假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありません

ウルトラ

ウルトラマンブレーザー序盤合評 ~鑑賞前と1話の圧倒的映像&話題性! その後はオーソドックスに過ぎてやや地味か?

ハードではなくオーソドックスに過ぎる。玩具の売上面でも不安。 シリーズを通じたライバル・悪役もいない。 1話完結のルーティンだと、子供でも飽きてくると思われるし、『快傑ライオン丸』や『人造人間キカイダー』(共に72年)のむかしから第3勢力キ…

ウルトラマントリガー最終回 ~新世代ウルトラ各作終章の出来も含めて賛否総括! 光と闇を包摂する真理!?

*『ティガ』最終回も当時は賛否両論! *『ティガ』&後日談映画のシャッフル! *原典とも異なる新機軸! *『ティガ』最終回は子役大挙登場が議論の的! *『トリガー』最終回に弱点アリとすればソレは何か!? *近作ウルトラにもあった最終章における弱点! *悪…

ウルトラマントリガー中盤各話評 ~Z・リブット・ティガ客演! 『ティガ』とは似て非なる並行世界を舞台とした後日談と判明!

Zとの共闘。Zが並行世界から飛来したことを伏線化して、『トリガー』世界が『ティガ』世界に似ている並行世界であったとシズマ財団総帥の発言で明かす! シリーズ折り返し地点では超古代文明時代のトリガーと闇の3巨人の因縁も明かして、ケンゴの魂が抜け…

ウルトラマントリガー前半総括 ~「ティガ」らしさは看板だけ!? 後日談かつリメイク! 昭和・Z・ギャラファイともリンク!

『ティガ』世界に酷似するも似て非なる歴史をたどった『トリガー』世界で、来たるべき超古代文明由来の脅威に備えていたことが#9で判明! しかし「スマイル、スマイル!」や「未来を築く、希望の光! ウルトラマン、トリガーーー!!!」などの定番セリフ自体…

ウルトラマンZ最終回 後半評 ~ネタキャラが敵味方に多数登場だが熱血活劇! 2020年代のウルトラはかくあるべし!

『Z』が根強い人気を誇っているのはナゼか? 最終章は本作のタテ軸・連続ドラマの総決算としてより、これまで『Z』の人気を支えてきた魅力の数々を総動員させてみたという印象が強く、やはり最後まで「ドラマ性」や「テーマ性」よりも「キャラクター」や「…

ウルトラマンZ前半評 ~ギャグ漫画・ギャグアニメ的なキャラ立て・会話劇での「お遊び」の中に「タテ糸」を挿入!

*ハルキ&ウルトラマンZ=主人公で「遊ぶ」 *ヘビクラ隊長(ジャグラスジャグラー)の描写も「遊び」になっている! *宇宙海賊バロッサ星人は「宙の神秘」とは真逆な「チンピラ宇宙人」として「遊ばれる」! *『Z』には「タテ糸」もあるが、まずは「お…

ウルトラマンZ序盤総括 ~セブンガー大活躍! 「手段」ではなく「目的」としての「特撮」!

怪獣攻撃隊が巨大ロボを建造して巨大怪獣と戦う! どころか新ウルトラマンとも共闘! しかも、その巨大ロボはセブンガー! *セブンガーの強さ・カッコよさ・有用感を、前面に押し出した作劇&特撮! *セブンガー&ウルトラマンの2大ヒーロー制! セブンガー…

ウルトラゼロファイト ~おかひでき・アベユーイチ監督がまたまた放った大傑作!

大傑作! バカかっこいい作劇・映像・アクション! バカっぽいけど、カッコいい! 敵の火球を左手で受け止めてゼロの強さを示しつつ、その手でマントを脱ぎ捨てるゼロ! これこそ「バカかっこいい」!(笑) 「自分の命は惜しくない」という健気な想いを抱い…

ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ ~映画の前菜ビデオ作品なのに大傑作が爆誕!

*低予算の飾り付けも少ない特撮セットでも、照明・アクション・股下から覗く矢島アングルで魅せる! *近年はウルトラ兄弟の掛け声が正しい!(むかしはイイ加減だったその理由の諸相・笑) *バック転! 空中一回転! かつては否定された擬人化アクションの再…

ウルトラマンタイガ最終回「バディ ステディ ゴー」 ~タロウの息子としての物語たりえたか!?

トレギアが因縁深い強敵として描かれた以上、『タイガ』終盤でも近年のウルトラシリーズの作劇を踏襲してタイガ・タイタス・フーマとトレギアの最終決戦を「最終章」として連続ものの形式で描くのだと、筆者は当然のように思っていた。 だが、『タイガ』終盤…

ウルトラギャラクシーファイト ~パチンコ展開まで前史として肯定! 昭和~2010年代のウルトラマンたちを無数の設定因縁劇でつなぐ活劇佳品!

*ウルトラダークキラーでパチンコ展開まで前史として肯定! *予算の都合でも既存の着ぐるみキャラを有効活用! リブット・ダークキラー・偽ウルトラマン軍団! *バトルや幕間でも点描されていくウルトラマンたちの人物相関図! *シーソーバトルから大逆転劇…

ウルトラマンタイガ中盤評 ~悩めるゲストのみならず、ボイスドラマでの超人たちのドラマこそ本編に導入すべきだ!

序盤の宇宙戦と中盤の悩めるゲスト話との落差。ボイスドラマの方が面白い(汗)。 意図的だとはいえ、タテ糸があまりないのも今時の作品としてはいかがか? 因縁で結ばれた人物相関図を活かした作劇をテレビ本編でこそ描くことで、お気の毒な宇宙人たちの「…

ウルトラマンタイガ序盤総括 ~冒頭から2010年代7大ウルトラマンが宇宙バトルする神話的カッコよさ! 各話のドラマは重めだが豪快な特撮演出が一掃!

『レオ』1話準備稿に登場したウルトラマンタイガー! 冒頭から7大ウルトラマンが活躍、新ヒーローへバトンタッチ! ゲスト怪獣に加えて、レギュラー敵や第三勢力を設定して、作を拡張! 本編ドラマ部分に等身大宇宙人とのアクションを導入! そのメリット…

ウルトラマンR/B中盤評 ~宿敵ウルトラマンオーブダークノワールブラックシュバルツ(笑)に見る特撮マニアの価値観の大地殻変動!?

*「デザインが気に入らん! なんだぁ、その猫耳ィ」(笑) *「最近のウルトラマンはベラベラしゃべりすぎだ! 神秘性がなくなる!!」 *愛染の説教は、かつての我々の主張か? *「ネタキャラ」戦略のおおいなる可能性 *女子高生が敵ボスに昇格!(笑) *主人公…

ウルトラマンルーブ序盤総括 〜ユルい作風・その玩具性・名乗りの是非・ウルトラ史上最強の空中戦特撮!

『R/B』はWウルトラマン体制! カードやカプセルならぬメダル(クリスタル)。漢字の火をかたどったウルトラマンタロウのメダルを変身アイテムに装着するや、頭頂部が上に向かって末広がりのW字型となる2本ヅノの赤いウルトラマンロッソ! 片や漢字の水を…

ウルトラマンジード最終回「GEEDの証」  〜クライシスインパクト・幼年期放射・カレラン分子・分解酵素・時空修復方法はこう描けば!?

キングが宇宙大に拡散した際、光の速さを超えた。相対性理論では光より早いと時間を逆行。宇宙の幼年期まで遡行して幼年期放射なる電波と化した!? クライシスインパクトは6年前なのに、19年前に死産したのかもしれないヒロインをキングが救ったズレも、コレ…

ウルトラマンジード中盤総括 ~Wヒーロー・特オタ主人公・ラブコメ! 希代の傑作の予感!?

マニア視聴者→オタク主人公→劇中内特撮ヒーロー。 この三層構造を作品が担保したことで、メタフィクション要素も倍音となって幾重にもなって響き出して、我々のような人種には身につまされるかたちで刺さる刺さる!(笑) 第17話でベリアルの精神世界内で…

ウルトラファイトオーブ完結評 〜『オーブ』・『ジード』・昭和・平成の結節点でもある年代記的な物語!

「ゾフィー兄さん! アタマ、アタマ!!」(笑) ウルトラ兄弟の長男にしてウルトラ一族が設立した宇宙警備隊の隊長ゾフィー。その全身が、地球最強の怪獣とも云われる火山怪鳥バードンがクチバシから吐いた猛炎につつまれる! しかしそれをモノともせずに、…

ウルトラマンオーブ最終回「さすらいの太陽」 〜田口清隆監督の特撮で魅せる最終回・ジャグラス改心の是非・『オーブ』総括

実景に怪獣合成! 実景で走行変身! ガイ×ナオミ×ジャグラス痴話喧嘩(笑) オーブ・ジャグラス・8戦士 vs ラスボス魔王獣! 夕焼けの別離 〜ライバル生存&その甘さの是非! 佐野史郎登板の意義 〜『オーブ』私的総括!

ウルトラマンX 5話「イージス光る時」・8話「狙われたX」・9話「われら星雲!」 ~ゼロ・マックス・闇のエージェント客演!

先輩ヒーロー客演の傑作回が登場! ゼロがエックスの噛ませになることなく大活躍! スラン星人はマックスへの復讐を語る。歴代作品とは無関係の『マックス』とは異なり、本話は『マックス』後日談なのだ! このあたりは、ヒーローや怪獣との初遭遇のサプライ…

ウルトラマンギンガ後半評 ~悪のウルトラ兄弟&ラスボス級怪獣グランドキング登場! だけれども!?

*ヒロインがレッドキングに変身! 悪のウルトラ兄弟出現! *グランドキング出現! 少年少女が初代マン・セブン・ティガに変身して立ち向かう! *ラスボス級怪獣や悪や正義のウルトラ兄弟登場で賑やかなのに、ドコか重たさが残る理由とは!?

ウルトラマンギンガ序盤評 ~低予算を逆手に取る良質ジュブナイルだが、それゆえの危惧もアリ!?

*主人公がまずは怪獣に変身! さらにウルトラマンへと二段変身!! *悪人も怪獣に変身! 前座バトルが怪獣vs怪獣!! *明らかに超低予算な特撮でも、努力と工夫とセンスで安っぽくてもカッコいい!(笑) *気怠い夏休みの山あいに近い廃校を舞台としたジュブナ…

ウルトラゼロファイト ~おかひでき・アベユーイチ監督がまたまた放った大傑作!

大傑作! バカかっこいい作劇・映像・アクション! バカっぽいけど、カッコいい! 敵の火球を左手で受け止めてゼロの強さを示しつつ、その手でマントを脱ぎ捨てるゼロ! これこそ「バカかっこいい」!(笑) 「自分の命は惜しくない」という健気な想いを抱い…

ウルトラマンネオス最終回12話「光の戦士よ永遠に」 ~「種の存続」に殉じることの是非!

暗殺怪獣グラールにエネルギーを吸い取られながらも、かろうじて勝利したウルトラマンネオス。 しかしそのエネルギーはついに枯れ尽きた。 回復のためには母星の光の国へ帰らねばならぬと救出に来たふたりのウルトラマン、ウルトラセブン21(ツーワン)とゾ…

ウルトラマンネオス1話「ネオス誕生」

『ネオス』は当初児童ものの書籍・イベント展開から始まってTV化が目指されていた作品であった。 ネオスとセブン21の動く映像を個人的に初めて見たのはバンダイの玩具系ビデオシリーズ「ばっちしV」のCMであったように思うが(編註:初出は94年11月…

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 〜大傑作!(なのに不入りで暗澹たる想い・汗)

観た人の多くは好意的な意見を寄せている。出来がよいには違いない。だが、そこに至るまでが難しい状況。観た人には「傑作」でも、大抵の人々には「観る価値のない映画」「公開されていることすら気づかれていない映画」になっている。 パンフレットに寄せた…

ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ ~映画の前菜ビデオ作品なのに大傑作が爆誕!

*低予算の飾り付けも少ない特撮セットでも、照明・アクション・股下から覗く矢島アングルで魅せる! *近年はウルトラ兄弟の掛け声が正しい!(むかしはイイ加減だったその理由の諸相・笑) *バック転! 空中一回転! かつては否定された擬人化アクションの再…

ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 〜岡部淳也副社長電撃辞任賛否!

円谷プロを買収したTYOによる第1作、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』。 TYOより送り込まれし(円谷プロと合併したビルドアップの社長だった)、獅子奮迅の大活躍をした本作の立役者。 プロデューサーに加えてメイン脚本も兼任、本職は映像屋さ…

大決戦!超ウルトラ8兄弟 〜ティガあっての新作だ!

思えばテレビシリーズ『ウルトラマンメビウス』(06)の劇場版に位置する映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(06)で、平成ウルトラマンのルーキー・ウルトラマンメビウスと、昭和ウルトラマンの代表選手であるウルトラ6兄弟の共演を、可能な限り…

ウルトラマンUSA ~頓挫した70年代末の日米合作ウルトラマン映画の残影&80年代アニメの文法!

70'末の日米合作ウルトラマン映画への夢! 80年安保の挫折! 80年代アニメの文法! デザイナー列伝! 巨大ロボ登場も予定! ヒーローものの本質とは!? 大銀河!カメラがパンすると、カラフルなガス星雲の中心に光が輝く!不気味な小天体が出現!月をカスめて…