『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』は基本的には原作に忠実に映像化されていたが、いくつか改変されている。 藤子・F・不二雄のSF短編は、昔から度々映像化されてきた。 多くの作品は、すでにストーリーはわかっていたが、映像化したらどうなるかが楽しみ…
*『ジャッカー電撃隊』の成り立ち! *『ライダー』『009』のハイブリッドかつ「改造人間」テーマに回帰! *1977年に放映された石森作品のなかで『ジャッカー』が一番シリアス! *「ジャッカー」のビジュアル・デザイン・SF設定コンセプト! *「J・A・…
新幹線で上京してきた黒髪ショートでオボコそうでも張り詰めたような小柄少女。予定の不動産屋での下宿のカギの譲渡は間に合わずに、下宿のアパートの前ではムダにウロウロし、弱り目に祟り目で夜の喫茶店で時間をツブしているところを助走台としての日常的…
自身を「ブス」だと自覚しており、常に自虐的でもある、(ひとり)ボッチの女子高生・田端花(たばた・はな)。 「ブスの花いじり似合ってねぇ」などとからかわれるのでは? などと、常に周囲が自身の行動にどう反応するかを先回りして考えてしまう。 そんな…
*事前告知ではクールなSF志向! その内実は!? 主役青年・映像・怪獣 *正義の味方怪獣も登場! 変型してウルトラマンとも合体する是非! *味方怪獣を登場させるのであれば! その描かれ方はどうあるべきか!? *適度なB級感の必要性! 半分笑っちゃうけど半…
怪獣8号に変身している体育会系オジサンが気合いを入れて絶叫したり、拳を握りしめる! すると、その背景美術にはマンガ的な大量の流線作画が流れ出す! 時間も引き延ばされてスローモーション映像となる! 誇張・極端化されたパースペクティブ(遠近感)で…
『キボウノチカラ』との差別化もあってか、いまだ女子大生の時代を描いてもいたのだ。その意味では、悪の軍団との戦いよりも、ある意味では困難でさえあるやもしれなかった、複雑な現実社会での社会人生活でモマれてもいた、往年の名作人気TVドラマ『ふぞ…
中身は男子高校生たちが喧嘩に明け暮れるヤンキー不良マンガであった!(笑) とはいえ、実に面白かったりもする! なんというのか、本作における喧嘩・アクション・暴力とは、劇中内ではよりワルの、あるいは文句なしに品性下劣な悪党ヤンキー高校生たちの…
かくして、彼女には悪霊が見えているけど、内心ではガクブルでも心を鬼にして見えていないフリをするために、ワザとらしい独り言を吐いたり、別の用事があるフリをしたり、親友の天真爛漫巨乳女子高生ともガールズトークにいそしむのだが、この悪霊との丁々…
『わたしの幸せな結婚』。廊下や畳で正座をしてうやうやしく振る舞うような儚げな女性を描いた、なんとも美麗な作品。そして、明治・大正期を舞台としたのであろう作品世界。 ……などと記すと、「日本スゴい!」という作品なのだと勘違いする御仁もいそうでは…
『アンダーニンジャ』。現代日本にもまだ忍者は残存しており、その人数はおよそ20万人! といった、博多の人口の3%までもが実は殺し屋であった!(爆) と設定されていた深夜アニメのアクション良作『博多豚骨ラーメンズ』(18年)のような舞台設定を…
地方から上京してきた、優等生でも世事には疎い、奇人変人な女子高生が主人公の深夜アニメ。 1学年が10人程度の過疎地ゆえに、「モテ/非モテ」的な価値観にも毒されずにスクスクと育ってきた彼女の奮闘と、彼女が周囲へと及ぼしていく影響を、明るくコミ…
*『ゴレンジャー』誕生!“腸捻転” 『仮面ライダー』放映枠の移転! *“カラー”と“グループヒーロー”がテーマ! *『ゴレンジャー』のデザイン! 「シンプル」&「5原色」がテーマ! *石森漫画におけるプロト「戦隊」たち! 『少年同盟』『サイボーグ00…
*「ウルトラ兄弟」ではなく、ウルトラの星の出身ではなかった、初のウルトラマン! *「ウルトラ兄弟」とも太いパイプ! ウルトラセブン=モロボシダン隊長と川上鉄太郎隊長! *企画書上梓&メインライター・田口成光! その活躍の場を拡げていく! *深紅のウ…
地動説を信じているのに知らないフリ。疑いが2度目におよんだら死刑なので、命惜しさで知己や養子を密告。キリスト教では地獄行きだというのに、刑罰での恥辱なぞは受けまいと毒杯を仰いで自殺。結果的に正しかっただけであって、メタレベルでその人間性だ…
映画の舞台設定は、事前にマスコミ媒体にても発表されていたように、世間一般には「左派リベラル」というのか「アメリカ民主党」の票田でもある「カリフォルニア州」と、やはり一般的には「保守」寄りの「アメリカ共和党」の票田でもあった「テキサス州」と…
●『アーク』のターニングポイントたる#14~15 アークの出自&バックボーンが判明! ●前作『ブレーザー』の敵怪獣がぞくぞく再登場の果てに、ブレーザーとも共演できたが!? ●魔界! 冥府! 闇将軍! 怪獣幕府! 合体怪獣ヘルナラクが魅惑的! ●往年のキ…
分岐並行宇宙の別歴史であっても、実にファーストガンダムっぽい! シャアが断末魔の「光の奔流」の中で観たものは未来や並行宇宙!? 時空を超えるのがニュータイプ!?
「宇宙戦艦ヤマト全記録展」「シン・仮面ライダー」賛否合評大特集・エヴァ26年総括・東京23区全歴史博物館・深夜アニメ合評同人誌ほか批評感想資料本多種委託
『30MS戦記』シリーズ委託販売中! ~ブレイク中の美少女×メカのプラモ『30 MINUTES SISTERS』入手困難記のコミックエッセイ同人誌! ◎2025年4月・新刊! 『30MS戦記9 ついにこの日が』(天真楼 亮一)
この2.5次元舞台の男性「脚本家」と、原作マンガの女子「原作者」との角逐もカラめて多層的・重層的に作品はつむがれていくのでもあった……。こう記してしまうと、本稿執筆時点の今年早々の出来事でもあった2024年1月末に勃発した、マンガ『セクシー…
『グレンダイザーU』 ~マジンガーZも活躍する快感! しかしてあまたの要素で渋滞! 超古代文明ネタなどで、続編での挽回を期待したい!
●「ブラックホール」における「事象の地平線」にて生じる「ホログラフィック原理」と「ホーキング放射」にカギがある!? ●「合理」を超えた「肉体」と「感情」の回復を目指す未来人。「差別」「争い」「戦争」はなぜに起こるのか!? ●軍事的アドバンたる「時間…
●アークのヒーローデザイン! アーマー装着の是非と、鎧装着ウルトラマンの系譜! ●版権収入を確保・増大させるために、鎧・カード・カプセルを肯定せよ!? ●「太陽の鎧」&「月の鎧」に「変身アイテム」の描写は万全だったのか!? ●作品自体はフツーの出来! …
*往時は「ガンダム」オタク諸氏には叩かれていた『SEED』! しかして、同時に若年層には高い人気を獲得! *新人類ならぬ、遺伝子操作ベビーvs一般人との図式がハラんでしまう複雑な入れ子の構造の秀逸さ! *敵味方の憎悪と復讐の増幅&連鎖描写の執拗…
ドコモのサイトに、すでに保有しているドコモ用の「dアカウント」(=旧・docomoID)と、そのパスワードにてログインした。 けれども、いま流行りの「二段階認証」の問題が! 壊れてしまったガラケーの携帯電話の「電話番号」の方に(携帯電話のメ…
怪獣退治の専門家集団の基地や戦闘機のメカニック性をシャープに強調、敵も怪獣よりは侵略宇宙人主体、正義の巨大超人も銀色主体から赤色主体に変えた『ウルトラセブン』が放映をスタートする。 70年代末期の第3次怪獣ブーム時における本邦初の特撮マニア…
今度は民間人レギュラーを怪獣退治の専門家集団に変えて、そのうちのひとりの隊員を巨大宇宙人に変身させて怪獣と戦う、ヒーローものの体裁を採った初代『ウルトラマン』(66年)が同年7月から放映が開始されて、やはり平均視聴率36.8%の大人気を誇…
民間航空のセスナパイトロットとその助手に新聞社の女性カメラマンが行く先々で怪獣や怪奇現象に遭遇する『ウルトラQ』は、「単なる怪獣モノではなかった」という理論武装で持ち上げる向きも多い。 (しかし、第1世代の特撮ライター・竹内博などは自身が『…
上原正三の生涯を通じた日本のTV特撮&TVアニメ史 序章・1937(生誕)~1963年(26歳)! 上原正三の生涯をたどること = 日本のTV特撮&TVアニメの歩み! 上原正三の作風・作家性とは「沖縄」出自に起因するだけのものなのか!? 上原正三…