ゴジラ
「モンスター・ヴァース」とは「巨大怪獣たちが存在する作品世界」のシリーズ。しかし、昭和のゴジラシリーズや東宝特撮映画も同一世界の物語であったのだ! 1970年代に青年年齢に達した第1世代の特撮マニアたちによる論法では、ゴジラが人間に敵対する悪の…
60年の歴史の中で、ゴジラに対する評価の基準も二転三転! *1954年 ~『ゴジラ』第1作封切時の評価 *50~60年代 ~各界の批評家が語った傾聴すべきプレ特撮評論 *60~70年代 ~黎明期のSF陣営が否定した怪獣映画 *70年代 ~オタク第1世代によるゴジラ&…
物語の前半、なかなかゴジラが登場しない。フィリピンや日本で太古のナゾの巨大生物の痕跡が調査されていく。放射能がウンヌン云ってるし、初作が公開された1954年に伏線ぽくゴジラに対して原水爆実験を装った核攻撃がなされたような記録映像も流れるの…
映画『GODZILLA(ゴジラ) 星を喰う者』(18年)封切をもって、2万年後の生態系が激変した地球――というか天下の険である箱根――を舞台としたフルCGアニメ映画『GODZILLA』3部作もついに完結。 今回のビジュアル的な目玉は、東宝怪獣の…
高速で空を飛ぶ中型ロボ数機&メカ都市vs300m級の超ゴジラとの大激闘。 人類の生き残りから進化か別種の昆虫などから進化か、『モスラ』(61年)を崇めるインファント島の民のような(改変)自然と共生する部族が2万年後の箱根に住まう。 それとの対比でか…
『シン・ゴジラ』から約1ヶ月遅れで公開され、2016年度最大の話題作となったほど、バケモノ的なヒットを飛ばしたアニメ映画『君の名は。』(16年・東宝)のみならず、近年の劇場アニメや深夜アニメの背景美術の飛躍的な進歩を思えば、怪獣たちが暴れ…
怪獣映画の元祖ともいえる『キング・コング』(1933年)のやはり何度目かのリメイク作品。オッサンである筆者の世代だと、70年代前半の第2次怪獣ブームと70年代末期の第3次怪獣ブームの間隙(かんげき)を縫った時期に、学年誌なども含めて宣伝さ…
いやはや、こんなガチンコなポリティカル・フィクション映画になるとは……。手放しで絶賛したくないところもあるけれど、打ちのめされた(汗)。 個人的には引き込まれた! タイクツしなかった! 面白かった! 個人的な印象としては、ゴジラが既知の存在では…
……本稿は当初、北村龍平の本編アクション演出のスゴさとして、執筆しようとしていた。 しかし後日、CD−ROM付き高額映画パンフを読み返すと、なんとこのエビラVSミュータント部隊のシーンは、『電子戦隊デンジマン』(80年)のデンジピンク、『大戦…
スーパー戦隊シリーズ 〜全記事見出し一覧 (※:以下は画像データなので、ブラウザ画面自体の幅を狭くしていると、画像の右側が欠けて読めなくなります(汗)。その際は、ブラウザ画面自体を全画面表示にしたり、幅を拡げていただくだけで、欠けていた部分が…