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ウルトラマンエース1話「輝け! ウルトラ五兄弟」 ~超獣・破壊・防衛組織結成・先輩&新ヒーロー登場を豪華に描く!

ファミリー劇場ウルトラマンA』放映開始記念・連動連載!)
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ウルトラマンエース』1話「輝け! ウルトラ五兄弟」 ~超獣・破壊・防衛組織結成・先輩&新ヒーロー登場を豪華に描く!

(脚本・市川森一 監督・筧正典/満田かずほ 特殊技術・佐川和夫)
(文・久保達也)
(2005年執筆)


 私事で恐縮だが、筆者が本作を視聴するのは、1992年にケイエスエスから発売されたレーザーディスクを購入時に鑑賞して以来、実に10数年ぶりである。しかし、やはり今観返してみても、素直に「面白い!」「楽しい!」と思える出来映えであった。


 この第1話は、


●主人公・北斗星児(ほくと・せいじ)と南夕子(みなみ・ゆうこ)
●超獣攻撃隊TAC(タック)
●ウルトラ5兄弟
●我らがウルトラマンエース
●ミサイル超獣ベロクロン
●異次元人ヤプール


 それらの「基本設定」要素が第1話にふさわしく、過不足なく描写されており、いずれも画面上で圧倒的な存在感も誇っている。


 冒頭から超獣ベロクロンがいきなり出現! 広島県福山市を襲撃!


 ベロクロンは口から火炎を吐いてコンビナートや市街地を徹底的に焼き払う!


 地球防衛軍のジェット戦闘機部隊も、ベロクロンは全身の多数の房(ふさ)から発するミサイル攻撃(!)ですべて撃ち落とす!


 あげくの果てに、口内にも金属製のメカニカルなミサイル発射台が浮上してきて、戦闘機部隊の隊長機も撃墜されてしまった!


 全滅の憂き目にあってしまう地球防衛軍がベロクロンを攻撃するシーンでは、『ウルトラセブン』第39話『セブン暗殺計画(前編)』において、同作の地球防衛軍の戦車部隊が分身宇宙人ガッツ星人のクリスタル状の宇宙船を攻撃するシーンに流れていた「進撃マーチ」風の曲を流用している。勇壮ではあるも重苦しい悲劇の予兆が感じられるこの楽曲がまたピッタリと合ってもいた!


――ここに登場した「地球防衛軍」は、前作『帰ってきたウルトラマン』(71年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20230402/p1)の怪獣攻撃隊・MAT(マット)が改組されたあとに「対怪獣」の任務に就いていた、前々作『ウルトラセブン』(67年)の防衛組織・ウルトラ警備隊の上位機関であった「地球防衛軍」とも同一組織であって、その後継だとも解釈ができるだろう(笑)――


 市井の主人公青年・北斗星児(ほくと・せいじ)が放置されていたタンクローリーを運転しての捨て身の特攻で、ベロクロンはいったんは異次元への裂け目へと退却して消滅!


 しかし、のちにベロクロンは突如として東京に出現して、東京タワーをヘシ折ってみせる!


 このベロクロンは、我らがウルトラマンエースの必殺技・メタリウム光線に倒されるまでの間、30分枠の後半を意味する中CM明けの「Bパート」ではほぼ出ずっぱりの状態なのである。


 TACの竜隊長のセリフにもあるように、超獣ベロクロンは異次元世界からの侵略者が「超兵器」として地球に送り込んできた、従来の「怪獣」をはるかに超えた、生物にあるまじきメカニカルなミサイルなども内蔵して発射できたり、光線なども発射ができる超常的な存在なのであった。
 劇中でも竜隊長によって「超獣」と仮称されていた存在が、圧倒的な力を備えた強大な敵であることを、最初に視聴者に対して示す必要もある。このベロクロンの描写に力が入っているのも当然といえば当然のことであるし、シリーズの最初を飾る第1話としても、これくらいの華々しさがあってしかるべきだろう。


 1970~80年代のウルトラ怪獣の設定は、本作を製作した円谷プロの社員でもあり、70年代末期からは商業誌で特撮ライターとしても活躍していた竹内博(たけうち・ひろし)によるものであった。公式設定ではベロクロンの体重は4万4千4百4十トン。実にテキトーで深い考えがあったとも思えないが(笑)、「4」の数字を並べることで、まさに「死の超獣」だとしたのだろう。



●星児と夕子の運命の出会い
●TACの紹介シーン
●異次元人ヤプール


 基本設定に関わる描写なども、その合間にコンパクトに、しかし実に的確にまとめられている。



 そして、新たに編成された防衛組織である「超獣攻撃隊」こと「テリブル・モンスター・アッタキング・クルー」の略称でもある「TAC(タック)」!


 富士山麓とその山中に、広大な基地を有して設立されたことも、所有する戦闘機群の地下基地からの発進シークエンスのミニチュア特撮映像などと並行して、手早く映像とともに説明されていく。前作『帰ってきたウルトラマン』の怪獣攻撃隊・MATの東京湾にあった海底基地よりも映像的にはるかにスケールが大きく見えて、前々作『ウルトラセブン』の富士山麓にあった広大な地球防衛軍・極東本部の地下基地にも似ているのだ。


 本放映当時、幼児ながらに「『セブン』でのカッコよかった秘密基地の描写に近くなった! それに戻った! 似ている!」とも大歓迎していたものだし、劇中では説明されてはいなかったものの、やはり常識的に考えて立地的にも『ウルトラセブン』に登場した極東本部の地下基地の跡地を流用・改築したものだろうとの考えが勝手に憶測されてきたものだ(笑)。


 そして、前作『帰マン』のMAT指令室よりもゴージャスになっており、隊員たちが着席する円卓や壁面のパネルなども、隙間なく超近代的な電飾に満ち満ちている。清潔感がある廊下・通路もまた四角形ではなく円形や多角形で、銀色の長いパイプ状のものが周囲に配置されていて、実に最先端の未来科学的なカッコよさにもあふれていたのであった!



 そこで、TACの隊長や隊員たちといった、本作のレギュラーとなる登場人物たちも紹介がなされていく。


●年長者としての父性もあるが温厚な感じでもある、頼もしくてダンディーな竜隊長


●TAC専用銃のタックガンを二丁拳銃であやつる、厳しい兄貴分キャラであることもわかる山中隊員


●良い意味でアクの強いTACの隊員たちの中で、フツーの常識人キャラとして作劇的にも配置されたのだろう吉村隊員


●デブの体型である今野(こんの)隊員に至っては、初出撃前にトイレに寄ったことで、同乗予定だった北斗隊員が先に戦闘機で出撃してしまって、地上から攻撃予定だったメンバーの方に恥ずかしげに合流するコミカル描写で、その愉快なキャラクターを早々に描いてもいる。


 オトナになってから真にリアルに考えてしまうと、今野隊員は体格的にも隊員になれないだろうと気付いてしまうものの(汗)、このテの子供向けヒーロー作品ではそこまで考慮する必要はないであろうし、子供たちもそんなことは気にしないだろう(笑)。見た目としても役回りとしても、複数人のメンバーの中にこうしたルックス&性格の隊員がいることは、登場人物の描き分け的にもバランス的にも実によい!


 しかし、TAC本部の指令室で、有能そうな美川のり子隊員が文書作成に使用していたのは、なんとタイプライター! 現在の観点でも充分に楽しめた第1話であったが、こうした点だけはさすがに古さを感じずにはいられない(笑)。



 あくまでも第1話であって、だから基本設定紹介編でもある。そのために人間ドラマや社会派テーマなどはむろんない(笑)。各登場人物の個性や人物紹介ドラマの中に、『ウルトラセブン』第37話『盗まれたウルトラ・アイ』や『帰ってきたウルトラマン』(71年)第31話『悪魔と天使の間に……』などのドラマ編やテーマ編などの名編も執筆してきた、脚本の市川森一(いちかわ・しんいち)の「作家性」を見いだすことはできない。


 しかし、それはそれとして、シャープでスマートでSF的でムダに重たい人間ドラマや葛藤・不和ドラマなどで引っかかりを覚えることもなく(笑)、スンナリと観られる本来の娯楽活劇であるべき「ウルトラマン」作品とはコレだ! といった主張を見て取ることも可能なのかもしれない――もちろん、筆者が第2期ウルトラシリーズに顕著であった葛藤・不和ドラマなどを否定しているワケでは毛頭ない。アレらはアレで実に味わいがあったのだから!――。



 ベロクロンへのタンクローリーの特攻によって、北斗と南が吹っ飛ばされたとおぼしきで、向かいあって地に倒れてしまった映像にカブるかたちで、我らがウルトラ5兄弟も夢幻の世界へと飛来してくる。


 このウルトラ5兄弟が揃い踏みするシーンは、本作『ウルトラマンA』という新番組自体の看板要素でもあり、ウルトラ兄弟という設定を本格化するにあたっての第1話でのノルマでもあった。


 しかし、歴代シリーズで主人公を務めてきたウルトラマンたちが兄弟として登場! 改めて地球へと飛来してきて、新たな地球の危機に際しての助力として、新ウルトラ戦士を派遣して地球人とも合体する! といったシチュエーションはやはり興奮するではないか!?


 北斗と南による男女合体変身であったことを考慮すれば、ウルトラマンエースは厳密には北斗と南の肉体には単純には合体しておらず、異空間・高次元世界にでも滞在しているのであろうか? そのためにも精神エネルギー体にでも化しているのであろうか? 精神エネルギー体と化しているのであれば、北斗と南の潜在意識にでも分裂して潜んでいるのであろうか? オカルトとも大差がないとも揶揄されるユング心理学(汗)に準じるのであれば、地球人類の集合無意識のような世界に下降したかたちで、北斗と南のふたりともつながっているのであろうか?――


 それぞれのウルトラマンたちの主題歌やメインBGMのサビ・主旋律をつなげた新楽曲(カッコいい!)とともにウルトラ5兄弟が飛来した、幻想的な照明で照らされた夢とも現実ともつかない異空間もまた、美術班による飾り付けもまったくないのに、何もないスタジオを幻想的な照明で照らすだけで、実に神秘的に映像化ができていた。


 つまり、この異空間は現実世界ではないのだろう。生死の狭間にいる北斗と南を、「現世」と「霊界」の狭間にある「幽界」にまでウルトラ5兄弟が出張してきたようでもあったのだ! ウルトラ兄弟たちは生死の狭間の世界にまで到達することができるのだ! といった解釈も勝手にできるまでの映像表現と、その圧倒的で超越的で神秘的な超能力描写よ!


 このあたりは、次作『ウルトラマンタロウ』(73年)第1話(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20071202/p1)における主人公・東光太郎(ひがし・こうたろう)が、生死の境の「幽界」を意味するのであろう異空間にさまよっているところを、ウルトラ5兄弟という巨人族が地球人との身長差を無視した映像で描かれて――あるいは、ウルトラ兄弟の方が伸縮自在なのでミクロ化して!? ウルトラ兄弟も東光太郎も霊体・精神エネルギーと化しているので同サイズなのかも!?――、東光太郎をウルトラ一族の故郷でもあるM78星雲・光の国へと召喚していく、同様に実に神秘的なシーンにも踏襲されていた。


 名声優・納谷悟朗(なや・ごろう)が担当したウルトラマンエースの低音ボイスが荘厳な雰囲気を醸し出し、いかにも哄笑する大悪党といった声の異次元人ヤプールとの対比も絶妙であった。


 ウルトラマンAは北斗と南それぞれの右手の中指に、変身アイテムたる指輪「ウルトラリング」を光とともに出現させる。


 そして、「ウルトラリングが光るとき、おまえたちは私の与えた、大いなる力を知るだろう」とモッタイぶって(笑)説明するあたりもまた、それがウルトラマンエースへの変身能力を意味していることはミエミエではあったにしても、そういったジラし方がまた味わいとなって、初変身にさらなる劇的な感慨が生まれることも事実なのだった。



 のちのちの初変身シークエンスでも、ウルトラマンエースへの変身(召喚?)能力を獲得できていたとは知らなかったとは描写されていたものの、異次元人や超獣からの地球防衛の使命をウルトラマンエースから託されていたことは大いに感じていたのであろう。続けて、地元の子供たちとの明るい別れを描いて、畳み掛けるように「飛行テスト、パス!」といった「合格」を意味するセリフとともに、北斗と南が早くもTACに入隊できたといった描写も挿入していくことで、少々の時間経過も感じさせていく。


 もちろん、北斗と南の前歴に軍務の経験はない。まったくの民間人の素人(しろうと)ではあった。ところで、幼児であればそもそも物事がわかっていないので、ジャンル作品に唐突な描写があったとしても、あまり気にしないことであろう(笑)。しかし、小学校の中学年以上であれば、このあたりを雑に描いてしまうと、個人差はあるのだろうが、そろそろ気になって気になって仕方がなくなってしまうお年頃だとは思うのだ。
 けれど本作では、良くも悪くも前作『帰ってきたウルトラマン』の序盤で、ウルトラマンジャックと合体した青年・郷秀樹隊員が、身体能力面でも向上していたことが描写されていたのだった。そのこともまた広義での「伏線」となっていて、おそらくは北斗と南もエースと合体したことでその身体能力も向上していたために、やすやすとTACの入隊試験にも合格ができたのだ! といったことは、子供たちにも直感されていたのではなかろうか?


 加えて、大人になってからの再鑑賞でも、同様の理由が直感されてきて、これらTAC入隊の一連の描写には、いささか駆け足ではあっても、致命的な違和感などはあまりないのだ。古参マニアには神格化されてきた『ウルトラセブン』第1話で、戸籍もなかったであろう風来坊であった主人公青年・モロボシダンがあっさりとウルトラ警備隊に入隊できてしまうあたりは、長じてから再鑑賞すると、その点についてだけは「大人の鑑賞には堪えない」少々の欠点(汗)にはなっていることを思えば――もちろん、ご愛敬で済ませられる程度ではあるけど(笑)――、第2期ウルトラシリーズこと『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンA』『ウルトラマンタロウ』『ウルトラマンレオ』の第1話における、主人公青年の防衛隊入隊描写の方がムリが少なくて、アドバンテージもあったとは思うのだ。



 北斗は初出撃で小型戦闘機を駆って大活躍をするものの、やはりウルトラマンエースを活躍させる番組である以上は(笑)、やむなく撃墜されてしまう。


 どうやって、超獣ベロクロンに立ち向かうのか!? といったところで、北斗と南のウルトラリングが独特の効果音とともに光った! ウルトラマンエースからの語らじとも意志を示した、これは天啓(てんけい)でもあったのだ! これがまた神秘的でカッコよい!


 何かを本能的に察知したふたりは、互いに駆け寄ろうとして、互いに名を叫びながら、双方向から校庭の中央部へと走り出した!


 そして、これは『仮面ライダー』の影響であったことは間違いないだろうが、当時の子供たちもおおいにあこがれていたトランポリン・ジャンプで空中高くに飛んだ!


 加えて、青い快晴の大空の空中で、ともに向かいあって身とヒザをかがめて前転回転!


 しかも、両者の身体がアリエないことに、一部が重複しているようにも見える神秘的な現象も生じる!(左右反転映像の合成ゆえではあるのだけど・笑)


 そして、身をかがめた両者の両腕が、互いをつかむようにクロスする!


 「ウルトラ~~! タッ~チィィィ~~!!」の掛け声も響いた!


 すると、画面の中央に配置された、ウルトラリングがはめた両手がクロスしたであろう部分が、まばゆくゆっくりと発光する!


 そして、膨大な光条が放たれた!


 画面が変わって、暗い異空間の奥から、右拳を突き出したウルトラマンエースが出現して、グルグルと回転しながら、画面の手前に接近してくるかたちで、巨大化していくことを示唆もする!


 そして、現実世界に右拳を高々と掲げたウルトラマンエースが、スタジオ撮影ではなくオープン撮影での白昼の自然光のもとで、下から見上げたアングルにて出現!


 たちまちに都心ビル街での超獣ベロクロンとの激闘を開始する!



 まだ第1話なので、最初から苦戦してしまうワケにもいかず(笑)、初登場したウルトラマンエースの強さを表現するためにも、あれほどに猛威を振るったベロクロンからのミサイル(光弾火花)攻撃をビクともせずに、その両胸だけで光弾の雨アラレを受け止めてみせて、微動だにせずいることによって、そのボディーの頑丈さをも示している!


 しかし、ベロクロンが弱いというワケでもない描写として、ベロクロンはその手を突き出して、細長い光線も発射する!


 さすがに、その直撃はマズいと見たのか、ウルトラマンエースはヨコ方向にトンボを切ったり、バック転を次々と披露していくことで、敵の攻撃を避けていき、それと同時にアクロバティックな身体能力の高さも示してみせるのだ!


 初代『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』を神格化していた年長世代は、かつてのシリーズにはなかった、これらのジャンプやトンボ切りといったアクション描写には違和感を覚えていたようだ。後年の70年代末期に発行された本邦初のマニア向けムックなどでの記述を皮切りに、こういったアクション描写は強い批判を浴びせられるようにもなっていく。そのようなアクションは不要である! 邪道である! 空中へジャンプをして前転して着地をすることも、ウルトラマンには飛行能力があるから不要のハズだ! といった批判であった。たしかにそういった意見にも一理どころか半理はあったことだろう。


 しかし、第2期ウルトラシリーズが原体験でもある世代人として証言しておくならば、ウルトラマンたちは人間以上の身体能力を持った超人種族でもあるのだから、たとえ飛行能力があったとしても、それを駆使せずに純粋な肉体能力だけでも余裕で空高くジャンプができるハズなのだし、しかも高い運動神経もあるので空中で前転して、その落下スピードも活かしてキックをかましてくることも不自然ではないであろうと……。どころか、それこそが超人ヒーローとしての証しでもあり、強さや万能性としての一端でもあるのだ! と直感していたようにも思うのだ。だから、不自然さなどは感じたことはなかったのであった。


 その意味では、第2期ウルトラシリーズでのウルトラマンたちが、仮面ライダーのようにトランポリン・ジャンプで高く跳躍して空中回転して着地やキックをかます姿にはウェルカムどころか、あこがれを抱いたものであった。そして、この趣向は平成ウルトラ3部作の1作目である『ウルトラマンティガ』(96年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19961201/p1)まで引き継がれて、マニア連中は分析こそしてこなかったものの、ティガにある身軽さ・敏捷さ・優雅さといった印象を付与していたとも思うものの、次作『ウルトラマンダイナ』(97年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971201/p1)以降は当時の特撮マニア論壇の影響もあってかコレが廃されてしまっており、個人的には少々残念なことであった。


 エース対ベロクロンとのバトルでは、ウルトラマン優勢 → ピンチ → 逆転 という、以降の第2期ウルトラシリーズ定番となる音楽構図も、ここで確立している。それはそれで良い感じなのだが、このあたりは予定調和のパターン化に過ぎるといった批判もあるところだろう。同時期の東映や他社の特撮変身ヒーローでは、劇中では劣勢でもピンチのBGMは流さずに勇壮なBGMを流しつづけることで作風をジメッとはさせずにカラッと陽性にさせて、なおかつヒーローが過剰に弱くは見えないように演出されていたことを思えば、同時に少々の欠点にもなりうる音楽演出ではあったのだ。


 そして、幼児はともかく、小学校の中高学年以上にでもなれば、気付いてしまって不自然に思ってしまうであろう、特撮セットのビル街の中央に「ナゾの広場」が存在している問題点が、この第1話にて早くも露呈している(笑)。
 『A』や次作『タロウ』のシリーズ前半と同じく、「特撮」部分を「東宝」へ下請けに出していた『ウルトラマン80(エイティ)』(80年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100502/p1)、あるいは平成ウルトラシリーズなどでも、よくよく観ると「ナゾの広場」は存在しているのだ。しかし、この『A』での反省もあってか、手前には必ずミニチュアの建物・家屋・樹木・丘などを配置して「広場」が露骨には見えないようには工夫されている。けれど、『A』ではこのへんに対する配慮が足りていなかった。特撮スタジオの広大さと特撮ミニチュアの数の膨大さなどは実にすばらしいのに、シリーズ中盤以降に登場した超獣たちの造形上の甘さも含めて、ここのところは非常に残念なところではあり、たしかに欠点でもあったのだ。



 巨体のベロクロンを持ち上げて、遠方に投げてみせることで、そのパワーも披露したウルトラマンエース


 最後には、両腕を左後ろに水平に一度振ってから戻して、両腕をL字型に組んで、七色の輝く膨大な光の礫(つぶて)を含んだ幅広の光線を放った!


 劇中ではもちろん名称は説明されなかったものの、我らが必殺のメタリウム光線だ!


 両腕をL字型に組んでみせた姿は、ウルトラセブンが第1クール終盤から使用するようになったワイドショットと同じポーズであった。初代ウルトラマンウルトラマンジャックがその両腕を十字に組んだ放った必殺のスペシウム光線は、「右手の側部」から発射されるだけの細めの光線であったが、ウルトラマンエースのメタリウム光線はワイドショットと同様で、その垂直に立てた「右手と右下腕部の側部」といった広大な部分から幅広な光線を放ってみせているのだ! 新ヒーローにふさわしい、従来の先輩ヒーローとも差別化が果たされた、いかにも強力そうな光線ではないか!?


 そして、この両腕をL字型にして「右手と右下腕部の側部」から幅広な光線を発射するポーズは、実にインパクトもあったのであろう。飛んで、後年の『ザ☆ウルトラマン』(79年)・『ウルトラマン80』(80年)・『ウルトラマンUSA』(87年・日本公開89年)・『ウルトラマンティガ』(96年)などにも継承されていくのだ。



 ベロクロンは爆発四散こそしなかったものの、横倒しに重々しく倒れて絶命するのであった。


 最後にキチンとウルトラマンエースの強さを見せるかたちで、この第1話は閉幕していく……



 ところで、本放映当時の学年誌『小学二年生』5月号(小学館・72年4月初めに発売)に掲載された、内山まもるの『ウルトラマンA』第1話のコミカライズ作品(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20210124/p1)(後日註:2006年にコンビニ漫画『ウルトラマンA完全復刻版』として再刊)では、まだメインタイトルが変更前の『ウルトラA』になっていた。筆者の記憶では『帰ってきたウルトラマン』の終盤で「次回予告」にくっつけて流されていた「新番組予告」でも、メインタイトルは『ウルトラA』になっていたものだ。つまり、番組タイトルの変更は3月のホントに下旬の後半であり、かなり急なことでもあったのだ。


 ちなみに、私事で恐縮だが、当時の筆者は幼稚園児であった。そして、『A』は金曜夜7時に放映されていたので、土曜の朝になると筆者に対して「きのうの『ウルトラエース』、観た?」と毎週たずねてくる園児がいた。その子は放映終了までずっと本作品のタイトルを『ウルトラA』と呼んでいた(笑)。


 この第1話の冒頭における名優・岸田森(きしだ・しん)によるナレーション中でも、「ウルトラマンエース」という語句のみに、音声テープのワウ・フラッター(回転ムラ)とおぼしき音声不調が発生している。あるいは、これは「ウルトラエース」の名前で録音が済んでいたナレーションを、その箇所のみダビング・上書きをしたために生じた回転ムラだったのだとも推測ができる。回転ムラの発生だけではなく、ダビング箇所のみ岸田森の声ではないようにも聞こえるのだ。



 しかし、記憶の古層を丹念に探ってみても、やはり子供・幼児といったものは、「ドラマ」や「テーマ」や「SF性」よりも、「ヒーローの強さ」「カッコよさ」「バトル」「怪獣の大暴れ」「ヒーローの勢揃い」といったものが観たいものだと強く思うのだ。そういったある意味では実に低次で幼稚な感情でも、魅力はあるハデハデな要素を前面に押し出していた、この『A』第1話のような「ウルトラマン」作品が現れないかぎりは、「ウルトラの星」が二度と再び光輝くことはないような気もするのだ……。



 そして、この『ウルトラマンA』第1話の視聴率はなんと28.8%を記録している! 平成ウルトラシリーズの何倍の数値であろうか!? この視聴率は1972年4月放映開始のテレビドラマ新番組中でも第2位を誇っていたそうだ。ちなみに、第1位はNHK朝の連続テレビ小説藍より青く』(脚本・山田太一)であった。第1期ウルトラシリーズの視聴率と比較すれば劣ると云われがちな第2期ウルトラシリーズであったが、当時のテレビ界ではやはりトップ級の実力を誇っていたのだ。


 この72年4月は人間サイズの特撮変身ヒーローであった『快傑ライオン丸』『超人バロム・1(ワン)』『変身忍者 嵐』も放映が開始されている。これらの作品は、前々年1970年にはじまる「怪獣ブーム」の再燃、前年71年にスタートした『スペクトルマン』『帰ってきたウルトラマン』『仮面ライダー』の大ヒットにあやかった企画でもあった。71年晩秋からは特撮変身ヒーローものである『シルバー仮面』と『ミラーマン』の放映も開始されている。


 しかし、いわゆる「第2次怪獣ブーム」が、前年4月にスタートした『仮面ライダー』(71年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20140407/p1)などの等身大の変身ヒーローたちによる、あるいは巨大ヒーローたちも敵対する「怪獣」たちではなく、「変身」をキーワードとした「変身ブーム」へと移行を開始した時期だったともいえるだろう。


 けれど、関東地方では『A』のウラ番組となっていた石森章太郎原作の『変身忍者 嵐』の第1話の視聴率は、4.1%と惨敗に終わっていた。『A』の圧勝であったのだ。そして、もしも『A』のウラ番組に『嵐』がなければ、その4.1%が加算されて、単純に考えれば『A』の第1話の視聴率は30%を超えていた可能性は高いだろう!
 初代『ウルトラマン』~『帰ってきたウルトラマン』までは、ウラ番組にメインターゲットの子供たちが好むような子供向け番組がなかったことを思えば、『A』の、そして『タロウ』の視聴率的な実力を数字の額面どおりに受け止めるべきではなく、そういった周辺事情も考慮してもう少し高い実力を想定すべきなのである。


――ちなみに『タロウ』のウラ番組は、『嵐』の後番組でもある藤子不二雄原作のテレビアニメ『ジャングル黒べえ』(73年)であった。89年に黒人差別作品だと糾弾されて、現在では残念ながら封印作品となっている(汗)――



 なお、内山まもる学年誌『小学二年生』に連載したコミカライズ版の第1話には、超獣ベロクロンのほかにもテレビ版では第2話で登場した古代超獣カメレキングまでもが登場! ベロクロンだけでもお腹いっぱいなのに豪華過ぎる趣向であった。これはこれで、子供たちが切に観たいようなゴージャスな展開でもあり、そのような趣向を実現してくれた内山まもる先生、もしくはそれを要望したのかもしれない小学館側の担当編集者のセンスについても賞揚したいところだ。



<こだわりコーナー>


北斗星児はTAC入隊前には給食のパンを運ぶ運転手だったという設定だ。彼が運転するのはドイツの名門・フォルクスワーゲン社のワゴン車。ちなみにこのワゴン車は、『ウルトラセブン』第8話『狙われた街』で幻覚宇宙人メトロン星人がタバコの運搬に使った車両や、同作の第34話『蒸発都市』で怪しい作業員たちが逃走に使ったのと同一車種かと思われる。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2006年号』(05年12月30日発行)『ウルトラマンA』再評価・全話評大特集より抜粋)


『假面特攻隊2006年号』「ウルトラマンエース」#1関係記事の縮小コピー収録一覧
静岡新聞 1972年4月7日(金) SBSテレビきょうのハイライト新番組ウルトラマンエース 輝け!ウルトラ五兄弟(安心堂、はごろも缶詰提供) ~大枠紹介記事
静岡新聞 1972年3月20日(月) SBSテレビ春の新番組〈7〉ウルトラエース 男女の空中合体で変身 ~まだこの時期は「マン」抜きの「ウルトラエース」名義


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ウルトラマンエース』#27「奇跡! ウルトラの父」 ~ヒーロー客演&共闘はドーあるべきなのか!?

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ウルトラマンエース』#28「さようなら夕子よ、月の妹よ」 ~南夕子降板の真相異論!

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ウルトラマンエース』#29「ウルトラ6番目の弟」 ~ダン少年編の意外に高いドラマ性! 名脚本家・長坂秀佳登板!

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ウルトラマンエース』#30「きみにも見えるウルトラの星」 ~主役窮地の作劇極北!

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ウルトラマンエース』#33「あの気球船を撃て!」 ~最終回の着想はここに!?

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ウルトラマンエース』#34「海の虹に超獣が踊る」 ~長坂秀佳脚本第2弾!

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ウルトラマンエース』#35「ゾフィからの贈りもの」 ~子供に過ちを犯す主役!

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ウルトラマンエース』#43「怪談 雪男の叫び!」 ~身勝手な大衆に批判の視点!

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ウルトラマンエース』#48「ベロクロンの復讐」 ~終盤のクールな異色作にして大傑作!

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〈DVD付きフォトブック〉「ウルトラマンA 1972」レビュー

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『エース』同人誌の歴史1 ~『A』再評価の端緒を築いた伝説の名同人誌『全員脱出!』

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ウルトラマンエース』最終回「明日のエースは君だ!」 ~不評のシリーズ後半も実は含めた集大成!

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ウルトラマンA 再評価・全話評!」完結 ~『A』総論

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『発表! 全ウルトラマン大投票』 ~第2期ウルトラ再評価の達成!? 番狂わせ!? ウルトラ作品の評価軸の多様化!

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ウルトラマンブレーザー』(23年)序盤合評 ~鑑賞前と1話の圧倒的映像&話題性! その後はオーソドックスに過ぎてやや地味か?

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ウルトラマンデッカー』(22年)前半総括 ~熱血でも『ダイナ』と別モノ!  防衛隊のGUTSグリフォン・テラフェイザーも敵怪獣を撃破!

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ウルトラマントリガー』(21年)前半総括 ~『ティガ』らしさは看板だけ!? 後日談かつリメイク! 昭和・Z・ギャラファイともリンク!

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ウルトラマンZ(ゼット)』(20年)序盤総括 ~セブンガー大活躍! 「手段」ではなく「目的」としての「特撮」!

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『ウルトラギャラクシーファイト』(19年) ~パチンコ展開まで前史として肯定! 昭和~2010年代のウルトラマンたちを無数の設定因縁劇でつなぐ活劇佳品!

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ウルトラマンタイガ』(19年)序盤総括 ~冒頭から2010年代7大ウルトラマンが宇宙バトルする神話的カッコよさ! 各話のドラマは重めだが豪快な特撮演出が一掃!

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ウルトラマンR/B(ルーブ)』(18年)序盤総括 ~ユルい作風。その玩具性・名乗りの是非。ウルトラ史上最強の空中戦特撮!

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ウルトラマンジード』(17年)序盤評 ~クライシス・インパクト! 平行宇宙のひとつが壊滅&修復! その原理とは!?

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ウルトラマンX(エックス)』(15年)前半評! 5話「イージス光る時」・8話「狙われたX」・9話「われら星雲!」 ~ゼロ・マックス・闇のエージェント客演!

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ウルトラマンギンガ』(13年)序盤評 ~低予算を逆手に取る良質ジュブナイルだが、それゆえの危惧もアリ!?

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ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』(08年)#1「レイオニクスハンター」

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ウルトラマンメビウス』(06年)#1「運命の出逢い」 ~感激!感涙!大傑作!

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ウルトラマンマックス』(05年)#1「ウルトラマンマックス誕生!」 ~序盤評・原点回帰は起死回生となったか!?

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ウルトラマンネクサス』(04年)#1「Episode.01夜襲 -ナイトレイド-」 ~ハイソな作りだが、幼児にはドーなのか!?

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ウルトラマンネオス』(00年)#1「ネオス誕生」

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ウルトラマンダイナ』(97年)#1「新たなる光(前編)」~#11「幻の遊星」

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ウルトラマンティガ』(96年)#1「光を継ぐもの」~#15「幻の疾走」

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ウルトラマン80(エイティ)』(80年)#1「ウルトラマン先生」 ~矢的猛先生!

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『ザ☆ウルトラマン』(79年)#1「新しいヒーローの誕生!!」 ~今観ると傑作の1話だ!? 人物・設定紹介・怪獣バトルも絶妙!

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ウルトラマンタロウ』(73年)#1「ウルトラの母は太陽のように」 ~人物像・超獣より強い大怪獣・母・入隊・ヒロイン・5兄弟の正統タロウ誕生を漏れなく描いた第1話!

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ウルトラマンエース』(72年)#1「輝け! ウルトラ五兄弟」 ~超獣・破壊・防衛組織結成・先輩&新ヒーロー登場を豪華に描く!

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『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』 ~岡部副社長電撃辞任賛否!

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輝け!ウルトラ五兄弟

『A』第1話「輝け!ウルトラ五兄弟」放映51周年評! ~新設定を豪華に描いた第1話!
#ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ウルトラマンA51周年 #ベロクロン #ヤプール



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