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コンビニ漫画『ウルトラマンレオ 完全復刻版』

内山まもるウルトラマン漫画1971~2010総覧! ~『ウルトラコレクションボックス ザ・内山まもる』
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コンビニ漫画『ウルトラマンレオ 完全復刻版』

(文・T.SATO)


 2006年10月27日(金)、9〜11月にかけて順次発売中のDVD『ウルトラマンレオ』(asin:B000GTLFHW)の宣伝合わせで、コンビニエンスストア限定単行本マンガの形式にて、My First BIG SPECIAL『ウルトラマンレオ完全復刻版』(asin:409108575X)が発売!


 もちろん、ウルトラ漫画の御大(おんたい)・内山まもる大先生が執筆された、74年放映当時の小学館学年誌に連載されていたバージョンの復刻版。しかも今回はナ、ナント『小学二年生』『小学三年生』の両連載バージョンを同時収録!
 てっきり『帰マン』〜『タロウ完全復刻版』と同様、『小学二年生』版のみ収録かと思っていたのだが……、両方ともとは。うれしすぎるゾ! 特撮オタ・ウルトラヲタの世代人のみなさまはぜひとも買うように!(笑) もちろんそうじゃない世代の方々が今読んでも、面白い普遍性は十二分にあると思います。


 圧倒的な画力。流麗でいて、かつ力強い筆タッチの描線。スマートなシルエットでいて、しなるようなボディライン。ウマいけど静止画的ではなく動的でありながらキマっているポーズ。時にパノラミックな巨大戦の構図。そして何より児童マンガの範疇での絶妙なストーリーテリング。 


 レオ初登場前後編、巨大ツルク星人のバイク隊(!・特撮OV『電磁戦隊メガレンジャーVSカーレンジャー』(98年・asin:B00005HTN2)の宇宙暴走族ヘルメドーの巨大化バイクの元ネタはコレ!)、宿敵マグマ星人のイレギュラー登場、偽L77星人編、地球に残っている前作主人公ウルトラマンタロウこと東光太郎(ひがし・こうたろう)がゲストで出演、強敵ウルトラキラーゴルゴ編、オリジナルのウルトラ兄弟客演編やウルトラセブンの一時復活編、レオの弟アストラ登場編、ウルトラマンキング登場編、カプセル怪獣セブンガーの複数回にわたる活躍、3回連続のウルトラ兄弟VSババルウ星人&ブラック指令&円盤生物群の総力戦の最終編、そしてサイボーグ・ナックル星人編……。


 筆者自身もリアルタイムで読んだ世代ではないけれど、『ウルトラマンレオ』(74年)放映終了後数年の70年代末期の第3次怪獣ブームで、創刊(77年)間もない児童マンガ誌『コロコロコミック』(78年分)やその別冊増刊号「ウルトラマン特集」1〜4号(78〜79年。今は亡き地元の小書店でも百冊近く平積みされていて、しかも即日完売! 当時のブームはスゴかったからなぁ)での再録時に初読了。
 とはいえ、『小学二年生』『小学三年生』連載版のすべてが、『コロコロ』に再録されたワケではなくて……。そのあと、小学館てんとう虫コミックスで『ザ・ウルトラマン』名義で単行本化(78〜80年・全4巻・ASIN:B000J8L868。98年に小学館コロコロ文庫に所収・ISBN:4091941214。その後も新書サイズなどで度々再販。同98年に双葉社ASIN:4575935514。00年に小学館ASIN:4091402410)もされたものの、これも『コロコロ』収録分ですらもがすべて再録されていたワケでもなく……。


 しかし、『コロコロ』では目にしていたものの単行本化はされていなかった、サイボーグ・ナックル編や「レオ発狂!」(『小三』版のツルク星人編)と巨大ツルク星人バイク隊のエピソードに四半世紀以上の月日を経て、再読の機会が与えられるだなんて……。本当にカンゲキ(涙)。
 『コロコロ』に再録された以外の『小二』『小三』版の『レオ』各エピソードも、巨大同人誌即売会コミックマーケットにも行ってしまうような重症な腐れオタクの方なればその存在はご存じでしょうが、02年刊行の資料系コンプリート労作の名作同人誌『ザ・ウチヤママモル』(宇宙囚人207)でもって、その『小二』『小三』版の各話のアラスジは個人的には把握していたけれど……。把握してても読ませるウマさと面白さ!


 TV版『レオ』第2話ラストの「マグマ星人との戦いは、今はじまったばかりである」との大河ドラマ的展開を想起させるナレーション(実作品では諸般の事情で実現せず)を現実化したようなマグマ星人のレギュラー出演!
 当時の子供ならば、みなが期待したであろう、変身できないウルトラセブンことモロボシ・ダン隊長の一時的な変身可能化! レオの弟アストラ登場の伏線としてのレオの故郷の同族登場編! それにTV『レオ』本編のシリーズ前半では控えられていたウルトラ兄弟客演編!

 
 いや、TV『レオ』本編がダメだというワケでは毛頭ないし、これらの子供がよろこぶ娯楽的要素をストイック(禁欲的)に排除していた『レオ』が、後年になって視聴するにジャンル作品中でも類を観ないシビアな人間ドラマと、SF的なものではないにせよ高度な多面的テーマ表現を実現していたことを認めるにやぶさかではないけれど。
 ……21世紀のこんにちに70年代末期の特撮評論草創期みたいな、『タロウ』や『レオ』は完全な幼児向けでドラマがナイ、なんてホゲタラ((C)『どろろと百鬼丸』(68年)主題歌)なこと云ってるヤツは馬鹿じゃねーの!?(……アッ、云っちゃった!・笑)
 むしろローティーン(小学校高学年)くらいになれば判る第1期ウルトラのSF的なアンチテーゼ編にくらべて、第2期以降のウルトラの滋味ある人間ドラマ編や人物描写の数々はむしろミドルティーン以降、オトナになってからこそ高度なものだったと判るものですらあるのにサ。……まぁオタク族は浮世離れしててSF性にだけは感度があっても、俗世の人情の機微や世間智にオトナのやりとりといった要素には異常に鈍感なヤツが多いけどナ(笑)。


 ストイックな作りゆえに達成したTV『レオ』本編の境地もあるしそれを否定もしないけど、ただ月に1回か2ヶ月に1回かは、この内山まもるマンガみたいな兄弟客演回が、ドラマ的テーマ的に高度かはともかく娯楽的にはワクワクさせて、子供番組としてもバランスが取れて、娯楽イベント編も『レオ』独自の深いドラマ編も両方ともにあるオイシイ作品になったかな、とも思わなくはない。メインターゲットである子供をまず第1段階としてひきつけて、ドラマ編にも接地させるためにも。あるいはそのときには判らなくても、後年になってTV『レオ』本編を振り返る際のフック・ひっかかりにイベント編やウルトラ兄弟客演編がなって、それを通過することで通常編のレベルの高さにも気付く機会がいや増すような……。従来のTV『レオ』本編はそのままに同時にこういう娯楽編も並存していれば、かなりの最強作品になったハズ。
 ……てなことを、30数年前の作品にあまりに言い過ぎても詮ないし、とにかくそれをヌキにしても、TV本編の『レオ』はやはり独自の高度な境地に達した作品なので(子供番組としてはいささかヤリ過ぎの観もあるけれど)、このマンガを契機・キッカケにして、みなさんも何らかのかたちで再視聴をしてくださいませよ(笑)。


 一昨年04年のDVD『ウルトラマンA(エース)』(asin:B00024JIU2)合わせのコンビニ漫画『帰ってきたウルトラマン完全復刻版』(ISBN:4091081959)&『ウルトラマンA完全復刻版』(1週違いの同時期発売)は、あらかたどのコンビニのお店でも置いてあったけど、その売上が悪かったのか(汗)、昨05年の前作『タロウ完全復刻版』(ISBN:4091083757)の発行部数は非常に少なく(アマゾン・ドット・コムをはじめとする各ネット書店でも即完売!)、コンビニ10店につき1店にやっと置いてあるような状況でしたから、今回もどうせまた残念ながらも同様の状況でしょう。ほしい方は足を棒にしてでも探しましょう!(笑)
 ちなみに、東京都心の筆者の職場近くのコンビニでは見た範囲、6店中1店にしか置いていない! 地元のコンビニでも4店中で1店のみ(前者はファミリーマート。後者はセブンイレブン。11月1日付記:地元では9店中2店)。……ウ〜ム。
 地方のオタク友達の依頼で複数冊を購入予定だけど、一度に同じ本を2冊買うのはハズかしいし(汗)、コンビニのPOSシステムでも、1店で2冊購入するより各地で1冊ずつ購入する方が商品の評価も高くなるだろうと思い(!?)、足を伸ばして遠征した次第。
 (評価が高まれば、来年以降のDVD『ザ☆ウルトラマン』なり『ウルトラマン80』のときにも、少しでもまた内山まもる先生の何かしらのウルトラ漫画の完全復刻版の出版企画が通りやすくなる! って自己満足に近い微々たる行為にすぎないけどナ(笑)。いまだ未単行本化で第3期ウルトラブーム終焉直後の81年に『小学三年生』に連載されたという『ウルトラ戦士銀河大戦争』(内山版アンドロメロスならぬTV版メロスが主役。もちろん未読・笑)あたりも、DVDウルトラ発売合わせの機会に復刻されなければ永久に陽の目を見れないよ・汗)。
 基本的には1店舗に2冊搬入だろうから、1冊は自分が購入するにしても、残り1冊はワタクシめ以外の誰かに、この名作が立ち読みでもイイから目に止まってほしくもあるし……(もちろんあわよくば購入してもらおうと・笑)。


 構成者は『帰マン』〜『タロウ』同様、特撮ライターの秋山哲茂氏。各エピソードの隙間ページの学年誌の記事の採録やその解説、内山先生へのインタビューや、DVD『レオ』紹介、DVDライナー中の出演者インタビューの一部採録など、すべて氏の筆によるものだと思うけど……、いやあイイ仕事してますねぇ。
 このテの本では過剰に主張できるワケもないけれど、ただ字が並んでるだけで価値判断も何もない(あっても旧来のものの踏襲だったり陳腐・凡庸だったりの・笑)、砂をかむようなアジ気のない紹介文章の記事が世には多いものだけど、「物語に人間ドラマを持ち込み新境地を開拓した第2期ウルトラシリーズ。その頂点を極めた『レオ』〜略」なんて記述はイイ! なんてのは、勝手な思い込みによる読み込みですか?(笑〜汗)
 秋山氏は老舗同人誌・藤子不二雄FC(ファンクラブ)NeoUtopia(ネオユートピア)出身で、近年ではホビー誌『HyperHobby(ハイパーホビー)』(asin:B000JJS3OW)の奥付などでも毎号お名前を拝見。大ヒット雑誌『ぼく、ドラえもん。』(04年・小学館)参加や、70年代学年誌ウルトラマン関連記事を採録した労作『ウルトラ博物館』(03年・小学館ISBN:4093874824)の責任編集なども。
 このへんで培った藤子プロや小学館に出入りできるコネと信頼で、このような『完全復刻版』発売の企画が通せるのでしょうネ。それでおそらく個人の力で、国会図書館なり小学館のライブラリーから書籍を収集なり撮影なりコピーしてという。……やはり最終的には特定個人の突出した力&情熱&こだわり&行動力なのか。
 小学館側のマニアならぬ一般ピープルのサラリーマン社員からあがってくる企画だったとは到底思えないし(笑)。04年の映画『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』合わせでも、氏は『忍者ハットリくん』のコンビニ漫画の傑作選(asin:4091082130)を担当してたけど……それにカラめるならば……、グッジョブ!(映画版のケンイチくんの声で・笑)
 
 
 ちなみに、コンビニ漫画は4週間ほどしか店頭に置いてありませんので(06年11月23日(木)までと推測)、ご購入はお早めに! 『帰マン』〜『タロウ完全復刻版』同様、再販もおそらくないでしょう。『タロウ完全復刻版』は、東京は神田の神保町の古本屋街(最寄り駅は地下鉄・神保町駅かJR・御茶ノ水駅)、オタクの殿堂の書店・書泉ブックマートの3Fだかの復刻版のコーナーには入荷されていて、ストックがあったのか半年くらいは常時備給されていたとマニア間の情報では聞いているけれど……(まだあるのかナ?)、今回はドーかな?


 あと、くだんの同人誌『ザ・ウチヤマモル』や『ウルトラマンタロウ完全復刻版』でも明らかにされたように、小学館学年誌連載版のみでなく、70年代前半には全学年誌(低学年誌は各々(おのおの)100万部超だったとか。全学年誌で数百万部の雑誌でウルトラ関連記事が毎号組まれていたワケだ。このマス層に向いたからこそ06年のウルトラ映画も久々にヒットしたのだともいえる)の夏冬の別冊として、『小学館BOOK』という書籍があり(児童誌『てれびくん』の前身か?)それには、『帰マン』「ウルトラ兄弟対11大怪獣」(全73P)、『エース』「ウルトラ5兄弟たいヤプール人」(全31P・復活エースキラー&怪獣軍団)、「怪獣はか場のけっとう」(全31P・復活ヤプール&ヒッポリト星人の連合軍)、『タロウ』「かがやけウルトラの星」(全93P!・6兄弟VS怪獣軍団)といった、まだ未収録の内山御大のウルトラ漫画があるそうで……。読みてーよ!! 関係各位は何とかしてください!(笑) シビアさで有名な『小学5年生』連載版の『タロウ』タケル少年編(最後の方はタロウすら登場しないという……ヤリすぎだけど)も全編読みたいです(汗)。
 また、『ザ・ウチヤマモル』によれば、サイボーグ・ナックル編は、『コロコロ』再録時に4ページ分が加筆されています(もちろん今回の完全復刻版には未収録)。


 ……ウワッ、アマゾン・ドット・コムの『レオ完全復刻版』(asin:409108575X)、もう完売かよ(汗)。


付記:『帰マン』(ISBN:4091081959)&『タロウ復刻版』(ISBN:4091083757)はアマゾンで品切れ状態から在庫ありに復活してるようなので、購入できるみたいです(?)。さあ、リンク先をたどって購入しよう!(笑・代行業アフィリエイトはやってませんので、念のため)
付記2:06年11月1日現在、『レオ復刻版』もまた購入可能になっております)。
付記3:あとは宣伝だよなあ。置いてあるコンビニに1週間後にまた覗きに行ってみると、まだ残ってる店もままあるし(汗)。『メビウス』公式HP(ホームページ)とか、円谷プロHPとか、NTT東日本のウルトラ40周年HPとかでも、『レオ』DVDや当該の完全復刻版の発売告知・宣伝をやるべきだよね。ダメ・サラリーマンなりに多忙で情報のチェックができていないオタも筆者の周囲にはけっこういるし……。もちろん、幼児誌でも復刻版発売の告知を行い、次代のオタク予備軍の開拓を行うと(笑)。いやマジで、コレ重要。


(了)


内山まもるウルトラマンレオ 完全復刻版』

(『内山まもるウルトラマン漫画 1971~2010 総覧!』より、『ウルトラマンレオ』コミカライズ評のみ抜粋)
(文・久保達也)
(2010年10月21日脱稿・11月10日改稿)

『小学二年生』版『ウルトラマンレオ』作品リスト

ウルトラマンレオ[完全復刻版]

*74年4月号『登場! ウルトラマンレオ

 サーベル暴君マグマ星人・双子怪獣レッドギラス&ブラックギラス・ウルトラセブン登場

*74年5月号『逆襲! マグマ星人

 サーベル暴君マグマ星人・双子怪獣レッドギラス&ブラックギラス登場

*74年6月号『爆走! ツルクライダー隊』

 怪奇宇宙人ツルク星人登場

*74年7月号『ウルトラマンレオ七つの武器』

 サーベル暴君マグマ星人・宇宙星獣ギロ登場

*74年8月号『必殺拳! 嵐を呼ぶ少年』

 サーベル暴君マグマ星人・さそり怪獣アンタレス登場

*74年9月号『裏切りのふるさと』

 こうもり怪獣バットン・ウルトラ兄弟登場

*74年10月号『レオ兄弟対怪獣兄弟』

 兄怪獣ガロン・弟怪獣リットル・アストラ登場

*74年11月号『伝説の長老対魔法使い』

 怪獣人プレッシャー星人ウルトラマンキング登場

*74年12月号『帰ってきたウルトラマンの贈り物』

 二面凶悪怪獣アシュラン・怪獣ボールセブンガー・新ウルトラマンウルトラマンジャック)登場

*75年1月号『卑劣なるババルウの罠』

 暗黒星人ババルウ星人・怪獣ボールセブンガー・ウルトラ兄弟・アストラ・ウルトラの父ウルトラマンキング登場

*75年2月号『ウルトラセブン最後の日』

 暗黒星人ババルウ星人・ブラック指令・円盤生物シルバーブルーメウルトラセブン登場

*75年3月号『ウルトラ兄弟大勝利!』

 暗黒星人ババルウ星人・ブラック指令・再生円盤生物軍団(!)・ウルトラ兄弟登場



 ウルトラファミリーやウルトラの国の登場により、『タロウ』がエンターテイメントとして充分に成功をおさめながらも、『レオ』は一転して孤独な戦いを強いられる主人公・おおとりゲン=ウルトラマンレオ(とモロボシ・ダン隊長=変身できないウルトラセブン)を描く物語となった。


 前年73年の第一次石油ショックや世紀末思想の流行といった、当時の時代背景が色濃く影響したのである。
 筆者も今では『レオ』に対してカルト的な執着と好意を覚えているが、そのやや偏ったものでもドラマ的には非常に高い完成度はともかく、ウルトラシリーズもしょせんは子供向けの番組なのだから、ここまでヘビーな方向に振り切るのではなく、ただでさえ当時は第2次怪獣ブームと変身ブームがロボットアニメブームに押されて衰退しつつあった中で、年少の視聴者をつなぎとめるための工夫は、もっと明るいエンタメ的なものであった方がよかったとは思っている。
――もっともオタク予備軍である「暗い」小学2年生であった筆者は、あのような『レオ』本編の陰惨な作風も、リアルタイムで充分に楽しんではいましたが・笑――


・当時の子供たちも期待していた『レオ』本編へのウルトラ兄弟の頻繁なる助っ人参戦といったイベント編を増やすことでのエンタメ性の増量!
・第2話ラストのナレーションで、『エース』前半における異次元人ヤプールのようなシリーズを通じた宿敵となるのかと思われた、レオの故郷・L77星をも滅ぼしたサーベル暴君マグマ星人のレギュラー化と連続大河ドラマ性!
マグマ星人たちとの激戦による重傷で、変身ができなくなっていたモロボシ・ダン隊長が、遂にウルトラセブンに再変身!


 実はそのような明るいエンタメ的な方向性でのオルタナティブな、本編でもありえたかもしれない、むしろかくあるべきでもあった『ウルトラマンレオ』が、内山大先生のコミカライズではやはり達成されてもいたのだ!



 『小学二年生』74年9月号に掲載された、こうもり怪獣バットンが登場する『裏切りのふるさと』――『二年生』連載作品とは思えないシブいサブタイトルだが、初出時にはその年間連載の約半数にサブタイトルがなく、本話もそのひとつであった・汗――。


 マグマ星人によって、星そのものが爆発で滅亡させられてしまったレオの故郷である獅子座・L77星人の生き残りたち(!)が登場して、なんと我らが地球を襲撃する! しかし、レオがこれをなんとか制止をした!


 レオの身体の大半を占める赤い部分は毎回黒ベタで、輪郭に白い影のようなラインが描かれているのだが、今回登場したL77星人たちは同様に大半を占めている赤いであろう部分を斜線で表現することで、主役とゲストを絵的にも微妙に差別化して描き分けをしている。
 それにしても、内山大先生は歴代ウルトラ兄弟たちの口をあえて人間の口のように描いて、その代わりに絶対に開けないことで非人間性を表現していたのだが、レオはその口が人間のようにやわらかそうで開閉するかたちで表現されており、白い「歯」まで見せている!(笑)
 レオの頭部のデザイン自体が複雑な突起状なので、見た目をやわらかくして、漫画的な感情表現やお芝居をさせるための改変であろうが、レオの若者ゆえの未熟さを表現するのにも絶大な効果をあげている。


ゾフィー「その五人組は、わたしたちがおっている わるい星人たちだ。見ろ」


 テレビ本編では第3クールの終わりまで、歴代ウルトラ兄弟たちが複数で登場することはなかったのだが、ここではゾフィー・初代マン・新マン・エースのウルトラ兄弟が早くも登場してイベント編ともしているのだ!


 そしてL77星人たちは、こうもり星人バットンとしての正体を現した!


レオ「どうしてL77星人に、へんそう(変装)したのだ。答えろ!」
バットン「宇宙でおまえそっくりな奴にあったのさ」
レオ「えっ?」
バットン「そいつから、いろいろ聞き出したあとで、かるく いきのね(息の根)をとめてやった。ふふふ」
レオ「なんだと……。生きていたわたしのなかまを、よってたかって、きさまたちは。おのれ! ウルトラレオナマイト!」


 なんとレオはバットンたちを両脇にかかえて、タロウのウルトラダイナマイトのような捨て身の自爆技・ウルトラレオナマイトを炸裂させる!
――これは内山大先生によるオリジナル必殺技! 映像的には派手な必殺技に欠けており、子供たちにとっても爽快感には乏しかった『レオ』のバトルなので、このような大技は映像本編でも見たかったところだ!――


 勝利しながらも傷心しているレオに、


ゾフィー「レオ、きみのつらい気もちはわかる」
レオ「ゾフィー……。L77星人はほかにもまだ……」
ゾフィー「それは、もう すぐわかる(微笑)」


 光の国へと帰っていくウルトラ兄弟


レオ「ぼくのほかにまだL77星人が生きていたんだ。ぼくはひとりぼっちじゃなかった。もしかしたら、弟・アストラもどこかで…… アストラ!」


 なんと、レオの弟・アストラが生き残っているのであれば、アストラ以外の同族が生き残っていても不思議ではないという、幼児はともかく子供たちでも直観的にやっている程度の合理的な推論を拡張した、レオの同族の姿を模した悪役を登場させて、なおかつウルトラ兄弟たちがゲスト出演するイベント編の高揚感をも確保しつつ、彼らにレオの同族の生存可能性まで示唆させるというオイシい役回りもふっているのだ!
 テレビ本編でも個別・単発のアンソロジー話ばかりではなく、このような作品の基本設定を活かして膨らませて小出しにしていくような「連続性」を感じさせるエピソードを、幼児はともかく小学生であれば無意識にでも『レオ』本編に期待していたのは、当時の児童としても強く証言をしておきたい!


 そして本話はなんと続く74年10月号『レオ兄弟対怪獣兄弟』の伏線として描かれた物語ともなっているのだ! やはり年少の視聴者たちは「地球人のドラマ」などよりも、こうした「ウルトラマンのドラマ」も求めていたのではなかろうか!?


『小学三年生』版『ウルトラマンレオ』作品リスト


*74年4月号『レオの誕生に朝日は昇る!』

 サーベル暴君マグマ星人・双子怪獣レッドギラス&ブラックギラス・ウルトラセブン登場

*74年5月号『危機一髪! モロボシダン』

 サーベル暴君マグマ星人登場

*74年6月号『暴走! ウルトラマンレオ

 怪奇宇宙人ツルク星人・ウルトラ兄弟登場

*74年7月号『マシンロボギリシャス』

 サーベル暴君マグマ星人・ロボットギリシャス・宇宙星獣ギロ登場

*74年8月号『復活! ウルトラセブン

 風船怪獣バンゴ・ウルトラセブンウルトラの父登場

*74年9月号『ウルトラキラーゴルゴ』

 サーベル暴君マグマ星人・地獄星人ゴルゴ・ウルトラマンタロウ登場

*74年10月号『弟・アストラは生きていた!』

 兄怪獣ガロン・弟怪獣リットル・アストラ登場

*74年11月号『伝説の長老・ウルトラマンキング

 怪獣人プレッシャー星人ウルトラマンキング登場

*74年12月号『怪獣ボール』

 二面凶悪怪獣アシュラン・怪獣ボールセブンガー登場(新マンは郷秀樹の姿で登場し、扉絵のみに新マンが描かれている)

*75年1月号『奪われたウルトラキー』

 暗黒星人ババルウ星人・怪獣ボールセブンガー・ウルトラ兄弟・アストラ・ウルトラマンキング登場

*75年2月号『襲撃! 謎の宇宙人』

 暗殺宇宙人シャドウマン・ウルトラ兄弟登場

*75年3月号『全滅! ウルトラ兄弟

 暗殺宇宙人サイボーグナックル星人・ウルトラ兄弟・アストラ登場



 『小学三年生』版74年6月号『暴走! ウルトラマンレオ』は初出時にはやはりサブタイトルがなく、『コロコロコミック特別増刊2号 ウルトラマンPART2』に再録時は『レオ発狂!』(汗)というサブタイトルが付けられた。2006年発行の『My First BIG』レーベルの単行本への再録時には、「発狂」という言葉は差別用語放送禁止用語となって久しかったからだろうが、『暴走! ウルトラマンレオ』へと改題されている。


 このエピソードでは、ゲンが奇怪宇宙人ツルク星人に仕掛けられた催眠装置で操られ、ゲン自身がレオに変身してしまって街を破壊する!


モロボシ・ダン「レオをくいとめるのは、ウルトラ兄弟しかいない。そうだ、ウルトラ兄弟をよぼう」


 なんとモロボシ・ダン隊長はレオの頭のトサカ部分に乗っかる!――前作『タロウ』で東光太郎がよく怪獣に乗っかっていて、それまでのシリーズとのリアリティーの基準線とは異なる破天荒な描写にはやや違和感があったところもあるのだが(笑)、このエピソードではダン自身がふつうの人間ではなく元はセブンであるから違和感も緩和できるのだろうか、それを踏襲!――
 しかし、ツルク星人に操られたレオにひねりつぶされそうになる!


 そこにウルトラ兄弟たちが登場!


 接近してきたレオの左耳を目がけて、ゾフィーは両腕を十字型に組んだスペシウム光線発射型のスタイルでスポット的にM87光線を発射する!


 催眠装置が破壊されて正気に戻ったレオは、やはりツルク星人の軍団(!)と大激闘!


 たまらずツルク星人はこともあろうにウルトラ兄弟に助けを請うが……


ゾフィー「いやだね」(爆)


 なんとゾフィーは破壊された低いビルに座っており、頬杖をついて拒否するポーズ。頭身もやや低くてデフォルメされた姿でのギャグ演出が投入されている(笑)。「漫画」というジャンル本来の、こんなお茶目な描写が時折見られるのも内山ウルトラ漫画の魅力のひとつなのだ。



 74年8月号『復活! ウルトラセブン』では、ゲンと子供たちを飲みこんだ風船怪獣バンゴを前に、


モロボシ・ダン「こんなとき、セブンになれたら、セブンになれたら……」


 と願ったダンの前に、ウルトラの父がテレパシー映像で出現!


ウルトラの父「それほど、セブンになりたいか」
ダン「ほかに方ほうがありません」
ウルトラの父「ウルトラの国より、一分間だけなら、エネルギーを送れる。だが、よく聞けダン。一分が一秒でもすぎたとき、おまえのからだは消めつする」


 ウルトラの父の警告を受けつつ、ダンはウルトラアイを着眼!


ウルトラセブン「わたしがどうなろうと、わたしはたたかう! かならず一分間で怪獣を、たおす!」


 『レオ』を観ていた当時の子供たちの誰もが期待していたダンのセブンへの再変身を一時的にではあっても、内山大先生は見事に実現してくれていたのだ!(涙)
 ところで、セブンの身体も黒ベタだが影の部分は斜線で区別、しかし実物のセブンの目の複雑な構成は、全体的に未熟な熱血漢としての擬人化の度合いが強かったレオの描写とは異なり、タロウと同様に実写作品に準じるかたちで見事に描かれていた。



 さらにさらに! 74年9月号『ウルトラキラーゴルゴ』では、マグマ星人がレオ抹殺のために、宇宙の殺し屋・地獄星人ゴルゴを雇う!


ダン「やつに、勝つにはひとりでは、ぜったいにだめだ。なんとかなるのは、5兄弟のスペースQぐらいだろう。おまえでは、どんなことをしてもか(勝)てっこない」
ゲン「では、どうすれば……」
ダン「うむ。そうだ、この地球には、タロウがまだいたはずだ。タロウのストリウム光線に、おまえのエネルギーがくわわれば、少しは勝負ができるかもしれない。そうだ、テレビで、タロウを呼び出そう」


 この会話、まるでテレビ本編から抜き出してきたみたいに、ふたりの人物像や会話の口調の雰囲気も、それらしく出せている。


 ここでもウルトラ兄弟の最強の必殺技は、ウルトラ5兄弟の力をウルトラマンエースの頭頂部のトサカ部分のまるい穴であるエネルギーホールに集約して放つ光の球であるスペースQであることがキチンと押さえられてもいる!
 こういうあたり、「人間ドラマ性」や「社会派テーマ性」とは異なるものだが、劇中内での「技の強弱」といった「合理性」については踏まえたものではあるので、これによって逆説的にウルトラキラーゴルゴの強さを、そして引退していたタロウが助っ人参戦までしなければならなくなる必然性をクドクドとした説明ヌキでも端的に表現できており、幼児はともかく小学生にもなればこういう描写に虚構作品なりの「合理性」といった知的快感を覚えてしまうものなのだ!


 そして、なんとモロボシ隊長はテレビニュースを利用して、直前作の主人公・ウルトラマンタロウこと東光太郎に協力を呼びかけるのである! ……しかし仮にもウルトラ兄弟の間柄なのだから、テレパシーやウルトラサインで呼びかけた方が早いような気もするのだが(笑)。


光太郎「連絡はしないよ! ダン。いまのぼくは、もう、怪獣なんかとはたたかいたくない。ぼくは、もうふつうの人間なんだ。ふつうの人間として、この地球でくらしていたいんだ。ごめんよ」


 安アパートと思われる、当時の若者らしくアコースティックギターも立て掛けられた一室で、ひとりつぶやく光太郎。


 『タロウ』最終回(第53話)『さらばタロウよ! ウルトラの母よ!』のラストを、きっちりと踏襲している設定も素晴らしいが、


欄外「きみたち、おぼえているかい。ウルトラマンT(タロウ)の最終回で、東光太郎がバッジをすてて人ごみにまぎれていったのを」


 などというキャプションは、おもわず『タロウ』と『レオ』のナレーションを務めていた名俳優・瑳川哲朗(さがわ・てつろう)の声で読みたくなる(笑)。


 遂に名作人気劇画『ゴルゴ13(サーティーン)』(68年~)の顔に酷似(笑)した、人間体型のスマートでカッコいい悪の超人・ゴルゴとウルトラマンレオとの決戦の火ぶたが切って落とされる!


 広大な特撮スタジオのようなパノラミックな広がりをも感じさせる、浅い高低もある山裾を舞台にバトルを繰り広げている構図がまた、壮大で迫力も増している!


 ゴルゴが両腕をX字型にして放つ、宇宙最強のクロスレーザーの威力に、レオは絶体絶命のピンチに!


 それを見ていた光太郎は……


「だめだ、こんどこそやられる」


 光太郎は意を決して、遂にウルトラマンタロウに変身する!(涙)


タロウ「レオ、ストリウム光線に、エネルギーをかしてくれ!」


 タロウとレオは空中高く飛び上がり、並んで片腕を接しあって、またしても内山大先生のオリジナル必殺技・ダブルストリウム光線(!)が炸裂する!!(快感)


 戦いが終わって、レオは自身の左腕を見つめて「ぼくも、すごい光線がうてた」と驚いている描写もはさんでいる。テレビ本編でも当初は光線技が放てなかったレオの設定を踏襲しながら、それに対するエクスキューズ・言い訳(笑)も入れてみせて、接ぎ木であっても漫画独自の設定とも接合してみせる、実にていねいな点描(てんびょう)でもある。


ダン「ありがとう、光太郎。また、われわれといっしょに怪獣とたたかってくれ」
光太郎「いえ。ざんねんですが、また、ぼくはふつうの人にもどります。とめないでください」


 『レオ』本編でもこのような先輩ヒーローとの高揚感あふれる共闘を観たかったなぁ。先輩ヒーローが苦戦したり悪役を務めるのではなく、出来のよい爽快な客演エピソードが月に1回くらいはあれば、その高揚感を担保に当時の子供たちもまた、このような胸が躍るエピソードがいずれあるだろうと観たくなって、『レオ』から脱落せずに視聴を継続したのではなかろうか!?


 東光太郎を演じた篠田三郎をゲストに呼ばず、いやウルトラ兄弟が助けに来ないというストイック(禁欲的)な作劇に徹した『レオ』の本編は、ゲンとダン隊長の関係だけに特化して多少の歪(いびつ)さはあってもドラマ的・テーマ的には非常に高度なものがあったのだと今となっては思う。よって、同作のことがカルト的に好きでもあるのだが、近年の『ウルトラマンネクサス』(04年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20041108/p1)などよりもはるかにヘビーな内容ではあり、その意味では子供番組としてはおおいに問題もあったのだ(爆)。
 そこまで突き詰めて描かなくても、もう少しだけ軟化・妥協して、数話に1回は先輩ウルトラ兄弟がゲスト出演して子供たちもワクワクとさせようなる、子供番組としての華がある「イベント編」をもっと頻繁に配置するようなシリーズ構成を、『レオ』のテレビ本編こそが目指すべきではなかったか!? そうすれば視聴率はあそこまで急落せずに、第2期ウルトラシリーズもまだまだ延命できたのではなかろうか?


「タロウ、ほんとにありがとう。でも、あんまりかたいこといわないで たまには、出てきてね」


 という欄外のコメントの一部文言を、タロウこと東光太郎を演じた篠田三郎に変えてみせれば、今現在の特撮マニアの大勢が思っていることだろう(笑)。



 このエピソードは人間体型のカッコいいダークヒーローが登場する一大バトル編でありながら、前作の主人公・東光太郎のウェットな人間性にもスポットを当てた人間ドラマでもあった。


 しかし、たとえ「人間ドラマ」が中心の作劇ではあっても、こうした華のある「ヒーロー共闘」を描いていくことも可能であることは、21世紀の平成ライダーシリーズでも見事に証明されている。
 どうひいき目に見ても就学前の幼児には理解できるはずがない、複雑怪奇で高度な劣情(笑)による群像劇までもが描かれていたりもするのだが、その登場人間同士の感情的な衝突を、即座に双方が仮面ライダーへと変身してライダー同士の戦い・バトルシーンとしてしまうことによって、子供たちも退屈はしないだろう(笑)。そして、それによってアクションシーンも双方の戦う動機が反映されることでおおいに盛り上がってもいるし、これら複数のライダーたちが用いている変身ベルトも大ヒットしている! 一石二鳥どころではなく、一石三鳥ですらあるのだ!


 本稿執筆中に放映されている『仮面ライダーW(ダブル)』(09年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100809/p1)のUSBメモリー型アイテムである「地球の記憶」(爆)が記録されているという、そのSF的・科学的な原理そのものは実にデタラメなものに思える(笑)、劇中でのコレクション・アイテム「ガイアメモリ」を付録にしたホビー誌『フィギュア王』(ワールドフォトプレス)は即完売して、ネットオークションでプレミア付きで売られるような現象まで起きているのだ。


 変身アイテムのみならず、変身やヒーローのタイプチェンジをサポートするコレクション性もあるマーチャンダイジングを意識した玩具の隆盛! 「変身のバトンはいらない」などと云っている場合ではないのである!(笑)




 『小学三年生』版『レオ』は、75年2月号『襲撃! 謎の宇宙人』~3月号『全滅! ウルトラ兄弟』の前後編で幕を閉じている。


 エース・新マン・初代マンがサイボーグナックル星人に次々と惨殺されていく!
 ゾフィーは赤と銀のペンキで(笑)新マンに変装し、ナックル星人を罠にかけて、レオ・アストラ兄弟とタロウとともに兄弟の仇を討たんとする!
――ウルトラキラーゴルゴの回のラストにおける、タロウこと東光太郎の去就との整合性についてはこの際、置いておこう・笑――


 だが、タロウとアストラが倒され、ゾフィーは宇宙空間でようやくナックル星人を捕らえるや……


ゾフィー「レオ、ふたりをめがけてうて!」
レオ「そんな、ばかな、はなれろゾフィー!」
ゾフィー「ばか、はなれたらおまえもわたしもやられる!」


 これは『ウルトラマンタロウ』コミカライズの一編でもある、先述の『涙のストリウム光線』の再現でもある! ジャンル作品や劇画などではむかしからよくある、いわゆる「俺ごと刈れ!」のパターンであり、よくあるネタだともいえるのだが、それゆえに人々の心を打つ普遍的なパターンだともいえる。


 ウルトラ兄弟の最強戦士といえば、古い世代は即座にゾフィーを挙げるだろうが、実は本編でそれを発揮していたのは『ウルトラマンA』第5話『大蟻超獣対ウルトラ兄弟』(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060604/p1)くらいのものであり、内山大先生が描いていた本当に強かったゾフィーを見続けていたことによる「刷り込み」効果も大きかったのではなかろうか?


 『タロウ』の一部コミカライズでもあったのだが、この『小学三年生』版『レオ』コミカライズの最終回前後編は、大宇宙やウルトラの星を舞台に地球人ではなくウルトラ兄弟だけが活躍することから、同誌『小学三年生』新年度の75年4月号から継続して連載が開始された『さよならウルトラ兄弟』(『ザ・ウルトラマン』こと『ジャッカル大魔王』編)のプロトタイプだとも受け取れる。


第2期ウルトラ各作の最終回、特に『レオ』最終回は、コミカライズのような集団総力戦であるべきだった!


 先にもふれたが、『小三』ならぬ『小学二年生』版の『ウルトラマンレオ』コミカライズの終盤は、3部作の壮大なる連続ストーリーともなっていた!


 75年1月号掲載の『卑劣なるババルウの罠』から3月号掲載の最終回『ウルトラ兄弟大勝利!』である。
 この3部作では、テレビ本編では第38話『決闘! レオ兄弟対ウルトラ兄弟』~第39話『レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時』の前後編に登場した強敵である


・暗黒星人ババルウ星人


 第40話『恐怖の円盤生物シリーズ! MAC(マック)全滅! 円盤は生物だった!』から最終回(第51話)『恐怖の円盤生物シリーズ! さようならレオ! 太陽への出発(たびだち)』に登場したレギュラー敵であるブラックスター出身の


・ブラック指令


 この2大巨頭が2大ラスボスとして君臨して、タッグを組んだ軍団として、ウルトラマンレオウルトラ兄弟たちに前に立ちはだかるのだ!


――テレビ本編でも第2期ウルトラシリーズの完結にふさわしい、こんなストーリーを展開してほしかった!――。


 そして最後は、彼らが連れてきた円盤生物の大軍団とウルトラ兄弟との見開きパノラマでの大決戦となるのだ!


 その3部作の中編である75年2月号掲載『ウルトラセブン最後の日!』で、円盤生物シルバーブルーメに突攻して果ててしまったウルトラセブン
 しかし、最終回『ウルトラ兄弟大勝利!』では、セブン以外の歴代のウルトラ兄弟たち全員が人間体として再登場する! しかもテレビ本編で活躍していた当時の防衛組織の隊員服姿なのだ!
 『タロウ』最終回で「ウルトラの力」を捨てて変身道具・ウルトラバッジをウルトラの母に返したはずのタロウこと東光太郎隊員までもが、防衛組織・ZATの隊員服姿で描かれているのだ!(笑)


 そして、彼らが改めて歴代ウルトラマンたちに変身することでの集団バトルを繰り広げる!!


 戦いの最中に彼らの円盤のひとつが爆発して、中に閉じこめられていたウルトラマンレオの父と母が、レオと感動の再会まで果たす!
 ウルトラ兄弟全員登場のスケール感やイベント性のみならず、主役ヒーローであるウルトラマンレオのプライベート・ドラマも並行させることで、人間(?)ドラマ性も充実させて主人公キャラを立ててみせてもいるのだ!


 亡国の民であるウルトラマンレオの設定を煮詰めていけば、獅子座・L77星の出身で流浪の果てに悪に落ちてしまった同族や、死亡してしまったと思われていた親族との再会などのエピソードも、M78星雲・ウルトラの星のウラ設定や歴史を拡充させていったのと同様の手法で、あってしかるべきシチュエーションではあった。
 そのあたりについては、テレビ本編よりも内山大先生のコミカライズにおける作劇の方が、よりドラマチックでもあり、数段勝(まさ)っていたともいえるだろう!


 このレオの両親は3部作の第1話である『卑劣なるババルウの罠』では、ババルウ星で捕らわれの身となっている描写があることで、その後の伏線が与えられていた。


 ちなみに、ババルウ星人はレオの故郷・L77星を滅ぼしたマグマ星人の着ぐるみの改造だそうである。怪獣図鑑などではババルウ星人となっているが、テレビ本編での登場回のオープニング映像の最後に出てくる登場怪獣の字幕では、実は「ババルウ星人」ではなく「暗黒星人ババルウ」となっている。
 よって、本来はババルウ星人ではなくマグマ星人と同族であり、その上位個体の固有名詞がババルウだったのでは? という深読みが80年代以降の特撮評論同人界などではなされてきた。
 しかし、内山大先生のコミカライズではマグマ星とも別にババルウ星が登場してしまったことで、この仮説は少なくともこのコミカライズには当てはまらないことになってしまった(笑)。しかし、やはりL77星の生き残りを籠絡しているババルウ星人は、L77星を滅ぼしたサーベル暴君マグマ星人とも深い関係にあったということにはなるのだろう!


 ウルトラ兄弟たちは大量に出現した円盤生物たちを次々と倒していく!
 しかし、『レオ』全編におけるドラマ面を背負っていたセブンのことも忘れてはいない。最後はセブンの想いがこもっている形見の武器・アイスラッガーをその手に堅く握って、レオの弟・アストラに待ち伏せされて地球上空の宇宙空間で立ち往生していた巨大化しているブラック指令を切り裂いてみせた!!


 バトル面でもドラマ面でも、最終回としては極めて充実度が高い内容ともなったのだ!



 当時の子供たちが観たがっていた、ウルトラシリーズが終焉を迎えるにあたっての集大成としての『レオ』の最終回とは、このような歴代ウルトラ兄弟たちが駆けつけてくるような作品でもあっただろう。
 第1期・仮面ライダーシリーズ最終作である『仮面ライダーストロンガー』(75年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201231/p1)の終盤や、第2期・仮面ライダーシリーズの第1作目である『(新)仮面ライダー』(79年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20210102/p1)の終盤においては、5部作や3部作の連続ストーリーで、歴代の仮面ライダーたちが変身後のヒーローとしての姿を見せるのみならず、変身前の人間体の姿も込みで登場して盛り上げていたのだが、それよりも前に内山大先生はすでにコミカライズで同様のことをやってのけていたのである!



 『仮面ライダー』最終回(第98話)『ゲルショッカー全滅! 首領の最後!!』では、敵組織・ゲルショッカーのアジトに捕らわれた立花藤兵衛(たちばな・とうべえ)や少年仮面ライダー隊の前で、ショッカー幹部・ブラック将軍の正体である怪人・ヒルカメレオンに変身を阻止された、第53話から主役ヒーローに返り咲いた仮面ライダー1号こと本郷猛を助けに、仮面ライダー2号が参上していた!


 静岡県浜松市のかんざんじ遊園地・パルパルにて、数々の遊具を稼働させながらのダブルライダーVSヒルカメレオン&ゲルショッカー戦闘員との大激闘に、ピーカンの青空の下で子門正人(しもん・まさと)がシャウトする『仮面ライダー』の主題歌『レッツゴー! ライダーキック』が流される中、ダブルライダーVS再生怪人軍団(!)の壮絶な死闘も展開されている! まさに最終回にふさわしいスケールも大きな豪華絢爛(ごうかけんらん)なバトルであったのだ。


 やはり東映特撮ヒーローである、『キカイダー01(ゼロワン)』(73年・東映 NET)最終回(第46話)『よい子の友達 人造人間万才(ばんざい)!』でも、キカイダーゼロワンと前作の主人公であるキカイダーの「キカイダー兄弟」と『01』で登場した女性型の人造人間ビジンダーが、最後には勢ぞろいを遂げていた! そして一致団結して、大犯罪組織・シャドウを壊滅させたのだ!


 巨大ロボットアニメの元祖『マジンガーZ』(72年・東映動画→現東映アニメーション フジテレビ・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200119/p1)の最終回を、劇場で先行公開したアニメ映画『マジンガーZ対暗黒大将軍』(74年・東映)では、次作『グレートマジンガー』(74年・東映動画 フジテレビ)の主人公ロボットが先行登場してマジンガーZの危機を救うことで、その圧倒的な強さを魅せつけてもくれていた!


 先輩ヒーローを登場させた元祖であった第2期ウルトラシリーズは、各々の最終回においてそのウルトラ兄弟といった要素を、バトルのスケールを拡大させる舞台装置として有効に活用させることができずに、後発の東映作品の方がそういった要素を活かしてイベント編や最終回で複数のヒーローを登場させて盛り上がりをつくることで、「有終の美」を飾ることができていたのである。


 たしかに『タロウ』の最終回や『レオ』の最終回は、長じてから鑑賞するとドラマ的・テーマ的には優れている。今となっては個人的にも大好きではある。しかしそれは高校生以上になってからの再視聴での感想である。
 それまでは、初代ウルトラマンを倒してしまう宇宙恐竜ゼットンが登場する初代『ウルトラマン』最終回(第39話)『さらばウルトラマン』や、幽霊怪人ゴース星人が世界各国の都市を地底ミサイルで吹っ飛ばす『ウルトラセブン』最終回(第49話)『史上最大の侵略(後編)』に遠くおよばないと思っていたものだ(汗)。


 だからこそ、第2期ウルトラ各作の最終回は、内山大先生が小学館学年誌で描いていたような、最強怪獣軍団VSウルトラ兄弟の大決戦を主体に前後編で描くべきだったのではなかったか!?
 しかも、第2期ウルトラ各作の最終回が共通して描いてきた、少年や子供たちへのメッセージや自立テーマも、ウルトラ兄弟や怪獣軍団が総登場するような大スケールの大バトルとも平行して描いていくようなことも、充二分に可能だったのではなかろうか?


 そうすれば、子供のころにはその少年の自立テーマや人間ドラマの切実さがよくわからなくても、大バトルでの高揚感の記憶をよすがにして、長じてからも再視聴を幾度も繰り返して、


「第2期ウルトラシリーズにも意外と高度なドラマやテーマがある!」(笑)
ウルトラマンはただの戦っているだけの作品ではない!」(爆)


 などといった、それはそれで今となっては通俗的でややヌルくもある、少々皮相的な批評のされ方ではあっても(笑)、長年の酷評に見舞われてきた第2期ウルトラシリーズの評価はもっと高まり、あるいは後年における再評価の開始時期ももっと早まったのではなかろうか?


 かのシリーズ最高傑作(笑)と名高い『ウルトラセブン』にしろ、『狙われた街』や『盗まれたウルトラアイ』や『ノンマルトの使者』などのようヒーローやメカや怪獣があまり活躍しないアンチテーゼ編ばかりが『セブン』の本質であったハズがない。あれらはあくまでも異色作やアンチテーゼ編としての魅力なのである。
 3機に分離合体するウルトラ警備隊の戦闘機・ウルトラホーク1号や、ウルトラ警備隊の専用車・ポインターなど、子供たちが玩具で遊びたくなるような、シャープでクールなスーパーメカや、隊員たちのスマートな制服などの意匠がなかったならば、第1期ウルトラシリーズをつくったスタッフの残党たちがつくった往年の『シルバー仮面』のような地味な作品になっていただろう(笑)。


 『帰ってきたウルトラマン』第18話『ウルトラセブン参上!』などは、MATが宇宙ステーションを浮遊させているといった「SF設定」がなければ生みだされない話である――同話の脚本を担当した市川森一(いちかわ・しんいち)先生は橋本プロデューサーとは折り合いが悪かったそうだから、「宇宙基地はいらない」と云われてワザと出したのだろうか?・笑――。


 ドラマ的な必然性がなければ、「なんとかカーはいらない」「宇宙基地はいらない」なぞという発想。それ自体は今考えてみると、やや漫画アニメ的・記号的な方向性でそのキャラを立てていた登場人物たちであった初代『ウルトラマン』の防衛組織・科学特捜隊の隊員たちとは異なり、MATやTACやMACの隊員たちの間における現実世界に存在する人間にも近しい人物像や、彼らによる不和描写や対立劇をも可能とさせるものでもあった。そして、イヤミなだけの同僚かと思われていた隊員などにも意外性のある人間クサい一面を与えるなどのドラマ性を与えるような功の部分もたしかにあったのだ。


 それらが長じてからでも、オトナの鑑賞に耐えうる高いドラマ性を達成できており、我々が幾度となく昭和のウルトラシリーズを観返してきた理由のひとつでもある。しかしそれと同時に、幼児や子供たちが鑑賞したときには、やや重苦しくて爽快な戦闘のカタルシスが得られないという欠点をハラませてしまってもいたのだ……


 『ウルトラマンタロウ』ではオープニング主題歌の映像のみにしか登場しなかった特殊潜水艇・アイアンフィッシュを登場させたり、『ウルトラマンレオ』の第2話ラストではシリーズを通じた宿敵かと思わせてそうはならなかったサーベル暴君マグマ星人をレギュラーとして登場させてみせた、内山大先生のウルトラシリーズのコミカライズでの作劇。そういった要素を当の円谷プロや橋本洋二プロデューサーの方こそが見習うべきだったのではなかろうか?


 橋本洋二氏の述懐では、特撮現場の人間たちが氏に対して苦情を云ってきたことは結局なかったそうだ。それを当時の故・円谷一つぶらや・はじめ)社長がウラ側でうまくまとめてくれたり、円谷プロ側の熊谷健(くまがい・けん)プロデューサーが橋本イズムとイコールではなくても理解は示してくれていたから「割と好き勝手にやることができたんだろうな」と氏も冷静に自己分析はしている。


 本邦初のマニア向け書籍が発行された1970年代末期以降~90年代後半の平成ウルトラ3部作のころとは異なり、70年代前半当時はウルトラ兄弟の設定を特撮マニアたちが、ウルトラマンの神秘性を毀損(きそん)するものとして問題視をする、などということはもちろんまだなかったハズだ。


 にも関わらず、第2期ウルトラの映像本編における先輩ウルトラ兄弟の助っ人参戦エピソードなどは、同時にゲストたちの重苦しい人間ドラマ性なども高めようとすることで、シンプルな爽快感にはいささか欠如してしまったエピソードが残念ながらも多い。
 これもまた、ウルトラ兄弟の共演や防衛隊のスーパーメカの大活躍といった「イベント性」や「娯楽活劇性」よりも「人間ドラマ性」の方を重視してしまった、橋本洋二のポリシーが仇(あだ)となってしまったゆえだろう。


 これこそが第2期ウルトラシリーズが抱える最大の弱点なのである。しかし、歴史的には第2期ウルトラシリーズを酷評したいがあまりに、「第2期ウルトラシリーズにはドラマがない」なぞという批判もかつてはあったものだ。
 いや、それはまったく逆ですよ(笑)。むしろ逆にドラマをヤリすぎてヘンに重たくなってしまったことが、「娯楽活劇性」を重視していた『仮面ライダー』や『マジンガーZ』の後塵を拝してしまったことの原因なのだから……


 先の橋本プロデューサーの理論を究極まで押し通すとするならば、人間ドラマ的にきちんとまとまってさえいれば、「怪獣ありきではなく人間ありき」どころか「怪獣さえもいらない」などということにもなってしまう。もっと云うならドラマ的にきちんとまとまってさえいれば、怪獣どころかヒーローさえもいらないということになってしまう。
 後年の『仮面ライダークウガ』(00年)の最終回(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20001111/p1)にはパターン破りとして仮面ライダーが一切登場しなかった。しかし、いくら年長の特撮マニアたちが絶賛しようが、当の就学前の幼児たちが大泣きしたり不信感を抱かせてしまったという声もあった以上は、この最終回は子供番組としてはあまりよろしくはなかったのではなかろうか?(笑)


2010.10.21.
(改稿)2010.11.10.


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2010年準備号2』(10年11月23日発行)~『仮面特攻隊2011年号』(10年12月30日発行)所収『内山ウルトラマン漫画総覧』より抜粋)



――後日付記:2022年5月20日(金)付の発行である『ザ・ウルトラマン 単行本初収録&傑作選 上』(小学館クリエイティブISBN:4778038703電子書籍ASIN:B09YRFP8CZ)の巻末に付された特撮ライター・ガイガン山崎による「解説」によれば、『小学三年生』版『レオ』の第7話までは「協力」、第8話からは「構成」名義で記されている野辺地健とは、円谷プロ側の『レオ』のプロデューサーであった熊谷健(くまがい・けん)のペンネームであったそうだ。日本の慎ましい小家族を描いてきた名映画監督・小津安二郎(おづ・やすじろう)に傾倒して、『レオ』第26話~第32話の「日本名作民謡シリーズ!」なども手掛けていた氏のイメージとはだいぶ異なる、「ウルトラキラー・ゴルゴ」や「サイボーグ・ナックル星人」などといった戦闘的でイベント性も高いエピソード群も、小学館の編集部側からのオーダーではなく氏の純粋なシナリオだったとすれば、氏の意外な一面に頭が下がると同時に、石油ショックによる当時の物価高の時代の実写特撮では実現が困難であったからこそコミカライズ原作の方ではイベント性が高いエピソードを書き下ろしたのかもしれないなどとも推測してしまう。しかし、同時にもう少しだけ映像本編の方でもがんばってほしかった……などといった気持ちもムラムラと浮上しつつも、やはりそれもまた難しかったのであろうな……などと相反した気持ちが同時に浮上してきて複雑な気持ちになってしまうのであった(笑)――


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精神主義」ではない「熱血ドラマ」、という特異な橋本イズム

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さらなる後日付記:ネットサーフィンで発見した『レオ』論に勝手にリンク
(※:特撮評論同人関係の知友のものは内輪クサくなってしまうので除外しています・汗)
  http://www5a.biglobe.ne.jp/~aoren/maniac/leo.htm(2019年現在、リンク切れ)
  http://www002.upp.so-net.ne.jp/zunzun/chara02.html(2019年現在、リンク切れ)
  http://www002.upp.so-net.ne.jp/zunzun/chara03.html(2019年現在、リンク切れ)
  http://ee.uuhp.com/~umineko/u7/index.html


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