ウルトラ
超獣・異次元人・富士山麓の秘密基地・電飾満載の指令室! 『帰』の平均視聴率は22.7%、『A』の平均視聴率は18.7%。その差は『嵐』第1話の視聴率に相当する4%! 『A』の視聴率的実力を侮るべからず! 脚本家ごとのヤプールや超獣の描写の相違…
ウルトラ兄弟のお面は#33。子供の心も守るのは#34や#35。街&子供両方守るのも#30。善意が悲劇に帰結するのは#19。ゲスト子役たちをウルトラ兄弟に認定するのもダン少年編の拡張。 巷間云われてきた通説とは異なり、『A』最終回は実は市川が携わった『…
結構な量の展示で驚いた。また、質も高かった。 こちらはさすがに美術館、世田谷文学館と比べて「文芸」よりは「美術」を中心に展示がなされていた。 当然中心は怪獣造型。成田亨(デザイン)と高山良策(造形)のスケッチや製作時の写真が目白押し(成田亨…
「ウルトラマンエース」総論 「ウルトラマンA 再評価・全話評!」 〜全記事見出し一覧 [ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (金田益実・編 発売元・ジェネオンエンタテインメント 07年1月25日発売 税抜価格3800円) (文・久保達也) ウルトラシリーズ…
20年前、月で初代マン・セブン・新マン・Aが究極超獣Uキラーザウルスと大激闘を繰り広げる場面から本作は幕を開ける! 月面クレーターの淵の上から初代マンと新マンのスペシウム光線! セブンのワイドショット! エースのメタリウム光線! それらが融合し…
「ウルトラマンA 再評価・全話評!」 〜全記事見出し一覧 [ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 《ちょっと一服》『ウルトラマンA』関連アイテム2 (ファミリー劇場『ウルトラマンA』放映・連動連載!) (文・久保達也) さてここでは『ウルトラマンA(エース…
「ウルトラマンA 再評価・全話評!」 〜全記事見出し一覧 [ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 《ちょっと一服》『ウルトラマンA』関連アイテム1 (ファミリー劇場『ウルトラマンA』放映・連動連載!) (文・久保達也) ここでは『ウルトラマンA(エース)』…
兄弟の頻繁な客演! マグマ星人のレギュラー化! ダン隊長がセブンに再変身! 最終展開では兄弟全員集合! あるべき『レオ』が内山先生の手で達成されていたのだ! 終盤ではレオの父と母との再会まで果たす! ウルトラ兄弟全員登場のスケール感やイベント性…
地球人でなく人間と呼称。『メビウス』のテーマ面でのヒューマンな狙いも見て取れる。防衛組織の上官はかなり頼りなくコミカルに描かれて、映画『少林サッカー』のような非リアルな描写もある。リアリティーの階梯を最初から下げて、作品の品位が少々下がっ…
「ウルトラマンA 再評価・全話評!」 〜全記事見出し一覧 (ファミリー劇場『ウルトラマンA』放映開始記念・連動連載!) (文・久保達也) 『ウルトラQ』(66年)、『ウルトラマン』(66年)、『ウルトラセブン』(67年)をリアルタイムで視聴した…
『ウルトラマンメビウス』(06年)も#5まで放映終了。 ここ10年、15年の『ウルトラマン』作品の中では一番面白い!(個人的には) イイ意味でユルくてベタなんだけれども、同時に適度に凝ってもいて。しかもちゃんと子供に向いている! 年甲斐もなく…
バルタンが超巨大化! マックスを踏み潰す! しかしマックスはこれを足の裏から持ち上げる! マックスも超巨大化! まさにこの圧倒感! カタルシス! これぞ、スーパーヒーロー! これぞ、超人のゆえんである超越性や万能性! 変身ヒーローものの本質・エッ…
[特撮意見] 〜全記事見出し一覧 [ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 フジテレビ『電車男』戦略に見る『ウルトラ』シリーズの可能性 (文・小泉明彦)(05年7月執筆) 昨年(04年)の『世界の中心で、愛を叫ぶ』(04年)に続いて、今年(05年)は「電車男…
[特撮意見] 〜全記事見出し一覧 [ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 祝!真正M78星雲ウルトラ兄弟系『ウルトラマンメビウス』放映開始記念! (文・T.SATO) (初出・同人誌『仮面特攻隊2005年春号2刷』(05年4月24日発行)〜『仮面特攻隊2…
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル#1「怪獣無法惑星」 〜第1シリーズ序盤合評 ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEO#1「レイオニクスハンター」 〜第2シリーズ [特撮意見] 〜全記事見出し一覧 『大怪獣バトル』 〜全記事見出し一覧 [ウルトラ] 〜全記…
[特撮意見] 〜全記事見出し一覧 [ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 『シン・ゴジラ』 〜震災・原発・安保法制! そも反戦反核作品か!? 世界情勢・理想の外交・徳義国家ニッポン! 拙ブログ・トップページ(最新10記事) 拙ブログ・全記事見出し一覧 (文・T.…
[特撮意見] 〜全記事見出し一覧 (文・T.SATO) 押井守カントクの「日本特撮=歌舞伎発言」(『宇宙船』Vol.94・2000年秋号の映画『アヴァロン』記事のインタビュー)。 傾聴に値するけど、それにコロッといかれたり、自説に牽強付会したよ…
本作の「原点回帰」が初代『ウルトラマン』の単純明快な作風を目指しているなら旧作と似通った演出になるだろうし、近年のウルトラ作品に違和感をおぼえていたパパの皆さんは郷愁と親しみを感じているだろう。 第3話『勇士の証明』に登場する古代怪鳥レギー…
(文・久保達也) (05年3月執筆) *CD評 『ウルトラヒーローVS怪獣軍団! 大決戦ストーリーCD』 (講談社「テレビマガジン」05年3月号特別付録) 『大決戦ドラマCD ウルトラヒーローVS怪獣軍団!』 (コロムビアミュージックエンタテイン…
出来はイイし、それなりに面白いとは思う。 でも、マニア連中といっしょに絶賛したくはない。 作品批評は基本的には、作品の内実・クオリティを主眼にして論じるべきではある。しかしそれが全てではない。 作品外のこと。周辺から、内は作り手の内的必然、上…
面白い! 幼児が見ても面白い、楽しめる作品であったかは別にして(笑)。 シャープでクールな映像に世界観。乾いた淡々とした筆致でつづられていく物語。夜の闇に徘徊する人間スケールのCG不定形ゲロゲロモンスター。コミュニケートが絶対不可能そうな、…
[特撮意見] 〜全記事見出し一覧 [ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 (文・T.SATO) (03年12月執筆) 「怪獣ファンは〜すべきである、とか第二次ブーム作品は第一次より低級である、怪獣番組は怪人番組より高級、アニメなんて見ないのが本来の怪獣フ…
大江健三郎「破壊者ウルトラマン」へのリプライ。 助監督・内海が弾劾したのは超人が怪獣を打倒する宿命路線だ。 そのための方策を論じ、一例に「血を吸う花は少女の精」を挙げる。 あるいは次作『レオ』も「破壊者ウルトラマン」のリプライともいえる。 当…
要約すると、 ①「子供大人」「大人子供」の中途半端な人間が作った「怪獣映画」はいかがわしい。 ②怪獣の出自は自然の生命。一部、被爆者に差別的な発想のものが存在(『セブン』#12欠番騒動を念頭)。 ③都市破壊にリアリティがあったり、作り手に内的必然…
昨01年末だか02年の年頭だかにCM放映された、本作と同名のタイガー魔法瓶の水筒は、本作との連動企画だったのか? 『劇場版 ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』(02年)1本立てではジミだろうと企画された(?)本作。 第1期…
理性よりも感情に訴える物語。泣けた(笑)。ティガ&ダイナ&ガイアのトリプルヒーロー揃いぶみは、余計な意味づけにこだわらなかった分、カタルシスだけがあった。正しい在り方だと思う。珠がなくなることを願う所有者が現われれば悲劇は終わる。しかしそ…
『ウルトラマンダイナ』評 〜全記事見出し一覧『ウルトラマンダイナ』最終章三部作 〜賛否合評 『平成ウルトラ』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 [ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 『ウルトラマンダイナ』総論 〜ダイナ総括 (文・ヤフール) (1999年7月…
アスカは死んだのか? とはいえ、『ティガ』での超古代人の立体映像メッセージを投射するタイムカプセルや、超古代怪獣の登場頻度のあまりの少なさ、超古代文明の滅亡の原因以前にその全貌を徐々に小出しにナゾ解きしていくような展開が欠如していた前例のよ…
面白かったけど上映時間はもっと短くてもよかったなぁ。 映画そのもののテンポはともかく、バトル皆無な中盤において子供たちの画面集中力が散漫になるのは当然のことであって、その生理をかえりみずに堪え性のなさを批判するのは酷であろう(ましてこれは、…
矢的猛のやさしさ・ひたむきさ・端正さ。教師編はひとつの桃源郷だ。そこには中学1年生という生活空間に生じる問題・事件はあれども、20年の歳月ゆえかもしれないがトータルで糖皮におおわれてアマくてやわらかくてやさしい印象につつまれている。『80…