假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありません

アニメ映画

ラブライブ!サンシャイン!! & 劇場版 Over the Rainbow ~沼津活況報告 & 元祖に負けじの良作と私見!

いわゆる「聖地巡礼」が流行となっている。本作も例外ではない。放映自体はすでに終了しているものの、現在もその人気は衰えてはおらず、内浦地区をはじめとする沼津市内ではいまだに全国から人々が訪れる活況が続いている。 作品の方も元祖の大人気で割りを…

劇場版SHIROBAKO ~TV版の反復で「らしさ」を出しつつ、あがきつづける群像劇!

*TV版の反復で「らしさ」を出しつつ、今度こそ宮森が主役! *テレビシリーズ版『SHIROBAKO』の魅力とは? *【1】アニメ業界だけにとどまらない「普遍性」 *【2】大多数のキャラを多面的に描く演出技法 *【3】「まじめ」を賞賛し、「不ま…

この世界の(さらにいくつもの)片隅に ~意外に豊かでモダンな戦前!? 終戦の日の慟哭・太極旗・反戦映画ではない説をドー見る!?

*クリスマスも横文字もある意外と豊かな戦前に、モダンガールなる存在も! *『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』で増量された男女間での不貞も香る機微! *終戦の日の玉音放送で慟哭した当時の人々の心情を推測する…… *終戦の日に掲揚された太極旗(韓…

マジンガーZ/INFINITY ・Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ ~2大古典の復活に見る、活劇の快楽を成立させる基盤とは何ぞや!?

70年代前半に大ヒットした近代的巨大ロボットアニメの祖『マジンガーZ』(72年)がその10年後を描く続編として登場。 往年のヒーロー活劇のリメイクは、一昔前だと「リアリティ」や「ドラマ性」の強化、「内省的自我」を人物に付与して、かえって空回…

冴えない彼女の育てかた Fine ~「弱者男子にとっての都合がいい2次元の少女」から「メンドくさい3次元の少女」へ!

2012年から2017年までKADOKAWAの富士見ファンタジア文庫から全13巻&短編集4巻のライトノベルとして刊行され、同社の『月刊ドラゴンエイジ』をはじめとする複数のコミカライズ展開、そしてフジテレビ木曜深夜のアニメ枠『ノイタミナ』で…

映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて ~言葉が通じない相手との相互理解・華麗なバトル・歌と音楽とダンスの感動の一編!

秋期公開のプリキュア映画はそのシリーズの魅力が凝縮された作品となっているが、本作も「相互理解を深める出会いと別れ」「歌と映像のシンクロの妙」「ヒロインバトルアクション」に特化した見どころ満載の作品となった。 キュアスター=星奈ひかるが宇宙で…

さよならの朝に約束の花をかざろう ~名脚本家・岡田麿里が監督を務めるも、技巧的物語主体ではなく日常芝居主体の演出アニメであった!

2010年代の名作深夜アニメ『花咲くいろは』、『あの夏に見た花の名前を僕達は忘れない。』(共に11年春季)、アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』(15年)などの原作ナシのアニメオリジナルのヒット作を手掛けてきた実力派脚本家・岡田麿里が、…

心が叫びたがってるんだ。 ~発話・発声恐怖症のボッチ少女のリハビリ・青春群像・家族劇の良作!

脚本の岡田磨里(おかだ・まり)によれば、本作は「まずミュージカルありき」から着想され、「いきなり感情を歌い出す」というミュージカルの特質性を活かすために、「歌だから感情を出せる子」=言葉を「封印」された小柄な黒髪オカッバの女子高生主人公・…

劇場版ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール- ~大人気作にノレない私的理由と、大ヒットのワケを分析!

西欧中世ファンタジー風の異世界ではなく、その趣向のバーチャルゲーム世界に閉じこめられた人々の右往左往を描く大人気ライトノベル原作(09年)で、ヒットも必至と見込まれたか予算も潤沢な2クールのヌルヌル動く高作画アニメが都合2期分、つまりは4…

映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me- ~眼帯少女も高1なら可愛いけど高3だとヤバいかも…に迫る逸品

せめてもの自己アピールか対人バリアかその両方か、片目に眼帯を付けた、小学校高学年の女児にも見えかねない、小動物チックで奥手な女子高生。 折しも同年代のイケてる系が異性とのコミュニケーションに乗り出す時期でもある。しかし、ルックス・胆力・コミ…

映画 聲の形 ~希死念慮・感動ポルノ・レイプファンタジー寸前!? 大意欲作だが不満もあり

*「性格強者」、元「イジメ加害者」としての主人公少年・石田将也 *「イジメ加害者」の転落描写が重すぎてリアリティ・ラインが上がってしまい、奇跡的な病状回復&交感描写が少々浮いて見えてしまう *聴覚障害者でもあるヒロインの「聖女性」は、「感動…

ガールズ&パンツァー劇場版 ~爽快活劇の続編映画に相応しい物量戦&よそ行き映画の違和感回避策とは!?

**爽快活劇の続編映画にふさわしい、1対1ではなく物量&人員も総動員した大集合のカタルシス! **続編映画にアリがちなヨソ行きの服装に対する違和感への回避策。それは原典の「らしさ」の反復!? **「バトル」や「自己犠牲」に「試練」シーンなどを盛りあ…

夜は短し歩けよ乙女・夜明け告げるルーのうた ~鬼才・湯浅政明カントクのイマ半と大傑作!

70年代前半のフォークソング・ブーム時代の『神田川』で歌われたような四畳半の木造アパートに住まう奇人変人ビンボー学生たちの奇妙奇天烈な物語。 みんながダサくて、身なりに無頓着で80年代中盤以降に隆盛を極めるファッション&スイーツな女子にモテ…

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち #1〜10 〜戦争モノの本質とは!? 愛をも相対視する40年後のリメイク!

2018秋アニメ『GODZILLA 星を喰う者』 〜「終焉の必然」と「生への執着」を高次元を媒介に是々非々で天秤にかける! 2018秋アニメ『SSSS.GRIDMAN』 〜リアルというよりナチュラル! 脚本より演出主導の作品! 2018秋アニメ『機動戦士ガンダムNT』 …

GODZILLA 星を喰う者 〜「終焉の必然」と「生への執着」を高次元を媒介に是々非々で天秤にかける!

映画『GODZILLA(ゴジラ) 星を喰う者』(18年)封切をもって、2万年後の生態系が激変した地球――というか天下の険である箱根――を舞台としたフルCGアニメ映画『GODZILLA』3部作もついに完結。 今回のビジュアル的な目玉は、東宝怪獣の…

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章「嚆矢篇」 〜キナ臭い主張を期待したい(爆)

2018秋アニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』#1〜10(第一章〜第三章) 〜戦争モノの本質とは!? 愛をも相対視する40年後のリメイク! 2018秋アニメ『GODZILLA 星を喰う者』 〜「終焉の必然」と「生への執着」を高次元を媒介に是々非々で天秤…

ラブライブ! The School Idol Movie 〜世紀の傑作!? それとも駄作!?

TVアニメ放映開始から2年半。本作がこんなにも巨大化して、映画興行3週連続第1位までをも達成するとは!(アメコミ洋画『アベンジャーズ』が来なけりゃ、もっと行けた!?) 嬉しくって涙がチョチョ切れらぁ。 志が高かったハズの「アニメ新世紀宣言」…

幻魔大戦 〜追悼、SF作家・平井和正

1960年代に『鉄腕アトム』『鉄人28号』に次ぐ大人気漫画『エイトマン』の原作、70年代に不死身の人狼が各国の諜報機関と戦うウルフガイシリーズ、80年代だと『幻魔大戦』で一世を風靡したSF作家。 筆者は角川初のアニメ映画『幻魔大戦』(83年…

たまこラブストーリー 〜親密な商店街にオタの居場所はあるか!?

『響け! ユーフォニアム』 〜手放しの傑作か!? 2015年春アニメ評 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 ~ほか、私的には豊作だった2018年冬アニメ12本評! 『映画 聲の形』 ~希死念慮・感動ポルノ・レイプファンタジー寸前!? 大意欲作だが不満もあり(長…

天才バカヴォン 〜蘇るフランダースの犬〜

結論から云うと、個人的には面白かった! 序盤の方はコチラが構えていたせいか、ノれないトコロもあったけど、ナンセンスな言葉遊びの応酬に徐々にノせられてスイッチが入ってしまったのか、そのあとはスナオに笑える。 しかもギャグの主体・種類は、90年…

ストライクウィッチーズ 劇場版

魔法少女でネコ耳で、MS少女でパンツ見せ見せで、スチームパンクな第2次世界大戦の仮想戦記もの。 まさにごった煮、寄せ集めのB級ジャンクカルチャー作品。 も少していねいに説明すると、おなじみ等身低めで線も少ない一見幼女向け、実はオタ向け絵柄の…

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 〜イマイチ!

新劇場版の第1作目は、ほぼTV版の序盤まんまでも、ある種の映画的風格のあるコンティニュイティ(時間の流れ)を絵と間で見せて、個人的には没入体験させてくれた。 しかし、今回の新劇場版第2作目には私的にはちょっとノれなかった。 いや決してつまら…

劇場版“文学少女”

校庭の木蓮の木の下で読書する少女。 彼女が本のページを食しているというヒミツを目撃し、なぜか彼女に強引に文芸部に入部させられてしまった少年がたどる物語。 汗クサさの欠片もない繊細ナイーブ上品キレイな絵柄。 細身で色白、控えめ伏し目がちで、お肉…

宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ~肯定論!

往年のビッグタイトルに、四半世紀ぶりの続編が登場。完結したハズが続編の乱発、『機動戦士ガンダム』(79年)などの勃興で、70年代後半に隆盛を誇った松本アニメともども82年頃には急速に古びて見えて、損な役回りをふられたのが本作。 以後、本作を…

宇宙戦艦ヤマト論 ~ヤマトと70年代後半と僕らの戦後民主主義(笑)

“大宇宙”だの“太陽系”だののビジュアルやワードを、重低音での効果音コミで云われると、スケール雄大・深遠のワクワク感を……。 何やらそれっぽい、軍事・SF的なターム(専門用語)が、超近代的なメカニックやらコンソールパネルに機関室をバックに次々に連…

サマーウォーズ 〜話題作だがイマイチでは?

「ほぼ単館上映だから、早く行ったほうが良い」との妻の言葉に従い、11時過ぎに映画館に入り席を予約。 すると、約3時間も前なのに、後ろのほうが少しあいているだけ。 傑作アニメ映画『時をかける少女』(06年)の「細田守監督の新作」という前評判の…

2007年アニメ映画評 〜鉄人28号 白昼の残月・河童のクゥと夏休み・ミヨリの森

南方の小島より復員してきた金田正太郎君の義理の兄・金田正太郎(同姓同名)の話と、昭和の初めに正太郎たちの父親・金田博士が開発した新型爆弾「廃墟弾」をめぐるエピソード。

劇場版 エスカフローネ 〜いまさら「まったり」生きられない君へ……

対するに劇場版は、誠実なほど直球勝負な「剣と魔法の異世界ファンタジー」に開き直った感がある。 TV版のツイストぶり(ひねり)が希薄なことは少々残念だが、人物関係や舞台背景が整理され、物語的には見易い作品に仕上がったことは否定できない。 もち…