假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありません

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

正解するカド ~40次元の超知性体が3次元に干渉する本格SFアニメ。高次元を材としたアニメが本作前後に4作も!

今どき珍しい本格SFアニメが登場。 ただしセル画ライクなCGアニメ。だけど、指摘されなきゃCGアニメだとはパッとは判らないほどのナチュラルさ(少なくとも筆者には・汗)。 別項で加齢ゆえかSFに対する個人的な関心がウスれている……なぞと書き散ら…

劇場版ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール- ~大人気作にノレない私的理由と、大ヒットのワケを分析!

西欧中世ファンタジー風の異世界ではなく、その趣向のバーチャルゲーム世界に閉じこめられた人々の右往左往を描く大人気ライトノベル原作(09年)で、ヒットも必至と見込まれたか予算も潤沢な2クールのヌルヌル動く高作画アニメが都合2期分、つまりは4…

結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章- ~世評はともかく、コレ見よがしの段取りチックな鬱展開だと私見(汗)

オタ向け魔法少女アニメ『結城友奈は勇者である』(14年)の劇中内先輩チームの前日談を描く作品で、今秋2017年秋に放映予定の新作アニメ#1~2の先行公開。 原典の『結城友奈~』は、中学の部活・勇者部(笑)に集う少女たちが、実は世界を救うため…

ID-0 ~谷口悟朗×黒田洋介×サンジゲン! 円盤売上爆死でも、宇宙SF・巨大ロボットアニメの良作だと私見!

遠未来の遠宇宙を舞台にした、原作なしの巨大ロボアニメ。といっても戦争状況を描く作品ではナイ。 往年のOVA『おいら宇宙の炭鉱夫』(94年)みたいな、無骨なワケあり海賊まがいの家族的小集団が、陰謀で鉱石発掘中に宇宙に捨てられた学生少女を救った…

蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ- ~低劣な軍艦擬人化アニメに見えて、テーマ&萌えも両立した爽快活劇の傑作!

群像「おまえはオレの船になれ」 イオナ「群像、私に乗って」 って、オイ!(笑) 本作は一見、潜水艦VS大艦隊の海洋戦記SFに見える。後述するが、ラスボス的な存在のキャラ・コンゴウの描写にあるように、乾ききった融通の効かない形式主義・官僚主義・…

BanG Dream! ~「こんなのロックじゃない!」から30数年。和製「可愛いロック」の勝利!(笑)

和製可愛いロックの勝利! 不良性感度ゼロの娘たちがキラキラやドキドキを求めてだなんてロックじゃない!? 今から30数年前の80年代中盤、「ロッキンオンJAPAN」誌などで当時の日本の若手ロッカーたちが上の世代の評論家や音楽ライターたちから「こんな…

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 往時は人間味に欠ける脇役だった学級委員や優等生キャラの地位向上!?

眉目秀麗・成績優秀なサラサラヘアの生徒会長男子クン&黒髪ショートの生徒会副会長のお嬢さまが、互いにまぁまぁ相思相愛なのに、ヘンに自意識過剰でプライドが高いばかりにスナオになれず、自分から先に告白してはお株が下がる、尻に敷かれてしまうからと…

政宗くんのリベンジ・小林さんちのメイドラゴン・アイドル事変・セイレン・スクールガールストライカーズ・けものフレンズ ~2017年冬アニメ評!

メイド+ドラゴン。西洋ファンタジー風ドラゴンがふだんは、金髪ツインテールのかわいい美少女メイドに変身しているから、「メイドラゴン」というタイトル(笑)。ダジャレの出オチ的な発想から構築されたとおぼしき作品だ。 アリがちな、弱者男子にとっての…

ヴァイオレットエヴァーガーデン・からかい上手の高木さん・メルヘンメドヘン・キリングバイツ・刀使ノ巫女・citrus・ゆるキャン△・博多豚骨ラーメンズ・デスマーチからはじまる異世界狂想曲・グランクレスト戦記・恋は雨上がりのように・刻刻 ~私的には豊作の2018年冬アニメ12本評!

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『からかい上手の高木さん』『メルヘン・メドヘン』『キリングバイツ』『刀使ノ巫女』『citrus』『ゆるキャン△』『博多豚骨ラーメンズ』『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』『グランクレスト戦記』『恋は雨上…

映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me- ~眼帯少女も高1なら可愛いけど高3だとヤバいかも…に迫る逸品

せめてもの自己アピールか対人バリアかその両方か、片目に眼帯を付けた、小学校高学年の女児にも見えかねない、小動物チックで奥手な女子高生。 折しも同年代のイケてる系が異性とのコミュニケーションに乗り出す時期でもある。しかし、ルックス・胆力・コミ…

映画 聲の形 ~希死念慮・感動ポルノ・レイプファンタジー寸前!? 大意欲作だが不満もあり

*「性格強者」、元「イジメ加害者」としての主人公少年・石田将也 *「イジメ加害者」の転落描写が重すぎてリアリティ・ラインが上がってしまい、奇跡的な病状回復&交感描写が少々浮いて見えてしまう *聴覚障害者でもあるヒロインの「聖女性」は、「感動…