芸能
「三波春夫でございます」と割って入り、じゅんと長作に同時に左右からビンタを食らう、という「自己紹介ギャグ」が一世を風靡した。 正児の逝去で、松竹芸能のベテラン漫才師・横山ひろし(73歳)が述懐していたが、元々三波春夫のキャッチ・フレーズを使って…
アニメで、洋画吹替で、子守唄代わりにこの渋いローバリトンの声を聴いて育ってきたようなものだ。 富田さんの訃報記事は、地方新聞・スポーツ新聞・ネット記事に至るすべてが、同氏が演じた役柄のトップに「初代ドラえもん役」を記していて実に意外だった。…
岸部シローといえば大ヒット番組『西遊記』の沙悟浄役にトドメをさすだろう。 岸部が沙悟浄役の候補に上がったのは、背の高い人(彼は身長187センチある)を探していたからだという。また、『遠山の金さん』の赤目玄蕃と同じく沙悟浄も関西弁を用いるが、これ…
如才ない言動や振る舞いで敵を作らないことにも長けている。菅田将暉のトーク番組を幾つか検証し、彼の「他者に好まれる」技術を解き明かすべくモニター前に陣取った。 *『サワコの朝(TBS系/2020年8月15日放送)』 *『A-Studio+(TBS系/2020年8月21日放送)』…
『志村どうぶつ園』のディレクター・保科の目から見たMCの志村けんの実像に迫る。 保科は二十代後半の設定。愛犬家として有名な大物喜劇俳優・志村を動物バラエティのMCに引っ張り出すべく尽力する。 保科は憧れのスターに自分たちの渾身の動物番組の企画を…
渡部がやらかしたのは、乱倫・乱脈の地獄絵図であった。渡部のこのスキャンダルを見て、ある俳優の名前が去来した。山城新伍である。「渡部建の許せない点」として、男性の一位は「関係を持った女性への接し方(46%)」。これに対し、女性の一位は「子どもが小…
ザ・ドリフターズの番組が大人気だった一方、ある層に如何に嫌悪され、悪し様に言われていたか、強く刷り込まれている。 同世代で「ドリフの番組をいつも家族みんなで楽しく見ていた」などと軽々(けいけい)に言う人を筆者はあまり信用しない(笑)。 CMや映…
オレの大好きな立川志らくが大変だッ(笑)。 立川志らく、56歳。 人気落語家にして、俳優、映画監督。劇団を主宰し、権威あるお笑いコンテストの審査員も務め、近年は朝のワイドショーのMCに起用される。落語家団体の大幹部でもある。 文化人。旬の人物…