2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
江連卓のペンネームだ。江連が私淑する宮沢賢治の『風の又三郎』に由来し「水沢」も宮沢が度々訪れていた「緯度観測所」の所在地にちなんだもの。このペンネームから本エピソードにかけた想いも透けて見える。 足柄秘境の青葉山に住むといわれ、地元の子供た…
少々厳しい意見になってしまったが、先に書いた通り、映画として、また「スーパー戦隊シリーズ」の一作品として、さらに物語的にも、決して拙い作品ではない。 ただ、鑑賞しながら、ココはこうした方が……と気になってしまう面が少なからず見受けられたことも…
人間に戻りたくないテツ男なので、カネゴンの単純なリメイクにはなっていない。金男がガキ大将であったのに対し、テツ男がダメ人間として設定されたことで、同様の題材を扱いながらも正反対の物語を描き出すことには成功している。姿は怪獣であるもののウル…
脚本家・若槻文三は特撮評論においては言及されることが非常に少ない。大宇宙から巨大隕石が接近してきたりゲストの人間ドラマよりも怪事件の捜査や作戦中心の攻防編をメインで描いてきた作家でもある。今回は本作『80』が児童編に突入したことから児童ゲ…
まんだらけ中野店・資料性博覧会01 〜事後レポート&02要望が、まんだらけより被リンク! 評論系オンリー同人誌即売会・TokyoBookManiax 〜事後レポート! Nippon2007(第65回世界&第46回日本SF大会) 〜に見る外人オタらの同じ匂い 同人誌即売会・参加告知 …
悪とは人間の外に存在するものではなく、人間の内から呼び出されたものであるという持論を展開する石堂先生。 今回は政夫の心の中のUGMに対する憎悪こそがマイナスエネルギーの波動となり、悪魔メフィストを呼んでしまったファウスト博士のごとく、バルタ…
『てれびくん』の『80』連載漫画の終章は『ウルトラマン80 宇宙大戦争』と改題。ウルトラ兄弟vsバルタン星人大軍団を描く一大連続スペース・オペラへと変貌を遂げた! 先立つ80年10月号『あやしい流星』でも、古代怪獣ゴモラ&バルタン星人登場! …
ペットのクワガタ虫が上級生の不注意で死んでしまったことを恨む少年の怒りと悲しみがクワガタ虫の死骸に乗り移って、昆虫怪獣グワガンダが誕生するというストーリーである。 第33話『少年がつくってしまった怪獣』に続いて、当初の『ウルトラマン80』が…