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*『ジャッカー電撃隊』の成り立ち! *『ライダー』『009』のハイブリッドかつ「改造人間」テーマに回帰! *1977年に放映された石森作品のなかで『ジャッカー』が一番シリアス! *「ジャッカー」のビジュアル・デザイン・SF設定コンセプト! *「J・A・…
*事前告知ではクールなSF志向! その内実は!? 主役青年・映像・怪獣 *正義の味方怪獣も登場! 変型してウルトラマンとも合体する是非! *味方怪獣を登場させるのであれば! その描かれ方はどうあるべきか!? *適度なB級感の必要性! 半分笑っちゃうけど半…
怪獣8号に変身している体育会系オジサンが気合いを入れて絶叫したり、拳を握りしめる! すると、その背景美術にはマンガ的な大量の流線作画が流れ出す! 時間も引き延ばされてスローモーション映像となる! 誇張・極端化されたパースペクティブ(遠近感)で…
*『ゴレンジャー』誕生!“腸捻転” 『仮面ライダー』放映枠の移転! *“カラー”と“グループヒーロー”がテーマ! *『ゴレンジャー』のデザイン! 「シンプル」&「5原色」がテーマ! *石森漫画におけるプロト「戦隊」たち! 『少年同盟』『サイボーグ00…
*「ウルトラ兄弟」ではなく、ウルトラの星の出身ではなかった、初のウルトラマン! *「ウルトラ兄弟」とも太いパイプ! ウルトラセブン=モロボシダン隊長と川上鉄太郎隊長! *企画書上梓&メインライター・田口成光! その活躍の場を拡げていく! *深紅のウ…
地動説を信じているのに知らないフリ。疑いが2度目におよんだら死刑なので、命惜しさで知己や養子を密告。キリスト教では地獄行きだというのに、刑罰での恥辱なぞは受けまいと毒杯を仰いで自殺。結果的に正しかっただけであって、メタレベルでその人間性だ…
映画の舞台設定は、事前にマスコミ媒体にても発表されていたように、世間一般には「左派リベラル」というのか「アメリカ民主党」の票田でもある「カリフォルニア州」と、やはり一般的には「保守」寄りの「アメリカ共和党」の票田でもあった「テキサス州」と…
●『アーク』のターニングポイントたる#14~15 アークの出自&バックボーンが判明! ●前作『ブレーザー』の敵怪獣がぞくぞく再登場の果てに、ブレーザーとも共演できたが!? ●魔界! 冥府! 闇将軍! 怪獣幕府! 合体怪獣ヘルナラクが魅惑的! ●往年のキ…
分岐並行宇宙の別歴史であっても、実にファーストガンダムっぽい! シャアが断末魔の「光の奔流」の中で観たものは未来や並行宇宙!? 時空を超えるのがニュータイプ!?
この2.5次元舞台の男性「脚本家」と、原作マンガの女子「原作者」との角逐もカラめて多層的・重層的に作品はつむがれていくのでもあった……。こう記してしまうと、本稿執筆時点の今年早々の出来事でもあった2024年1月末に勃発した、マンガ『セクシー…
『グレンダイザーU』 ~マジンガーZも活躍する快感! しかしてあまたの要素で渋滞! 超古代文明ネタなどで、続編での挽回を期待したい!
●「ブラックホール」における「事象の地平線」にて生じる「ホログラフィック原理」と「ホーキング放射」にカギがある!? ●「合理」を超えた「肉体」と「感情」の回復を目指す未来人。「差別」「争い」「戦争」はなぜに起こるのか!? ●軍事的アドバンたる「時間…
*往時は「ガンダム」オタク諸氏には叩かれていた『SEED』! しかして、同時に若年層には高い人気を獲得! *新人類ならぬ、遺伝子操作ベビーvs一般人との図式がハラんでしまう複雑な入れ子の構造の秀逸さ! *敵味方の憎悪と復讐の増幅&連鎖描写の執拗…
上原正三の生涯を通じた日本のTV特撮&TVアニメ史 序章・1937(生誕)~1963年(26歳)! 上原正三の生涯をたどること = 日本のTV特撮&TVアニメの歩み! 上原正三の作風・作家性とは「沖縄」出自に起因するだけのものなのか!? 上原正三…
黒髪ロングで瞳を大きな六芒星とすることで、スター性を感じさせるヒロインのビジュアル! 虚栄的で人格的な偏りもある、どころか壊れてすらいる、時たまに常識人も混在しているアイドルたちや、その候補にまつわる諸相! 彼女らはルックスには恵まれている…
ドラマが重たくなると旧友とも偶然の再会(笑)、少女時代と変わらぬ人格・振る舞い方での酒盛りもはじまることで、作品の明るさも担保。 『プリキュア』諸作序盤とも同様、各話ごとにひとり、あるいはふたりが変身能力を復活! 集団合体ワザや主役プリキュ…
孔明が現代日本に転生。少女をスターダムに上げようと知略をめぐらす傑作! 彼女の下宿のたたずまいや、孔明が転生者だと信じない、そもそも孔明とは誰なのか?(笑) といった彼女のリアクションの方で、虚構作品なりのある種のリアリティや地に足が着いた…
『ザ☆ウル』最終回が歴代シリーズ最終回の私的ベスト。古典的で誠実ストイックな主人公青年。彼は自身がウルトラマンであることに驕り高ぶらず、時にそれゆえ肝心の局面で戦場にいないことで糾弾されるも、それを堪え忍んで、しかも卑屈になるでもなく言い訳…
*全員に見せ場! 実は技巧的な作劇! *アクション演出の細部でドラマ性も高める! 昭和の先輩客演編を反面教師として! *各ヒーローの関係性&立ち位置を最大限に活かす点描とは!? *本作の仮面劇&作劇をテレビシリーズでも実現させよ! ニュージェネウルト…
国民的な絵本出自のヒーローの名前のパロディであることは一目瞭然だが、#1のオープニングのタイトルと楽曲で、英語表記が「ワン・パンチ・マン」だと知る。……フザケるのもたいがいにしろ!(笑) アタマ悪すぎる内容。だけど、ムチャクチャ面白い! 趣味…
昨年2013秋~今年2014冬にかけて2クールで放映された、特撮変身ヒーローもののパロディアニメだ。いや、特撮変身ヒーローものへのガチンコの愛・オマージュ・メタ的な批評性にあふれた深夜アニメでもあった!? 当初は特撮変身ヒーローものを笑いの…
南極大陸で戦うウルトラマンジョーニアスとヘラー軍団が放った怪獣グモンスの前に、南極の氷原を徐々に割りながら轟然たる大音響とともに浮上してくる150門とも本話内で称される多数の砲門を備えた要塞がごとき左右横方向にも拡がりを持つ巨大戦闘艦ウル…
『ウルトラ』シリーズにかつてなかった壮大なる宇宙規模のスケールの最終回に至る展開への幕開け、最終クールの展開に対する視聴者へのヒキ・予告となるべきストーリー。中盤以降のイベント編やメイン設定編の傑作群をものしてきたメインライター・吉川惣司…
夕子降板編。『A』第3クールの強化案では「星司と夕子の心情が流れ、生きたドラマ作りを心がけたい」「尚一層、星司と夕子が生き、感動的なエースの登場を狙ってみたい」との記述があった! つまり、製作者側による『A』第3クール以降の強化案には、南夕…
未亡人母子と相川始の関係。 母子を救えず始に敵意を抱くも何もできない虎太郎。 母子を守らんとする始を目撃して軟化した剣崎。 闇落ちした橘=ギャレンに敗北した始を介抱してしまう剣崎。 「(母子の)そばにいて守れよ!」との言葉に、始の行動原理も確…