特撮邦画
70~90年代の若者向け邦画の絶望的低調に、往時のスレた映画マニアたちが当時の陰気でビンボーくさい邦画を一部のマニアのみならず一般層やデート客をゲットできるようにするためにはドーすればイイのか議論を繰り広げてきた歴史を知らない愚論でもある…
**『女子ーズ』 ~一般層にも開かれた戦隊パロディ! 「公私葛藤」描写も光る! **『乾杯戦士アフターV(ファイブ)』 ~戦闘後の飲み会だけを描く戦隊パロディ **『非公認戦隊アキバレンジャー』 ~パロディだけど、次第に熱血ガチ化! **『GAINAX …
オッサンとしては、この原作漫画が発表された1982年末の時代背景との濃厚なつながりを想起せずにはいられない。オッサンの繰り言で恐縮だけれども、1982年よりも前の1970年代前半の若者文化とは、まだまだ日本が貧乏であり四畳半フォークソング…
ゲーム会社・ニトロプラスが原作を務めたオンラインゲーム『刀剣乱舞』(15年)の実写映画版(19年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190323/p1)の公開1週間後に、奇しくも同じニトロプラスが原作を担当して、深夜アニメ化(15年・https://…
……フ、フツーに面白いやないけー! ムダに無意味な一見さんお断り的な難解さはカケラもなく、かといって適度に入り組んでもおり、意外性を幾度か感じさせていくストーリー展開。起承転結や最後に大バトル&大勝利といった物語的な結構を満たした構成。 先の…
雨宮慶太カントク原作&脚本による、深夜特撮『牙狼〈GARO〉』シリーズの幾度目かの劇場版である。 黒系のゴシックな服装や小道具で身を包んだ魔戒騎士と呼ばれるイケメンやチョイ悪たちが、黄金や白銀に赤銅や青銅のオオカミお面のキンピカ金属ヨロイを…
巨大鉄橋・勝どき橋を下側から破って、黒い巨大ロボットが出現する! 外側からじゃなくて、橋の上にいる人間の主観での内側からの映像ですよ! ナゾの黒い巨大ロボ・ブラックバロンの猛攻で大東京が大ピンチのそのとき、我らが紅の城である巨大ロボ・レッド…
悪くはないんだけれど、元作を尊重すればするほど、消化不良感が出てくるような、そんな印象。たぶん、単体で観れば悪くはないと思うのだけれど、それだけ、『クレしん』版が安定感のある作品になっているのでしょう。 決して嫌いではないので、褒めるところ…
1942年(昭和17年)東宝映画の作品。良く見るとアメ公のB17を追っているのは、旧日本陸軍 一式戦闘機・隼である(旧日本軍の各種の航空機同様、皇紀2601年(昭和16年・1941年)に正式採用されたため、皇紀の下2桁から取って一式と命名されている)…
[特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 [特撮他] 〜全記事見出し一覧 ALWAYS 続・三丁目の夕日 (2007年11月3日(祝・土)封切) (文・Y.AZUMA) 2007年11月24日、日劇1で12時30分の回を鑑賞。 まあ、一昨年大人気となった『ALWAY…
[アニメ] 〜全記事見出し一覧 [特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 (文・Y.AZUMA) (07年6月執筆) ゲゲゲの鬼太郎(07年アニメ版) (フジテレビ 日曜日 9時30分) 日曜の朝、NHK教育『新日曜美術館』前半の視聴をあきらめ、こちらを見てし…
[特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 (06年9月2日封切) (文・森川由浩) 「日本のエド・ウッド」の異名を持つ映画監督・河崎実。 自主映画で『√(ルート)ウルトラセブン』(78)を製作、以後自主制作映画の規模を超える作品を世に送り出し、やがて『地球…
『小さき勇者たち〜ガメラ〜』 『日本以外全部沈没』 拙ブログ・トップページ(最新10記事) 拙ブログ・全記事見出し一覧 [特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 『日本沈没』2006年版 (2006年7月15日封切) 『日本沈没』2006年版 〜果てし無き、日本沈没の…
[特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 (06年4月29日封切) (文・久保達也) 確か製作発表の席上だったよなあ。角川ヘラルド映画のエライさんが「怪獣なんて今の時代に合わん。今度の作品は『ガメラ』らしくない映画にする!」なんて主旨の発言をしていたの…
[特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 (05年8月6日封切) 妖怪大戦争① (文・Y.AZUMA) 05年8月6日 丸の内ピカデリーで13時からの第二回を鑑賞。客の入りは7割程度。中央部分が一杯になるくらいであった。 正統な評論や楽しい話は各位にお任せ…
[特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 (05年3月19日封切) 鉄人28号・05年映画版① (文・Y.AZUMA) 2005年03月26日、キネカ大森で12:35の回を鑑賞。40人程度はいるキネカ3にお客さんは私たちを含めて10人程度。 以前見た映画館の予告編では、壊れた…
……本稿は当初、北村龍平の本編アクション演出のスゴさとして、執筆しようとしていた。 しかし後日、CD−ROM付き高額映画パンフを読み返すと、なんとこのエビラVSミュータント部隊のシーンは、『電子戦隊デンジマン』(80年)のデンジピンク、『大戦…
[特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 (04年10月9日封切) (文・T.SATO) 筆者も幼児期にTVアニメ版(72年)を見たクチだ。 ただし原作についてはマンガを読む習慣がない識字もできない幼児だったのでオンタイムでは未読。 原作に遭遇したのは70年…
[特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 (04年5月29日封切) (文・T.SATO) 「じゃっ!」(片手をあげてサトエリの声で)。 往年の片岡千恵蔵の邦画『多羅尾伴内(たらお・ばんない)』(46〜60年)シリーズもどきの七変化(?)を駆使して、正義の…
[特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 (04年4月24日封切) (文・T.SATO) いまどきの歳若いマニアはドーだか知らないが、四半世紀前にハリウッドからSF&ヒーローもの大作が上陸して、国内でも大ヒットした際に、日本のアニメや特撮などのジャンル…