMAN」「トクサツガガガ」合評・東京23区歴史博物館全ガイド・深夜アニメ合評同人誌・かいじゅう24・令和海底軍艦・土曜ワイド劇場「幽霊列車」岡本喜八脚本監督・セーラームーンR1993・プリキュア全史ほか批評感想資料本多種委託

「コミケWebカタログ」:メアド(アカウント)登録にて参照可! 〜最新2020年号も10ページ分を先行公開!
『仮面特攻隊』2019年号「SSSS.GRIDMAN」特集 〜COMIC ZINでネット通販開始!(6頁分を公開!)
『仮面特攻隊』2019年号「SSSS.GRIDMAN」特集 〜まんだらけでもネット通販開始!(10頁分を公開!)(2020年1月現在、残部2部)
『仮面特攻隊』2017年号「シン・ゴジラ」賛否合評大特集 〜手持ち分は完売! 残部はCOMIC ZINのみ! ネット通販中!(6頁分を公開!)
『仮面特攻隊』2016年号「特集・48年目の『怪奇大作戦』」 〜まんだらけでネット通販中!(2020年1月現在、残部1部)
『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜手持ち分は完売。残部はまんだらけでネット通販中!(2頁分を公開!)(2020年1月現在、残部2部)
『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜手持ち分は完売。残部はCOMIC ZINでもネット通販中!(3頁分を公開!)
『仮面特攻隊』バックナンバー 〜まんだらけでネット通販中!
『仮面特攻隊』バックナンバー 〜とらのあなで詳細検索可!
『仮面特攻隊』バックナンバー 〜COMIC ZINで委託通販中!
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假面特攻隊ブース

2019年12月28日(土)、コミックマーケット97(冬コミ)1日目(特撮ジャンル)

東京ビッグサイト・南4ホール・ヒ−12aに出店!

#C97 #冬コミ #コミケ #コミケ97 #コミックマーケット97

◎2019年12月冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2020年号』!




※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!
★大特集『平成特撮30年史~序章 平成元(1989)年』
☆大特集『平成スーパー戦隊30年史~序章 「高速戦隊ターボレンジャー」』
・特集『トクサツガガガ』合評
・特集『SSSS.GRIDMAN』合評
・『ULTRAMAN』
・『ウルトラギャラクシーファイト』
・『ウルトラマンタイガ』序盤合評
・『ウルトラマンタイガ』中盤合評
・『劇場版ウルトラマンR/B』合評
・『ウルトラマンR/B』終盤合評
・『仮面ライダーゼロワン』序盤合評
・『昭和ライダー怪人ヒトデヒットラー登場回に、歴代敵幹部が復活したら!?』
・『仮面ライダージオウ』総括合評
・『騎士竜戦隊リュウソウジャー』中盤合評
・『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』合評
・『ルパンレンジャーvsパトレンジャーvsキュウレンジャー
・『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』番外編
・『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』終盤評
・『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』合評
・『アベンジャーズ/エンドゲーム』合評
・『世にも奇妙な物語 ’19雨の特別編』
・『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』
・『吸血鬼ゴケミドロ
・『小松左京音楽祭』
・『追悼 特撮監督・矢島信男
・『東離剣遊紀2』
・『映画 刀剣乱舞
・『がっこうぐらし!
・『空母いぶき』!
・『ゴジラ対メカゴジラ爆音上映』
・『ゼニクレージー』CM
・『マグナムドライ』CM
・『電光超人グリッドマン
・『AM3:00の恐怖』
・『仮面ライダーグリス』
・『アリータ:バトルエンジェル』
・『メイ・イン・ブラック:インターナショナル』
・『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
・『ザ・ボーイズ』
・『ブライトバーン』
・『ターミネーター:ニュー・フェイト』
・『ウルトラマン子連れ狼考 ~ヒーローショーの古今を懐古!』
(B5判・P162・コピー印刷・150円)


◎2019年12月・新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.76』(坂井 由人)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)

 19年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2019年秋アニメ『アズールレーン』『旗揚(はたあげ)! けものみち』『慎重勇者~この勇者が俺TUEEE(ツエーー)くせに慎重すぎる~』『私、能力は平均値で言ったよね!』『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』『天才高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『俺を好きなのはお前だけかよ』『神田川JET GIRLS』『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課-トクナナ-』『星合(ほしあい)の空』『Z/X Code reunion(ゼクス コード リユニオン)』『厨病激発ボーイ』『バビロン』『ノー・ガンズ・ライフ』『ライフル・イズ・ビューティフル』評
・2019年アニメ映画『二ノ国(にのくに)』『映画 この素晴らしい世界に祝福を! -紅(くれない)伝説-』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-』『BanG Dream! FILM LIVE(バンドリ! フィルム・ライブ)』『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』『空の青さを知る人よ』『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)』『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』『GのレコンギスタⅠ 行け!コア・ファイター』評
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)


◎2019年11月・サンクリ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.83』(仙田 冷)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)

 19年6〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、秋アニメ『アズールレーン』『慎重勇者~この勇者が俺TUEEE(ツエーー)くせに慎重すぎる~』『私、能力は平均値で言ったよね!』『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』『天才高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『BanG Dream 2nd Season』『胡蝶綺 ~若き信長~』評を投稿)
(B5判・P60前後・コピー・600円)


◎2019年12月・冬コミ新刊! 『かいじゅう25 マイリトル特撮日記2019(2)(下半期)』(樹下 ごじろう)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2018年12月〜2019年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P40前後・コピー・500円)
(……『かいじゅう10・2012(1)』〜前号『かいじゅう22・2018(1)』まで13冊まとめて購入すれば、在庫処分で大幅値引きの2000円!・笑)


◎2019年5月新刊! 「宇宙戦艦ヤマト2199・2202」徹底批判本『エネルギーが尽きるまで怒りを込めて撃ちつくぜ』(竹原政宏)



●2012年発刊の同人誌『宇宙戦艦ヤマト初作〜2199評論本』全シリーズ批評本で、幾度もの増刷を重ねるロングセラーを放ってきた著者が、
 この2019年春に完結したばかりの『宇宙戦艦ヤマト2202』および『2199』に異を唱えて放つ緊急新刊!
(B5判・P20前後・コピー・200円)
(編:『宇宙戦艦ヤマト2202』肯定評も、同じく委託中のオールジャンル評同人誌『SHOUT!』『DEATH-VOLT』誌には掲載されておりますので、賛否併せてお買い求めいただけますと幸いです・笑)


◎コピー評論誌「漫画界の解体進行形を解く」2019年加筆版!『WEB漫画に未来はあるのか』(M.TAKEHARA)

(A5判・P32・コピー・300円)


◎昨2018/年4月新刊! 『東京23区 区立歴史博物館・資料館 完全ガイド(新装版)』(FOLON:しばたひでき) 〜大好評につき、第3刷から増補改訂版刊行!


『区立歴史博物館 完全ガイド』の内訳ページなどの紹介はコチラ!
●東京23区のすべての「区立歴史博物館」、同「郷土資料館」を完全に網羅したガイド本が登場!
●すべての施設に取材を敢行! 最新情報、施設の過去のリニューアル履歴情報も掲載!
●各館の見どころ、常設展示内容を詳細に解説!
●周辺の施設の見どころ、「分館」「分室」など、区が運営する歴史博物施設をすべて掲載!
●なんと昭和の時代の「復元家屋」の特集もあり!
●さらに加えて、区が管理して見学できるすべての「古民家」「文化財建築」もすべて網羅!
●歴史マニア、郷土史マニア、民俗史マニア、江戸時代マニアの同好の士たちに捧ぐ!
 (B5判・P60・オフセット印刷・700円)
★『歴史博物館 完全ガイド』は、メアド「tenshinrou(a)mail.goo.ne.jp」でも通販可!
 ※:(a)はスパムメールよけで、実際にはアットマーク「@」の文字となります。


◎2019年5月新刊! 『宇宙特撮シリーズ キャプテンウルトラ全書 半世紀記念版』(森川 由浩) ~完売!

(「資料性博覧会DX」では合体申込サークルのお隣り、ブース№61の「morikawa_S」にて頒布!)(6月のサンクリでは諸事情(重量の問題)で委託してません。スイマセン・汗)
 初代『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の間に放映された東映特撮『キャプテンウルトラ』(67年)。放映50周年超過記念の「半世紀記念版」と銘打って、2007年冬コミ刊行の同『全書』、2008年夏コミ刊行の同『全書・増補版』(PART2)発行後に発掘した情報も加えた、大幅増補決定版を10年強の歳月を経て遂に刊行!

・宇宙特撮シリーズ・キャプテンウルトラ 展開解説
・主要キャラクター紹介
・宇宙怪獣名鑑
・全24話ストーリー解説


・ウルトラスチールギャラリー                      
小学館児童誌掲載記事漫画大鑑                     
・書籍・単行本に於けるキャプテンウルトラ                
・雑誌界に於けるキャプテンウルトラ      
・新聞記事に見るキャプテンウルトラ      


・アラカルト・コラム
キャプテンウルトラ劇場映画版
キャプテンウルトラ劇盤の世界 
キャプテンウルトラ映像ソフト大全   
キャプテンウルトラ特番関連       
・改造バンデラー名前の謎?           
東映ウルトラ怪獣の魅力分析
・二年目の怪獣ブーム・1967年のジャンル作品再検証     
・〝にせ〟キャプテンウルトラショーの謎を追え! 
・二年目の怪獣ブーム・1967年のジャンル作品再検証 
・幻の没企画・TBSウルトラシリーズ第五弾『ウルトラ・メカ』
・カラーTV時代のキャプテンウルトラ
キャプテンウルトラ再放送リスト          
・本放送&初回再放送対比リスト
キャプテンウルトラ サブタイトルリスト
キャプテンウルトラ 視聴率


(B5判・P254・オフセット印刷・予価2000円)


◎2018年12月・冬コミ新刊! 小説『特捜ロボ ジャンパーソン 非公認前史』(犬原 人)

(二次創作不可のコミティア以外で販売)
 1993年放映の東映メタルヒーロー! 憲法改正後の日本で、東映メタルヒーローの先輩・機動刑事ジバンと対決!
(A5判・P84・オンデマンド印刷・500円)

◎2018年8月・夏コミ新刊! 小説『勝手にサンダーマスク』第1巻〜第5巻(犬原 人)

(二次創作不可のコミティア以外で販売)
 幻の1970年代特撮巨大ヒーロー! 新解釈で勝手に再構築!
(A5判・P100超・オンデマンド印刷・500円)
(……5冊まとめて購入すれば、500円値引きして2000円!・笑)


◎2018年8月・夏コミ新刊! 「土曜ワイド劇場『幽霊列車』岡本喜八脚本監督」(ビオラン亭 ガメラ

 赤川次郎原作小説が『土曜ワイド劇場』開始2年目に実写ドラマ化の全貌が今ここに明らかに!
 極小活字の圧倒的な情報量で徹底詳解・レビュー・スタッフロール再録!
(B5判・P24・コピー・300円)

◎2016年10月新刊! 「土曜ワイド劇場『三毛猫ホームズ石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART1」 〜増刷!(ビオラン亭 ガメラ

(実際の同人誌はモノクロ印刷になります・汗)

「PART1」の数ページ中見せと、「PART2」「PART3」の表紙画像はコチラ!
 往年の「土曜ワイド劇場」ワクで放映された石立鉄男坂口良子版『三毛猫ホームズ』シリーズ6部作(1979〜1984)の全貌が今ここに明らかに!
 極小活字の圧倒的な情報量で、シリーズ全6部作を徹底詳解・レビュー・スタッフロール再録! 『三毛猫』石立版同人誌が満を持して降臨!


●第1作『三毛猫ホームズの推理 女子大密室殺人』(1979年12月1日放映)
●第2作『三毛猫ホームズの追跡 女性専科連続殺人の謎』(1980年6月14日放映)
(B5判・P28・コピー・300円)

◎新刊! 「土曜ワイド劇場『三毛猫ホームズ石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART2」 〜増刷!(ビオラン亭 ガメラ

「PART1」の数ページ中見せと、「PART2」「PART3」の表紙画像はコチラ!
●第3作『三毛猫ホームズの怪談 赤猫は死を招く』(1981年5月16日放映)
●第4作『三毛猫ホームズの狂死曲 バイオリン連続殺人』(1982年12月25日放映)
(B5判・P28・コピー・300円)

◎新刊! 「土曜ワイド劇場『三毛猫ホームズ石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART3」 〜増刷!(ビオラン亭 ガメラ

「PART1」の数ページ中見せと、「PART2」「PART3」の表紙画像はコチラ!
●第5作『三毛猫ホームズの運動会 だるま競争殺人事件 さらば愛する人よ』(1983年5月14日放映)
●第6作『三毛猫ホームズの駆落ち 相続人連続殺し 父危篤・至急連絡乞う』(1984年12月22日放映)
(B5判・P28・コピー・300円)
(……3冊まとめて購入すれば、100円値引きして800円!・笑)

◎旧刊『「ケータイ刑事 銭形舞」評全集』(ビオラン亭 ガメラ


 往年の深夜ドラマ『ケータイ刑事 銭形舞』全話ガイト+批評!
(B5判・P84・オフセット印刷・1000円)


◎2018年12月冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2019年号』! ~手持ち分は完売!




『仮面特攻隊』2019年号「SSSS.GRIDMAN」特集 〜COMIC ZINでネット通販開始!(6頁分を公開!)
『仮面特攻隊』2019年号「SSSS.GRIDMAN」特集 〜まんだらけでもネット通販開始!(10頁分を公開!)(2020年1月現在、残部2部)
※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!


★TV『SSSS.GRIDMAN』巻頭合評特集! 〜原典『電光超人グリッドマン』関東・中部・関西全話視聴率掲載!
・映画『怪獣娘(黒)〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』合評!
・映画『GODZILLA 星を喰う者』合評!


・TV『ウルトラマンR/B』合評!
・TV『ウルトラマンジード』総括合評!


★映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』折込コピー速報合評!
・TV『仮面ライダージオウ』序盤合評!
・TV『仮面ライダービルド』総括合評!
・OV『仮面ライダーエグゼイド アナザー・エンディング』3部作評!
・配信『仮面ライダーアマゾンズ』評!


・TV『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』合評!
・OV『宇宙戦隊キュウレンジャーvsスペース・スクワッド』合評!
・OV『炎神戦隊ゴーオンジャー 10YEARS GRANDPRIX』評!
・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』総括合評!
・ルポ『トクサツ2018』 〜「レジェンド大戦の丘」ロケ地・探訪!


・TV『シルバー仮面』懐古 〜後年の過度な再評価に疑義! シリーズ後半にドラマ性は本当にないのか?
・TV『サンダーマスク』懐古 〜キワモノなだけの幻の逸品か!?


・洋画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』賛否合評!
・洋画『ブラックパンサー』合評! 〜傑作だが、新たな黒人搾取でもあるか!?
・洋画『アントマン&ワスプ』評! 〜小粒良品!
・洋画『デッドプール2』合評! 〜デットプールvsターミネーター(笑)
・洋画『ヴェノム』賛否合評! 〜悪のスパイダーマン単独主演映画!


・洋画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』合評! 〜酷評される本作を擁護・絶賛!
・洋画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』合評!
・洋画『ガーディアンズ』評!
・洋画『パシフィック・リム:アップライジング』合評!
・洋画『レディ・プレイヤー1』合評!
・洋画『ランペイジ 巨獣大乱闘』評!


・邦画『BLEACH』評!
・邦画『銀魂2 掟は破るためにこそある』評!
・TV『魔法×戦士マジマジョピュアーズ』評!
・TV『神ノ牙―JINGA―』評!
・邦画『牙狼〈GARO〉―神ノ牙―』評!
・邦画『DESTINY 鎌倉ものがたり』評!
・邦画『累(かさね)』評!
・TV『荒神』評! 〜NHK時代劇+特撮怪獣もの!
・TV『東離劍遊紀』評! 〜虚淵玄脚本の台湾の特撮人形劇「1」&「2」!
・TV『モブサイコ100』評! 〜坂本浩一監督&濱田龍臣ジード』コンビの深夜特撮!


・小説『キジムナーkids』評! 〜脚本家・上原正三が放つ戦後沖縄少年物語! 
・TV『ウルトラマンエース』評! 〜ファミ劇HDリマスター版!
・TV『ウルトラマンタロウ』評! 〜ファミ劇HDリマスター版!
・邦画『あゝ決戦航空隊』評!
・邦画『あゝ同期の桜』評!
・邦画『人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊』評!
・洋画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』評!


・随筆『ヒーロー物の「脱暴力化」は可能か?』 〜東京新聞のコラムに寄せて
・随筆「『わたモテ』『トクサツガガガ』、同じ女オタが主人公でも越えられない壁とは?(涙)」
・随筆『ここにこんなものが! 日本各地の旅先に美少女アニメ風キャラが多数!?』!
・随筆「秋の夜長に『銀河鉄道999』」 〜名画座で往年の名作アニメ映画正続編を鑑賞!
・漫画『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』評!
・ルポ『昭和特撮ヒーロー俳優 サイン会・撮影会』 〜静岡県沼津市・新仲見世商店街・昭和レトロ祭り!
・ルポ『ウルトラマンR/Bショー』『ウルトラマンガイア スペシャルステージ』!
(B5判・P152+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円)


◎2019年12月・新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.76』(坂井 由人)

 19年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2019年秋アニメ『アズールレーン』『旗揚(はたあげ)! けものみち』『慎重勇者~この勇者が俺TUEEE(ツエーー)くせに慎重すぎる~』『私、能力は平均値で言ったよね!』『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』『天才高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『俺を好きなのはお前だけかよ』『神田川JET GIRLS』『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課-トクナナ-』『星合(ほしあい)の空』『Z/X Code reunion(ゼクス コード リユニオン)』『厨病激発ボーイ』『バビロン』『ノー・ガンズ・ライフ』『ライフル・イズ・ビューティフル』評
・2019年アニメ映画『二ノ国(にのくに)』『映画 この素晴らしい世界に祝福を! -紅(くれない)伝説-』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-』『BanG Dream! FILM LIVE(バンドリ! フィルム・ライブ)』『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』『空の青さを知る人よ』『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)』『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』『GのレコンギスタⅠ 行け!コア・ファイター』評
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)

◎2019年8月・新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.75』(坂井 由人) ~完売!

(表紙はバックナンバーのものです・汗)
 19年5〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2019年夏アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』『ありふれた職業で世界最強』『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』『炎炎(えんえん)ノ消防隊』『かつて神だった獣たちへ』『彼方のアストラ』『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』『コップクラフト』『女子高生の無駄づかい』『ダンベル何キロ持てる?』『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』『手品先輩』『Dr.STONE』評
・2019年アニメ映画『天気の子』『薄暮(はくぼ)』『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』評
・2019年時事評『京アニ事件に自身の趣味活動の無力さを想う』評
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)

◎2019年5月・新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.74』(坂井 由人) ~完売!

 19年1〜4月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2019年冬アニメ『上野さんは不器用』『エガオノダイカ』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』『ガーリー・エアフォース』『五等分の花嫁』『盾の勇者の成り上がり』『ドメスティックな彼女』『魔法少女特殊戦あすか』『revisions リヴィジョンズ』『臨死!! 江古田ちゃん』『私に天使が舞い降りた!』評
・2019年春アニメ『異世界かるてっと』『群青のマグメル』『この音とまれ!』『世話やきキツネの仙狐さん』『川柳少女』『ひとりぼっちの○○(まるまる)生活』評
・2019年アニメ映画『コードギアス 復活のルルーシュ』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章 新星編』『劇場版 幼女戦記』評
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)

◎2018年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.73』(坂井 由人) ~完売!

 18年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2018年秋アニメ『あかねさす少女』『アニマエール!』『異世界居酒屋〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜』『ウチのメイドがウザすぎる!』『風が強く吹いている』『学園BASARA』『狐狸之声(きつねのこえ)』『軒轅剣 蒼き曜(けんえんけん あおきかがやき)』『ゴブリンスレイヤー』『色づく世界の明日から』『やがて君になる』評
・2018年アニメ映画『劇場版 若おかみは小学生!』『ANEMONE EUREKA SEVEN HI−EVOLUTION(アネモネ エウレカセブン ハイエボリューション)』評
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)

◎2018年8月・夏コミ新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.72』(坂井 由人) 〜完売!

 18年5〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2018年夏アニメ『ISLAND(アイランド)』『悪偶(あぐう)―天才人形―』『アンゴルモア 元寇合戦記』『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』『音楽少女』『京都寺町三条のホームズ』『ぐらんぶる』『殺戮の天使』『七星のスバル』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』『天狼(シリウス) Sirius the Jaeger』『邪神ちゃんドロップキック』『すのはら荘の管理人さん』『スペースバグ』『千銃士』『ちおちゃんの通学路』『ハッピーシュガーライフ』『はねバド!』『百錬の覇王と聖約の戦乙女(ヴァルキュリア)』『プラネット・ウィズ』評
・2018年アニメ映画『あさがおと加瀬さん。』『UNDER THE DOG Jumbled(ジャンブル)』評
 などを投稿)
(B5判・P52・コピー・500円)

◎2018年5月新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.71』(坂井 由人) 〜完売!

(拙ブログ主宰も、
・2018年冬アニメ『からかい上手の高木さん』『メルヘン・メドヘン』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『キリングバイツ』『刀使ノ巫女(とじのみこ)』『citrus(シトラス)』『ゆるキャン△』『博多豚骨ラーメンズ』『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』『グランクレスト戦記』『恋は雨上がりのように』『刻刻(こっこく)』評
・2018年春アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』『かくりよの宿飯』『銀河英雄伝説 Die Neue These』『蒼天の拳 REGENESIS』『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』『多田くんは恋をしない』『デビルズライン』『ニル・アドミラリの天秤』『ハイスクールD×D HERO』『魔法少女 俺』『魔法少女サイト』『メガロボクス』『LOST SONG』『ヲタクに恋は難しい』評
・2018年アニメ映画『映画 中二病でも恋がしたい ―Take On Me―』『劇場版マジンガーZ/INFINITY』『劇場版マクロスΔ(デルタ) 激情のワルキューレ』『劇場版Infini−T Force/ガッチャマン さらば友よ』『さよならの朝に約束の花をかざろう』評
・『追悼、保守思想家・西部邁(にしべ・すすむ)』
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)


◎2019年11月・サンクリ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.83』(仙田 冷)

 19年6〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、秋アニメ『アズールレーン』『慎重勇者~この勇者が俺TUEEE(ツエーー)くせに慎重すぎる~』『私、能力は平均値で言ったよね!』『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』『天才高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『BanG Dream 2nd Season』『胡蝶綺 ~若き信長~』評を投稿)
(B5判・P60前後・コピー・600円)

◎2019年6月予定→8月・コミケ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.82』(仙田 冷)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)
 19年1〜6月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、春アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』『賢者の孫』、(ひとり)ボッチ漫画『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』~連載8年目にして人気再燃の理由を探る!、映画『翔んで埼玉』、時事評『「令和元年」~天皇制を考える!』評を投稿)
(B5判・P60前後・コピー・600円)

◎2018年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.81』(仙田 冷)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)
 18年1〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、秋アニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』『閃乱カグヤ SHINOVI MASTER ―東京妖魔篇―』『ソラとウミのアイダ』『ゾンビランドサガ』『転生したらスライムだった件』『でびどる!』『となりの吸血鬼さん』評を投稿)
(B5判・P28・コピー・400円)

◎2017年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.80』(仙田 冷)

 17年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、秋アニメ『恋と嘘』『魔法使いの嫁』『ネト充のススメ』『クジラの子らは砂上に歌う』『Just Because』『このはな綺譚』評を投稿)
(B5判・P28・コピー・400円)


◎2018年8月・夏コミ新刊! 『ウルトラマンタロウ 〜流用ライブラリ音楽の世界〜 増補改訂版』(奉力萬) ~完売!

コミケでのみ委託販売。初版をサークル「ルノホート」にご持参くだされば、増補改訂版と交換するそうです!)

・『ウルトラマンタロウ』 〜ナゾの流用曲群の出典研究・決定版!
(B5判・P30前後・オフセット印刷・500円)


◎2017年12月冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2018年号』! 〜完売!


※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!


★大長編評論『テレビ特撮・時間帯変更史』 〜力作5万字評! 節目の歴代23大TV特撮の関東・中部・関西全話視聴率掲載!


・TV『怪獣倶楽部 〜空想特撮青春期〜』賛否合評! 〜第1世代よりも下のオタはいかに生くべきか!?


・TV『ウルトラマンジード』序盤賛否合評!
・TV『ウルトラマンジード』総括!
・TV『ウルトラマンジード』子連れ狼


・TV『ウルトラファイトオーブ』完結合評!
・邦画『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』合評!
・TV『ウルトラマンオーブ』終盤・総括合評!


・TV『仮面ライダービルド』序盤総括!
・TV『仮面ライダーエグゼイド』総括!
・邦画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド』合評!


・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』序盤合評!
・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』中後盤総括!
・OV『宇宙戦隊キュウレンジャー Episode of スティンガー』評!
・邦画『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE』合評!


・OV『帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー』合評!
・TV『動物戦隊ジュウオウジャー』終盤・総括合評!
・映画『動物戦隊ジュウオウジャーvsシュリケンジャー』合評!


・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』#18、宇宙刑事ギャバン特捜戦隊デカレンジャー客演編評!
・OV『スペース・スクワッド ギャバンvsデカレンジャー』合評!


・邦画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』合評!
・『トクサツ2016』 〜「動物戦隊ジュウオウジャー」ロケ地は「超新星フラッシュマン」30周年オマージュだった!?


・邦画『GODZILLA 怪獣惑星』評!
・邦画『BRAVE STORM(ブレイブ ストーム)』評!
・TV『シルバー仮面』オールナイト鑑賞記!


・洋画『ジャスティス・リーグ』評 〜ヒーロー大集合映画の教科書たりうるか!?
・洋画『スパイダーマン:ホームカミング』合評 〜クイズ研究会(?)に所属する文化系スパイダーマン
・洋画『ワンダーウーマン』評 〜フェミニズムの英雄か!? 単なるセックス・シンボルか!?


・洋画『マイティ・ソー バトルロイヤル』評!
・洋画『LOGAN/ローガン』評!
・洋画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』評!
・洋画『ドクター・ストレンジ』評!
・洋画『シンクロナイズド モンスター』評!
・洋画『エイリアン:コヴェナント』評!
・洋画『猿の惑星:聖戦記』評!
・洋画『ブレードランナー 2049』評!
・洋画『パワーレンジャー』合評!
・洋画『キングコング:髑髏島の巨神』評!
・洋画『ゴースト・イン・ザ・シェル』評!
・邦画『裏破拳ポリマー』評!
・洋画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』評!
・洋画『メッセージ』評!
・アニメ映画『虐殺器官』評!
・アニメ&実写映画『妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』評!
・アニメ映画『クレヨンしんちゃん』評!
・洋画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』評!
・洋画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』評!
・邦画『本能寺ホテル』評!
・邦画『銀魂』評!
・邦画『サクラダリセット』評!
・ドラマ『アシガール』評!
・ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ評!
・ドラマ『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』評!
・配信『仮面ライダー4号』評!
・邦画『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ』評!
(B5判・P160+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円)


◎2017年8月・夏コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.79』(仙田 冷)

 17年6〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、春アニメ&映画評『冴えない彼女の育てかた♭』『月がきれい』『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』『サクラダリセット(実写版)前篇/後篇』『ReLIFE リライフ(実写版)』評を投稿)
(B5判・P32・コピー・400円)

◎2017年6月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.78』(仙田 冷)

 17年1〜6月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、春アニメ評『Re:CREATORS(レクリエイターズ)』評を投稿)
(B5判・P32・コピー・400円)

◎2017年2月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.77』(仙田 冷)

 16年12〜17年2月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、冬アニメ『小林さんちのメイドラゴン』『政宗くんのリベンジ』『アイドル事変』『セイレン』『スクールガール ストライカーズ Animation Channel』『けものフレンズ』評を投稿)
(B5判・P40前後・コピー・400円)

◎2016年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.76』(仙田 冷)

 16年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、秋アニメ『終末のイゼッタ』『ガーリッシュナンバー』『ブレイブウィッチーズ』評を投稿)
(拙サークルメンバーも、『君の名は。』『映画 聲の形』『ReLIFE』評を投稿)
(B5判・P40前後・コピー・500円)


◎2016年12月・冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2017年号』 〜手持ち分は完売! 同人ショップに若干部数あり

『仮面特攻隊』2017年号「シン・ゴジラ」賛否合評大特集 〜手持ち分は完売! 残部はCOMIC ZINのみ! ネット通販中!(6頁分を公開!)



※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!
★映画『シン・ゴジラ』賛否合評大特集! 〜国内左右の反響も収集!
 (「シン・ゴジラ」特集・編集協力:MUGENオペレーション)
 (夏コミ号「シン・ゴジラ」特集からも2名増員! 図版も国内左右の反響収集に総とっかえ!)
・折込コピー『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ』速報合評! (〜折込冊数分はすべて完売・汗)
・映画『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』合評!
・映画『スーサイド・スクワッド』合評!
・映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『デッドプール』合評!
・映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』『X−MEN:アポカリプス』評!
・映画『アイアムアヒーロー』『テラフォーマーズ』合評!
・映画『DEATH NOTE Light up the NEW world』評!
・映画『GANTZ:O』『キューティーハニー ―TEARS―』評!
・TV『時をかける少女』評!
・TV『精霊の守り人』評!
・配信アニメ『怪獣娘 〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』評!
・舞台『光の国から僕らのために ―金城哲夫伝―』合評!
・TV「ゴジラが登場した往年の漫画原作実写ドラマ『クルクルくりん』」寸評!
・雑誌『映画論叢』寸評!
・漫画『トクサツガガガ』合評!
・小説『ウルトラマンF』評!
・小説『仮面ライダー鎧武』評!
・小説『仮面ライダードライブ』評!
・ビデオ『仮面ライダーチェイサー』評!
・ビデオ『仮面ライダーハート』合評!
・ビデオ『仮面ライダーマッハ』合評!
・配信『仮面ライダーアマゾンズ』合評!
・TV『仮面ライダーエグゼイド』序盤合評!
★映画『仮面ライダー1号』賛否合評特集!
・TV『動物戦隊ジュウオウジャーゴーカイジャー客演編・合評!
・TV『動物戦隊ジュウオウジャー』後半合評!
・映画『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー』合評!
・TV『動物戦隊ジュウオウジャー』6人目の戦士登場編・合評!
・ビデオ『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー』合評!
・映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー』合評!
・TV『手裏剣戦隊ニンニンジャー』終盤合評!
・TV『ウルトラマンオーブ』序盤賛否合評!
・TV『ウルトラマンオーブ』前半合評!
・TV『ウルトラマンオーブ』後半合評!
★評論『ウルトラマンメビウス』10周年記念回顧!
・映画『劇場版ウルトラマンX』合評!
・TV『ウルトラマンX』終盤合評!
・TV『仮面ライダーゴースト』終盤合評!
・映画『劇場版 仮面ライダーゴースト』合評!
・配信『仮面ライダーゴースト』「伝説!ライダーの魂!」評! (オミット。いずれ当該ブログで公開予定・汗)
・TV『初森ベマーズ』後半評!
・評論『ウルトラ評論50年史』序論! (次号回し・汗)
・その他!
(B5判・P148+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円→1000円・欲かいて部数を増やして単価を下げました・汗)


◎2015年12月・冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2016年号』

『仮面特攻隊』2016年号「特集・48年目の『怪奇大作戦』」 〜まんだらけでもネット通販中!(2020年1月現在、残部1部)

※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!
★特集『48年目の「怪奇大作戦」』〜「怪奇」評論史・特撮かドラマか・岸田森カルト人気の意味!
・折込コピー『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ MOVIE大戦ジェネシス』速報合評!
・TV『ウルトラマンX』評!
・TV『ウルトラファイトビクトリー』評!
・短編アニメ『ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン』評!
・評論「第2期ウルトラ・兄弟客演編総括」!
・映画『劇場版ウルトラマンギンガS』合評!
・TV『ウルトラマンギンガS』終盤評!
・TV『仮面ライダーゴースト』序盤合評!
・TV『仮面ライダードライブ』終盤合評!
・映画『劇場版 仮面ライダードライブ』速報合評!
・映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』合評!
・ネット配信『仮面ライダー4号』評! 〜映画『仮面ライダー3号』続編評!
・ビデオ『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』評!
・ビデオ『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』評!
・TV特撮『手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体1時間スペシャル』合評!
・TV『手裏剣戦隊ニンニンジャー』#34 〜「世界忍者戦ジライヤ」客演編合評!
・TV『手裏剣戦隊ニンニンジャー』#7 〜ニンジャレッド&ハリケンレッド客演編合評!
・映画『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE』速報合評!
・ビデオ『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』合評!
・ビデオ『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』評!
・TV『烈車戦隊トッキュウジャー』終盤合評!
・映画『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』合評!
・映画『進撃の巨人』(前編・後編) 〜合評!
・映画『THE NEXT GENARATION パトレイバー 首都決戦』合評!
・映画『寄生獣 完結編』評!
・映画&TV『牙狼〈GARO〉GOLD STORM 翔』評!
・映画『ストレイヤーズクロニクル』評!
・映画『みんな! エスパーだよ!』評!
・映画『バクマン。』評!
・TV『サンダーバード are go』評! 
・TV『新★乾杯戦士アフターV(ファイブ)』評!
・鹿児島のご当地TV特撮『薩摩剣士隼人』評!
沖縄県のご当地TV特撮『ハルサーエイカー』評!
・小説『仮面ライダーウィザード』書評!
・小説『忍風戦隊ハリケンジャー』書評!
・ジャンル系漫画『トクサツガガガ』書評!
・ジャンル系漫画『ウルトラマンネクサス』書評!
・TV『デスノート』評!
・TV『ど根性ガエル』合評!
・TV『初森ベマーズ』評!
・TV『南くんの恋人』評!
・映画『ラブ&ピース』合評!
・映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』評!
・『スター・ウォーズ』年末公開を控えて黒澤映画を振り返る!
・短編アニメ『電光超人グリッドマン boys invent great hero』合評!
・その他!
(B5判・P150+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円)


◎2014年12月・冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2015年号』 〜「特集・ゴジラ評論60年史」!(手持ち分は完売。同人ショップに若干部数あり)

『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜まんだらけでネット通販中!(2頁分を公開!)(2020年1月現在、残部2部)
『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜COMIC ZINでもネット通販中!(3頁分を公開!)

※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!
・ハリウッド版映画『GODZILLA』合評!
★大特集『「ゴジラ」評論60年史』 1950〜2010年代のゴジラ評論変遷史!
・2014年 〜『ゴジラ』第1作リバイバル公開
・1954年 〜『ゴジラ』第1作封切時の評価
・1950〜60年代 〜各界の批評家が語った傾聴すべきプレ特撮評論
・1960〜70年代 〜黎明期のSF陣営が否定した怪獣映画
・大伴昌司 〜「本編と特撮の一体化」理論の誕生
・1970年代 〜オタク第1世代によるゴジラ東宝特撮の神格化
小野耕世 〜「怪獣恐怖論」の誕生
・1980年代 〜SF>初期東宝&円谷>変身ブーム。カーストの再生産
・『宝島84年10月号』&『ニューウェイブ世代のゴジラ宣言』
・1984年12月 〜復活『ゴジラ』公開とその反響
・1960〜80年代 〜ゴジラ東宝特撮・イン・USA
・1990〜2000年代 〜「怪獣恐怖論」の去就
・1990年代 〜平成ゴジラシリーズ時代のゴジラ観の分裂
・1995年 〜平成ガメラ登場と平成ゴジラへの猛烈バッシング
・1998〜99年 〜ヤマダ・マサミのトークライブとその観客のゴジラ
・2000年代 〜平成ガメラ要素のミレニアムゴジラシリーズへの投入
・2014年 〜『GODZILLA』来航


★『仮面ライダー鎧武』完結合評! 〜神様になったヒーロー&ヒロインをどう見る!?


・10月新番組『仮面ライダードライブ』序盤合評!
・『烈車戦隊トッキュウジャー』後半合評!
・11月放映開始の『ウルトラマンギンガS』後半戦・合評!
・ビデオ『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』合評!
・ビデオ『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION』合評!
・往年の名作漫画の映画化『寄生獣』評!
・TV『地獄先生ぬ〜べ〜』評!
・深夜特撮『甲殻不動戦記ロボサン』評!


・TV『ウルトラマンギンガS』前半8話・完結合評!
スーツアクターが題材の邦画『イン・ザ・ヒーロー』合評!
・80年前後のオタ第1世代の青春を描く深夜ドラマ『アオイホノオ』合評!
・ジャニーズの戦隊パロディー映画『エイトレンジャー2』評!
・ショコタンの変身ヒロイン映画『ヌイグルマーZ』評!


・夏休み映画『劇場版 仮面ライダー鎧武』合評!
・夏休み映画『烈車戦隊トッキュウジャーTHE MOVIE』合評!
・トクサツ2014『トッキュウ5号&ワゴンのスーアク野川瑞穂!』
・TV『烈車戦隊トッキュウジャー』 〜中盤・6人目の戦士評!
・TV『ウルトラマンギンガS』序盤合評!


・戦隊パロディー映画『女子ーズ』!
・戦隊パロディー深夜特撮『乾杯戦士アフターV(ファイブ)』!
・映画『悪夢ちゃん The 夢ovie』 〜日テレ土9映画版!
・深夜特撮『なぞの転校生』!
・深夜特撮『牙狼<GARO> 魔戒ノ花』!
・茨城のご当地ヒーロー『雷様剣士ダイジ』!


・TV『仮面ライダー鎧武』第3クール総括 〜壊れゆくミッチに見る人間力諸相!
・ビデオ『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER』評!


・TV『仮面ライダー鎧武』#30「赤と青のキカイダー」合評!
・映画『キカイダー REBOOT』合評!
・実写映画版『機動警察パトレイバー』合評!
・映画『俺たち賞金稼ぎ団』 〜キョウリュウジャー最終回外伝評!


・TV特番『烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武』合評!
・映画『平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦』合評!
・40周年記念『仮面ライダーX』再評価 〜公私葛藤描写の先進性!


・TV『仮面ライダー鎧武』前半合評 〜現代的公私葛藤描写の新境地!
・TV『烈車戦隊トッキュウジャー』序盤合評!


・映画『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル2』合評!
・TV『ウルトラマンギンガ』第1期・最終回評!
・TV『ウルトラマンギンガ』第1期・番外編評!
・TV『新ウルトラマン列伝』評!


・映画『赤×ピンク』 〜坂本浩一監督のキャットファイト映画!
・映画『地球防衛未亡人』 〜河崎実監督のバカ映画・合評!


・映画『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ』合評!
・『ジュウレンジャー』『アバレンジャー』『キョウリュウジャー』解説!
・TV『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜怒涛の終盤評!
・『スーパー戦隊評論の変遷史』! 〜往年の「ジュウレン」酷評を糺す!
・22周年記念『恐竜戦隊ジュウレンジャー』再評価!


・『小説 仮面ライダーフォーゼ』書評 〜スクールカースト・ボッチ問題!
・『小説 侍戦隊シンケンジャー』書評 〜スーパー戦隊小説化、参る!
・洋画『スター・ウォーズ』EPISODE1〜4評!
・CS『ゲンと不動明王』&『海底軍艦』評!


・イベント『ウルトラマン創世紀展』レポート!
・イベント『特撮博物館 名古屋展』 〜オタクと愛娘と発達障碍
・ジャンル系漫画『セブンきゅ〜ぶ』書評
・ジャンル系漫画『トクサツガガガ』書評


・CSで再放送、往年の円谷特撮『マイティジャック』評!
・CSで再放送、往年の『ウルトラファイト』放映順のナゾ推理!(←紙幅の都合で次号回し・汗)
・WOWOWで再放送、『ウルトラマンタロウ』再評価!(←紙幅の都合で次号回し・汗)
(B5判・P168+折込コピーP4・オフセット印刷・1800円)


◎2015年5月新刊! 『美少女戦士セーラームーンR1993』(森川 由浩) ~完売!


●序文 美少女戦士セーラームーンR The First Meeting 1993
●『美少女戦士セーラームーンR』作品解説
●アニメ全43話レビュー
 第一話放映日&最終回放映日の朝日新聞番組欄
●劇場版 美少女戦士セーラームーン
●ミュージカル 美少女戦士セーラームーン
●出版界に於ける『美少女戦士セーラームーンR』
 講談社児童誌(なかよし・たのしい幼稚園・おともだち・テレビマガジン)
 アニメ雑誌アニメージュニュータイプアニメディア・月刊OUT・B−CLUB(ビークラブ))
 マーチャンダイジングライツレポート
 東映社内報
 謎本……『セーラームーンの秘密』など
 キネマ旬報
●LD&CD 映像と音響ソフト
 東映ビデオ情報ペーパー NEW DISC PRESS
 東映ビデオ LDソフト
 CD
●玩具の世界
●各種資料&データバンク
 台本
 関連CM集
 本放送フォーマット
 フィルモグラフィー 
 放映開始日リスト
 まんが日本昔ばなしVSセーラームーン(視聴率比較)
 視聴率データ
 メインスタッフ&キャストリスト
(B5判・P106・オフセット印刷・1000円)


◎改訂再販! 『美少女戦士セーラームーン1992 転生版』(森川 由浩) ~完売!


●序文 美少女戦士セーラームーンThe First Meeting 1992
●『美少女戦士セーラームーン』作品解説
●アニメ全46話レビュー
美少女戦士セーラームーン再放送ヒストリーズ
●出版界に於ける『美少女戦士セーラームーン
 講談社児童誌(なかよし・たのしい幼稚園・おともだち・テレビマガジン)
 アニメ雑誌アニメージュニュータイプアニメディア・B−CLUB(ビークラブ))
 マーチャンダイジングライツレポート
 TV Bros.
 東映社内報
●LD&CD 映像と音響ソフト
●各種資料&データバンク
 台本
 絵コンテ
 本放送フォーマット
 フィルモグラフィー 
 放映開始日リスト
 まんが日本昔ばなしVSセーラームーン(視聴率比較)
 視聴率データ
 メインスタッフ&キャストリスト
(B5判・P110・オフセット印刷・1000円)


◎『妖術武芸帳1969』(森川 由浩) 〜完売!


★ジャンル系ニュースサイト“ためログβ”で、資料性博覧会03の当日取材が掲載!★(2019年現在、リンク切れ)
★TBS・橋本洋二プロデューサー&東映・平山亨プロデューサーのタッグによる
 日曜夜7時タケダアワー枠、佐々木功ささきいさお)主演の幻の特撮時代劇!
★作品紹介、物語紹介、全話徹底解説、登場人物紹介、妖術師名鑑!
・『妖術武芸帳』再放送リスト!
・『妖術武芸帳』関連スタッフ・フィルモグラフィー
・当時の新聞記事、雑誌記事、音盤、武田薬品ノベルティ、台本、スチル写真集大成!
・坂口祐三郎 〜『仮面の忍者 赤影』と『妖術武芸帳』の間に!
★補論:TBS橋本洋二プロデューサー、1969年の作品群!
 タケダアワー解説、年譜、前番組「怪奇大作戦」・後番組「柔道一直線」!
 ブラザー劇場解説、年譜、「どんといこうぜ!」「胡椒息子」「彦左と一心太助」!
 木下恵介アワー解説、年譜、「おやじ太鼓」「3人家族」「兄弟」!
・新聞番組欄に見る1969年のテレビ事情!
・90年代中部地方の深夜番組「今甦る!昭和ヒーロー列伝」での『妖術武芸帳』!
(B5判・P142・オフセット印刷・1600円・mixiでHN「morikawa_」か「maxheart2090@excite.co.jp」でも通販可)


◎2019年8月・夏コミ新刊! 『かいじゅう24 マイリトル特撮日記2019(1)(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2018年12〜2019年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P34・コピー・500円)

◎2018年12月・冬コミ新刊! 『かいじゅう23 マイリトル特撮日記2018(2)(下半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2018年7〜2018年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P40前後・コピー・500円)

◎2018年8月・夏コミ新刊! 『かいじゅう22 マイリトル特撮日記2018(1)(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2017年12〜2018年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P34・コピー・500円)

2017年12月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう21 マイリトル特撮日記2017(2)(下半期)&(過去記事総集編)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2017年7〜2017年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・500円)

2017年8月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう20 マイリトル特撮日記2017(1)(上半期)&(過去記事総集編)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2016年12〜2017年8月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・500円)

2016年12月・冬コミ新刊! ◎『かいじゅう19 マイリトル特撮日記2016(2)(下半期)&(過去記事総集編)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2016年7〜2016年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・800円)

2016年8月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう18 マイリトル特撮日記2016(1)(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2015年12〜2016年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・600円)

2015年12月・冬コミ新刊! ◎『かいじゅう17 マイリトル特撮日記2015(2)(下半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2015年7〜2015年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・600円)

2015年8月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう16 マイリトル特撮日記2015(1)(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2014年12〜2015年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・600円)

2014年12月・冬コミ新刊! ◎『かいじゅう15 マイリトル特撮日記2014(2)(下半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2014年7〜14年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・600円)

◎『かいじゅう14 マイリトル特撮日記2014(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2013年12〜14年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P56・オフセット印刷・600円)

◎『かいじゅう13 マイリトル特撮日記2013(下半期)』(樹下 ごじろう)

 2013年7〜13年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P44・オフセット印刷・500円)

◎『かいじゅう12 マイリトル特撮日記2013(上半期)』(樹下 ごじろう)

 2013年1〜13年6月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P44・オフセット印刷・500円)

◎『かいじゅう11 マイリトル特撮日記2012(下半期)』(樹下 ごじろう)

 2012年4〜12年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P44・オフセット印刷・500円)

◎『かいじゅう10 マイリトル特撮日記2012(上半期)』(樹下 ごじろう)

 2011年12〜12年4月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P64・オフセット印刷・700円)
(……『かいじゅう10・2012(1)』〜前号『かいじゅう22・2018(1)』まで13冊まとめて購入すれば、在庫処分で大幅値引きの2000円!・笑)


◎『プリキュア オールヒストリーズ New Stage』(森川 由浩)


★「プリキュア」シリーズ10周年記念! 「プリキュアオールヒストリーズ」増補改訂版刊行!
 『ふたりはプリキュア』(2004)〜『ハピネスチャージプリキュア』(2014)まで全11シリーズ総覧!
・誕生前史 『どれみ』『セラムン』『ナージャ』との三者関係
 2004年 『ふたりはプリキュア
 2005年 『ふたりはプリキュア MaxHeart』
 2006年 『ふたりはプリキュア Splash☆Star』
 2007年 『Yes! プリキュア5』
 2008年 『Yes! プリキュア5 GoGo!』
 2009年 『フレッシュプリキュア!
 2010年 『ハートキャッチプリキュア!
 2011年 『スイートプリキュア♪
 2012年 『スマイルプリキュア!
 2013年 『ドキドキ! プリキュア
 2014年 『ハピネスチャージプリキュア!
講談社児童誌の『プリキュア』 〜記事特色・付録・コミカライズ単行本化状況・徹底解説!
 「たのしい幼稚園」「おともだち」「なかよし」・コミカライズ・単行本・「プリキュアおはなしブック」
・作品データベース(全シリーズサブタイトル & 関東・中部・関西全話視聴率リスト!)
・15秒予告編・東京MXプリキュア再放送全記録・プリキュア新聞・講談社児童誌のプリキュア
・前史 〜朝日放送(大阪)製作TVアニメ枠年譜&解説!
朝日放送アニメの時代
朝日放送日朝八時半枠のルーツをさかのぼる
ダイハツ枠の時代=テレビ黎明期の日曜夜
朝日放送製作アニメの誕生と「腸捻転」改編
・日曜朝への枠移動……日アサキッズタイムへ
朝日放送製作アニメ枠年譜
・時代の検証……ダイハツ劇場と日曜ゴールデンタイムの流れ
・時代の検証……ニチアサキッズタイムの確立・枠拡大と日曜朝枠の流れ
(B5判・P179・オフセット印刷・1600円・mixiでHN「morikawa_」か、メアド「ssssskpt(a)yahoo.co.jp」「maxheart2090(a)excite.co.jp」でも通販可)
 ※:(a)はスパムメールよけで、実際にはアットマーク「@」の文字となります)


◎『プリキュアシネマヒストリーズ』 〜全プリキュアシリーズ映画本!(森川 由浩) 〜多分、完売(汗)


・『ふたりはプリキュアMaxHeart
・『ふたりはプリキュアMaxHeart 雪空のともだち』
・『ふたりはプリキュアSplash☆Star チクタク危機一髪!』
・『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』
・『Yes!プリキュア5 GOGO! お菓子の国のハッピーバースディ♪』
・『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GOGOドリームライブ』
・『プリキュアオールスターズDX みんな集まれ奇跡のともだち大集合』
・『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は不思議がいっぱい!』
・『プリキュアオールスターズDX2 レインボージュエルを守れ!』
・『ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショーですか?』
・『プリキュアオールスターズDX3 未来に届け! 世界をつなぐ☆虹色の花』
・『スイートプリキュア♪ とりもどせ!♪ 心がつなぐ奇跡のメロディ♪』
・最新作『プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」 〜もモチロン速報!!
*序文 テレビシリーズ初作『ふたりはプリキュア』解説からはじめて、
 併映作品『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GOGOドリームライブ』も含む全13作品を徹底解説!
●資料集 *割引券・前売券、チラシ、パンフレットといった各種アイテムから新聞記事、各種特番を特集!
●附録 東映テレビアニメヒロイン映画年表……「東映まんがまつり」からの東映少女アニメ映画化史を総括!
●書下ろしコラム 東映テレビアニメヒロイン映画史……『プリキュア』映画の先輩たち!
 『東映まんがまつり』に始まる東映TVアニメヒロイン作品映画化の歴史!
 〜若いマニアの中でも特に好事家(笑)の連中に、女児向けTVアニメの意匠とテーマとスタッフの変遷を、大昔と中昔と今のリレーバトンをつなげるべくぜひとも一読していただきたい!(笑)
(B5判・P100前後・オフセット印刷・1200円)


◎『宇宙戦艦ヤマト初作〜2199評論本』全シリーズ批評本!(竹原政宏) 〜増刷4刷目(完売)

本同人誌の内容をベースに、全面描き下ろしで14年12月に商業誌化を達成!
ISBN:4801900755:DETAIL


 〜オタク第1世代による従来の戦後民主主義的にひよったヤマト観を覆す!?〜
 初作〜2199、忘れ去られたTVスペシャル総集編、各種復活プロジェクト〜2520までレビュー!
 〜大好評(問題作!?)につき3刷分も完売! 今回は4刷分を頒布!〜
波動砲神話の虚実
・古代達が反乱しない第三の白色彗星帝国編
・新たなるとIIIの独断交戦
・永遠にが描きたかった事
・島が死なねばならない理由
・テーマを受け継いだ実写版
・復活篇は侵略戦争
・誰のための2199
・沖田という名の近代
(B5判・P40・オフセット印刷・500円)


◎『仮面特攻隊2014年号』

『仮面特攻隊』2014年号〜まんだらけでネット通販中!

・折込コピー『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 戦国MOVIE大合戦』 〜速報合評!
・『ウルトラマンギンガ』 〜後半合評! &関東中部関西視聴率!
・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜後半合評! &関東中部関西視聴率!
・『仮面ライダー鎧武/ガイム』 〜序盤合評! &関東中部関西視聴率!
・『ヒーローショー2013』 〜ハイクオリティショー探訪! ゴーバス(よみうりランド)・キョウリュウ日本モンキーパーク
・『仮面ライダーウィザード特別編』 〜全平成ライダー集合・番外前後編合評!
・映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』 〜合評!
・映画『ガッチャマン』 〜往年の人気アニメの実写リメイク評!
・映画『パシフィック・リム』 〜本邦ジャンル作品リスペクト満載・巨大ロボVS巨大怪獣ハリウッド映画評!
・深夜ドラマ『みんな! エスパーだよ!』 〜完結評!
・深夜ドラマ『でたらめヒーロー』評! 〜完結評!
・深夜ドラマ『仮面ティーチャー』評! 〜序盤評!
・深夜ドラマ『牙狼〈GARO〉〜闇を照らす者』評! 〜完結評!
・深夜ドラマ『衝撃ゴライガン!!』評! 〜序盤評!
・深夜ドラマ『彼岸島』評! 〜序盤評!
・映画『劇場版SPEC〜結〜』評!
・『特命戦隊ゴーバスターズ』 〜終盤評&総括・関東中部関西全話視聴率!
・映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』 〜合評!
・映画『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE』 〜合評!
・ビデオ『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』 〜評!
・ビデオ『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』 〜評!
・『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー GABURINCHO OF MUSIC』 〜合評!
・『劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land』 〜合評!
・『プロレスの星アステカイザー』 〜東京MXテレビで再放送評!
・『レッドマン』 〜チャンネルNECOで再放送評!
・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜プレミア発表会&玩具コンセプト展望!
・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜序盤合評!
・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜6人目キョウリュウゴールド活躍編評!
・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 8〜9人目の戦士登場編評!
・『TOEI HERO NEXT』 〜3作品レビュー!
・新書『ウルトラマンが泣いている』 〜書評!
・『琉神マブヤー1972レジェンド』 〜沖縄のご当地ヒーロー第3シリーズ・完結評!
・『浪速伝説トライオー』 〜大阪発のご当地ヒーロー、テレビ大阪で映像化!
・『黄金鯱伝説グランスピアー』 〜名古屋のご当地ヒーロー、東海テレビで映像化!
・『ファイヤーレオン』 〜ブジロード制作のプロレス特撮ヒーロー評!
・『小説 仮面ライダーW・オーズ』 〜評!
・『小説 仮面ライダーアギトファイズ』 〜良質な再構築!
・『小説 仮面ライダーディケイド』は意外な収穫か!? 賛否合評!
・『小説 仮面ライダークウガ』 〜2013年の後日談!
・『小説 仮面ライダー電王』 〜こちらも2013年の後日談!
・『小説 仮面ライダー響鬼』 〜江戸初期を舞台に、響鬼の先祖が『変身忍者嵐』と共演!
・『小説 仮面ライダーキバブレイド龍騎』 〜評!
・深夜特撮『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』 〜前半&後半評!
・『ウルトラゼロファイト』 〜合評! ディレクターズカット版とTV版の差異&『ウルトラマン列伝』2年目の関東中部関西全話視聴率!
・『ウルトラマンギンガ』 〜序盤評!
・『仮面ライダーウィザード』 #6〜15・白熱バトル&ハートウォームドラマの両立の確立!
・『仮面ライダーウィザード』 #16「クリスマスの奇跡」合評&関東中部関西全話視聴率!
・映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』 〜合評・「イナズマン」解説!
・『仮面ライダーウィザード』 #17〜25・2号ライダー=ビースト登場&活躍編! 特撮人情喜劇アクション!
・『仮面ライダーウィザード』 #26〜39・真由ちゃん登場! ビースト&ウィザード・パワーUP編!
・『仮面ライダーウィザード』 #40〜42・真由ちゃん、女ライダーに変身編!
・『仮面ライダーウィザード』 〜最終章レビュー! 真由・仁藤・晴人・コヨミ、それぞれの決着!
・『近作評EXTRA』 〜「語ろうクウガ・アギト・龍騎」「スポーツ報知 円谷プロ50周年特別号」「キカイダーThe Novel」書評、「追悼・平山亨」
(B5判・P128+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円)


◎『仮面特攻隊2013年号』


『仮面特攻隊2013年号』〜まんだらけでネット通販中!


・『非公認戦隊アキバレンジャー』合評! &聖地アキバでのイベントレポート!
ガイナックス戦隊パロ「感覚戦士ゴカンファイブ」もとい『エアーズロック』合評!
・『牙狼GARO>〜MAKAISENKI〜』評!


・映画『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』合評!
・映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』合評!
・『宇宙刑事ギャバン』30周年記念・回顧!
・『宇宙刑事』シリーズ全3作、関東・中部・関西全話視聴率表!
・映画販促でギャバンがゲスト出演した9月下旬の『特命戦隊ゴーバスターズ』評!


・映画『ウルトラマンサーガ』合評! &各種新聞図版!
・映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』合評!


・『特命戦隊ゴーバスターズ』前半合評! &各種新聞図版!
・映画『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!』合評!
・『特命戦隊ゴーバスターズ』後半評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト
・『海賊戦隊ゴーカイジャー』超話題作・終盤評! &「スーパー戦隊VS劇場」を含む関東・中部・関西全話視聴率リスト
・『ゴセイジャー』正月名古屋ドーム公演&キャストトーク! (前年号掲載漏れ分)
スーパー戦隊全作DVD化完了記念! 1980〜2010年代の戦隊ビデオ・ソフト化の歴史!


・『琉神マブヤー1972LEGEND』評!


・映画『エイトレンジャー』評!


・『ウルトラマン列伝』評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト
・『ウルトラマンゼロ外伝 キラーザビートスター』評!


・『仮面ライダーウィザード』序盤合評! &各種新聞図版!
・『仮面ライダーウィザード』前半合評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト
・『仮面ライダーフォーゼ』前半:落語研究会キャンサー鬼島編評!
・『仮面ライダーフォーゼ』中盤:白鳥同盟〜感涙の名編・卒業輪舞編評!
・『仮面ライダーフォーゼ』後半:新学期・最強形態・修学旅行・JK編評!
・映画『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』合評!
・『仮面ライダーフォーゼ』終盤:怒涛の最終展開、感動の最終回評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト


ライトノベルウルトラマン妹』評!
ライトノベル『妹がスーパー戦隊に就職しました』評!


★イベント『館長 庵野秀明 特撮博物館』特集・合評! 〜短編特撮映画「巨神兵東京に現わる」 特撮博物館に見る、特撮ジャンルの本質とは? 特撮作品を語るとは何ぞや!?
・近作評EXTRA 〜特撮漫画・特撮ラノベ宇宙刑事読本・平山P自伝・学祭(飯塚昭三伴大介トーク)・NHK「純と愛」「猿飛三世」「平清盛
(B5判・P122+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円)


◎『仮面特攻隊2012年号』 〜在庫僅少!


・折込コピー:映画『仮面ライダーフォーゼ×仮面ライダーオーズ』速報!
スーパー戦隊シリーズ大特集
 全シリーズ関東中部関西・全話視聴率表!
 元祖『秘密戦隊ゴレンジャー』総覧! 〜力作10万字評!
★映画『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』合評! &新聞図版
・秋からほば戦隊OB毎回登場状態の『海賊戦隊ゴーカイジャー』!
 〜『海賊戦隊ゴーカイジャー』関東中部関西・最新視聴率表!
・『海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』
・『ゴセイジャー』GW全国公演! 東武・西武・浜松 アクションチームは日本にいくつ!?
★例の井口昇カントクで夏のライダー&戦隊映画で予告編もやってた
 10月15日(土)公開のリメイク映画『電人ザボーガー』合評!
・話題のスクールカースト新番組『仮面ライダーフォーゼ』!
 〜学校の全員と友達になる男! それ、ヤンキーじゃないですから(笑)。
★映画『レッツゴー仮面ライダー』合評! &新聞図版
・『レッツゴー仮面ライダー』のブラック将軍・人物像研究!
・『仮面ライダーオーズ』後半評! &各話視聴率表・新聞図版
・『劇場版 仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル』
・『特撮2011 〜「オーズ」の女幹部メズール・スーツアクター研究!』
・『ゆうちょ銀行』 〜ライダー役者・藤岡弘佐藤健が出演CM!
・静岡ご当地ローカルヒーロー『からくり侍セッシャー1』
・『ウルトラマン80』王女ユリアン編 〜再評価各話評!
・「近作評EXTRA」 〜ファミリー劇場放映中『秘密戦隊ゴレンジャー』合評!
・追悼 〜田中実・サコミズ隊長&特撮評論家・竹内博
(B5判・P214+折込みコピーP4・オフセット印刷・2000円)


●『仮面特攻隊2009年号』 〜在庫僅少!


ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」 〜#1・2折込みコピー速報!
トミカヒーロー レスキューフォース 爆裂MOVIE」 〜折込みコピー速報!


大決戦!超ウルトラ8兄弟」 〜賛否合評 & 新聞図版!
 ・京都 ダンディー4 & ビューティー4 舞台挨拶レポートも!
ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス」!
「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」 〜BS & U局放映事情!
 ・オマケ「ウルトラセブンX」全話視聴率:関東・中部・関西。全話平均視聴率
仮面ライダーディケイド」 〜業界ゴシップ・今後の平成ライダー展望!
仮面ライダー電王」 〜人気作の終盤総括!
 ・全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率
仮面ライダーキバ」 〜合評 & 新聞図版!
 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率
「劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王」 〜合評!
「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」 〜評 & 新聞図版!
炎神戦隊ゴーオンジャー」 〜合評 & 半田健人ゲスト編 & 新聞図版!
 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率
炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!」!
獣拳戦隊ゲキレンジャー」 〜大特集・不評戦隊を徹底擁護合評!!
 ・全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率
獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー」 〜快作!
ケータイ捜査官7(セブン)」 〜合評!
 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率
トミカヒーロー レスキューフォース」 〜合評 & 新戦士R5加入!
 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率
魔法先生ネギま!(実写版)」 〜「トクサツ2008」! 戦隊パロ「Yes! バカレンジャー」は究極の荒川稔久ワールド!! & 桑江咲菜はこうして真咲なつめ(ゲキレン)とエヴァンジェリンネギま)を掛け持ちした!!
 ・全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率
「トクサツ2008」 〜G3プリンセス & 歴代スーパー戦隊ヒロイン主役編史!
「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」 〜多幸感あふれる怪作!
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」 〜映画第2弾・妖怪キャラの担当声優一覧も!
「へんしん! ポンポコ玉」 〜70年代・性転換ジュブナイル
「近作評EXTRA」! 〜24時間まるごと昭和ゴジラ & CS旧作!
「DVDウルトラマンタロウ1973」! 〜&ウルトラマン関係イベント評!
「DVDウルトラマンレオ1974」! 〜1974年という切迫した終末観あふれる時代!
ファミリー劇場『ウルトラ情報局』ウルトラマンレオ編」!
 ・08年5月号〜12月号 & ウルトラマンレオのすべて & 真夏座VOICECUL!
「復刊! 宇宙船Vol.120」 〜あの体裁で延命できるか!? ゼロ年代特撮誌史評!
ゼロ年代の想像力」 〜オタ第3世代新進気鋭ライターのSFマガジン連載書籍化・書評!
秋葉原通り魔事件」 〜合評・苦境下の人々へ
(表紙カット・信貴 徳二) (B5判・P184・オフセット印刷・2000円)


◎『美少女戦士セーラームーン全史』(森川 由浩) 〜売行絶好調につき増刷!(完売!)


〜子供&オタを巻き込んだ大ブームを体感する世代が、時代の空気も含めて伝えるのがコンセプト!
 「セラムン」をそも知らない世代、リアルタイムで観てないファン世代にも送る!
★アニメーションの章 作品解説
美少女戦士セーラームーン
美少女戦士セーラームーン
美少女戦士セーラームーン
美少女戦士セーラームーンSuperS
美少女戦士セーラームーン セーラースターズ
・シリーズ終了後・再放送などの展開
セーラームーン映画の世界
・資料集 
講談社児童誌の世界
・ビデオ・LD・DVDソフト
・LD巻末おまけ映像特典
・玩具資料
・作品データベース
・フィルモグラフィ
・視聴率データ
★実写ドラマの章 作品解説
・前夜祭特番
東映チャンネル ピンスポ!
・外伝の外伝 映像特典ミニドラマ
・新聞記事
・実写版雑誌展開
講談社  
小学館
マーチャンダイジングライツリポーツ  
CBC特撮アワーのあゆみ
・タイトルリスト&視聴率表 
★ミュージカルの章 解説
・月刊ミュージカル広告    
・CS特番関連
★原作漫画の章   
・「なかよし」とセーラームーン 
・扉絵集  
・「なかよし」表紙集   
・KCコミックス   
セーラームーン情報局  
・コードネームはセーラーV
・扉絵集     
・「るんるん」表紙集 
美少女戦士セーラームーン原作漫画リスト 
(B5判・P342・オフセット印刷・2500円)


◎『仮面ライダーストロンガー 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

(B5判・コピー・300円)

●『仮面ライダーアマゾン 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

(B5判・コピー・300円)

●『仮面ライダーX 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

(B5判・コピー・300円)

●『仮面ライダーV3 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

(B5判・コピー・400円)
 「風」や「斬り捨て御免!」などのTV時代劇でも知られる鈴木生朗脚本回にフォーカス!


●『ナはナイルのナ Vol.2』(つくね かずゆき) 〜オススメ! (Vol.1は完売!)

 「不思議少女ナイルなトトメス」(91)全話ガイド&批評・怪人図鑑・名場面・東映不思議コメディシリーズ「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」(87)〜「有言実行三姉妹シュシュトリアン」(93)全話視聴率表!
(A5判・オフセット印刷・1000円)

●『ハラッパでひみつきちVol.2 うたう!大竜宮城』(つくね かずゆき)

 全話ガイド+批評・資料・主要キャラ紹介・雑誌・CM・漫画・音盤!
(A5判・オフセット印刷・2000円)

●『ハラッパでひみつきちVol.3 電撃戦隊チェンジマン』(つくね かずゆき) 〜オススメ!

 80年代中盤に試みられたシリアス大河「戦隊」の中でも傑作の呼び声高い「チェンジマン」! 主要傑作エピソード紹介と、当時の人気美少女・柴田時江演じるリゲル星人ナナ(#13〜14・32〜33・42〜43・51〜55(最終回)に登場)を中心にレビュー! 柴田演じた「バイオマン」メカ人間ミキ編や、「スケバン刑事II」「マスクマン」「ウインスペクター」「ジャンパーソン」ゲスト編もフォロー!
(A5判・オフセット印刷・700円)

●『ハラッパでひみつきちVol.4 円盤戦争バンキッド』(つくね かずゆき) 〜完売!

 全話ガイド+批評・資料・キャラ&学習部屋紹介・ブキミ星人大図鑑・漫画・音盤・玩具・ロケ地ほか!
(A5判・オフセット印刷・1500円)
 ※:拙ブログ主宰者も、長編論文「囲炉裏にレーダー、学習部屋に秘密基地 〜バンキッド論」を書き下ろし!

●『ALL ABOUT ウルトラマンダイナ[1]』(黒鮫 建武隊) 〜完売!

 「ウルトラマンダイナ」#01〜13ガイド&批評・視聴率・向ヶ丘遊園イベントレポート!
(A5判・オフセット印刷・500円)

●『ALL ABOUT ウルトラマンダイナ[2]』(黒鮫 建武隊) 〜完売!

 「ウルトラマンダイナ」#14〜26ガイド&批評・視聴率・玩具売上好調!
(A5判・オフセット印刷・500円)

●『ALL ABOUT ウルトラマンダイナ[3]』(黒鮫 建武隊) 〜全3巻完結! 完売!

 映画「ウルトラマンティガ&ダイナ』特集 ガイド&批評・成長物語・ティガ続編・新聞雑誌記事ほか!
(A5判・オフセット印刷・500円)
 ※:4〜5巻は発行中止だそうです(汗)。

●『江連卓 その脚本世界』(ビッキー HONMA) 〜オススメ!

 脚本家・江連卓(えづれ・たかし)研究。80年代大映テレビ不良少女とよばれてヤヌスの鏡プロゴルファー祈子乳姉妹・このこ誰の子・高校聖夫婦・噂の刑事トミーとマツ・明日の刑事・キョーダイン・スカイ・スーパー1・RX・覇悪怒組
(B5判・オフセット印刷・1000円)

●『青春ドラマ大全集』(ビッキー HONMA)

 70年代青春ドラマ中心・俺たちシリーズ・ゆうひが丘の総理大臣・あさひが丘の大統領・ただいま放課後・刑事犬カール・アテンションプリーズ・コートにかける青春・若い!青春・太陽にほえろ!スクールウォーズ
(B5判・オフセット印刷・1000円)


 ……などを委託販売予定です。


2019年2月10日(日)、『GRIDMAN』オンリー即売会「侵略されてるぞっ!」

横浜産貿ホール・マリネリア・ブースNo未定に出店!

2019年2月17日(日)、コミティア127

東京ビッグサイト・西1ホール・い−13bに出店!

2019年3月10日(日)、サンクリ2019 Spring

池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階・A23ホール・L−11bに出店!

2019年3月31日(日)、とりろじ17

東京文具共和会館(浅草橋)3階・オールジャンル-01に出店!

2019年4月29日(月・祝)、コミック1(いち)☆15

東京ビッグサイト・西2ホール・E−44aに出店!

2019年5月4日(土・祝)、資料性博覧会DX

中野サンプラザ・13階コスモルーム・ブース№62に出店!

2019年5月6日(月・祝)、第二十八回文学フリマ

東京流通センター第1展示場・エ−45に出店!

(2019年5月12日(日)のコミティア128は落選(汗)~知己のアニメ評論系は皆落選なので、評論系は今回優先的に落選?)

2019年6月16日(日)、サンシャインクリエイション2019 Summer

池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階A23ホール・O−02bに出店!

(S78-05208)

2019年8月10日(土)、コミックマーケット96(夏コミ)2日目(特撮ジャンル)

東京ビッグサイト・西2ホール・け−23bに出店!

(96750-1292)

2019年8月11日(日)、コミックマーケット96(夏コミ)3日目(評論ジャンル)

東京ビッグサイト・西2ホール・す−33b(VAT)にも間借り出店!

(96650-1992)

2019年8月25日(日)、コミティア129

東京ビッグサイト・青梅展示棟・Aホール・H−15aにも出店!

2019年9月21日(土)、資料性博覧会・札幌

まんだらけ札幌店・イベントスペースに委託参加!(2020年準備号・歴史博物館・SHOUT!・デスボルト誌の4種)

#資料性博覧会

2019年10月6日(日)、コミック1(いち)☆16

東京ビッグサイト・南4ホール・E-50bに出店!

2019年10月20日(日)、とりろじ18

東京文具共和会館(浅草橋)3階・オールジャンル-01に出店!

#とりろじ #とりろじA #とりろじ18日

2019年11月3日(日)、おもしろ同人誌バザール8

ベルサール神保町アネックス1階イベントホール・ろー24に出店!

#おもしろ同人誌バザール

2019年11月3日(日)、サンシャインクリエイション2019 Autumn

池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階A23ホール・K-24aに出店!

 (2019年11月3日(日)は友人と分担してイベント参加予定)

2019年11月24日(日)、第二十九回文学フリマ東京

東京流通センター第1展示場・ネー37に出店!

2019年11月24日(日)、コミティア130

東京ビッグサイト・西4ホール・つー02aに出店!(コミティアなので二次創作本はナシです)

 (2019年11月24日(日)も友人と分担してイベント参加予定)


[関連記事]

まんだらけ中野店・資料性博覧会01 〜事後レポート&02要望

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20091101/p1

評論系オンリー同人誌即売会・TokyoBookManiax 〜事後レポート!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20081009/p1

Nippon2007(第65回世界&第46回日本SF大会) 〜に見る外人オタらの同じ匂い

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080302/p1

機動戦士ガンダムNT  〜時が見え、死者と交流、隕石落下を防ぎ、保守的家族像を賞揚の果てに消失したニュータイプ論を改めて辻褄合わせ!

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 ~ニュータイプやレビル将軍も相対化! 安彦良和の枯淡の境地!
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』 ~環境テロと金髪ビッチヒロイン。地味シブ作品なのに流通してしまう!
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『機動戦士ガンダム』シリーズ評 〜全記事見出し一覧


機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』 〜時が見え、死者と交流、隕石落下を防ぎ、保守的家族像を賞揚の果てに消失したニュータイプ論を改めて辻褄合わせ!

(2018年11月30日(金)公開)
(文・T.SATO)
(2018年12月2日脱稿)


 初作のキャラデザ&アニメ監督も務めた安彦良和センセイが総監督を務めた、『機動戦士ガンダム』初作(79年)の宇宙世紀0079年(ダブルオーセブンティナイン)の前史を描いてみせた映画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(ジ・オリジン)』(15年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190707/p1)シリーズが、『ガンダム』シリーズの歴史の隙間を埋める宇宙世紀0096年を舞台とした映画『機動戦士ガンダムUCユニコーン)』(10年)シリーズの興行に劣っていたのであろうか? 『ORIGIN』シリーズにおける、初作との同時代編(=実質的な初作のリメイク編)の部分は映像化は果たされずに、『ガンダムUC』の時代の直後である宇宙世紀0097年を舞台とする「ガンダム」作品が早くも登場!


 しかも作品の焦点は、「ガンダム」シリーズ初期数作で議題とされてきた、巨大ロボットを民間の素人少年が上手に操縦できることを正当化するために考案されたSF設定であった「ニュータイプ」(=新人類)そのもの!
 メインタイトル末尾の「NT」は「ナラティブ」と読ませており、文芸批評用語的には「語り口」や「物語」といった意味なのだが、当然に「ニュー・タイプ」のスペルの略称をも想起させるダブルミーニングともなっている。



 のっけから老害の繰り言で恐縮だけれども、80年代前半の「ガンダム」ファンたちは、創造主・富野カントクの思惑(おもわく)をも超えて、古典SF作家・アシモフやクラークの作品群のように、ニュータイプとは「唯物論的な脳ミソには限定されずに、精神が時間・空間をも越境していくモノだ」と勝手に深読みして、アニメ誌の読者投稿欄やら同人誌やら大学のアニメ研究会の会誌などを舞台に、「ニュータイプ」の概念を縦横無尽に論じていたモノだ――もちろん、そういったアニメ研究会の会誌などは、それから10年以上あとの90年代後半などにもコミケなどにはまだ残部があったので、それらを入手しての読了であった――。


 しかし、続編「ガンダム」諸作においては、戦中世代の富野御大ご本人にはやはりSFセンスはさほどになかったというべきなのだろう。年齢的にも40代に達して、「SF」的なことよりも「ナマ身の人間」のアレやコレやといった方へと関心が移っていき、「人類のニュータイプへの進化」なぞも絵空事だとサメてしまったのだろうが、その概念が深化することはなかったのだ。


――富野自身の思想の変容とも相まって、オタク的な浮遊ではなく地に足が着いた「保守的家族像」の方を「ニュータイプ」だと称したり(『機動戦士ガンダムF91(フォーミュラナインティワン)』(91年)と『機動戦士V(ヴィクトリー)ガンダム』(93年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19990803/p1)、そのうちにニュータイプの存在すらもが劇中においても語られなくなっていき(『∀(ターンエー)ガンダム』(99年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19990809/p1)、最後には「虫の知らせ」レベルの取るに足らない事象(汗)であったとしてしまっていた……(『ガンダム Gのレコンギスタ』(14年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191215/p1))――


 そして、我々のような小ウルさいマニア・オタク連中へのイヤがらせだったのであろうが(汗)、たとえウラ設定はあったのだとしても、その作品の舞台が「宇宙世紀の何年」であるのかすら劇中では公言させないようにもなっていく。どころか、富野御大は80年代中盤にはもう「メカや年代や設定ばかりに執着するガンダムマニアは排除したい」などと問題発言をするようになってしまう始末であった(笑)。


 ご承知のとおりで、初作や続編『機動戦士Z(ゼータ)ガンダム』(85年)以降も同じ富野カントク作品だからいっしょだ! と後年にはひとまとめにして括られるようになっていく。しかし、筆者のようなロートル世代は違和感を覚えていたものだ。
 初作のような「眉間からの閃光」といった心象演出には留めずに、アニメ映画『幻魔大戦』(83年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160521/p1)やら『北斗の拳』(84年)のごとく「全身からオーラ」を発したり、「死んだキャラの残留思念」が多数登場してきて主人公に語りかけてきたり……といった描写についてだ――『宇宙戦艦ヤマト』の続編群に対して、往時のスレたマニア連中が一番に酷評していた描写も、死者からの語り掛けだったというのに!(笑)――


 「サイコフレーム」なるバイオコンピューター素子を封じた金属装置で増幅された操縦者の「ニュータイプ」としての力で、地球表面へと落下していく巨大隕石を物理法則に反して押し返すまでに至ってしまっては……(今ではそのような超常的な現象にも、後付けでSF合理的なリクツも付けられているのだが、往時はそのようなウラ設定もまだなかった・汗)。


 『キン肉マン』や『美少女戦士セーラームーン』(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20041105/p1)などの「頑張れば、夢や努力は叶うのだ!」といった少年マンガ的な「精神主義」的世界観への逆行にも見えてしまって、リアルロボットアニメの「ガンダム」ではやるべきではないし、「ニュータイプ」ってそーいうモンではなかったハズだろ! と個人的には怒りを覚えたモノである(笑)。


――まぁ、同級生や中学高校の図書室や大学のアニメ研などに集うような元祖オタク連中らにはけっこう散見されていたそーいった意見が、インターネットの普及前だったのでアーカイブ化されて後世にはほぼ残らなかったこともナニなのだけど。そーいう意見も過去にはけっこうあったのだ! といった歴史証言のあくまでひとつとして、ご不興な方々にはご寛恕いただけますと幸いです(汗)――


 しかし、今さらながらに、『ガンダム」シリーズの歴史年表の隙間を埋めるような後付け作品を作る際に、劇中世界に実在していた「サイコフレーム」なるアイテムやテクノロジーを無視するワケにもいかない。よって、手のひらサイズの金属パーツであった「サイコフレーム」は、『ガンダムUC』では劇中内での最新ガンダムの全身各所を覆っている光り輝くパーツとなって、超常のパワーを発揮する! それがリアルロボットアニメ的な意味でのリアルな描写であったかもともかくとして、今となっては決して悪い意味ではなく、エンタメ的なロボットアニメ活劇としてのスペクタクルな「映像的な見せ場」も作れて、主人公の道義&努力が「勝利のカタルシス」を最後にもたらすための、ウェルメイドな「物語装置」にもなっていくのだ。


 本作では「死者の霊」とも交流ができ、物理法則を超えて隕石落としさえ防ぐまでに、「後付け」でインフレ・拡張していった「ニュータイプ」の概念を、コレまた30年後の「後付け」の「後付け」(笑)で、過去作の該当シーンのバンクフィルムも多用して「何もかもすべて懐かしい……」といったロートル観客の「思い出補正」作用も援用しつつ、未知の金色ガンダムの影響で局所的に「時間逆行」が生じたかのごとき部品破損が発生する追加能力まで作って、やはりニュータイプは「時が見える」ような時間・空間を超えた4次元以上の高次元世界にまで精神が上昇したがゆえの能力だと再定義をしてみせる。


 「サイコフレーム」自体も技術者の思惑&理論をも超えてしまって、「精神の力」を「物理的な力」に変換する媒介となって、それが物理法則を超えた超常現象をも惹起したとする。金色ガンダムの少女パイロットも「完全なるニュータイプ」として、「完全」なるがゆえに「現実世界」では実在できない者として彼岸の彼方の「高次元世界」へと立ち去って(!)、肉体を消失して思念だけで「サイコフレーム」経由にて金色ガンダムを操縦し、物理限界を超える「亜光速」での飛行も可能なのだとしてみせる!


 と同時に、「高次元世界」や「思念だけの存在」を、劇中でハッキリと明言・肯定することで、往時にはスレた一部のマニアたちに噴飯もの扱いまでされてきた「死者の霊」との交信にもSF的な根拠を与えてみせてもいる――



 とはいえ、そのような浮ついた「思弁」を否定して、地に足が着いた「保守的家族像」を肯定し、「浮世離れして頭デッカチとなりがちな抽象・観念よりも、身の丈での肉体的接触や身体的交流の方を賞揚」するように変化していった原典(新訳『劇場版 機動戦士Zガンダム』(05年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060325/p1)3部作の改変ラスト)での達成とは矛盾するものでもあったので、それらを無視するワケにもいかないことになる。


 それで、本作の前日談『ガンダムUC』ラストとも同様に(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160904/p1)、本作ラストでは抽象・観念・高次元の世界へと旅立ちそうになってしまった主人公青年を、突如として再登場した『UC』の主人公青年が捕まえて地ベタ・現実・日常世界の方へと引き戻す! と同時に、後続の宇宙世紀ガンダムシリーズとはテクノロジー的に整合性が付かなくなってしまうので(笑)、この技術は封印の方向へと持っていく。



 本作の原作&脚本を担当した小説家・福井晴敏は幼い息子さんといっしょに昭和〜平成の歴代ウルトラマン全作を順番に観返したそうだが、コレらは『ウルトラマンダイナ』(97年)最終回(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971211/p1)のラストで、高次元世界へと旅立ってしまった主人公の描写を反転させたモノでもあろうと私見する。
 と同時に、高次元世界のカモメが大空をうまく飛べるようになる度に、より高次元の大空へと順次に転生をとげていく名作小説『かもめのジョナサン』(70年)を邦訳(74年・ASIN:B00NPQ16M2ASIN:B000J8U3W8ISBN:9784105058050ISBN:410215907X)なさった作家・五木寛之(いつき・ひろゆき)大センセイ――大河小説『青春の門』(69年〜)などで有名――が、その後書きで「高邁だけど地ベタの生活・日常・雑事を蔑視しがちであるあたりについてはドーにも賛同ができない」(大意)といったプチ異論を述べていたことの「先見の明」なども思い出してしまうのだ。


――映画の神様のイタズラなのか、「高次元」ネタが同季の某「宇宙戦艦」や「怪獣王」ともカブっていたけれど(前者とは脚本家も共通している!・汗)――。


 そーいったハイブロウなお話を、最新ガンダム × セカンドネオジオング × 金色ガンダム、三つ巴のロボット戦の最中の回想のかたちとして、劇中世界においては二昔も前の出来事となってしまう初作冒頭での「コロニー落とし」――数キロメートルサイズの巨大宇宙植民都市であるスペースコロニーを地球上へと落下させて大被害を惹起する作戦――による大惨事を直前に予知してみせた3人の子供たちである、主人公少年・愛嬌には欠けている眼鏡少女・天真爛漫な金髪少女といった3人の成れの果てである若造たちによる、過去への極私的な悔恨に満ち満ちた、モゴモゴとした狭苦しい三角関係・プチ痴話喧嘩(笑)へと落とし込む手法で、『ガンダムUC』同様に「富野っぽさ」も出せてはいたのだ。


 しかし、ロートルオタク的には、それらは『Z』以降の「ガンダムっぽさ」や「富野っぽさ」であって、初作の「ぽさ」ではナイとは思う(笑)。とはいえ今では、『Z』以降の「ぽさ」こそがガンオタガンダム・オタク)諸氏の最大公約数になっていることを思えば、商売的にもファンサービス的にもコレでイイのだろうとも思ったり……。


(了)
(初出・オールジャンル同人誌『DEATH-VOLT』VOL.81(18年12月29日発行))


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宇宙戦艦ヤマト2202(ニーニーゼロニー) 愛の戦士たち』#1〜10(第一章〜第三章) 〜戦争モノの本質とは!? 愛をも相対視する40年後のリメイク!

(文・T.SATO)
(2018年12月2日脱稿)


 善良でリベラルな皆さまには大変申し訳ないけど、こーいう巨大ロボットとか宇宙戦艦――怪獣怪人やヒーローでも可――が出てきてドンパチする作品は、いかに劇中で「戦争は悲惨だ」「平和は大切だ」「軍拡に反対だ」と唱えても、それは言い訳に過ぎなくて、メインディッシュは巨大な存在や物体それ自体への驚きや畏敬の念、そしてそれらが重厚に動き出したり歩を進めたり宙に浮かんだりといったことに対する感嘆の想い、もっと云えばそれらが複数・数十・数百と登場したり、同等・拮抗する敵の巨大物体も登場させ、カッコよくて迫力のある戦闘シーンを、そして一進一退の果てにたとえ一時はピンチになったとしても最終的には勝利を納めることで、カタルシス・爽快感を視聴者にもたらすことが主眼のジャンルであると思う。
 結局のところは、そーいう巨大物体の登場・始動・物量・戦闘・一進一退・勝利! といった一連の運動、その運動の永遠の連続体でできている。


 無限に広がる大宇宙で、重厚感のある地球艦隊が進撃、旧敵・ガミラス艦隊と対峙し、両者が90度向きを変えるやそれは連合艦隊で、その先には新敵・白色彗星ガトランティス帝国の大艦隊!
 緒戦は快勝。新敵の後衛に十字架状に聳えていた小惑星が前倒しになるや、岩塊が剥離して超巨大な大戦艦が現れて劣勢に。そこに旧敵はもちろん地球軍も下っ端は知らなかった最新戦艦アンドロメダが投入されて形勢は再度逆転! 満身創痍の大戦艦は地球に自爆特攻を試みて再度大ピンチ! ドッグに停泊中のヤマトが寸前で主砲を上空へ発射して撃破するシーソーバトル!


 あるいは、太陽系第11番惑星近辺に現れた、数万艘にもおよぶ新敵・ガトランティス先遣隊の宇宙戦艦群の偉容、それらがトグロを巻いて巨大コイル状磁場を発生させ超巨大レーザーを発射するスケール感&絶望感!――と同時に不謹慎だけれども、それらに感じるカッコよさ(笑)――


 ただまぁたしかに戦争モノは、思想的・情緒的には危険な面もあるし、正常な人間であれば正当防衛ではない無制限な力の行使には良心が痛んでくるモノだ――幼稚園〜学校〜職場やお笑い番組のイジメ芸を屈託なく楽しむ同級生たちを思い返すに、他人をキズつけても良心がさほどに痛まない加虐的な人間の方が実は人類の多数派なのかもしれないけど(汗)――。
 そこで、爽快感のあるカッコいい戦闘シーンを担保するためにも各種の合理的な言い訳や、言い訳できなければ逡巡をそのまま劇中キャラに代弁させて、設定的なツッカエ棒を無数に配置することでワク組を作って、その中での許容される戦闘行為を追求せんとする。


 あるいは、戦争した国家・民族同士の完全なる和解は困難、軍拡への一部の疑念も当然と見れば、それをメインにせずとも脇役や風景の点描として挿入することで、物事の多面性や多層性も出していく。
 本作であればそれは、満場のアンドロメダ出航式で艦首前の巨大クス玉が割れる直前に小さく数秒写る、画面の外から投げつけられた生卵が船体に命中して割れる描写であり、前作『宇宙戦艦ヤマト2199』(12年)において旧敵が落とした膨大な遊星爆弾で家族や友人を喪った遺族がペンキで落書きしたのであろう「ガミ公、出ていけ!」を自走掃除機メカが消していく、シーンとシーンの短い繋ぎであったりする――各自のリテラシー(読解能力)にも依拠するので、作り手が込めた意図は過半の視聴者には伝わっていない気もするけれど(汗)――。


 本作の原典である映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(78年)封切当時はともかく、コレに「FINAL」のあとの「FOREVER」や「超電王」みたく(笑)、『ヤマト』の続編が製作されるや、40年前のまだ上限が十代の少年少女であったウブなアニメファンは、後年のマニアたちのように「商売とはそーいうモノ、続編やリメイクは当たり前」とは割り切れずに怒り狂って、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで、当初は反発していた上の世代の左翼映画人による「特攻賛美」だの「ヤマト再出航は軍規違反」だのの批判を今度は口マネして(冷笑)、「バスに乗り遅れるな」とばかりに隆盛してきた『機動戦士ガンダム』(79年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19990801/p1)に鞍替えして、鵜の目鷹の目で『ヤマト』の欠点を粗探ししたモノだ――筆者もその典型だったやもしれないけど(後悔)――。


 往時の作り手たちは、単に無理解で官僚的・抑圧的な上層部に対するサヨク的な反権力のイミにて現場のヤマト独断出航を描いたのやもしれない……。しかし、先の大戦でも抑制的な大本営を無視して現地の関東軍が暴走したことで日中戦争はドロ沼化になったワケであり、階級闘争的に常に上層部は悪であり現場が正義であるワケでもない。
 40年後のリメイク『2202』は、そこにも返歌でヤマト再出航は、軍のシビリアンコントール(文民統制)、現場が上層部を無視した二重の意味での悪事、すなわち反乱であり鎮圧すべき事項として、再出航に銃殺も厭わない特殊部隊を乱入させて、原典では主人公・古代青年vs土方(ひじかた)艦長であった対決を古代vs山南(やまなみ)艦長――原典の次々作『ヤマトよ永遠(とわ)に』(80年)でヤマト3代目艦長に昇進する御仁――に変えて、ヤマトvsアンドロメダ小惑星帯での正面衝突スレスレの対向スレ違いチキンレースとしても見せ場を作っていく――出航直後で波動エンジンが本調子ではないからビームが当たっても衝撃を和らげる波動防壁(バリア)が使えないとの言い訳で、『2199』では略された小惑星の岩塊でその身をまとうヤマトもココにて再現!―――。


 とはいえ、永遠の反乱者であり地球に追われる立場であっても本作の主題が散漫になるので、ナンと! 地球防衛軍の上層部を飛び越えて、星間伝説の女神・テレサの秘密を知りたいガミラス大使&地球連邦大統領とで玉虫色の政治決着! ヤマト反乱の嫌疑は突如晴れたことにする――その旨をヤマトに事務的に伝える藤堂司令の口の端がニヤッとするサマで、法的・職業人としてのオモテ向きはともかく道義面では彼がヤマトに同情的であったことをも示唆(笑)――。


 重ねて、軍人としてはそれが軍規違反だとはわかってはいても再出航に踏み切る動機付けの補強として、女神・テレサによるヤマト乗員に絞った超指向性テレパスや、その際に乗員が目撃する亡き家族や恩人による後押し、近代的な軍隊以前に船乗りは救難者を必ず助ける古例を持ち出して、目的地・テレザート星への最短進路からはハズれていようが、敵手に落ちた第11番惑星に取り残されていた民間人&軍人の救出作戦決断へも紐付けしていく。
 一応はヒューマニズムの称揚でもあり、成功したから結果オーライではあるけれど、絶対平和主義者の皆さんは外交交渉によらずに特殊部隊に頼った犠牲を伴う多少強引な難民奪還行為は批判しなくちゃイケナイだろう(爆)。
 などと云っている筆者自身は、ドイツ1国相手だけならばともかく独ソ不可侵条約締結後の2ヶ国が相手だと、かの国と相互扶助の同盟も結んでいたのにポーランドを見捨ててしまった英仏みたいなモノで、世界平和と自国平和とを天秤にかけて自国が勝てるのならば助けるし、自国領土に惨禍がおよぶのならば苦渋を飲んで見捨てるやも……といったヘタレた立場で、軍規がうんぬんではなくパワー・ポリティクスの観点からヤマト再出航を全肯定はしないけど(汗)。しかし、そーいう煩瑣な諸々は別にするならば、せめて虚構作品の中でだけでも「道義」が通って勝利もしてほしいという諸氏の願いもよくわかるのだ。


 後出しじゃんけんリメイクの利点で、旧敵・ガミラスやその被征服民にイスカンダルやら地球人などの人型生命体らはすべて、往年の『宇宙戦艦ヤマト 完結編』(83年)を原典とする星間文明の始祖・超古代アクエリアス文明人の末裔であってそれゆえにその姿も似ており、その中から宇宙規模での覇権を目指す文明が出現した場合にそれを滅ぼすための安全装置でもあり、生殖機能を廃してクローンで代を重ねる「戦闘」に特化した生体爆弾でもある強化人間種族として新敵・ガトランティス人を再定義――ロートル的には『マクロス』初作(82年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19990901/p1)の敵種族・ゼントラーディー人をも想起する――。
 しかも、その本来の役割をも逸脱してしまった新敵・ズォーダー大帝の究極の目的も、生きていくことに伴なう仏教的な「四苦八苦」でもあるすべての「苦悩」をすべての知性体から取り除かんとする「大いなる愛」(慈悲?)に基づいていたとする!――映画の神様のイタズラか、同季公開のあのCGアニメ映画(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20181123/p1)ともネタがカブっているゾ~(汗)――。


 やはり40年後のリメイク。「愛がすべてを救う」なぞと考えるお花畑な人間は今や評論オタク界隈には少ないとも思うし、「愛」こそが「好悪」という「差別」や他人とのさまざまな「遠近」をもたらして、「愛する異性や子供を救うために、生き返らせるためには、同僚の命や国家や世界に自身の魂をすら悪魔に売ってでも!」、「ミーイズム」や「国家利権」だけではなく、「愛」もまた「争い」や「裏切り」に「戦火」をも産み出していることの逆説&背理までをも描いていく……。


 3隻のうちの1隻だけを救ってやると悪魔・メフィストフェレスのごとくに精神感応で主人公青年を試してくる大帝は、愛する女性が乗る1隻を指してくるとタカをくくってきたけれども、その土俵自体をズラすことでゲーム不成立に持ち込んでしまうという作劇は「反則」と取るべきか「クレバー」と取るべきか?――まぁ永遠に決着が付くこともない、双方に一理がある二択だったけれども――


 とはいえ、世間一般的な「愛」なぞは私情として否定して、我らこそが冷徹な思考ができるのだと豪語しているガトランティス軍人たちも、機械生命体ならぬ有機生命体である以上は、自身や同族のクローンの息子たちや赤ん坊に向ける眼差しや笑顔や涙はまさに「愛」そのものだとしか見えないあたりで、敵種族側にも感動的なドラマを構築していくのだ――その一方で、武器の「修理」という概念がなかったり、ヤマトに敗北して武士の情けで助命してもらっても、恩に着るどころか侮辱と受け取って逆恨みしているあたりで、武士道や騎士道が通じずに地球人とは解り合えない異質な異文化メンタルもカナリ強調されている――。


 てなワケで、劇場公開版でいうならば、『第3章』までに相当する#10までの出来やテーマ的達成度は神懸かっているとすら私見する。
 なのだけど、劇中でアレだけ主人公青年が苦悩して、意見具申した土方艦長も第11番惑星に左遷されたのにナニだけど、たった3年での「波動砲艦隊」建造やそれを可能とする「時間断層」――前作ラストで持ち帰った「空間」自体にやどる極微の量子レベルで刻まれて永遠に残っている記憶(=波動)を基に地球を再生したコスモリバースシステムの副産物による時間流の速度が異なる地下空間――のアドバンテージ喪失&乱用を恐れてヒタ隠しにする地球政府の決定に、心がウス汚れている筆者なぞはついつい賛同してしまうのであった(爆)。


――ウルトラマン一族の科学者でもあるウルトラマンヒカリ(06年)が造った「命」を持ってきたウルトラ兄弟の長兄・ゾフィー兄さんが、宇宙恐竜ゼットンに敗れた初代ウルトラマンをその最終回(67年)で復活させたのはイイけれど、その「命」の技術の開示をめぐってバット星人連合艦隊がウルトラの星を攻めてきたために、帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックはその最終回(72年)で故郷に帰ったのだ! ……なぞという、35年後の後付けウラ設定みたいな戦乱の再来を恐れるのであった(笑)――


(了)
(初出・オールジャンル同人誌『DEATH-VOLT』VOL.81(18年12月29日発行))


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SSSS.GRIDMAN 〜リアルというよりナチュラル! 脚本より演出主導の作品!

(2018年12月8日(土)UP)
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『SSSS.GRIDMAN』 〜リアルというよりナチュラル! 脚本より演出主導の作品!

(文・T.SATO)
(2018年11月25日脱稿)

「リアル」というより「ナチュラル」な『SSSS.GRIDMAN』


 イイ意味で云うけれど、個人的にはとてもよく出来ている学生制作による自主映画を観ているような感じだ。


 「ストーリー」や「ドラマ」や「セリフ」などの「話運び」の方で魅せるというよりも、それ以上に「映像」そのものの方で魅せている。そして、「映像」がもたらす「雰囲気」「情緒」の方で、その作品世界の独特の「空気感」も作っている。
 加えて、映像のカット割りのタイミングがもたらす「間」とか「テンポ」や「リズム」のようなモノで、視聴者を乗せていき、それが「流れ」や「時間感覚」のようなモノも作って、それ自体がまた次のシーンへの「引き」「興味関心の惹起」ともなっていくようなノリである。


 ギラギラとした気怠い真夏の青い空。そこにミンミンとカブるセミの鳴き声。夏休みなのか放課後なのか人影もまばらな、日なたと日かげの陰影も濃ゆい教室の中を、画面の下半分が埋まるくらいに、おそらく最後尾の座席の机の表面をナメて撮っているかのような映像――そこに「円谷プロダクション」のロゴマークも入って――。
 質の悪いザラザラしたコンクリで舗装されている校舎か体育館のウラ。そこに乱雑に並んでいるスニーカー。校舎の屋上から見下ろしているから小さく見えるとおぼしき校門。校門と校舎の間を部活動の準備のためか荷物を運ぶジャージや体操服を着用した生徒らの点々とした姿。
 さらに、それらの主観映像の主とおぼしき、校舎の屋上の手スリに両腕でもたれている、薄紫色のサラサラ髪のショートカットの美少女のアンニュイ(倦怠)な表情のアップ。
 次いで、超ロング(引き)映像になって小さく全身が写る彼女の後ろ姿に、閑散・荒涼とした屋上の床面がやはり画面下半分を占めるように写り、そこにメインタイトル「SSSS.GRIDMAN」の文字がタイトルロゴとは異なる細いゴシックな書体でそっと入ってくる……。


 「リアル」というよりも「ナチュラル」。巻頭以降も、コレ見よがしのリアリズムというより、自然さを心掛けたような描写&演出が施されていく。
 いや、自然さといっても、そこで起きている事象は「プチ・異変」の数々ではあり、いかにもこのテのジュブナイル作品のプレーンで少々オボコくてチョロい感じもする、性格良さげな赤髪の少年がふと目覚めるや、そこは特にオシャレでもない小さな古い喫茶店、兼自宅も兼ねるリビングだかのソファーの上だ。
 サバサバした感じの黒髪セミロングの同級生女子に「30分も寝入っていた」と云われ、その寝ぼけ眼(まなこ)に「顔を洗え」とも云われて洗面所で洗顔していると、自身に記憶がないことに気づく。
 同級生女子の特に心配している風でもない母君に「頭打ってるかもしれないから、病院に連れてってあげたら(大意)」と云われて、夕焼けの戸外に出たら、あたりは一面の重たい霧に低く覆われ、空には下から見上げたらそー見えるであろう、頭〜首〜胸部の一連がアーチ型に屈曲した、背中にはトゲトゲが生えている二足歩行の巨大怪獣の姿が巨大な雲海ともつかず遠方に身じろぎもせずに屹立している。
 しかも、赤髪の少年だけはそれに驚愕するけど、黒髪の少女はそれに少しも気付かない。


 古クサい言葉で云うなら、若造たちには「終わりなき日常」に思えるやもしれない単調な光景を――実際には有限のモラトリアム期間にすぎないけれども――、気怠くて退屈な「真夏」に象徴させている。
 しかして現実・リアル世界での充実感ではなく、現実の中での「非・現実感」(≒プチ異変)、ワタシがワタシでない感じ、ひいてはワタシが十全ではない感、我が人生ドラマにおける主人公ではなく、自身が他人や世界の命運ドラマの中における脇役・モブキャラでしかないような、ヤル瀬なさや寄る辺のない感じも本作序盤は醸し出している。
 それは現実生活ではなく、趣味の世界や非日常的な虚構作品に一時的に耽溺・没入することで擬似的な充足感を得たり、外の世界を知って外部への細長い道スジの光明が開かれたような錯覚もし、束の間の慰謝を得ていたころにも通じる、我々のような人種がかつて抱えていたあの感慨である(笑)。


 対するに、翌日の学校生活における登校〜授業前〜昼食〜昼休みの喧噪風景には「非・現実感」はあまりナイ。ナチュラルな現実そのものだ。ベタベタとバック・ハグで密着しながら雑談している女生徒たち。教室内で少々の危険を承知でバレーのボールを弄んでいるのが、男子ならぬ女子の3名というあたりも今どきのリアルだが。お弁当を持参しなかった赤髪の主人公少年は隣の席に座る、冒頭の校舎の屋上では気怠げでも教室ではニコニコ笑顔をふりまく美少女にラップにピッチリ包まれた学食のアメリカンドッグ風の新品パンを恵んでもらうも、そのパンに女生徒たちのバレーボールが直撃し!
 日常の風物に闖入する一瞬の亀裂。皆が一瞬固まってしまった光景に、そこに入ってくる音質の悪い校内放送も含めて、「しまった」「マズい」「ヤバい」感をブーストさせていく。
 実のところ、本作はそんな「あるある」的な「日常」「現実」の描写と、少々の「非・現実的」的なシーンの羅列だけで、基本は組成されている。


ナチュラル」ではなく「ケレン味」たっぷりなグリッドマンvs巨大怪獣!


 そして、本作の各話の毎回の後半は、お約束としてそんな「日常」の町々に突如として地震のような振動が襲ってきて、巨大怪獣が出現!


 それに対抗するため、なぜか同級生の黒髪セミロング女子の喫茶店に売り物(爆)として置いてあった、1980年代チックな年代モノのパソコンの画面から呼びかけてきた超人・グリッドマンと赤髪の少年主人公とが合体して、TVアニメ『超電動ロボ 鉄人28号FX』(92年)が出現!(笑)
――ロリの反対語であるショタ・コン(正太郎コンプレックス)の語源ともなった少年探偵・金田正太郎の成れの果てがクタびれた親父となって、親子で新旧の鉄人28号2体を操縦する作品――
 もとい、その玩具金型を微改修して流用したのでカラーリングはともかくデザインは酷似していた、電脳世界で戦うTV特撮『電光超人グリッドマン』(93年)のそのまた四半世紀後のリメイクヒーローが意表外にも巨大ヒーローとなって出現!(入り組んだ出自だナ・汗)


 下から見上げたアングルで、電柱や電線越しに透かし見える怪獣やヒーローの巨大感をアピール。人間目線で前方だけ見ても、街角や路地の先の車両の数々や自転車越しに巨大怪獣やヒーローの足下のアップだけを見せることで、異形の存在たちの巨大感をアピールするような映像を、アングルも含めて実にスタイリッシュにセンスよく精妙に描いている。
 そこにナゼか、それまでの静的な演出とは実に対照的な、子供番組チックで勇ましいけれども爽やかでもある主題感が鳴り響くことで、スペクタクルでヒロイックなカッコよさ&戦闘の高揚感もいや増している。


 しかして、怪獣やヒーローの描写も、第1世代の特撮オタクたちが賞揚してきたような、1960年代以前のオールド特撮映画的なリアルさや重厚さや鈍重さだけが強調されているワケでもない。


 それが証拠に、#1の巨大怪獣こそ口から迫力ある火球や細長い火線を吐くので古典的な生物怪獣ではある。
 しかし、#2の白くて無機質な巨大怪獣は腹部からレーザーを発していて、『マジンガーZ』(72年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200119/p1)の機械獣にはじまる巨大ロボアニメの敵メカや『ウルトラマンエース』(72年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070429/p1)の敵怪獣「超獣」シリーズの類いのメカ獣やサイボーグ怪獣の発想である。
 #3で登場した銀髪の小学生男子が変身した巨大怪獣がレギュラーでライバルのポジションに定着するあたりも、80〜90年代以降に常態化してきた特撮ジャンルの追加文法でもある。


 グリッドマンも電脳世界から現実世界にリアライズするときには、空中から出現して宙返りしながらその身をヒネりつつ降下して、巨大怪獣の首元に迫力のキックをかます


 コレは1970年代前半の『仮面ライダー』(71年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20140407/p1)初作を端緒とする等身大の変身ヒーローの社会的大ブームに影響されて、70年代以降の特撮巨大ヒーローもその登場シーンでは宙高くジャンプして空中で前転したり、ヒネり回転も入れてそのまま降下してキックをキメたり側転やバック転の連発も披露することで、巨大感&軽快感を両立させんと試みていたことの踏襲でもある。
――ウルトラシリーズでいうなら、『帰ってきたウルトラマン』(71年)中盤〜『ウルトラマンティガ』(96年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19961201/p1)。当時のマニア論壇の主流による第2期ウルトラ批判やそれに付随して第2期ウルトラのアクション演出も否定された影響もあってか、『ウルトラマンダイナ』(97年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971215/p1)以降はコレが廃されたのだが、特撮評論同人界ではすでに80年代末期には始まっていた第2期ウルトラ再評価の論調の影響下にあった筆者としては、それは実に浅知恵な行為に思えて残念なことではあったけど――


 ロートルな筆者個人の幼少時の記憶のヒダヒダを丹念に甦らせてみるに、昭和の仮面ライダーや第2期ウルトラマンたちのトランポリン・ジャンプや実景の青空を背景とした空中回転にワケもわからず高揚して夢にまで見たり、齢3歳にして自身も押し入れの下に布団を重ねて敷いてデングリ返ししながら落下してコレを再現したモノである(爆)。
 いま批評的な言葉でそれをレッテルするなら、それは身体を自由自在に動かすことで状況もリードできるような「身体性の快楽・拡張感・万能感」のことであったとわかる。


 我々も近代的・合理的な「人間」である以前に、非合理的な「動物」でもある以上は、個々人で濃淡はあれども老若男女でこのような「狩猟本能」・「アクションの快楽」とでも称すべき情動は良くも悪くも無くならないであろうから、そんなプリミティブ(原始的)な本能にも基づくアクション映画や娯楽活劇作品が滅びることもナイであろう――ゆえに怪獣との共生などもっての他!?――。


 その伝でも、グリッドマンウルトラマンが空中でその身をヒネって急降下の勢いで怪獣にキックをかますアクション演出にも大いに賛同するけれど(笑)。作り手たちの意図はともかく、それは結果的には特撮ジャンルにおける1960年代以前の古典古代の理念に立ち返っただけのモノでもナイ、1970年代以降の要素もブレンドされたものであったことは指摘しておきたい。


 そして、一進一退の攻防のあとに、必殺ワザで巨大怪獣にトドメを刺すグリッドマン! 爆発四散する巨大怪獣!!


「現実的な世界」での「非現実感」=オタク人種の「不全感」「不能感」


 ……ココでそのまま平穏なる日常生活の世界に戻ってしまったならば、純然たる子供向け作品としてはその方がOKでも、幼い子供たちが観るワケもない(笑)深夜アニメ作品としては少々物足りなくはなる。
 ゆえに、巨大ヒーローvs巨大怪獣というスペクタクルなバトルを本作最大の見せ場としつつも、それ以外の要素でも話数をまたいで次回へのヒキとするようなナゾを本作では散りばめる。


 少年が記憶喪失になっている理由に意味はあるのか? 記憶を失う前の彼には何かがあったのか?
 #1で巨大怪獣の火球が直撃して、校舎が崩壊! バレーボールを弄んでいた少女も閃光の中で蒸発・落命したハズであったが、翌日には校舎はかつてのように存在し、巨大怪獣出現の報も世間的には存在しなかったどころか、人々からもその記憶自体が消失していた。それはナゼなのか?


 それでは落命した同級生たちも蘇ったのかと思いきや……。
 最初から存在しなかった、または数年も前に別の事件で死んだことになっていて(!)、落命した同級生たちのことは「グリッドマン同盟(笑)」となった赤髪主人公と眼鏡男子クンに先のセミロングの女子高生しか覚えていないという摩訶不思議感。


 この状況下で彼らはどのようにサバイバルしつつ、この世界のナゾの根源に迫っていけるのか!? という、なかなかに思春期の少年少女たち――の中でも不全感(≒非現実感)に苛まれた中2病のケがある人種たち――を、あるいは彼らの成れの果てでもある我々大きなお友だちをもワクワクさせて、各話単位ではなく作品世界全体への話数もまたいだ持続的な興味・関心を惹起させる作りにも、本作はたしかになっている。


『GRIDMAN』におけるアニメ的美少女の描き方の特異性!?


 もちろんフィクション・虚構作品である以上、いかにリアリズムやナチュラリズム(自然主義)を狙っても、ドコまで行ってもウソ八百ではある。


 以下のことは、それぞれのジャンルの主眼とするところの違いなので、批判・否定ではナイことを重々強調しておく。
 あまたの美少女アニメに登場する美少女たちが、弱者男子にとっての都合がイイ、客体としての女子像であるのに比すると、本作における女子キャラ描写は、弱者男子から見た懐柔可能そうな記号的で様式美的な作った可愛さやツンデレやキャッキャウフフではない。女子側も男子を選り好みする主体性は持っていて、頼りない男子であれば下に見て値踏みしてきそうなイヤ〜ンなナマっぽさがある。
 それなりに魅惑的ではあるけれど、白いカーデガンのポッケに両手を終始突っ込んでいる、プチちょいワル的な方向にも振れている黒髪セミロング女子なんて、オタ向け萌えアニメであったらビミョーにアウト寄りではなかろうか?


 さらに、筆者のようなウス汚れた人間は、#1においてもこの少年&少女との関係は? 黒髪少女宅で寝入っていたということは、赤髪少年&黒髪少女は親しくて気安いイイ関係なのか? それとも、少年はこの少女に恋の告白でもして、その際の過度な緊張や返答いかんで、ショックのあまりに昏倒でもしていたのか? なぞと邪推もしてしまったけれども……。


 しかし、記憶喪失になった赤髪少年もその旨を質問したら、


「同級生だけど、今日はじめて喋ったくらいの仲だよ(大意)」
「記憶喪失のフリだったら最悪だかんね」


などとのたまわれてしまい、翌日も教室でこの少年が少女に挨拶したり多少話しかけたりでもしてみたら、廊下で少女に少々メーワクげに


「距離感の遠近・間合いに気を付けて(大意)」


なぞと、少々拒絶ぎみにあしらわれてしまう始末(爆)。


――まぁ記憶喪失になる直前に、このふたりには何かがあって、それがこの世界の成り立ちの根源とも関わっている、今では滅びた懐かしの「セカイ系」な世界観である方がドラマチックではあるので、伏線である可能性も高いけど。……原典の世界とも通じているのであれば、劇中の「現実世界」自体も中二病の誰かが作ったハコ庭のよく出来た「電脳世界」である可能性も高いとも思われて(汗)――



 そして、今どきの……というか、21世紀以降の若者たちの、ネット上の巨大掲示板2ちゃんねる」での00年代初頭出自の用語や言い回しの、もう出典がドコにあったのかも、より若い世代たちは気にすることもなく、すっかり日常会話の日本語としても定着してしまった、意思疎通のためというより戯れや時間つぶしに群れるためのツッコミやハシゴ外し的な言葉遊びの数々。


 加えて、


「早(はや)」
「遅(おそ)」
「(むかしのパソコンって)怖(こわ)」
「(なに、この男子2名とのグリッドマン同盟って)気持ちワルッ」
「(知らないコの名を連呼してて)ヤバいんですけど〜〜〜」


などの、良くも悪くもバブル期以降、女子たちのホンネや欲望も解放された果ての、あんまり優しくなくて相手をプチ侮辱する域にも達している女子らの言動の数々も(笑)。
――個人的には「ホンネ」や「自由」の過ぎたる賞揚は、人類が数千年をかけて構築してきた人間社会・人間関係面における礼節やデリカシー、たとえウソであっても人間同士は対等・平等だというフリをして互いに尊重するふるまい方の流儀をプチ毀損する行為だとも思うけど。脱線に過ぎるので本稿では端折りますが(汗)――


 それらを、アニメではアリガチなオンマイク――指向性の高い、マイクを向けた方向の音だけをひろうマイク――によるクッキリとした音声ではなく、オフマイク――指向性の低い、周囲の音も広くひろい、音源も遠くに聴こえるマイク――的な抑えた録音(または加工音声)とすることで、音声演出面でもナチュラルさ・ドキュメンタリーっぽさ・よく出来た学生の自主映画っぽさ、といった本作独特の個性を補強もできている。


「脚本」主導ではなく、「映像」&「演出」主導の『GRIDMAN』!


 てなワケで、ストーリーやドラマやセリフなどの脚本主導ではなく、本作は映像や演出主導の作品ではあり、おそらくはその主導権は本作のカントクである雨宮哲(あめみや・あきら)の方にあって、脚本家の立場は失礼を承知で云えば、カントクの口述筆記のようなポジションで、絵コンテやアフレコの段階でもそーとーに改変されているのではなかろうか?(むろん憶測ですヨ・汗)
 本作は今時のジャンル作品としては非常に珍しく、通常はメイン脚本家が務める「シリーズ構成」という役職がないのも、その証左だと見る。おそらく、全話を通じたストーリー構成自体は雨宮自身が考案しており、それに沿ったかたちで脚本家はリライトや肉付けに整理の役回りを務めていると邪推する。


――まぁ、往年の『機動戦士ガンダム』(79年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19990801/p1)シリーズで有名な富野カントク作品も、脚本陣は詳細な「富野メモ」をリライトする立場であったし、『仮面ライダークウガ』(00年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20001111/p1)&『仮面ライダー響鬼(ヒビキ)』(05年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070106/p1)を担当した元・東映の高寺プロデューサー作品も後年に脚本家が語ったところでは高寺Pの口述筆記の立場であったとのたまっているくらいだから、そのような制作体制も特にアニメの場合には実は多々あるのではないのかと――


 本作の脚本家は、20数年前の平成ウルトラの一発目『ウルトラマンティガ』(96年)では本編美術チーフを務め、自身の脚本をプロデューサーに売り込むことで同作で脚本家デビューも果たし、早くも次作『ウルトラマンダイナ』(97年)ではメインライターを務めた長谷川圭一
 正直、失礼ながら氏の作風の幅は少々狭いようにも感じていたけど、三条陸(さんじょう・りく https://katoku99.hatenablog.com/entry/20210131/p1)がメインライターを務めた『仮面ライダーW(ダブル)』(09年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100809/p1)や『仮面ライダーフォーゼ』(11年)でサブライターを務めたことで、かつては否定していたとおぼしき「非リアル」や「ギャグ」に「コミカル」をも許容するようになって、その芸風も一皮ムケたようにも感じてはいる。しかし、本作『SSSS.グリッドマン』に対しては個人的には長谷川らしさ・長谷川の作家性のようなモノを感じない。


みんなのアイドル・新条アカネちゃんを中二病でも解析したい!(笑)


 さて、本作の真の主人公(爆)であり、劇中でも教室のマドンナらしくて、オタク視聴者のみなさんもゾッコン(笑)の、本作冒頭でも真っ先に登場していた薄紫色のサラサラ髪のショートカットの美少女・新条アカネちゃん!
 #1ではニコニコ笑顔で愛想のいい、同性ウケも悪くなく、女生徒たちとも休み時間によろしく談笑もできる、フツーにコミュ力もある少女に見えたけど……。


 実は原典たる『電光超人グリッドマン』における悪役、黒縁メガネのオタク中学生・武史(タケシ)くんのポジション!
 原典同様に悪のドラえもん(笑)の超常パワーを借りて、彫刻ナイフならぬすぐに刃が折れそうなカッターナイフ1本(!)だけで、汚部屋と化した自室で彫琢していた、人形サイズの「ぼくのかんがえたさいきょうのかいじゅう」を現実世界に巨大怪獣としてリアライズさせていたことが#2にて判明する。


 彼女が不快に思った人間を、怪獣災害で抹殺できたことを知るや自室で、


「よしっ! よしっ! 死んだーっ! きゃははははっ!!」


 などと叫び狂ってもいる(爆)。


 廊下でぶつかった高校の担任教師が謝罪しないで去っていった些事にも、周囲でヒトが見ていないと知るや、無言のまま狂気の域にまで達した正義(?)の怒りを燃やしていることを示す、巨大ロボアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(95年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20220306/p1)でも観たことがあるような、画面の中央が膨らみその逆に画面の周囲は後退して広角が狭い範囲に縮まって見える、玄関扉の覗き窓に多用される魚眼レンズがごとき映像で、瞬間湯沸かし器的に沸騰した怒気をハラんだ表情を伴なって、彼女の顔のアップが写されるあたり、映像演出も含めて実にキョーレツでもある。
――『エヴァ』および本作の魚眼レンズ映像の元ネタは、ロートルオタならご存じ、第2期ウルトラシリーズの映像派の鬼才・真船禎(まふね・ただし)カントクが多用した魚眼レンズ演出へのオマージュでもあるだろう――


 教室では同性や異性にアレだけ猫をカブれるだけのコミュ力もあって、ルックスにも恵まれているので侮られることもなく、チョロい男子であれば自身の可愛い仕草で操縦もできるであろうことを知っている彼女が、アレだけ心根を強者のゴーマンの方向性ではなく、その逆の弱者のルサンチマン(怨恨)の方向性でコジらせていることは、リアルに考えれば不自然ではあるけれど。


 かといって新条アカネのポジションに、ルックスには恵まれていない『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』(11年・13年に深夜アニメ化・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190606/p1)の主人公女子高生・黒木智子ことモコッチや、『惡の華』(09年・13年に深夜アニメ化・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20151102/p1)のデブでブスの悪女中学生のようなキャラを代入してしまったならば、今度はこの作品自体が重たくなりすぎて、救いや遊びの余地もなくなってくるのも事実だろう。
 原典の武史クンみたいな戯画化されたオタ男子を登場させても、それはそれで作品にイロケや華が欠けてくるし、ネット民たちもオタク男子への差別にも通じるゥ! と怒り狂って黙っちゃいなかろうし、そしてその見解も半分は正しいし。
 てなワケで、昭和のウルトラ怪獣にもくわしい、今の可愛いルックスの新条アカネちゃんで良かったと筆者も思います(笑)。


 まぁアカネちゃんによる「(特撮作品の)本当の主役は(ヒーローではなく)怪獣」という発言は、往年の第1世代特撮オタクたちによる発言に起源を持つもので、本心からそー思っているのならば別にそれでもイイけれども、単に「通」を気取って


「『怪獣』とはより『マイナー』で『弱者』で『被害者』で『まつろわぬ民』や『反体制』『反権力』や『不良性感度』の象徴で…… それらの知られざるレアな価値を発見できるオレさまのセンスって最高!」


といった他のマニアとの差別化・優位化や自己アピール・虚栄心、現実世界では報われなることのない自分自身の代償行為として、趣味の世界ではせめてものカースト向上(笑)を図ろうという潜在意識に基づいた発言であるのならば……。
 ムラムラと筆者も闘争心を刺激されてきて、「ウソつくな! マウンティング合戦するな! そりゃ怪獣・怪人・悪役も魅力的ではあるけれども、平均的な幼児や庶民大衆の大多数は、比較考量すれば怪獣よりもヒーローの方が好きに決まってるだろ!!」と猛烈に論破をしたくなってきたりして(笑)――我ながら非実在の特オタ女子高生ごときを相手にオトナげない(汗)――。


追伸


 赤髪少年主人公の「ユウタ」と黒髪セミロング少女の「六花」(リッカ)。
 原典の往時の幻の続編企画に由来するネーミングだそうだが(?)、奇しくも大ヒット深夜アニメ『中二病でも恋がしたい!』(12年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190904/p1)の主人公&ヒロインの名前と同じでもある――前者の漢字表記は違うけど――。
 同作で小動物的な眼帯少女の「六花」を演じた「まれいたそ」ことアイドル声優内田真礼(うちだ・まあや)――特オタ的には顔出しでレギュラー出演した深夜特撮『非公認戦隊アキバレンジャー』(12年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200223/p1)の幸ウスそうな白衣の戦隊後見人、兼カフェ店長・葉加瀬博世(はかせ・ひろよ)――が本作のエンディング主題歌を熱唱しているのも、電脳世界を通じた因縁、悪のドラえもんによる因果律のハッキング改変に違いない!?(笑)


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2018年晩秋号』(18年11月25日発行)〜『仮面特攻隊2019年号』(18年12月29日発行)所収『SSSS.GRIDMAN』合評1より抜粋)


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