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追悼、保守思想家・西部邁 ~近代に依拠しつつ近代を疑う

新元号「令和元年」 ~近代・ポストモダン社会における「天皇制」を考える!?
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 2020年1月21日は、2018年1月21日に逝去された保守思想家・西部邁(にしべ・すすむ)センセイの三回忌だからとカコつけて……。
 2年前に同人誌に執筆した保守思想家・西部邁の追悼文をアップ!


追悼、保守思想家・西部邁 ~近代に依拠しつつ近代を疑う


(文・T.SATO)
(2018年4月27日脱稿)


 我々オッサン世代には80~90年代に『朝まで生テレビ』で活躍した保守系言論人として知られる。


 60年安保の全学連リーダーを務めて、逮捕・収監もされた身でもあるけど、左翼も左翼カースト内では相手よりも上位に立とうと、少しでも異なる意見は「保守反動」と罵倒する風潮に、後年の左翼過激派同士の内ゲバ殺人を予感。
 「格差」の原因も「貧富」の差ではなく「虚栄心」に由来すると悟り、「マルクス主義」や「左翼思想」から離れて、「近経」(近代経済学)に学んで東大教授の職を得るも、人間をカネ・功利で動くとする「近経」にも疑問をいだいて、渉猟の末に「保守思想」へと到達する。


 88年、自身の思想とは異なるも、当時流行りの80年代ポストモダンの旗手・中沢新一を東大助教授に招かんとしたが――筆者のようなオタク人種にとっては、論壇誌で初めて怪獣映画『ゴジラ』論をやった御仁。オウム真理教に好意的であったことでは問題アリ(汗)――、教授会の人事政治でチャブ台返しにされ、中沢への仁義も通すかたちで職を辞す――筆者が西部氏を知ったのもこの事件――。


 以後、論壇で八面六臂の活躍を展開。


「『天皇制』批判なんて今では皆がチクチクとやっている。『戦後民主主義』の日本で、戦前の『天皇』に代わる、批判を許さぬ神聖不可侵のタブーは実は『大衆』だ」(大意)


との趣旨のポリシーにのっとり、「大衆の善性」と「民主主義」への懐疑を公然と提議する――ただし、貴族主義や専門バカの知識人も否定――。


 90年代後半、漫画家・小林よしのりに誘われ、「保守主義」ならぬ「自由主義」史観を標榜していた「新しい歴史教科書をつくる会」に遅れてイヤイヤ加入するも、メリケンの地での2001年の911同時多発テロで、同会が「親米保守」(=新自由主義)色を露わにするや、自説の「反米保守」(=新保守主義)に則り、コレを公然と批判。産経新聞・正論グループからは干されることとなる……。


 波乱に満ちた人生を送って、往時は大きな反発を招いた氏の言説を列挙してみよう。


 まずは80年代、疑義を許さぬ宗教のように君臨していた「戦後民主主義」を批判。
 「自由」は放縦・強欲・不平等に行き着き、「平等」も画一・同調圧力・不自由に流れ、そも「自由」と「平等」の2大概念は矛盾したモノであり、コレが両立して見えたのはフランス革命ロシア革命直前のような「絶対君主」と「平民」に二分されていた時代ゆえであって、「戦後民主主義」どころか「近代」の理念もまた新手の中世神学・ドクマ体系だと批判する。


 とはいえそれは、「近代」や「民主主義」の全面否定ではなく、「民主主義」を神のように崇めて恩着せがましくする神官のごとき輩への批判であって、民主的に決めようが誤まてることもあると自覚する謙虚な人々による「熟議」の「民主主義」ならばOKだとも語り、さらには「歴史上のすべての死者たちにも一票を与えよ」とも説いた――先人の英知も交えよという意味。と同時に「まだ見ぬ未来の人間たちにも一票を与えよ」とも説く――。


 沖縄県民にとっては不愉快な言説であろうが、「強制」ではなく「自発的」であれば、自己の命よりも尊いと思えた道徳・文化・他者を守るためには「命を捨てる」ことも時にアリでは? 己の命こそが至上ならば、他者を犠牲に延命せんとする卑劣漢を否定できないのでは? と、「生命至上主義」をも批判した。


 「社会主義」と「共産主義」が異なるように、「保守」と「右翼」も異なる。
 「右翼」は国粋・熱狂だが、フランス革命後の左翼独裁ギロチン政治の惨状を見て、「ヒトは理性的たらねばならないが、遂に理性に徹しきれず社会をデザイン・制御もしきれない」ことに気付いて、一見不合理でも実は合理的かもしれない「慣習」――悪習は除く――や「歴史」――自国史に限らない――に学んで、石橋を叩いて渡る「急進主義」ならぬ「漸進主義」こそが「保守」思想の起源であったことも明かす。


 こうなると、もはや「保守」ではなく「新々左翼」の観もあるのだが、「自由」「平等」「生命」「カネ」「技術」などを宗教的に盲信せず、さりとて否定もせずに、対となる「謙譲」「公平」「自己犠牲」「情実」「非合理」にもタコ足で接地して、そのどれかひとつに偏らることなく永遠の「振り子」運動で四方八方に平衡を取りつづけることこそ、人間&社会に「バランス感覚」&「成熟」をもたらすとも説いた。


 その延長線で、ヒト・モノ・カネの早すぎる移動、早すぎる社会変化は、雇用・共同体・家族の安定性を破壊するとし、80年代からドンキホーテ的に「新自由主義」も批判――当時は「新自由主義」の用語がまだ一般的ではなかったために、「ビジネス文明」批判と称していた――。
 「自由貿易」絶対主義も批判して、弱い産業は守りつつ滅びる産業には軟着陸をさせる適度な「保護貿易」も主張した。この主張は敗北すると判っていたそうだが、猖獗を極める「新自由主義」にせめてブレーキはかけたい存念であったという。


 よって、右は産経新聞から左は赤旗までもが大政翼賛で否定する、米のトランプ大統領や英のEU離脱には好意的である――奇しくも仏の歴史人口学者エマニュエル・トッドも同じ結論に至っており、関税ゼロ(TPP)の「自由貿易」絶対主義こそが購買力のある「中間層」を破壊して、適度な「保護貿易」こそ持続可能な社会&経済を実現すると主張する――。


 近年も東京MXで異端の落語家・立川談志(故人)のTV番組『談志・陳平の言いたい放だい』(04~08年)でレギュラーを務めて、談志の病欠後は西部氏の看板番組『西部邁ゼミナール』(08年~18年)に衣替え、そこで元気な姿を披露してきた。


 入水自殺については90年代から各所でほのめかしてきたので、氏の長年のファンとしては大きな驚きはナイ。
 社会や周囲に強いられた弱者・病者の自死ならば筆者も肯定はしないが、氏の場合、死神に取り憑かれた風な悲壮感はなく、明るいニヒリズムで従容として死に赴いた感がある。異論もあろうが、万事を根源から思索して体系化し直した大思想家でもあった。


(了)
(初出・オールジャンル同人誌『SHOUT!』VOL.71(18年5月4日発行))


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大衆への反逆 (1983年)

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経済倫理学序説 (1983年)

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#西部邁 #保守思想 #保守



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マジンガーZ/INFINITY ・Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ ~2大古典の復活に見る、活劇の快楽を成立させる基盤とは何ぞや!?

『ガンダム Gのレコンギスタ』 ~富野監督降臨。持続可能な中世的停滞を選択した遠未来。しかしその作劇的な出来栄えは?(富野信者は目を覚ませ・汗)
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 2020年1月2日(木)と1月19日(日)に、往年の人間搭乗型巨大ロボットアニメの始祖にして金字塔『マジンガーZ(ゼット)』(72年)の10年後を舞台とした続編アニメ映画『劇場版マジンガーZ/INFINITY(インフィニティ)』(18年)が、CSアニマックスにて放映記念! とカコつけて……。


・アニメ映画『劇場版 マジンガーZ/INFINITY』(18年)
・奇しくもその翌月に公開された、やはり同時期に同局フジテレビの1時間前のワク(日曜夜6時)にて放映されていた日本TVアニメ史におけるエポックメイキングな大ヒット作『科学忍者隊ガッチャマン』(72年)を材のひとつとした3D-CG深夜アニメ『Infini-T Force(インフィニティ フォース)』の後日談映画『劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』(18年)
・ついでに、さらにコジつけて(汗)、深夜アニメ『ガッチャマン クラウズ』(13年)の第2期『ガッチャマン クラウズ インサイト』(15年)


 上記3作品のレビューをアップ!


『劇場版 マジンガーZ/INFINITY』・『劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』 ~2大古典の復活に見る、活劇の快楽を成立させる基盤とは何ぞや!?


(文・T.SATO)

『劇場版 マジンガーZ/INFINITY』


(2018年1月13日公開)
(2018年4月27日脱稿)


 開幕は夜陰の北米研究都市に突如出現した機械獣軍団を迎え撃つために出撃した、マジンガーZの後番組・グレートマジンガー(74年)の大活躍でスタート!
 スクランブルダッシュ! サンダーブレーク! グレートタイフーン! ニーインパルス・キック! マジンガーブレード!


 相手は生物ではなくメカである。どんなに斬り裂いても痛みはナイから、悪人にも一分の魂を思いやる必要はなく(笑)、破壊の「全能感」、状況をリードする「万能感」に耽ることができる!
 実のところ『マジンガー』、いや「娯楽活劇」全般の「本質」とはソレではなかろうか? 近代的な人道・平和主義・左翼リベラルとは程遠い、プリミティブ(原始的)な「暴力衝動」の発散! ――人間とはしょーもナイですな(汗)――


 70年代前半に大ヒットした近代的巨大ロボットアニメの祖『マジンガーZ』(72年)がその10年後を描く続編として登場。
 往年のヒーロー活劇のリメイクは、一昔前だと「リアリティ」や「ドラマ性」の強化、「内省的自我」を人物に付与して、かえって空回りしていたモノだが、近年では一周回ったのか、雲霞のごとく湧き出る敵をバッタバッタとチギっては投げる「身体性(の拡張)の快楽」こそが本質だったと再発見。そこが最大限に盛り上がるかたちで作劇されるようになった感がある。


 本作でも回想で、グレートマジンガーを駆る剣鉄也(つるぎ・てつや)は70年代的な下町での情の濃い生活を愛したとし、行方不明の鉄也を案じる出産間近の相棒・炎ジュンといったヒューマンな描写も点描されはする。


 しかし、観客は『マジンガーZ』と聞いて何を観たいのであろうか? それは『マジンガーZ』らしさの再現であろう!
 巨大怪獣の変種としての「機械獣」の大挙登場! 悪の首領・Drヘルが率いるブロッケン伯爵・あしゅら男爵・戦闘員たる鉄十字軍の団員! 白亜の光子力研究所に、そのプールから出撃するマジンガーZ
 敵はなぜか街よりも光子力研究所を攻めてきて(笑)、両陣営が武器・弾薬・必殺ワザを目一杯くりだし、一進一退の攻防の果てに悪を叩きふせる爽快感! そして、映画版ならではのTVとは異なるスペシャル感!


 そこで出した作り手のアンサーは、新たなる強敵の登場ではなく、『グレートマジンガー』最終回でスタッフが倒し忘れたミケーネ帝国の「闇の帝王」のリベンジでもない(笑)、おなじみDrヘルと「機械獣」軍団の復活であった!


 とはいえ、「端正な正義」と「醜悪な悪」とでは、後者の方が分は悪い。そこで本作では『マジンガーZ』以降のジャンル作品の成果でもある、「メカゴジラ」や「悪いウルトラマン」や「悪の仮面ライダー」に「敵のガンダム」がごとき、「正義のヒーロー」と拮抗するかに一瞬錯覚させる「ダークヒーロー」の延長か、マジンガーZとなぜか同じデザインラインで、しかし天下のマジンガーZの巨体さえ頭頂部に操縦ホバー機みたく収めてしまう超巨大な敵ロボ・マジンガーインフィニティなる存在を登場させる!
 コレまた原典に準拠して富士の裾野(笑)にある、まずは正義チーム側の新ヒミツ基地の真下の地底の奥底に、超古代遺跡として突如出現させることで舞台も集約化!


 もちろん最後は正義が勝つに決まってはいる。あとは難敵といかに攻防して、先鋒や中堅によるトーナメント形式での段取りを踏んで、真打ちが最後にラスボスをいかに倒すかだ。
 本作ではその先鋒や中堅を、原典ではあまり見なかった国際規模での大艦隊や大航空戦力、主人公・兜甲児(かぶと・こうじ)の弟・シローが率いる量産型マジンガー軍団として、敵の超巨大マジンガーを倒すためにマジンガーZも最後に超巨大化を果たす!
――そのSF的な言い訳として、超巨大マジンガーの人型回路で本来は人類存続を審判する役目でもあった、光子力研究所の面々と親しくすることで「人間性」の何たるかを知った美少女型アンドロイドに、多元並行宇宙を一瞥できる高次元空間へと出張させて、局所的に物理法則自体を改変させることで、マジンガーZの超巨大化を可能とする!――


 量産型マジンガーは『機動戦士ガンダム』(79年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19990801/p1)シリーズ、人造美少女は『新世紀エヴァンゲリオン』(95年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20110827/p1)も想起させるために、一部マニアによる「コレじゃない感」もわかる。
 しかし、原典のTVアニメと同様のマジンガーZvs機械獣の1vs1のバトルだけではいかにもスケールが小さい。
 映画版ならではの世界規模での危機を描きつつも、庶民・大衆もマジンガーに守られる頼りないだけの人質存在ではなく相応に戦ったのダと描くためにも、国連軍や量産型マジンガーの活躍は妥当ではあり、最後はもちろん作品の看板であるマジンガーZ主体で強敵を倒すにしても、美少女・グレートマジンガー・量産型マジンガーの助力も勝機を与えたとする作劇も、非常に適切な帰結に思える。


 往年の『宇宙戦艦ヤマト』初作(74年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20101207/p1)終盤での「僕たちがやるべきことは殺し合うことじゃない、 愛し合うことだったんだ!」なる発言は、往時は革命的でも今ではお花畑ではある。
 地獄大元帥ロボに搭乗するDrヘルに「戦闘中の高揚の有無」を問われて、お上品な理系の研究者ともなっていたハズの主人公・兜甲児もナンとそれを隠さずに「そうだ!」とハッキリ認める!
 平和がいかに貴重なモノだとは判ってはいても、やはり捕食・被捕食といった本能を持つ動物・生物の一種でもある人類には、全員とはいわずとも戦争やバトルに格闘技や活劇にゲームでの勝ち負けを楽しんで、そこに高揚や快楽にカタルシスを感じてしまうような不謹慎な性向があることは否めないので、原理的にも絶対平和主義者ではアリエナイ――むろん絶対戦争主義者でもナイ。そーであれば人類は互いに殺し合ってとっくに絶滅している。我々はそれらの両極の間を常に揺れ動いている存在でもある――。


 Drヘルも安倍ちゃん・トランプさえ排除すれば世界は即座に平和になるとするような安直二元論、戦後も争いが絶えない世界情勢、自身をめぐって今また国際世論が割れたサマを見て、「独裁のみならず、自由・多様性もまた悪をもたらす!」と鼻で笑う。
 個人的には我が意を得たりだ(笑)。易(やす)きに流れる愚劣な大衆をそこまで描いた上で、電力-光子力-高次元変換でマジンガーZを超巨大化させるために、TV中継での最終決戦を観ていた全世界の人々がせめて節電して声援する姿。既視感あふれる「少年ジャンプ」漫画の文法だともいえるが、泣かせるではないか!


 本作の翌月に公開された『劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』(18年)同様、超常的なエネルギー発電による量子レベルでの時空ゆらぎが悪を招来、と同時に勝機もそこにあったと描くけど、怪獣映画『シン・ゴジラ』(16年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20160824/p1)のラストと同様、新技術の全否定ではなく、危険も承知で「光子力」との共存を選択するオチは、新たな論争のタネにもなりそうだが(笑)。


追伸
 本作の助監督(実質、副監督)は、なかの☆陽。1990年代の特撮雑誌『宇宙船』の読者投稿欄やイラスト投稿で名をなし、その後は特撮ヒーロー番組やアニメの絵コンテ担当――たまに各話演出――でその名前を見るようになっていたが、ついには一応の大作アニメ映画の主要スタッフに名前を連ねるようになってしまうとは……。隔世の感。馬齢を重ねるだけの泡沫でしかない筆者とのこの彼我の差(笑)。
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『劇場版 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ』


(2018年2月24日公開)
(2018年4月27日脱稿)


 70年代タツノコプロのヒーローアニメ、


・『科学忍者隊ガッチャマン』(72年)
・『新造人間キャシャーン』(73年)
・『破裏拳ポリマー』(74年)
・『宇宙の騎士テッカマン』(75年)


が、各々が属する並行宇宙の垣根を超えて、スーパーヒーローが存在しない現代東京に召喚されて共闘したのが、本作に先立つ2017年秋に放映された深夜アニメ『Infini-T Force(インフィニティ フォース)』で、世代人なら胸が沸き立つ作品。しかも、2Dセル画ルックのCGではない、高品質3D-CGによる最先端技術の映像作品と来たモンだ!


 とはいえ、残念ながらタツノコ作品は、ウルトラマン仮面ライダー機動戦士ガンダム・少年ジャンプ系マンガと比すれば、シリーズ作品や長期連載作品ではなかったことから世代人限定の感が強い。
 この中で最も知名度があり――ジャニーズのアイドルグループ・SMAP(スマップ)がパロディCMで演じたり、実写大作映画(13年)でリメイクもされたり――、日本のアニメ史における技術面&ドラマ面においてもエポックメイキングで、それまでの前代との画期ともなった作品は『科学忍者隊ガッチャマン』ではあり、今は昔の1980年前後においてはアニメマニア間でもそのように語られたモノだけど、現今の若い評論同人などと会話すると往年のタツノコ名作や、他社だが70年代後半の東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)系の名作アニメなどは、アニオタの基礎教養にはなっていないようだ(汗)。


 それを過剰に嘆く気はナイ(それだと老害)。
 現行作品を批評する折りに、その個別単独の作品評のみならず、ジャンル史や各種絵柄・作画・描写・演出技法の歴史や系譜をさりげに織り込み、その都度語り直していくことで、上から目線でのイヤミなしに自然に啓蒙していくような芸当ができなかった我々年長世代にも落ち度はあったと思う。
 それに筆者も、自身が生まれる前の60年代モノクロアニメや『月光仮面』(58年)などのモノクロ特撮など、日本のTV草創期のジャンル作品群には疎いし、CSで放映されてもチェックはしなかったりするのだから(汗)、そのへんでも大グチは叩けない。


 仮に小姑的に声はデカい熟年マニアが本作に文句を付けようとも、彼らの母数が商売的には極少だと判っていたのであろう。活躍するのがカッコいいヒーローたちである以上は、変身前の人間体のキャラクターデザインも1970年代風ではなく、今風の髪型・ファッション・眼鏡・青年・少年イケメンに変更、イケボ(イケメンボイス)声優たちも採用することで、当今のオタク女子にもアピールせんとする――萌えアニメ専門(汗)の若年オタ男子へのアピールは最初から放棄した?(笑)――。
 コレに不快な年配オタもいるのだろうが、筆者のようにウス汚れて割り切ってしまえるオタは、この処置こそが現実的だとは思う。まぁ筆者は『劇場版マジンガーZ』でもメインヒロイン・弓さやかを演じた、茅野愛衣(かやの・あい)ちゃん演じる本作の黒髪ロングの女子高生メインヒロインの見目麗しい姿さえ愛でられれば、それでイイけれど(爆)。


 とはいえ、どんな声でも器用に出せるセキトモこと関智一(せき・ともかず)演じる短髪若白髪(!)と化したガッチャマンG1号は、並行宇宙の別人という解釈も可能だけれども熱血に過ぎて、原典では熱いヤツでも沈着冷静ではあったから、ピカレスク(悪漢)ロマンでもある『コードギアス 反逆のルルーシュ』(06年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20081005/p1)での真っ直ぐなライバル若造役のころとは異なり、今では何をやってもウラがありそうなイケメンボイスで黒幕・ラスボスキャラにも見えてしまう(汗)櫻井孝宏あたりが適任だったのでは? とも思ったけれども、彼は本作ではテッカマンなのであった(笑)。


 本作は昨2017年秋に放映された深夜アニメの後日談映画でもある。そうなると、世界観に対する説明不足で、同じく昨秋のアニメ映画『Fate/stay night[Heaven’s Feel](フェイト/ステイナイト ヘブンズ・フィール)第一章)』のように、大衆に向かずにマニアにだけ向いた、1980年代のリアルロボアニメ路線的な一見さんお断りの敷居が高い独り善がりな作品になるかと思いきや……。
 少しでも集客に有利なようにか、副題に「ガッチャマン」の文言を入れて、TVシリーズの後日談映画『劇場版ウルトラマンX(エックス) きたぞ!われらのウルトラマン』(16年)みたく冒頭10分ほどの長尺を費やして前日談の深夜アニメもおさらいしていて、そのへんでの懸念はクリア。


 加えてこの冒頭で、「並行宇宙」の概念を説明できたことで、『仮面ライダーエグゼイド』(17年)世界&『仮面ライダービルド』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20181030/p1)世界の双方に存在していた大槻ケンヂみたく(笑 ~映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20171229/p1))、今回の「劇場アニメ版」は「TVアニメ原典」とも「深夜アニメ版」とも異なる歴史を辿った第3の世界であり、さらに第4の世界から召喚されてきたガッチャマンG2号ことコンドルのジョーに至っては、この第3の世界の自分(!)とも出逢ったけどある事件で死別して、ガッチャマン設立の発端となった敵組織・ギャラクターもこの世界では名のみ同じの別存在であったと述懐させることで、SF感あふれる作品世界も構築できている。


 ガッチャマンの産みの親で、並行宇宙の原理を元に無限のエネルギーを調達せんとする、劇中でも危険視される超常発電を達成した南部博士による、将来はともかく今の国連は信じない日本の国益優先にも見える諸外国との駆け引き、悪人(?)と化した博士が繰り出す量産型ガッチャマンとの戦闘などでワクワクさせつつ、作劇としてはシンプルでもメリハリのある攻防劇に徹していて、個人的にはイマイチに思えた「深夜アニメ版」よりエンタメ的には楽しめた。


 ただ、映画『GODZILLAゴジラ) 怪獣惑星』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20171122/p1)もそうだけど、3D-CGによる作品をアニメだと分類することに、個人的には非常に抵抗があるのだが……。
――『gdgd妖精s(ぐだぐだフェアリーズ)』(11年)や『けものフレンズ』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190909/p1)みたく2~3頭身にデフォルメされたCGキャラだと、既成のアニメ枠にくくられても違和感ナイけれど(笑)――

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チクタク(アニメジャケット盤)

チクタク(アニメジャケット盤)

(了)
(初出・オールジャンル同人誌『SHOUT!』VOL.71(18年5月4日発行))



オマケ:『ガッチャマン クラウズ インサイト』 ~評論オタ間では高評価だが、「ヒーロー」「民主主義」「空気」の問題が乖離したままで終わってはいないか!?


(2016年4月29日脱稿)


 本作終盤、一応の宿敵・ゲルサドラを8人のガッチャマンが、白昼の広大な公園で必殺ワザ名を連呼してボッコボコにしていく。尺取り虫のようにノタウチ回って息も絶え絶えで苦しんでいるゲルサドラ!
 ヒ、ヒドい……。
 この場合、痛快の念は覚えない。ヒーローによるヤリすぎな力の行使である! と視聴者に思わせることが、このシーンの演出のねらいである。
 劇中でもワイドショー中継されたこの映像に、一時はスマホの直接選挙で日本国首相にまで登り詰めて善政も行なった宇宙人・ゲルサドラの撲滅を求めた庶民・大衆・愚民のみなさんの「空気」の潮目も、


ガッチャマン、やりすぎ! ゲルちゃん、可哀想!」


と再逆転!


 いやぁ「民主主義」ってホントに素晴らしいモノですネ(棒読み)。


 個人的には、他の政体よりも良質だから疑うべからず、庶民・人民は善良だから疑うべからず、と楽観的かつ恩着せがましい輩の「民主主義」は信じない。
 脊髄反射で直情的な「直接投票・直接民主主義」よりも、シニカル(冷笑的)に「民主主義」でも誤てることがままあると冷めた人々による、熟議の末の「議会制・間接民主主義」ならばまだ信じられるのだけれども……。
――むろん「議会制・間接民主主義」でも誤まてる可能性は残るが、「直接投票・直接民主主義」と比すればその発生頻度はより下がる――


 往年の大人気TVアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』(72年)の名を継ぐも、内容に関連も相似もさしてなく、それでも好評を獲得した深夜アニメの第2期作品である。
 つーか、原典アニメを観たことがあるアニメマニアが今や極少だろうけど(汗)。だから、ベルクカッツェ・総裁X(エックス)・ゲルサドラなどの原典の敵キャラ引用ネームは、同作を名乗るエクスキューズかオヤジ転がしにすぎず、そこで喜ぶのはドーかとは思う。


 主人公少女は黒髪セミロングの一見フェミニンで、アイドル声優内田真礼(うちだ・まあや)嬢の艶(あで)やかなるボイスなるも、テンションは高くて「○○っス!」「○○っスよね~」口調はまだしも、「ボク」を一人称とする「ボクっ娘(こ)」でもある。
 その口調や自称だけを字面だけで憶測されると、自意識過剰・自己演出が透けてきて「イタい少女」といった感じがするかもしれないけれども、実際の彼女にはシミったれた「内面」や「苦悩」は微塵も見せずにカラッとしていて、善意の宇宙人に正義の味方のガッチャマンのメンバーとして選抜されても、取り乱さずに喜んでいるのでケーハク一歩手前にも見える。
 が、展開都合か主人公補正か、老賢者のように物事の真相・実相をも見抜いており、ご都合主義といえばご都合主義だけど、「元気少女」の素の上にムリのないオトナの態度のイイ意味での「演技」も積み重ねられる人格者でもある。実写で未熟な10代の少女が演じたならば、ムリが生じてハナにつきそうだけれども、そこはアニメの良さ、生々しいリアリズムよりもテーマ的抽象度・観念度の方を優先させる世界観作りの方へと貢献ができている。


 本作のキャラクターデザインも、「萌え」よりかは「オシャレ・サブカル系」に寄りつつも、スカした域までは行かない崩れた感じも残すことで、リアリティの階梯も微調整。
 宇宙人由来の技術で進歩したモバイル端末の超アプリによる「電子モンスター」が実体化して現実世界に干渉ができたり、人々の頭上に常にカメラ正面を向いている(笑)各色の「漫画的吹き出し」が実体化しても、人物たちの絵柄が写実的・肉体的リアリズムには寄っていないので許容が可能だ。


 電子モンスター遊びで、「強制」ではなく「内発」的な「人助け」を助長し、前近代的なヒーロー崇拝ではなく万人を等しくヒーローへと進化させんとする天才女装男子の挫折&回復ほかを描いたのが、前作たる深夜アニメ版『ガッチャマン クラウズ』の第1期(13年)であったけど、今回の第2期(15年)では、この電子モンスターを悪用する輩の登場を皮切りに、「ネット選挙」と「民主主義」に、日本的「ムラ世間」の「同調圧力」=「空気」の問題までをも描いていく!


 1970年代に偽ユダヤ人イザヤ・ペンダサンこと在野の知の巨人・山本七平(やまもと・しちへい)大センセイが『「空気」の研究』(77年・ISBN:4167306034ISBN:416791199X)、西洋中世史の泰斗(たいと)・阿部謹也(あべ・きんや)大センセイも『西洋中世の愛と人格-「世間」論序説』(92年・ISBN:4022565675ISBN:4022597321ISBN:4065182069)ほかで……、ずっと後年にはオタク第1世代の評論家・浅羽通明(あさば・みちあき)センセイが『野望としての教養』(00年・ISBN:4788700638)で、「日本ダメ/欧米至上」ではなく、キリスト教会による懺悔・告白の強要から誕生した「内面」「近代的自我」が「砂粒の個人」に陥って孤独感や神経症やノイローゼなどをもたらす短所、「世間」にも「個人」と「国家」の間にある自治的・互助的な「中間共同体」として人々を包摂し安心をもたらす長所も公平に指摘しつつ、「世間」=「空気」の悪い面、その場の「空気」には逆らえずに長いものには巻かれろとの直観的な自己保身で同調してしまう日本的な「弱い自我」の問題をも提唱してからでも40年近く!
 往時は西欧の学問には存在しない概念(汗)だからと学界からはガン無視されるもシンパが増えて、ついにはとうとう我々オタが愛好するジャンル作品でも扱われる日が来ましたヨ!


 なので、この作品のテーマには大いに賛同するのだけれども、出来上がった作品は、やはり「ヒーロー」と「正義」の問題を扱って国産の特撮&アニメヒーローのアレンジ存在が同一世界&同一歴史軸上でメタ的に活躍する深夜アニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』(15年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190302/p1)ほどではナイけれども、頭デッカチで生硬、図式的にすぎて段取り的でもあり、「空気」と「民主主義」と「ヒーロー」の問題は乖離したままだし、個人的には心を打たれなかったなぁ。


 本作の第1期同様、ネット上の「クラウズ論壇」も隆盛だったけど、プチインテリオタクの通弊、テーマが物語としてうまく定着したかを論じるより先に、社会問題やウンチクの方を語っていて、作品批評としては逆立ちしている感も否めない――まぁ筆者も結局は彼らと同類なので、大声でガナっての批判はしないけど(汗)――。

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(了)
(初出・オールジャンル同人誌『SHOUT!』VOL.67(16年8月13日発行))


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『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』 ~往年の国産ヒーローのアレンジ存在たちが番組を越境して共闘するメタ・ヒーロー作品だけれども…

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ワンパンマン』 ~ヒーロー大集合世界における最強ヒーローの倦怠・無欲・メタ正義・人格力!

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『鉄(くろがね)のラインバレル』(08年) ~正義が大好きキャラ総登場ロボアニメ・最終回!

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コードギアス 反逆のルルーシュR2』(08年) ~総括・大英帝国占領下の日本独立!

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鉄人28号 白昼の残月』 ~2007年アニメ映画評! 『河童のクゥと夏休み』『ミヨリの森

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『GR ジャイアントロボ』 ~2007年秋アニメ評!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080323/p1

創聖のアクエリオン』序盤寸評 ~2005年春アニメ評!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20051021/p1

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シード・デスティニー)』(04年) ~完結! 肯定評!!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060324/p1

鉄人28号』 ~2004年春アニメ評! 『花右京メイド隊』『美鳥の日々(みどりのひび)』『恋風(こいかぜ)』『天上天下

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040407/p1

超重神グラヴィオン ツヴァイ』 ~2004年冬アニメ評! 『超変身コス∞プレイヤー』『ヒットをねらえ!』『LOVE♡LOVE?』『バーンアップ・スクランブル』『みさきクロニクル~ダイバージェンス・イヴ~』『光と水のダフネ』『MEZZO~メゾ~』『マリア様がみてる』『ふたりはプリキュア

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040406/p1

宇宙のステルヴィア』『ASTRO BOY 鉄腕アトム』 ~2003年春アニメ評! 『妄想科学シリーズ ワンダバスタイル』『成恵(なるえ)の世界』

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040403/p1

コミティア・とりろじ・サンクリ 〜假面特攻隊2020年号「平成特撮30年史・序章~平成元(1989)年」「ウルトラマンタイガ」「GRIDMAN」「トクサツガガガ」合評・東京23区歴史博物館全ガイド・深夜アニメ合評同人誌・かいじゅう25・令和海底軍艦・土曜ワイド劇場「幽霊列車」岡本喜八脚本監督ほか批評感想資料本多種委託

「コミケWebカタログ」:メアド(アカウント)登録にて参照可! 〜最新2020年号も10ページ分を先行公開!
『仮面特攻隊』2020年号「平成特撮30年史~序章」特集 〜まんだらけでもネット通販開始!(10頁分を公開!)(折込コピー速報が落丁分の補充扱いで説明されてます・笑)
『仮面特攻隊』2019年号「SSSS.GRIDMAN」特集 〜COMIC ZINでネット通販開始!(6頁分を公開!)
『仮面特攻隊』2019年号「SSSS.GRIDMAN」特集 〜まんだらけでもネット通販開始!(10頁分を公開!)(2020年1月現在、残部2部)
『仮面特攻隊』2017年号「シン・ゴジラ」賛否合評大特集 〜手持ち分は完売! 残部はCOMIC ZINのみ! ネット通販中!(6頁分を公開!)
『仮面特攻隊』2016年号「特集・48年目の『怪奇大作戦』」 〜まんだらけでネット通販中!(2020年1月現在、残部1部)
『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜手持ち分は完売。残部はまんだらけでネット通販中!(2頁分を公開!)(2020年1月現在、残部2部)
『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜手持ち分は完売。残部はCOMIC ZINでもネット通販中!(3頁分を公開!)
『仮面特攻隊』バックナンバー 〜まんだらけでネット通販中!
『仮面特攻隊』バックナンバー 〜とらのあなで詳細検索可!
『仮面特攻隊』バックナンバー 〜COMIC ZINで委託通販中!
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假面特攻隊ブース

2020年2月9日(日)、コミティア131

東京ビッグサイト・西4ホール・P-33a出店!(創作即売会なので二次創作本はナシです)

#コミティア #コミティア131 #COMITIA #即売会

2020年3月1日(日)、とりろじ19

東京文具共和会館(浅草橋)2~4階・オールジャンルに出店!(ブース№未定)

#とりろじ #とりろじA #とりろじ19 #即売会

2019年3月8日(日)、サンシャインクリエイション2020 Spring

池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階A1~23ホール・出店予定(当落未定・汗)!

#サンクリ #サンシャインクリエイション #即売会

◎2019年12月冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2020年号』!

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『仮面特攻隊』2020年号「平成特撮30年史~序章」特集 〜まんだらけでもネット通販開始!(10頁分を公開!)(折込コピー速報が落丁分の補充扱いで説明されてます・笑)
※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!
☆折込コピー速報『ウルトラマンタイガ』『ウルトラギャラクシーファイト』『スカイウォーカーの夜明け』『仮面ライダー令和』合評
★大特集『平成特撮30年史~序章 平成元(1989)年』
☆大特集『平成スーパー戦隊30年史~序章 「高速戦隊ターボレンジャー」』
・特集『トクサツガガガ』合評
・特集『SSSS.GRIDMAN』合評
・『ULTRAMAN』
・『ウルトラギャラクシーファイト』
・『ウルトラマンタイガ』序盤合評
・『ウルトラマンタイガ』中盤合評
・『劇場版ウルトラマンR/B』合評
・『ウルトラマンR/B』終盤合評
・『仮面ライダーゼロワン』序盤合評
・『昭和ライダー怪人ヒトデヒットラー登場回に、歴代敵幹部が復活したら!?』
・『仮面ライダージオウ』総括合評
・『騎士竜戦隊リュウソウジャー』中盤合評
・『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』合評
・『ルパンレンジャーvsパトレンジャーvsキュウレンジャー
・『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』番外編
・『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』終盤評
・『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』合評
・『アベンジャーズ/エンドゲーム』合評
・『世にも奇妙な物語 ’19雨の特別編』
・『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』
・『吸血鬼ゴケミドロ
・『小松左京音楽祭』
・『追悼 特撮監督・矢島信男
・『東離剣遊紀2』
・『映画 刀剣乱舞
・『がっこうぐらし!
・『空母いぶき』!
・『ゴジラ対メカゴジラ爆音上映』
・『ゼニクレージー』CM
・『マグナムドライ』CM
・『電光超人グリッドマン
・『AM3:00の恐怖』
・『仮面ライダーグリス』
・『アリータ:バトルエンジェル』
・『メイ・イン・ブラック:インターナショナル』
・『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
・『ザ・ボーイズ』
・『ブライトバーン』
・『ターミネーター:ニュー・フェイト』
・『ウルトラマン子連れ狼考 ~ヒーローショーの古今を懐古!』
(B5判・P162・コピー印刷・150円)


◎2019年12月・新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.76』(坂井 由人)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)

 19年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2019年秋アニメ『アズールレーン』『旗揚(はたあげ)! けものみち』『慎重勇者~この勇者が俺TUEEE(ツエーー)くせに慎重すぎる~』『私、能力は平均値で言ったよね!』『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』『天才高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『俺を好きなのはお前だけかよ』『神田川JET GIRLS』『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課-トクナナ-』『星合(ほしあい)の空』『Z/X Code reunion(ゼクス コード リユニオン)』『厨病激発ボーイ』『バビロン』『ノー・ガンズ・ライフ』『ライフル・イズ・ビューティフル』評
・2019年アニメ映画『二ノ国(にのくに)』『映画 この素晴らしい世界に祝福を! -紅(くれない)伝説-』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-』『BanG Dream! FILM LIVE(バンドリ! フィルム・ライブ)』『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』『空の青さを知る人よ』『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)』『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』『GのレコンギスタⅠ 行け!コア・ファイター』評
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)


◎2019年11月・サンクリ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.83』(仙田 冷)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)

 19年6〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、秋アニメ『アズールレーン』『慎重勇者~この勇者が俺TUEEE(ツエーー)くせに慎重すぎる~』『私、能力は平均値で言ったよね!』『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』『天才高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『BanG Dream 2nd Season』『胡蝶綺 ~若き信長~』評を投稿)
(B5判・P60前後・コピー・600円)


◎2019年12月・冬コミ新刊! 『かいじゅう25 マイリトル特撮日記2019(2)(下半期)』(樹下 ごじろう)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2018年12月〜2019年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P40前後・コピー・500円)
(……『かいじゅう10・2012(1)』〜前号『かいじゅう22・2018(1)』まで13冊まとめて購入すれば、在庫処分で大幅値引きの2000円!・笑)


◎2019年5月新刊! 「宇宙戦艦ヤマト2199・2202」徹底批判本『エネルギーが尽きるまで怒りを込めて撃ちつくぜ』(竹原政宏)

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●2012年発刊の同人誌『宇宙戦艦ヤマト初作〜2199評論本』全シリーズ批評本で、幾度もの増刷を重ねるロングセラーを放ってきた著者が、
 この2019年春に完結したばかりの『宇宙戦艦ヤマト2202』および『2199』に異を唱えて放つ緊急新刊!
(B5判・P20前後・コピー・200円)
(編:『宇宙戦艦ヤマト2202』肯定評も、同じく委託中のオールジャンル評同人誌『SHOUT!』『DEATH-VOLT』誌には掲載されておりますので、賛否併せてお買い求めいただけますと幸いです・笑)


◎コピー評論誌「漫画界の解体進行形を解く」2019年加筆版!『WEB漫画に未来はあるのか』(M.TAKEHARA)

(A5判・P32・コピー・300円)


◎昨2018/年4月新刊! 『東京23区 区立歴史博物館・資料館 完全ガイド(新装版)』(FOLON:しばたひでき) 〜大好評につき、第3刷から増補改訂版刊行!


『区立歴史博物館 完全ガイド』の内訳ページなどの紹介はコチラ!
●東京23区のすべての「区立歴史博物館」、同「郷土資料館」を完全に網羅したガイド本が登場!
●すべての施設に取材を敢行! 最新情報、施設の過去のリニューアル履歴情報も掲載!
●各館の見どころ、常設展示内容を詳細に解説!
●周辺の施設の見どころ、「分館」「分室」など、区が運営する歴史博物施設をすべて掲載!
●なんと昭和の時代の「復元家屋」の特集もあり!
●さらに加えて、区が管理して見学できるすべての「古民家」「文化財建築」もすべて網羅!
●歴史マニア、郷土史マニア、民俗史マニア、江戸時代マニアの同好の士たちに捧ぐ!
 (B5判・P60・オフセット印刷・700円)
★『歴史博物館 完全ガイド』は、メアド「tenshinrou(a)mail.goo.ne.jp」でも通販可!
 ※:(a)はスパムメールよけで、実際にはアットマーク「@」の文字となります。


◎2019年5月新刊! 『宇宙特撮シリーズ キャプテンウルトラ全書 半世紀記念版』(森川 由浩) ~完売!

(「資料性博覧会DX」では合体申込サークルのお隣り、ブース№61の「morikawa_S」にて頒布!)(6月のサンクリでは諸事情(重量の問題)で委託してません。スイマセン・汗)
 初代『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の間に放映された東映特撮『キャプテンウルトラ』(67年)。放映50周年超過記念の「半世紀記念版」と銘打って、2007年冬コミ刊行の同『全書』、2008年夏コミ刊行の同『全書・増補版』(PART2)発行後に発掘した情報も加えた、大幅増補決定版を10年強の歳月を経て遂に刊行!
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・宇宙特撮シリーズ・キャプテンウルトラ 展開解説
・主要キャラクター紹介
・宇宙怪獣名鑑
・全24話ストーリー解説


・ウルトラスチールギャラリー                      
小学館児童誌掲載記事漫画大鑑                     
・書籍・単行本に於けるキャプテンウルトラ                
・雑誌界に於けるキャプテンウルトラ      
・新聞記事に見るキャプテンウルトラ      


・アラカルト・コラム
キャプテンウルトラ劇場映画版
キャプテンウルトラ劇盤の世界 
キャプテンウルトラ映像ソフト大全   
キャプテンウルトラ特番関連       
・改造バンデラー名前の謎?           
東映ウルトラ怪獣の魅力分析
・二年目の怪獣ブーム・1967年のジャンル作品再検証     
・〝にせ〟キャプテンウルトラショーの謎を追え! 
・二年目の怪獣ブーム・1967年のジャンル作品再検証 
・幻の没企画・TBSウルトラシリーズ第五弾『ウルトラ・メカ』
・カラーTV時代のキャプテンウルトラ
キャプテンウルトラ再放送リスト          
・本放送&初回再放送対比リスト
キャプテンウルトラ サブタイトルリスト
キャプテンウルトラ 視聴率


(B5判・P254・オフセット印刷・予価2000円)


◎2018年12月・冬コミ新刊! 小説『特捜ロボ ジャンパーソン 非公認前史』(犬原 人)

(二次創作不可のコミティア以外で販売)
 1993年放映の東映メタルヒーロー! 憲法改正後の日本で、東映メタルヒーローの先輩・機動刑事ジバンと対決!
(A5判・P84・オンデマンド印刷・500円)

◎2018年8月・夏コミ新刊! 小説『勝手にサンダーマスク』第1巻〜第5巻(犬原 人)

(二次創作不可のコミティア以外で販売)
 幻の1970年代特撮巨大ヒーロー! 新解釈で勝手に再構築!
(A5判・P100超・オンデマンド印刷・500円)
(……5冊まとめて購入すれば、500円値引きして2000円!・笑)


◎2018年8月・夏コミ新刊! 「土曜ワイド劇場『幽霊列車』岡本喜八脚本監督」(ビオラン亭 ガメラ

 赤川次郎原作小説が『土曜ワイド劇場』開始2年目に実写ドラマ化の全貌が今ここに明らかに!
 極小活字の圧倒的な情報量で徹底詳解・レビュー・スタッフロール再録!
(B5判・P24・コピー・300円)

◎2016年10月新刊! 「土曜ワイド劇場『三毛猫ホームズ石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART1」 〜増刷!(ビオラン亭 ガメラ

(実際の同人誌はモノクロ印刷になります・汗)

「PART1」の数ページ中見せと、「PART2」「PART3」の表紙画像はコチラ!
 往年の「土曜ワイド劇場」ワクで放映された石立鉄男坂口良子版『三毛猫ホームズ』シリーズ6部作(1979〜1984)の全貌が今ここに明らかに!
 極小活字の圧倒的な情報量で、シリーズ全6部作を徹底詳解・レビュー・スタッフロール再録! 『三毛猫』石立版同人誌が満を持して降臨!


●第1作『三毛猫ホームズの推理 女子大密室殺人』(1979年12月1日放映)
●第2作『三毛猫ホームズの追跡 女性専科連続殺人の謎』(1980年6月14日放映)
(B5判・P28・コピー・300円)

◎新刊! 「土曜ワイド劇場『三毛猫ホームズ石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART2」 〜増刷!(ビオラン亭 ガメラ

「PART1」の数ページ中見せと、「PART2」「PART3」の表紙画像はコチラ!
●第3作『三毛猫ホームズの怪談 赤猫は死を招く』(1981年5月16日放映)
●第4作『三毛猫ホームズの狂死曲 バイオリン連続殺人』(1982年12月25日放映)
(B5判・P28・コピー・300円)

◎新刊! 「土曜ワイド劇場『三毛猫ホームズ石立鉄男版6部作・1979〜1984 PART3」 〜増刷!(ビオラン亭 ガメラ

「PART1」の数ページ中見せと、「PART2」「PART3」の表紙画像はコチラ!
●第5作『三毛猫ホームズの運動会 だるま競争殺人事件 さらば愛する人よ』(1983年5月14日放映)
●第6作『三毛猫ホームズの駆落ち 相続人連続殺し 父危篤・至急連絡乞う』(1984年12月22日放映)
(B5判・P28・コピー・300円)
(……3冊まとめて購入すれば、100円値引きして800円!・笑)

◎旧刊『「ケータイ刑事 銭形舞」評全集』(ビオラン亭 ガメラ

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 往年の深夜ドラマ『ケータイ刑事 銭形舞』全話ガイト+批評!
(B5判・P84・オフセット印刷・1000円)


◎2018年12月冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2019年号』! ~手持ち分は完売!




『仮面特攻隊』2019年号「SSSS.GRIDMAN」特集 〜COMIC ZINでネット通販開始!(6頁分を公開!)
『仮面特攻隊』2019年号「SSSS.GRIDMAN」特集 〜まんだらけでもネット通販開始!(10頁分を公開!)(2020年1月現在、残部2部)
※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!


★TV『SSSS.GRIDMAN』巻頭合評特集! 〜原典『電光超人グリッドマン』関東・中部・関西全話視聴率掲載!
・映画『怪獣娘(黒)〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』合評!
・映画『GODZILLA 星を喰う者』合評!


・TV『ウルトラマンR/B』合評!
・TV『ウルトラマンジード』総括合評!


★映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』折込コピー速報合評!
・TV『仮面ライダージオウ』序盤合評!
・TV『仮面ライダービルド』総括合評!
・OV『仮面ライダーエグゼイド アナザー・エンディング』3部作評!
・配信『仮面ライダーアマゾンズ』評!


・TV『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』合評!
・OV『宇宙戦隊キュウレンジャーvsスペース・スクワッド』合評!
・OV『炎神戦隊ゴーオンジャー 10YEARS GRANDPRIX』評!
・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』総括合評!
・ルポ『トクサツ2018』 〜「レジェンド大戦の丘」ロケ地・探訪!


・TV『シルバー仮面』懐古 〜後年の過度な再評価に疑義! シリーズ後半にドラマ性は本当にないのか?
・TV『サンダーマスク』懐古 〜キワモノなだけの幻の逸品か!?


・洋画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』賛否合評!
・洋画『ブラックパンサー』合評! 〜傑作だが、新たな黒人搾取でもあるか!?
・洋画『アントマン&ワスプ』評! 〜小粒良品!
・洋画『デッドプール2』合評! 〜デットプールvsターミネーター(笑)
・洋画『ヴェノム』賛否合評! 〜悪のスパイダーマン単独主演映画!


・洋画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』合評! 〜酷評される本作を擁護・絶賛!
・洋画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』合評!
・洋画『ガーディアンズ』評!
・洋画『パシフィック・リム:アップライジング』合評!
・洋画『レディ・プレイヤー1』合評!
・洋画『ランペイジ 巨獣大乱闘』評!


・邦画『BLEACH』評!
・邦画『銀魂2 掟は破るためにこそある』評!
・TV『魔法×戦士マジマジョピュアーズ』評!
・TV『神ノ牙―JINGA―』評!
・邦画『牙狼〈GARO〉―神ノ牙―』評!
・邦画『DESTINY 鎌倉ものがたり』評!
・邦画『累(かさね)』評!
・TV『荒神』評! 〜NHK時代劇+特撮怪獣もの!
・TV『東離劍遊紀』評! 〜虚淵玄脚本の台湾の特撮人形劇「1」&「2」!
・TV『モブサイコ100』評! 〜坂本浩一監督&濱田龍臣ジード』コンビの深夜特撮!


・小説『キジムナーkids』評! 〜脚本家・上原正三が放つ戦後沖縄少年物語! 
・TV『ウルトラマンエース』評! 〜ファミ劇HDリマスター版!
・TV『ウルトラマンタロウ』評! 〜ファミ劇HDリマスター版!
・邦画『あゝ決戦航空隊』評!
・邦画『あゝ同期の桜』評!
・邦画『人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊』評!
・洋画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』評!


・随筆『ヒーロー物の「脱暴力化」は可能か?』 〜東京新聞のコラムに寄せて
・随筆「『わたモテ』『トクサツガガガ』、同じ女オタが主人公でも越えられない壁とは?(涙)」
・随筆『ここにこんなものが! 日本各地の旅先に美少女アニメ風キャラが多数!?』!
・随筆「秋の夜長に『銀河鉄道999』」 〜名画座で往年の名作アニメ映画正続編を鑑賞!
・漫画『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』評!
・ルポ『昭和特撮ヒーロー俳優 サイン会・撮影会』 〜静岡県沼津市・新仲見世商店街・昭和レトロ祭り!
・ルポ『ウルトラマンR/Bショー』『ウルトラマンガイア スペシャルステージ』!
(B5判・P152+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円)


◎2019年12月・新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.76』(坂井 由人)

 19年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2019年秋アニメ『アズールレーン』『旗揚(はたあげ)! けものみち』『慎重勇者~この勇者が俺TUEEE(ツエーー)くせに慎重すぎる~』『私、能力は平均値で言ったよね!』『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』『天才高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『俺を好きなのはお前だけかよ』『神田川JET GIRLS』『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課-トクナナ-』『星合(ほしあい)の空』『Z/X Code reunion(ゼクス コード リユニオン)』『厨病激発ボーイ』『バビロン』『ノー・ガンズ・ライフ』『ライフル・イズ・ビューティフル』評
・2019年アニメ映画『二ノ国(にのくに)』『映画 この素晴らしい世界に祝福を! -紅(くれない)伝説-』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-』『BanG Dream! FILM LIVE(バンドリ! フィルム・ライブ)』『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』『空の青さを知る人よ』『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)』『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』『GのレコンギスタⅠ 行け!コア・ファイター』評
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)

◎2019年8月・新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.75』(坂井 由人) ~完売!

(表紙はバックナンバーのものです・汗)
 19年5〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2019年夏アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』『ありふれた職業で世界最強』『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』『炎炎(えんえん)ノ消防隊』『かつて神だった獣たちへ』『彼方のアストラ』『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』『コップクラフト』『女子高生の無駄づかい』『ダンベル何キロ持てる?』『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』『手品先輩』『Dr.STONE』評
・2019年アニメ映画『天気の子』『薄暮(はくぼ)』『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』評
・2019年時事評『京アニ事件に自身の趣味活動の無力さを想う』評
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)

◎2019年5月・新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.74』(坂井 由人) ~完売!

 19年1〜4月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2019年冬アニメ『上野さんは不器用』『エガオノダイカ』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』『ガーリー・エアフォース』『五等分の花嫁』『盾の勇者の成り上がり』『ドメスティックな彼女』『魔法少女特殊戦あすか』『revisions リヴィジョンズ』『臨死!! 江古田ちゃん』『私に天使が舞い降りた!』評
・2019年春アニメ『異世界かるてっと』『群青のマグメル』『この音とまれ!』『世話やきキツネの仙狐さん』『川柳少女』『ひとりぼっちの○○(まるまる)生活』評
・2019年アニメ映画『コードギアス 復活のルルーシュ』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章 新星編』『劇場版 幼女戦記』評
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)

◎2018年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.73』(坂井 由人) ~完売!

 18年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2018年秋アニメ『あかねさす少女』『アニマエール!』『異世界居酒屋〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜』『ウチのメイドがウザすぎる!』『風が強く吹いている』『学園BASARA』『狐狸之声(きつねのこえ)』『軒轅剣 蒼き曜(けんえんけん あおきかがやき)』『ゴブリンスレイヤー』『色づく世界の明日から』『やがて君になる』評
・2018年アニメ映画『劇場版 若おかみは小学生!』『ANEMONE EUREKA SEVEN HI−EVOLUTION(アネモネ エウレカセブン ハイエボリューション)』評
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)

◎2018年8月・夏コミ新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.72』(坂井 由人) 〜完売!

 18年5〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、
・2018年夏アニメ『ISLAND(アイランド)』『悪偶(あぐう)―天才人形―』『アンゴルモア 元寇合戦記』『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』『音楽少女』『京都寺町三条のホームズ』『ぐらんぶる』『殺戮の天使』『七星のスバル』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』『天狼(シリウス) Sirius the Jaeger』『邪神ちゃんドロップキック』『すのはら荘の管理人さん』『スペースバグ』『千銃士』『ちおちゃんの通学路』『ハッピーシュガーライフ』『はねバド!』『百錬の覇王と聖約の戦乙女(ヴァルキュリア)』『プラネット・ウィズ』評
・2018年アニメ映画『あさがおと加瀬さん。』『UNDER THE DOG Jumbled(ジャンブル)』評
 などを投稿)
(B5判・P52・コピー・500円)

◎2018年5月新刊! 速報コピー誌『SHOUT! VOL.71』(坂井 由人) 〜完売!

(拙ブログ主宰も、
・2018年冬アニメ『からかい上手の高木さん』『メルヘン・メドヘン』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『キリングバイツ』『刀使ノ巫女(とじのみこ)』『citrus(シトラス)』『ゆるキャン△』『博多豚骨ラーメンズ』『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』『グランクレスト戦記』『恋は雨上がりのように』『刻刻(こっこく)』評
・2018年春アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』『かくりよの宿飯』『銀河英雄伝説 Die Neue These』『蒼天の拳 REGENESIS』『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』『多田くんは恋をしない』『デビルズライン』『ニル・アドミラリの天秤』『ハイスクールD×D HERO』『魔法少女 俺』『魔法少女サイト』『メガロボクス』『LOST SONG』『ヲタクに恋は難しい』評
・2018年アニメ映画『映画 中二病でも恋がしたい ―Take On Me―』『劇場版マジンガーZ/INFINITY』『劇場版マクロスΔ(デルタ) 激情のワルキューレ』『劇場版Infini−T Force/ガッチャマン さらば友よ』『さよならの朝に約束の花をかざろう』評
・『追悼、保守思想家・西部邁(にしべ・すすむ)』
 などを投稿)
(B5判・P50前後・コピー・500円)


◎2019年11月・サンクリ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.83』(仙田 冷)

 19年6〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、秋アニメ『アズールレーン』『慎重勇者~この勇者が俺TUEEE(ツエーー)くせに慎重すぎる~』『私、能力は平均値で言ったよね!』『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』『天才高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『BanG Dream 2nd Season』『胡蝶綺 ~若き信長~』評を投稿)
(B5判・P60前後・コピー・600円)

◎2019年6月・サンクリ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.82』(仙田 冷)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)
 18年1〜6月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、春アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』『賢者の孫』、(ひとり)ボッチ漫画『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』~連載8年目にして人気再燃の理由を探る!、映画『翔んで埼玉』、時事評『「令和元年」~天皇制を考える!』評を投稿)
(B5判・P60前後・コピー・600円)

◎2018年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.81』(仙田 冷)

(表紙はバックナンバーのものです・汗)
 18年1〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、秋アニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』『閃乱カグヤ SHINOVI MASTER ―東京妖魔篇―』『ソラとウミのアイダ』『ゾンビランドサガ』『転生したらスライムだった件』『でびどる!』『となりの吸血鬼さん』評を投稿)
(B5判・P28・コピー・400円)

◎2017年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.80』(仙田 冷)

 17年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、秋アニメ『恋と嘘』『魔法使いの嫁』『ネト充のススメ』『クジラの子らは砂上に歌う』『Just Because』『このはな綺譚』評を投稿)
(B5判・P28・コピー・400円)


◎2018年8月・夏コミ新刊! 『ウルトラマンタロウ 〜流用ライブラリ音楽の世界〜 増補改訂版』(奉力萬) ~完売!

コミケでのみ委託販売。初版をサークル「ルノホート」にご持参くだされば、増補改訂版と交換するそうです!)

・『ウルトラマンタロウ』 〜ナゾの流用曲群の出典研究・決定版!
(B5判・P30前後・オフセット印刷・500円)


◎2017年12月冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2018年号』! 〜完売!


※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!


★大長編評論『テレビ特撮・時間帯変更史』 〜力作5万字評! 節目の歴代23大TV特撮の関東・中部・関西全話視聴率掲載!


・TV『怪獣倶楽部 〜空想特撮青春期〜』賛否合評! 〜第1世代よりも下のオタはいかに生くべきか!?


・TV『ウルトラマンジード』序盤賛否合評!
・TV『ウルトラマンジード』総括!
・TV『ウルトラマンジード』子連れ狼


・TV『ウルトラファイトオーブ』完結合評!
・邦画『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』合評!
・TV『ウルトラマンオーブ』終盤・総括合評!


・TV『仮面ライダービルド』序盤総括!
・TV『仮面ライダーエグゼイド』総括!
・邦画『劇場版 仮面ライダーエグゼイド』合評!


・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』序盤合評!
・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』中後盤総括!
・OV『宇宙戦隊キュウレンジャー Episode of スティンガー』評!
・邦画『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE』合評!


・OV『帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー』合評!
・TV『動物戦隊ジュウオウジャー』終盤・総括合評!
・映画『動物戦隊ジュウオウジャーvsシュリケンジャー』合評!


・TV『宇宙戦隊キュウレンジャー』#18、宇宙刑事ギャバン特捜戦隊デカレンジャー客演編評!
・OV『スペース・スクワッド ギャバンvsデカレンジャー』合評!


・邦画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』合評!
・『トクサツ2016』 〜「動物戦隊ジュウオウジャー」ロケ地は「超新星フラッシュマン」30周年オマージュだった!?


・邦画『GODZILLA 怪獣惑星』評!
・邦画『BRAVE STORM(ブレイブ ストーム)』評!
・TV『シルバー仮面』オールナイト鑑賞記!


・洋画『ジャスティス・リーグ』評 〜ヒーロー大集合映画の教科書たりうるか!?
・洋画『スパイダーマン:ホームカミング』合評 〜クイズ研究会(?)に所属する文化系スパイダーマン
・洋画『ワンダーウーマン』評 〜フェミニズムの英雄か!? 単なるセックス・シンボルか!?


・洋画『マイティ・ソー バトルロイヤル』評!
・洋画『LOGAN/ローガン』評!
・洋画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』評!
・洋画『ドクター・ストレンジ』評!
・洋画『シンクロナイズド モンスター』評!
・洋画『エイリアン:コヴェナント』評!
・洋画『猿の惑星:聖戦記』評!
・洋画『ブレードランナー 2049』評!
・洋画『パワーレンジャー』合評!
・洋画『キングコング:髑髏島の巨神』評!
・洋画『ゴースト・イン・ザ・シェル』評!
・邦画『裏破拳ポリマー』評!
・洋画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』評!
・洋画『メッセージ』評!
・アニメ映画『虐殺器官』評!
・アニメ&実写映画『妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』評!
・アニメ映画『クレヨンしんちゃん』評!
・洋画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』評!
・洋画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』評!
・邦画『本能寺ホテル』評!
・邦画『銀魂』評!
・邦画『サクラダリセット』評!
・ドラマ『アシガール』評!
・ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ評!
・ドラマ『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』評!
・配信『仮面ライダー4号』評!
・邦画『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ』評!
(B5判・P160+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円)


◎2017年8月・夏コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.79』(仙田 冷)

 17年6〜8月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、春アニメ&映画評『冴えない彼女の育てかた♭』『月がきれい』『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』『サクラダリセット(実写版)前篇/後篇』『ReLIFE リライフ(実写版)』評を投稿)
(B5判・P32・コピー・400円)

◎2017年6月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.78』(仙田 冷)

 17年1〜6月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、春アニメ評『Re:CREATORS(レクリエイターズ)』評を投稿)
(B5判・P32・コピー・400円)

◎2017年2月新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.77』(仙田 冷)

 16年12〜17年2月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、冬アニメ『小林さんちのメイドラゴン』『政宗くんのリベンジ』『アイドル事変』『セイレン』『スクールガール ストライカーズ Animation Channel』『けものフレンズ』評を投稿)
(B5判・P40前後・コピー・400円)

◎2016年12月・冬コミ新刊! 速報コピー誌『DEATH−VOLT Vol.76』(仙田 冷)

 16年8〜12月のアニメ・特撮・ドラマ・映画・ゲーム・書籍ほかオールジャンル合評コピー同人誌!
(拙ブログ主宰も、秋アニメ『終末のイゼッタ』『ガーリッシュナンバー』『ブレイブウィッチーズ』評を投稿)
(拙サークルメンバーも、『君の名は。』『映画 聲の形』『ReLIFE』評を投稿)
(B5判・P40前後・コピー・500円)


◎2016年12月・冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2017年号』 〜手持ち分は完売! 同人ショップに若干部数あり

『仮面特攻隊』2017年号「シン・ゴジラ」賛否合評大特集 〜手持ち分は完売! 残部はCOMIC ZINのみ! ネット通販中!(6頁分を公開!)



※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!
★映画『シン・ゴジラ』賛否合評大特集! 〜国内左右の反響も収集!
 (「シン・ゴジラ」特集・編集協力:MUGENオペレーション)
 (夏コミ号「シン・ゴジラ」特集からも2名増員! 図版も国内左右の反響収集に総とっかえ!)
・折込コピー『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ』速報合評! (〜折込冊数分はすべて完売・汗)
・映画『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』合評!
・映画『スーサイド・スクワッド』合評!
・映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『デッドプール』合評!
・映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』『X−MEN:アポカリプス』評!
・映画『アイアムアヒーロー』『テラフォーマーズ』合評!
・映画『DEATH NOTE Light up the NEW world』評!
・映画『GANTZ:O』『キューティーハニー ―TEARS―』評!
・TV『時をかける少女』評!
・TV『精霊の守り人』評!
・配信アニメ『怪獣娘 〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』評!
・舞台『光の国から僕らのために ―金城哲夫伝―』合評!
・TV「ゴジラが登場した往年の漫画原作実写ドラマ『クルクルくりん』」寸評!
・雑誌『映画論叢』寸評!
・漫画『トクサツガガガ』合評!
・小説『ウルトラマンF』評!
・小説『仮面ライダー鎧武』評!
・小説『仮面ライダードライブ』評!
・ビデオ『仮面ライダーチェイサー』評!
・ビデオ『仮面ライダーハート』合評!
・ビデオ『仮面ライダーマッハ』合評!
・配信『仮面ライダーアマゾンズ』合評!
・TV『仮面ライダーエグゼイド』序盤合評!
★映画『仮面ライダー1号』賛否合評特集!
・TV『動物戦隊ジュウオウジャーゴーカイジャー客演編・合評!
・TV『動物戦隊ジュウオウジャー』後半合評!
・映画『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー』合評!
・TV『動物戦隊ジュウオウジャー』6人目の戦士登場編・合評!
・ビデオ『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー』合評!
・映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー』合評!
・TV『手裏剣戦隊ニンニンジャー』終盤合評!
・TV『ウルトラマンオーブ』序盤賛否合評!
・TV『ウルトラマンオーブ』前半合評!
・TV『ウルトラマンオーブ』後半合評!
★評論『ウルトラマンメビウス』10周年記念回顧!
・映画『劇場版ウルトラマンX』合評!
・TV『ウルトラマンX』終盤合評!
・TV『仮面ライダーゴースト』終盤合評!
・映画『劇場版 仮面ライダーゴースト』合評!
・配信『仮面ライダーゴースト』「伝説!ライダーの魂!」評! (オミット。いずれ当該ブログで公開予定・汗)
・TV『初森ベマーズ』後半評!
・評論『ウルトラ評論50年史』序論! (次号回し・汗)
・その他!
(B5判・P148+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円→1000円・欲かいて部数を増やして単価を下げました・汗)


◎2015年12月・冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2016年号』

『仮面特攻隊』2016年号「特集・48年目の『怪奇大作戦』」 〜まんだらけでもネット通販中!(2020年1月現在、残部1部)

※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!
★特集『48年目の「怪奇大作戦」』〜「怪奇」評論史・特撮かドラマか・岸田森カルト人気の意味!
・折込コピー『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ MOVIE大戦ジェネシス』速報合評!
・TV『ウルトラマンX』評!
・TV『ウルトラファイトビクトリー』評!
・短編アニメ『ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン』評!
・評論「第2期ウルトラ・兄弟客演編総括」!
・映画『劇場版ウルトラマンギンガS』合評!
・TV『ウルトラマンギンガS』終盤評!
・TV『仮面ライダーゴースト』序盤合評!
・TV『仮面ライダードライブ』終盤合評!
・映画『劇場版 仮面ライダードライブ』速報合評!
・映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』合評!
・ネット配信『仮面ライダー4号』評! 〜映画『仮面ライダー3号』続編評!
・ビデオ『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』評!
・ビデオ『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』評!
・TV特撮『手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体1時間スペシャル』合評!
・TV『手裏剣戦隊ニンニンジャー』#34 〜「世界忍者戦ジライヤ」客演編合評!
・TV『手裏剣戦隊ニンニンジャー』#7 〜ニンジャレッド&ハリケンレッド客演編合評!
・映画『手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE』速報合評!
・ビデオ『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』合評!
・ビデオ『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』評!
・TV『烈車戦隊トッキュウジャー』終盤合評!
・映画『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』合評!
・映画『進撃の巨人』(前編・後編) 〜合評!
・映画『THE NEXT GENARATION パトレイバー 首都決戦』合評!
・映画『寄生獣 完結編』評!
・映画&TV『牙狼〈GARO〉GOLD STORM 翔』評!
・映画『ストレイヤーズクロニクル』評!
・映画『みんな! エスパーだよ!』評!
・映画『バクマン。』評!
・TV『サンダーバード are go』評! 
・TV『新★乾杯戦士アフターV(ファイブ)』評!
・鹿児島のご当地TV特撮『薩摩剣士隼人』評!
沖縄県のご当地TV特撮『ハルサーエイカー』評!
・小説『仮面ライダーウィザード』書評!
・小説『忍風戦隊ハリケンジャー』書評!
・ジャンル系漫画『トクサツガガガ』書評!
・ジャンル系漫画『ウルトラマンネクサス』書評!
・TV『デスノート』評!
・TV『ど根性ガエル』合評!
・TV『初森ベマーズ』評!
・TV『南くんの恋人』評!
・映画『ラブ&ピース』合評!
・映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』評!
・『スター・ウォーズ』年末公開を控えて黒澤映画を振り返る!
・短編アニメ『電光超人グリッドマン boys invent great hero』合評!
・その他!
(B5判・P150+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円)


◎2014年12月・冬コミ新刊! 『仮面特攻隊2015年号』 〜「特集・ゴジラ評論60年史」!(手持ち分は完売。同人ショップに若干部数あり)

『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜まんだらけでネット通販中!(2頁分を公開!)(2020年1月現在、残部2部)
『仮面特攻隊』2015年号「特集・ゴジラ評論60年史」 〜COMIC ZINでもネット通販中!(3頁分を公開!)

※現行の映画&TV特撮合評 & 現行TV特撮の関東中部関西全話視聴率表 掲載!
・ハリウッド版映画『GODZILLA』合評!
★大特集『「ゴジラ」評論60年史』 1950〜2010年代のゴジラ評論変遷史!
・2014年 〜『ゴジラ』第1作リバイバル公開
・1954年 〜『ゴジラ』第1作封切時の評価
・1950〜60年代 〜各界の批評家が語った傾聴すべきプレ特撮評論
・1960〜70年代 〜黎明期のSF陣営が否定した怪獣映画
・大伴昌司 〜「本編と特撮の一体化」理論の誕生
・1970年代 〜オタク第1世代によるゴジラ東宝特撮の神格化
小野耕世 〜「怪獣恐怖論」の誕生
・1980年代 〜SF>初期東宝&円谷>変身ブーム。カーストの再生産
・『宝島84年10月号』&『ニューウェイブ世代のゴジラ宣言』
・1984年12月 〜復活『ゴジラ』公開とその反響
・1960〜80年代 〜ゴジラ東宝特撮・イン・USA
・1990〜2000年代 〜「怪獣恐怖論」の去就
・1990年代 〜平成ゴジラシリーズ時代のゴジラ観の分裂
・1995年 〜平成ガメラ登場と平成ゴジラへの猛烈バッシング
・1998〜99年 〜ヤマダ・マサミのトークライブとその観客のゴジラ
・2000年代 〜平成ガメラ要素のミレニアムゴジラシリーズへの投入
・2014年 〜『GODZILLA』来航


★『仮面ライダー鎧武』完結合評! 〜神様になったヒーロー&ヒロインをどう見る!?


・10月新番組『仮面ライダードライブ』序盤合評!
・『烈車戦隊トッキュウジャー』後半合評!
・11月放映開始の『ウルトラマンギンガS』後半戦・合評!
・ビデオ『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』合評!
・ビデオ『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION』合評!
・往年の名作漫画の映画化『寄生獣』評!
・TV『地獄先生ぬ〜べ〜』評!
・深夜特撮『甲殻不動戦記ロボサン』評!


・TV『ウルトラマンギンガS』前半8話・完結合評!
スーツアクターが題材の邦画『イン・ザ・ヒーロー』合評!
・80年前後のオタ第1世代の青春を描く深夜ドラマ『アオイホノオ』合評!
・ジャニーズの戦隊パロディー映画『エイトレンジャー2』評!
・ショコタンの変身ヒロイン映画『ヌイグルマーZ』評!


・夏休み映画『劇場版 仮面ライダー鎧武』合評!
・夏休み映画『烈車戦隊トッキュウジャーTHE MOVIE』合評!
・トクサツ2014『トッキュウ5号&ワゴンのスーアク野川瑞穂!』
・TV『烈車戦隊トッキュウジャー』 〜中盤・6人目の戦士評!
・TV『ウルトラマンギンガS』序盤合評!


・戦隊パロディー映画『女子ーズ』!
・戦隊パロディー深夜特撮『乾杯戦士アフターV(ファイブ)』!
・映画『悪夢ちゃん The 夢ovie』 〜日テレ土9映画版!
・深夜特撮『なぞの転校生』!
・深夜特撮『牙狼<GARO> 魔戒ノ花』!
・茨城のご当地ヒーロー『雷様剣士ダイジ』!


・TV『仮面ライダー鎧武』第3クール総括 〜壊れゆくミッチに見る人間力諸相!
・ビデオ『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER』評!


・TV『仮面ライダー鎧武』#30「赤と青のキカイダー」合評!
・映画『キカイダー REBOOT』合評!
・実写映画版『機動警察パトレイバー』合評!
・映画『俺たち賞金稼ぎ団』 〜キョウリュウジャー最終回外伝評!


・TV特番『烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武』合評!
・映画『平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦』合評!
・40周年記念『仮面ライダーX』再評価 〜公私葛藤描写の先進性!


・TV『仮面ライダー鎧武』前半合評 〜現代的公私葛藤描写の新境地!
・TV『烈車戦隊トッキュウジャー』序盤合評!


・映画『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル2』合評!
・TV『ウルトラマンギンガ』第1期・最終回評!
・TV『ウルトラマンギンガ』第1期・番外編評!
・TV『新ウルトラマン列伝』評!


・映画『赤×ピンク』 〜坂本浩一監督のキャットファイト映画!
・映画『地球防衛未亡人』 〜河崎実監督のバカ映画・合評!


・映画『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ』合評!
・『ジュウレンジャー』『アバレンジャー』『キョウリュウジャー』解説!
・TV『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜怒涛の終盤評!
・『スーパー戦隊評論の変遷史』! 〜往年の「ジュウレン」酷評を糺す!
・22周年記念『恐竜戦隊ジュウレンジャー』再評価!


・『小説 仮面ライダーフォーゼ』書評 〜スクールカースト・ボッチ問題!
・『小説 侍戦隊シンケンジャー』書評 〜スーパー戦隊小説化、参る!
・洋画『スター・ウォーズ』EPISODE1〜4評!
・CS『ゲンと不動明王』&『海底軍艦』評!


・イベント『ウルトラマン創世紀展』レポート!
・イベント『特撮博物館 名古屋展』 〜オタクと愛娘と発達障碍
・ジャンル系漫画『セブンきゅ〜ぶ』書評
・ジャンル系漫画『トクサツガガガ』書評


・CSで再放送、往年の円谷特撮『マイティジャック』評!
・CSで再放送、往年の『ウルトラファイト』放映順のナゾ推理!(←紙幅の都合で次号回し・汗)
・WOWOWで再放送、『ウルトラマンタロウ』再評価!(←紙幅の都合で次号回し・汗)
(B5判・P168+折込コピーP4・オフセット印刷・1800円)


◎2015年5月新刊! 『美少女戦士セーラームーンR1993』(森川 由浩) ~完売!


●序文 美少女戦士セーラームーンR The First Meeting 1993
●『美少女戦士セーラームーンR』作品解説
●アニメ全43話レビュー
 第一話放映日&最終回放映日の朝日新聞番組欄
●劇場版 美少女戦士セーラームーン
●ミュージカル 美少女戦士セーラームーン
●出版界に於ける『美少女戦士セーラームーンR』
 講談社児童誌(なかよし・たのしい幼稚園・おともだち・テレビマガジン)
 アニメ雑誌アニメージュニュータイプアニメディア・月刊OUT・B−CLUB(ビークラブ))
 マーチャンダイジングライツレポート
 東映社内報
 謎本……『セーラームーンの秘密』など
 キネマ旬報
●LD&CD 映像と音響ソフト
 東映ビデオ情報ペーパー NEW DISC PRESS
 東映ビデオ LDソフト
 CD
●玩具の世界
●各種資料&データバンク
 台本
 関連CM集
 本放送フォーマット
 フィルモグラフィー 
 放映開始日リスト
 まんが日本昔ばなしVSセーラームーン(視聴率比較)
 視聴率データ
 メインスタッフ&キャストリスト
(B5判・P106・オフセット印刷・1000円)


◎改訂再販! 『美少女戦士セーラームーン1992 転生版』(森川 由浩) ~完売!


●序文 美少女戦士セーラームーンThe First Meeting 1992
●『美少女戦士セーラームーン』作品解説
●アニメ全46話レビュー
美少女戦士セーラームーン再放送ヒストリーズ
●出版界に於ける『美少女戦士セーラームーン
 講談社児童誌(なかよし・たのしい幼稚園・おともだち・テレビマガジン)
 アニメ雑誌アニメージュニュータイプアニメディア・B−CLUB(ビークラブ))
 マーチャンダイジングライツレポート
 TV Bros.
 東映社内報
●LD&CD 映像と音響ソフト
●各種資料&データバンク
 台本
 絵コンテ
 本放送フォーマット
 フィルモグラフィー 
 放映開始日リスト
 まんが日本昔ばなしVSセーラームーン(視聴率比較)
 視聴率データ
 メインスタッフ&キャストリスト
(B5判・P110・オフセット印刷・1000円)


◎『妖術武芸帳1969』(森川 由浩) 〜完売!


★ジャンル系ニュースサイト“ためログβ”で、資料性博覧会03の当日取材が掲載!★(2019年現在、リンク切れ)
★TBS・橋本洋二プロデューサー&東映・平山亨プロデューサーのタッグによる
 日曜夜7時タケダアワー枠、佐々木功ささきいさお)主演の幻の特撮時代劇!
★作品紹介、物語紹介、全話徹底解説、登場人物紹介、妖術師名鑑!
・『妖術武芸帳』再放送リスト!
・『妖術武芸帳』関連スタッフ・フィルモグラフィー
・当時の新聞記事、雑誌記事、音盤、武田薬品ノベルティ、台本、スチル写真集大成!
・坂口祐三郎 〜『仮面の忍者 赤影』と『妖術武芸帳』の間に!
★補論:TBS橋本洋二プロデューサー、1969年の作品群!
 タケダアワー解説、年譜、前番組「怪奇大作戦」・後番組「柔道一直線」!
 ブラザー劇場解説、年譜、「どんといこうぜ!」「胡椒息子」「彦左と一心太助」!
 木下恵介アワー解説、年譜、「おやじ太鼓」「3人家族」「兄弟」!
・新聞番組欄に見る1969年のテレビ事情!
・90年代中部地方の深夜番組「今甦る!昭和ヒーロー列伝」での『妖術武芸帳』!
(B5判・P142・オフセット印刷・1600円・mixiでHN「morikawa_」か「maxheart2090@excite.co.jp」でも通販可)


◎2019年8月・夏コミ新刊! 『かいじゅう24 マイリトル特撮日記2019(1)(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2018年12〜2019年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P34・コピー・500円)

◎2018年12月・冬コミ新刊! 『かいじゅう23 マイリトル特撮日記2018(2)(下半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2018年7〜2018年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P40前後・コピー・500円)

◎2018年8月・夏コミ新刊! 『かいじゅう22 マイリトル特撮日記2018(1)(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2017年12〜2018年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P34・コピー・500円)

2017年12月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう21 マイリトル特撮日記2017(2)(下半期)&(過去記事総集編)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2017年7〜2017年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・500円)

2017年8月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう20 マイリトル特撮日記2017(1)(上半期)&(過去記事総集編)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2016年12〜2017年8月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・500円)

2016年12月・冬コミ新刊! ◎『かいじゅう19 マイリトル特撮日記2016(2)(下半期)&(過去記事総集編)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2016年7〜2016年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・800円)

2016年8月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう18 マイリトル特撮日記2016(1)(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2015年12〜2016年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・600円)

2015年12月・冬コミ新刊! ◎『かいじゅう17 マイリトル特撮日記2015(2)(下半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2015年7〜2015年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・600円)

2015年8月・夏コミ新刊! ◎『かいじゅう16 マイリトル特撮日記2015(1)(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2014年12〜2015年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・600円)

2014年12月・冬コミ新刊! ◎『かいじゅう15 マイリトル特撮日記2014(2)(下半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2014年7〜14年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P50前後・オフセット印刷・600円)

◎『かいじゅう14 マイリトル特撮日記2014(上半期)』(樹下 ごじろう)

 オタク第1.5世代の博覧強記の同人30年ベテラン選手の子持ち特オタがつづる人気シリーズ最新刊!
 2013年12〜14年7月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P56・オフセット印刷・600円)

◎『かいじゅう13 マイリトル特撮日記2013(下半期)』(樹下 ごじろう)

 2013年7〜13年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P44・オフセット印刷・500円)

◎『かいじゅう12 マイリトル特撮日記2013(上半期)』(樹下 ごじろう)

 2013年1〜13年6月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P44・オフセット印刷・500円)

◎『かいじゅう11 マイリトル特撮日記2012(下半期)』(樹下 ごじろう)

 2012年4〜12年12月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P44・オフセット印刷・500円)

◎『かいじゅう10 マイリトル特撮日記2012(上半期)』(樹下 ごじろう)

 2011年12〜12年4月の新旧内外特撮TV・映画・CS・書籍・玩具・見聞録!
(B5判・P64・オフセット印刷・700円)
(……『かいじゅう10・2012(1)』〜前号『かいじゅう22・2018(1)』まで13冊まとめて購入すれば、在庫処分で大幅値引きの2000円!・笑)


◎『プリキュア オールヒストリーズ New Stage』(森川 由浩)


★「プリキュア」シリーズ10周年記念! 「プリキュアオールヒストリーズ」増補改訂版刊行!
 『ふたりはプリキュア』(2004)〜『ハピネスチャージプリキュア』(2014)まで全11シリーズ総覧!
・誕生前史 『どれみ』『セラムン』『ナージャ』との三者関係
 2004年 『ふたりはプリキュア
 2005年 『ふたりはプリキュア MaxHeart』
 2006年 『ふたりはプリキュア Splash☆Star』
 2007年 『Yes! プリキュア5』
 2008年 『Yes! プリキュア5 GoGo!』
 2009年 『フレッシュプリキュア!
 2010年 『ハートキャッチプリキュア!
 2011年 『スイートプリキュア♪
 2012年 『スマイルプリキュア!
 2013年 『ドキドキ! プリキュア
 2014年 『ハピネスチャージプリキュア!
講談社児童誌の『プリキュア』 〜記事特色・付録・コミカライズ単行本化状況・徹底解説!
 「たのしい幼稚園」「おともだち」「なかよし」・コミカライズ・単行本・「プリキュアおはなしブック」
・作品データベース(全シリーズサブタイトル & 関東・中部・関西全話視聴率リスト!)
・15秒予告編・東京MXプリキュア再放送全記録・プリキュア新聞・講談社児童誌のプリキュア
・前史 〜朝日放送(大阪)製作TVアニメ枠年譜&解説!
朝日放送アニメの時代
朝日放送日朝八時半枠のルーツをさかのぼる
ダイハツ枠の時代=テレビ黎明期の日曜夜
朝日放送製作アニメの誕生と「腸捻転」改編
・日曜朝への枠移動……日アサキッズタイムへ
朝日放送製作アニメ枠年譜
・時代の検証……ダイハツ劇場と日曜ゴールデンタイムの流れ
・時代の検証……ニチアサキッズタイムの確立・枠拡大と日曜朝枠の流れ
(B5判・P179・オフセット印刷・1600円・mixiでHN「morikawa_」か、メアド「ssssskpt(a)yahoo.co.jp」「maxheart2090(a)excite.co.jp」でも通販可)
 ※:(a)はスパムメールよけで、実際にはアットマーク「@」の文字となります)


◎『プリキュアシネマヒストリーズ』 〜全プリキュアシリーズ映画本!(森川 由浩) 〜多分、完売(汗)


・『ふたりはプリキュアMaxHeart
・『ふたりはプリキュアMaxHeart 雪空のともだち』
・『ふたりはプリキュアSplash☆Star チクタク危機一髪!』
・『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』
・『Yes!プリキュア5 GOGO! お菓子の国のハッピーバースディ♪』
・『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GOGOドリームライブ』
・『プリキュアオールスターズDX みんな集まれ奇跡のともだち大集合』
・『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は不思議がいっぱい!』
・『プリキュアオールスターズDX2 レインボージュエルを守れ!』
・『ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショーですか?』
・『プリキュアオールスターズDX3 未来に届け! 世界をつなぐ☆虹色の花』
・『スイートプリキュア♪ とりもどせ!♪ 心がつなぐ奇跡のメロディ♪』
・最新作『プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」 〜もモチロン速報!!
*序文 テレビシリーズ初作『ふたりはプリキュア』解説からはじめて、
 併映作品『ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GOGOドリームライブ』も含む全13作品を徹底解説!
●資料集 *割引券・前売券、チラシ、パンフレットといった各種アイテムから新聞記事、各種特番を特集!
●附録 東映テレビアニメヒロイン映画年表……「東映まんがまつり」からの東映少女アニメ映画化史を総括!
●書下ろしコラム 東映テレビアニメヒロイン映画史……『プリキュア』映画の先輩たち!
 『東映まんがまつり』に始まる東映TVアニメヒロイン作品映画化の歴史!
 〜若いマニアの中でも特に好事家(笑)の連中に、女児向けTVアニメの意匠とテーマとスタッフの変遷を、大昔と中昔と今のリレーバトンをつなげるべくぜひとも一読していただきたい!(笑)
(B5判・P100前後・オフセット印刷・1200円)


◎『宇宙戦艦ヤマト初作〜2199評論本』全シリーズ批評本!(竹原政宏) 〜増刷4刷目(完売)

本同人誌の内容をベースに、全面描き下ろしで14年12月に商業誌化を達成!
ISBN:4801900755:DETAIL


 〜オタク第1世代による従来の戦後民主主義的にひよったヤマト観を覆す!?〜
 初作〜2199、忘れ去られたTVスペシャル総集編、各種復活プロジェクト〜2520までレビュー!
 〜大好評(問題作!?)につき3刷分も完売! 今回は4刷分を頒布!〜
波動砲神話の虚実
・古代達が反乱しない第三の白色彗星帝国編
・新たなるとIIIの独断交戦
・永遠にが描きたかった事
・島が死なねばならない理由
・テーマを受け継いだ実写版
・復活篇は侵略戦争
・誰のための2199
・沖田という名の近代
(B5判・P40・オフセット印刷・500円)


◎『仮面特攻隊2014年号』

『仮面特攻隊』2014年号〜まんだらけでネット通販中!

・折込コピー『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 戦国MOVIE大合戦』 〜速報合評!
・『ウルトラマンギンガ』 〜後半合評! &関東中部関西視聴率!
・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜後半合評! &関東中部関西視聴率!
・『仮面ライダー鎧武/ガイム』 〜序盤合評! &関東中部関西視聴率!
・『ヒーローショー2013』 〜ハイクオリティショー探訪! ゴーバス(よみうりランド)・キョウリュウ日本モンキーパーク
・『仮面ライダーウィザード特別編』 〜全平成ライダー集合・番外前後編合評!
・映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』 〜合評!
・映画『ガッチャマン』 〜往年の人気アニメの実写リメイク評!
・映画『パシフィック・リム』 〜本邦ジャンル作品リスペクト満載・巨大ロボVS巨大怪獣ハリウッド映画評!
・深夜ドラマ『みんな! エスパーだよ!』 〜完結評!
・深夜ドラマ『でたらめヒーロー』評! 〜完結評!
・深夜ドラマ『仮面ティーチャー』評! 〜序盤評!
・深夜ドラマ『牙狼〈GARO〉〜闇を照らす者』評! 〜完結評!
・深夜ドラマ『衝撃ゴライガン!!』評! 〜序盤評!
・深夜ドラマ『彼岸島』評! 〜序盤評!
・映画『劇場版SPEC〜結〜』評!
・『特命戦隊ゴーバスターズ』 〜終盤評&総括・関東中部関西全話視聴率!
・映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』 〜合評!
・映画『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE』 〜合評!
・ビデオ『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』 〜評!
・ビデオ『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』 〜評!
・『劇場版 獣電戦隊キュウリュウジャー GABURINCHO OF MUSIC』 〜合評!
・『劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land』 〜合評!
・『プロレスの星アステカイザー』 〜東京MXテレビで再放送評!
・『レッドマン』 〜チャンネルNECOで再放送評!
・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜プレミア発表会&玩具コンセプト展望!
・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜序盤合評!
・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 〜6人目キョウリュウゴールド活躍編評!
・『獣電戦隊キョウリュウジャー』 8〜9人目の戦士登場編評!
・『TOEI HERO NEXT』 〜3作品レビュー!
・新書『ウルトラマンが泣いている』 〜書評!
・『琉神マブヤー1972レジェンド』 〜沖縄のご当地ヒーロー第3シリーズ・完結評!
・『浪速伝説トライオー』 〜大阪発のご当地ヒーロー、テレビ大阪で映像化!
・『黄金鯱伝説グランスピアー』 〜名古屋のご当地ヒーロー、東海テレビで映像化!
・『ファイヤーレオン』 〜ブジロード制作のプロレス特撮ヒーロー評!
・『小説 仮面ライダーW・オーズ』 〜評!
・『小説 仮面ライダーアギトファイズ』 〜良質な再構築!
・『小説 仮面ライダーディケイド』は意外な収穫か!? 賛否合評!
・『小説 仮面ライダークウガ』 〜2013年の後日談!
・『小説 仮面ライダー電王』 〜こちらも2013年の後日談!
・『小説 仮面ライダー響鬼』 〜江戸初期を舞台に、響鬼の先祖が『変身忍者嵐』と共演!
・『小説 仮面ライダーキバブレイド龍騎』 〜評!
・深夜特撮『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』 〜前半&後半評!
・『ウルトラゼロファイト』 〜合評! ディレクターズカット版とTV版の差異&『ウルトラマン列伝』2年目の関東中部関西全話視聴率!
・『ウルトラマンギンガ』 〜序盤評!
・『仮面ライダーウィザード』 #6〜15・白熱バトル&ハートウォームドラマの両立の確立!
・『仮面ライダーウィザード』 #16「クリスマスの奇跡」合評&関東中部関西全話視聴率!
・映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』 〜合評・「イナズマン」解説!
・『仮面ライダーウィザード』 #17〜25・2号ライダー=ビースト登場&活躍編! 特撮人情喜劇アクション!
・『仮面ライダーウィザード』 #26〜39・真由ちゃん登場! ビースト&ウィザード・パワーUP編!
・『仮面ライダーウィザード』 #40〜42・真由ちゃん、女ライダーに変身編!
・『仮面ライダーウィザード』 〜最終章レビュー! 真由・仁藤・晴人・コヨミ、それぞれの決着!
・『近作評EXTRA』 〜「語ろうクウガ・アギト・龍騎」「スポーツ報知 円谷プロ50周年特別号」「キカイダーThe Novel」書評、「追悼・平山亨」
(B5判・P128+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円)


◎『仮面特攻隊2013年号』


『仮面特攻隊2013年号』〜まんだらけでネット通販中!


・『非公認戦隊アキバレンジャー』合評! &聖地アキバでのイベントレポート!
ガイナックス戦隊パロ「感覚戦士ゴカンファイブ」もとい『エアーズロック』合評!
・『牙狼GARO>〜MAKAISENKI〜』評!


・映画『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』合評!
・映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』合評!
・『宇宙刑事ギャバン』30周年記念・回顧!
・『宇宙刑事』シリーズ全3作、関東・中部・関西全話視聴率表!
・映画販促でギャバンがゲスト出演した9月下旬の『特命戦隊ゴーバスターズ』評!


・映画『ウルトラマンサーガ』合評! &各種新聞図版!
・映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』合評!


・『特命戦隊ゴーバスターズ』前半合評! &各種新聞図版!
・映画『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ!』合評!
・『特命戦隊ゴーバスターズ』後半評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト
・『海賊戦隊ゴーカイジャー』超話題作・終盤評! &「スーパー戦隊VS劇場」を含む関東・中部・関西全話視聴率リスト
・『ゴセイジャー』正月名古屋ドーム公演&キャストトーク! (前年号掲載漏れ分)
スーパー戦隊全作DVD化完了記念! 1980〜2010年代の戦隊ビデオ・ソフト化の歴史!


・『琉神マブヤー1972LEGEND』評!


・映画『エイトレンジャー』評!


・『ウルトラマン列伝』評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト
・『ウルトラマンゼロ外伝 キラーザビートスター』評!


・『仮面ライダーウィザード』序盤合評! &各種新聞図版!
・『仮面ライダーウィザード』前半合評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト
・『仮面ライダーフォーゼ』前半:落語研究会キャンサー鬼島編評!
・『仮面ライダーフォーゼ』中盤:白鳥同盟〜感涙の名編・卒業輪舞編評!
・『仮面ライダーフォーゼ』後半:新学期・最強形態・修学旅行・JK編評!
・映画『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』合評!
・『仮面ライダーフォーゼ』終盤:怒涛の最終展開、感動の最終回評! &関東・中部・関西全話視聴率リスト


ライトノベルウルトラマン妹』評!
ライトノベル『妹がスーパー戦隊に就職しました』評!


★イベント『館長 庵野秀明 特撮博物館』特集・合評! 〜短編特撮映画「巨神兵東京に現わる」 特撮博物館に見る、特撮ジャンルの本質とは? 特撮作品を語るとは何ぞや!?
・近作評EXTRA 〜特撮漫画・特撮ラノベ宇宙刑事読本・平山P自伝・学祭(飯塚昭三伴大介トーク)・NHK「純と愛」「猿飛三世」「平清盛
(B5判・P122+折込コピーP4・オフセット印刷・1500円)


◎『仮面特攻隊2012年号』 〜在庫僅少!


・折込コピー:映画『仮面ライダーフォーゼ×仮面ライダーオーズ』速報!
スーパー戦隊シリーズ大特集
 全シリーズ関東中部関西・全話視聴率表!
 元祖『秘密戦隊ゴレンジャー』総覧! 〜力作10万字評!
★映画『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』合評! &新聞図版
・秋からほば戦隊OB毎回登場状態の『海賊戦隊ゴーカイジャー』!
 〜『海賊戦隊ゴーカイジャー』関東中部関西・最新視聴率表!
・『海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』
・『ゴセイジャー』GW全国公演! 東武・西武・浜松 アクションチームは日本にいくつ!?
★例の井口昇カントクで夏のライダー&戦隊映画で予告編もやってた
 10月15日(土)公開のリメイク映画『電人ザボーガー』合評!
・話題のスクールカースト新番組『仮面ライダーフォーゼ』!
 〜学校の全員と友達になる男! それ、ヤンキーじゃないですから(笑)。
★映画『レッツゴー仮面ライダー』合評! &新聞図版
・『レッツゴー仮面ライダー』のブラック将軍・人物像研究!
・『仮面ライダーオーズ』後半評! &各話視聴率表・新聞図版
・『劇場版 仮面ライダーオーズWONDERFUL 将軍と21のコアメダル』
・『特撮2011 〜「オーズ」の女幹部メズール・スーツアクター研究!』
・『ゆうちょ銀行』 〜ライダー役者・藤岡弘佐藤健が出演CM!
・静岡ご当地ローカルヒーロー『からくり侍セッシャー1』
・『ウルトラマン80』王女ユリアン編 〜再評価各話評!
・「近作評EXTRA」 〜ファミリー劇場放映中『秘密戦隊ゴレンジャー』合評!
・追悼 〜田中実・サコミズ隊長&特撮評論家・竹内博
(B5判・P214+折込みコピーP4・オフセット印刷・2000円)


●『仮面特攻隊2009年号』 〜在庫僅少!


ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」 〜#1・2折込みコピー速報!
トミカヒーロー レスキューフォース 爆裂MOVIE」 〜折込みコピー速報!


大決戦!超ウルトラ8兄弟」 〜賛否合評 & 新聞図版!
 ・京都 ダンディー4 & ビューティー4 舞台挨拶レポートも!
ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス」!
「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」 〜BS & U局放映事情!
 ・オマケ「ウルトラセブンX」全話視聴率:関東・中部・関西。全話平均視聴率
仮面ライダーディケイド」 〜業界ゴシップ・今後の平成ライダー展望!
仮面ライダー電王」 〜人気作の終盤総括!
 ・全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率
仮面ライダーキバ」 〜合評 & 新聞図版!
 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率
「劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王」 〜合評!
「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」 〜評 & 新聞図版!
炎神戦隊ゴーオンジャー」 〜合評 & 半田健人ゲスト編 & 新聞図版!
 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率
炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!」!
獣拳戦隊ゲキレンジャー」 〜大特集・不評戦隊を徹底擁護合評!!
 ・全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率
獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー」 〜快作!
ケータイ捜査官7(セブン)」 〜合評!
 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率
トミカヒーロー レスキューフォース」 〜合評 & 新戦士R5加入!
 ・各話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・放映分平均視聴率
魔法先生ネギま!(実写版)」 〜「トクサツ2008」! 戦隊パロ「Yes! バカレンジャー」は究極の荒川稔久ワールド!! & 桑江咲菜はこうして真咲なつめ(ゲキレン)とエヴァンジェリンネギま)を掛け持ちした!!
 ・全話視聴率:関東・中部・関西。各クール平均・全話平均視聴率
「トクサツ2008」 〜G3プリンセス & 歴代スーパー戦隊ヒロイン主役編史!
「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」 〜多幸感あふれる怪作!
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」 〜映画第2弾・妖怪キャラの担当声優一覧も!
「へんしん! ポンポコ玉」 〜70年代・性転換ジュブナイル
「近作評EXTRA」! 〜24時間まるごと昭和ゴジラ & CS旧作!
「DVDウルトラマンタロウ1973」! 〜&ウルトラマン関係イベント評!
「DVDウルトラマンレオ1974」! 〜1974年という切迫した終末観あふれる時代!
ファミリー劇場『ウルトラ情報局』ウルトラマンレオ編」!
 ・08年5月号〜12月号 & ウルトラマンレオのすべて & 真夏座VOICECUL!
「復刊! 宇宙船Vol.120」 〜あの体裁で延命できるか!? ゼロ年代特撮誌史評!
ゼロ年代の想像力」 〜オタ第3世代新進気鋭ライターのSFマガジン連載書籍化・書評!
秋葉原通り魔事件」 〜合評・苦境下の人々へ
(表紙カット・信貴 徳二) (B5判・P184・オフセット印刷・2000円)


◎『美少女戦士セーラームーン全史』(森川 由浩) 〜売行絶好調につき増刷!(完売!)


〜子供&オタを巻き込んだ大ブームを体感する世代が、時代の空気も含めて伝えるのがコンセプト!
 「セラムン」をそも知らない世代、リアルタイムで観てないファン世代にも送る!
★アニメーションの章 作品解説
美少女戦士セーラームーン
美少女戦士セーラームーン
美少女戦士セーラームーン
美少女戦士セーラームーンSuperS
美少女戦士セーラームーン セーラースターズ
・シリーズ終了後・再放送などの展開
セーラームーン映画の世界
・資料集 
講談社児童誌の世界
・ビデオ・LD・DVDソフト
・LD巻末おまけ映像特典
・玩具資料
・作品データベース
・フィルモグラフィ
・視聴率データ
★実写ドラマの章 作品解説
・前夜祭特番
東映チャンネル ピンスポ!
・外伝の外伝 映像特典ミニドラマ
・新聞記事
・実写版雑誌展開
講談社  
小学館
マーチャンダイジングライツリポーツ  
CBC特撮アワーのあゆみ
・タイトルリスト&視聴率表 
★ミュージカルの章 解説
・月刊ミュージカル広告    
・CS特番関連
★原作漫画の章   
・「なかよし」とセーラームーン 
・扉絵集  
・「なかよし」表紙集   
・KCコミックス   
セーラームーン情報局  
・コードネームはセーラーV
・扉絵集     
・「るんるん」表紙集 
美少女戦士セーラームーン原作漫画リスト 
(B5判・P342・オフセット印刷・2500円)


◎『仮面ライダーストロンガー 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

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●『仮面ライダーアマゾン 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

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●『仮面ライダーX 鈴木生朗 脚本回解説』コピー誌(フラユシュ)

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 「風」や「斬り捨て御免!」などのTV時代劇でも知られる鈴木生朗脚本回にフォーカス!


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 「不思議少女ナイルなトトメス」(91)全話ガイド&批評・怪人図鑑・名場面・東映不思議コメディシリーズ「おもいっきり探偵団 覇悪怒組」(87)〜「有言実行三姉妹シュシュトリアン」(93)全話視聴率表!
(A5判・オフセット印刷・1000円)

●『ハラッパでひみつきちVol.2 うたう!大竜宮城』(つくね かずゆき)

 全話ガイド+批評・資料・主要キャラ紹介・雑誌・CM・漫画・音盤!
(A5判・オフセット印刷・2000円)

●『ハラッパでひみつきちVol.3 電撃戦隊チェンジマン』(つくね かずゆき) 〜オススメ!

 80年代中盤に試みられたシリアス大河「戦隊」の中でも傑作の呼び声高い「チェンジマン」! 主要傑作エピソード紹介と、当時の人気美少女・柴田時江演じるリゲル星人ナナ(#13〜14・32〜33・42〜43・51〜55(最終回)に登場)を中心にレビュー! 柴田演じた「バイオマン」メカ人間ミキ編や、「スケバン刑事II」「マスクマン」「ウインスペクター」「ジャンパーソン」ゲスト編もフォロー!
(A5判・オフセット印刷・700円)

●『ハラッパでひみつきちVol.4 円盤戦争バンキッド』(つくね かずゆき) 〜完売!

 全話ガイド+批評・資料・キャラ&学習部屋紹介・ブキミ星人大図鑑・漫画・音盤・玩具・ロケ地ほか!
(A5判・オフセット印刷・1500円)
 ※:拙ブログ主宰者も、長編論文「囲炉裏にレーダー、学習部屋に秘密基地 〜バンキッド論」を書き下ろし!

●『ALL ABOUT ウルトラマンダイナ[1]』(黒鮫 建武隊) 〜完売!

 「ウルトラマンダイナ」#01〜13ガイド&批評・視聴率・向ヶ丘遊園イベントレポート!
(A5判・オフセット印刷・500円)

●『ALL ABOUT ウルトラマンダイナ[2]』(黒鮫 建武隊) 〜完売!

 「ウルトラマンダイナ」#14〜26ガイド&批評・視聴率・玩具売上好調!
(A5判・オフセット印刷・500円)

●『ALL ABOUT ウルトラマンダイナ[3]』(黒鮫 建武隊) 〜全3巻完結! 完売!

 映画「ウルトラマンティガ&ダイナ』特集 ガイド&批評・成長物語・ティガ続編・新聞雑誌記事ほか!
(A5判・オフセット印刷・500円)
 ※:4〜5巻は発行中止だそうです(汗)。

●『江連卓 その脚本世界』(ビッキー HONMA) 〜オススメ!

 脚本家・江連卓(えづれ・たかし)研究。80年代大映テレビ不良少女とよばれてヤヌスの鏡プロゴルファー祈子乳姉妹・このこ誰の子・高校聖夫婦・噂の刑事トミーとマツ・明日の刑事・キョーダイン・スカイ・スーパー1・RX・覇悪怒組
(B5判・オフセット印刷・1000円)

●『青春ドラマ大全集』(ビッキー HONMA)

 70年代青春ドラマ中心・俺たちシリーズ・ゆうひが丘の総理大臣・あさひが丘の大統領・ただいま放課後・刑事犬カール・アテンションプリーズ・コートにかける青春・若い!青春・太陽にほえろ!スクールウォーズ
(B5判・オフセット印刷・1000円)


 ……などを委託販売予定です。


2019年2月10日(日)、『GRIDMAN』オンリー即売会「侵略されてるぞっ!」

横浜産貿ホール・マリネリア・ブースNo未定に出店!

2019年2月17日(日)、コミティア127

東京ビッグサイト・西1ホール・い−13bに出店!

2019年3月10日(日)、サンクリ2019 Spring

池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階・A23ホール・L−11bに出店!

2019年3月31日(日)、とりろじ17

東京文具共和会館(浅草橋)3階・オールジャンル-01に出店!

2019年4月29日(月・祝)、コミック1(いち)☆15

東京ビッグサイト・西2ホール・E−44aに出店!

2019年5月4日(土・祝)、資料性博覧会DX

中野サンプラザ・13階コスモルーム・ブース№62に出店!

2019年5月6日(月・祝)、第二十八回文学フリマ

東京流通センター第1展示場・エ−45に出店!

(2019年5月12日(日)のコミティア128は落選(汗)~知己のアニメ評論系は皆落選なので、評論系は今回優先的に落選?)

2019年6月16日(日)、サンシャインクリエイション2019 Summer

池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階A23ホール・O−02bに出店!

(S78-05208)

2019年8月10日(土)、コミックマーケット96(夏コミ)2日目(特撮ジャンル)

東京ビッグサイト・西2ホール・け−23bに出店!

(96750-1292)

2019年8月11日(日)、コミックマーケット96(夏コミ)3日目(評論ジャンル)

東京ビッグサイト・西2ホール・す−33b(VAT)にも間借り出店!

(96650-1992)

2019年8月25日(日)、コミティア129

東京ビッグサイト・青梅展示棟・Aホール・H−15aにも出店!

2019年9月21日(土)、資料性博覧会・札幌

まんだらけ札幌店・イベントスペースに委託参加!(2020年準備号・歴史博物館・SHOUT!・デスボルト誌の4種)

#資料性博覧会

2019年10月6日(日)、コミック1(いち)☆16

東京ビッグサイト・南4ホール・E-50bに出店!

2019年10月20日(日)、とりろじ18

東京文具共和会館(浅草橋)3階・オールジャンル-01に出店!

#とりろじ #とりろじA #とりろじ18日

2019年11月3日(日)、おもしろ同人誌バザール8

ベルサール神保町アネックス1階イベントホール・ろー24に出店!

#おもしろ同人誌バザール

2019年11月3日(日)、サンシャインクリエイション2019 Autumn

池袋サンシャインシティ・ワールドインポートマート4階A23ホール・K-24aに出店!

 (2019年11月3日(日)は友人と分担してイベント参加予定)

2019年11月24日(日)、第二十九回文学フリマ東京

東京流通センター第1展示場・ネー37に出店!

2019年11月24日(日)、コミティア130

東京ビッグサイト・西4ホール・つー02aに出店!(コミティアなので二次創作本はナシです)

 (2019年11月24日(日)も友人と分担してイベント参加予定)


[関連記事]

まんだらけ中野店・資料性博覧会01 〜事後レポート&02要望

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20091101/p1

評論系オンリー同人誌即売会・TokyoBookManiax 〜事後レポート!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20081009/p1

Nippon2007(第65回世界&第46回日本SF大会) 〜に見る外人オタらの同じ匂い

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080302/p1

ウルトラマンタイガ・ウルトラギャラクシーファイト・スカイウォーカーの夜明け・仮面ライダー令和 ~奇しくも「父超え」物語となった各作の成否は!?

『ウルトラマンタイガ』中盤評 ~レギュラー&ゲストの人間ドラマのみならず、ボイスドラマで描かれた3大主役ウルトラマンのドラマも本編に導入すべき!
『ウルトラギャラクシーファイト』 ~パチンコ展開まで前史として肯定! 昭和~2010年代のウルトラマンたちを無数の設定因縁劇でつなぐ活劇佳品!
『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』 ~並行世界・時間跳躍・現実と虚構を重ねるメタフィクション、全部乗せ!
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』肯定評 ~陰陽円環な善悪観・草莽の民・自己犠牲的な特攻! 世評は酷評だが、私見ではシリーズ最高傑作!
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ウルトラマンタイガ』『ウルトラギャラクシーファイト』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』3大作品完結! 『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』公開! ~奇しくも「父超え」物語となった各作の成否は!?


(文・T.SATO)
(19年12月27日脱稿)


 2019年の年末、奇しくもTV特撮『ウルトラマンタイガ』とネット配信『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』にSF洋画『スター・ウォーズ』の「続3部作」が完結を迎えた。映画『仮面ライダー 令和・ザ・ファースト・ジェネレーション』(いずれも19年)も公開されている。
 暫定的な速報として、この4作品をまとめて横断的にレビューして、4作に通底している「似て非なる要素」と「似て同なる要素」を明らかにしつつ、2020年代の日本特撮が目指すべき方向性を、微力ながらも透かし見てみたい。


ウルトラマンタイガ』は「ウルトラマンタロウの息子」としての物語たりえたか!?


 まずは『ウルトラマンタイガ』だが、本作のファンの方々には非常に申し訳ないけど、その最終回にかぎらず、シリーズ全体を通じてやや物足りない思いが私的には残った。
 タイガは昭和の時代のウルトラ兄弟中でも高い知名度&人気を誇るウルトラマンタロウの息子として設定された。そして、シリーズを通じた宿敵として青黒い悪の超人・ウルトラマントレギアもまたウルトラマンタロウの旧友であるとウラ設定されていた。アリがちといえばアリがちな因縁設定ではあるが、『ウルトラマン』のTVシリーズ作品としては珍しい設定ではある。
 加えて、本作#1冒頭で2010年代の7大ウルトラマン・昭和のウルトラマンタロウ・新番組ウルトラマンタイガに登場する3大ウルトラマンウルトラマンタイガ・ウルトラマンタイタス・ウルトラマンフーマ)vs悪のウルトラマンことトレギアとの一大バトルでトレギアは一歩も譲らず、トレギアとの相打ちの爆発四散のイメージでタロウの消息も行方不明になったというドラマチックな展開で開幕もしていた。


 そうであれば、シリーズのタテ糸として、ウルトラマンタイガは宿敵ウルトラマントレギアが実父ウルトラマンタロウと旧友であったことを、そしてその決裂の理由や経緯をシリーズ中盤で徐々に知っていき、トレギアもまた当初はヒヨッコのタイガを愉快犯的にもてあそび、あるいはのちのちの余興のためにタイガが自分と戦うのにふさわしい強さを兼ね備えさせるための鍛錬まで施して、しかして最後にその鼻っ柱を叩き折って絶望させることで嗜虐心を満たそうとするも、意表外にも強くなりすぎたことに脅威を覚えて、タロウへの憎しみをその息子のタイガにも重ねてホンキで叩き潰そうとするようになる……。
 しかして、終盤ではタロウも復活して助っ人参戦せねばならないほどの危機も迎えさせて、タロウは善戦して頼もしいところを見せつつもトレギアに苦戦し、しかして成長して逞しくなったタイガがトレギアを倒すことで主人公を立ててみせ、タイガの父超えの物語、ビルドゥングス・ロマン(成長物語)としてもストーリーを構築する!
 アリがちで常套で先行きの予想がついたとしても、カタルシスのある「王道の物語」ではあり、幼児はともかく児童や我々大きなお友達であれば、かようなストーリー展開・シリーズ構成を期待したのではなかろうか?



 心理学者フロイトが云うような「父超え」(父殺し)の物語はまったくの偶然だが、映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』と『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でも作品の骨組み・背骨となっていた。ただし、コレらの作品でも「父超え」テーマありきではなく、まずはキャラクターがありきであったと推測される。「父超え」云々は後付けであり、キャラクターにサプライズな出自設定を肉付けしていく過程で、この「父超え」テーマに結果的に到達したのではないのかとも私見する。


仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』も「父超え」の物語であった!


 『令和ライダー』はここ10年の現行&前作の2大仮面ライダー共演の正月映画の伝統に則り、最新作『仮面ライダーゼロワン』(19年)と直前作『仮面ライダージオウ』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191020/p1)が共闘する。さらにココにドラマ性やテーマ性はともかく、映画的な華・旗印やイベント性&キャラクター玩具の販促も込みでの映画限定のキャラクターとして、


・黒の素体に蛍光イエローのパーツがまぶしいゼロワンのさらなるマイナーチェンジ進化型の「仮面ライダー001(ゼロゼロワン)」
・001とゼロワンの系譜を遡及した先行プロトタイプともいえる、黒の素体にシブめの青いパーツをまとった「仮面ライダー1型(いちがた)」
・ゼロワンをいわゆる「敵怪人」にアレンジした存在だともいえる「アナザーゼロワン」


と都合3体もの新ライダーを登場させて、コレを目印としている――かてて加えて、ラスボスには昭和の1号ライダーのネガである「アナザー1号」まで登場!――。


 もちろんコレらをただ漫然とお団子状態で出しても、そのキャラクターが立ってはこない。
 そこで本作では「仮面ライダー1型」を、ゼロワンこと主人公の青年プータロウ社長(字義矛盾・笑)の今は亡きハズの父親が、歴史改変後のアナザー世界では生存していたとして、彼が「1型」に変身を遂げて主人公に立ちはだかる存在だともする。
――父といっても、本作冒頭から明かされて主人公青年も幼いころから熟知していた通り、実父ではなく『ゼロワン』世界で普及している高度なAI(人工知能)を搭載したアンドロイド(人型ロボ)であり、コレをTVシリーズ1話同様、中堅の域に達した俳優・山本耕史(やまもと・こうじ)が演じている――


 「アナザーゼロワン」ことアナザーライダーは、前作『仮面ライダージオウ』における各話ごとの敵怪人にあたる存在だ。それは未来から来た敵集団タイムジャッカーが過去の時代でアナザーライダー怪人を誕生させると、その時代に活躍する正規の平成ライダーが消滅、歴史も改変してしまう存在であるとされていた。この原理でアンドロイドが革命を起こして政権を奪取し、しかして人間とアンドロイドが平等に暮らす世界ではなく(汗)、アンドロイドが人類を旧勢力として抹殺せんとしている世界を舞台とした。
 『ゼロワン』世界の大企業の社長も主人公青年ではなくゲストである壮年アンドロイドが務めており、彼がアナザーゼロワンへと変身! 価値観の異なる3者による三つ巴の戦いとなっていく。
――アナザーゼロワンの蜂起は主人公の祖父(演・西岡徳馬)がアンドロイドへの報酬の概念を笑い飛ばした失望に遠因する。それでは祖父が悪人かといえば、彼も彼でアンドロイドの襲撃から社員を守って絶命。権力や粗暴犯などの積極的な悪だけでなく、善良な個人間の消極的な悪=無神経・不作為・無礼もまた分裂を拡大すると見るのも実に風刺的だ――


スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2つの「父超え」の物語でもあった!


 実は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』も同趣向である。「旧3部作」の黒仮面の宿敵ダース・ベイダーもどきの仮面をかぶった悪役青年が主敵となるこの「続3部作」では、この悪役青年はダース・ベーダーの孫であり、「旧3部作」のメインヒロインであるレイア姫とチョイ悪アニキのハリソン・フォードもといハン・ソロ夫妻の息子でもあり、「旧3部作」の主人公ルーク・スカイウォーカーの不肖の弟子でもあって、ダークサイドに墜ちてしまった青年として設定されている。
 加えて、この「続3部作」の完結編でもある本作では、1部&2部では伏線のカケラもなかったのに(笑)、取って付けたように20世紀の「旧3部作」の最後で旧主人公ルーク青年に敗れて死んだハズであった顔面白塗り黒コートの老人、悪の旧・銀河帝国皇帝パルパティーンが36年ぶりに冒頭からすでに復活済みの状態で登場!!
 ネタバレさせてもらうけど、無名の庶民出と思われていた主人公の女剣士もまた、ウルトラマンジード(17年)のごとく銀河帝国皇帝の孫であったことが判明する。そして、物語は悪役青年のみならず、女剣士自身の父超え(祖父超え)の様相をも呈していくのだ。


――まぁたしかに今回の「続3部作」の前2編に登場した旧銀河帝国残党ファースト・オーダーやその老指導者スノークはやや小粒で、彼らとの小規模な前哨戦を延々と描いている感は否めなかったので、最終第3章にふさわしい大スケール・大バトル・大団円を描くためには、チリやホコリを払って説明ヌキでも大物悪党として描ける旧ラスボスにお出まし願って、実はファーストならぬファイナル・オーダー(笑)なる数百数千の無人スターデストロイヤー大艦隊もすでに準備済みであったと描くのは、活劇エンタメの作劇的な都合論ではあるけれども、物語の最後にボリューム感もあるドンパチを配置するために逆算するならば、コレがベストではなくともベターだとは思う。もちろん、ただ出てきただけでもナンなので、悪役青年のみならず主人公の女剣士とも強烈な因縁を持たせることで、彼女に主人公らしい葛藤ドラマを構築することもできる――


『ウルトラギャラクシーファイト』もまた「父超え」の物語の一種!


 牽強付会をさせてもらえば、『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』も「父超え」テーマに結果的にカスった作品でもあった。この作品は最新作『ウルトラマンタイガ』を除く、2010年代の7大ウルトラマンが活躍する作品ではあるのだが、フタを開けてみれば昭和のウルトラ6兄弟や21世紀の大人気キャラ・ウルトラマンゼロに、本作配信半年前の映画でデビューしたばかりのウルトラウーマングリージョまでもが登場する豪華な一編ともなっていた。
 黒いボディーの偽ウルトラマン軍団と宇宙の各所で大バトルを繰り広げる本作ではあるが、2010年代には新米ウルトラマンたちの頼もしい先輩・兄貴分として後輩たちのピンチに助っ人参戦、時に特訓もほどこしてきたウルトラマンゼロが本作では立場を逆転、閉鎖時空に囚われの身として描いて、むしろ7大ウルトラマンたちがゼロを奮闘の末に救出してみせることで、単なるシーソーバトルを描くのみならずドラマ的・テーマ的には7大ウルトラマンたちの成長、一種の「父超え」をも描いているのだ。


『タイガ』における地球に潜伏する宇宙人を「移民・難民」のメタファーとして描くことの是非!


 話を『ウルトラマンタイガ』に戻そう。『タイガ』にもむろんドラマやテーマはある。むしろそれは意表外にも社会派テーマであったりもした。
 『仮面ライダーゼロワン』が2019年9月に放映が開始されて、アンドロイドが人間の労働を一部肩代わりもしている世界観を披露した際、筆者のようなオッサンオタクで窓際族の肩叩き(リストラ)要員でもある我々は(汗)、ついつい条件反射でアンドロイドに職を奪われた人々の苦衷を脳裏に浮かべて、アンドロイドの労働力をバラ色の未来ではなく否定的に捉えもした――手前ミソで恐縮だが、本誌の『ゼロワン』序盤合評を参照されたし(後日、アップ予定です・汗)――。
 ヘソ曲がりの筆者なぞは後出しジャンケンで、その「アンドロイド」を「移民・難民」で代入してみせたら、それでも否定的に論じるのであろうか? 否定的には論じないまでも、失業問題&賃金下降圧力を勘案すれば、「グローバリズム」の美名の許での「移民推進」は善行のように見えて、資本家の利益に加担するだけの悪業に他ならないとナゼにわからないのであろうか? などとイジワルなことを考えていたのだが(笑)。


 しかし、映画の神様のイタズラか、10月からの『ウルトラマンタイガ』後半は、あまたの「宇宙人」が秘かに市井に潜伏しているSF設定を逆手に取って、「宇宙人」を現今の「移民・難民」のメタファーとして描く話が連発されていく!
――むろん7~12月の半年放映、翌春には90分尺の映画を公開する年間スケジュールが確定している2010年代のウルトラは、SNSでのスタッフの発信を見るかぎり、安価で製作するために4~8、9月のほぼ4~5ヶ月間で突貫撮影を敢行しており、全話の脚本も撮影前までにはほぼ完成しているようであるから(今どきの3ヵ月の深夜ドラマも2ヵ月間での撮影を敢行しており同様のようだが)、『タイガ』が9月開始の『ゼロワン』に刺激を受けて向こうを張ったということはアリエナイ――


 「宇宙人」を「移民・難民」のメタファーと捉えてニガ味のあるドラマを構築した態度を「快挙」と見るか「愚挙」と見るかは各自が決めることであり、両方の意見があってイイとも思うけど、個人的には「その志は壮とすべしだが、子供向け活劇エンタメとしてはいかがか?」といった感をいだいてはいる。
 よしんば往年の『帰ってきたウルトラマン』(71年)におけるアンチテーゼ編である#33「怪獣使いと少年」のごとき「移民・難民」「差別」テーマをやるにしても、であればなおのこと、彼らを苦境に追いやるトレギアvsそれを阻止せんとするタイガとの善悪対決色を強めるべきではなかったか?
 レギュラーかと思えばほとんど出てこなかった(爆)ヴィラン・ギルドなる着ぐるみの悪い等身大宇宙人集団も、トレギアの部下としてヒエラルキー化することで、ある程度のスケールがある悪の軍団に立ち向かうヒロイズムも同時に強調しておけば、かえって対比として「移民・難民」問題も「意識高い系」的なクサみがウスれてイヤみなくビビッドにそのテーマも浮かび上がったようにも思うのだ。「甘さ」を引き立てるためには「塩味」を、その逆に「ニガ味」を引き立たせるためにこそ時に「甘味」も混ぜる複合作劇も必要なのである。


 『タイガ』は「移民・難民」問題の一方で、主人公青年が属する民間警備組織の武闘派の先輩格・ホマレ青年にもその正体が宇宙人であるとの出自を与えて、シリーズ前半で彼がその正体を告白する小ヤマ場を作っている――着ぐるみでの宇宙人姿がナイので、幼児には理解ができなさそうではあるけれど(汗)――。
 民間警備組織の紅一点・ピリカ嬢もまた、宇宙人由来のアンドロイドであったことが終盤に明かされることで、チームメンバー全員にもドラマを与えてそのキャラを立てようとしていることもわかる。
 ついにはヴィラン・ギルドの悪役宇宙人の一部も、終盤では地球規模の危機に際して民間警備組織に協力、ラストでは民間警備組織の新入社員となった姿を描くことで、地球人と宇宙人(移民・難民)の平和的な共存を示唆するクロージングも与えていた。


 それはそれで「要素」「点」としてはイイ。しかし、それはウルトラマンタロウの息子として設定されたウルトラマンタイガを主役とした作品に、「イの一番」で期待されていたストーリーやテーマであったのか?


タイガ・タロウ・トレギア・タイタス・フーマの過去や因縁は、YouTubeボイスドラマのみならず本編でも組み込むべきだった!


 むろん、各話のゲストに仮託された「移民・難民」テーマを放棄しろなどと二者択一的なことは云わない。
 しかし、タイガ・タロウ・トレギアの因縁を描きつつ、あるいは動画配信サイト・YouTube上の円谷プロ公式サイトで展開された音声のみのボイスドラマで描かれたような、本作の3大ウルトラマン、タイガ・タイタス・フーマの過去話をTVシリーズ本編にも組み込むことも可能だったのではあるまいか?
 TVアニメシリーズ『ザ☆ウルトラマン』(79年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19971117/p1)の世界のウルトラの星・U40(ユー・フォーティー)が出自であるタイタスは、同作#20「これがウルトラの星だ!! 第2部」(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20090914/p1)に登場したウルトラ人のウルトラ艦隊司令官ザミアスに育てられ、同作#37「ウルトラの星U40の危機!! ウルトリアの謎?」(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20100118/p1)以降、第4クールを通じて最終回までに至る宿敵でウルトラ人の反逆者・ヘラー軍団が占領したU40でレジスタンス活動をするも、両親がヘラー軍団に属していたことに引け目を感じていたこともボイスドラマで明かされている。


 もちろんTV本編は役者さんが演じるレギュラー陣がメインであり、彼らが「移民・難民」性を仮託された宇宙人ゲストたちとの交流でドラマを構築する形式でも基本は構わないのだけれども、ここでタイガやタイタスやフーマがヒロユキの内面世界で所感を述べたり、彼らがゲストと自身の過去の境遇とを重ね合わせて述懐させたり、いっそヒロユキに強引に憑依して各々が独特のクセのある口調で(笑)ゲストに直接語りかけることで、タイガやタイタスやフーマの出自や人間味を肉付けしていく二重作劇こそ採用すべきではなかったか?


 加えて云うなら、『タイガ』序盤では主人公青年・ヒロユキにだけ見えるかたちで、小人化して半透明に発光しているタイガ・タイタス・フーマが寝転がったりコップの縁に腰掛けて足をブラブラさせながら愉快なトークを繰り広げるシーンが散見されて、コレならば早くヒーローや怪獣が見たくて人間ドラマ部分は飛ばし見したい移り気な幼児たちも画面に眼が行くであろうと思えたけど(笑)、そのような合成映像が中盤以降は減ってしまったことも不満であった。
――ググってみるとヒロイン役者の交代・撮り直しが勃発したために、この部分の撮影がオミットされたとのウワサも出てきたが(汗)――


ウルトラマンタイタスのピンチにウルトラマンジョーが、ウルトラマンフーマの危機にはウルトラマンオーブやルーブが助っ人参戦するイベント編もあるべきだ!


 ボイスドラマのみならず、『タイガ』放映開始の7月からは例年夏休みに開催されている『ウルトラマン フェスティバル 2019』のアトラクショーで、タイタスと同族のザ☆ウルトラマンことウルトラマンジョーニアスが、フーマと同族のウルトラマンオーブウルトラマンルーブといった先輩ウルトラマンたちとともに、タイガの助っ人として登場して、特にジョーニアスの登場には名のみ知る幻のレアな主役ヒーローの登場に観客たちは感嘆の声をあげていた。
 もちろんそれは世代人限定のローカルな感慨ではナイ。『ウルフェス』にワザワザ足を運ぶようなマニアやマニアの気がある「怪獣博士」的な人種であれば、世代人ではなくとも歴代シリーズのヒーローの存在やその基本設定などは知っており、数話ぽっきり登場のゲストヒーローならばともかく1年を通じての看板を背負ったヒーローなればこその重み&有り難みがあって、微量であっても憧憬を募らせるという心理が人々にも相応にあるから、かような感動を観客一同に巻き起こせるのである。
 そうであれば、アトラクのみならずTV『タイガ』本編でもウルトラマンジョーがタイタスを助けに、ウルトラマンオーブやルーブがフーマを掩護に助っ人参戦するイベント編も各々1話ずつは作るべきではなかったか? TVの後日談の劇場版でもゲスト参戦させるべきではなかったか?
 良くも悪くも人々は結局はドラマやテーマよりも現役ヒーローや先輩ヒーローの勇姿や活躍を確認するために、TVを観たり映画館に足を運ぶのであるのだから。


仮面ライダー令和』も近年の正月ライダー映画同様、近作先輩ライダー5~6人が助っ人参戦する華がほしかった!


 それはまさに新旧2大ヒーロー共演の『仮面ライダー』お正月映画もまたそうなのだ。興収が長期低落傾向にあった『ライダー』正月映画は3作前の『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト withレジェンドライダー』(16年)から路線を変更、2010年代の近作先輩ライダー5~6人が変身前の中の人も含めて助っ人参戦するスタイルに舵を切ったところ、グイグイと興収を上げたのだ。
 人々はTVとはスケールが異なるお祭りとしての先輩ヒーロー大集合映画を観たがっていることが如実に証された出来事でもあった。


 その伝で云うならば、今回の映画『令和ライダー』が旧来の新旧2大ヒーロー共演路線に戻ってしまったことは残念だ。メインストリームのドラマやテーマは申し分がなくても、やはり映画的な華には欠けているので地味に思えてしまうのだ。ドラマやテーマがあのままでも『仮面ライダージオウ』終盤同様、並行宇宙が再度融合しつつあるSF大設定を逆用した言い訳を付ければ、唐突に先輩ライダーたちが登場してレジスタンスたちに加勢をしても許されたようにも後知恵で思うので……。


「旧3部作」「新3部作」「続3部作」「TVアニメ」キャラも総動員した『スカイウォーカーの夜明け』!


 その逆に『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は歴代シリーズの遺産を引用しまくったイイ意味で二次創作的な作品に仕上がっているともいえる。
 先にもふれた旧銀河帝国皇帝のみならず、20世紀の「旧3部作」にも登場したR2-D2やC-3POなどの人気ロボットをはじめ、今回の「続3部作」の第1部で死した旧副主人公ハン・ソロや、第2部で死した旧主人公ルークも、この最終第3部では霊体となって再登場――前者は霊体ではなく幻覚だとかの、劇中では説明されていない細かいウラ設定は置いといてください(笑)――。
 「旧3部作」に参戦した魅惑的な脇役たちまでもが幾人も再戦。さらには歴史上の今は亡き歴代のジェダイの騎士たちが声のみで窮地の主人公の女剣士に声援を送るが、何となく予想は付いたもののググってみると、20世紀の「旧3部作」のヨーダやオビワンやアナキン(ダース・ベーダー)に、世紀の変わり目に作られて「旧3部作」よりも1世代前の時代を描いた「新3部作」こと『スター・ウォーズ エピソード1』~『エピソード3』(99年・02年・05年)に登場した先代ジェダイの騎士たちに、「新3部作」と「旧3部作」の隙間の時代を描いた『スター・ウォーズ 反乱者たち』(14~18年)や、『エピソード2』と『エピソード3』の隙間の時代を描いた『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(08~14年・20年)などの3D-CGのTVアニメシリーズに登場した歴代ジェダイの騎士たちでもあるという……。何というシリーズの全肯定!!
 演じる役者さんが急逝したレイア姫もといレイア将軍に至っては、今回の「続3部作」の第1部の未使用映像を流用合成したというワリには、ほとんど冒頭から終盤まで出ずっぱりとなった上に(!)、主人公の女剣士に勝機さえ与える厚遇ぶり!
 そう、世界観を同じくする続編である以上は、作品の広大な「世界」と遠大な「歴史」設定を活かしてほしく、ついでに先輩ヒーローたちの再登場&大活躍をも期待してしまうのは、洋の東西を問わない人々の普遍的な心理なのであり、むしろだからこそその願いを叶えるべきなのだ。


地球人たちのドラマと並行して、超人ヒーローたちのドラマや大集合も描いた先駆作『ザ☆ウルトラマン』(79年)を参照する!


 レギュラー陣の役者さんたちを活かして、「移民・難民」問題も描きつつ、タイガ・タロウ・トレギア・タイタス・フーマの因縁や出自劇をも同時に描くことは困難であったとの見解も巷間では散見される。しかし、筆者はそれらの見解には同意しない。
 奇しくもこの2019年には先の『ザ☆ウルトラマン』がタイタスの出自つながりでネット配信されていた。この作品は春~初夏にかけてのシリーズ序盤はオーソドックスな怪獣との攻防劇であり、ゲストキャラのドラマにはあまり頼らない作りであった。しかし、夏休み放映の3部作で200万光年彼方のウルトラの星を紹介しつつ、ウルトラ人との抗争を長きに渡って演じてきた、爬虫類から進化したために意思疎通ができないという宇宙人・バデル族が200万年ぶりにウルトラの星に来襲、互いに宇宙戦艦数千艘を繰り出す宇宙大戦争を展開し、蘇生手術中のジョーニアスを除いたエレクやロトをはじめとする巨大化変身可能な7人のウルトラマンが敵戦艦を撃破していく勇姿も描かれた。
 その後の展開は1話完結の怪獣退治モノに戻るも、秋口の第3クールでは2~3話に1回程度の頻度で、宇宙から来た強敵に対してエレク&ロトらに助っ人参戦させることで時にバトルを宇宙規模にスケールアップ(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20091102/p1https://katoku99.hatenablog.com/entry/20091115/p1https://katoku99.hatenablog.com/entry/20091220/p1)。初代『ウルトラマン』(66年)最終回へのオマージュかウルトラの星での滞在記憶を消されていた主人公ヒカリ隊員も、彼に恋い焦がれるジョーの妹アミアの地球来訪を契機に記憶を蘇らせたり(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20091129/p1)、滅びたバデル族が残していた怪獣兵器を登場させるなどの各話単位を超えてシリーズを貫くタテ糸のドラマも設定していく。
 最終第4クールでは、最強の敵は同族ウルトラ人の反逆者集団とした連続モノの体裁を取って、それまでにも幾度か描かれてきたレギュラーである怪獣攻撃隊の隊員間での恋情や、戦闘中に不在となることでの不和も、終盤では最大の葛藤ドラマとして並行して描きつつ、しかしてエンタメ面や事態のスケール面ではウルトラ人が超古代に地球の南極大陸に隠した超巨大宇宙戦艦でU40奪還を企図し、8大ウルトラ戦士も大活躍する4部作の大バトルとすることで、その作風を過剰に重たくさせずにカタルシスが一掃する担保もできていた。
 重たいテーマやドラマを描きつつも、過剰に重たくはさせずに爽快感も与えるヒーロー活劇として、しかもルーティンな1話完結ではなく通常回を超えたスケールを呈示するために連続モノ的な悪の大軍団vsヒーロー大集合も描いてみせるこの手法!


映画作品でこそヒーロー大集合を! TVシリーズや前日談・後日談に過去作や別媒体ヒーローとの接点・因縁を張り巡らせて、子供やマニアの興味関心を長期に渡って維持させる「世界観」消費を!


 東映は2010年代前半の春休みには、仮面ライダースーパー戦隊が共闘する映画で大ヒットを飛ばしてきたが、東映の白倉プロデューサーも老いたりか、電車モチーフの『烈車戦隊トッキュウジャー』(14年)が放映された折りには同じく電車モチーフの『仮面ライダー電王』(07年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080217/p1)との共闘映画を構想したモノの、本人の言によれば「それを義務的な仕事」と感じて実現させずに、悪い意味でマニアックでニッチなネタの映画『スーパーヒーロー大戦GP(グランプリ) 仮面ライダー3号』(15年)や映画『仮面ライダー1号』(16年)に走って失速し、春休み映画のワク自体を消失させてしまった。
 しかし当時の特撮マニアが観たかったのは、まさに『トッキュウジャー』と『電王』が同じモチーフゆえの接点を契機にブツかって化学反応を起こすような作品ではなかったか?


 クルマ&警察がモチーフである『仮面ライダードライブ』(14年)が放映されていた折りには2015年のエイプリル・フールに一介の特撮マニアがオフザケ企画として、警察ライダーのドライブが往年のロボット刑事(73年)や機動刑事ジバン(89年)に特警ウインスペクター(90年)~特捜エクシードラフト(92年)や仮面ライダーG3に仮面ライダーアクセルなどの刑事・警察ヒーローと共闘するウソの夏休み映画をコラージュポスターのかたちで流布させてマニア連中を狂喜乱舞させていたモノだが、人々が観たいお祭り映画とはこのような企画のモノだったとも思うのだ。
――正直、その後の夏休み映画『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』(15年)の濃いめの青を基調とした映画ポスターよりも、コッチの背景を黄色とした明朗な4月馬鹿ポスターの方が目立てていると思うしセンスもイイと思う(笑)――


 その伝で、3大歴代恐竜戦隊が集合した映画『獣電戦隊キョウリュウジャーVS(たい)ゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』(14年)のあとに、TVでは2大先輩忍者レッドが登場したにも関わらず3大歴代忍者戦隊を集合させなかった映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVS(たい)トッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』(16年)のことを残念に思ったマニア諸氏は多かったのではあるまいか?



 思うに春休みのライダー&戦隊共闘映画こそが、アメコミ洋画で云うところのマーベル社の『アベンジャーズ』(12年~・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190617/p1)でありDC社の『ジャスティス・リーグ』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20171125/p1)なのである。
 新旧2大ライダー共演の正月映画や新旧2大戦隊共演の早春映画で、直前作のヒーローたちのドラマを完結させずに引っ張って、春休みのライダー&戦隊共闘映画に合流させて、そこで彼らのドラマや主題を真に完結もさせるような二重構造の連続性ある導線を作って観客を吸引・動員するようなヒキを、日本特撮も真剣に目指すべきではなかろうか?


 地球上ではライダーや戦隊が平和を守って戦うも、宇宙の星々では2代目宇宙刑事たちスペース・スクワッドが悪の秘密結社・幻魔空界と攻防を繰り広げており、現行ライダーや現行戦隊にも1クールに1回くらいはゲスト出演して彼らと共闘させることで子供たちにも認知させて、映画館ではライダー・戦隊・宇宙刑事が共闘してみせる! といったような多層的な展開は、マニアのみならず子供たちも児童レベルでの知的好奇心・スペシャル感を刺激されてワクワクすると思えるだけに。


 ある意味では『ウルトラギャラクシーファイト』もそれを狙った作品ではあるのだが、この場合は逆にTVの「ウルトラマン」本編でも中盤あたりに番外編として、全編が宇宙を舞台とした仮面劇でもある先輩ヒーロー大集合編を設けることで、子供たちを大興奮させてほしいようにも思うのだ。
 2020年代の日本特撮が目指すべき方向性は、そこにあるとも思えるのだ。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2020年号』(19年12月28日発行)折込コピー速報『ウルトラマンタイガ』『ウルトラギャラクシーファイト』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』合評1より抜粋)


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『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』 ~パチンコ展開まで前史として肯定! 昭和~2010年代のウルトラマンたちを無数の設定因縁劇でつなぐ活劇佳品!


(文・久保達也)
(19年12月7日脱稿)

*「昭和」「平成後期」「令和」のウルトラマンを「ひとつの世界」に!


 2019年9月29日から無料動画配信サイト・YouTube(ユーチューブ)の円谷プロ公式チャンネル・ULTRAMAN OFFICIAL(ウルトラマン・オフィシャル)にて、毎週日曜朝10時の更新で『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』(19年)が世界同時配信されている。
 番組のフォーマットは各回約5分前後の全13回で構成されており、かつてテレビ東京系で歴代ウルトラマンシリーズのセレクト再放送や名場面集を放映する枠として存在していた『ウルトラマン列伝』(11~13年)、およびそれを継承しつつも『ウルトラマンギンガ』(13年)・『ウルトラマンギンガS(エス)』(14年)・『ウルトラマンX(エックス)』(15年)といった新作テレビシリーズをも放映する枠となった『新ウルトラマン列伝』(13~16年)の枠内で放映された短編シリーズ、


・『ウルトラゼロファイト』(12~13年)
・『ウルトラファイトビクトリー』(15年)
・『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』(17年)


と同一のスタイル・作風であり、『ファイトビクトリー』や『ファイトオーブ』と同じく脚本・足木淳一郎と坂本浩一監督のコンビが手がけている。


 ところでこの足木淳一郎なる人物、先述した『ウルトラマン列伝』の途中から構成・脚本や音響効果として放映中の『ウルトラマンタイガ』(19年)に至るまでクレジットされている。手がけた作品を見ると『ウルトラマンオーブ』(16年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170603/p1)から『タイガ』に至る第13話、つまり毎年恒例(こうれい)で総集編を書いてきたかと思えば、『タイガ』では『ウルトラセブン』(67年)第45話『円盤が来た』の50年後の続編である第6話『円盤が来ない』を書いているほか、設定監修として名前があったりする。
 また近年のニュージェネレーション・ウルトラマンの放映休止期間にあたる毎年1月から6月までの半年間に、『ウルトラマン列伝』的な再放送と名場面集として放映されている『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE(ザ・クロニクル)』(17年)や『ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE』(18年)、『ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル』(19年)も手がけているのだ。
 この経歴から独断させてもらうなら、実は足木氏とは1990年代からバンダイビジュアルの『ばっちしV(ブイ)』シリーズをはじめとするウルトラマンの格闘名場面を再編集したビデオソフトや、1960年代後半から1970年代初頭に発売されたソノシートを彷彿(ほうふつ)とさせるようなウルトラマンや怪獣が大挙登場するドラマCDなどの構成・脚本・音響効果で活躍してきた、円谷プロの秋廣泰生(あきひろ・やすお)のペンネームではないのかと――違っていたら申し訳ないのだが、足木氏の名前が出るようになって以降、秋廣氏をスタッフクレジットで見たことがない(笑)――。
 いや、よほど波長が合うのか毎度毎度、坂本監督と共謀(きょうぼう)して我々のオタ心をくすぐりつづけることができるのは、円谷の文芸部署にはもう足木淳一郎氏くらいしかいないだろうと(爆)。


 さて『ゼロファイト』は映画『ウルトラマンサーガ』(12年・松竹・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20140113/p1)の続編として映画で競演したウルトラマンダイナやウルトラマンコスモス、敵の触覚宇宙人バット星人がひきつづき登場したが、『ファイトビクトリー』も映画『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』(15年・松竹)の続編として地底人のショウ=ウルトラマンビクトリーが映画のラストで見習い隊員となった防衛組織・UPG(ユー・ピー・ジー)の隊員服姿で登場し、『ファイトオーブ』は映画『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆(きずな)の力、おかりします!』(17年・松竹)の続編であるのみならず、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(ザ・ムービー)』(09年・ワーナー・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20101224/p1)で宿敵・ウルトラマンベリアルの武器だった100体もの怪獣を自在に操れるギガバトルナイザーをキーアイテムとして描くことで、ベリアルの息子=ウルトラマンジードが主役となった『ウルトラマンジード』(17年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20180213/p1)の前日譚(ぜんじつたん)ともなっていた。


 今回の『ウルトラギャラクシーファイト』も映画『劇場版 ウルトラマンR/B(ルーブ) セレクト! 絆のクリスタル』(19年・松竹・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190407/p1)の続編として、この映画でデビューを飾り、『ウルトラマンタイガ』のレギュラー悪となっているウルトラマントレギアが登場し、『ギャラクシーファイト』最終回で描かれるハズの7大ウルトラマンVSトレギアが、そのまま『タイガ』第1話『バディゴー!』の冒頭(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190811/p1)へとつながっていく。
 そして『ゼロファイト』・『ファイトビクトリー』・『ファイトオーブ』と同様に、「昭和」「平成」の歴代ウルトラマンたちを総登場させることで、「新時代」最初のウルトラマンである『タイガ』が前作の『ウルトラマンR/B』(18年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20180826/p1)のみならず、「昭和」「平成」の歴代ウルトラマンシリーズとも連続性を持ち、世界観を共有する「ひとつの世界」となり得ているのだ。


*予算の都合(汗)で既存キャラを新キャラに! ウルトラマンリブット・ウルトラダークキラー・偽ウルトラマン軍団!


 今回新規に登場するキャラとしては、宇宙の災厄(さいやく)から生命を守るM78星雲光の国の組織・ギャラクシーレスキューフォースの一員であるウルトラマンリブット、そしてウルトラの名を冠する者をすべて抹殺(まっさつ)しようとするウルトラダークキラーがあげられる。


 これまでのウルトラマンの概念(がいねん)を打ち破るかのような革新的なデザインが多かったニュージェネレーション・ウルトラマンたちとは異なり、初代ウルトラマンに赤のラインを少々増やしただけに見えるウルトラマンリブットのデザインは、「平成」初期に誕生したウルトラマングレート(90年)やウルトラマンパワード(93年)、ウルトラマンネオス(94年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19971115/p1)などに先祖帰りしたかのような印象が強く、逆におもわず注目してしまうものがある(笑)――ただ手足には青いクリスタル・ギャラクシウムが配され、左腕にはやはり青いクリスタルが印象的な小さな盾(たて)・リブットブロッカーを装備している――。
 ただウルトラマンリブットは幼児にイスラム文化を教える知育・情操番組としてマレーシアで放送されている3DCGアニメ『ウピンとイピン』(放送開始年度不詳)に円谷プロの公認で2014年に登場したのを出自としており、日本の映像作品への登場は今回が初と思いきや、『新ウルトラマン列伝』最終回(第155話)『グランドフィナーレ! ウルトラ戦士よ永遠に!』ですでに登場していたそうであり――そんなもん気づくワケがない(爆)――、今回は2度目の登場となるのだ。


 ちなみにリブットとはマレー語で「嵐」を意味するものであり、その動きには現地の武術・シラットが取り入れられていたのだが、現地でアトラクション用に製作されたスーツをベースにしたリブットのアクションを、坂本監督はこのシラットを基本に演出しているかと思われる。
 初登場のEpisode(エピソード)3でリブットが『ウルトラQ(キュー)』(66年)に登場した冷凍怪獣ペギラと対戦するのは、決して坂本監督がオタあがりだからではなく――まぁ、それもあるだろうが(笑)――、このシラットを基本としたリブットのアクションに最もふさわしい相手としてペギラが選ばれたということではなかったか?
 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』でグリーンバックを背景にしたワイヤーアクションによるウルトラマンの動きを確立させ、その後も継承させるに至った坂本監督だが、このリブットVSペギラのバトル場面は今回の『ウルトラギャラクシーファイト』におけるほかのウルトラマンのアクション演出と比べ、明らかに差別化されている印象が濃厚なのだ。


 地球と同様に青空を背景とした水の惑星・リクエターの湖で冷凍光線を吐(は)いて暴れまわり、星の住人・海底原人ラゴンを危機に陥(おとしい)れるペギラに空からキックを浴びせるリブットこそ、いつもながらの坂本演出だが、「ギャラクシーレスキューフォースウルトラマンリブット、出動!」と、武術のような構えでリブットが名乗りをキメて以降、そのアクションはペギラの緩慢(かんまん)な動きにあわせるかたちで、スピード感よりも巨大感や重量感を強調した演出となっていた。
 星に着地したリブットを真下から超あおりでとらえた足下(あしもと)に猛烈(もうれつ)な水しぶきがわきあがったり、建造物がない代わりに周囲に常に樹木を配置し、そのバトルを絶えずあおりでとらえるのもさることながら、湖での戦いを斜めに傾いたカメラが手前に森をナメながら高速で横移動してとらえているのは、対比としてリブットVSペギラのバトルがより重厚であることを印象づける秀逸(しゅういつ)な演出だ。
 リブットが両腕をゆっくりと回すことで周囲から光の粒子が集結して放たれる必殺技「ギャラクシウムブラスター!」をペギラに浴びせる場面で、リブットの両腕の残像がCGで描かれているのもそれこそ拳法を彷彿(ほうふつ)とさせ、ウルトラマングレートがオーストラリア、ウルトラマンパワードアメリカ出身であったのに対し、リブットがアジア出身であることを強調する演出であるだろう。


 一方のウルトラダークキラーは2012年にパチンコメーカーの京楽からリリースされた『CRぱちんこウルトラマンタロウ 戦え!! ウルトラ6兄弟』でデビュー以降、同社の『CRぱちんこウルトラマンタロウ 暗黒の逆襲』(13年)、『CRぱちんこウルトラバトル烈伝 戦えゼロ! 若き最強戦士』(15年)に連続して登場した、今回の『ギャラクシーファイト』にメインで登場するウルトラマンゼロウルトラマンタロウと深い因縁(いんねん)を持つ敵であり、ウルトラ兄弟に倒された怪獣や宇宙人の怨念(おんねん)が生みだした闇の超人として描かれていた。
 『ギャラクシーファイト』ではウルトラマンエックスダークネス・ウルトラマンジードダークネス・ゼロダークネス、そしてウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバルツ(笑・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20181104/p1)ではなくウルトラマンオーブダークネスといった闇の超人たちが敵キャラとして登場するが、ダークキラー自体もタロウに酷似(こくじ)した胸のプロテクターの中央には常に赤い(笑)カラータイマー、タロウと同じく両耳部分にはウルトラホーンなる巨大な角があり、両腕にはウルトラセブンアイスラッガーのような鋭利な武器を装着した暗黒の超人である。


 デビュー作の『戦え!! ウルトラ6兄弟』ではウルトラ5兄弟と合体したタロウの必殺技「ウルトラダイナマイト!」に敗れ、続編の『暗黒の逆襲』ではウルトラ5兄弟をベースにしたウルトラダークキラーブラザース(!)を生みだし、『戦えゼロ!』では異次元空間でウルトラマンゼロを待ちかまえていたウルトラダークキラーだが、今回の『ギャラクシーファイト』はこれらのパチンコで展開されたストーリーをも前史・史実として全肯定して世界観を共有しているのだ!


 今回も数々の闇の超人を生み出すのはもちろんのこと、Episode1では『ウルトラマンR/B』の2大主役ウルトラマンウルトラマンロッソとウルトラマンブルが不在となった綾香市(あやかし)の森で光線の訓練をしていたウルトラウーマングリージョをかばったゼロが、ダークキラーによってグリージョとともに無限の闇・ダークキラーゾーンに幽閉(ゆうへい)され、Episode5ではかつてタロウが5兄弟の力を借り、「スーパーウルトラダイナマイト!」でダークキラーを葬(ほうむ)った過去がタロウの回想として語られる。


 近年は劇場作品でも「昭和」のウルトラマンの活躍がすっかり描かれなくなってしまったが、足木氏と坂本監督は『ファイトビクトリー』ではウルトラマンエースウルトラマンレオ&アストラ兄弟、『ファイトオーブ』ではゾフィーウルトラセブンウルトラマンジャックを放映当時の最新ウルトラマンや歴代「平成」ウルトラマンたちと競演させており、たとえ回想のかたちではあっても今回も「昭和」のウルトラマンの活躍を描くことで、「平成」ウルトラマンやニュージェネレーション・ウルトラマンと世界観を共有する「ひとつの世界」としてまとめあげているのは評価されて然(しか)るべきだろう。


 今回ダークキラーと手を組む悪党が2010年代のニュージェネレーション・ウルトラマン最初の作品『ウルトラマンギンガ』のラスボスだった暗黒の魔神ダークルギエル、坂本監督作品の映画『劇場版 ウルトラマンギンガS』に登場した超時空魔神エタルガー、そしてウルトラマントレギアと、皆タロウやゼロ、ギンガやビクトリーらに因縁がある敵をせいぞろいさせることで、その連続性はいっそう強化されているのだ。
 Episode6の冒頭でのマイナスエネルギーに満ちている惑星テンネブリスのダーク宮殿にて、ダークルギエルがギンガを、エタルガーがビクトリーはオレが倒すなどと口にする中、ウルトラマントレギアが「全ウルトラマンのダークネスをつくる本来の目的を忘れては困る」などと語るさまは、さながらスーパー戦隊シリーズに登場する敵組織の幹部たちのようであり、それぞれの思惑の違いで対立する群像劇をも垣間(かいま)見せてくれる。


*バトルや幕間でも点描されていくウルトラマンたちの「人物相関図」!


 さて先述したようにゼロとグリージョがダークキラーによって捕らわれの身となるのと並行して、惑星サンダウィンではウルトラマンエックス&ウルトラマンジードVSエックスダークネス&ジードダークネスにつづき、ダークルギエルがエックスとジードを襲撃、ウルトラマンオーブウルトラマンロッソ&ウルトラマンブルの兄弟がウルトラマンの力を授(さず)かった星・O‐50(オー・フィフティー)では、サンダウィンから移ってきたエックスダークネス&ジードダークネスがオーブを急襲、光の国の宇宙警備隊本部でタロウからグリージョの危機を知らされ、救出に向かっていたロッソ&ブルのウルトラ兄弟はエタルガーによって惑星ペノルに撃墜され、そのまま強敵のエタルガーと対戦するハメに……と、全宇宙狭しと大活躍するニュージェネレーション・ウルトラマンたちが描かれていく。


 サンダウィンの背景宇宙は、夕陽のような逆光を背景に目とカラータイマーのみが妖(あや)しく光るエックスダークネス&ジードダークネスのシルエットが陽炎(かげろう)の中に浮かぶ、Episode1の冒頭でのインパクト絶大なカットが象徴するように真っ赤に染まり、O‐50は暗雲がたちこめる漆黒の空、ペノルは地球同様に青い空に白い雲と、その舞台が明確に差別化されているのもさることながら、ウルトラマンたちが次々とタイプチェンジを披露しながら戦うさまは、本作が役者が演じる人間キャラが登場しない完全な「仮面劇」であり、延々とバトル場面がつづくだけに、縦横無尽(じゅうおうむじん)に目先の変化を繰りだすことで、視聴者をあきさせないための工夫がなされている。
 ウルトラ兄弟の長男・ゾフィーウルトラマンベリアルの力を借りて変身したウルトラマンオーブ・サンダーブレスターのキックやパンチで、エックスダークネスとジードダークネスが受ける衝撃がCGで描かれた(!)ほどに、スローモーで重厚な演出がなされたかと思えば、ゼロやウルトラマンジャックの力を借りたウルトラマンオーブ・ハリケーンスラッシュにタイプチェンジした途端、スピード感にあふれるバトル演出に一転するのはその典型例なのだ。
 ウルトラマンビクトリーが右腕をどくろ怪獣EX(イーエックス)レッドキングのデカすぎるこぶしに変化させ、それを大地にたたきつけてマグマを噴出させたり、ウルトラマンエックスが宇宙怪獣エレキングを模(も)したアーマーを装着し、「エレキング電撃波!」をエックスダークネスに浴びせる描写なんかを観ていると、そういやここ数作のニュージェネレーション・ウルトラマンにはここまで視覚的なインパクトのある技があまりないなぁ……と複雑な気持ちにもなったものだが。


 そしてロッソ&ブルをタロウからのウルトラサイン(!)を受けたウルトラマンリブットが、オーブをウルトラマンビクトリーが、エックスとジードをウルトラマンギンガが救出することで、ギンガとビクトリーとリブットが先輩ウルトラマンとしての威厳(いげん)を示すのみならず、それ以外でもウルトラマンたちの関係性を端的に表すやりとりが点描されることで、たとえバトル場面が中心ではあってもキャラに厚みをあたえる群像劇として完成されているかと思えるのだ。


 普段は少々ガラの悪いヤンキーキャラ(笑)でありながらも、深い闇の中で苦しむグリージョにカラータイマーから自身のエネルギーを与えるゼロ。
 「ここで負けたらウルトラマンの名が泣きますからね!」と、必殺光線・ザナデウム光線とレッキングバーストでダークルギエルに一矢報いた(いっし・むくいた)エックスとジードを「上出来だ、後輩!」と讃(たた)え、「話せる兄貴」的な姿を見せるギンガ。
 「おまえらは修行が足(た)りてない。ゼロ、いや、(ウルトラマン)レオ兄弟に鍛(きた)えてもらった方がいい」などと、いくら映画『劇場版 ウルトラマンギンガS』でゼロから地獄の特訓(笑)を受けたとはいえ、厳しい先輩としてロッソ&ブルを一喝(いっかつ)するビクトリーに対してさえも、「レオって誰だよ?」とボケてしまうロッソ&ブル。


 ちなみにビクトリーは『ウルトラファイトビクトリー』でウルトラマンレオ&アストラ兄弟と競演しているが、先述した映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』でレオ兄弟がゼロの師匠として描かれて以降、その続編となったオリジナルビデオ作品『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』(10年・バンダイビジュアル)でもレオとゼロとの師弟関係と共闘劇は描かれており、ビクトリーのロッソ&ブルに対する一喝はそれらを継承するかたちで、あのゼロの上にもさらにレオ兄弟なる偉大な存在がいることを示唆(しさ)しているのだ。
 まぁ、そんなレオ兄弟のことすら知らないくらいだから、ロッソ&ブルはウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバルツに、断じてウルトラマンとして認めてもらえなかったのだろう(笑)。


 そんなロッソ&ブルに同じO‐50出身の後輩として「よろしくな」と暖かく声をかけるオーブの姿に、「もしかしてオーブ!?」と突然の先輩の登場にミーハーみたいに喜ぶ(爆)ロッソ&ブル。
 宇宙警備隊本部に遅れてやってきたギンガに「遅いぞ」と声をかけたビクトリーに、「ゼロが云ってたろ。主役は遅れて来るって」と、彼らが地球で所属した防衛組織・UPGの合図「ガレット!」を口にしてこぶしをあわせるギンガとビクトリー。
 ちなみにゼロが「よく云うだろ。主役は遅れて来るってな」と左手で二本指を立てて(笑)語ったのは『ウルトラマンジード』第8話『運命を越えて行け』の際だったが、ギンガがこの回に登場したワケでもないのにそれを知っているのは、ゼロは遅刻の言い訳としてしょっちゅうこれを口にしているのだろう(爆)。
 そして映画『劇場版 ウルトラマンR/B』で競演したことから「ひさしぶり」と手を振って声をかけるロッソ&ブルに気づかないほどに、「ここが光の国か!」と初めて目にする故郷の星に感動し、「(ペガッサ星人)ペガやライハ――『ジード』のメインヒロイン――にも見せてあげたかった」と仲間に想いを寄せるジード。


 Episode5で描かれたこれらの短い描写のみで、過去作品で描かれたセリフや世界観を受けた描写も多いとはいえ、たとえそれらを観てはいなくとも、それぞれのウルトラマンのキャラクターの違いや関係性が、初心者にも理解できる演出となっていたのではあるまいか?
 そしてグリージョの救出に力を貸してほしいとのロッソ&ブルの頼みを先輩ウルトラマンたちが快諾(かいだく)し、7人のウルトラマン――故・黒澤明監督の名作映画・『七人の侍』(54年・東宝)のイメージも投影されているのか?――がエメラルドグリーンに輝くクリスタルタワーの上空にいっせいに飛び立ち、ブラザースマントを着用したウルトラ6兄弟が見送るEpisode6の場面で、タロウが「我々にも頼もしい仲間が増えましたね」と感慨深くつぶやく描写は、「昭和」のウルトラ6兄弟と「平成」後期からつづくニュージェネレーション・ウルトラマンが、確かに「つながった」瞬間であるとして、個人的にも心に深く刻(きざ)まれる演出だった。


*シーソーバトルから大逆転劇へと至る、新世代ウルトラマンたちのウルトラマンゼロとの因縁&奮起!


 「来たな、ウルトラマン」と憎々しげにつぶやくウルトラダークキラーがアジトとする惑星テンネブリスに、リーダーとなるギンガを中心に横並びで着地する7人のウルトラマンにカメラが高速でズームイン、ギンガの「いくぜ、みんな!」を合図に全ウルトラマンがファイテングポーズをキメる、最高にカタルシスにあふれる描写でEpisode7は開幕する!
 飛行する7人のウルトラマンが真横からとらえられ、それぞれのダークネスと対戦するためにエックス・オーブ・ジードは「ここはオレたちが!」と星の荒野に着地、先行したギンガ・ビクトリー・ロッソ・ブルが向かったダーク宮殿ではダークルギエルとエタルガーが待ちかまえ、対戦相手としてご指名を受けた(笑)ギンガとビクトリーは、ロッソとブルをゼロとグリージョのもとへと急行させる!
 大集結したウルトラマンが因縁の敵と対戦するために散り散りになっていくさまを、坂本監督はすでに映画『劇場版 ウルトラマンギンガS』のクライマックスで描いていたが、この王道と呼ぶべき手法は何度観てもあきさせないものだろう。


 エックスとエックスダークネスが画面手前に向かって空中戦を展開し、その真下ではオーブが必殺剣「オーブグランドカリバー!」で稲妻を巻き起こし、オーブダークネスも剣先を回して紫色の光線を発射、その先の空ではジードダークネスが高速で舞いながらジードを攻撃、それに向かってレッキングバーストを放つジードが周囲360度からあおりでとらえられる!
 ギンガがギンガスパークランスなる白い光の槍(やり)でダークルギエルと剣術バトルを繰りだすさまを真下からあおりでとらえたかと思えば、右腕から「キングジョーランチャー!」をブっぱなしながら画面左奥へと後ろ向きに飛ぶビクトリーを、画面右手前から追撃するエタルガーが背面から描かれる!
 まさに「蝶(ちょう)のように舞い、蜂(はち)のように刺す」演出といっても過言ではないほどに、臨場感とスピード感にあふれるバトル演出は最高にカッコいいものがある!


 だが、先輩ウルトラマンたちが善戦する中、ゼロとグリージョを救うために戦うロッソとブルの必殺技はウルトラダークキラーにことごとくはじかれてしまい、Episode8のラストでダークキラーはゼロの眼前でゼロダークネスを生みだしてしまう!
 このゼロダークネスは先述した『ウルトラゼロファイト』の第2部『輝きのゼロ』(12年)で、ウルトラマンベリアルの魂(たましい)がゼロに憑依(ひょうい)して誕生したものだが、Episode9では映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦! ベリアル銀河帝国』(10年・松竹・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20111204/p1)以来使用されている『ベリアルのテーマ』が流れる中、ゼロダークネスがベリアルのようにかったるそうに首を回す(笑)動きを継承することで、ゼロの因縁の敵であるのをより印象づけていた。


 巨大なダークキラーを背景にウルトラマンたちのピンチの描写が重ねられていく、ダークキラーの絶大な力を端的に示す演出が史上最大の危機をあおるものの、ウルトラマンの大逆転劇を描くファンファーレとして流れるのは、先述した映画『ゼロ THE MOVIE』アバンタイトルで、ゼロがM78星雲を飛び出して超光速で宇宙の果てを突破し、マルチバース=多次元宇宙を飛行する場面に1コーラスのみ流れた主題歌調の幻の名曲『すすめ! ウルトラマンゼロ』だ!


 「ゼロさんは親子の力を教えてくれた!」と、ゼロの父・セブンとゼロの力を借り、エメリウムスラッガーにタイプチェンジするオーブ!


 「ゼロの想いは時空を超えてオレたちをつなぐ!」と、ゼロが装着する鎧(よろい)・ウルティメイトイージスをコピーしたゼロアーマーをまとうエックス!


 「ゼロがいたから、僕は運命を変えることができた!」と、ゼロとウルトラの父のウルトラカプセルでマグニフィセントに変身するジード!


 そして先述した映画『劇場版 ギンガS』でゼロの特訓を受けたウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーは、ゼロの勇気とあきらめない心を胸に、「ウルトラタッチ!」の掛け声とともにウルトラマンギンガビクトリーへと合体変身を遂(と)げる!


 巨大なゼロのイメージ映像を背景に、


ウルトラマンギンガビクトリー
ウルトラマンエックス・ゼロアーマー
ウルトラマンオーブ・エメリウムスラッガー
ウルトラマンジード・マグニフィセント


の4大ウルトラマンが並び立つさまは、先述したダークキラーを背景にしたウルトラマンのピンチ描写と見事に対(つい)を成す、華麗なる大逆転劇の象徴として機能したのだ。


*息の長いキャラクターや息の長い消費のされ方をするためには、先輩ヒーロー助っ人参戦やヒーロー大集合作品が必須!


 Episode10はグリージョさえもが「絆をあきらめない! 私だってウルトラマンです!」と、ゼロダークネスをキックや肘(ひじ)打ちで攻撃したあげくに全身から光を放ってダークキラーとゼロダークネスを吹っ飛ばし(笑)、兄のロッソとブルにエネルギーを与えるという、登場キャラのすべてに見せ場を与える坂本監督のいつもながらの気持ちのいい演出で開幕する。
 ウルトラマンロッソとウルトラマンブルが合体変身したウルトラマンルーブが、ゼロダークネスが放ったワイドゼロショットを右手ではらいのけ、それが炎のシャワーとなって降り注ぐ背景を画面手前に進撃するルーブの絶大な強さを印象づける演出がたまらない。
 ゼロダークネスの背中で側転してダークキラーにキックを浴びせたり、ロッソに変身する主人公の青年・湊(みなと)カツミが野球が得意な設定を活(い)かし、ピッチャーがボールを投げるようにふりかぶってゼロダークネスにパンチを浴びせるアクションも最高にカッコいい!


 ニュージェネレーション・ウルトラマンの主題歌メドレーが流れる中、


・オーブ・エメリウムスラッガーは緑や青のあざやかな3本のアイスラッガーが宙を舞う「ハイパーウルトラノック戦法!」
・エックスはゼロアーマーを変形させた光の弓矢「ファイナルウルティメイトゼロ!」
ジード・マグニフィセントは腕をL字に組んで発射する77万度の緑色の電撃光線「ビッグバスタウェイ!」――ウルトラマンレオの故郷・L77星が元ネタの設定だといまごろ気づいた(爆)――
・ギンガビクトリーはゼロから継承した「ワイドゼロショット!」


で、それぞれの因縁の敵を、見た目も含めてあざやかに倒していき、ウルトラダークキラーが率いた暗黒軍団はついに全滅する。



 とはいうものの、まだウルトラマントレギアは健在であり、放映もあと3回残っているのだが、個人的にはこの『ウルトラギャラクシーファイト』は、Episode9のラストからEpisode10にかけてこそが最大のクライマックスではないのか? と思えてならないものがある。
 ニュージェネレーション・ウルトラマンたちが、皆口々にゼロへの想いを吐露(とろ)してパワーアップを遂げるさまは、彼らの背景に常に先輩として助っ人参戦や「昭和」的な特訓(笑)をほどこしてくれたウルトラマンゼロの存在があったことを最大に象徴しているのだ。


 映画『ウルトラ銀河伝説』でウルトラセブンの息子として華々しくデビューを飾ったゼロであったが、その公開から続編映画『ゼロ THE MOVIE』に至るまでの1年の間に、ゼロが映像作品に登場したのは先述した『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』くらいのものであり、主役となるテレビシリーズが製作されなかったがために、世間にゼロの存在が充分に認知されることがないまま、作品の完成度は高かったにもかかわらず、『ゼロ THE MOVIE』は興行的には大コケしてしまった。
 ヘタをすれば、この時点でゼロの商品的価値がそれこそゼロ(汗)となってしまう危険性もあったのだ。


 だが、その後ゼロは先述した『ウルトラマン列伝』と『新ウルトラマン列伝』の番組ナビゲーターを足かけ5年に渡って務めつづけ、その枠内で主役となる短編『ウルトラゼロファイト』も放映された。
 映画『ウルトラマンサーガ』で主演作品は一応最後となるも、ちょいワルなのに決して下品にはならない育ちのいい不良少年(笑)といったキャラクター性で、子供たちの間でも大人気を博して、映画『劇場版 ウルトラマンギンガS』以降、映画『劇場版 ウルトラマンX きたぞ! われらのウルトラマン』(16年・松竹)、映画『劇場版 ウルトラマンオーブ』、映画『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』(18年・松竹・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20180401/p1)に至るまで、ニュージェネレーション・ウルトラマンの劇場版にゼロは4年連続(!)で客演を果たしてきた。
 そして『ウルトラマンX』第5話『イージス 光る時』にゲストで登場したのにつづき、『ウルトラマンジード』でゼロはジードとのダブル主人公としてレギュラー入りを果たす快挙を成し遂げたのだ!


 いつしかニュージェネレーション・ウルトラマンには欠かせない存在と化して成長していたゼロだが、それを最大限に活かすかたちで、セブンとともにゼロのもうひとりの父だといっても過言ではない坂本監督は、ゼロを中心とするウルトラマンの人物相関図をバトル演出の中で点描することで、確実に多数いるウルトラマンゼロのファンたちを集客し、ついでに「ウルトラマンゼロ誕生10周年!」をも祝福したのかもしれない。
 主役となるテレビシリーズがまともに製作されず、実に変則的な活躍を余儀なくされてきたゼロがここまで息の長いキャラクターとなり得たのは、その強烈なキャラクター性の魅力もさりながら、この10年に渡って絶えず露出をつづけてきたことも大きいのだ。


 たとえばゼロが誕生する3年前に放映された『ウルトラマンメビウス』(06年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20070506/p1)は当時はそれなりの人気を博したものだが、映画『大決戦! 超ウルトラ8兄弟』(08年・松竹・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20101223/p1)や映画『ウルトラ銀河伝説』の客演以降、主人公・ウルトラマンメビウスの露出は映画『劇場版 ウルトラマンギンガS』に客演した以外皆無(かいむ)となったことから、放映10年後の2016年の時点では『メビウス』は完全に「過去の遺産」と化していた感があった。
 『メビウス』ばかりではない。アニメで製作された『ザ☆ウルトラマン』(79年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19971117/p1)の主人公・ウルトラマンジョーニアスや、海外との合作で製作されたオリジナルビデオ作品『ウルトラマンG(グレート)』(90年)や『ウルトラマンパワード』(93年)の主人公ウルトラマン、「平成」ウルトラマンの劇場版に映画1回こっきりの登場で終わったゲストウルトラマンの数々など、その後の作品で再登場の機会がまともに与えられずに世間から忘れ去られてしまったウルトラマンは、実は意外に多いのだ。


 そんなウルトラマンたちが闇の超人と化し、ニュージェネレーション・ウルトラマンに復讐(ふくしゅう)を果たそうとする作品があってもよさそうなほどなのだが(爆・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190804/p1)、劇場版や今回のような短編シリーズで夢の競演を重ねることで、放映後も露出をつづけるニュージェネレーション・ウルトラマンは、その意味では今後しばらくは安泰(あんたい)と見てよいのかもしれない。


 『ウルトラマンタイガ』につづく「新時代」のウルトラマンたちが、放映から10年を経てもゼロのような息の長いキャラクターとなるためにはいったい何をすべきか、もはや語るまでもないだろう。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2020年号』(19年12月28日発行)所収『ウルトラギャラクシーファイト』評より抜粋)


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ウルトラマンタイガ中盤評 ~レギュラー&ゲストの人間ドラマのみならず、ボイスドラマで描かれた3大主役ウルトラマンのドラマも本編に導入すべき!


(文・久保達也)
(19年11月20日脱稿)

*『ウルトラマンタイガ』、「なぜ?」の嵐(笑)


 2019年9月29日から無料動画配信サイト・YouTube(ユーチューブ)で配信されている『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』(19年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200110/p1)のラストからつづくかたちで、『ウルトラマンギンガ』(13年)から『ウルトラマンR/B(ルーブ)』(18年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20180826/p1)に登場した7人のウルトラマンと、映画『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト! 絆(きずな)のクリスタル』(19年・松竹・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190407/p1)の敵キャラ・ウルトラマントレギアが、宇宙狭(せま)しと一大バトルを繰りひろげる場面から『ウルトラマンタイガ』(19年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190811/p1)第1話『バディゴー!』は開幕した。


 つかみとしてはあまりにも豪華なこの導入部の描写や、民間の警備会社・E.G.I.S.(イージス)の新人隊員で主人公の工藤(くどう)ヒロユキがウルトラマンタイガ・ウルトラマンタイタス・ウルトラマンフーマの3タイプのウルトラマンに変身する新機軸。
 そして中心となるタイガがかのウルトラマンタロウの息子であったり、「昭和」から「平成」に至る歴代ウルトラマンシリーズに登場した悪の宇宙人たちで結成された犯罪組織=ヴィランギルドの登場など、過去作品との密接なつながりと世界観の拡大を感じさせる設定の数々には、筆者に限らず今後の展開に期待した視聴者はきっと多かったことだろう。


 ただ、先述した第1話の完成度が『ギンガ』以降のニュージェネレーション・ウルトラマンシリーズの最高傑作といっても過言ではないほど高かっただけに、いや、毎回あれだけの高レベルのものを観せろ! と主張するつもりはないのだが(笑)、すでに『タイガ』は第1クール半ばくらいの時点で、先述したような序盤で示された世界観からすれば個人的にはどうにも違和感がつきまとうような作風・路線である印象が強いのだ。
 その違和感と戦いながら(爆)視聴してきた『タイガ』も、執筆時点で第20話『砂のお城』までが放映され、早くも終盤を迎えようとしている。
 そこで今回は『タイガ』につきまとう違和感はいったい何が要因で生じているのか、検証してみたい。


*「お悩み相談」のゲストとして登場する宇宙人……


 まず、『タイガ』で描かれる地球ではオープニング・ナレーションにもあるように多数の宇宙人がひそかに暮らしているが、これまでに登場した宇宙人たちを以下に並べてみる。


・第1話『バディゴー!』 → サーベル暴君マグマ星人、宇宙商人マーキンド星人、宇宙怪人セミ人間、昆虫宇宙人クカラッチ星人
・第2話『トレギア』 → 宇宙商人マーキンド星人、電波怪人レキューム人
・第3話『星の復讐(ふくしゅう)者』 → 登場せず
・第4話『群狼(ぐんろう)の挽歌(ばんか)』 → 変身怪人ゼットン星人ゾリン、健啖(けんたん)宇宙人ファントン星人
・第5話『きみの決める未来』 → ダマーラ星人
・第6話『円盤が来ない』 → 宇宙ヒットマン・ガピヤ星人アベル、サイケ宇宙人ペロリンガ星人
・第7話『魔の山へ!!』 → 暗黒星人ババルウ星人、集団宇宙人フック星人
・第8話『悪魔を討て!』 → 登場せず
・第9話『それぞれの今』 → 戦略星人キール星人、殺戮(さつりく)宇宙人ヒュプナス
・第10話『夕映(ば)えの戦士』 → 暗殺宇宙人ナックル星人オデッサ
・第11話『星の魔法が消えた午後』&第12話『それでも宇宙は夢を見る』 → 宇宙怪人ゼラン星人オショロ
・第13話『イージス超会議』 → (総集編)
・第14話『護(まも)る力と戦う力』 → 高次元人イルト
・第15話『キミの声が聞こえない』 → 頭脳星人チブル星人マブゼ
・第16話『我らは一(ひと)つ』 → 登場せず
・第17話『ガーディアンエンジェル』 → 宇宙怪人ペダン星人、昆虫宇宙人クカラッチ星人、ミード
・第18話『新しき世界のために』 → 触覚宇宙人バット星人、変身怪人ピット星人、集団宇宙人フック星人
・第19話『雷撃を跳(は)ね返せ!』 → 憑依(ひょうい)宇宙人サーペント星人
・第20話『砂のお城』 → 変身怪人ゼットン星人ゾリン、宇宙帝王バド星人エル・レイ、ミスティ


 第1話と第2話ではマグマ星人やレキューム人が怪獣を生物兵器として売買するさまが、マーキンド星人――「魔」+「商人(あきんど・笑)」――が主催する宇宙のオークション会場を舞台にして描かれたが、これはスポンサーのバンダイナムコが発売中のゲームで、ヴィランギルドのリーダー格として『タイガ』に登場するゼットン星人が出演するCMでおなじみの『ウルバト』と完全に連動した展開であるかに見えたことから、マーキンド星人主催のオークション場面は毎回の定番として描かれるものだと筆者は思っていた。
 ところがこれは第3話以降まったく描かれなくなった。決して悪の宇宙人組織=ヴィランギルドが登場しなくなったワケではなく、ババルウ星人やフック星人、キール星人にヒュプナス、ペダン星人やクカラッチ星人などはれっきとしたヴィランギルドの一員として登場はするのだが、彼らの悪事と対するE.G.I.S.やウルトラマンとの攻防がメインで描かれるワケではなく、いわば戦闘員的なチンピラ宇宙人としての扱いにとどまっているような感が強いものがある。


 ちなみにネット版の百科事典・Wikipediaウィキペディア)の『タイガ』の項にはヴィランギルドに関する説明文がなく、その存在感の薄さがうかがい知れるというものだ。
 レギュラー悪、いや、セミレギュラー悪(笑)のヴィランギルドよりも、怪獣召喚(しょうかん)士であるも本当は地球を侵略したくないと悩むセゲル星人の人間態の女性・葵(あおい)とか、50年前に地球に取り残されて故郷の星に帰りたいと願うペロリンガ星人の人間態の中年男とか――『ウルトラセブン』(67年)第45話『円盤が来た』で7歳にして(!)ペロリンガ星人が変身した男の子を演じた高野浩幸がその50年後(?)を演じたことには素直に感動させられたものだが――、故郷の惑星サラサを謎の存在に滅ぼされた魔法使いの女性・麻璃亜(まりあ)――第11話&第12話に登場――などのゲストをメインで描く話の方が、『タイガ』では圧倒的に多かったのだから。


 いや、それは仮面ライダースーパー戦隊でも初期の第1クールくらいまでは今でもそうであり、レギュラーキャラを掘り下げるためにゲストの境遇と重ねあわせて描く手法は最近の若いマニアたちから「お悩み相談方式」と呼ばれるほどに定着しているものだ。決して『タイガ』だけでも近年のウルトラマンに限ったものでもないのは確かだ。


 ただペロリンガ星人はともかく、第10話の劇中でウルトラマンジャックのシルエットが描かれたように、『帰ってきたウルトラマン』(71年)第37話『ウルトラマン夕陽に死す』&第38話『ウルトラの星 光る時』に登場した個体と同一であるようにも見えることから――もちろん別次元の別個体なのであろうが――、ナックル星人オデッサがその後50年も戦いをやめて平穏(へいおん)に暮らしていたというのは、リアルタイム世代からすればやや違和感が残り、むしろ『ウルトラセブン』第6話『ダーク・ゾーン』に登場した放浪宇宙人ペガッサ星人とかの方がふさわしいかと思える。
 また第15話でヴィランギルドのオークションで落札したベリアル細胞を元に、ウルトラマンベリアル・どくろ怪獣レッドキング・古代怪獣ゴモラを合成させて培養(ばいよう)合成獣スカルゴモラ(『ウルトラマンジード』(17年)#1(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20170819/p1)ほかにも登場)を誕生させたチブル星人マブゼが、スカルゴモラウルトラマントレギアに倒された途端に姿を消してしまうことにも違和感をおぼえた。
 知能指数5万(笑)であり、「宇宙最高の頭脳」を自称するほどチブル星人はプライドが高いのだから、トレギアに復讐もせずに黙っているなんぞあり得ないと思えるのだが……


 そんなヴィランギルドのような絶対悪ではない、おもわず視聴者の感情移入を誘うお気の毒な宇宙人をメインで描くにせよ、たとえば第18話なんかは


・導入部で夜の大都会での宇宙怪獣ベムラーVSウルトラマンフーマの戦いを、走行する電車のミニチュア車内の主観から描く(!)とか、
ウルトラマンタイタスが額(ひたい)にある緑色の星型のアストロスポットから、同じU40(ユーフォーティ)出身のウルトラマンジョーニアス――アニメ作品『ザ☆ウルトラマン』(79年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19971117/p1)の主人公ウルトラマン――のごとく、星型のアストロビームをベムラーに放つ(!)とか、
・宇宙恐竜ゼットンが白昼の都会で暴れはじめる場面に、かのドボルザーク交響曲第9番『新世界より』が流れだす(!)とか――なおゼットンの着ぐるみは『ウルトラマンマックス』(05年)第13話『ゼットンの娘』(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20060315/p1)で登場時に新規で造形されて以来、再三酷使(こくし)されたかなりスリムなものではなく、『ウルトラマン』(66年)最終回(第39話)『さらばウルトラマン』初登場時の造形を忠実に再現したものが使用された――、
ゼットンVSタイガのバトルを『ウルトラマンタロウ』(73年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20071202/p1)のようにカメラが横移動してとらえるのみならず、家屋や店舗、自転車や自販機などが配置された狭い路地からの主観でとらえ、そこに「オレの店が!」となげくラーメン店の店主や、E.G.I.S.の隊員で正体が宇宙人であることが明かされている宗谷(そうや)ホマレらが合成されるとか、
ゼットンVSタイガの巨大戦を背景に、ビルの屋上でのホマレVSバット星人の等身大バトルを描くなど、


 3大ウルトラマンゼットン、正義側の隊員たちのカッコいい活躍を強く印象づけることで、異質な存在を排除する地球人たちに復讐を果たそうとするバット星人をメインに描きつつも、過剰に湿っぽくも陰鬱(いんうつ)にもならずに「子供番組」としての体裁(ていさい)を保(たも)てていたかと思えるのだ。
――ついでにいうならバット星人の彼女として登場したピット星人の人間態が、1970年代初頭の邦画やドラマ、歌謡曲で幅広く描かれた「やさぐれ女」(笑)風だったのも、ふたりの宇宙人がこれまで地球で虐(しいた)げられてきたことを表現するのに説得力を与えていたかと――


 つまり、『タイガ』のYouTubeでの配信に序盤の時点で「重い話が多い」(汗)とのコメントが寄せられていたということは、そんなイメージを払拭(ふっしょく)できないほどに、「子供番組」「変身ヒーロー作品」としての見せ方に不足している点が多々あったということではないのだろうか?


*もっと「3大ウルトラマン」のコミカルな個性をウリにすべき!


 そもそも主人公のヒロユキがタイガ・タイタス・フーマの3種類のウルトラマンに変身するせっかくの魅力的な設定も、タイタスかフーマのどちらかが劇中一度も登場しない残念な回も多かったのだが、クライマックスバトルで登場しないにせよ、第3話でE.G.I.S.の若き女社長・佐々木カナが契約書を捨てたゴミ箱をタイガとタイタスがのぞきこむとか、話数は失念したがヒロユキが飲んでいたコーヒーのカップ内にタイガが落ちてしまい、タイタスとフーマがあわてふためくとか、本編で「重い話」(笑)を描くのなら「子供番組」としてそうした描写は必須かと思えるのだが、それも序盤で描かれた以降は極端に少なくなっている。
 これは決して子供ばかりではなく、YouTubeの配信に寄せられたコメントでも、ミクロ化したウルトラマンたちを「カワイイ」とする声が多く見られたように、実は大人をも喜ばせる要素なのだ。


 また『タイガ』では女性ゲスト、それもムダに美人女優が演じることが多いのだが、たとえば先述した魔法使いの麻璃亜をカワイイとしたタイガに対し、フーマがそれより第7話&第8話に登場した電波系霊能力ネットアイドル天王寺藍(てんのうじ・あい)の方がいいと主張、一方タイタスだけは目もくれずにひたすら筋トレに励(はげ)む(爆)とか、先述したネットの反応からすればそうした描写は大ウケしただろうし、それが拡散されることで『タイガ』がライト層に幅広く認知される効果も期待できたのではないのだろうか?
 いっそのこと『仮面ライダー電王』(07年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080217/p1)に登場したイマジン(怪人)たちのパクリと云われようが、タイガ・タイタス・フーマに憑依(ひょうい)された劇中キャラの人格が変わってしまう描写もやってしまえばよかったのにとさえ思えるほどだ。


 総集編だった第13話の予告編ではカナやホマレ、オペレーターの旭川(あさひかわ)ピリカがそれぞれタイガ・フーマ・タイタスの登場ポーズをキメていたことから、筆者はてっきり各人が推(お)しキャラとするウルトラマンが憑依するのかと思っていたのだが、せめてこの回だけはそれをやるべきではなかったのか?


 もちろん3人ものウルトラマンを登場させる以上、そんなコミカルな役回りだけをさせておけばいいというものではない。
 YouTube限定で配信されている『トライスクワッド ボイスドラマ』では、『タイガ』本編では描かれないタイガ・タイタス・フーマの出自や過去の活躍が本人の回想によって語られている。
 『ザ☆ウルトラマン』でウルトラマンの故郷として描かれた星・U40の出身とされるタイタスの父は、実はかつてウルトラマインドを悪用してU40を追放され、暗黒星雲に一大帝国を築(きず)いた反逆者・ヘラーが率(ひき)いるヘラー軍団の一員であり(!・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20100118/p1)、タイタスは赤ん坊のころに父のもとを離れてウルトラ艦隊の司令・ザミアス(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20090914/p1)に養育され、「反逆者の子」という出自に悩みながらもヘラー軍団との戦争での活躍でU40の大賢者に認められ、U40族の胸にある星型のカラータイマーでもあるスターシンボル(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20091102/p1)を授与されるに至ったのだ。
 またフーマはウルトラマンオーブウルトラマンロッソ&ウルトラマンブルの兄弟がウルトラマンの力を授(さず)かった星・O‐50(オーフィフティ)に訪れる戦士たちから盗みを働いていた(汗)ほどすさんでいたが、ウルトラマンの力を得るために来訪した宇宙人・ゲルグから道案内を頼まれたのを機に彼と親交をもったことで瞬間移動能力や光の手裏剣(しゅりけん)などを伝授され、O‐50の戦士の頂(いただき)でウルトラマンの力を得たとされている。


 まさに1970年代に発行された小学館学年誌で掲載された「昭和」のウルトラ兄弟の「裏設定」を紹介する役割を、「新時代」に『ボイスドラマ』が担(にな)うかたちとなっているのだが、「昭和」の第2期ウルトラマンシリーズにも感じられたように、これを「裏設定」だけで終わらせてしまうのはあまりにもったいないだろう。
 ヘラー軍団の残党がタイタスを裏切り者扱いして復讐に来るとか、育ての親・ザミアスの息子でタイタスの幼なじみ・マティアや部隊の隊長だったグリゴレオスを殺害した合成獣キシアダーがトレギアによって復活するとか、フーマを戦士の頂まで運んでその後消息不明だったゲルグがフーマのピンチに駆けつけるとか、彼らを危険視していた星間連盟がフーマをウルトラマンと認めずに攻撃に来るとか……
 そうした因縁(いんねん)で結ばれた人物相関図を群像劇として描くことで、お気の毒な宇宙人たちの「お悩み相談」よりも、よほど人物造形に厚みのある「人間ドラマ」として完成するように思えるのだ。


*本人が否定しようがタイガはタロウの息子だ!


 ちなみに『トライスクワッド ボイスドラマ』第13回から第15回の3回連続でタイガの過去が語られた『その拳は誰がために』では、宇宙警備隊の訓練生だったころのタイガが、『ウルトラマン80(エイティ)』(80年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19971121/p1)終了後に小学館学年誌でのグラビアやコミカライズ作品の連載を経て関東ローカルで放映された『アンドロメロス』(83年・円谷プロ TBS)に登場したアンドロ超戦士の仲間・アンドロアレスと出会い、まだ光線技を習得していないタイガに向けて『アンドロメロス』の敵組織・グア軍団の戦闘隊長・イムビーザが放った改造ブロッケンとメカバードン(!)を、アンドロアレスが瞬殺する活躍が描かれた。
 もちろんアンドロ超戦士やグア軍団の再登場も願いたいところだが、『帰ってきたウルトラマン』第41話『バルタン星人Jr(ジュニア)の復讐』に初代ウルトラマンに倒された宇宙忍者バルタン星人の息子・バルタン星人Jrが登場したように、タロウに倒された極悪宇宙人テンペラー星人の息子とか、火山怪鳥バードンが生んだ卵が実はひとつ残っていて(笑)、その息子が復讐に来るとかの因縁バトルもアリではないかと。


 また『ウルトラマンタロウ』第39話『ウルトラ父子(おやこ)餅つき大作戦!』で月に帰されたうす怪獣モチロンが、タロウの世話になった礼にとタイガのピンチに助けに来るなんてのを個人的には期待したかったところだ。
 ペロリンガ星人やナックル星人の50年後らしき姿が描かれたことで、『タイガ』の地球が「昭和」のウルトラシリーズとつながっているとも解釈可能ならば、番外編的にそのような試みをしてもよいのではなかったか?
 なんせテンペラー星人バードンもモチロンも皆着ぐるみがあるのだし(笑)、もっというなら『ウルトラマンA(エース)』(72年)第28話『さようなら 夕子よ、月の妹よ』(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20061111/p1)で月星人としての正体を明かして退場し、『タロウ』第39話にゲストで登場した『A』のもうひとりの主人公・南夕子を演じた星光子サンにも出てもらって、「その節はお父さん(タロウ)にお世話になりました」と語ってもらうとか(笑)。


 『ボイスドラマ』第1回『未来の思い出 前編』では、常に「タロウの息子」と呼ばれることに嫌気がさしていたタイガを、光の国の宇宙科学技術局の資料庫を管理するフィリスがたしなめる描写がある――ちなみにフィリスは「頭脳労働が得意」な「ブルー族」とされているのだが、かつて小学館学年誌で「ブルー族」を「力持ちで肉体労働が得意」とされた解説を読んだ筆者からすれば、おおいに違和感があるのだが(笑)――。
 先述したテンペラー星人バードン・モチロンといった、かつてタロウと対戦した宇宙人や怪獣の再登場は決して『タロウ』ファンを喜ばせるだけではなく、父であるタロウと深い因縁があるキャラの登場により、いくら否定しようがタロウの息子である事実からは決して逃れられないことをタイガが痛感し、あらためてその責任の重さを知ることとなる心の変遷(へんせん)を描くことで、タイガの立派な成長物語となり得たかと思えるのだ。


 タイガの成長の証(あかし)として、第16話で「燃えあがれ、仲間たちとともに!」とのヒロユキの決めゼリフにより、ヒロユキ・タイガ・タイタス・フーマの合体形態で、全身に赤の配色が増し、両耳部分の角も赤く大きくなったウルトラマンタイガ・トライストリウムが誕生した。
 もちろんタイガがヒロユキやタイタス・フーマとの絆を深めた象徴として描かれたのだが、これに至る過程にて、それまで怪獣の力を秘めたリングタイプのアクセサリーを必殺技で使用し続けた結果として、タイガが闇堕(お)ちしてしまうというのは……
 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS(ブイエス)警察戦隊パトレンジャー』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190402/p1)のルパンコレクションとか、『仮面ライダージオウ』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191020/p1)のライドウォッチみたいに、コレクターズアイテムを集めるとごほうびがもらえる(笑)どころか、集めることで闇堕ちする(爆)のでは、バンダイ発売の玩具も子供に売れないのではなかろうか?
 『ウルトラマンジード』のウルトラカプセルとか、『ウルトラマンR/B』のルーブクリスタルなど、近年のウルトラマンに登場するコレクターズアイテムの玩具が軒(のき)並み苦戦しているだけに。


*『ウルトラマンタイガ』の弱点とは?


 思えば近年のウルトラマンシリーズは謎解き要素を強調した縦糸を主軸とする連続ものである印象が強かったものだ。


・『ウルトラマンオーブ』(16年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20170415/p1)では主人公のクレナイ・ガイ=ウルトラマンオーブが108年前の北欧での戦いに巻きこまれた少女・ナターシャを救えなかった過去がガイのトラウマとして描かれたが、中盤以降ヒロインの夢野ナオミの出自をめぐる謎解きが展開され、ナオミがナターシャの末裔(まつえい)だと判明したことで、ナターシャが実は無事だったと明らかにされた。


・『ウルトラマンジード』では主人公の朝倉リク=ウルトラマンジードが映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(ザ・ムービー)』(09年・ワーナー・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20101224/p1)以来悪役として描かれてきたウルトラマンベリアルの息子として設定され、それを知ったことによるリクの葛藤(かっとう)や、ベリアルに忠誠を誓う伏井出(ふくいで)ケイ=ストルム星人をヒロインの鳥羽(とば)ライハが両親の仇(かたき)として復讐の炎を燃やすも、最終回にしてそれらの関係性の劇的な変化が描かれたり、登場する各話のゲストたちも先述したウルトラカプセルを起動させるエネルギー・リトルスターを保持していることでその存在感を高めていた。


・そして『ウルトラマンR/B』では、中盤以降登場した謎の美少女・美剣(みつるぎ)サキが当初は怪獣を召喚する敵対者的なキャラとして登場するも、実は1300年前に地球を守ろうとした先代ウルトラマンロッソと先代ウルトラマンブルの妹であることが明らかにされたり、主人公の湊(みなと)カツミ=ウルトラマンロッソ・湊イサミ=ウルトラマンブル・湊アサヒ=ウルトラウーマングリージョの母・ミオが行方不明となった原因の究明や、アサヒの出自をめぐる謎解きも展開されていた。


 そういう要素が『タイガ』では皆無(かいむ)に近いような感があり、「昭和」のウルトラマンシリーズみたいな1話完結形式に戻っている印象が強いのだ。


・自身がウルトラマンに選ばれなかったことからガイに恨みをつのらせた『オーブ』のジャグラス・ジャグラー
・故郷のストルム星の崩壊から自身を救ってくれたベリアルを主君と仰(あお)いだ『ジード』の伏井出ケイ。
ウルトラマンオーブを真のウルトラマンと信じるがためにほかのウルトラマンの存在を断じて認めようとしなかった『R/B』の愛染(あいぜん)マコト=ウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバルツ(笑)=精神寄生体チェレーザ……


 彼ら近年のウルトラマンに登場したレギュラー悪は、深夜枠で放映されたスーパーヒーローアニメ『SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190529/p1)に登場し、自身の気にいらない人間を怪獣を使って次々に殺害するも、個人的にはかわいくてたまらなかった(爆)萌(も)え系美少女・新条(しんじょう)アカネを含め、ネット界隈(かいわい)で「円谷のヤベーやつ四天王(してんのう)」としてHOT(ホット)ワードと化したほどに、ライト層の間で「ネタキャラ」として注目を集めたものだった。


 『タイガ』のレギュラー悪・霧崎=ウルトラマントレギアも確かに「ヤベーやつ」ではあるのだろうが、本人がいたってまじめにやっていることが視聴者には「お笑い」として映ってしまう、いわゆる「ネタキャラ」であるかはなんともビミョーなところだ。
 霧崎を演じる七瀬公(ななせ・こう)、トレギアの声を演じる若手イケメン声優の内田雄馬(うちだ・ゆうま)、先述したウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバルツも務めたスーツアクター・石川真之介(いしかわ・しんのすけ)が演じるトレギアのボディランゲージ主体のラリった演技が三位一体(さんみいったい)となった霧崎=トレギアは、最強の陰湿キャラとしての完成度があまりにも高すぎることが、その意味ではアダになってしまっているような感がある。


 それにしても、先述したジャグラー・ケイ・マコト・アカネといった「ヤベーやつ」には言動・行動の動機がそれなりに明確に描かれていたものだが、ぶっちゃけ霧崎=トレギアはそれが実にわかりにくい。
 タロウのかつての親友であり、12年前の宇宙での戦いでタイガ・タイタス・フーマを消滅させたという、本作でメインとなるウルトラマンとの強い因縁を持つハズのトレギアが、レギュラー悪として怪獣を召喚するワケでもなく、ヴィランギルドの怪獣兵器やタイガたちをただおちょくるだけの愉快犯にしか見えない描写がつづいたことには、やはり視聴者にはその立ち位置がどこにあるのかがつかめなかったのではあるまいか?
 ちなみに第7話・第9話・第11話・第20話では霧崎はトレギアへの変身どころかいっさい登場すらしないのだが、主人公と強い因縁を持つ敵キャラが登場しなくても話が成立してしまうあたりが、『タイガ』に縦軸となる要素が希薄(きはく)であることの象徴ではないのだろうか?


 『タイガ』の第1話はYouTubeでの視聴回数が1週間で100万回を超えていたが、その後右肩下がりとなり、第18話に至っては1週間で29万回と、1日遅れで配信が開始された『ウルトラギャラクシーファイト』のEpisode(エピソード)6が1週間で稼いだ62万回の半分にも到達しなかった。
 もっとも『ギャラクシーファイト』も「全世界同時配信!」を高らかに喧伝(けんでん)した、かの坂本浩一監督作品であることを思えば、62万回という数字も決して高いものではない。
 なんせ『仮面ライダー電王』や『仮面ライダーW(ダブル)』(09年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20100809/p1)、『仮面ライダーOOO(オーズ)』(10年)といった10年も前の「平成」仮面ライダーが毎回50万~60万回を稼いでいたのだから、『タイガ』がそんな旧作の半分程度しか稼げないということは、やはり現在のウルトラマンの商品的価値はそんなものなのだと解釈すべきなのであろうか?


 前作『ウルトラマンR/B』の後半は同じ円谷プロ製作の『SSSS.GRIDMAN』に話題をもっていかれたような感があったが、『タイガ』もまた『ギャラクシーファイト』の配信開始によって注目度が低くなってしまっている印象がある。
 ただ、せめて最終展開や2020年春に公開されるであろう劇場版では、第1話で多くの視聴者が『タイガ』に抱(いだ)いたであろう期待を裏切らないものを観せてくれることを切に願いたいものだ。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2019年晩秋号』(19年11月24日発行)~『假面特攻隊2020年号』(19年12月28日発行)所収『ウルトラマンタイガ』中盤賛否合評5より抜粋)


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 2019年12月20日(金)から『スター・ウォーズ』シリーズ・エピソード9ことSF洋画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開記念! とカコつけて……。
 同作の直前作にしてエピドーソ8こと「続3部作」の第2弾『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17年)評をアップ!


スター・ウォーズ/最後のジェダイ』肯定評 ~陰陽円環な善悪観・草莽の民・自己犠牲的な特攻! 世評は酷評だが、私見ではシリーズ最高傑作!


(文・T.SATO)
(2018年12月17日脱稿)


(巻頭のみ、拙稿『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』評巻頭とも共通・汗)


 漆黒の大宇宙を白銀の巨大宇宙戦艦や、X字型やH字型の戦闘機が赤細いレーザー光線を放ちつつ滑空し、光沢ある白や黒の甲冑に身を包んだ敵帝国兵たちが闊歩して、姫を助けるために青年はレーザー剣を持って立ち上がる、近代的なSF活劇映画のエポックメイキングともなった『スター・ウォーズ』(77年・78年日本公開)シリーズ。


 甘さの残る青年・姫さま・ちょいワルの兄貴といった、3人の三角関係を中核に、青年がジェダイ(旧・銀河共和国の騎士)になるための東洋的修行を積む姿と、宿敵の黒仮面の暗黒騎士ダース・ベイダーや銀河皇帝が支配する銀河帝国vs宇宙各地のレジスタンスとの戦いを描いたのが、今ではいわゆる「旧3部作」(77年・80年・83年)と呼称される作品群であった。


 15年のブランクを経て再開した、いわゆる「新3部作」(99年・02年・05年)では、「旧3部作」の主人公たちの親の世代と、実は旧作の主人公青年の実父でもあったダース・ベイダーが闇落ちした経緯、旧・銀河共和国が銀河帝国に乗っ取られていくサマを描いた。


 そこからさらに10年の歳月を経て、産みの親であるジョージ・ルーカス監督自身は続編を作る気はもうなかったようだけど(爆)、それとは正反対にファンは続編を熱烈に待望していて、「旧3部作」の約30年後の息子たちの世代を描く「続3部作」(15年・17年・19年)が開幕!


 「旧3部作」の英雄である姫さまとちょいワルの兄貴との間に生まれた不肖の息子のクールな長身青年・レンは、両親の威光が重荷であって反発したのか、すでに銀河帝国残党ファースト・オーダーに所属しており、ダース・ベイダーもどきの黒マスクをかぶる中堅幹部としても活躍中のところから物語がスタート。


 蛮行を働き、罪もない村人を大量殺戮する帝国軍残党に反旗を翻す新世代主人公は、コレまた「時代」を反映してか、古典的で狭苦しい親子関係・兄妹関係を描いてきた「旧3部作」や「新3部作」とは差別化して、今のところは「貴種流離譚」でも何でもナイ名もなき雑草の庶民たち。
 元気な女性剣士を主人公に、帝国白甲冑2等兵の脱走兵でもあるガタイはよくても少々気が弱い黒人青年を副主人公に据えたあたりが、今どきのダイバーシティー(性的・人種的・性格的多様性)を反映しているともいえるけど、そのような配慮や向こうウケのイイ作品の外側にある尺度はヌキにして純・物語的な観点から見ても、妥当なキャラシフトやキャラバランスだとはいえるだろう。


 日本の年長世代の特撮マニア的には、往時に信奉されていた「怪獣恐怖論」や「怪獣1回性理論」とはまったく真逆な、先輩仮面ライダーや先輩ウルトラ兄弟たちが助っ人参戦して、子供たちをワクワクさせてきた大長編シリーズものとしての手法も採用したとも見ることができる。
 レジスタンスの将軍に昇格した姫さま(!)と、相変わらずブラブラしているちょいワルの兄貴もといチョイ悪オヤジと化したハン・ソロ演じるハリソン・フォードも、期待にたがわず再登場させることで、歴代シリーズの熱心なファンたちをも歓喜させている。


 現今ではそーでもないけど、かつては続編作品やシリーズ化自体が悪であり、堕落であり否定されるべきモノとして、昭和の後期ゴジラシリーズや1970年代前半に放映された第2期ウルトラマンシリーズなどが、オタク第1世代(1960年戦後生まれ)のジャンルマニア間で全否定されていたモノであったが、果たしてその理論・言説は正当なモノであったのか?
 その答えは今となってはもう明らかだとは思うけど、広大なヨコ方向の「作品世界」と、長大なタテ方向の「歴史」を作ることで、「続編」や「前日談」に主人公も異なるあまたの「外伝」が自動的に生成され続けていく余地を作り、マニアたちを「虚構世界」に長期にわたってワクワクとするロマンを感じさせて、タイクツさせずに遊ばせつづける「世界観消費」とでも称すべき、21世紀以降のアメコミ洋画にも顕著となった作り方にこそ無限の可能性があるというべきであろう。


 日本の「ウルトラマン」や「仮面ライダー」に「スーパー戦隊」などの長寿シリーズも、一部の好き者プロデューサーや好き者の監督が担当したときのみ、散発的に世界観クロスオーバーを試みるのではなく、意図的・計画的・長期スパンで、製作会社や玩具会社などの全社ぐるみでの取り組みで、そのような「世界観消費」的な方向へと積極的に舵を切って、大いに商売していくべきではなかろうか?


(ココまでは、拙稿『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』評の巻頭とも共通・汗)


40年目の『スター・ウォーズ』シリーズ最新作、『最後のジェダイ』!


 1977年の原典からちょうど40年を経た2017年12月に公開された「続3部作」の第2作『最後のジェダイ』。ここで指す「最後のジェダイ=旧・銀河共和国の騎士」とは、「旧3部作」の主人公青年の成れの果てで、最果ての冷涼な惑星に隠遁して、ヒゲ面のオヤジと化したルーク・スカイウォーカー青年(?)のことであり、ついに彼がマスター(師匠)に昇格して、新主人公を指導する立場となることで、またまた歴代シリーズのファンたちをクスぐりに行く。


 そして、その「続3部作」の第1作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15年)でアイテム争奪戦の的ともなった『鳴門秘帖(なると・ひちょう)』(1925(大正15)年・吉川英治の時代小説)もとい「銀河地図」が指し示していた、英雄ルークが隠棲している惑星に、同じく『フォースの覚醒』にて中古市場で安売り(笑)されていた「旧3部作」での主人公たちの母船でもある中型戦闘機ミレニアム・ファルコン号をご都合にも入手して駆けつけた女剣士が、ルークに復帰を懇願するサマと、弟子入りを許可されるまでの悶着をも描いていく。


 かてて加えて、初老のルークは師匠の年齢になってもいまだ苦悩し、そこに導き手としてルーク師匠のさらなる師匠でもあるシワシワの小人老人でもあり、「旧3部作」ですでに肉体の生は終えているヨーダ師匠も霊体として登場!


 それと平行して描かれる、帝国軍残党に追撃されるレイア姫もといレイア将軍率いるレジスタンスたちの船団の「出エジプト」ばりの「エグゾダス」(逃避行)。


 帝国軍残党のメンツには、奇しくも姫の実子でもあるレン青年もおり、「父殺し」ならぬ「母殺し」をも達成することで、自身の中にまだ残る甘さを払拭することで「強者」として自立して、「真の悪の力」=「フォースの暗黒面」をも獲得せんとしている……。


 この危機を脱するために、おデブの黒髪東洋人の女整備士は黒人副主人公クンと敵母艦中核の電源ブレーカー(笑)を落とすため、その敵地に潜入するにはコード破りの達人も必要とするために、金持ちどもがカジノでギャンブルに興じる遊興惑星にも寄り道。
 重傷を負った姫の代理を務めるクールビューティーな紫髪の痩身長身の女性提督やら、命令無視を繰り返すソリ跡アオ髭な熱血壮年パイロットの奮闘に、彼らの行き違いの誤解劇なども描かれて……。


 以上までが、本作に対する教科書的な内容紹介でもある。


 以下からが、筆者の個人的な感想となるのだが……。


 コレは歴代『スター・ウォーズ』シリーズ最高傑作ではなかろうか!?(爆)
 『スター・ウォーズ』シリーズではじめてマトモな、単なる設定の「羅列」やスカスカの「段取り劇」ではナイ、物語や細部や登場人物がプリプリとした密度感のある「表現」や「描写」として昇華できている作品を観たような!!


 ……いやコレは洒落やネタや釣りとして炎上目的でそう語っているのではない。心底からそー思っているのである。
 なので、逆に本作に対して、シリーズ最低の駄作だとの評価が世界中のマニア連中によってレッテル貼りされていたことを知ったときには驚いた(笑~どうぞ、罵倒してやってください・汗)。


「旧3部作」の当時でも、シリーズを重ねることでの批判はあったのだ!


 逆に云うなら、今では『スター・ウォーズ』シリーズは先鋭的なマニアやレジスタンスのモノではなく、ふだんはジャンル作品など観もしない、どころか小バカにすらしている一般ピープルでさえ鑑賞するまでに、保守本流のメインストリームと化したブランド・権威主義の作品であるとすら思う。会社のヤンキーな一般ピープル連中でさえ鑑賞しているくらいだから、つくづくそー思う。


 むろんムダにレジスタンスを気取っているワケでもなく、少数派の味方さえすれば即座に前衛で正義ダなどと安直左翼チックな自己陶酔などは考えてはいない。多数派が愛好するモノではあっても、それがドラマ的・テーマ的・エンタメ的にも中身が充実しているのであれば結構だ。
 だが、本『スター・ウォーズ』シリーズについては、今にして思えばドラマ的・テーマ的・エンタメ的にもさほどのモノではなく、もはや大金をかけたチャチくない映像&特撮の大作映画であるから、そのオーラだけで無批判に屈服して、「物語的な達成度」と「映像的な達成度」を選り分けせずに混同して、「コレは超大作=傑作なのだ!」と自分自身に無意識に云い聞かせて鑑賞している大衆やマニア諸氏が多数派である……というのが筆者個人の見立てである――もちろん筆者自身も最終審判者でもナイ以上は、その評価尺度に性格的な偏りやシミったれたヒガ目や偏見も大いに入っているであろうことは認めております(大汗)――。


 かく云う筆者も、子供時代に『スター・ウォーズ』旧3部作をリアルタイムで鑑賞して、絶大なるカルチャーショックを受けて心酔したことがあるような老害オタではあるのだが、インターネットが普及する前なのでアーカイブ化されずに後世にはあまり残らなかった、往時にはそれなりにはあったようにも思う、往年のマニア諸氏の感慨もここに記しておきたい。


 『スター・ウォーズ』の日本初公開は1978年夏のことであった。同時期にコレまたTVアニメ(74年)の総集編映画『宇宙戦艦ヤマト』(77年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20101207/p1)の大ヒットに端を発した新作アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(78年)も公開されて超特大ヒットを記録している。
 『スター・ウォーズ』&『ヤマト』の相乗効果で、その後の数年間に日本の宇宙SFアニメも急速な進歩を遂げていく。『さらば』のTVアニメ化『宇宙戦艦ヤマト2(ツー)』(78年)やその続編『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(79年)に『ヤマトよ永遠(とわ)に』や『宇宙戦艦ヤマトⅢ(スリー)』(共に80年)。
 アニメ映画『銀河鉄道999(スリーナイン)』(79年)やTVアニメ版(79年)の総集編映画『機動戦士ガンダム』(81年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19990801/p1)も大ヒット。『伝説巨神イデオン』(80年)や『太陽の牙ダグラム』(81年)に『戦闘メカ ザブングル』(82年)や『装甲騎兵ボトムズ』(83年)などといった、今や古典の通称・リアルロボットアニメの作品群も登場を果たす。


 先の『ヤマト』続編群や『イデオン』にTVアニメシリーズ『ザ☆ウルトラマン』(79年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19971117/p1)や『超時空要塞マクロス』(82年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19990901/p1)といった作品群では、アニメとはいえ『スター・ウォーズ』以上に数十万年~数十億年の超古代の因縁にまでさかのぼる壮大な時間&空間的スケールで、敵味方のあまたの宇宙戦艦群が数百・数千・数万艘と登場するような圧巻のパノラミックなビジュアルを誇る大宇宙戦争までをも描くようになっていた。
 敵も味方もその存在は相対的にもほぼイーブンであり、単なる勧善懲悪ではなく互いに一理も二理もある思想的・哲学的なバックボーンを背負って戦っており、それらとは実に対照的な末端の兵士たちの無常な生&死などもすでに描かれ切って、目が肥えてしまったあとに、「旧3部作」の最終作『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』(83年)(現・邦題『スター・ウォーズジェダイの帰還』)を観た日には……。


 そのラストは、


・初作ラストとさして変わり映えのしない、小惑星サイズのメカ球体「デス・スター」の内部に飛行メカで潜入しての爆破劇のリフレイン、


・その近くの森林惑星での局地的な攻防戦、


・心の揺らぎや多面性や中間グラデーションがあまりナイ正義と悪との対決や、


・本シリーズにおける超能力こと「フォース」の役回りが、オカルト・前近代的に思えて、ハイブロウなSF作品にはとても思えず、「フォースと共にあらんことを」的な神頼み・他力本願の宗教的なテイストの存在であることへのプチ違和感
――往時は「力」を意味する「フォース」という英語が我が日本ではあまり一般的ではなかったので、「理力」という翻訳字幕に読み仮名で「フォース」と振っていた――。


・世界を守るため、あるいは正義や道義や大義などの「公共」的なるモノを守るためというより、あまりにも個人的に過ぎる動機や「私情」で、ウダウダ愁嘆場の甘ったれた卑小な「親子対決」をしているようにも見えてしまう主人公青年vs暗黒騎士ダース・ベイダーとの一騎打ち&和解に収斂していく最終展開……。


 アレ、こんな程度のモノなのか?……と。


 そーいうモノこそが『スター・ウォーズ』の王道なのだ! というのは、もっと後年になってから判ってきて、一般化されて意識化された通念なのである。
 当時の日本のジャンルマニアたちが無意識に望んでいたのは、『機動戦士ガンダム』のような80年代前半のリアルロボットアニメ路線であり、ハードでシリアスでリアルで精神主義が勝利をもたらさず、英雄や美形よりもフツーの平均的な青年や凡人を主人公として、特別機ではなく量産型をメカ主役に抜擢するようなノリである。
――現在の観点からはまだまだヒーローロボットアニメの尻尾を引きずっているようにも思える80年代前半のロボットアニメ群は、往時においてはそのようなモノとして見做され、あるいはそれに足らなかったとしても、日本のアニメの未来はそのような方向性を目指すべきモノとされていた――


 そのような設定や作劇こそが「高尚」であり、ジャンルが目指すべき目標だと賞揚されて、ゆえに庶民や整備兵や看護師やコックさんなどのガヤやモブキャラなども描かれるべきである! というような風潮が醸成された渦中にあっては、『スター・ウォーズ』もアッという間に最先端のトップランナーの座を蹴落とされて、後方に追い抜かれていってしまったような感もあったのだ。


 語彙力に欠けるミドルティーンの原オタク少年であった筆者には、そのへんを明晰・明快に言語化して論理や体系として認識できていたワケではむろんナイけれど、漠とはそのような感慨をいだいてはおり、中学・高校の同年代のマニア少年たちと、そのような小さな違和感をオズオズと散発的に語り合ったモノである。


 たとえば、初作では1艘だけが登場した天体規模の超巨大メカ「デス・スター」が、数十・数百・数千艘とでも出現して、仮初めの一時的にではあっても観客に絶望感を味あわせ、コレをドーやって倒すのか!? というような、さらなるスケール雄大のスペクタクルな光景の特撮ビジュアルを見せて、「知恵」(=SF合理的な作戦)と「勇気」での攻略を主眼としていくような作品を見せてくれれば、また違っていたのではあろうけど(笑)。
 海の向こうの往時のクリエイターのSF&ビジュアル的想像力を、一時的・局所的には日本の当時の若きアニメのクリエイターたちのそれが凌駕していたところも実はあったということなのだ。



 今では若い世代には古びて観えても、往時においては「旧3部作」は、前代とは一線を画する特撮技術やビジュアル・イメージなどで斯界(しかい)に与えた絶大なインパクトによって、映画史やオタク史における歴史年表には特筆大書すべきというイミではたしかに画期ではあった。
 そこに異存はナイし、「特撮」ジャンルとは「特撮」や「アクション」などの「特殊技術」を魅せるモノという定義を作って、それに従うのであれば、むしろその理想形ですらあったといえる。
 しかし、後年長じてから純ドラマ的・純テーマ的に、あるいは作劇の技巧面で、『スター・ウォーズ』シリーズを見直したときに、その部分では実はたいしたことがなくて、むしろ世人は若年時に熱狂したという好感情で、その評価に「思い出補正」が働いているようにも私見するのだ。
――難解・高尚ではなくその程度のマイルドさだったからこそ、大衆・ライト層向けにもちょうどよく、彼らが勝手に本シリーズを神話化して仮託するに足る対象としても、この塩梅がちょうどよかったのかもしれないが(汗)――


善悪の安直二元観 ⇒ 価値相対主義でもないグラデーションの陰陽観!


 かの『機動戦士ガンダム』シリーズにおける「ニュータイプ」(=新人類)の超常能力とは異なり、『スター・ウォーズ』シリーズにおける「フォース」とは、せいぜいが等身大でのレーザー剣での戦闘時の念動力やチョットした予知能力で役に立つくらいであって、銀河帝国vs旧・銀河共和国との大戦争の軍事的去就どころか、宇宙戦艦や戦闘機同士の勝敗にもほぼ無関係であったりで、戦略・戦術的にはあまり意味がナイあたりも、『スター・ウォーズ』シリーズの実は弱点であったと筆者は見ている。


 しかし、本作においては、お互いに鏡合わせの関係であるやもしれない、一応の「善」なる女剣士主人公レイ&英雄たちの不肖の息子でもある一応の「悪」なるレン青年は、何万光年も離れた場所にいるであろうに、本作中盤では「フォース」の神秘の力を通じて時折、互いの姿が間近にいるかのごとく見えて会話までをも交わす。
 女剣士レイは闇落ちしきっていないレン青年の迷いや悔恨を感じ取って、光明面へと引き戻せる未来線を見る。
 レン青年の方でも女剣士の両親を喪った不幸な生い立ちや自由奔放さとはウラハラの不穏さを感じ取って、暗黒面で共闘する未来線を見ている。
――双方ともに「幻覚」ではなく、オルタナティブ(代替可能)な「相反する未来線」が、劇中では「併存」して「実在」するということでもあるのだろう――。


 修行のさなかにあるのに、彼らの空間を超えた精神交流を改めて感知することで、ルーク師匠は弟子たる女剣士レイにも不穏さ(=暗黒面に落ちる可能性)を検知し、レン青年の上官にしてファースト・オーダーのシワシワの老人支配者・スノークも――『キング・コング』(05年)やハリウッド版『GODZILLAゴジラ)』(14年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190531/p1)の中のヒトに、『猿の惑星:創世記』(11年)シリーズ(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20171107/p1)の猿の主人公・シーザー役や、アメコミ洋画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15年)で登場して『ブラックパンサー』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20180607/p1)でも再登場を果たした人気悪役なども務めたアンディ・サーキスが演じる――実はすでにそれを検知した上で、なおかつ放置もしており(!)、その交流を自身の手のひらの上での出来事だと豪語することで、女剣士レイの闇落ちの可能性だとも、レン青年の光落ち(?)の可能性だとも、しかしてレン青年が光&闇の双方の力をイイとこ取りで掌握しようとしているようにも取れるかのように曖昧・多義的に描いていく。


 女剣士レイがついに潜入を果たした敵母艦内で、両者の心が通じたから、レン青年を心底から救いたいと思ったから、即座に彼に出会えたのかと思ったら、逆にレン青年の方は女剣士レイを拘束して老支配者の許へと連行し(!)、彼女が拷問を受けるのを冷ややかに見守りつづける……のかと思えば、ついに助けて共闘もして、薙刀なぎなた)ツインブレードや鞭(ムチ)にもなるレーザー剣を使う赤い甲冑姿の親衛隊どもをバッタバッタとなぎ倒し、ラスボス・ポジションの老支配者・スノークまでをも倒したので(!)、彼の光落ちも決定か!? と思いきや。
 そのまま帝国軍残党の長となってしまい(汗)、女剣士レイと袂も分かって、心で通じ合うハズの「フォース」の力もまた「心を偽ったり隠したり」することもできるモノだともする。
 あまつさえ、祖父にあたるダース・ベイダーの黒マクスもどきをカブること自体がまた「自身の弱さ」だと気づいたのか、黒マスクを叩きつけて破壊することで、フロイト(心理学者)的な「父(祖父)殺し」までをも擬似的に達成していく。


 文芸映画・芸術映画ならぬ勧善懲悪の通俗娯楽活劇として、「正義が最後には勝つ」という結論がある程度は決まっているにしても、こーいうダマしやスカしやヒイてジラして紆余曲折してドチラに転がるのかを、一時的にでも判らなくさせる作劇&演出技法は、ジョージ・ルーカス監督の手になる「旧3部作」や「新3部作」には欠如していてやや単調かつ弛緩(しかん)、モタついていた箇所でもあったと思う。
 しかし、そーいった箇所にこそ、単なる「スジ書き」「段取り劇」ではない、血肉の宿った人間のナマっぽい小さな逡巡や小さなストーリー的サプライズを連発でストーリーに込め続ける、「表現」にまで昇華した「描写」が必要なのである。
 それが達成できているか否かの相違で、たとえ基本設定やアラスジが似通った作品同士であったとしても、ある作品には惹き込まれて、別の作品にはタイクツしてしまう……という相違が生じてくるのだ……と筆者個人は考える者であり、本作はそこをクリアしてみせた『スター・ウォーズ』シリーズ初の作品であったと私見するのだ。


小さなダマしやスカしの多彩な多用で単調さを回避。成熟できない時代のルークの懊悩!


 こーいう小さなダマしやスカしは、


・重傷を負った姫もとい将軍の後任となった女提督が、自己保身だけを考える小悪党なのかと思わせて実は……とか、
・裏切りを疑って自身に叛逆してきた命令違反常習の熱血壮年パイロットのことを、女提督が実は個人としては人間味があり頼れる可愛げもあるオトコとして好ましく思っていたとか、
・黒人副主人公&東洋人女整備士コンビが、遊興惑星でお目当てのコード破りの達人とはまた別人の、アルコール中毒なコード破りの達人とも遭遇、意表外にもそっちの彼をスカウトとか、
・そのアル中コード破りの達人も、最終的には共和国に付くのか帝国に付くのかよくわからない……


などなどの描写で本領を発揮しており、本作の展開を単調に陥ることから救っている。


 従来のシリーズではほとんど描かれなかった草莽(そうもう)の下々の者たち……。


・冒頭の爆雷投下艇での不測の事態に生還があたわずとも、身を張って手動で投下せんと奮闘する一女性兵士の姿や、
・遊興惑星にて競馬ウマを世話するため、奴隷労働を強いられている子供たちに、
・先のメカニックの女東洋人整備兵や、
・「ガンダム」シリーズのアナハイム・エレクトロニクス社もかくやの、帝国にも共和国にも武器を売り裁いている商人の存在、


などなどの点描に、『スター・ウォーズ』シリーズではじめて、「主人公」や「英雄」や「戦争」や「政治劇」だけでなく、「社会」や「経済」や「庶民」までをも血肉をもって描いた感すらあるのだ。



 女剣士主人公や不肖のレン青年のみならず、この小さなダマしやスカしは、「旧3部作」の主人公青年でもあったルーク師匠にも適用される。
 それは、日米ともに先進各国では80年代の戦前育ちのレーガン大統領や中曽根首相に象徴されるように、オトナがオトナであり頑固オヤジでもあった――アイデンティティ面での迷いが少なかった――時代が終わり、90年代の戦後育ちのクリントン大統領や細川首相以降のように、大衆消費社会で育った人間たちに特有な、異性に対するモテ・非モテをドコかで内面化してしまうことで、いつまで経っても思春期・青年期的な繊細ナイーブさがドコか抜け切らないオトナたちが跋扈するようになってしまった、今の先進各国における「リアル」さの反映だとも取れる。


 前線復帰を断ったワリには、深夜に懐かしのミレニアム・ファルコン号に忍び込んで往時を忍ぼうとしたら、そこにて「旧3部作」のロボット・R2-D2や猿人・チューバッカに再会して喜ぶことで、ファンサービスと彼の多面性を描くことを同時に達成しつつ、「旧3部作」冒頭の懐かしの「姫が救いを求める立体映像」の再投影に「ズルいぞ」とボヤきつつも、ルーク師匠はその首を肯(がえ)んじない。


 変化の激しすぎる時代には旧来の手法がそのままでも通じないので、先輩ヅラして自信を持って後輩に接することができずに、強面をした瞬間に自身のことを即座に自己相対化もしてしまうような足許が定まらないオトナたちやイイ歳になってしまった我々自身の似姿。
 そのようなオトナになってしまったルーク師匠が、懇願されても前線には復帰しない頑ななまでの態度や、女剣士主人公レイへの腰が引けた態度は、かつてルーク師匠が不肖のレン青年を弟子として預かったときに、彼が暗黒面に墜ちていくことを救えなかったための自信喪失ゆえであり、隠遁が彼なりの責任の取り方でもあったとほのめかされていく。


 しかし、その明かされた真相にも自己弁護や自己正当化のウソが微量に混じっているようでもあり(汗)、レン青年が精神交流を通じて女剣士レイに語ったところとも総合すれば、大ワクではそーだとは云えても、細部においては直接の当事者の認識にすら相違がある「歴史認識問題」(爆)のような観も呈していく。
 レン青年の中にあった「闇」は幻なのか? たとえ「闇」はあってもそれは微量に過ぎなかったのではなかったか? それを見たルーク師匠自身の心にも「闇」はなかったといえるのか? その「闇」の反映ではなかったか? ルーク師匠とレン青年はドチラが先に物理的にも手を(剣を)出して相手を殺そうとしたのか?
 明確な真相は明かされずにそこは流されて、現在進行形で発生している大事件に対するレン青年&ルーク師匠の相反する選択・決断・決闘は、それらの細部・ディテールへのこだわりなど、ドーでもよくはないかもしれないけれども、あくまでも相対的には二次的な些事として押し流されて、イマ・ココの現実に緊急対処せねばならなくなっていく……。


利他・自己犠牲・特攻のお涙頂戴パターンは、日本特有ではなかった!?


 本作の中後盤は、


・大状況としては、レジスタンスの孤高の宇宙戦艦に追いついた帝国軍残党の宇宙戦艦との最後の一戦
・中状況としては、帝国軍残党母艦内で繰り広げられる電源ブレーカー落とし作戦
・小状況としては、同艦内にて老支配者を倒したレン青年vs女剣士レイの念動力でのレーザー剣の束(つか)の争奪戦!


 という3つのエレメントが、イイ意味で云うけれども、ご都合主義にも同時に鼎立(ていりつ)進行して、空間的にもほぼ一箇所で時間的には同時にクライマックスも迎えて(笑)、かつ結局は大状況がすべてをかっさらっていく……。
 そんなご都合主義的な同時展開は、リアリズム至上で考えたならばホントウはアリエナイことではあるけれど、物語・フィクションとしてはその方が散漫にならずに、まとまりも良くなり、作品テーマをシンボリックに重ね合わせることで余韻も二重奏や三重奏となることで、観客にもより良く伝わったりもする。


 その際のキーワードは「利他」の心かとも思えたが、旧日本軍の自爆「特攻」にも見えるあたりで、センシティブな御仁であれば、コレを問題視する意見もあってイイようには思える。


・本作では冒頭からツカミとして、地球型惑星を眼下に見下ろす成層圏で、帝国軍残党の艦船vs鈍重タテ長の中型爆撃艇群との小競り合いが描かれる。
 次々にヤラれて誘爆していく機動性の悪そうな爆撃艇の最後の一艘に鎮座する若き無名の女兵士が、もう戦局的に帰還も叶わないであろう自らの運命を悟って、それでも地上の友軍の脱出時間を稼ぐため、遠隔装置が故障でもあるゆえに、格納庫に趣いて手動で数百の砲丸型爆弾の投下にようやっと成功! 敵艦を撃破するも、自らも爆炎に消える!


・黒人副主人公クンも終盤、塩の惑星での巨大岸壁トーチカ(砦)を背にした広大な平原での攻防戦では、曳航されてきた敵の巨大光線砲――「デス・スター」のそれと同じモノ!――の射線軸上を飛行して、砲口に特攻することで破壊せんとする!


・追っ手の敵艦隊からエグゾダス。逃げるばかりで策もなく、自身だけ秘密裏に小型艇で脱走しようとする卑劣漢か? と観客に思わせた紫髪のスマートで上品な壮齢の女提督ではあったが、それは乗員たちをレーダー捕捉されにくい小型艇で脱出させるための奇策であったことが判明。
 最後は艦橋にひとり残り、宇宙戦艦を反転させて、超光速飛行の初速の勢いの体当たり(!)で、敵艦隊を一挙に瞬時に撃沈して、自身も戦場の露と消える!


 同時期公開の『映画 中二病でも恋がしたい! -Take on me-』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190904/p1)でも、片目に眼帯をかけた小動物チックな中二病のメインヒロインが自動改札に引っかかるや、「ワ、ワタシに構わず、先に行けェェーー!!」と自己犠牲の精神を叫んでいたのと同じパターンが本作では連発されたのであった(……違います・笑)。


 往時とは異なり、2010年代のメリケンの作り手たちも、日本のジャンル作品の悪しき「特攻」ネタに毒されてしまったのか!? ……ということはナイであろう(汗)。
 早くも二むかしも前のSF洋画『インデペンデンス・デイ』(96年)でも、異星人のコンピューター・ウイルス攻撃を受け付けないアナクロ(時代錯誤)な複葉機に乗る老パイロットが、自らの身を犠牲に異星人の超巨大UFOのバリアに自爆「特攻」して勝機を与えていた。
 キリスト教の伝道モノ映画でも、異民族・異教の土地で宣教師たちが悲惨な殉教(死)を遂げていた。
 2001年の911同時多発テロでも、消防士たちは延焼中の超高層ビルへ消火&救出に向かっていった。


 コレらの姿は、自爆「特攻」とは完全イコールではないにせよ、相手が人間か人外かの相違だけであり、一応の大義があるとはいえ自らの生命を犠牲や危険にさらしてもイイと考える非合理な一点においては、大差がナイともいえる――異論は受け付けます(汗)――。
 非暴力・非服従ガンジーによる有名な「塩の行進」も、20世紀前半のインドだから東洋的神秘のベールでオブラートに包まれて美談のようにもなっているけど、イギリス兵の鉄の棍棒に無抵抗で打たれて数千人で死んでこい! という運動であって、コレは旧日本軍の無策なバンザイ突撃や「特攻」と何が違うというのか?(汗~20世紀後半以降にコレをやったらガンジーも批判殺到であったろう)。


 てなワケで、全肯定はできないけれども全否定もできないあわいのところで、日本人に特有ではなく実は世界共通・普遍的でもあろうお涙頂戴パターンで、要所要所のクライマックスも作っていくのだ。


『最後のジェダイ』ラスト~『ハン・ソロ』~最終章『エピソード9』へ


 ラストでは、塩の惑星上の大平原に面した丘陵の天然岩盤に構築した巨大トーチカへの潜伏に成功したレジスンタンスvs帝国軍残党との白昼下での城塞戦。
 最大のピンチに、ついにルーク師匠は冷涼な惑星に本体の肉体を残して座禅を組んで空中浮遊したまま、魂のみを異星に飛ばして物質化・肉体化を遂げて、かつての姫とも再会を果たし、文字通りの一騎当千
 『機動武闘伝Gガンダム』(94年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19990804/p1)中盤回において主人公青年の師匠マスター・アジアこと東方不敗老人がナマ身の東洋拳法で次々と敵巨大ロボットを粉砕していったのと同様に――もうガンダムも要らないじゃん(笑)――、帝国の四足歩行メカ数十機の一斉砲撃にもビクともしない無敵の強者ブリを示す。
 攻撃がやんだあとには、肩に落ちたチリを払う余裕綽々の姿も見せつけることで、ただの神頼みや単なる他力本願な祈りの対象だけではない、「フォース」の物理的な有用性をも描くあたりで、個人的には長年の溜飲が下がる思いでもあった。


 もちろん「フォース」による超能力バトルだけでも、今度はレーザー剣や宇宙戦艦が不要になってしまうので(笑)、それはレジスタンスがさらなる脱出をはかるための時間稼ぎであったとして、最後には女剣士主人公レイが搭乗するミレニアム・ファルコン号も駆けつけて、峡谷や洞窟を往年の「デス・スター」外装のミゾや内部へと至る巨大通路に見立て直したような迫撃チェイス戦も描かれることで、本作最後のクライマックスも作っていく。
 女剣士レイと黒人副主人公もここにて再会を果たし、彼らが発した救難信号に即座の反響はなかったにしても、希望に満ちたトーンで次作へとつづく幕となる……。



 というあたりで、空気が読めないワケではなく、読めはするし、些事であれば合わせもする協調性(笑)もあるつもりだけれども、やはり合わせちゃイケナイこともあるだろうとも思うので、自身の腹を割って見せてみた。


 もちろん本作を他人との同調ではなく心底からツマラない、評価しないと思った人間であれば、それを変える必要はナイと思う。しかし、意志薄弱にもムラ世間的な「空気」に合わせてついつい見解を変えてしまったという自覚があるヒトたちには、ぜひともその見解を改めてほしいとも思うのだ。


 リメイク映画『スター・トレック』(09年)や本作の直前作にあたる「続3部作」の第1弾『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を脚本&監督したJ・J・エイブラムスが監督を務めていないから、本作は駄作なのだ! というような世評もあるようだ。
 けれども、日本とは異なりアメリカでは映画は監督よりもプロデューサーの方が権限がカナリ強いので、本作ではプロデューサーの親玉でもある「製作総指揮」の筆頭を務めた氏が、本作の脚本&演出面の許諾にノータッチであったというようなことも、おおよそ無さそうに思えるどころか、むしろその意向を反映させていたとも思えるので、その見解にもとても同意はできない(笑)。


追伸


 詳細は省いて書くけど、本作公開半年後に公開された原典「旧3部作」の前日談映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18年)も世評は酷評のようだが、筆者個人は楽しめた。その逆に、「続3部作」の第1弾『フォースの覚醒』(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191229/p1)や同じく「旧3部作」の前日談『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16年)については、個人的には大金をかけただけの単なる「設定段取り劇」にしか感じられず、個人的には評価はしていない。


 このあたりについては、来年2019年末に公開される「続3部作」の最終章、J・J・エイブラムスが再登板する『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』が公開された暁にはまとめて語りたいところだ。
――それが果たせなくても大丈夫。資本主義の世の中だから、きっとジェダイの騎士が正義や平和を守り通しても、悪党もまたまたよみがえることで、『スター・ウォーズ』シリーズは延々とつづくであろうから、その折りに語るのでもイイだろう(笑)――。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2019年号』(18年12月29日発行)所収『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』合評2より抜粋)


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[特撮洋画] ~全記事見出し一覧


 2019年12月20日(金)から『スター・ウォーズ』シリーズ・エピソード9ことSF洋画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開記念! とカコつけて……。
 同作の序章にしてエピドーソ7こと「続3部作」の第1弾『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15年)評をアップ!


スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 ~ライト層の流入増大による功罪の必然。もはやブランド・権威と化したゆえの高評価では!?


(文・T.SATO)
(2015年12月27日脱稿)


 漆黒の大宇宙を白銀の巨大宇宙戦艦や、X字型やH字型の戦闘機が赤細いレーザー光線を放ちつつ滑空し、光沢ある白や黒の甲冑に身を包んだ敵帝国兵たちが闊歩して、姫を助けるために青年はレーザー剣を持って立ち上がる、近代的なSF活劇映画のエポックメイキングともなった『スター・ウォーズ』(77年・78年日本公開)シリーズ。


 甘さの残る青年・姫さま・ちょいワルの兄貴といった、3人の三角関係を中核に、青年がジェダイ(旧・銀河共和国の騎士)になるための東洋的修行を積む姿と、宿敵の黒仮面の暗黒騎士ダース・ベイダーや銀河皇帝が支配する銀河帝国vs宇宙各地のレジスタンスとの戦いを描いたのが、今ではいわゆる「旧3部作」(77年・80年・83年)と呼称される作品群であった。


 15年のブランクを経て再開した、いわゆる「新3部作」(99年・02年・05年)では、「旧3部作」の主人公たちの親の世代と、実は旧作の主人公青年の実父でもあったダース・ベイダーが闇落ちした経緯、旧・銀河共和国が銀河帝国に乗っ取られていくサマを描いた。


 そこからさらに10年の歳月を経て、産みの親であるジョージ・ルーカス監督自身は続編を作る気はもうなかったようだけど(爆)、それとは正反対にファンは続編を熱烈に待望していて、「旧3部作」の約30年後の息子たちの世代を描く「続3部作」(15年・17年・19年)が開幕!


 「旧3部作」の英雄である姫さまとちょいワルの兄貴との間に生まれた不肖の息子のクールな長身青年・レンは、両親の威光が重荷であって反発したのか、すでに銀河帝国残党ファースト・オーダーに所属しており、ダース・ベイダーもどきの黒マスクをかぶる中堅幹部としても活躍中のところから物語がスタート。


 蛮行を働き、罪もない村人を大量殺戮する帝国軍残党に反旗を翻す新世代主人公は、コレまた「時代」を反映してか、古典的で狭苦しい親子関係・兄妹関係を描いてきた「旧3部作」や「新3部作」とは差別化して、今のところは「貴種流離譚」でも何でもナイ名もなき雑草の庶民たち。
 元気な女性剣士を主人公に、帝国白甲冑2等兵の脱走兵でもあるガタイはよくても少々気が弱い黒人青年を副主人公に据えたあたりが、今どきのダイバーシティー(性的・人種的・性格的多様性)を反映しているともいえるけど、そのような配慮や向こうウケのイイ作品の外側にある尺度はヌキにして純・物語的な観点から見ても、妥当なキャラシフトやキャラバランスだとはいえるだろう。


 日本の年長世代の特撮マニア的には、往時に信奉されていた「怪獣恐怖論」や「怪獣1回性理論」とはまったく真逆な、先輩仮面ライダーや先輩ウルトラ兄弟たちが助っ人参戦して、子供たちをワクワクさせてきた大長編シリーズものとしての手法も採用したとも見ることができる。
 レジスタンスの将軍に昇格した姫さま(!)と、相変わらずブラブラしているちょいワルの兄貴もといチョイ悪オヤジと化したハン・ソロ演じるハリソン・フォードも、期待にたがわず再登場させることで、歴代シリーズの熱心なファンたちをも歓喜させている。


 現今ではそーでもないけど、かつては続編作品やシリーズ化自体が悪であり、堕落であり否定されるべきモノとして、昭和の後期ゴジラシリーズや1970年代前半に放映された第2期ウルトラマンシリーズなどが、オタク第1世代(1960年戦後生まれ)のジャンルマニア間で全否定されていたモノであったが、果たしてその理論・言説は正当なモノであったのか?
 その答えは今となってはもう明らかだとは思うけど、広大なヨコ方向の「作品世界」と、長大なタテ方向の「歴史」を作ることで、「続編」や「前日談」に主人公も異なるあまたの「外伝」が自動的に生成され続けていく余地を作り、マニアたちを「虚構世界」に長期にわたってワクワクさせるロマンを感じさせて、タイクツさせずに遊ばせつづける「世界観消費」とでも称すべき、21世紀以降のアメコミ洋画にも顕著となった作り方にこそ無限の可能性があるというべきであろう。


 日本の「ウルトラマン」や「仮面ライダー」に「スーパー戦隊」などの長寿シリーズも、一部の好き者プロデューサーや好き者の監督が担当したときのみ、散発的に世界観クロスオーバーを試みるのではなく、意図的・計画的・長期スパンで、製作会社や玩具会社などの全社ぐるみでの取り組みで、そのような「世界観消費」的な方向へと積極的に舵を切って、大いに商売していくべきではなかろうか!?


『フォースの覚醒』封切当日のお祭り騒動&その内実!(…映画『妖怪ウォッチ2』の方が興収面では上だった・汗)


 おそらく広告代理店などとも組んで大々的に仕掛けているのであろうけど(?)、封切当日は民放各局の夕方~夜のニュースまで動員して、公開直前のシネコン内の行列やコスプレマニア連中をフィーチャーしてまで大宣伝!


 この光景を見て、「あー、日本でもジャンル作品が根付いたんだなー」と弛緩(しかん)して呆けているヒトは、アタマが悪いと思います――上から目線でスイマセン(汗)――。


 ところがフタを開けたら、『スター・ウォーズ』よりも、児童向けアニメ映画『妖怪ウォッチ』第2弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』(15年)の方が大ヒット!
 あ~、愉快ツ~カイ、笑いが止まらない~、ザマァ見ろ~!――下品でゴメンなさい――。


 『スター・ウォーズ』の客層の大多数は、今となってはファッション&スイーツのミーハーなライト層である。ホントウに心の底から『スター・ウォーズ』がスキな層なのかは怪しい。
 いや同作のことがキライということはないにせよ、世間で流行っているから、大多数がホメているから、バスに乗り遅れるナとばかりに、消費している層がほとんどであるだろう。


 自分が心の底からこの作品がスキだから……というよりも、悪いイミでのムラ世間的な日本人のように「空気」を読んで、その場での多数派・大勢に順応して長いものには巻かれろ! というような直観や自己保身、もしくは周囲の仲間や人々に対しての「自分はイケてる系の流行りモノも押さえてます!」といった自己アピールやアクセサリーとしての「消費」なのである。


 だからジャンルファンは、コレをもって楽観してはイケナイ。周囲の意見に惑わされずに、自分の好悪・センスだけで選んでみせてみた! というモノではないのだから……。
 ある一定の規模・閾値(しきいち)を超えると、浮動層・流動層が、たとえば「彼氏がスキなものだから……それに話を合わせるためにお勉強する~」みたいなミーハー女性層まで流入してくる! そのような軽佻浮薄なダムの決壊現象が今、生じているのである。


 私事で恐縮だが、筆者の会社などでも、ふだんはオタク系作品などはまったく見ない、オタク趣味とは程遠いようなアウトドア系・リア充の連中までもが「『スター・ウォーズ』を観た」「もう一度観る」「迫力があった」なぞとヌルいことをホザいていやがる(笑)。
 だからといって、彼らがオタク趣味やオタク人種そのものにも理解を示した! ということにはならないのだ。「日本特撮」や日本の特撮変身ヒーローものにまで関心を示した! 関心を示す可能性がある! ということにはならないのだ。
 そこのところを、瞬時に細分化して選り分けて、直観的に現象の多層性を認識できるくらいでないと、オタクとしては二流・三流ではあるだろう!?――我ながらそーなのか? とセルフつっこみ(汗)――


――もちろん『スター・ウォーズ』シリーズ・ファンの中核には、コアで熱心なマニア諸氏がいることも承知はしております(汗)――


可もなく不可もなし。むしろ作劇の技巧面では特に優れていないのでは?(歴代シリーズもそうだった?・汗)


 で、10年ぶりの新作『スター・ウォーズ』の内容自体はごくごく標準的な出来で、可もなく不可もなし。


 多少ネタバレするけど――つーか事前に明かされていたけど――、序盤で出てきた辺境の田舎惑星を発端に、男勝りの白人お姉ちゃんと、帝国(?)の白甲冑歩兵なるも少しヘタレが入っている黒人脱走兵が、今や失踪して行方不明の旧3部作の主人公の所在を示す電子地図をゲットして逃避行を企てる中、同じく旧3部作のハリソン・フォードことチョイ悪オヤジのハン・ソロと猿人型宇宙人がかつて搭乗していた、一見オンボロの高性能宇宙船ミレニアム・ファルコン号を中古市場でゲットして、さらにはそのお二方にも旅の途中でご都合主義にも遭遇してしまう! というもの。


 加えて、旧3部作の黒甲冑の宿敵・ダースベイダーもどきの青年の正体は!? 期待にたがわずラストでは、旧3部作の主人公の成れの果てとも、ある銀河の辺境惑星で遭遇して終幕!



 正直、純・ドラマ、純・作劇の題材的には、「ウルトラマン」や「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」や「ガンダム」などの長期シリーズにおいて、先輩戦士が客演する話と本質的には変わらないことをしているだけだとも思う――それが悪いというのではなく――。


 細かく云えば、旧3部作の当時から思っていたけど、大宇宙戦争のハズが、国産のSFアニメのように理念や思想で戦っているのではなく、血縁・親子関係での非常に狭い戦いになってしまうあたりが、公的なものではなく私怨だけで戦っているショボい感じがして、本作でもそーなってしまい、個人的にはドーかとも思うのだけれども、それがもう「らしさ」であり、『スター・ウォーズ』の歌舞伎的様式美であるのならば、それでもイイのですけれどもネ(汗)。


 ただ、純・映像的に、ヘボさやチャチさのない特撮やCG映像、広大な砂漠や岩場に冷涼だが緑豊かな海の孤島といったロケーション映像がゴージャスということで、庶民・大衆、ファッション&スイーツ層も、細かいコトはともかくとして、おそらくはココらあたりからも受けるスケール雄大感を漠然と評価しているのだろうとも思う。


 しかし、畳み掛けてグイグイと引きこんでいくような、ベクトル感やスピード感あふれるノリノリの本編演出・アクション演出・剣殺陣演出といった面ではドーなのか?
 そのへんもまた、チャチということではなかったにせよ、他の歴代のハリウッドのジャンル系作品群と比しても、本作のそれが圧倒的に優れたものであったのかについては、正直疑問ではある。


 いや、それは実は『スター・ウォーズ』の歴代シリーズにしてからが、すでに同様であったのやもしれないが(汗)。


 で、そのへんを要素要素に分解して、全肯定でも全否定でもなく、理性的に是々非々で語っていく、というような行為がジャンル系評論オタク間でもあまりなかったようにも思うのだ――あくまでも私見です――。
 それは我が敗戦国・日本(笑)、および日本のジャンルファンの過半の無意識下にもやはりある、我らが「日本国」に対する反権力的な相対化はできてはいても――正直過剰の域に達しているとも思うけど――、おフランスざます的な「舶来もの」に対する妄信的な「権威主義」を、明瞭に客観化して認識できていなかったからだとも思う。
 すなわちコレを、「植民地の民の奴隷根性」ともいう(笑)。


 映像的にゴージャスか否かが主たる評価尺度であり、よほどの欠点がないかぎりは、同じような題材&ストーリー展開の作品ではあっても、ある作品には密度感があって心の底から引き込まれて感情移入したり、別の作品には弛緩したフンイキが漂って単なる段取りを演じているようにしか見えなくなる……などというような相違の発生については、庶民・大衆の皆さまはあまり気にかけないどころか、仮にウスウス気が付いたとしても、それを明晰・明快には言語化・成文化はできないモノなのであろう。


 いま挙げた例は極端ではあるけれど、実際にはそれらの両極の中間に、無限のなだらかなグラデーションがあるワケであり、その微差を微に入り細を穿って言語化してみせて「そうそう、たしかにこの作品はそーなっている!」と腑に落としてみせるのが評論オタクの真骨頂だとは思うのだ。


カネをかけた映像面では劣っていても、純・ドラマ面、純・作劇面では、むしろ今どきの国産特撮の方が勝っていやしないか!?


 ごくごく個人的には、「人間ドラマ」寄りで「特撮」や「アクション」がやや軽視されていて「娯楽活劇作品」としてはいかがか? という意見も散見される、同時期公開の今やJAC社長にしてアクション監督上がりの金田治カントクが手掛けた新旧ヒーロー共演映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』(15年)の方が、映像的なゴージャスさはともかく、まだ『スター・ウォーズ』よりも純「娯楽活劇」的にはまとまりがよくって、グイグイと引きこまれるベクトル感もあって、実は筆者個人は『フォースの覚醒』よりも『仮面ライダーゴースト&仮面ライダードライブ』の方をよほど高く評価するけどなぁ(汗)。


 いやまぁ、『仮面ライダーゴースト&仮面ライダードライブ』よりも、メリケンでのスーパー戦隊のリメイク『パワーレンジャー』シリーズ(93年~・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080518/p1)の功労者・坂本浩一カントクが手掛けた『ウルトラマンX(エックス)』(15年)中盤の先輩ヒーロー・ウルトラマンギンガ(13年)&ウルトラマンビクトリー(14年)客演編の3部作、一見キン肉バカっぽいけど用意周到に計算されたお話の組み立て方や、アクションの組み立て・並列のさせ方に、タッグマッチの錯綜した入り替え&入れ子化と、それを実現させる演出力の方をこそ、もっと高く評価しますけど(笑)。


 実際、彼らがハリウッド並みの予算と時間を与えられれば、舶来モノの作品にも負けないと思うのだけれどもネ。



 しかして、90年代までのツッコミどころが満載でダラダラと弛緩してタイクツな作品が大勢を占めていた時代とは異なり、さりげに急速に「娯楽活劇」としての作劇・演出・特撮技術が進化している2010年代の「日本特撮」がなぜに正当に評価されないのか!?
 それは、『スター・ウォーズ』シリーズ・ファンへのファッション&スイーツなライト層の流入とは真逆の現象があるからかもしれない。


 すなわち、「日本特撮」と聞くと、庶民・大衆の皆さんは、本誌の読者のような……もとい本誌のライター陣のような……もとい筆者のような(笑)、「キモオタ」のビジュアルイメージを浮かび上がらせてしまうからではなかろうか?(オイ!)


 そう、延々とヘリクツをくっちゃべっているような、ビジュアル的にもTVに写っちゃイケナイ! 世間の前面には出てきちゃイケナイ! 我々のような見るからに異形(いぎょう)で、カタギではない見てくれの「趣味人」の存在が、今や「日本特撮」のイメージアップの障害になっているのやもしれない……(爆)。


(了)
(初出・オールジャンル同人誌『DEATH-VOLT』VOL.73(15年12月30日発行)。巻頭のシリーズ概説のみ、特撮同人誌『仮面特攻隊2019年号』(18年12月29日発行)所収『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』合評2より抜粋)


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 2019年11月22日(金)からアニメ洋画『アナと雪の女王2』が公開記念! とカコつけて……。
 元祖『アナと雪の女王』(13年・日本公開14年)の逆パターンをねらったとおぼしき異世界を舞台としたロボットアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド)』(14年)評をアップ!


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(文・T.SATO)
(2015年4月27日脱稿)


 水樹奈々堀江由衣田村ゆかり喜多村英梨上坂すみれ小倉唯石原夏織林原めぐみ
 最初からオーディションをする気がなかったのか(?)、キングレコード系の若手のみならずアラサー・アラフォーのアイドル声優(笑)たちだけが大挙集結!――オッサンの筆者にはルックス含めてまだまだ若くてウェルカムだけど、高校生くらいのオタが見たなら一部はオバサンですかネ?(汗)――


 国民たちも注目する、文武両道の気高き美人王女さまがのぞむハレの場の戴冠式
 そこで予想だにしないことに、お姫さまが「異能」(?)の持ち主であることが発覚して大騒ぎ! ……って昨2014年に大ヒットしたディズニーのCGアニメ映画『アナと雪の女王』と同じやないけー!


 「異能」というのがこの作品世界においては、国民必須の能力である「超能力」を「保持していない」ことであったり、王女さまが外ヅラは良くって態度もフェアでも、プライベートや本心では勝ち気だったり、王家を追放された先が「泣く子も黙る監獄島」だったりと、アレンジはイチイチが逆だけど。


 #1アバンは、バイクみたいな飛行メカにまたがった半ケツの姉ちゃんだらけの女囚部隊が命令一下、一糸乱れぬ編隊飛行で、西欧中世ファンタジー風の空飛ぶ大小の翼竜ドラゴン軍団と、明るい洋上にて血しぶき空中戦!
 しかし、命令を無視した姉ちゃん(元・王女さま)が子守歌(?)を歌いつつ独断専行! 戦友たちのブーイングも無視してバイクを中型ロボットに変形させ、圧倒的な強さで大活躍も果たして、ついには巨大ドラゴンにトドメを刺す!


 ツカミは上々! 主役はこの姉ちゃんで、本作は巨大ロボットものですよ! と判らせる秀逸な導入部だ。


 続けて何かの間違いで(笑)、去年の大晦日の『NHK紅白歌合戦』でも披露された、主演声優・水樹奈々が歌うノリノリの本作オープニング主題歌が流れる。


 気立てのいいウブな少女性や萌え媚び・癒しの精神性よりも、凛々しさ・ハツラツさやセクシーな肉体性を前面に押し出していた、1970~90年代アニメのビキニアーマーや半裸の「戦闘美少女」たち。
 「学園異能」や「日常系」アニメに押しやられて、かつては輝きを放った「戦闘美少女」も今や傍流。
 よって、大きなニーズがあったとも思えないのに、そんな「戦闘美少女」が2010年代の御代に復活! いや、「戦闘悪女」・「戦闘猛女」・「戦闘毒婦」というべきか?


 育ちの悪いヤツらばかりの女囚間では、意地の張り合いやらイジメが横行! 服を切り裂き画鋲を仕込み、時に互いに身体を慰め合う!


 とはいえ、高貴の生まれの元・王女さまは悲劇の主人公にはならない。彼女の空気の読めなさ、生来からの身分差別意識もまたヒドいものなのだ(汗)。


 筆者個人は本作の確信犯で下世話な作りが非常に気に入ったけど、少々ヘビーな展開があると「鬱アニメだ、鬱アニメだ」と小ウルサい、心優しい今のオタ間では覇権を取ることはナイだろうと、作品への質的評価とはまた別に、素人マーケティングをしていたところだ。


 実際、若いアニオタたちの批評系ブログを眺めても、今どきの洗練された美少女アニメばかりが語られる。
 下品な作りで何よりも作画が悪い(汗)本作は、語られること自体が極少で――「萌え」要素に乏しくて女性ファンが多めのオタク版『池袋ウエストゲートパーク』(98年・00年にTVドラマ化)ことラノベ原作の深夜アニメ『デュラララ!!』(10年)なども同様だったけど――、筆者の私見をこのアニメ感想クラスタの現実がウラ付けしているとも見てきた。


 ところがフタを開けたら、円盤第1巻の売上が同じく同季の2クールアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』(14年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191215/p1)を上回るスマッシュヒット!


 愉快ツーカイ(コラ)。
 しかしナニゆえにこうなる? 本作の円盤を購入した君たちは今までいったいドコに隠れていたのか?(笑) イチイチ「鬱アニメ」だとクレームを付けている層は現今の主流派じゃなかったの?


 こーいう現実に直面すると作品の外側のこと、ヒト固まりのマスに見えがちなアニオタも決して一枚岩ではなく、内実は「水平方向」に四分五裂しており、批評ブログ・まとめサイトも時にファンの最大公約数ではなく、ノイジーマイノリティとサイレントマジョリティの両者があることによる「垂直方向」でのバラつき偏差にも気付かされてしまう。


 ていねいな描線&輪郭が標準となった2010年代のアニメにはとても見えない、#1はまだしもオープニング主題歌のビジュアルが象徴する(汗)、画力に乏しくてもササッと描けそうな(?)少々粗いキャラデザ&作画。
 コレは2014年前半の『バディ・コンプレックス』&『キャプテン・アース』が売上的には爆死したから、「ロボットアニメはやはり売れないかも?」的に予算を削られてしまったせいですかネ?
――本作2クール前半の作画に至っては崩壊で、そのへんの各回の出来もグダグダでしたけど(笑)――


 このテの作品常套の「超展開」で、後半は「もうひとつの地球」(並行世界)が登場! 終盤では持ち直して、ラスボス&大破局のスケールも超特大にして、作劇的にも盛り上げる!


 「もうひとつの地球」に新たな居を定め、荒廃した元の世界は放置して残存者の「自助努力」に任せる(!)本作の最終回は、たしかに「自助努力」自体が「人間の基本」かもしれないので小気味がイイ気もする。
 と同時に、コレは昨今の新自由主義経済の極端化だともいえ――元の世界では生存のために発砲して盗っ人を殺している図も!――、筆者みたいな弱者は真っ先に死ぬであろうし、近代的な市民社会(笑)とは程遠いよナと思ったりもする。……などとマジレスして論考するような作品でもナイけれど(汗)。


 「指をさして半分は笑いながら観てください!」という方向性をねらったネタ作品でもあるけれど、


・タフなリア充(リアル充実)
・キマジメな学級委員タイプ
・損をして恨みを募らせる弱者
・集団内での生存戦略で仲間のフリ


 などの多数の女性キャラの描き分け、力学&因縁決着を、過不足なくまとめあげたことは指摘しておきたい。


(了)
(初出・オールジャンル同人誌『SHOUT!』VOL.64(15年5月2日発行))


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 2019年11月29日(金)からTVアニメの再編集映画『劇場版 ガンダム GのレコンギスタⅠ -行け! コア・ファイター-』が公開記念!
 ムダに無意味にわかりにくかったあの『Gレコ』がココまでわかりやすくなるだなんて!
 富野アニメにはあるまじきの前代未聞とも云えるけど、セリフが状況説明的な方向でいちいちクドめに改変されていて(笑)――今なにが起きているのか意味不明でモヤモヤとして足場も定まらないくらいならば、程度問題でも多少は説明的な方がイイとは思うのでカンゲイだけれども――、主人公少年が何でアッサリと敵の宇宙海賊の陣営に行っちゃって、しかも馴染んでいるんだよ!?
 敵地から来たキレイなお姉さんのメインヒロインもかつての想い人を主人公少年に殺されたのに、そのときだけ取り乱しただけでその後は引きずっているようには見えないよ!?
 という一大欠陥が、周囲のスタッフの助言・忠告の成果か、やはりクドいくらいに背景や色彩反転の止め絵が挿入されて、そこで彼ら彼女らの内心での逡巡が声としても吐露されることで、あるいは宇宙海賊が潜伏する島嶼地帯に主役ガンダム・Gセルフを乗っ取ったメインヒロインが向かう道中で、同乗していた主人公少年が下痢になってしまうおマヌケな描写と、敵の青年パイロットも使用していた本作における巨大ロボット共通の操縦座席兼用トイレがこの『劇場版』ではじめて係り結びとして活きてきて(笑)、主人公少年が敵地へ向かう異常さ・違和感もまぁまぁ緩和ができている!
 かもしれない……とカコつけて……。原典の方の『ガンダム Gのレコンギスタ』(14年)評をアップ!


ガンダム Gのレコンギスタ』 ~富野監督降臨。持続可能な中世的停滞を選択した遠未来。しかしその作劇的な出来栄えは?(富野信者は目を覚ませ・汗)


(文・T.SATO)
(2015年4月27日脱稿)


 満を持して登場した、アナザーガンダムならぬ、本家・富野カントクの手になる新作ガンダム


 トミノ信者ども! コレで満足か!?(笑)


 まずパッケージ面でビックリ。人物もメカも作画がよくない。背景美術も密じゃない。ホントに2014~5年の作品か?
 巨大ロボ&宇宙戦艦も今どきCGではなく手描きで柔らかみを出し、古いアニメのようにカスれたタッチの線画も、意図的なものかとは思うのだが、将来の新スタンダードをねらったという(?)作品としてはいかがか?


 外注にまるまる出してる回の方が作画がイイのは、筆者だけの眼の錯覚か?――#10。大ヒットアニメ『進撃の巨人』(13年)の荒木哲郎カントクとWIT STUDIOが担当した回―― 美麗であった『∀(ターンエー)ガンダム』(99年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19990809/p1)の映像クオリティよりも後退してないか?
 ビッグタイトルなのになぜに作画にリソースを割けないの!?


 世界観は作品外の情報も含めて設定を聞く分には面白い。
 『機動戦士ガンダム』初作(79年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19990801/p1)が舞台とした「宇宙世紀」よりも千年以上の未来。人類が増えすぎた人口をそこに移した超巨大植民用円筒・スペースコロニー群もほぼ壊滅。人口もかつての1/10に激減。
 しかし、毎度のこととはいえ、それを劇中で説明もしなければ、廃墟のコロニー群の止め絵一発などで見せることもナイ。


 大量生産・大量消費・全面戦争を阻止するために、宗教的タブーを人為的に作って、「近代」的な「自由」と「進歩」を「我欲」として疑い、「中世」的な「節度」と「節制」に生きて、持続可能な経済と生態系を護持する世界観は、一部の経済学者も主張していた未来像でもあり、その実現可能性はともかく個人的にはそのビジョンに賛同もする。


 そんなバチカンみたいな市国にも新設の「アーミー」(軍隊)と旧来からの「ガード」(警察?)の確執があって、海の向こうのアメリカ大陸にも「宇宙海賊」を隠れミノにした軍隊の「分派」がいて、大図式としてはバチカンアメリカの小競り合いなのかと思いきや。
 月から艦隊が押し寄せてきたから共闘し、すわ月との全面戦争かと思いきや、それもなく(笑)、スカスカな防空体制でアッサリ月の中での反主流派の地へと漂着。
 次にはなぜか金星に向かったら、金星にも主流派と反主流派がいて……。というのが筆者の理解だが、間違っていたらスミマセン。


 コレらの諸要素・諸展開のお団子を串刺しにして、作品に首尾一貫性を出すための主人公少年の行動原理の一端・象徴となるように、オープニング映像でも毎回流用される「年上のキレイなお姉さんはスキですか?」的な、ヒロインのたなびくピンクの長髪とそのシャンプーの匂いにヤラれている(?)少年の顔のUPカットがあるのだとも思うのだけれども……。
 少年の表情作画が少々マヌケなので、イマイチ説得力がなくて半笑いしてしまうのは筆者だけか?


 全面戦争ではなく小競り合い程度なので、井の中の蛙が世界の広さを知る物語にしたかったのか?
 だが、『ガンダム』は群像劇がスタンダードだとはいえ、本作は主人公の主観にフォーカスしていかないので、その目論見(?)も果たされない。特に序盤でメインヒロインを追っかけて、彼女が属する敵の「宇宙海賊」に身を投じて馴染んでしまっているあたりが、無理アリまくり。


 オープニング映像にもある、月夜のテラスでヒロインを前にし、少年が手スリに腰掛け上半身から頭を右に傾げて、甘えたように話しかけている、艶っ気のあるロング(引き)のカットなど、筆者も映像作家だったらあんな絵を作ってみたい。
 が、大方の『ガンダム』ファンが望んでいるものではナイどころか、非コミュのオタがヘイトする仕草だし(笑)、このカット自体も「点」に過ぎず、作品の「線」や「面」や「立体」に発展したワケでもナイ。


 どんな細かな事象でも逐一好意的に深読みして解釈する、中世キリスト教の神学チックなトミノ信者の狂信的なふるまいがマニア世間で猖獗(しょうけつ)を極めていたら、筆者個人は猛反発をしたトコロだ。
 しかし、オタク世間を見るに「王様は裸だ!」的に本作&トミノを批判する声も今回は公然とあがっているので、ならば偽悪的にキバらずともイイやと筆鋒も鈍る。


 もちろん嗜好の相違の問題もある。作品への最終審判など誰にもできやしないけど、ひとつの作品への見解の多様性が確保できている現況は、「富野ガンダム愛好者にあらずんば人にあらず」的な同調圧力が強かった往時よりかははるかにマシだ――若き日に狂信者であった筆者が云うのもナニだけど(汗)――。


 ケチばかりつけてきたけど、ちょうど30年前のビーム銃の撃ち合いばかりであった続編『ガンダム』諸作とは異なり、メカロボの近接戦闘はなぜだかまぁまぁ盛り上がる(なぜ?)。
 全体に丸っこくてお眼めも大きく前方に両ツノが突き出た主役ガンダムのデザインも個人的にはキライじゃない。


 振り返ると主役周辺が、年上ヒロイン・チアガール・空から落ちてきた少女・黒髪オカッパと10代の少女ばかりである。
 今やそこに違和感がナイのは、美少女アニメを観過ぎた筆者がクサっているせいか?(汗)


 トミノが本気で少年向けに作りたいなら、社会の入り口の縮図として同世代の男子や兄貴分キャラも多数出して、主人公が自堕落な大人たちに反発したり、社会の歯車でも職分を果たす大人たちに感じ入ったりするような描写を入れるべきだとも思うのだけど、今やそのような「王道」展開がコレ見よがしの「ベタ」に思えてヤリたくないのであろうか?
 そのあたりの作劇術も腑に落ちてこないのだ。


(了)
(初出・オールジャンル同人誌『SHOUT!』VOL.64(15年5月2日発行))


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