栗色髪ショートで自宅では赤いジャージで引きこもりにも見える内気な女のコ(一応は女子大生)が、妹の同級生の黒髪ロングの小学生女子にゾッコンになってしまうのが『私に天使が舞い降りた!』。 ある雪の日に通りかかった家屋の庭にロリ美少女を見かけてゾ…
新人女性声優3人組のドタバタ悲喜劇を描く『それが声優!』。主役女子はショートカットに眼鏡。見た目だけだとサードヒロインだ(爆)。しかし、まぁまぁ面白い! 『ガーリッシュナンバー』では、メインヒロイン自体が多少ルックスに恵まれていて小器用だっ…
『シン・ウル』解析。映像・アクション・ミスリードな原点回帰・高次元・ゾーフィ・政治劇・構造主義・フェミ! 樋口作品か!? 庵野作品か!? *対ネロンガ・ガボラ戦は上々! ウルトラマンのテカテカ感をドー見る!? *微動だにしない人形による超人の飛行姿も再現した映…
全員集合ネタを通過後の共演映画の作り方とは!? バトルとドラマの分離を防ぎ、バトルにドラマを織込む! 「時間跳躍」や「並行宇宙」の概念が一般化した現代! 「並行宇宙」初出は60年前! 新旧ヒーロー共演が目的! 先輩スパイダーマン2名が参戦! 再生怪…
各作が独立でも同一世界で連続性アリ! 平行宇宙越境のヒーロー大集合でも集客! 日本特撮も見習うべきだ! 『ブラック・ウィドウ』はアベンジャーズの一員、超人ではなくロシアの女スパイ出自で生身の人間、ブラック・ウィドウことナターシャが主演の映画。…
TVへの誘導はバッチリ! TV本編のノリを提示。45作記念なのに変化球! 人間態がない着ぐるみ戦隊メンバーに想う、戦隊イケメン役者人気の40年史! スーパー戦隊シリーズ歴代の敵幹部たちが大挙復活のカタルシス! そして、その功罪とは!? ゲスト敵怪人・…
ミンジョはヌマージョの妹! その設定も公開延期の一因か!? ガルザ光落ちの伏線も! ナダが7人目のリュウソウジャーとして大活躍する短編が観たい! 夏祭りでブルー時雨も大活躍(笑)。 6人目の戦士が夏映画で活躍する困難! 「レム睡眠」モチーフの怪人…
2大戦隊共闘を盛り上げる助走台ドラマとは!? 劇中劇として描かれた2大戦隊の「VS」! 同色キャラでなく年少キャラ・ネタキャラ・作戦参謀同士の「VS」で、各キャラの個性を出す! 2大戦隊共闘や先輩戦隊復活に、助走台としてのドラマ性を与えたからこそ、…
「孤高」「変わらないこと」をも肯定! 「邪面」を付けねば、生きられない現代人! 「因縁」の敵が強化変身したさまを、「ワクワクする!」と表現した主人公の深層心理! 「倒すべき敵」に「もうひとりのオレ」だという「同質性」を設定! 「万策尽きる」ま…
シルバー登場! ヨドンナ出現! 削岩機をモチーフにした武器・シャイニングブレイカー! 3つのドリルと作業アームを装備した巨大ロボ・ギガントドリラー! ヨドンナは笑顔の代わりに舌をだらんとさらけだすのがキメ顔のサディスティックウーマン! クリスマ…
マクロスは真面目なフリして爆笑必至なネタや設定を入れてくる。 本作もワルキューレのクローン・ヤミ(闇)キューレによる歌唱攻撃が始まった! といったモノ。 この「ヤミキューレ」という確信犯でのB級感まる出しなネーミング。 てなワケで、敵のヤミキ…
『推し武道』は、主人公はアイドルではない。ローカルアイドルグループの一員を推すようになったヤンキーチックな金髪女子である。彼女はOL稼業もやめて地元のパン工場で仕事をしながら、節約して服装もジャージ一本槍となり、全稼ぎを「推し」に貢ぎ続け…
黒髪ツインテと生徒会長の関係にプチ嫉妬したセンター少女が黒髪ツインテをベッドに押し倒す! 最も親しかったハズの黒髪ツインテの生徒会長アイドル嬢との身体接触を伴なう交流に対しての、実に気立てがよくて性格もよい彼女にもあった「プチ独占欲」から来…
女子側の恋情で胸キュンさせる独自性。ベタでも高みに到達。 野郎高校生ひとりに美少女5人のハーレムラブコメ。美少女を五つ子として既存のラブコメとは差別化。 勉強はできる主人公少年と、勉強ができない五つ子女子。および、勉強したくないけど少年の妹…
*『ティガ』最終回も当時は賛否両論! *『ティガ』&後日談映画のシャッフル! *原典とも異なる新機軸! *『ティガ』最終回は子役大挙登場が議論の的! *『トリガー』最終回に弱点アリとすればソレは何か!? *近作ウルトラにもあった最終章における弱点! *悪…
Zとの共闘。Zが並行世界から飛来したことを伏線化して、『トリガー』世界が『ティガ』世界に似ている並行世界であったとシズマ財団総帥の発言で明かす! シリーズ折り返し地点では超古代文明時代のトリガーと闇の3巨人の因縁も明かして、ケンゴの魂が抜け…
コミュ力弱者の対人恐怖を作品図式に反映、福音も与えんとした26年間! *庵野刊行の同人誌『逆シャア友の会』(93年)での発言に源泉! *「使徒(他人)による周縁から中心(自己)への接近」と「接近過多での自他融解の大破局」! *『ガンダム』のアムロ→『…
少女たちの実存ドラマかと思いきやホラー風味が出てきて、最後はバトルロイヤル!(爆) その過程で明かされる不遇な過去や鬱屈した想い。そして生存のための裏切り! そして、最終的には姉妹同士の戦いへと帰結! 敵にも一理を持たせつつ、最終的に主人公が…
強さと脆さを抱えた少女たち。 彼女たちの背景や悩みは点描程度だが印象的。 全編アクションでも点描が実に際立つ。 まずは主人公・皐月のフルヌードをシャワーシーンで見せる(笑)。 比重としてはアクション7割・エロス2割・ドラマが1割と、まぁいつも…
明治・大正・昭和の文豪たちがオタク女子受けするイケメンキャラになって、その文学作品にまつわるナンちゃって的な超能力「人間失格」だの「細雪」などを駆使して(笑)、武装探偵社を名乗って戦うのが『文豪ストレイドッグス』。 「本の中の世界」を破壊す…
地味な佳品。個人的にはOK。父子ドラマも泣きながら観た(笑)。が、男児一般は泣きドラマは好きでないし、照れクサく感じるだろうから、諸刃の剣の作劇ではある。 50周年記念作だから先輩ライダーを大量に、あるいはライダー俳優OBを若干名は出演させ…
人道援助で敵認定され戦争となる危険!? 南北朝鮮で軍事衝突が発生して北の難民を保護すれば南が、南の難民を保護すれば北が日本を敵国認定する可能性が、中国が台湾に武力侵攻してその難民を保護するだけでも日本が敵国認定される可能性もあるワケだ。 筆者…
*文&武の根源! *創作・物語とは何ぞや!? *未来の「可変」と「決定」! *剣&本の止揚。剣士かつ小説家かつ本屋! *ソードとロゴスでソードオブロゴス! *序盤で仮面ライダー・タイプチェンジ・武器が多数登場することの是非! *異世界ワンダーランド! 異…
「シン・ウルトラマン」「追悼・上原正三」大特集『假面特攻隊2021~22年号』・エヴァ26年総括・東京23区全歴史博物館・かいじゅう28・星雲仮面マシンマン後日談・土曜ワイド劇場「変装探偵」・深夜アニメ合評同人誌ほか批評感想資料本多種委託
戦闘だけ。そもドラマは必須か!? ヒーロー活劇としては理想型では? 東映の高橋Pの意向通り、本作は戦ってばかりの作品ではない(くれぐれも強調しておくが、ドラマ性皆無で戦ってばかりの作品がダメだとは筆者個人は思っていない)。 結果論だが、ライダー…
原作漫画よりも面白い!(私見) 笑えるべきところでキチンと笑える! 鬼才・福田雄一監督が暑苦しく描いた本作は、後出しジャンケンの再構成ゆえか、妙にまとまりがあるようにも見える。 80年代初頭はこれまでの漫画・アニメ・特撮作品の影響を受けた1960年…
超人・怪物・メカ・戦闘・天変地異など非日常の驚きをトリック撮影で描く。特撮を山場とするためにドラマ・テーマを逆配置すべきなのだ。 特撮の本質を中核に、周囲には子供が喜ぶ玩具性やB級SF的なウラ設定も忘れずに配置し、オタや女性層やパパ・ママ層の各…
思想がないドラマ。ないのが面白い。全ての思想の枝打ちした作品だ。このシリーズで残れるキャラクターを打ち立てられるのは、セルフプロデュースができる役者のみ。それは「アドリブ」力に他ならない。 このドラマは「創作」の苦悩すら他人任せで、自分たち…
小説投稿サイト発祥作品で、商業誌にスカウトされてマンガ化や深夜アニメ化にまでコギつけたパターン。 他にも同サイトには、『異世界駅舎の喫茶店』なども控えているので、深夜アニメバブルの昨今、同工異曲の作品が今後、数年間は跋扈するとも予想する。 …
新自由主義で次々新版「義体」を売りたい「企業」。頻繁なる換装は避けたい「国」と「軍」。今や「国」や「軍」よりも民間の「企業」の方が強いのだ(汗)。 庶民側も障害などで身体の一部を「義体」にして暮らす貧困層も、旧版「義体」の「サポート期間終了…