假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

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仮面ライダー電王 最終回・後半評 ~複数時間線・連結切替え!

『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』
『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』 〜合評
☆☆☆☆☆
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『仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧


 『仮面ライダー電王』(07年)完結! 『仮面ライダーキバ』(08年)放映開始記念! ……とカコつけて(汗)、『仮面ライダーアギト』(01年)〜『仮面ライダー電王』(07年)の7作品の合評を、毎週日曜7週連続、過去日付の記事にUP!


『仮面ライダー電王』最終回・後半評



『仮面ライダー電王』後半評① ~複数時間線・連結切替え!

(文・T.SATO)
(2007年12月執筆)


 人スレンダー八頭身の長美脚で、美少女というよりかはエレガントな美女寄りの、美人かわいいクレオパトラ風の黒髪ロングで、シャープで切れ長なお目めのヒロイン・ハナこと白鳥百合子(しらとり・ゆりこ)嬢。そして、その彼女のシリーズ途中での降板!(……エッ!)


 シリーズ最弱(笑)の主人公・野上良太郎(のがみ・りょうたろう)が演じる、平成生まれの佐藤健(さとう・たける)クンまでもが、2007年11月1日、左自然気胸(肺気胸)で10日間の安静!


 オイオイ! 撮影スケジュールは大丈夫なのかよ!? 前作『仮面ライダーカブト』(06年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080210/p1)での少女ヒロイン・ひよりの降板同様に、番組の継続に支障を来たすような恐ろしいアクシデントに見舞われている番組になっている!(汗)


 ……などといった危機感は、各話のドラマ上にはおくびにも出てこない「漫才大会」にもなっている(笑)。


 まぁ、ネット上の超巨大掲示板・2ちゃんねるなどでの毎回の感想なりネタバレ情報を探索しているようなマニアの方々であれば、コレらの情報は事前に漏れ伝え聞いていたのであろうけど。オタク友だちとのオーラル(口承)なコミュニーションで話題になるのならば知りえても、ヒロインが小学生化してしまったコハナの登場については、残業リーマンの筆者にとっては寝耳に水で、驚天動地の事態であった!(汗)



 ただ、良くも悪くも、前作『仮面ライダーカブト』のような、一応の劇中内での現実社会に根ざした国家的な秘密組織が作り出した(?)という「仮面ライダー」であったという設定なぞではなくって、時の運行を守るため! といった現代の地上の世界でのテクノロジーとはまったくの無縁な、タイムパトロールかつメタ(形而上)で高次元な世界に根拠を持っている「仮面ライダー」でもあった本作『仮面ライダー電王』では、ある意味では「ナンでもアリ」が許されるのだ!


 また、「ナンでもアリ」なりに一応のSF的なヘリクツを付与してくれてはいるので、本作の作品世界を成り立たせてもいる「原理」や「基本構造」へのSF的な「それっぽさ」の補強にも援用してくれてもいる!


 そう。本作のシリーズ最初期ではともかく、第1クール目の中盤までには明かされていた、本作の敵怪人ことイマジン怪人たちが滅ぼして消滅させてしまっていた、歴史分岐のもうひとつの可能性の未来世界からメインヒロイン・ハナ嬢は来ていたのだといった出自を……。


 そして、本作での2号ライダー・仮面ライダーゼロノスが駆っている、もう1両の「時の列車・ゼロライナー」の出自でもあると言及されてきたその世界が、どうやら復活しようとしているらしい。そして、その影響によって、ハナがコハナになったのだ! ……という大風呂敷によってもだ(笑)。


 
 てなワケで、今年2007年度の平成『ライダー』もまた、それなりに面白い! まぁ、平成『ライダー』シリーズとはいっても、各作品の作風は相当にちがうけれども。


 ともあれ、今回の『仮面ライダー電王』(07年)では、基本設定に、時の運行を乱す怪人・イマジンたちから、正しい時(歴史)の運行を守るために戦う! といった大仰な舞台背景が準備されている。けれども、各話単位での表面的な(? 〜コレこそが根幹的な?)作風の方面では、まずはコメディ! かつ、ドタバタ新喜劇! そして、作劇面ではちょっとイイ話! ベタな浪花節(なにわぶし)的な人情話へと落とし込んでもいる。



 古くからこの放映ワクを長年、観ている特撮マニアにとっては、この作風は東映メタルヒーロー・レスキューポリスシリーズ(90〜92年)における、底辺に生きるも、恵まれていない、しかして根は心優しき人々を、ペーソス(哀感)豊かに描いてきた脚本家・扇澤延男(おおぎざわ・のぶを)の作風をも思い出す――そういえば、小林センセイはそのむかしに、特撮雑誌『宇宙船』でのインタビューで、『特警ウインスペクター』(90年)#25『雨に泣くロボット』(脚本・扇澤延男)に感銘を受けて、脚本家を目差したとも語っていたものだ――。
 


 先の作風面では、マンガチックな言動をするレギュラー人物連と、正義側と悪側ともに、駄洒落やことわざをもナゼだか理解もしており、饒舌なおしゃべりや、ゆかいな日本語をも聞かせてくれる、見ようによっては『戦隊』シリーズの敵の怪人たちのような人間クサい怪人たちも大活躍している!


 ――過去の『ライダー』シリーズでいうのならば、往年の『仮面ライダーBLACK RX』(88年)の敵怪人こと「怪魔戦士」たちのような、「オレっ、参っ上~〜!!」なり「泣けるでぇ〜〜!!」といった名乗りのことだ――
 


 ただ、コレらの名乗りやオフザケは、基本的にはキマジメでお遊びが少ない印象が今まではあった、本作のメインライター・小林靖子のカラーっぽくはないような気もしてきてしまう。もちろん、肉付けをほどこしていったのは彼女であることに間違いないけれども……。
 しかし、これはドチラかというと、平成『ライダー』シリーズの最長期に渡る功労者の脚本家・井上敏樹による、マンガ・アニメ・劇画チックなセリフによるキャラ立ての影響が強いのではなかろうか? あるいは、大人気マンガ『デス・ノート』に登場した“死神リューク”などを想起させる、人間たちに契約を迫るイマジンたちも含めて、東映の白倉伸一郎プロデューサーらによる着想・要望・指示によるものなのではなかろうか?


 たとえば、『仮面ライダー555(ファイズ)』(03年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080120/p1)における敵組織・スマートブレイン社のハンサム社長・村上峡児(むらかみ・きょうじ)の、


「上の上」「下の下ですね」


とか、『超光戦士シャンゼリオン』(96年)の終盤で都知事に立候補して当選までしてしまう(笑)イケメン悪役・黒岩省吾の


「知っているか! ○○は××であるということを!」


とかのインチキうんちく披露とか、前作『仮面ライダーカブト』の主人公・天道総司(てんどう・そうじ)の決めゼリフ。高く天を指差して、


「天の道を往き、総てを司(つかさど)る男!」
「おばあちゃんが言っていた!」


だの、イケメンでポーカーフェイスでスカしつつも、内心では執着・自負心だらけの奇人変人エキセントリック・性格異常者なライダーたちによる、


「完全調和!」
「パーフェクト・ハーモニー!」
「女は花!」
「あなたはまるで…… エーと、エーと。(○○○でしょ) そうそう、それ!!」
「神に代わって、剣を振るう男!」
「俺はすべての分野において、頂点に立つ男!」


 ……もうアホかと(笑)。笑かしてくれてます。



 映像的にはオシャレでクールで、登場人物たちもイケメンだけれども、やっていることは一方では「漫才大会」。ただし、チャイルディッシュではなく、ドチラかというと、大きなお友だち向けのギャグ描写でもあるという(まぁ、子供でもわかるお約束・反復ギャグでもあるけれど)。


 そのへんが、マニア第1世代が夢見ていたハードでシリアスでリアルで重厚で本格志向でシミュレーションな「日本特撮」の実現による、天下の掌握とはビミョーに(相当に? カナリに?)異なる21世紀の新たな現実でもあるワケだ(笑)。


 そのあたりも踏まえたうえでの「描き分け」や「作り分け」の計算をせずに、素朴に映画『ULTRAMAN』(04年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20060305/p1)や『ウルトラマンネクサス』(04年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20060308/p1)に『ウルトラセブンX(エックス)』(07年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080413/p1)などを作ってしまうセンスはマズいと思うのだ。



 それが証拠に、たしかに視聴率面では、ウラ番組の『ポケモン☆サンデー』(04年〜)に押されているとはいえ(しかし優位ではある)、前作『仮面ライダーカブト』の『劇場版』では下向いてしまった興行収入が、今年度07年の夏休み公開の『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』では再度上昇!


 TVでの受動的視聴とはちがって、映画は映画館へ行くのに多少は積極的な動機――観てみたい! 作品がスキだ! といった情動――が必要なのだ。視聴率調査だけでは現われにくい、各作品への視聴者の好悪や愛着の強弱・濃淡や、消費行動への積極性・能動性がここには現れている! と見るべきなのであろう。
 


 実際、筆者が生息するオタク界隈の同人誌即売会という狭い井戸・コップの中での嵐の体験にすぎないけれども、今年の『電王』は主人公青年に憑依(ひょうい)して合体する正義側の赤鬼・青鬼・金色の熊もどき・濃紫の竜の子太郎のイマジン怪人たちが、そのある意味でかわいらしい(キモかわいい?(気持ち悪いけど可愛い))デザインと、有名声優たちによるマンガチックかつその人格が良い意味で子供じみた、メリハリもある喜怒哀楽描写とコミカルさで取っ付きやすいのか、若いオタク女子たちにも人気があるようなのだ!


 同人誌即売会のあとに、池袋サンシャインシティ地下1Fの大型玩具量販店「トイザらス」で、若い女オタクのコたちが、赤鬼さんことモモタロスのソフビ人形を購入していったのを数度も目撃(笑)。まぁ、ソフビ人形自体は単価が安いし、メインターゲットの子供の数との比率でいえば微々たるものではあろうけど。こーいうコたちが、幼児は購入しないであろう高額なDVDソフトを購入して、それで数千枚でも売れてくれれば、商売として、経済規模としても、それなりに大きいワケなのだ。


 我々のような絶滅寸前・極少数の成人男性特撮オタクの数とは、比較にならないほどマスとしては大きいのだし(多分、1桁は上なのでは?)。たとえ仮に浮動層ではあって、来年の新作になれば離れてしまう比率も高いとはいえ、数年ほどにわたって視聴して、関連商品に金銭も落としてくれるのであれば、番組のメインの顧客ではなくともお客さんとして軽視すべきではないであろう。お子さまにしろ女性オタク層にしろ、コンスタントに新規流入があればイイわけなのだ。もちろん、その時期によって波の上下の変動は出るにせよ、それはあらゆる商売の宿命なのだ。



 あと、子供たちの反応でいえば、筆者が夏〜秋口に見た範囲では、旧来の昭和の仮面ライダーに一番近いデザインの「電王・ロッドフォーム」は一番大量に売れ残っていた。しかして、仮面ライダーに一番似ても似つかないハデハデ突起な「電王・ガンフォーム」は大量に売れたのか、品切れ状態になっていた! 我々ロートルの好みは別として、仮面ライダーのデザインの進むべき方向性はもう明らかになっているのではなかろうか?(笑)


 玩具面でもう少し云わせてもらえば、「Suica」(スイカ)もどきの「乗車ICカード」をモチーフとしたカードパスを、自動改札な「変身ベルト」の「バックル」の真ん前にふれずにかざすだけで、電子音楽が響いて仮面ライダーへとヘンシン(可能)! 子供はこーいった新しいものや、光る! 回る! 音がする! といった珍奇なものに興味を持つものであるのだ。実際、オモチャ屋で試しにさわってみて、パスカードを変身バックルにかざすと、各種の電子音が鳴ったりして、イイ歳こいてチョット楽しくて何度もかざしたくもなってくる(笑)。


 ただ、コレは大のオトナのオタクどもであっても結局は同様のようであって、今年07年は同人誌即売会や日本SF大会などでも、携帯電話の着メロに、『電王』の変身時の電子音やら、「時の列車」の走行音やらを何度も耳にしたことか。こーいったバカっぽい玩具的要素は大方のマニアもキライではない……ということでもある! しかして、テイストはチャイルディッシュでも、ハイブロウなSFっぽいドラマの構築も可能であったのだとも!
 


 玩具業界との共存共栄。まずは玩具のコンセプトから来る設定ありき。たとえば、「電車」が本作のメインモチーフのハズなのに、本作の2号ライダーこと仮面ゼロノスの2段変身フォームや、ゼロノスと合体する契約イマジンに、「アルタイル」だの「ベガ」だの「デネブ」だの星の名前が設定されたことから(笑)、それと少しでも関連付けるため、番組の製作スタッフ側にて主人公の姉・愛理(あいり)の消えた婚約者・桜井侑斗(さくらい・ゆうと)を「天体好き」にて、そして姉の喫茶店に鎮座するアンティークな「天体望遠鏡」を重要なアイテムとして設定したのであろうし(?)。
 


 姉の婚約者・桜井侑斗と同じ名前を持つ少年。彼を「仮面ライダーゼロノス」として登場させ、何者なのか? なりすましなのか? などのフェイク・ミスリード演出の果てに、やはりどうも同一人物の若きころであったらしい……といったプチサプライズある展開もカマしていく。


 しかし、若き桜井に仮面ライダーゼロノスとして戦うことを命じたのは、オトナになった未来の桜井である! となると、ストレートに歴史や時間がつながっているのならば……。「運命論」的なお先の人生が決まっているストーリーになってしまう。


 けれども、近過去の少年時代からその時点での近未来でもある2007年にまで出張して戦った彼が、使命を果たしてオトナになって改めて愛理と出逢って恋に落ちて婚約者になった……などといった事態は考えにくい。よって、そうなるとオトナの桜井が少年の桜井にゼロノスの使命と力を託した時点で、歴史・時間は、「桜井が愛理の婚約者としてフツウにめぐりあう歴史」と「ゼロノスとして近過去から2007年に出張して生きる歴史」の「2つに分岐」したのであろうか? と思うのだけれども、いかに……。


 仮にそうだとして、こーいう歴史・時間がある時点から2つに分岐したり、多数の歴史・時間が並行して存在していたり、ある時間路線(最近聞かないSF用語で云うなら時空連続体・笑)が途中で途切れてドン詰まりなり消失していたり、螺旋を何度も描いたり、時に逆流、はたまた別の歴史・時間軸に強引に合流・接続してみたり……。



 などといったハイブロウっぽい試みも、まずはSF的な着想ありきではないのだろう(笑)。


 そもそも、玩具会社・バンダイ側が今年2007年度は、「列車の玩具」を売らんがためであって、そしてそれに対する東映側の製作スタッフなり主に文芸担当の小林靖子センセイが、劇中でも「列車」が登場することに、少しでもの意味なり象徴性なども持たせて活かすためにも、「線路のポインタ」の「分岐」・「合流」やらの連想などから、あくまでも二次的な産物として(笑)、SF的な舞台立ての基本設定を着想されたのであろう!?


 だから不純だ! とか、商業主義だ! などと批判したいのではない。しかし、どう観ても、オトナの目線ではやはりオモチャにしか見えない「時の列車・デンライナー」やら「キングライナー」などにも、キチンとした一応の存在理由は付与されてはいるのだ。まさに共存共栄バンバンザイ! なのでもあった。


 今どき、商業主義への抵抗のつもりか(?)、クリスマス商戦前には登場させない、歳明け後の最終回1本前ではじめて登場する仮面ライダークウガ・アルティメットフォームなんぞは全然エラくないと思う!(笑)
 


 良太郎と合体して電王の各フォームへと2段変身を遂げる正義側の漫才イマジン怪人4人たち。愛着も充分にわいてきた彼らたちではある。しかし、実は本作の敵怪人・イマジンたちは、「別の歴史分岐」なり「時間流」の「未来」の世界から来た存在でもあり、しかも彼らの真のねらいはその「別の未来」を、「この2007年の世界の現在」に強引に接続・合流することで、彼らの出自でもある「別の未来」を救うことにもあるらしいことが次第に明らかになっていく。


 ということは、正義側のイマジン怪人たちが良太郎たちとともに戦って、正しい時の運行を守ることは、彼らの出自でもある「別の未来」の消滅、ひいては正義側のイマジン4人自身の消滅にも帰着することになるワケで……。



 そのあたりも本作の基本設定を活用して、しかしてSF的・知的な興趣だけを目的とする干乾びたSF至上主義にもおちいらせずに、それらは舞台背景にとどめて、むしろ主人公と正義側イマジンたちとの先に待っているであろう(?)「別れの宿命の切なさ」とか、オルタナティブ・二者択一的な決断・選択のドラマ的なスリルの喚起と、それにともなう普遍的な情動へと持っていく。


 まぁ、もしも仮に、ホントウに実際に「複数の時間流」などがあったとしても、それを「分岐」はともかく、「合流」させたり、「別の未来」と「別の過去」とを接続させることができるかどうかは別として(笑)。あるいは、本作における「別の時間流」同士の接合は、その接合面から前後の1000年くらいの(あるいは宇宙開闢の始原の時からの?)、事物の「因果(原因・結果)関係」が自動的に組み替わって辻褄が合うイメージなのでもあろうか?(笑)


 そもそも、「過去の時間」でイマジン敵怪人が破壊活動を行なって、物品を破壊・消失させると、本作のように現在における物品や事物が「爆発」するのかという問題もあるのだけれども(笑)。とはいえ、そこは幼児も観る番組なのだから、映像でカンタンに判らせるためには、爆発するのが一番手っ取り早いとも思うので、判っていてあえてやってるのであろうから、あまり異論もないのだが。
 


 そのあたりの厳密なイミでの整合性へのセルフツッコミであるのか、過去の時代における敵怪人の破壊活動を仮面ライダーたちがいかに防いだとしても、「歴史が2つに分岐はしない」までも、大ワクでの正しい時の運行に支障はないまでも、「歴史自体は微変動」してしまっている事実が明かされるエピソードも描かれていく。


 本作の敵怪人でもあるイマジンたちは実は精神体のみの存在であって、取り付いた宿主の人間が心の中に持っている、神話や民話の怪物のイメージを借りて肉体が具現化・物質化したものだというウラ設定もなされている。


 そのあたりの設定を拡張・援用したものなのか、イマジン怪人のみならず、この世界や歴史を「唯心論」・「独我論」的に捉えて、「他人に記憶・認識されていない寂しい人間は、イマジンたちが過去で騒動を起こすや、微変動でその存在をなかった」ことにされてしまって、時の狭間から漏れて消失してしまうこともあるのだと!(オマケに、それでも歴史の正しい運行に支障がないのだとも!)



 まぁ、たしかに体育会系のコはともかくとしても、文化系のコであって、世間や集団に対して疎外感・疎隔感をいだていたり、ヒネこびたタイプのガキであった筆者、もとい我らが同胞のオタクたちであれば、「いま自分が住んでる町や風景や世界やらが、そっくりのニセモノにいつのまにかスリ替わっているのかも!?」、「世界は日常を演じているけど、実は周囲の人間はすべて演技をしていて、自分を監視しているだけなのでは!?」 そのまた真逆に、「世界は自分の思考・空想・妄想が具現化しているだけで、自分が死んだら世界も一挙に消えてしまうのでは?」 などといった、哲学・思想史でいうところの「唯心論」・「独我論」な夢想をガキのころからしたことあるヤツらはザラにいるとは思うのだ。ある意味では、そーいったバカげた妄想を逆用したかのような発想ではある(笑)。


 TV本編ではハゲ面の中年がハマリ役の、『百獣戦隊ガオレンジャー』(01年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20011102/p1)の敵怪人・炭火焼オルグの人間態や、『爆竜戦隊アバレンジャー』(03年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20031112/p1)の戦隊チームが集っていた喫茶店“恐竜や”の常連・横田さんこと諏訪太朗が、そんな時の狭間に消えてしまいそうな寂しいタキシード姿のピアニスト中年を好演。


 さしずめ我らオタク族も、友だちが少なかったり職場やクラスでは影がウスかったり、モノ書きオタクでサークルなぞをやっていたとしても、読者とガチンコ対面の個vs個での認知のやりとりとは云いがたいので、顔も知らない(知られたくもない・笑)、文章や絵などでの間接的な自己表現で、世間に接触しようとしている存在にすぎないのだから、さしずめ『電王』世界からは「消滅の憂き目」だね!(笑)



 てなワケで、小林靖子センセイは2007年秋からのラノベ(ライトノベル)原作の美少女アニメ『灼眼のシャナⅡ(Second)』(07年)のメインライターを第1作につづいて兼任してメロンパンを喰わせたりしても(カリカリモフモフ・笑)、本作『仮面ライダー電王』のクオリティを落とすこともない――同年度の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(07年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20070624/p1)のメインライター横手美智子センセも、2007年秋のTVアニメ『げんしけん2』(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20071021/p1)のメインライターを兼任していても、そのクオリティを落としてはなかったけれども……。エッ? アニメのシナリオは放映の数年前には執筆完了しているって?(笑)――


 同じく小林靖子センセがメインを担当していた『仮面ライダー龍騎』(02年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080113/p1)や、同じく時間SFでもあった『未来戦隊タイムレンジャー』(00年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20001102/p1)同様に、今後のストーリー展開が読みにくい、フェイクがいっぱいというノリである。


 でも、ドコか作りこみすぎていて、爪先立ちで狭いトコロに立っていた、過去の担当作品群のような、切り詰めて切羽詰った感じではない、大らかさもある本作『電王』では、そのシリーズ終盤においてもストーリーテリングの次元で、そして余裕も忘れずキャラクターたちの大漫才大会の次元でも、そしてラスボスらしき青年悪役・カイの登場で敵を倒すカタルシスの次元でも、楽しませてくれるであろうと筆者は予想しているのであった。
(以上、2007年12月中旬執筆)



追伸


 『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』(ASIN:B000WOTYBUASIN:B000WOTYC4ASIN:B0013YJIBYASIN:B001NDTEOG)も、怪作・異色作・破綻(笑)ぞろいの平成『ライダー』映画の中では、イイ意味でTVのノリを失っていないイベント編かつコンパクトにも品良くまとめた佳品で楽しめた。


 なにか大イベントがあっても、ラストはTV本編とも同じノリの「ちょっとイイ話で締める」あたりもほどほどに好感。そして、前作で下落した興行収入を上昇させるためにか、映画を宣伝するために、数話にわたって映画とTV本編のリンクやら前日談やら並行を試みて、映画への興味を視聴者側に惹起する! 映画のみの登場と喧伝されてきた仮面ライダー電王・ウイングフォームも、その舌の根も乾かないうちに、映画で登場前にTVで初お披露目してしまう!(笑)


 こーいうビジネスライクなノリはきっと白倉伸一郎プロデューサーの発案なのだろう。映画とTVでは製作時期が異なり、辻褄合わせがいくらでも容易であったハズの昨2006年の『ウルトラマンメビウス』でも正直、見習ってほしかったところだ。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2008年号』(07年12月29日発行)〜『仮面特攻隊2008年冬号』(08年2月10日発行)所収『仮面ライダー電王』後半&終了合評①より抜粋)


『仮面ライダー電王』最終回・寸評!

(文・T.SATO)
(2008年4月執筆)


 主人公・野上良太郎(のがみ・りょうたろう)に憑依(ひょうい)して仮面ライダー電王の各フォームに変身する、ユカイな漫才を繰り拡げた正義のイマジン怪人4人たち。TVシリーズ終盤では、コミカルなままテンションも上げて、良太郎との別れと消滅の悲哀を漂わせたあの4人。


 TVシリーズ最終回ラストの別れの場面で、時の列車に乗車したツンデレな赤鬼モモタロスが、良太郎に眼も合わせず、最後の最後になってようやっと声をかける。


 「また、会おうぜ!!」


 チャリンコで時の列車と並走して追っかける良太郎。


 「いつか、未来で……」


 ……って、3ヶ月も経たないうちに帰ってきましたョ!


 良太郎と赤鬼さんモモタロスたちとの感動の再会の場面すらなく、余韻も何もない! あの最終回の激情はドコに行った!? オレのあのときの涙を返してくれ!(笑)


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2008年春号』(08年4月20日発行)『劇場版 仮面ライダー電王&キバ』評より『電王』最終回に言及した部分のみを抜粋)


『假面特攻隊2008年号』「仮面ライダー電王」前半評・記事一覧
・①「仮面ライダー電王」序盤評
・②「仮面ライダー電王」前半評
『假面特攻隊2008年号』「仮面ライダー電王」後半評・記事一覧
・①「仮面ライダー電王」後半評
・②「仮面ライダー電王劇場版から占う今後の仮面ライダー」


仮面ライダー電王 〜後半評② セカンド主題歌『Climax Jump DEN-LINER form』

(モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス・avex mode・07年12月19日発売・ASIN:B000WZO5OA
(文・久保達也)


 年明け後のオリコンCDセールスランキングで、1位がSMAP(スマップ)の『弾丸ファイター』であるのはやむを得ないが、それに続いてCDセールスが2008年1月第1週の2位を獲得するとは! 5位のV6(ブイシックス)、10位のKAT−TUN(カトゥーン)という、ジャニーズ勢に勝っちまったんだぞ!


 楽曲自体の評価は音楽評論家に任せる。しかしながら、20年前ならば一般層には見向きもされないどころか、「嘲笑もの」だったことであろう、「かぶりもの」が歌い踊るプロモーション映像が、ここまで支持を集めるところを見るかぎり、ヘビーマニア間では人気低落が叫ばれながらも、一般層(&ライトマニア)の間ではまだまだ平成ライダー人気は健在であり、あらためて底力を見せつけられた思いである。『ウルトラ』もこれを目指すしかないだろう。いやマジで。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2008年冬号』(08年2月10日発行)『仮面ライダー電王』後半&終了合評②より抜粋)


『假面特攻隊2008年準備号』「仮面ライダー電王」関係記事の縮小コピー収録一覧
・サンケイスポーツ 2007年7月25日(水) 「仮面ライダー」試写会 陣内大ボケ!どこに出てた? 〜お笑いタレント陣内智則(33)が完成試写会の舞台挨拶。妻の藤原紀香(36)からのアドバイス内容明かす。『ゲキレンジャー』ゲストの小野真弓(26)にボケかます


『假面特攻隊2008年号』「仮面ライダー電王」関係記事の縮小コピー収録一覧
・各話視聴率:関東#43・中部#41・関西#41まで。各クール平均・全話平均視聴率
・電王映画宣伝特番&『クレヨンしんちゃん』電王編「オラ参上」関東・中部・関西視聴率
・スポーツニッポン 2007年10月17日(水) 渡辺ライダー51歳 ウルトラ長野35歳 〜渡辺サントラ盤CDデビュー&「大決戦!超ウルトラ8兄弟」・大枠記事
・夕刊フジ 2007年5〜6月X日(日付失念) 太秦映画村大変身の内幕 特撮、ネット配信…異色作続々リリース 黄門様“孤軍奮闘”の非常事態 〜『超忍者隊イナズマ!!SPARK』リリース、『メタル侍』配信・大枠記事 
・夕刊フジ 2007年8月11日(土) OTAKUフジ 東映太秦映画村の挑戦㊤ 「特撮時代劇」で新たなファン開拓 『超忍者隊イナズマ!!SPARK』「戦隊」「ライダー」京都ロケ敢行も 〜『超忍者隊イナズマ!!』第1作はDVD1万枚を売る大ヒット!
・夕刊フジ 2007年8月18日(土) OTAKUフジ 東映太秦映画村の挑戦㊦ 本物「レッド」大集合!時代劇復活は子供から 「ゲキレンジャー」「電王」トークショー大盛況 未来のファン開拓 特撮が“入り口”面白さ伝えたい 〜東映太秦(うずまさ)映画村は、ユニバーサルスタジオジャパンなどのテーマパークの影響で、年間入場者数がピーク時の260万から100万に減


『假面特攻隊2008年冬号』「仮面ライダー電王」関係記事の縮小コピー収録一覧
・静岡新聞 2008年1月7日(月) よるらじ№1491 2008年1月5日放送分 J−POP TOP20 SBS RADIO SATURDAY 21:00〜23:30 〜2位が「Climax Jump DEN-LINER form」。13位が初登場のオタ向け大人気・美少女アニメ『らき☆すた』Re-Mix002で、『らき☆すた』に勝ったゾ(笑)
・朝日新聞 2007年3月27日(火) はてなTV Qなぜ2月に新しく 〜『仮面ライダー』シリーズはなぜ1〜2月に新番組に切り替わるのか?・大阪府アルバイト30歳女性・テレビ朝日の梶淳Pが「TV番組改変期は避けて少しでも注目を集められる時期に。4月の進級時に心機一転、子供番組を卒業されないよう、その前に放映開始してゲットの意図も(大意)」と解答



『仮面ライダー電王』平均視聴率:関東6.9%・中部9.7%・関西8.2%
 1クール目:関東8.1%・中部10.2%・関西8.2%
 2クール目:関東7.1%・中部9.8%・関西8.6%
 3クール目:関東6.5%・中部9.4%・関西8.2%
 4クール目:関東5.7%・中部9.2%・関西7.6%
 最高視聴率:関東9.4%(#7)・中部11.9%(#13)・関西10.5%(#23)
 最低視聴率:関東4.9%(#47)・中部6.9%(#31)・関西6.2%(#26)
 (10%越え:関東0回・中部19回・関西1回)


 『「電王エクスプレス」〜劇場版 仮面ライダー電王&ゲキレンジャー見どころスペシャル』:
 2007年7月28日(土)AM11:20〜45放送:関東3.3%・中部4.5%・関西3.6%
 『クレヨンしんちゃん 真夏の夜に オラ 参上! 嵐を呼ぶ 電王VSしん王 60分スペシャル!!』「仮面ライダー電王+しん王」:
 2007年8月3日(金)PM7:00〜8:00放送:関東8.4%・中部11.6%・関西13.2%


 テレビ朝日(ANB)系 毎週日曜日8:00〜8:30放送
 (平均視聴率EXCEL表計算:森川由浩)
・弊サークル同人誌『2008年号』掲載の『電王』各クール平均視聴率に、計算式の範囲指定ミスによる誤りがありました。直上の記述が正規の値となります。伏してお詫びを申し上げます。

『仮面ライダー電王』はじめ、「スカイライダー」(79)〜「仮面ライダーW」(09)関東・中部・関西の全話視聴率表を、09年末発行の『假面特攻隊2010年号』「平成ライダー東西視聴率10年史」大特集に掲載!


祝!08.4/12(土)、映画『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事(デカ)』(監督・金田治)公開決定!!

 『電王』2度目の映画化! ……Vシネマ企画の昇格だよね? なにはともあれ、めでたい! 監督も今やJAC(JAE)社長の金田治氏だし、アクション演出面にも期待大! なんでも『ウルトラ』にコジツケるけど、円谷プロも『メビウス』放映07年3月終了直後の幼児たちの興奮冷めやらぬ同年夏休みあたりまでに続編の劇場版、仮に『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟2』など、たとえ低予算・短期間でもゲリラ的に勢いで制作して小屋に掛けて集客して稼ぐ機動性・フットワークの軽さがほしかったものだ。財政的なウラ事情はさて置くとしてもだ(笑)。


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『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』

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『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダーTHE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』

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『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダーTHE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』

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『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダーTHE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』

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ライダーグッズコレクション2008 仮面ライダー電王

仮面ライダー電王 VOL.1 [DVD]
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『仮面ライダー電王』最終回18周年・後半評! ~複数時間線・連結切替え!
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