『ウルトラマンジード』序盤評 ~クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!?
『ウルトラマンジード』最終回「GEEDの証」 ~クライシスインパクト・幼年期放射・カレラン分子・分解酵素・時空修復方法はこう描けば!?
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『ウルトラマン クロニクル ZERO&GEED(ゼロ・アンド・ジード)』(20年)にて、ウルトラマンジードが客演する『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』(19年)の再編集版が放映中記念! とカコつけて……。
『ウルトラマンジード』玩具&イベント・子連れで堪能記をアップ!
変身アイテム「DXジードライザー」(2017年7月8日(土)発売)
食玩「SHODOウルトラマンVS2」ゴルゴダセット」(2017年6月13日(火)発売)
(2017年10月14日脱稿)
2017年7月8日(土曜日)。初夏という季節を通り越したような朝から暑い日に、『ウルトラマンジード』(17年)第1話「秘密基地へようこそ」(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170819/p1)を見たあと、急かされるように車を近所の大型玩具店・トイザらスまで走らせました。
この日から変身アイテム「DX(デラックス)ジードライザー」が発売されるのですが、見事に「You Go! I Go! お店へGo!!」の策略に嵌ってしまったのでした。しかもトイザらスでは限定の「ウルトラマンジード DXジードライザー フュージョンライズセット」なる全部揃ったアイテムを発売するということで、我が家の小学3年の「ちびジード」も
「早くトイザらスへ行こう!」
と大興奮。
金のウルトラマンカプセル「シャイニングウルトラマンゼロカプセル」も当然確保すべき。我が家の「ウルトラの母」も買い物ついでに事前に全て予約を済ませていてくれていたので確実に入手できる筈なのですが、「ちびジード」はいても立ってもいられない。
未だにマニア活動を辞められない私も早く遊んでみたいという欲望はありつつも、大人の体(てい)をも崩してはならずとなだめすかしつつ、トイザらスの開店と同時に会計を済ませ、直ぐに帰路へ。
世間様では夏の行楽に車を走らせている時間に、トイザらスまでの往復道中(なぜか)、ずっと『ウルトラマンレオ』(74年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20090405/p1)の歌を歌い続けて帰宅。近いうちにレオに変身していた真夏竜さんのお店へ「真夏さんの親子丼」食べに行かねば、そのためには学校休ませちゃおうとか車の中で画策したり。
駄目親というよりも趣味のためならジードの悪父・ウルトラマンベリアル並みの悪行三昧。もちろん「ウルトラの母」は許してくれませんが。
帰宅後は1週間前に放映された『ウルトラマンジード直前スペシャル』、今朝の第1話「秘密基地へようこそ」を昼食も忘れて見直し、「DXジードライザー」をためつすがめつ親子で交互に愛でながらも、装填ナックルを「スキャン」させる際のスライドが子供には難しいことや「DXウルトラカプセルホルダー&ベルト」のベルトの組み立てに難儀したりと、遊び方を試行錯誤しているうちに時間が過ぎてしまいました。
当日、神奈川県相模原市のショッピングモール・アリオ橋本で開催されていた『ウルトラマンジードショー』は諦めざるをえなくなってしまったものの、「ジードライザー」を発売当日に購入して気を良くした愚かな親子は、
「また来てくれるだろう、今度は朝倉リクと一緒に!」
と去年11月23日(水・祝)の『ウルトラマンオーブ』(16年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20170415/p1)ことクレナイガイご本人登場とマグマ星人との掛け合いのアリオ橋本での「ウルトラマンオーブ スペシャルステージ」の記憶も生々しく、「またの機会」と楽観的に考えていたのに10月上旬現在、「未だに当地に降臨」される様子はないので後悔することになるのだけれど……。
まだこのときは夏休み恒例「ウルトラマンフェスティバル2017」もあるし、まぁいいかくらいにしか考えておらず、詰めの甘さもありつつも、『ウルトラマンジード』第1話が放映された週末はずっと「ジードライザー」の虜になっていじりまわっておりました。
しかし去年のウルトラマンオーブの変身アイテム「DXオーブリング」に比べ、音声が控え目になった点に注目。ただし子供には迫力は足りず、音声を調節できる機能があれば満点だったかなと。
余談ですが、かって2011年にコトブキヤから発売された「カラー麺タイマー」も迫力がありました。ウルトラマンの胸中央のカラータイマーを着ぐるみ実物大サイズで忠実に再現しつつも、カップ麺にお湯を注いで「3分間ぢっと我慢するのじゃぞ!」の告知にも使えるという玩具でした(笑)。
ウルトラヒーローの玩具には、やはり「ウルトラマン」と「怪獣」のリアルな音声は必要不可欠な要素なのです。かってマクドナルドの子供向け「ハッピーセット」のおまけで付いていたバルタン星人の「声」付き玩具は価格の割には秀逸で、「フォッフォッフォッ」は聞いてて痺れまくりでした。
話は逸れますが、玩具としての販売方法から一線を画する「食」との絡みでは、一時期モスバーガーでも「ウルトラマン」のおまけを付加してました。
円谷プロやその関係筋は、外食産業のノベルティとしての宣伝活動も続けていくのかな? とも思っておりましたが、そういった方面でのタイアップは最近、食玩に絞った様子で食料品のスーパーで見かける商品が多くなりました。
親の立場としては子供を「おもちゃ屋」には連れていきたくはないけれど、食品の買い出しに訪れるスーパーマーケットや、ファミレス・ファーストフードは仕方なしに子連れ同伴だから、そこに魅力あるアイテムを置かれたら、ついつい買ってしまい。しかも買っちゃう親がここにいて。
今年2017年6月に発売された食玩「SHODO(掌動)ウルトラマンVS2(ヴァーサス・ツー)」で、『ウルトラマンエース』(72年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070430/p1)13話「死刑! ウルトラ5兄弟」(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060803/p1)でのマイナス宇宙にあるゴルゴダ星の十字架に掛けられたウルトラ兄弟を再現したゴルゴダ・セットに至っては、もうどこのスーパーに行っても全部揃ってなくて、我が家の「ちびジード」も諦めきれずに、いよいよ東京駅地下の「ウルトラマンショップ」まで行ってセット売りしていた時には、涙を流して嬉々として箱を抱えて帰宅したもんです。
でもこれって、電車賃かけたらすごいことになってる……と帰宅後は当然、マザー破壊光線で粉砕されてしまいましたが……。
さて、あと数時間で『ウルトラマンジード』第15話「戦いの子」が始まってしまう時間となりましたが、強敵怪獣・時空破壊神ゼガンとの戦いの総評は、皆様にお任せすることにします(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200523/p1)。
本日10月14日は、我らがジードこと朝倉リク君が住んでいる秘密基地のロケ地、リアル「星雲荘」の公開日なので、寝不足を押して見にゆくつもりです。
強化変身アイテム「DXキングソード」(2017年10月28日(土)発売)
「ウルトラ6兄弟カプセル」(2017年10月28日(土)発売)
『ウルトラマンゼロVR 大都会の戦慄 エレキング対ゼロ』
(2017年11月17日脱稿)
毎回欠かさず見続けてきた『ウルトラマンジード』も、終盤に入って主題歌の歌詞も2番に変わって
《♪ここからは NEXTステージ》
ということで、終盤に向けて新たな章に入ってゆきました。
我が家もそれを一緒に楽しむために色々と画策してきました。そして、ようやくそのような展開になってきました。
11月23日(木・祝)に、ウルトラマンジードと朝倉リクがショッピングモール「アリオ橋本冬期イルミネーション点灯式 ウルトラマンジード スペシャルステージ」に登場です。なんと3.6mもの巨大立像(!)まで展示されるというのだから、これはもう行くしかありません。
7月8日(『ウルトラマンジード』1話「秘密基地へようこそ」放映日)の「DXジードライザー」発売日に、アリオ橋本で開催された「ウルトラマンジードショー」は、当日に買ったばかりの「ジードライザー」に熱中してしまい観覧を断念していたし、アリオ橋本でジードに変身する朝倉リク君にナマで会えるのもこれが今年最後のチャンスです。
昨年2016年11月23日(水・祝)の「アリオ橋本冬期イルミネーション点灯式 ウルトラマンオーブ スペシャルステージ」でのウルトラマンオーブ立像のご開帳では、趣味者・チビッ子に混ざって中年近い女性までもが「DXオーブリング」を手に応援に駆けつけていました。
最近、ウルトライベントに行くと同年代近し(40代)とおぼしき美しいお姉さま方にも遭遇するので、違った意味で胸がときめくのですが(笑)、やはりウルトラマン登場は何ものにも代え難い魅力があります。これは言い切ります。
話は逸れましたが、そんなわけで今年は買ったばかりのクリスマス商戦向けジード最強形態への変身アイテム「DXキングソード」で応援するか、最初の変身アイテム「DXジードライザー」にするか!? 悩ましい選択を強いられています。
さて、その「DXキングソード」も、発売当日の10月28日(=17話「キングの奇跡! 変えるぜ! 運命!!」放映日)に「ウルトラ6兄弟カプセル」とともに手中に収めているので、もうどんなイベントに参加しても無敵です。
ちなみに、この話を見たあとにうちの「ちびジード」からは
「〔ウルトラ6兄弟カプセル〕のリトルスターは誰が持っていたの?」
と聞かれ、ギンガカプセルとオーブカプセルがニュージェネレーションα(アルファ)カプセルに、ビクトリーカプセルとエックスカプセルがニュージェネレーションβ(ベータ)カプセルに融合したみたいに、ウルトラ6兄弟各々のカプセルが融合して〔ウルトラ6兄弟カプセル〕が誕生したのだろうけど、尺の都合でカットされたのだろうと思いつつも、ウルトラ兄弟の長男・ゾフィーカプセルだけは未登場(後の回で初登場)のため、矛盾が発生しているので、子供相手に夢を壊すようなことを言うのも憚られ、今日にいたるまで
「あのカプセルのリトルスター保持者については『ウルトラマンジード』が完結するまで研究中!」
と言って逃げています(笑)。
17話「キングの奇跡! 変えるぜ! 運命!!」以降、『ウルトラマンジード』も終盤に向けての新展開となりました。
11月4日放映の18話「夢を継ぐ者」のアダルティックな脚本の副作用からか、我が家では毎回5回は同じ話を見返す「ちびジード」が、この話は2回だけの視聴にとどまりました。
そのうえ完全に物足りなかったらしく、『ウルトラマンメビウス』(06年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20070506/p1)34話「故郷(ふるさと)のない男」(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20061224/p1)を借りに、
「ツタヤに連れて行ってくれ!」
と言いだしたので、少しく可哀そうになったのですが、同話で黒潮島(くろしおじま)で旅の僧侶(=雲水(うんすい))になった、おおとりゲン(=ウルトラマンレオ)客演の話のレンタルは今度にすることにしました。
(実は、我が家の「ウルトラの母」が持っているレンタルビデオ・ツタヤの会員証が切れていたので……)
代わりに日々の小田急線での通勤帰りの車中で見かけて気になっていた、「小田急百貨店新宿店開店55周年特別企画」〈小田急ショートショートシアター〉特設の全天球型映画館「VR THEATER」で上映されているVR映画『ウルトラマンゼロVR 大都会の戦慄 エレキング対ゼロ』(監督・田口清隆)でも見るかということになりました。
翌日の日曜日に、いそいそと小田急百貨店の催物場階まで昇ってチケットカウンターまで行くと、
「150分待ちなんです」(!)
と同年代近し(40代)とおぼしき美しいお姉さま方が言うではありませんか!
「ちびジード」はもう泣きそうなところを、お姉さまは
「ウルトラマンと握手して帰るぅ~」
と握手券をカウンターの下のほうから差し出してくれたので、私も
「本当のウルトラマンが来るのだったら待ってよーか」
と待つことに。
通常、13歳未満は視聴不可の「VR THEATER」も、百貨店特設ということもあってか「単眼のVRヘッドセット」が用意されており、小学生でも映像を楽しめる周到ぶり。
ウルトラセブンとその息子・ウルトラマンゼロとの握手や記念撮影を楽しむうちに上映時間が到来。
「あっという間に終わってしまった」
という「ちびジード」の感想を聞いていたら一緒に見ておけばよかったと後悔頻り。
昨日の『ジード』の欲求不満を解消するくらい面白かったようで、
「『ウルトラファイトVR(親子タッグ!激闘の荒野に花束を)』も見たいなぁ」
とも。
『ウルトラマンジード』以外の最新のウルトラマン作品を見られたということも新鮮で、やはりセブンの息子・ゼロが活躍するのは『ウルトラセブン』(67年)にとっても特別な年であるがゆえなのでしょう。『ウルトラセブン』50周年と『ウルトラマンジード』との宣伝戦略がうまくリンクできていないことに、趣味者的観点ではズレを感じつつも、視聴の主役であるファンたちが満足できればそれでいいのでしょう。
ともあれ、二枚目や美女が登場の『ウルトラマンジード』NEXTステージ。
19話「奪われた星雲荘」では、ジードこと朝倉リク君が住んでいる秘密基地の人工知能・レムの人間態の女性を、レムの声をアテているアイドル声優・三森すずこが演じて、その「みもりん」に色目を使っている駄菓子屋・銀河マーケットの中年オヤジの店長さんにも「もっと頑張ってほしい!」とエールを送りつつ(笑)、明日11月18日放映の20話「午前10時の怪鳥」放送に期待です。
「クリスマスカプセル」(2017年12月1日(金)配布開始)
「ウルトラマンゼロ なりきりセット」(2017年12月2日(土)発売)
「羽田空港国際線ターミナル江戸舞台 ウルトラヒーローショー」(2017年12月17日(日))
(2017年12月18日脱稿)
師走に入る前の一大イベントとなった2017年11月23日(木・祝)の「アリオ橋本 冬期イルミネーション点灯式 ウルトラマンジード スペシャルステージ」で、朝倉リクと『ジード』劇中内の特撮TVヒーロー「爆裂戦記ドンシャイン」とのハイタッチで盛り上がりました。
おかげで、すっかり20話「午前10時の怪鳥」(11月18日)の内容も記憶から吹き飛んでしまい、ただこの回のゲスト怪獣・ギエロン星獣の慟哭の口真似をする我が家の「ちびジード」と、何故か劇中が昭和中期チックな団地が舞台であったことから往年の日活ロマンポルノ「団地妻」シリーズを連想してしまった愚かなわが身を呪ううちに、見逃し配信さえスルーしてしまった次第。
次の21話「ぺガ、家出する」(11月25日)はしっかり見てから、師走を迎えようと珍しくテレビの前に鎮座しておったものの、ゲスト怪獣である深海怪獣グビラとの攻防よりも、ペガッサ星人の子供・ペガのユル~い家出騒動を主軸として、ゲスト怪獣が登場する特撮シーンとドラマが完全に分裂して並行しているあたりが、親子ともどもどうにもしっくりせず、やはりゲスト怪獣との一進一退の攻防劇がキッチリしていないと盛り上がらず、ゲストの深海怪獣グビラも可愛らしい系だし……とかブツブツ言いながら見ていたら、「ちびジード」が
「コロ星人(『ウルトラマンレオ』第23話「ベッドから落ちたいたずら星人」)のときの話もあるからいいんじゃないの」
と一蹴。そうかそうか、子供にはこんなマイルドな話の回も必要なのねと反省。
ここで話は11月23日に戻って、アリオ橋本での「ウルトラマンジード スペシャルステージ」は17時から屋外ステージで開催されるというのに、14時過ぎには寒風吹きすさぶステージ前の広場で場所取りのファンで埋め尽くされました。
我々もようやく一画を確保したものの、油断していると両端の子連れママに侵攻される恐れがあるため、「3時間近くぢっとガマンして」領土を守って、ようやく17時のステージが開催されたときには一番眺めがよい場所だっただけに感無量!
マグマ星人の前説(まえせつ)から始まり、ウルトラマンジードロイヤルメガマスター登場! そして朝倉リク君から『劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』(2018年3月10日ロードショウ・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20180401/p1)も発表され、大満足で帰宅の途についたものでした。
しかし、今年最後の『ウルトラマンジード』の仕掛けるプレゼント攻撃作戦は凄まじいものがあります。「ウルトラマンショップ限定企画 ウルトラカプセルキャンペーン」なる子供心を鷲づかみに、そして親の財布をも鷲づかみにするイベントが師走早々の12月1日から開催されました。「ちびジード」も
「とーちゃん、〔クリスマスカプセル〕欲しいなぁ」
と毎晩枕元で囁かれれば、我が自身のマニア心のトーチに灯をつけ零時迷子(れいじ・まいご。(C)『灼眼のシャナ』)の能力で
「よっしゃ、とーちゃんとウルトラマンショップに一番乗りじゃ」
と言ったものの、キャンペーン翌日の12月2日は二日酔いで見事に玉砕。
あわてて翌日に大急ぎで「ウルトラマンワールドM78東京駅店」に出向いたらレジは長蛇の列。
最後尾の立て看板を持ったお店のお兄さんに〔クリスマスカプセル〕の在庫を聞いたら、
「まだ大丈夫ですが、この週末あたりで……」
とのお話だったので、親はレジに並び、「ちびジード」は〔クリスマスカプセル〕のプレゼントの条件である3500円以上の品物を探して分担作戦。
ジードが右手に握るハサミ爪のような武器「DXジードクロウ」あたりを携えて戻ってくるだろうと思っていたら、前日に発売したばかりの「ウルトラマンゼロ なりきりセット」(バンダイ・12月2日発売)を
「コレ! コレ!」
と言いながら満面の笑みを浮かべて持ってきて
「これでゼロになれる」
との弁。
無事にクリスマス限定カプセルも手に入れ、帰宅後に二日酔いで見過ごしたままとなっていた22話「奪還」(12月2日)のハードな展開を眺めていたら、どうやらこの話も子供心に切なかったらしく、一緒になって見返さずに、
「宿題をやってるから勝手に見ていいよ」
と冷たい一言。
子供心にも最終回が近づくにつれて、週末決戦のワクワクよりも一抹の寂しさが先行しているようで、
「劇場版もあるからまだまだ楽しみはこれからだ!」
と慰めても見返す力に身が入らないよう。しばらくは『ちびまる子ちゃん』や『サザエさん』を見返してばかりいたので、
「こんど(ウルトラマン)ゼアスと(ウルトラマン)ナイス見に行こーか」
と言ったら目を輝かせて
「行きたい! 会いたい!」
と言ったので、「羽田空港国際線ターミナル江戸舞台 ウルトラヒーローショー」(12月17日(日)開催)を見てきました。
両者ともにコミカルキャラクターであるウルトラマンナイスとウルトラマンゼアスの前説の掛け合いで笑いを誘い、本編はウルトラマンジードアクロスマッシャーとウルトラセブンが力を合わせて戦うバトルステージ。
そして最後はボイジャーのライブと1時間半にも及ぶステージに、「おしっこ」に行きたい「ちびッ子」続出。それでも内容の濃いステージに「ちびジード」も満足した様子で、「ナイスとゼアスに会えてよかった」と。
最後は恒例の握手会。そして撮影会もあり、空港のクリスマスイルミネーション降りそそぐなか、さらに輝くウルトラマンたちの眼やカラータイマーのルミナスに心奪われたまま空港を後にしました。
帰宅後、23話「ストルムの光」(12月9日)を見直していたら、沖縄県が全面協力していたり、そんな折りフィルム・コミッションの始祖である大林宣彦監督(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200531/p1)が映画『花筐 HANAGATAMI』(12月16日公開)の新作を発表し、アニメも含めてフィルム・コミッションが当たり前になりつつある現状やらを考察してみたくなったり……。
最終回1本前の24話「キボウノカケラ」(12月16日)では「ウルトラの父」の声が『ウルトラマンメビウス』(2006年)から継続して務めてくださっている西岡徳馬さんだったり、来春の『劇場版ウルトラマンジード』の「ウルトラの母」の声も映画『ウルトラマン物語(ストーリー)』(1984年)から継続されている池田昌子さんだと知って喜んだり……。
来年2018年は名作テレビアニメ『銀河鉄道999(スリーナイン)』(1978年)放送40周年にもなるんだぁ、池田さん演じた金髪ロングのヒロインのメーテルって……。なんだか「ウルトラマン」とは別のことを考えはじめたので、これはまた別の話で……機会がありましたならば。
(編:『銀河鉄道999』40年後の感慨については、本稿担当者が翌2018年に改めて執筆。そのうちにそちらについてもアップをさせていただきます)
「ウルトラヒーローズEXPO 2018 ニューイヤーフェスティバル」「バトルステージ 起こすぜ! 奇跡!!」(2017年12月29日(金)~2018年1月8日(月・祝)
強化変身アイテム「DXギガファイナライザー」(2018年2月3日(土)発売)
(2018年3月10日脱稿)
本日2018年3月10日(土)は、『劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!』(2018年3月公開)の公開日であります。
しかし、とりあえず朝からは「ちびジード」といっしょに『新幹線変形ロボ シンカリオン』(TBS)、『ジード』のあとから始まった『オーブ』の再編集番組『ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE』(テレビ東京)なぞを観ております。
昨年2017年の大晦日は、東京ドームシティ・プリズムホールで年末年始に開催された「ウルトラヒーローズEXPO 2018 ニューイヤーフェスティバル」の「バトルステージ 起こすぜ! 奇跡!!」を観覧し、ウルトラマンギンガ・ウルトラマンビクトリー・ウルトラマンエックス・ウルトラマンオーブ・ウルトラマンジード・ウルトラマンゼロが共闘し、朝倉リク君(ウルトラマンジード)や伊賀栗レイトさん(ウルトラマンゼロ)の活躍に手に汗しました。
今年2018年に入ってからというものは、大きなイベントには行けずじまいで、2月3日の発売と同時に『劇場版』の変身アイテム「DXギガファイナライザー」(バンダイ)を入手したものの、肝心の『劇場版』まではまだ間があったせいか、付属のウルトラカプセル「エボリューションカプセル」に描かれた「ウルトラマンジード(アーリースタイル?)」の意味も解らないまま、どうにも落ち着かず手に余らせていた状態でした。
そのうえ年度末ということもあって本業にも追いまくられ、子連れでイベントに参戦する体力的余裕もなかったことからボンヤリと過ごしていたものの、どこからか「六本木 きすけ」(真夏竜さんの親子どんぶり屋さん)の閉店の報を聞きつけます。
こりゃ「ジーっとしててもドーにもならない!」と平日のランチ営業のみだったから大人の楽しみと、今回は子連れではなく一人で親子丼を食べに行きました。
しかし、2月26日(月)は真夏さんがお休みで出会えず。お店のママからも「ネット観てこなかったの?」と言われ、ママの親子丼に舌鼓を打ちつつ世間話をしてから辞しました。
翌2月27日(火)に再び参戦して、ようやく真夏さん、いや、我らがおおとりゲンの親子丼をいただくことができました! ご本人様がいらっしゃるとやはりファンの方々が多く、昨日のまったりした店内が華やいでいて賑やかなランチでした。
前日にママさんから真夏さんの卵料理へのこだわりを聞いていただけあって、背を向けて厨房で親子丼を作る真夏さんの真面目一筋で凛とした背筋からうかがう「親子丼にかける情熱」には並々ならぬ気迫を感じました。
当日は映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)で敵のエリート兵士集団であるデス・トルーパーのスーツアクターをされたダニエルさんも「六本木 きすけ」に昼食で訪れていらして(当日は羽田から直行で来店されたとのこと)、来日後に初めて食べる和食である真夏さんの親子丼をぺロリと平らげておりました。
そんな賑やかなお店を出て、地下鉄に乗ったあとも興奮冷めやらないまま。しかし、そんな状況から会社に行くと、我が身の中ではテンションアゲアゲで当日は仕事にならず。というより「仕事やってるばーいじゃないよ!」と気持ちも浮わついたまま、午後からはずっと映画好きの派遣社員さん相手に「ウルトラマン」や「スター・ウォーズ」の話をしていたら夕方になっていました……。
「六本木 きすけ」最終日となる2月28日(水)にもぜひ親子丼を食べに行きたかったのですが、本業の都合で行くことができませんでした。残念。
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#ウルトラマンクロニクル #ウルトラマンジード #ウルトラマンジードショー #ウルトラマンゼロ
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