ウルトラ#1
デッカーのデザインはダイナを基に胸と頭頂部に「宇宙にきらめく星の画」を配置。左右非対象も印象的だ。 変身アイテム・Dフラッシャーはダイナのリーフラシャーに寄せつつ、カードをスキャンでデッカーがフラッシュ・ストロング・ミラクルへとタイプチェン…
『ティガ』世界に酷似するも似て非なる歴史をたどっている本作『トリガー』世界で、来たるべき超古代文明由来の脅威に備えていたことが#9にて明かされる! しかし、「スマイル、スマイル!」や「未来を築く、希望の光! ウルトラマン、トリガーーー!!!…
怪獣攻撃隊が巨大ロボを建造して巨大怪獣と戦う! どころか新ウルトラマンとも共闘! しかも、その巨大ロボはセブンガー! *セブンガーの強さ・カッコよさ・有用感を、前面に押し出した作劇&特撮! *セブンガー&ウルトラマンの2大ヒーロー制! セブンガー…
*『レオ』準備稿に登場したウルトラマンタイガーを知ってるか!?(笑) *冒頭から10年代7大ウルトラマンが活躍、新ヒーローへバトンタッチ! *ゲスト怪獣に加えて、レギュラー敵や第三勢力を設定して、作劇を拡張! *本編ドラマ部分に等身大宇宙人とのア…
今年2018年度の『ウルトラマンR/B』では、途中からの増員やライバル・悪役ポジションではなく、最初からほぼ対等・拮抗した正義のコンビのダブル・ウルトラマン体制! 加えて、カードやカプセルならぬ、今度はメダル(劇中ではクリスタルと呼称)。漢…
*『ジード』初登場の特撮演出&港湾の海特撮! *幻の企画書『ウルトラマンデーモン』との酷似! *平行宇宙のひとつが消滅&修復という大風呂敷! *幼児向けルーティンと大人向けの狭間をねらえ! *SF作家・伏井出とウルトラマンベリアルの関係 *潘めぐみ&…
*主人公がまずは怪獣に変身! さらにウルトラマンへと二段変身!! *悪人も怪獣に変身! 前座バトルが怪獣vs怪獣!! *明らかに超低予算な特撮でも、努力と工夫とセンスで安っぽくてもカッコいい!(笑) *気怠い夏休みの山あいに近い廃校を舞台としたジュブナ…
『ネオス』は当初児童ものの書籍・イベント展開から始まってTV化が目指されていた作品であった。 ネオスとセブン21の動く映像を個人的に初めて見たのはバンダイの玩具系ビデオシリーズ「ばっちしV」のCMであったように思うが(編註:初出は94年11月…
合評1:桜の咲く春。青年が坂を駆け下りてくる。中学の校庭で始業式。演壇で好々爺な校長が演説をぶっている。新任教師紹介がこれから行なわれようというのに、まだ登校していない新任教師・矢的猛。驚く校長先生。 それにとまどっていたもうひとりの美人の…
*20年目の『ウルトラマン80』 『80』は『ザ・ウルトラマン』(79年)の後番組として1980年4月から1年間放送された作品である。 シリーズ初のアニメーション作品であった『ザ・ウルトラマン』の視聴率的失敗(?)から、実写特撮作品としての復活となったこ…
1話につき3〜4匹以上の複数怪獣たちが続々と、ヤラれてもヤラれても何度でも再登場!(笑) 今回もオープニング主題歌映像からして、 ・宇宙怪獣エレキングがあの巨体でナント無茶なことに側転(!)して、彗星怪獣ドラコに空手チョップ! ・本作の主役怪…
初放送時は面白くないと思ったが、今観るとむしろ傑作では? と思えるほど感銘した。 第1話において隊員たちの個性を描きだせたのはシリーズ中唯一ではないか。 地球防衛軍・極東ゾーンの科学警備隊キャップ(隊長)を引き受けるにあたりアキヤマ徹男は隊員…
『ザ・ウルトラマン』(79年)は悲運な作品であった。 第3期ウルトラシリーズ(79〜80年)放送当時からして既に特撮作品ではないからということでウルトラシリーズの鬼子扱いされ、アニメ誌やアニメファンからは「ウルトラマン」だということで無視され掲載…
毎回の主題歌映像からして、 ・ミサイル超獣ベロクロンVS超古代怪獣ゴルザ! ・地底怪獣テレスドンVS透明怪獣ネロンガ! ・宇宙凶険怪獣ケルビムVSバンピーラ! ・凶暴怪獣アーストロンVS宇宙大怪獣ベムスター! ・宇宙怪獣エレキングVS再生怪獣サ…
冒頭だけで青年・東光太郎の人間像をほぼ描き尽くしている。船から飛びこむなど漫画チックだが、光太郎が無鉄砲だと端的に表現。子犬と戯れる描写は根は優しい青年であることを象徴する。 タロウの設定年齢は1万2千歳なので、ここでタロウが誕生したとなる…
地球人ではなく人間と呼称。『メビウス』のテーマ面でのヒューマンなねらいも見て取れる。防衛組織の上官はかなり頼りなくコミカルに描かれて、映画『少林サッカー』のような非リアルな描写もある。リアリティーの階梯を最初からやや下げて、作品の品位が少…
男女合体変身の主役・TAC・ウルトラ兄弟・エース・超獣・ヤプール人。 それらが過不足なく説明されており、いずれも圧倒的な存在感も誇っている。 超獣ベロクロンが冒頭からいきなりの広島県福山市を襲撃。 侵略者が「超兵器」として地球に送り込んできた…
本作の「原点回帰」が初代『ウルトラマン』の単純明快な作風を目指しているなら旧作と似通った演出になるだろうし、近年のウルトラ作品に違和感をおぼえていたパパの皆さんは郷愁と親しみを感じているだろう。 第3話『勇士の証明』に登場する古代怪鳥レギー…
面白い! 幼児が見ても面白い、楽しめる作品であったかは別にして(笑)。 シャープでクールな映像に世界観。乾いた淡々とした筆致でつづられていく物語。夜の闇に徘徊する人間スケールのCG不定形ゲロゲロモンスター。コミュニケートが絶対不可能そうな、…
#1の東北地方の見えないピラミッドはこのテの作品の常套だが、怪獣出現に際してティガ復活を優先させる防衛隊、ティガに過剰にこだわる主人公ダイゴなどの人物リアクションの不自然が気になる(尺の都合でカットか?)。 #3はストーリーは面白い。多数の…