2019-01-01から1年間の記事一覧
**『フォースの覚醒』封切当日のお祭り騒動&その内実!(…映画『妖怪ウォッチ2』PART2の方が興収面では上だった・汗) **可もなく不可もなし。むしろ作劇の技巧面では特に優れていないのでは?(歴代シリーズもそうだった?・汗) **カネをかけた映像…
『アナ雪』と同じ!(超能力の有無が反転しているだけで・笑) 美人王女さまが戴冠式で無能力が発覚して大騒ぎ! 王女さまが外ヅラはフェアでもプライベートでは勝ち気だったり、王家を去った先が泣く子も黙る監獄島だったりと、アレンジはイチイチが逆だけ…
人物もメカも作画がよくない。背景美術も密じゃない。ホントに2014~5年の作品か? 巨大ロボ&戦艦も今時CGではなく手描きで柔らかみを出し、古いアニメのようにカスれたタッチの線画も、意図的なものかとは思うが、将来の新スタンダードを狙うべき作…
ハスキーな低音ボイスの黒髪ショートで長身スレンダーな陸上女子の溌剌とした加瀬さん。 校庭の中庭で麦藁帽子をかぶって花壇をいじる金髪ショートでチビチビの全身オトメで女のコといった感じの山田さん。 対極的ともいえるふたりの女子高生の百合関係を延…
古めかしいセーラー服や和服に身をつつんだ儚げな黒髪オカッパ美少女とその仲間のオジサン・オバサンたちが、許せぬ悪を文字通り死後の世界の地獄に落とす『地獄少女』(05年)が、パチンコマネーか第4期として新作&過去作の傑作選(汗)で中途半端に復…
ロリ娘と白虎獣人を看板に据えた作品。 少女と獣人に、野郎を触手が生えたメカや異形に代替して女性を凌辱した80年代オタの発明(汗)を連想。本作にも女性に対して醜く発情した自身の似姿を見たくない、良く云えば繊細で悪く云えば欺瞞的な心性をウラ読みし…
終盤は泣き演出が連続で涙を堪えられない。 ソフトな性格の恵も肉食男子とは合わないだろうし、オタク男子の倫也を打算的に敷居が低いと感じて、緩やかな共犯意識も込みでの恋情を抱くようになっていた。 だからこそ恵は倫也を好きになり、「他の人には絶対…
学園一の美少女がラノベを読むなんて! と金髪ツインテ娘が黒髪ロング娘を蔑む。 バレたらカースト最下層に落ちるから、こんな脅迫が成立するんだネ!(爆) 後日、「オタク差別は根が深いのよ!」「(小学生の時)毎日毎日はやし立てられて、先生だって判っ…
美少女ゲーム界隈では相応のビッグタイトルで、自身もヒロインを演じた深夜アニメ版の主題歌『深愛』を歌唱したアイドル声優・水樹奈々が、この歌曲を契機に「NHK紅白歌合戦」で2009年から6年連続出演を果たした、1986年を舞台とした恋愛ものの…
*多数ライダー制の『仮面ライダー鎧武』は、「白倉ライダー」の継承者といえるのか!? ~「仮面ライダー鎧武の敵」とは!? *まず、原作者の「石ノ森章太郎イズム」とは何か!? *巨大企業ユグドラシルやネオショッカーは悪か!? *「複数の正義」「ラ…
前作『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』(16年)は、200年前に魔界の軍勢が人類を滅亡させようと攻めてきた際、人類が魔神たちを魔界に追い返すことに成功した力をもつ刀剣類の中で、特に危険な力を秘めた剣をめぐり、主人公側と悪…
2018年10月からTOKYO‐MX・BS11・サンテレビなどで深夜枠で放映されている、日本と台湾の共同製作による中華ファンタジーの人形劇・『Thunderbolt Fantasy(サンダーボルト・ファンタジー) 東離劍遊紀(とうりけんゆうき…
「相互理解を深める出会いと別れ」「歌と映像のシンクロの妙」「ヒロインバトルアクション」に特化した見どころ満載の作品。 キュアスター=星奈ひかるが宇宙で出会った「星のかけら」は彼女の言葉・行動に反応して姿を変える不思議な生物・ユーマであった。…
新作『プリキュア』の舞台は宇宙?! 放送前はどう扱うのか不安しかなかった本作だが、様々な星へと飛び出す冒険のワクワクと、地球での日常交流から生まれる喜びを並行して描いて、独自の「プリキュアらしさ」を確立している。 宇宙や星座に興味津々の星奈…
脚本主導でなく演出主導アニメ! 淡々とした日常の一挙手一投足、朝起きて食事して職場に出掛けて帰宅して眠りに就く一連をていねいに見せることで風情や情緒を出していく。 実力派脚本家・岡田麿里が、アニメ監督も担当するという本映画。それだけでもマニ…
白&青が基調なるも、小さな両眼すぐ上の大きな金色のヒサシ&ツノ飾り、極端に細いウエスト、何よりビーム剣を使わず長大な鉄のホコで敵を叩きのめす無骨な戦法。 巨大ロボットもの『ガンダム』シリーズの中でも、本作のガンダムは鮮烈な印象を醸す。 本作…
「まずミュージカルありき」から着想され、「いきなり感情を歌い出す」というミュージカルの特質を活かすために、「歌だから感情を出せる子」=言葉を封印された小柄な黒髪オカッバの女子高生主人公・成瀬順が生み出されたとのこと。 高校の演目として上演さ…
舞台は北関東の山々が目の前に迫る秩父。眉間に苛立ち&焦りの表情を漂わせた赤いTシャツに短パン姿の少年がアグラをかいてTVゲームに興じ、昼食はひとりで台所でインスタント・ラーメンを作って食し、朝は2階の自室の寝床から起き上がれない。 そんな彼…
***「6番目の戦士」登場! だったが…… ***『リュウソウジャー』がスッキリしない理由とは? ***『ゴセイジャー』における「6番目の戦士」! ***少々心配な『リュウソウジャー』の周辺事情 ***『リュウソウジャー』最大の弱点とは!? ***ついに「救…
虚構に逃避し擬似的な万能感にひたる弱者たる自分をメタ的に自覚し、自身の鏡像たるニートやヒッキーなどの奇行で笑いを取りに行く。 しかし『慎重勇者』は、その対極といえる身長180センチ超の低音ボイスで寡黙なナイスガイの日本人青年。非常に高いスペ…
旧海軍の艦船を擬人化・女体化したオンラインゲーム&アニメ『艦これ―艦隊これくしょん―』(13年・15年にTVアニメ化)の中国パクリ版『アズールレーン』(17年)。 明らかなパクリなのに、ナゼか日本でも即座にオタ間では大人気となり、同人誌即売会…
*平成ライダー第20作『仮面ライダージオウ』前半を軽くおさらい! *みなさんお待ちかね! レジェンド平成ライダーふたたび! *『仮面ライダー剣』編~剣崎・始・天音の三角関係⇒ジオウトリニティ *『仮面ライダーアギト』編~記憶喪失だった翔一⇒記憶…
*子供向けに回帰!(直前5作はシリアス大河戦隊) *善悪二元論の再徹底!(人間や宇宙人でなく魔族が敵) *爽やかさ!(役者・ヒーロー・メカ・楽曲が増幅) *「クルマ」と「妖精」が水と油だが、その理由とは!? *「暴魔百族」は魔族だが、時流に合ったポ…
***東映ビデオの新たなブランド・「東映V CINEXT」 ***ウルトラマン映画より小さな興行規模(汗) ***「VS」映画としての達成度は? ***視聴対象の違いによる差別化演出とは? ***続編なら時系列を明確にすべし! ***今後の「VS」の興行を…
『快盗戦隊ルパンレンジャーVS(ブイエス)警察戦隊パトレンジャー』(18年)の劇場版・映画『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(アン・フィルム)』(18年・東映)が公開された2018年8月4日、および翌週の8…
異色の大傑作、クラスで(ひとり)ボッチに転落していく少年を描いたマンガ原作の深夜アニメ『惡の華』(13年)で描かれた物語の1年前、中学1年生だった登場人物たちの「日常」について、原作者の押見修造自身がマンガのかたちで書き下ろしたエピソード…
今どき珍しい本格SFアニメが登場。 ただしセル画ライクなCGアニメ。だけど、指摘されなきゃCGアニメだとはパッとは判らないほどのナチュラルさ(少なくとも筆者には・汗)。 別項で加齢ゆえかSFに対する個人的な関心がウスれている……なぞと書き散ら…
西欧中世ファンタジー風の異世界ではなく、その趣向のバーチャルゲーム世界に閉じこめられた人々の右往左往を描く大人気ライトノベル原作(09年)で、ヒットも必至と見込まれたか予算も潤沢な2クールのヌルヌル動く高作画アニメが都合2期分、つまりは4…
オタ向け魔法少女アニメ『結城友奈は勇者である』(14年)の劇中内先輩チームの前日談を描く作品で、今秋2017年秋に放映予定の新作アニメ#1~2の先行公開。 原典の『結城友奈~』は、中学の部活・勇者部(笑)に集う少女たちが、実は世界を救うため…
遠未来の遠宇宙を舞台にした、原作なしの巨大ロボアニメ。といっても戦争状況を描く作品ではナイ。 往年のOVA『おいら宇宙の炭鉱夫』(94年)みたいな、無骨なワケあり海賊まがいの家族的小集団が、陰謀で鉱石発掘中に宇宙に捨てられた学生少女を救った…