假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありません

ウルトラマン80 1話「ウルトラマン先生」  〜矢的猛先生

ファミリー劇場ウルトラマンエイティ』放映開始記念「全話評」連動連載開始!)
『ウルトラマン80』最終回「あっ!キリンも象も氷になった!!」 ~実は屈指の大名作!
『ウルトラマン80』総論 〜あのころ特撮評論は思春期(中二病・笑)だった!
『ウルトラマンメビウス』#41「思い出の先生」 〜80客演!
『ウルトラマンメビウス』#17「誓いのフォーメーション」 〜&『80』#13、25フォーメーション・ヤマト編&BGM
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ウルトラマン80再評価・全話評! 〜序文

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100501/p1


ウルトラマン80』第1話「ウルトラマン先生」

月の輪怪獣クレッセント登場

(作・阿井文瓶 監督・湯浅憲明 特撮監督・高野宏一 放映日・80年4月2日)
(※:「作」は「脚本」。79〜80年ごろのTBSドラマの多くがこう表記していたと記憶)
(視聴率:関東16.9% 中部17.6% 関西17.8%)

ウルトラマン80』第1話「ウルトラマン先生」 〜合評1

(文・内山和正)
(1999年執筆)


 桜の咲く春。ひとりの青年が坂を駆け下りてくる。桜ヶ岡中学の校庭で始業式が開かれている。演壇で好々爺然とした人の良さそうな校長先生が演説をぶっている。新任教師紹介がこれから行なわれようというのに、まだ登校していない新任教師・矢的猛(やまと・たけし)。驚く校長先生。


 それにとまどっていたもうひとりの美人の新任教師・相原京子は、「女の体育教師なんて……」と自分をバカにする男子生徒の声を聞くや、矢的不在で生じた間隙(かんげき)を埋めるように、鉄棒に向かって駆け出し大車輪で実力を示した。わきあがる歓声。そこへ校門からあわてて息せききって駆け込んできて演壇にのぼりあいさつをはじめる矢的猛、笑う生徒たち、フッとほほえむ京子……


 わずかこれだけのシーンであるが、感傷ゆえだろうか教師ドラマの世界に見事に入りこんでしまった。教師編が結末をむかえずに終わることを承知している今観ると、このふたりの行く先を見届けたかったという気持ちがより深まった。


 放送当時はやや軽めにも感じた矢的が、生徒たちを前にはじめてのホームルームで言う


 「大きな目的のために 今いるところで 今やっていることに 最大の力を尽くす」


 という意味の“一生懸命”ならぬ“一所懸命”も今は素直に聴ける。わりとよいじゃないかと。


 「このまま育てば怪獣になってしまうような子供たちがいる」


 との言葉には、これがもう19年も前の言葉なのだなと感慨にひたる。


 なにか今の時代の言葉でもよいような気がして、あの時代にそんなに社会は悪かったのだろうかと思う。いつも人は時代の子供たちに不安を感じているのか? あの時代からでも世の中が悪化したのか?……


 “一所懸命”を唱えた直後、小さな地震に矢的は窓外を見るや、怪獣の姿を幻視する。矢的は仮定の話として怪獣出現を生徒たちに警告するが、もちろん生徒たちは笑って信じない。始業式の日の初のホームルーム授業であるにも関わらず、矢的は生徒たちを校外の野原にまで走らせて、怪獣が出る証拠を探させる。


 平和がつづき怪獣と戦ったことのない部下たちをかかえ、孤立無縁で怪獣の復活を主張する地球防衛軍の極東エリア基地、怪獣専門チーム・UGMのオオヤマキャップ(隊長)。中学校に赴任する直前まで日本各地をまわって怪獣出現の予兆を感知し、教師たちにも生徒たちにも信じてもらえないまま怪獣復活を叫びつづける矢的。


 黒く変色した石を共に手に取っていたふたり。そんなふたりの苦しさと出会いが印象的につづられる。矢的は「地球の人はなぜそれに気付かないのか?」と異常が発生していることを力説する(「まるで宇宙人みたいだね」とオオヤマに突っ込まれる)。「怪獣はマイナスの想念から出現する」という本作の基本理念も「仮説」として説明し、そんな根っこを正すために中学教師になったのだと語る。


 だが…… 設定としては魅力的であっても、細部の説得力には欠けているかもしれない。5年前、怪獣は街を破壊していたのである。先生たちはもちろん当時小学校低学年であったはずの生徒たちにも恐怖の記憶は残っているはずだ。平和に慣れた頭でまさかと思いはしても、絶対にありえないと考えていたり、伝説やロマンにしてしまったりはしない。この描写に妥当性を持たせるのには、最低でも一世代分の時の流れが必要だろう。


 防衛チームにしても士気のゆるみは生じても、5年前の『ウルトラマンレオ』(74年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090405/p1)終盤の40話での円盤生物による防衛チーム・MAC(マック)壊滅を意識した戦闘準備がなされているのではないか? まぁ防衛チームの件は、あくまで“5年ぶりに怪獣が出現”であって、“『レオ』から5年”と作品内で明らかに語られているわけではないから5年以上がすぎているとの逃げも可能だ。
 このテの番組であまりリアルに考えても仕方がないことは重々承知しているが、学校の教師や生徒たちの反応はリアル志向の視聴者にとっては少しナンセンスなお笑い以外の何物でもないかもしれない。笑いこそを楽しむ者や、そういうものだと割り切れる者を別とすれば、『ウルトラマン80』を嘲(あざけ)り低く見る原因のひとつになってしまっているだろう。


 当然ながらドラマの起伏的にも矢的の主張がスンナリと信じてもらえるはずはないが、過剰に深刻な作風には陥(おちい)らず、生徒たちは春なのに草木が茂っていない箇所を「ここだけ除草剤がまかれたからですよ〜」「(ダッシュさせられて)腹減った〜」とノンキだったり、矢的とオオヤマの真剣な会話のうしろですっかりなじんで談笑したり遊びまわっていたりもする。
 「今にきっと、生徒たちから信用され必要とされる先生になるつもりなんです」とオオヤマに主張したそばから、直後の職員室のシーンでその勝手な行動を問題視され「あなたは生徒たちから信用され必要とされない教師です!」「怪獣ごっこをしたいなら遊園地に行きなさい!」とオールドミスの教頭先生にのたまわれてしまうシーンは、矢的本人にとっては苦境でも、演技・演出的には半分コミカルシーンのダブルミーニングで中和されてもいるので笑えてしまう。


 そんな彼を見かねたのか、やさしい京子先生が矢的の怪獣出現話に助け船を出してくれる。京子先生といっしょに下校する矢的は自説を力説する。そんな彼を京子先生は「ロマンチック」だと評して「音楽はロックがお好き、それとも演歌かしら?」と返す。「同情からだったんですか!?」と憤然とする矢的。そんなふたりのディスコミュニケーションを描いている脚本も面白い。


 矢的が今度こそ怪獣が出るから講堂へ避難するようにという発言を「講堂で怪獣映画をやるのかしら?」と誤解して喜んでいる用務員のノンちゃんや、生徒の「省エネ」だの校長の「天中殺」だの当時の流行語を交えて空気も緩和させている……


 そしてついに出現する月の輪怪獣クレッセント!


 怪獣は地底を高速で移動していて、その放射能に似た何かの影響で地表の草木が枯れたり成長が遅れているというのがオオヤマの分析だったが(大意)、ここでは突如として空中にマイナスエネルギーが実体化したかのように怪獣が出現している。個々人でもちろん感慨の差異はあるだろうが、個人的にはなぜか特に違和感はなく、実体と半実体を行き来するような存在だとして了承できる。


 クレッセントは第1話に登場するのにふさわしくオーソドックスな二足歩行で長い牙を生やした怪獣だが、「月の輪熊」のように黒いボディで首と胸の間には三日月のような輪があって哺乳類的な印象も与えるが、小さな縦長の黒瞳のまわりは白目ではなく赤目となっていて、口から火を吐かずに両腕を前に突き出すと両眼から赤く透き通った直線の光線を発射するあたりが、独自性を与えている。


 特撮シーンはパイロット編(1・2話)であることもあり、撮影期間に余裕もあったのだろう。怪獣出現の予兆である天変地異(静かな土砂崩れ)など本当にリアルでよくできている。


 5年間の空白の鬱憤を晴らすかのような、『ウルトラマンA(エース)』(72年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070430/p1)や『ウルトラマンタロウ』(73年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20071202/p1)前半などの、円谷プロから受注した東宝特美のスタッフが東宝の巨大なステージで撮影していた時期はともかく、第1次石油ショック(73年)後の『ウルトラマンレオ』(74年)の時期には考えられないような、精巧なビルやマンションや屋上のタンクや柵に一般家屋やその塀、電柱に電線に街灯や信号機に歩道橋や自動車や樹木のミニチュアが、第2次石油ショック(79年)直後の時期なのに多数登場。


 佐川和夫特撮監督がよくやっていたような、怪獣の足で蹴飛ばされるビルの中の窓から主観で見た映像など斬新なカットも、高野宏一特撮監督が再現。地球防衛軍の雑魚戦闘機も多数登場して、ぜいたくにもガソリンスタンドやビルのミニチュア群同様、次々と爆破破壊されていく!


 そして、『A』や『タロウ』の時期に時折あった特撮ステージの中央にあるナゾの広場(汗)を、うまく写さないようにしているカメラワークは、やはり当時の特撮マニアによる批判を受け入れたものだろうか? もちろんナゾの広場があるのはアクションをやりやすくする都合上で当然のことなのだが、ミニチュアを手前に巧みに配してそれと感じさせない。


 避難していく人々を尻目に転んだ子供を助けつつ、矢的猛が怪獣の光線を避けながら、高まるBGMとともに、右腕・左腕を交互に前に突き出し、右腕で変身アイテム・ブライトスティックを空高く突き出して、


 「エイティッッ!!」


 という掛け声とともに、ウルトラマン80に変身するシーンはさすがに盛り上がる。


 『帰ってきたウルトラマン』(71年)で採用されて、『A』以降に本格化するオープン撮影でのトランポリンでの軽やかな空中回転も決まっている。特に空中回転から降下しながら、両手を合わせて赤熱させ脳天チョップをするさまはカッコいい。
 身軽にバック転や側転をしつつ技を繰り出し、生徒たちも応援を送る中、ウルトラマン80は激闘の果てに、左腕を上方に右腕を右横に大きく伸ばしたあと両腕をL字型に組んで必殺技・サクシウム光線を発射した!


 ウルトラマン80初登場時と同様、光線発射直後は巨大感を出すためか、雲ひとつない晴天下のオープン撮影での下から仰いだ映像となり、怪獣も爆発はせずに重厚感(じゅうこうかん)を持って前方にうつぶせに倒れていく迫力ある映像描写がなされている。 



 ラスト、UGMのオオヤマが校長に頼みこみ、矢的は放課後と日曜日、UGM隊員として活動することになる(校長以外の学校関係者には内緒という設定)。この設定は小さな子供の視聴者であれば気にしないだろうが、ある程度の年齢の子供が見れば不自然なうえに、時間調節がかなりいいかげんなものではあった。


 UGMがあったからこその佳編も存在したし、隊員たちのキャラクター性が若干(じゃっかん)薄いなど問題点はあるものの、筆者自身は割と好きなチームではある。けれどUGMという逃げ道がなければ、教師ものをまっとうできたのではないだろうか? そう思うと防衛チームがないドラマであってもよかったかもしれないというのが現在の本音である。


 『レオ』終盤の第4クール・円盤生物編で、防衛チームの存在しないウルトラマン世界も誕生したのだから、その可能性を押し進めてもよかったかもしれない。『レオ』の時代と違ってポピー(現・バンダイ)がスポンサーになっていた時代だからもう無理だったのかもしれないが(メカを出すことが商業的に絶対ならば、あとは単なる風景として人物は出さずに防衛チームのメカを出すか、ウルトラマンの故郷であるウルトラの星のメカでも活躍させるしかない?)。まぁ大多数のウルトラシリーズファンや子供たちは、防衛チームの頼もしい隊員たちやカッコいいスーパーメカを見たいわけだから、これらはあまり現実的な意見の提示ではないのだろうが……


 ともあれ、『ウルトラマン80』と矢的猛の物語はこうしてはじまった。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2000年号』(99年12月26日発行)『ウルトラマン80』大特集・合評8「ウルトラマン80全話評」より分載抜粋)


ウルトラマン80』第1話「ウルトラマン先生」 〜合評2

(文・黒鮫建武隊)
(1999年執筆)


 「『ザ★ウルトラマン』の後番組は、実写特撮の『ウルトラマン80』。」


 筆者がこの情報を得たのは、80年の初頭だったと記憶する。ちょうどストーリーが佳境に入りつつあった『ザ★ウルトラマン』(79年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100430/p1)に熱中する一方で、しかし実写特撮シリーズの復活も願っていた筆者にとっては、夢のような知らせであった。以後の三ケ月弱、待ちかねた挙げ句の第1話、となるわけだが、いやもう、期待に違わぬどころか、期待を凌駕する見事な出来映えであった。その印象は、二十年を経た現在の目で再見しても、全く褪せることがない。


 とにかく、矢的猛先生のキャラクターが鮮烈であった。入学式早々の遅刻、生徒を校外に引っ張り出して怪獣出現の証拠を探させ、初対面のオオヤマに自己の怪獣観を蕩々(とうとう)とまくしたてる。黙っていれば美男子なのにドジで、突拍子なくて、熱血していて……。『ジャンボーグA(エース)』(73年・円谷プロ)の主人公・立花ナオキに近いし、後年の『ウルトラマンダイナ』(97年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971201/p1)の主人公・アスカに比べればおとなしいものだが、少なくとも前作のヒカリ超一郎までの歴代ウルトラ主人公とは一線を画する、強烈なキャラクターの持ち主が、そこに居た。


 オオヤマに力説してみせた怪獣観とは、「怪獣は人間の悪い感情(マイナスエネルギー)によって強大化する」というもの。これは『ウルトラマン80』という番組の基本設定であり、既存シリーズでの怪獣の設定をある程度改変してしまう設定なのだが、こうした重要な設定をストレートに台詞で説明できるのも、矢的猛のキャラクターならでは、であろう。しかも、これは同時に、猛が先生になった理由でもあり、これによって視聴者は、何故ウルトラマンが先生でなければならないのかを、本人の口から明確に聞くことができたのだ。


 そう、矢的猛は先生である。この「ウルトラマン先生」という設定については、放映開始前から様々な批判が聞こえてきていた。『3年B組金八先生』(79年)のモノマネだ、という声が特に大きかったが、金八先生は情熱型ではあっても矢的先生のような破天荒型の教師ではなかったと思う。その強烈なキャラクター性、脇目をふれない熱血ぶりは、むしろ60年代末期〜70年代中盤の往年の学園青春モノの教師たち、又は近年話題の「週刊少年マガジン」連載『GTO』(97年・98年にTVドラマ化)の鬼塚先生に不良性を除けば一脈通じるように、筆者には思えてならない。


 『金八』のモノマネとか何とかよりも筆者が心配していたのは、UGMと学校という二つの職業を両立させ得るのか、という点だった。これを懸念していたのは筆者ばかりでなく、「怪獣は、日曜日と放課後にしか出ないというのか」などといった批判もよく耳にしたものだ。筆者はこの点を念頭に置いて第1話を見た。いや、見るつもりだった。だが実際は、見始めるとすぐに話に引き込まれてしまい、そんな「懸念」は、完全に忘れてしまっていた。矢的先生の強烈なキャラクターと、特撮の迫力で、そんな些細な懸念など、完全に吹き飛ばされてしまったのだ。


 猛がUGMに入隊するのは、1話のラストである。従ってこの回に限っては、二つの職業をどう両立させるか、という問題は、まだ発生しない。逆に言えば、筆者が持っていた懸念は、第1話段階では解消しない筈(はず)なのである。


 しかし、今にして思えば、そもそも、そんな職業同士が両立する筈は絶対にないのである。どう辻褄を合わせようと、両立しないものは両立しないのだから、辻褄なんぞ合わせたって仕方がない。むしろ、「両立する、と考えた方が話が面白くなるから、両立するということにしておくぞ」というノリで良いのだ。それを視聴者に納得させるのは、辻褄合わせや理屈ではない。作品のパワーだ。
 『80』に即して言えば、そのパワーの源は矢的先生のキャラクターの強烈さであり、特撮の迫力であり、そして、本来は水と油である筈の学校とUGM(日常生活と未来SF)を強引に繋いでしまうスピーディーな演出と編集の妙である。こうしたパワーを第1話から感じ取れたからこそ、筆者の「懸念(けねん)」は雲散霧消したわけである。


 これは面白い番組になるぞ。傑作になるぞ! 当時の筆者はそう確信した。


 周知の通り、その後『80』は度重なる路線変更を余儀なくされ、筆者の評価もそれに大きく左右された。だが、現在振り返って見た時、第1話時点での確信は、決して間違っていなかった。これが現在における筆者の「確信」である。



(重箱のスミ)
 入学式で校長が「新しい先生」と言って猛と京子先生を紹介するが、新入生にとっては教員全員が「新しい先生」の筈では?(笑)


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2000年号』(99年12月26日発行)『ウルトラマン80』大特集・合評1「ウルトラマン80教師編・各話評」より分載抜粋)


(全話の視聴率調査者:森川 由浩。#2以降の「全話評」での視聴率調査者の注釈は略)



『假面特攻隊2000年号』「ウルトラマン80」再評価・大特集記事一覧
・1.「ウルトラマン80教師編 #1〜12各話評」(文・黒鮫建武隊)
・2.「ウルトラマン80の脚本世界 〜阿井文瓶と江連卓(水沢又三郎)の狭間に」(文・ビッキー本間)
・3.「『ウルトラマン80』と〈80年代式〉日本特撮」(文・旗手稔)
・4.「第3期ウルトラ特攻大作戦」(文・ヤフール)
・5.「ウルトラマン80論」(文・sugi
・6.「ウルトラマン80間奏 〜遠い星から来たあいつ」(文・T.SATO)
・7.「ウルトラマン80 #13以降の概観」(文・黒鮫建武隊)
・8.「ウルトラマン80全話評(未完)(序文・#1〜29・32・49・50)」(文・内山和正)
・9.「『ハワイ・マレー沖海戦』と第3次怪獣ブーム」(文・旗手稔)



『假面特攻隊2000年号』「ウルトラマン80」関係記事の縮小コピー収録一覧
・『小学三年生』某月号(80年・小学館) 80も努力次第でウルトラ兄弟入りできる!
朝日新聞 1980年1〜4月のTV欄
 1980年1月3日(木) TBS『ウルトラマン・七大怪獣対シュワッチ!!』(79年の実相寺昭雄監督作TV初放映)
 1980年2月11日(月・祝)9:45 テレビ朝日ガメラ対深海怪獣ジグラ』
 1980年2月11日(月・祝)19:30 テレビ朝日ゴジラ・ガバラ・ミニラ オール怪獣大進撃』
 1980年3月20日(木・祝)16:00 TBS『これがウルトラマンのすべてだ!』「大集合ウルトラマン・80新登場!」 広川太一郎司会で三遊亭楽太郎(現・三遊亭円楽)も出演の1時間番組。Q&マン(中CM)セブン&帰マン(中CM)A&タロウ(中CM)レオ&ザ☆ウル総集編と、 新番組『80』紹介・2代目ケンちゃんによる#3の特撮現場訪問・タリスマンによる主題歌熱唱だったと記憶。(後日付記:特撮評論同人ライター・久保 達也氏の記憶によると、#3の特撮現場訪問は改変期の宣伝特番『4月だヨ!全員集合』の中で行なわれたものとのこと(拙ブログ主宰は未見)。『80』と『カレー屋ケンちゃん』の新番組紹介の寸劇で、UGM隊員たちがカレー屋ケンちゃんの店でカレーを食っていたら怪獣出現の通報が入り、UGMがカネも払わずに出動したため、ケンちゃんのママが硫酸怪獣ホーに勝利したエイティにUGMのカレー代を請求するというオチ・笑)
 1980年3月26日(水)8:30 TBS『奥さま8時半です』「春休みウルトラマン大会」 マン・レオの主題歌と80の主題歌&副主題歌
 1980年3月26日(水)19:30 TBS『ザ・ウルトラマン』(終)「ウルトラの星へ!!完結編・平和への勝利」
 1980年3月29日(土) TBS4月新番組宣伝より『ウルトラマン80』のみ抜粋「ウルトラ・チェンジ! いまウルトラマン80の必殺技が飛ぶ! ●長谷川初範 中山仁 浅野真弓」


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ウルトラマン先生

ウルトラマン80 ウルトラレプリカ ブライトスティック(ULTRA REPLICA)
ASIN:B01G8VBCAG:detail
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(祝!DVD−BOX化!・2010年6月25日・9月24日発売!)
ウルトラマン80 DVD30周年メモリアルBOX I 熱血!矢的先生編 (初回限定生産)
ウルトラマン80 DVD30周年メモリアルBOX II激闘!ウルトラマン80編 (初回限定生産)
ASIN:B088BYVV42:detail
#ウルトラマン80 #ウルトラマンエイティ
ウルトラマン先生」が配信中とカコつけて!
#ウルトラマン80 #ウルトラマンエイティ #矢的猛
『80』第1話「ウルトラマン先生」43周年評! ~矢的猛先生。学園ドラマとの融合の成否!
#ウルトラマン80 #ウルトラマンエイティ #クレッセント #月の輪怪獣クレッセント #矢的猛



『ウルトラマン80』全話評 〜全記事見出し一覧
[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧

(CSファミリー劇場にて「ウルトラマン80のすべて」(ゲスト・長谷川初範!)が2010/5/1(土)〜9(日)、連日放映! ← 10年以上前の情報です)

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