ウルトラ総論
『レオ』のブラック指令と円盤生物シルバーブルーメ&ノーバの「怪獣娘」によって結成されたBLACK STARS! 彼女らは四畳半の木造アパートをアジトとしている(笑)。 原典のブラック指令の黒いシルクハットの部分が「天使の輪」(笑)としてアレンジ・デザイ…
米軍を追い出し自衛隊を誘致すべきと発言する金城! 「自衛隊を賛美したと沖縄の教職員に嫌われ、袋叩きにされたみたいですね」(パンフレット「上原正三インタビュー」)。このラジオ番組を降板することになってしまった逸話の舞台化なのだった。 70年代…
1994年11月23日勤労感謝の日。この日、読売新聞朝刊にとあるニュースが載せられた。 『新ウルトラマンが二人同時にデビュー!!』 『ひとりはウルトラマン型、もうひとりはセブン型』 もし実現すれば、いままでありそうで実はなかった“本格的ダブルヒーロー…
ムチャクチャ面白い! 「原点回帰」「本格SF志向」「大人向け」ではなく、オモチャ箱ひっくり返し感覚のバトルを主眼に据えたオールスター総登場路線! その延長線に、現代の子供たちが喜びそうで、バンダイも収益を高められそうなプレイバリューの高い玩…
内山漫画がルーツ! ウルトラ一族vs怪獣軍団の集団戦! 超巨大怪獣! 前日談や後日談! 人間が登場しない仮面劇! 先輩が結集しての最終決戦! 今後のウルトラの映画やTVのシリーズ構成、イベント編や最終章がどうあるべきか。学年誌や児童誌とのメディア…
ジャッカル! メロス! ファイタスもヒカリの技術で蘇って素顔も披露! 女戦士アウラの出自! 新旧ウルトラ全肯定な小ネタの数々! シーソーバトルな攻守逆転を幾度か経てみせる、ラストバトルでの実にていねいなアクション描写と心情描写! 最終決戦がワリ…
当時の特撮論壇の論調とは真逆! ウルトラの一般兵士が数万人も登場! 今後のあるべき『ウルトラ』だ! スケール雄大さに興奮して、当時の子供たちはますますウルトラシリーズの大ファンになっていった。 そして、この『ザ・ウルトラマン』こと通称「ジャッ…
ウルトラでなくヒーローものの集大成! 初代マンを模した金属製の強化スーツ。制服男子高校生が右拳を天に突き出すや、その強化スーツが科学特捜隊のヒミツ基地から粒子化されて転送・装着されることで、おなじみの変身効果音とともに人間サイズの変身ヒーロ…
まずコメディとして面白い。 先人を過度に美談にすることなく、我々オタのことはキモオタとして、美化でも蔑視でもなくシッカリとそのままで描く。 しかしてこの作品は、厳密なドキュメンタリーなぞでもなく、あの時代の空気・エッセンスを込めつつも、おキ…
メロス見参! ジャッカル軍団は地球人を奴隷にしようと威圧! 地下鉄の地上入口に隠れて見守る人間に変身したゾフィー隊長とウルトラの母にウルトラの兵士数名。 都心でウルトラ族vsジャッカル族の戦いが勃発しては大被害が出る。 ダメ押しで、ウルトラ族と…
*実は初代の「闇のエージェント」、マグマ星人登場!(笑) *サーベル暴君マグマ星人 VS 残された仲間・健太&千草! *サーベル暴君マグマ星人&宇宙恐竜ゼットン VS 初代ウルトラマン&ウルトラマンティガ! *傑作『残された仲間』 ~マイナスエネルギ…
『てれびくん』の『80』連載漫画の終章は『ウルトラマン80 宇宙大戦争』と改題。ウルトラ兄弟vsバルタン星人大軍団を描く一大連続スペース・オペラへと変貌を遂げた! 先立つ80年10月号『あやしい流星』でも、古代怪獣ゴモラ&バルタン星人登場! …
シャープでクールでスマートなカッコよさは、映像・演出・世界観的にも出せている。 が、ヘビーで陰鬱ではなく、一方で口当たりがよいマイルドな作品だ。 『セブンX』の方向性こそ唯一至上、本来のあるべき姿、日本特撮の進むべき未来だ! などと云う気はな…
「一方のスターである怪獣が退治されることによって、視聴者は圧倒的なカタルシスを獲得できるのだ。だから『ウルトラマン』はキモチイイ!」『アニメの見方が変わる本』赤星政尚「バトル・ストーリーの正しい楽しみ方、あるいはただの幼稚な見方」 そう、『…
超獣・異次元人・富士山麓の秘密基地・電飾満載の指令室! 『帰』の平均視聴率は22.7%、『A』の平均視聴率は18.7%。その差は『嵐』第1話の視聴率に相当する4%! 『A』の視聴率的実力を侮るべからず! 脚本家ごとのヤプールや超獣の描写の相違…
『ウルトラマンダイナ』評 〜全記事見出し一覧『ウルトラマンダイナ』最終章三部作 〜賛否合評 『平成ウルトラ』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 [ウルトラ] 〜全記事見出し一覧 『ウルトラマンダイナ』総論 〜ダイナ総括 (文・ヤフール) (1999年7月…
矢的猛のやさしさ・ひたむきさ・端正さ。教師編はひとつの桃源郷だ。そこには中学1年生という生活空間に生じる問題・事件はあれども、20年の歳月ゆえかもしれないがトータルで糖皮におおわれてアマくてやわらかくてやさしい印象につつまれている。『80…
70年代末期、3度目のウルトラ怪獣ブームが日本の子供文化を席巻した。 その頂点において満を持して誕生した新しいウルトラマン。それが、『ザ☆ウルトラマン』(79年4月より全50本)だ。 あの日の前後のことを筆者は今でも鮮やかに覚えている。今に直…