假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありません

ファミリー劇場『真夏座VOICECUL』  〜真夏竜劇団!

『ウルトラマンレオ』(74年)総論 ~50年目の総括。その評価の変遷! 特異なる美点&欠点! 第2次怪獣ブームの終焉!
『ウルトラマンメビウス』(06年)#34「故郷のない男」 ~レオ客演の神作!
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『ウルトラマンレオ』 〜全記事見出し一覧
[ウルトラ] ~全記事見出し一覧


 CSファミリー劇場『ウルトラマンレオ』放映終了間近に連動して、「レオ」記事集中UP!


 2009年5月からCSファミリー劇場『ザ・ウルトラマン』放映と連動して、「ザ☆ウルトラマン全話評」も毎週連載UP予定!(ファミ劇で「ザ★ウルトラマンのすべて」(ゲスト・伊武雅刀!……とHP等で告知されてましたが、実際には声優・柴田秀勝氏でしたがイイ内容でした……)が、5/3(日)10:30、深夜5:30、5/5(火)20:00で放映終了!)


『真夏座 VOICECUL(ボイスカル)』

(2008年9月5日(金)22:00〜23:00初放送。収録は7月5日(土))
(文・久保達也)
(2008年12月執筆)


「百年後の地球はどうなるのか
 百年後の日本はどうなるのか
 百年後の子供たちはどうなるのか
 今、私にできることは何か?
 そんな想いから、この真夏座を立ちあげました」


 まさに『ウルトラマンレオ』の精神をもって、ウルトラマンレオことおおとりゲンを演じた真夏竜(まなつ・りゅう)が立ちあげた「真夏座」の公演の模様が、CS放送・ファミリー劇場が2008年9〜10月のあいだに、「ファミリー劇場」としては「『大決戦!超ウルトラ8兄弟』公開記念 ウルトラヒーロー大集合スペシャル 『ウルトラマンレオ』放送記念スペシャル」だと銘打って、『真夏座 VOICECUL(ボイスカル)』名義の1時間番組として放送された。



 その番組の合間には、ファンが選んだ『レオ』エピソード・ベスト5が発表された!


●第5位:第22話『レオ兄弟対怪獣兄弟』


●第4位:第40話『恐怖の円盤生物シリーズ! MAC(マック)全滅! 円盤は生物だった!』、 同率第4位:第4話『男と男の誓い』


●第3位:第10話『かなしみのさすらい怪獣』、 同率第3位:第38話『決闘! レオ兄弟対ウルトラ兄弟』


●第2位:第1話『セブンが死ぬ時! 東京は沈没する!』


●第1位:第39話『レオ兄弟ウルトラ兄弟 勝利の時』



 う〜む。イベント編ばかりが大挙ランクインするとは!


 20世紀のむかしであれば、第29話『日本名作民話シリーズ! 運命の再会! ダンとアンヌ  狐がくれた子より』あたりが、上位にランクインしたことであろう。


 1990年前後から特撮評論同人界などで進んだ再評価の影響下にあれば、第37話『飛べ! レオ兄弟 宇宙基地を救え!』や第38話『怪奇! 悪魔のすむ鏡』に、最終第4クール目の『恐怖の円盤生物シリーズ!』編のいずれかのエピソードなどの「人間ドラマ編」がランクインしたことであろう。


 その意味では、このあたりのエピソードが上位にランクインするかと思っていたのだが…… 長じてしまった特撮マニアたちも1周まわって、良い意味で子供時代に帰ったという意味での成熟を果たしたのか?
 それとも、特撮評論同人界のようにリクツっぽい人種が集まっているような世界は、やはり特殊で例外的な世界なのであって、だからこその第37話や第38話に「円盤生物編」に対する高評価なのでもあって、『レオ』ファンの大勢なり特撮マニアの大勢は、実はこうしたイベント編嗜好の持ち主の方がふつうに多かったといったあたりなのであろうか?


 それはさておき、子供心にも印象的であったイベント編をメインに据えたランキングそれ自体は、まぁ順当な結果だとも思える。



 しかし、ウルトラマンレオの弟・アストラが初登場した第22話『レオ兄弟対怪獣兄弟』についてふれていた女性ファンが、


「(レオの弟)アストラは必ず両手で握手をします。そんなアストラがとても好きです!」


などと語っていたのは目からウロコであった! 女性ならでは……かもしれない視点であって正直、筆者はこれまで気づかなかった点でもあった(汗)。



 第40話『MAC全滅! 円盤は生物だった!』については、真夏自身が


「嬉しそうにご飯食べて、すごい薄情じゃないですか」


と、30分枠の前半・Aパートと後半・Bパートとの雰囲気の落差の激しさにふれていたのには、思わず笑ってしまった。


 ただし、こういった発言も、真夏の周囲に集まってくるような熱心な『レオ』ファンたちが、笑いを取れるネタとしての意味であったり、あるいはホンキでそのようにも思ってきて、さんざんに彼に吹き込んできたことを、ここであらためてリップサービスとして語っている可能性も高いだろう。


 良くも悪くも、いや悪い意味でマジメな特撮マニアが、よく役者さんの発言を真に受けて、それをそのままに信じてしまって、オウム返しに語っている場合も多い。もちろん、そういった真に受けてしまう行為自体は「悪」などではないのだし(笑)、むしろ「善人」なのでもあろうが――やや「底の浅い善人」かもしれないけど(汗)――。


 それはさておき、AパートとBパートであそこまで変えてしまうからこそ、メリハリ・落差とともに実にドラマチックにも仕上がって、美山家の平和な台所の朝食シーンから始まるBパートもひときわに際立つのだし、『レオ』の最終第4クール目を映像的にも象徴するシンボリックなシーンとしても仕上がっていたのだ!



 また、男性ファンのひとりが、


「誕生日が命日になってしまう松木隊員がいちばん不憫(ふびん)。自分にとっては松木隊員がベストヒロイン」


なのだと、この会場にも来ていた松木隊員こと藍とも子(あい・ともこ)――『メカゴジラの逆襲』(75年・東宝)にもヒロイン役で出演!――にラブコールを送ってもいた。余談だが、齢(よわい)を経たのに、彼女もいまだに「アイドル顔」を保っていた!(笑)



 第4話『男と男の誓い』といえば、やはり「滝の流れを切る」特訓シーンが印象的だろう。真夏が、


「滝を切ったことのある人〜~」


などと会場に呼びかけるや…… 「ハ〜~イ!」と手を挙げた者が何名か存在! 君たち、面白すぎるぞ!(笑)


 なにせ、撮影が終了して、滝壺の上から「上がってこ〜い」と云われても、2月の寒冷下の撮影で脚の神経が麻痺して、真夏も上がってこれなかったというのに……


 いや、そこで、当意即妙にシャレとして、絶対にアリエないことを達成ができた! などと、それは子供であってもあからさまにわかる「ウソ」でもあって、なおかつ「ギャグ」なのだけど! といった「機転」を利かせて、その場を盛り上げてみせる行為もまた、広義での「思いやり」「配慮」ではあるのだ!(まぁ、人前でのパフォーマンスなので、誰にでもできるような行為でもないのだけれども・汗)


「滝は切れませんよ〜~」(笑)


などといった、その挙手のリアクションに対する、真夏の軽妙な切り返し発言もまた、実に当意即妙なアドリブでもあった。


 「滝を切れ!」と命じたモロボシ・ダン隊長=森次晃嗣自身もまた、『DVD付きビジュアルブック ウルトラマンレオ1974』(ASIN:B001BKLCVO)付属のDVD『ウルトラマンレオ TIME−SLIP FILE ―映像&音声コレクション―』においては、


「滝を切れったって、そんなもん切れるわけないんだから」


などと発言をしているくらいなのだから……(笑)


 このあたりは、『ウルトラマンレオ』という作品が訴えていた「生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳(うた)う」といったテーゼには含まれてはいないどころか、ある意味では相反する要素であったりするのかもしれない(爆)。しかし、現実的にはこういった、冷笑にはおちいらない範疇で、良い意味で物事を適度にチャカしたりして軽い「笑い」に変えてみせて、その場をなごませることもまた重要ではあるのだ。



 それにしても、「民話語り」のなかで自在に声色を変化させて熱演する真夏の演技力にも、感心させられてしまう。


 そういえば、真夏は女児向けのテレビアニメの声優や、BSやCS放送の旅番組のナレーションの仕事なども務めていたのだ。



 「真夏座」の今後の活動には、注目していきたい――筆者が在住している静岡にも来ないかなぁ。MACの2大女性隊員こと白川・松木の両隊員もぜひ連れてきてください!(笑)――。


番外編・『勝手に、ウルトラ情報局』2008年12月号(汗)


 『ウルトラマンメビウス』(06年)の防衛チーム・GUYS(ガイズ)のアマガイ・コノミ女性隊員を演じていた平田弥里(ひらた・みさと)が、DVD『Love Me SweeT』(フォーサイド・ドット・コム・ASIN:B001GMTC8C)発売を最後に、芸能活動休止を宣言してしまった!


 これで、『メビウス』の続編がつくられたとしても、オリジナル隊員の勢揃いは不可能になってしまったのかもしれない(涙)。



(編註:芸能プロダクションを経由しないで、直接に個人に対して仕事を依頼をすればよいだけですので、きっと彼女はコノミ隊員役の依頼を断ることはないでしょう!?)


(後日編註:なんと! やっぱり!? 翌2009年のGW(ゴールデンウィーク)にも、舞台劇『ウルトラマン プレミアステージ3』に平田弥里ちゃんが出演! 3年連続出演の快挙! ……今回はコノミ隊員役ではなかったですけども・笑)


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2009年号』(08年12月28日発行)『ファミリー劇場「ウルトラ情報局」ウルトラマンレオ編』レポートより抜粋)



『真夏座VOICECUL 第二幕』


 ファミリー劇場『真夏座VOICECUL 第二幕』――『第一幕』1ヶ月遅れの2008年10〜11月にかけて放映された1時間番組――のレポートは、紙媒体の同人誌版である2009年末の12月発行『假面特攻隊2010年号』にて掲載予定! ……と云いたかったところですけど、2009年4〜5月にも、ファミリー劇場でも『真夏座VOICECUL』の『第一幕』と『第二幕』がともに再放送されておりました~。


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DVD ウルトラマンレオ VOL.13 レンタル版
ウルトラマンレオ 13 [レンタル落ち]



 2009年5月からCSファミリー劇場『ザ・ウルトラマン』放映開始と連動して、「ザ☆ウルトラマン全話評」も毎週連載UP予定!(ファミ劇で「ザ★ウルトラマンのすべて」(ゲスト・伊武雅刀!……とHP等で告知されてましたが、実際には声優・柴田秀勝氏でしたがイイ内容でした……)が、5/3(日)10:30、深夜5:30、5/5(火)20:00で放映終了!)



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