ライダー映画
**『ウルトラマンタイガ』は「ウルトラマンタロウの息子」としての物語たりえたか!? **『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』も「父超え」の物語であった! **『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2つの「父超え」の物語で…
本作で悪役として登場する「歴史の管理者」を名乗る謎の軍服集団・クォーツァーは仮面ライダーをはじめ、「平成」生まれのすべてのものをこの世から消滅させ、「平成」の30年間の歴史を最初からつくり直そうとする。 クライマックスで「平成」生まれの若者…
最新現行の仮面ライダーと直前作の仮面ライダーの共演を旗印に掲げてきた年末年始の仮面ライダー映画。 長期低落傾向にあった映画の興行収入も、中興の祖である『仮面ライダー電王』(07年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080217/p1)や『仮面ライダー…
*異なる世界観の接合をヨコ糸に、1個の作品を超えた連続性をタテ糸に! *「平成ライダー」『最終作』を騙る巨大な釣り針(笑) *お題は、最新&直前ライダーの共演! 2010年代の先輩ライダー客演! それに見合う悪事&悪党は!? *絵で見てわかる巨大な異…
ディケイドとゴーカイレッド。ワル者と化した両者が攻防戦をやっているのが本作の構図。ただ両者は大将としてデンと構えて、本心は隠しているから彼らに内面ドラマは発生しない。人間ドラマ部分を担うのは、ディエンドとゴーカイブルー! 彼らの戸惑いと、説…
仮面ライダーディエンドを主役に配した異色作。そのディエンドこと海東はある時間で時の列車デンライナーを降車し、愛銃のディエンドライバーで何者かを狙撃する。驚くべきことにそのターゲットは2008年11月22日の海東大樹、つまり自分自身であった…
助っ人として呼び寄せたのは、良太郎の孫・野上幸太郎こと仮面ライダーNEW(ニュー)電王と、そのパートナーのイマジン怪人・テディ。 だがオーナーは幸太郎とテディの契約はすでに「終了」したと宣言する。テディは期限付きで契約者を渡り歩く「派遣イマ…
桜井侑斗=『電王』での2号ライダー・仮面ライダーゼロノスの物語である。しかもテレビシリーズでも描写のあった、野上良太郎の姉・愛理との恋の行方を追う作品であり、ラブロマンスの要素でトップバッターを飾る。 女性ファンの多い『電王』、手堅く観客に…
何よりも今回の映画化により、『ディケイド』がポスト『電王』化していることに気付いた。 そう、『電王』は近年の平成ライダーではヒット作の部類に属し、シリーズの活性化に貢献、テレビシリーズが終了後も続編の映画が何本も製作される活況を呈した。 が…
「去年の秋の『さらば仮面ライダー電王』で、電王は終わらせるつもりだったが、もう一本映画を製作することにした。目下撮影中で、公開は4月頃の予定だ。東映がピンチに陥ると、ライダー、プリキュア、戦隊はいつでも駆けつけてくれます」 新作テレビ『ディ…
本作はいきなり仮面ライダーバトルのトーナメントよりスタートする。 最初のバトルは仮面ライダーディケイドと仮面ライダーアマゾン。 ディケイドが勝利すると、次は仮面ライダーBALCK RXが対戦。 その次にはクウガことユウスケが変身、仮面ライダークウガと…
ミイラの立像がレジェンドルガ族という本作劇場版限定の魔物一族の一員として復活! 復活時、宙空の縫い針で眼の上下を縫い付ける映像がキショ! 前後して会場の作業員もTV『キバ』本編でのレギュラー怪人一族・ファンガイアのひとりに変身して大騒動! し…
いやまぁサブタイが、「クライマックス刑事(デカ)」だと雑誌やCMで知ったときから、ファンや視聴者全員が「刑事」かよ! とツッコミを入れまくっていたことは間違いない。とはいえ、大元の作品の作風自体がコミカルだから、マジ否定した御仁も少なかろう…
イイ意味でTVのノリを失っていないイベント編かつコンパクトにも品良くまとめた佳品で楽しめた。なにか大イベントがあっても、ラストはTVと同じノリの浪花節のちょっとイイ人情話でホノボノと締めるあたりも好感。 そして、前作で下落した興行収入を上昇…
劇場版での隕石落下の被害はTV版より大きく、人々は大量のワーム(従来の『仮面ライダー』の敵怪人に相当)に苦しめられていた。 深刻な水不足のため、軌道エレベーター(天空の梯子)を使い、彗星を捕らえて地球を救う計画を立てたという組織・ゼクト。し…
劇場版は時代劇というTVシリーズ、完全無視な展開です。しかも普通にヒーローもの、してます! 戦闘員まで出てくるし〜 井上敏樹脚本なのに、仲間のライダーがスムースに集まってますよ!(笑) 平成ライダー映画とは思えない! これは坂本太郎監督の趣味…
筆者はこの映画がスキだ! 深夜、降りしきる豪雨の中で対峙するふたり。我らが主人公=剣崎一真・仮面ライダーブレイドvs仮面ライダーカリス・相川始こと正体はアンデッド怪人の一種の、尋常ならざる空気と表情ではじまる一騎討ち! コレって、ひょっとし…
『仮面ライダー555』は「旧1号的な意味でのライダーらしいライダーシリーズ」だと考える。それはTVシリーズにも充分あてはまる話であるのだが、特に今回の劇場版はその印象が強烈だ。 「主人公もオルフェノクであり、敵も仮面ライダーである」という点…
[最終回]という言葉に罠はないのか? [最終回]という言葉にはいろいろな意味があるのではないか? テレビで流れる宣伝では「最終回先行映画化」とあるが、映画化と言うからには何か元となるものがあってそれが映画になるということだろう。 もちろんテレ…
自衛隊でも対アンノウン用に強化スーツ計画に着手(小沢真珠演ずる才媛自衛官の独走?)。警視庁の強化スーツのデータを盗用して、死に至る新強化スーツ・G4を戦線投入する……。 上映2日目だが、最終回上映だというのにお客さんが意外と入っていたのにはビ…