ライダー終
『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』 〜合評 『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』 拙ブログ・トップページ(最新10記事) 拙ブログ・全記事見出し一覧 『仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 『仮…
闘わなければ、生き残れない――苛酷な〈競争社会〉の存在を前提とし、仮面ライダー同士の熾烈な闘争の数々を描出してきた白倉ライダー・シリーズは、『仮面ライダーカブト』(06)最終話をもって、その真骨頂たる作劇モチーフであった「複数ライダーの相剋」を…
いわゆる“平成ライダー”第6弾として様々な工夫が凝らされた『仮面ライダー響鬼〈ヒビキ〉』[05](以下『響鬼』)であるが、終了から1年近く経った現在もなお、余り芳〈かんば〉しい評価を耳にしない。 それは後半の路線変更に因(よ)るところが大きいだ…
『仮面ライダー剣』前半合評1 ~ベテラン脚本家・今井詔二作品として…… 『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE[ミッシングエース]』 〜賛否合評 拙ブログ・トップページ(最新10記事) 拙ブログ・全記事見出し一覧 『仮面ライダー剣』 〜全記事見出し一覧 『…
『仮面ライダー555』前半合評1 ~「夢」を持たないのは悪いことか? 『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』 〜賛否合評1 拙ブログ・トップページ(最新10記事) 拙ブログ・全記事見出し一覧 『仮面ライダー555』 〜全記事見出し一覧 『仮面…
道徳的なテーマもエクスキューズです。 仲良しクラブ的なキャラシフトを否定し、人間関係の根本を「対立」と捉えて、価値観の異なる複数ヒーローの確執・敵対関係をベースとした群像劇をメイン・プロットに採用しました。 『龍騎』では、ライダー同士は決し…
仮面ライダーディケイド#7「超トリックの真犯人」 〜「龍騎の世界」編・タイムパラドックス解析! 『仮面ライダー龍騎』総論 〜終了賛否合評2 ―『龍騎』総括― 拙ブログ・トップページ(最新10記事) 拙ブログ・全記事見出し一覧 『仮面ライダー龍騎』 〜…
前作『仮面ライダークウガ』(2000)の設定を引き継ぎ(引きずって?)、警察の捜査活動の描写を主体にして「不可能犯罪」「超能力」という“ナニを今さら”的なテーマを勿体ぶって展開した[散漫な第1クール]、 アギトの力が覚醒し始めた海難船「あかつき号」…
1.「何より彼は“改造人間”ではないのだから、“普通”に戻った後の生活を示唆するという結末こそ、『クウガ』に相応しいのかもしれない」 2.こういう1話まるまる後日談(ヒーローや怪獣が登場しない)、みたいな最終回は個人的には嫌いではない。今回の最…
*『クウガ』にみる変身ヒーロードラマの「リアル」とは? ……なおも「仮面ライダーであること」にこだわるとするなら、巨大な両複眼に変身ベルトというデザイン上の意匠か、それこそ登録商標としてのタイトルネームの価値だけが残ることになるだろう。 この結…