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ウルトラマンZ序盤総括 ~セブンガー大活躍! 「手段」ではなく「目的」としての「特撮」!

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ウルトラマンZ』序盤総括 ~セブンガー大活躍! 「手段」ではなく「目的」としての「特撮」!

(文・T.SATO)
(2020年7月20日脱稿)


 今度の新作『ウルトラマン』は、地球人側の怪獣攻撃チームが巨大ロボットを建造して巨大怪獣と戦う! どころか新ウルトラマンとも共闘する! しかも、その巨大ロボットの名前はセブンガー!
 寸胴のドラム缶のようなボディーに華奢な細い手足がついており、その全身が銀色であることで、一応は金属製のロボットであることを主張。
 しかし、小さな頭部の離れた左右にはクルマのフロントライトの中心に小さな黒点を入れたような目玉と取れる部分があって、まぶたが下がった垂れ目のようにも表現されていることで、擬人化されてコミカルで漫画チックな印象も醸してくるキャラクター。


 しかもこのセブンガー。本作『ウルトラマンZ(ゼット)』#1の冒頭から登場してみせる!
 実景のビル街の路地を逃げまどう人々を追撃してくる、コレまたおそらく自然の太陽光の下で別撮りされたかのような古代怪獣ゴメス――ウルトラシリーズの元祖『ウルトラQ』(66年)#1にも登場して、21世紀のウルトラシリーズでも幾度も再登場を果たしてきた栄光の怪獣!――のデジタル合成された巨体がふと大空を見上げるや、その中距離の先の上空には背面に2連装あるジェット推進で立ち姿のまま浮遊・接近してくる巨大ロボット・セブンガーの姿が!


「セブンガー、着陸します。ご注意ください。ご注意ください」


と昭和の終わりからトラック車両が右折や左折やバックをする際に流されるようになった、実に庶民的で脱力的な音声ガイダンス(笑)が流されるものの、着陸の寸前には逆噴射(!)でいったん着地の衝撃を緩和してみせるリアルさ加減も!


 #2でもオープニング主題歌が終わるや早々に登場。怪獣攻撃隊の基地内の工場チックな暗がりの格納庫でそびえ立つ巨大感あふれる勇姿も描かれる!
 その頭部前面を横切るように架された手スリ付きの工事用の簡易橋を搭乗員が駆けていくや、頭部の自動ドアが左右に開扉して、小さく映っている搭乗口の天井カド隅に伸びるライトの点滅がその狭いながらも奥行きある通路も示唆する、カット割りなしでの固定の超ロング(引き)の長回しで見上げた映像も!
 「フォース・ゲート・オープン! フォース・ゲート・オープン!」等々の管制音声が響く中、天井が開扉してジェット推進で白煙を引きながら大空へと発進していくワンダバなシークエンスも描かれる!
 そして、やはり「セブンガー、着陸します。ご注意ください」の音声ガイダンスとともに、初代『ウルトラマン』(66年)#3で初登場して、こちらも21世紀のウルトラシリーズで数回再登場を果たした四足歩行型の怪獣である透明怪獣ネロンガとの初戦を展開!
――戦闘直前だけ、まぶた部分が吊り上がって勇ましい目付きになるけど、戦闘中はまた元の垂れ目に戻ってしまうのは……。許す!(笑)――


 #3でもオープニング主題歌前のアバンタイトルの段階でセブンガーが出撃。伊豆高原ならぬ伊豆原高原(笑)という設定での崖上を見上げたような快晴の屋外でのオープン撮影で、やはり初代『ウルトラマン』出自で雪男をデザインモチーフとしている冷凍怪獣ギガスと文字通りの激突!


 #4では怪獣攻撃隊の2号ロボ・ウインダムが主軸にはなるものの、やはり物語の早々に都心へと出撃! 初代『ウルトラマン』出自でやはり21世紀のウルトラシリーズでは数回再登場した地底怪獣テレスドンとバトルする!


 セブンガー。出まくりの目立ちまくりである。もうここまで優先して描かれれば、もう一方の主役ヒーローですらある。


宇宙人由来の技術も用いて戦った『ウルトラマンメビウス』ならば、巨大ロボ登場の余地もあった!?


 地球人側の怪獣攻撃チームが巨大ロボットを建造して巨大怪獣と戦う……。ついに、ついに、ついに! 我らがウルトラシリーズにもこの日がやってきた!
 しかも、今や特撮マニアの世間さまでも、『ウルトラマン』に登場する怪獣攻撃隊が巨大ロボットが保有することに反発の声すら表立っては上がらない!――もちろん少数はあるのであろうし、そういった意見も尊重はいたしますけれど――
 コレが20世紀だったら、いや21世紀の最初の10年間こと00年代であっても、きっと猛烈な反発が上がったであろうことを思えば、実に隔世の感ですらある。
 特撮マニア、いやウルトラシリーズファンの全員とはいわずとも大勢が、原点至上・ドグマ的なドクトリンに固執せずに、柔軟にシリーズ各作のマイナーチェンジを楽しむことができるくらいに成熟したということなのであろう。……いや、かつてであれば猛反発したであろう保守的・原理主義的なコア層も中高年化・高齢化して単に枯れてしまって、もうドーでもよくなってしまったのやもしれないが。
 まさに、映画『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(フォーエバー)』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190128/p1)における名セリフ、「仮面ライダーに原点も頂点もない!」の体現ですらある!――チョット違います(笑)――


 昭和ウルトラ直系の四半世紀ぶりの正統続編として登場した『ウルトラマンメビウス』(06年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20070506/p1)に登場した怪獣攻撃隊・クルーGUYS(ガイス)においては、それまでの昭和ウルトラシリーズに登場した宇宙人の円盤の残骸や怪獣の死骸などから採取したオーバーテクノロジーこと総称・メテオール技術なるモノを駆使して戦っていた。
 そして、戦闘機や武器に超常的な飛行能力を与えたり、アリエナイ弾道軌道を描いてみせる銃器なども登場させて、怪獣のデータさえをも基地地下の粒子加速器で生じさせた超エネルギーで物質化・実体化させて地球人側の味方怪獣(!)として使役して、大きなお友達の間でも非常なるコーフンと好評価を博していたモノだ。


 私事で恐縮だけど、そのような状況を目の当たりにして筆者も思った。このような超技術を可能とするSF設定を用意できたならば、昭和ウルトラシリーズに登場してきたロボット怪獣たちの残骸――キングジョー・クレージーゴン・にせウルトラセブン・ビルガモ・ロボネズ・ガメロット・メカギラスなど――のテクノロジーを研究・援用したという設定で、クルーGUYSの戦闘機や武器などのメカ類共通の黄色いカラーリングをした巨大ロボットをクリスマス商戦合わせ(笑)で登場させたとしても、今度こそマニア諸氏もナットクするであろうし子供たちも喜んで玩具も爆売れするのではなかろうかと!?
 ぜひともクルーGUYSの面々にガンジャイアント(私的仮称・汗)に搭乗してもらって、ウルトラマンメビウスとも共闘してくれないか!? そして、タマには敵怪獣をウルトラマンの力を借りずに独力で倒してくれないか!?


セブンガーはマイナー怪獣ではない! 中堅メジャーで再登場の待望論まであったのだ!


 本作に再登場を果たした巨大ロボット・セブンガーは、歴代ウルトラシリーズのマニアや現今でも怪獣博士タイプの子供たちであればご存じの通り、往年の『ウルトラマンレオ』(74年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20090405/p1)#34「ウルトラ兄弟永遠の誓い」に登場したロボット怪獣のリメイクキャラクターでもある。
 そう、帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックが、『レオ』#1での重傷で変身ができなくなったウルトラセブンこと怪獣攻撃隊・MAC(マック)のモロボシダン隊長をアシストするために持参した、ふだんはミクロ化してボール型アイテムに収納されている、M78星雲・ウルトラの星出自のロボット怪獣セブンガーと同名同型の存在でもあるのだ。


 ナゼにウルトラの星のロボット怪獣と同名同型の存在を、いかに昭和ウルトラシリーズとはパラレルワールドの地球が舞台である本作とはいえ、地球人が独自にそっくりの機体を建造せしめたのかって?
 それは商業上、もしくはメタ的な事情に基づいているので、ネタ・知的遊戯としてツッコミをするのならばともかく、ガチでツッコミをするのはヤボである。オリジンとはまったく関連がナイけれども、この世界の地球人たちは独力で偶然にも、昭和のセブンガーと同一のフォルム&ネーミングに行き着いたということでもイイではないか!?
 セブンガーの姿をしているのに、セブンガーというネーミングじゃなかったら多分、マニア諸氏は『ウルトラマンコスモス』(01年)や『ウルトラマンマックス』(05年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060311/p1)に登場した第1期ウルトラシリーズの人気怪獣の再登場ならぬ、似て非なるアナグラムな文字った名称のアレンジ怪獣たちに感じた、それならばオリジナルの怪獣を再登場させろよ~という気持ちになったと思うぞォ~。


 セブンガーを使役することになるモロボシダン隊長は、かつての主演作『ウルトラセブン』(67年)でも毎回ではナイけれども、自身ことモロボシダン隊員がセブンに変身できない際の前座バトルにおいて、秘かに携帯している小型カプセルを投擲するや、カプセル怪獣ウインダム・カプセル怪獣ミクラスカプセル怪獣アギラといった3種の味方の巨大怪獣のどれかを出現させ、敵怪獣や敵円盤などと戦わせて、勝ち抜きトーナメント的な特撮怪獣バトルシーンを増量させることで子供たちをワクワクさせてきた。


 そのドラマ的・テーマ的には無意味でも、稚気満々でバトル的・エンタメ的には楽しかった「あの感慨よ、再び!」といった目論見であったのであろう。その数年後に商業ライターともなるオタク第1世代のマニアたちが『レオ』放映時に結成した「怪獣倶楽部」のメンバーたちが製作側に、


「『セブン』に登場したカプセル怪獣のような存在を『レオ』にも出したら面白いのでは?」(大意)


というアイデアを伝えて、円谷プロ熊谷健(くまがい・けん)プロデューサーが採用したのが、このセブンガーであったことは特撮マニア間では有名な話ではある。


 このセブンガー。出自設定的にもウルトラの星の出自という血統書付きの存在ではあるので、昭和の子供たちの間では相応に有名で印象的ではあったし、現今でも怪獣博士タイプの子供たちには同様であろうと思う。
 とはいえ、一部で『レオ』ファン驚喜! とか『レオ』ファン必見! などという煽られ方をされてしまうとイヤイヤイヤイヤ、セブンガー自体は『レオ』という作品を象徴するキャラクターであったり、『レオ』らしさを体現する存在でもないし、作風的には『レオ』中の異物やもしれないので、それは違うだろうとは思う(笑)。
 しかし、70年代末期に本邦初のマニア向けムックが登場して60年代後半の第1期ウルトラシリーズ至上主義が流布される前、第1期ウルトラも第2期ウルトラも区別せずに等しく愛していた時代のウルトラシリーズを満遍なく好んでいた子供たちは、セブンガーを先のウインダム・ミクラス・アギラに準じるオーラを持った存在として捉えていたのはたしかだったのだ。


 それが証拠にはるかなる後年、ウルトラ一族の故郷・ウルトラの星を主戦場のひとつとした映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(09年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101224/p1)で、ウインダム・ミクラス・アギラの3体が揃い踏みして敵怪獣たちと戦った際、かつての怪獣博士たちの成れの果てたちが集う特撮評論同人界やらネット上の某巨大掲示板などでは「ここまでやってくれるのなら、ついでにセブンガーもこの場面に加えてほしかった……」という意見がけっこう散見されたものなのだ。エッ、そんな小さな井戸の中、コップの中の世界の話じゃ、特撮マニアの最大公約数の意見たりうる統計的に有意な証明にはならないって? それはそーかもですネ(汗)。
 ただまぁ、『ウルトラ銀河伝説』ブルーレイに収録されたオーディオ・コメンタリーでも、実はスタッフたちはこの場面にかのセブンガーも登場させて3体ならぬ4体勢揃いを実現させるつもりだったことが明かされてはいるのだ! 第1期ウルトラ至上主義者たちが牛耳っていた時代ははるか遠くに過ぎ去ったのである。そして、世代人のマニア上がりが考えることはみんな同じなのである――陳腐凡庸なアリガチ願望だともいえるけど(笑)――。


 そう、セブンガーとは70年代前半の第2期ウルトラ・70年代末期の第3期ウルトラ、あるいはそれ以降の時代でも昭和ウルトラを愛してきた世代であれば、あの『レオ』に登場したから……という文脈ではなく(爆)、ウルトラ兄弟の設定やウルトラの星の歴史設定に連なるものとしてのウルトラシリーズ全体としての文脈で、興味関心を惹起してきた存在なのでもあったのだ。


 しかしセブンガーは、長年酷評に甘んじてきた第2期ウルトラシリーズの作品に登場したことや、そのデザインや劇中での描かれ方のイマイチさもあって、その評価が左右に分裂・引き裂かれてしまってもいるビミョーな立ち位置の存在でもあった。
 『レオ』放映当時にすでに中高生や20歳前後に達していた第1期ウルトラ至上主義者たちにとっては、セブンガーの登場は小手先のテコ入れにしか見えなかったであろうし、第1期ウルトラシリーズを美術面で支えた成田亨(なりた・とおる)的な、宇宙の神秘や大自然の脅威をシンボライズしたようなハイブロウで芸術的な興趣をたたえたデザインではなく、漫画アニメ的でチープなB級デザインでもあるそれはプチ反発も抱かせて、「ウルトラ」の品位を落とすモノとしても映ったことであったろう。
 そして、セブンガー自身は瞬間最大風速的にはとても強く描かれることでカタルシスを与えてくれはするのだけれども、ドーしても主役ウルトラマンであるレオを立てるためにギリギリのところで撤退を余儀なくされるために――同作ではたったの1分間だけという時間制限(汗)――、フラストレーション・欲求不満がたまってしまい、そのせっかくの強さ・カッコよさといった印象が相殺されてしまっていたのも事実ではあるのだ。


セブンガーの強さ・カッコよさ・有用感を、前面に押し出した作劇&特撮!


 そして、本作『ウルトラマンZ』でのセブンガー再登場である。
 もちろん本作における主役ヒーローもウルトラマンゼットではある。よって、このセブンガーはウルトラマンゼットよりも強くあるワケにはいかない。もしもゼットよりもセブンガーが最初から強いのだとすれば、ウルトラマンゼットは存在自体が無意味・不要になってしまう(笑)。
 つまり、このセブンガーはウルトラマンゼットよりも強くはなれないことが規定の宿命ではあるのだ(汗)。しかし、そこからがスタッフ連の腕の見せどころ・料理の仕方・センスなのである。


 そこでウルトラマンゼットとセブンガーの関係を100対ゼロとして描くのか? かぎりなくフィフティ・フィフティに近いような、60対40なり70対30として描くのか? セブンガーも単なる前座のにぎやかしにすぎない存在ではなく、それ単体でも相応に強くて頼れる有用な存在として描くのか? なのである。
 そこで『Z』のスタッフたちが採った方策とは!?


 #1冒頭でのセブンガーvs古代怪獣ゴメス戦では、セブンガーはゴメスに単独で勝利する!――実景のビルを粉々に破壊しながらリアルな瓦礫を撒き散らして倒れ込んで、その姿が見えなくなることで、とりあえずのバトルの決着感&勝利感を演出――
 #3冒頭でのセブンガーvs冷凍怪獣ギガス戦でも、セブンガーはギガスに単独で勝利を納めるのだ!――セブンガーのロケットパンチ(!)で押された末に近くの天文台(?)に激突して爆発が起きることで(まぁギガスが爆発したのではなく天文台が爆発したのだろうけど・笑)、やっぱり爆発イコール勝敗の決着という記号的な意味も醸すことでの勝利感を演出――


――しかしこのギガス。メインゲストではなく前座だから新造であるワケもなく、よく出来たアトラク用着ぐるみの流用なのだろうけど、ナゼにこの着ぐるみは映像作品では未使用で今まで埋もれていたのか!? 実にもったいない!――


 たとえその話数におけるメインディッシュのゲスト怪獣相手での単独勝利ではなく、前菜のゲスト怪獣相手での勝利であったとしても、この爽快感・カタルシスは実に捨てがたい!
 そう、たとえ最後の最後にはウルトラマンがすべてをかっさらってしまうから、その過程は単なる紆余曲折の水増しにすぎないし、ドラマ的・テーマ的・戦略・戦術的にも無意味なので、中間道程の描写はなおざりにしてもイイのだ! ということには決してならないのだ。
 その都度の過程・過程でのセブンガーの強さや有用性の強調。足手まといや噛ませ犬や引き立て役や人質要員としての弱さ、つまりはイヤ~ンな感じ(汗)の弱さというようなモノはなるべく回避しているのだ。
 たとえ負けてしまったり、そのあとの戦いをウルトラマンゼットに譲っていたとしても、懸命に戦って大いに善戦もしたのだという好印象を残すように、バトルの殺陣(たて)やパワーバランスを繊細に組み立てた感じで描くのだ!


 もちろん活動限界がオリジンの1分間ならぬ3分間という時間制限は与えられてはいる。しかして、倒れ伏してしまっても、#2では電解放出弾の援護射撃を放ってウルトラマンゼットに勝機を与えることで、やはり有用感を醸すのだ!
 いかにもな定型的なピンチのBGMが流れ出して「コレから苦境になりますヨ~」というヤボでイヤ~ンな感じの予告が音楽演出されたりはせず(笑)、終始勇ましくてカッコいいBGMが流されつづけることで、苦戦や敗退してしまった事実までもが中和されるのだ!


セブンガー&ウルトラマンの2大ヒーロー制! セブンガーは噛ませじゃない!


 そして、#1のメインゲストである新造着ぐるみ怪獣、タテ長に扁平なお魚さん的なスタイルが印象に残る凶悪宇宙鮫(ザメ)ゲネガーグが東京都は杉並区ならぬ杉原区(笑)に襲来! それに対処するのもセブンガーなのだが、遅れて地球に初登場したウルトラマンゼットも到着!
 セブンガーとウルトラマンゼットが両雄相並んで敵怪獣に対峙している勇ましいカットがまた、両者をほぼ対等・拮抗させて描こうとする本作の方向性をも象徴させんとする演出なのであろう。加えて、のっけからセブンガーとゼットは早くも気脈が通じた共闘を開始して、息を合わせて


「せいのぉぉっっっ!」
「チェストォォォーーー!!」


という往年の特撮変身ヒーロー『イナズマン』(73年)、もとい剣術・薩摩示現流の掛け声とともにダブルパンチまでをも放つのだ!(笑)
――背面からの光学推進(?)で滑るように走行する凶悪宇宙鮫に、追いつき先回りし立ちはだかってその走行を止めるだけでなく、ジャンプ・横っ飛びでの頭突き攻撃(笑)で宇宙鮫を横倒しにまでするなど、ここでもセブンガーの有用感を醸す!――


 #4ではセブンガーではないけど、怪獣攻撃隊の2号ロボ・ウインダムの充電がついに完了して初出撃! 地底怪獣テレスドンが『ウルトラマンX(エックス)』(15年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200405/p1)登場時にも披露した新ワザ・ゼロワンドライバー! もとい回転ドリル飛行攻撃を見舞って苦戦しているゼットのピンチを、高速水平飛行での体当たり突撃をテレスドンにブチかますことで救うのだ!
 敵のライバル青年の差しガネで、初代『ウルトラマン』に登場したエリ巻き怪獣ジラースをかたどったメダルの力でパワーアップ、エリ巻き付きと化したエリマキテレスドン(!)がそのエリ巻き全体から放った赤色光線で一時は吹っ飛ばされて機能停止に陥るも不屈の闘志(?)で回復するや、全身のクボみが小ジェット噴射口でもあるとの設定で直立した体勢のままで瞬時にフィルムの逆回転(笑)で起き上がり、今度はホバークラフト走行(!)で両脚で駆けずにスベるように再度の体当たり攻撃を敢行! エリマキテレスドンのエリ巻きも剥ぎ取ることで弱体化も果たす。
 そして、ついに! ついに! ついに! ウルトラマンゼットの必殺光線とウインダムからのミサイル多数発射の同時攻撃(!)で、メインゲストの敵怪獣さえをも倒してみせるのであった!!



ウルトラマンさえいれば、ZAT(ザット・怪獣攻撃隊)なんて要らないじゃん!」(大意)


 往年の『ウルトラマンタロウ』(73年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20071202/p1)#29「ベムスター復活! タロウ絶体絶命!」で小ナマイキなゲスト少年たちが叫んでいたセリフである。コレは昭和の時代にウルトラシリーズを観ていた小学生たちがクチにしていたセリフをメタ的に反映したものでもあって、オッサンである筆者も『タロウ』本放映当時ではなく70年代末期の第3次怪獣ブームの時代ではあるけど、小学校の同級生たちがこのようなツッコミを散々にクチにしていたことを覚えている――そのような発言をしながらも、彼らは必ずしもウルトラシリーズを卒業するワケではなく、継続して視聴をつづけるのではあったけど(笑)――


 初代『ウルトラマン』終盤の#37「小さな英雄」で本格的に議題にされて以降、最終的にはウルトラマンがその場をかっさらってしまうのであれば、怪獣攻撃隊は不要なのでは? という作品の根本をも脅かしかねない疑問は、ウルトラシリーズにおいては時折は提起されてきた。
 しかして、70年代前半の第2期ウルトラシリーズ擁護派にしてその再評価に微力ながらも邁進してきた筆者としては残念なことでも認めざるをえないのだが、『帰ってきたウルトラマン』(71年)後半以降、その怪獣攻撃隊の戦闘機は敵怪獣に撃破されて搭乗員は脱出して機体は墜落することが多くなり、当初はそれはパターン破りのショッキング演出としても機能していたのだけれども、早々に新たなルーティンのパターンと化すことで、第1期ウルトラと比すれば第2期ウルトラの怪獣攻撃隊の戦闘機は弱い! 前座にすぎない! という印象を醸すようにもなることで、ますますその有用性や魅力を損なうようになっていったのも事実ではあるのだ。


 深く意識して演出していたワケではなかったろうけど、第1期ウルトラや第3期ウルトラでは、第2期ウルトラと比すれば怪獣攻撃隊の戦闘機は撃墜されることは少ない。あるいは被弾しても地面をスベって不時着して大破を免れることで、たとえ勝敗的には負けではあってもその敗北の度合いや弱さの度合いを緩和もできている。90年代以降の平成ウルトラ作品になれば、コレはもうスタッフが意図的に考えた上で戦闘機があからさまに撃墜・墜落してしまうことは避けている。
 まぁホントにホントのリアリズムで考えれば、デリケートさの固まりである戦闘機や航空機はちょっとしたことで飛行が不安定となり墜落して爆発してしまうことの方がリアルではあるのだけど(笑)、そこは物語・フィクション作品ではあるので、地球人側の怪獣攻撃隊も相応に強いし頑張っているんだヨ~というシンボリックな印象を視聴者側にも喚起したいのあれば、戦闘機は安直に墜落しちゃったり爆発してしまってもイケナイのである。


――むろん第2期ウルトラシリーズでも、タックV7(ブイセブン)ミサイルで超獣ホタルンガに大ダメージを与え(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060904/p1)、携帯大型ビーム銃器・シルバーシャークで超獣ファイヤーモンスを(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070129/p1)、宇宙空間で大型戦闘機・タックファルコンから発したレーザーが超獣ガスゲゴンを(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070310/p1)、同じく大型戦闘機・スカイホエールがエネルギーB爆弾で改造ベムスターを、歴代ウルトラマンの力を借りずに倒してみせている。
 第3期ウルトラのTVアニメシリーズ『ザ☆ウルトラマン』(79年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971117/p1)でも大型戦闘機・スーパーマッドックが爬虫怪獣ジャニュール三世を(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090920/p1)、敵宇宙人の円盤も撃滅して、巨大戦闘艦ウルトリアはウルトラマンとの同時攻撃で敵怪獣を撃破していた(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20100124/p1)。
 子供心にパターン破りの喜びと怪獣攻撃隊の有用性を感じさせてくれる、そのような回に遭遇したときには実に爽快であったものである――


 かような歴史的文脈をスタッフたちが明晰明快に意識化・言語化した上で、セブンガーやウインダムをカッコよく描こう! となったワケではなく、もっとフワッと茫漠とした本能的直感や好悪の情に突き動かされた結果として、セブンガーが大活躍する作劇に軟着陸しただけではあろうけど……結果オーライである(笑)。


 もう今後は毎作毎作、怪獣攻撃隊は巨大ロボを保有してもイイんじゃないのかなぁ? だって、今の子供たちには戦闘機メカが売れてないんでしょ? だったら、玩具感まるだしでも戦隊巨大ロボ的な合体ロボットを出して、少しでも売上高に貢献して、番組の制作費も上げていく……ということでイイんじゃないのかなぁ?


ウルトラマンゼットの変身システム・ヒーロー演出・ギャグ演出(笑)


 そして、このセブンガーとタッグを組むのがウルトラマンゼットであるけども……。コイツのキャラ付けも「ウルトラ面白い!」(笑)


「ついでにどうやら、ワタシもウルトラ・ヤバいみたい」
「ワタシもおまえの力が、必要なのでゴザイマス」
(……)
「言葉、通じてる?」
「マジ? 参りましたなぁ。地球の言葉はウルトラ難しいゼ」
「ゼロ師匠・セブン師匠・レオ師匠のウルトラメダルだ。スリットにセットしちゃいなさい」
(師匠、いっぱいいるなぁ)
「ウルトラ勘がイイなぁ」
「いいか? ウルトラ気合い入れて行くぞ! ……ご唱和ください! 我の名を!! ウルトラマン・ゼェェェェット!!!」
「あの怪獣から散らばったメダルを回収してくれ。(中略)お頼み申し上げます!」
「オレの言葉遣い、ここまでヘンなトコ、ありません?」


 ……爆笑! 初代『ウルトラマン』#1で、初代ウルトラマンとハヤタ隊員が現世と霊界の狭間にある幽界のような暗い異空間で合体したシーンを映像的にも再現して「神秘性」自体は表現しつつも、それだけに留まらずにウルトラマンゼットの発言の語尾を不統一にしているだけの「芸」なのだけれども、それをクスッと笑えるどころではなく圧倒的・破裂的に笑えるギャグとする!


 このゼットもまた昭和のウルトラ兄弟たちのように「宇宙警備隊」の隊員だと名乗っている。ということは、M78星雲ウルトラの星の出身ということなのであろうか? その顔面は初代ウルトラマンに近しいのでそうとも解釈できるのだけれども、そのボディーは青と銀と黒が主体に赤がポイントとしてまぶしてあるだけなので、生粋(きっすい)のウルトラの星の出身者ではナイのかもしれない。
 しかし、宇宙警備隊員の1割くらいは生粋のウルトラ一族ではナイという設定が、オッサンである筆者が子供であった70年代末期からあったと記憶しているので、そのワクに該当するのだとも考えれば無問題(笑)。いやまぁ正直、筆者個人はそのへんはメタ的・商業的な都合なのだと割り切れてしまうので(汗)、あまりこだわってはナイのだけれども、こだわる方々のためにはそのような解釈なり公式設定を作ってもイイのかもしれないが。
 変身後に主人公青年・ハルキが常駐するウルトラマンの体内というのか異空間というのか精神世界・インナースペースの描写が『ウルトラマンX』の電脳サイバーな異世界のそれとも似ているし、そもゼットのデザインラインや胸中央のカラータイマーもエックスのデザインコンセプトに近しい気がするので、エックスの同族なのかもしれない(笑)。


 そして、今回のウルトラマンの玩具展開方式はコレクション性のある「メダル」である。『ウルトラマンオーブ』(16年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170415/p1)と『ウルトラマンジード』(17年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20180213/p1)では、2種のカードやカプセルにかたどられたふたりの先輩ウルトラマンの力を借りて変身&タイプチェンジをしていたけど、本作では3種のメダルの力を借りて変身&タイプチェンジを遂げている――メダルについては、『仮面ライダーオーズ/000』(10年)や『妖怪ウォッチ!』(14年)が先鞭を付けているけど、もう5年10年経ったからイイでしょ(笑)――。


 ウルトラマンゼロウルトラセブンウルトラマンレオの3大師匠の力を借りて変身すれば、そのバンク映像となる変身巨大化カットにもゼロ・セブン・レオが各々の正しいバンク音声の掛け声「ジュワッ!」「イヤッ!」などが響きつつ、その飛行形態のイメージ映像も流れるなかで、ウルトラマンゼット・アルファエッジが出現!
 「マン兄さん! エース兄さん! タロウ兄さん!」の掛け声で、初代ウルトラマンウルトラマンエースウルトラマンタロウの昭和のウルトラ兄弟の力を借りれば、やはり正しいバンク音声、エースの声を演じた名声優・納谷悟朗の低音ボイスで「トゥワァ~~!」、タロウの声を演じた変身前の中の人である篠田三郎の甲高いお風呂場での反響ボイス(笑)で「ショワァ~~ッ!」などという掛け声とともに3大ウルトラマンの飛行イメージが流れた果てに、全身真っ赤で顔面にも赤いアイマスクをハメたような往年の円谷特撮『レッドマン』(72年)をもドコかで想起させるマッチョな体型のウルトラマンゼット・ベータスマッシュにもクルクルと宙を二転三転しながらタイプチェンジ!
――エッ? 篠田三郎もとい東光太郎(ひがし・こうたろう)と分離したあとのタロウ本来のボイスは声優・石丸博也の声の方が正しいんじゃないのかって? 今の子供たちにも馴染み深いんじゃないのかって? ……そーかもしらんけど、細けぇことは気にするな(笑)――


 直前作『ウルトラマンタイガ』(19年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200108/p1)における変身アイテム兼コレクションアイテムはキーホルダーであり、しかも2010年代の7大先輩ウルトラマンたちから授与された由緒正しいものではあったけど、ナンというか原色の彩色がない金属製のチャラチャラとした一般のキーホルダーといった感じで、よくよく見れば先輩ウルトラマンたちの意匠がかたどられてはいるけれど、見た目一発判然でそれがわかるという感じではなかったあたりが弱点に思えたものだった。しかし、今回のメダルはウルトラ一族の横顔のカラー絵がふつうに印刷されたわかりやすいモノであるあたりも好印象!


 加えて、クドクドしい掛け声(笑)を連発していく変身場面やウルトラマンとの会話時においては、その背景が様式美的な特撮合成シーンとなるのは、実は空間に生じた白いカーテンの中へと参入した先の異空間の中だったからであり、よって周囲にも正体はバレないし大声で規定の掛け声を叫んでも他人に聞かれない、しかもこの異空間での1分は現実世界での1秒だともゼットに説明させることで、劇中世界でのムリくりを極力、虚構内論理によるSF合理的な説明にて回避することもできている。
 腰のベルトに付けているメダルを収納する大きなホルダーも地球人には見えない物質(笑)なのだとの説明も与える。


 ……正直、枯れてしまったオッサンオタクとしてはそのへんはテキトーに流してしまって、いつものナゼだかご都合主義にも周囲にはヒトがいなかったのでバレていないのだ……といったデタラメなノリでも許すのだけれども。
 でもまぁ小学校中高学年~中学生くらいのころは、筆者もそのへんの非リアルさが気になって気になって仕方がなくって、このへんの矛盾をまぁまぁ解決している当時隆盛を極めつつあったリアルロボットアニメの方に感銘を受けて傾倒していったものである。それを思えば、時にはこのような一応のSF合理的な説明を入れることで、幼児とマニアの中間にいる歯抜けになっている小学校中高学年~中学生といった子供番組卒業期の少年たちの卒業を遅延できたり呼び戻すこともできるのであれば、それはメリットの方がデカくなる。なので、筆者のように「そのへんはもうテキトーでもイイよ~」という、あまりにラフにすぎる無責任な発言も無視した方がイイですよ~。
 ……そのような一応のリアル志向が前段・助走台としてありつつも、その先の異世界の中で交わされる肝心要のゼットと主人公青年・ハルキ隊員の会話自体は、愉快なギャグ以外の何物でもナイのだけれども(笑)。「リアル志向」と「ギャグ志向」、二兎を追って二兎を得ているのであった!


 そして、必殺光線発射直前に左右の両腕を大きく振るうや、そこにはゼットの全身よりもややデカい「Z」の文字の光跡が大きくかたどられたり、怪獣を倒して大空に去るときには「Z」字型に飛行して去っていくなど、リアリズム的には意味はナイけど様式美的には奇をてらったケレン味あふれるカッコよさを主張しているあたりも好印象!


「手段」としての「特撮」ではなく、「目的」としての「特撮」!


 そして、ヘタに人間ドラマがあって、その延長線上に葛藤ドラマのメタファーとしての対決バトルや特撮バトルがあるといった作劇ではなく――そういった作劇でもイイことはイイんですよ~――、巨大ロボットや巨大ヒーローや巨大怪獣がまずありき! それらをいかに強くカッコよく魅力的に見せるがために、そこから逆算してシチュエーション・ストーリー・ドラマの方を構築していく作劇となっているあたりがまた、本作『Z』の実にイイところでもあるだろう。
 人間ドラマや社会派テーマやSFを描くための「手段」としての「特撮」ではなく――くれぐれも云っておくけど、そーいう作品もあってイイので念のため――、ヒーローや怪獣やスーパーメカやスペクタクルといった異形(いぎょう)の映像がもたらす驚きを感受するための「目的」としての「特撮」!


 #1冒頭での実景のビル街を闊歩するデジタル合成の古代怪獣ゴメスが接近してくるや、人間視点の頭上にゴメスの股下やシッポが通りすぎていき、カメラも当初とは180度真逆の正反対の方向へと向きを変えて、ゴメスが歩き去っていく後ろ姿を追っていくような映像の驚き!
 郊外の道路を走行していく怪獣攻撃隊の専用車両を、ドローン撮影のカメラが上昇しながら追いかけていくや、左ヨコには同じ方向にやや先行して併走していく巨大宇宙鮫怪獣がデジタル合成されている驚き!
 巨大宇宙鮫が跳躍、超低空飛行で突進してウルトラマンゼットを押し出すや、カットを割ったようには見えないのに背後のビルを突き破り、ビルの中の瓦礫が崩れるサマまでカメラは追いかけ、時に無傷のビル内の大きな会議室を超高速でスリ抜けて、カメラの方が先にビルの外に出るや、そこには壁面を突き破ってくるゼットと巨大宇宙鮫の巨体が! それだけでも終わらずに、鼻先にゼットを乗せたまま後方の広大な大空へと高速で飛び去って小さな姿と化していく宇宙鮫&ゼット! といった一連をワンカットだけで魅せてみせる驚き!


 #2でも透明怪獣ネロンガが放った電撃光線を辛うじて避けたウルトラマンゼットが、そのままネロンガに向かって手脚や背筋を水平にピンと伸ばした飛行体勢で超低空飛行を開始し、電撃光線の軌跡の周囲(!)をグルグルと回り込みながら接近しつつ、額から緑色のビームも浴びせて、着地するやヨコから回り込んで馬乗りになって、前方を向いていたネロンガの2本の触覚を後方へとネジ曲げる、コレまたカットを割らない(ように見える)シークエンスの驚き!


 #4ではやはり実景の道路を手前に向かって走行してくる怪獣攻撃隊のクルマの姿を、先行して走行している本編スタッフが撮影しつつも、そのさらに後方には美麗で違和感のないデジタル合成で道路の両脇を破壊しながら追いかけてくる地底怪獣テレスドンを延々と映してみせる迫力あるシーンの驚き!


 極め付けの#5では、有翼の冷凍怪獣ペギラが大空に逃げるや、それを高速で追いかけるゼットにカメラも接写・追走もして実景(?)の雲海の上を飛行! そして、立ち向かってくるように交差してスレ違ったペギラを振り返ってゼットが追いかけ直す! さらなる上空の暗雲の中では豆粒のように小さく描かれた両者がやはり高速飛行かつグルグルと旋回しながら光線合戦も展開! ついには雲ひとつない快晴の超高空へと到達するも、太陽を背にしたさらなる高空のペギラが口から放った冷凍光線の連打がついに直撃! ゼットはキリキリと舞いながらリアルな航空写真のような地表へと落下していくのかと思いきや、地面に激突の寸前に背景がスタジオの特撮セットへと置き換わってズドーーン! ここまでの一連がすべてワンカット――に見える映像――であることへの驚き!


 #4と#5は、人気アニメ「機動警察パトレイバー」の続編こと実写映画『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』シリーズ(14~15年)の田口清隆カントクともども、2010年代のウルトラシリーズにスライド参加してきた辻本貴則カントクが特撮も手掛けているけど、この#5の空中戦特撮は実にスゴい! 辻本カントクってここまで特撮怪獣バトルにこだわっていた御仁だったっけ?(汗)
 正直、田口カントクが手掛けた『ウルトラマンR/B(ルーブ)』(18年)#5(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20180826/p1)における鳥型怪獣グエバッサーvsウルトラマンブルとのワンカットでの大空中戦に着想を得たものではあろうけど、筆者個人はあの回が歴代ウルトラシリーズ最強の空中戦特撮だと私見していたのに、早くもその座が揺らいでしまうような絶品の空中戦特撮を見てしまったような……(笑)。


 このように純脚本面やストーリーテリングのみならず、「ハッ!」とか「オッ!」と思わせる特撮映像の連打や、さりげに微妙に画面に惹きつけられ続けるセンスのあるアングルなどの本編映像、緩急のある演出や、役者陣の熱演などによっても、視聴者は映像作品&物語への興味関心や没入を惹起させられるし、ひいてはそれらの総合によって、個別具体の作品に対する面白い・ツマらないといった感慨や、喜怒哀楽などの情動喚起へも帰結していくのだとも思うのだ……。


怪獣攻撃隊のレギュラーたち! 隊長の正体! タテ糸! 先輩ウルトラマン客演へ!


 「手段」ではなく「目的」としての「特撮」なり「映像」にも理があることを主張してみせてきたつもりだ。しかしコレは別に、登場人物たちが「特撮」の見せ場に奉仕するための「従属物」としてのストーリー展開のさらなる「コマ」や「操り人形」としてあればイイのだ、というような極論を主張したいがためではナイ。
 巨大怪獣との一進一退の攻防劇におけるその過程、その際の登場人物たちのリアクションを描くだけでも、充分に登場人物たちの性格や人間性を描くことはできるし、深めることもできるとは思うからだ。


 たとえば、セブンガーを操縦しウルトラマンゼットとも合体を果たした主人公青年・ハルキ隊員は、「押忍!!(オッッスッ!!)」が口グセにもなっている、実に記号的なクセが与えられた、番組公式自体も発表している通りの「体育会系」キャラではある。
 しかし、「オラオラァ」とガニ股で歩いてイキがってワルぶって周囲を威圧しているような、いわゆる「オラオラ」タイプの「体育会系」キャラでは決してない。そのようなイヤ~ンな感じは巧妙に除去された、ストイックなヒーローを描く子供番組にふさわしい安全にスポイル(笑)された爽やかな「体育会系」キャラなのだ。


 セブンガーを操縦するもうひとりの要員は女性隊員・ヨウコである。黒髪をアップのバックにしてオデコも出すことで凜々しさも醸している。戦闘要員に女性を配するあたりが女性の社会進出が進んだ21世紀を象徴している……といった理論武装も可能なのやもしれないけど、イヤイヤイヤイヤ。本邦初の人間搭乗型の巨大ロボットアニメの祖『マジンガーZ』(72年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200119/p1)のむかしからすでにメインヒロインのじゃじゃ馬娘が女性型巨大ロボットに搭乗して戦ってはいた。いや、それはまだ賑やかしの戦闘要員だったのだとの反論の余地はあるけれど、80年代中盤の戦隊ヒロインあたりからは戦闘能力においても男性戦士に遜色がナイかたちで描かれるようにはなっており、それからでもすでに35年が過ぎている。
 むしろ勝ち気でキツい女性、あるいは媚びてないクールな女性といった、それはそれで今となってはテンプレで記号的なキャラ付けには留めずに、むしろ男性の好みは「枯れ専」(爆)といった特殊ミーハーな属性を拡張するかたちで、ウルトラマンゼットにホレるどころかその年齢が5000歳だと知ることで(笑)ますますメロメロになってニヤニヤと溜息ばかりをつく乙女とするあたり、『Z』という作品自体を明朗なモノとするのにも寄与している。


 科学的分析や兵器開発担当についても、黒髪を降ろした娘々した別の女性隊員・ユカが担当。コレについては『ウルトラマンX』に登場した女性メガネっ娘隊員でも前例はあるものの、今どきの作品であるからクールで理知的というよりややマッドサイエンティスト(笑)なテンション高い快活なキャラに設定することで、やはり土曜朝のファミリー向け番組としての健全な作風にも貢献。


 メカニック整備班のリーダー役には、特撮マニア的には映画『ゴジラVS(たい)スペースゴジラ』(94年)の主人公だけれども、オッサン世代のジャンルマニアたちからすればTV時代劇『大江戸捜査網』90年版と91年版の主人公や、『暴れん坊将軍』の放映ワクで放映されていた『若大将天下ご免!』(87年)の爽やかな若武者主人公たちでもあって……。ウ~ム、かつての好青年がまだ還暦前なのに髪の毛もウスくて白髪になって随分と老けたなぁ。……でも実にイイ味わいを出しています!


 地球防衛軍クリヤマ長官はメジャーどころの喜劇役者さんを使って小倉久寛おぐら・ひさひろ)。『仮面ライダーウィザード』(12年)のいわゆる後見人オヤッサン・ポジションでのレギュラー出演が特撮ファン的には記憶に新しいけど、三枚目的な上司役を好演。


 そして、4年前の『ウルトラマンオーブ』にレギュラー出演してライバル青年・ジャグラスジャグラーを演じていた青柳尊哉(あおやぎ・たかや)が演じる怪獣攻撃隊のヘビクラ隊長!
 ウワァ~、キチンと別人としての隊長役を務めているよぉ。『帰ってきたウルトラマン』#2へのオマージュのごとき、同じく#2における隊長がハルキ隊員に柔道の稽古をつけているときなど、ジャグラーのような演技や演出が散見されるのだけれども、コレは単なるファンサービス・楽屋オチなのであろう……。
 と思っていたら! 徐々に雲行きが怪しくなってきて、ついに#5では早くも人間大サイズのジャグラスジャグラー怪人態へと変身! どころか、ハルキ青年の変身アイテム・ウルトラゼットライザーを一時的に奪って、闇の力でそのコピーまでをも生成!


 ウルトラゼットライザーを使うのはハルキ青年と、後述するウルトラマンジードこと朝倉リクと、#1ラストでナゾのアメーバ状の生命体に身体を乗っ取られてしまって、本作の宿敵になるのであろう怪獣研究所のライバル青年だけじゃなくって、第三勢力的に登場したこのジャグジャグも使っちゃうのかヨ!?(笑)


 ヒーローと同等の様式美的な変身バンク映像にて、『オーブ』TV中盤や続編映画『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200406/p1)でも披露した、


ゼットンさん! パンドンさん! マガオロチ! 闇の力、お借りします!」


との掛け声とともに、宇宙恐竜ゼットン・双頭怪獣パンドン・大魔王獣マガオロチ――『オーブ』の中ボス怪獣――の力を借りた姿、合体魔王獣ゼッパンドンへと3度目の巨大化変身! 冷凍怪獣ペギラを倒した直後のウルトラマンゼットに対戦を挑む!
 ナンと! ペギラとの特撮バトルだけでお腹いっぱい充分に満足して、今日の放映は「もう終わった、メデタシメデタシ」感があったのに、まさかのゼッパンドンvsウルトラマンゼットとの第2ラウンドまでもが描かれるだなんて!


 つまりはジャグラスジャグラー当人が怪獣攻撃隊の隊長を務めていたのかヨ!? コ、コレはジャグラーがゼットを鍛えているのか? ジャグジャグが絶対悪だといったことはさすがにナイだろうけど、何らかのズル賢い私情・欲望から来る遠大なる目論見があるのか?
 単なる各話単位での楽しみを超えて、シリーズにタテ糸をもたらして興味関心を持続させていく要素にも昇華しており、今どきの作品であるのならばやっぱりこーいう展開でなくっちゃ! とも思わせる。


――その伝では直前作『ウルトラマンタイガ』を全否定はもちろんしないにしても、昭和のウルトラマンタロウの息子にしてタロウの旧友でもある悪のウルトラマントレギアを宿敵に据えた魅力的な設定があったのにも関わらず、そこには踏み込まずに1話完結性を強調していた作劇についてはチョットあんまり……――


 そして、#5が終了直後につづけて流される、次回の#6「帰ってきた男!」の予告編!
 本作『Z』放映開始1週間前の総集編番組『ウルトラマンクロニクル ゼロ&ジード』(20年)最終回の『Z』事前特番でも告知はされて知ってはいたけれど……。先輩戦士・ウルトラマンジードこと朝倉リクが助っ人参戦するエピソードが、ジャグラー登場の翌週につづけて配置されるイベント編の連打感! ダメ押しのこの予告編でまたまた高揚感もいや増す!


 コレだよ、コレ! 映画や短編番組のみならずTV本編でも中盤回においては、先輩ウルトラマン客演編を毎年各作でも実現した方がイイって! 子供たちもマニアたちも喜ぶって!
 昭和の子供たちもウルトラ兄弟客演編に大興奮して、放映翌日や早朝再放送のあとには登校班や教室や休み時間に大盛り上がりの会話を交わし合ったモノだけど……。今の子供たちにもあの興奮を与えてあげるべきなのだ!――まぁ昭和の客演編は先輩ウルトラマンが負けてしまったりする点では万全ではなく問題もあったのだけれども(汗)――


 その伝で、前作『ウルトラマンタイガ』もシリーズの1/3あたりで、同作の2号ウルトラマンことU40(ユーフォーティ)出自のウルトラマンタイタスの同族の先輩でもあるウルトラマンジョーニアスを、たとえば彼らの宿敵・バデル族の残党怪獣掃討という名目などにて客演を!
 シリーズ2/3あたりで、3号ウルトラマンことO50(オーフィフティ)出自のウルトラマンフーマの同族の先輩でもあるウルトラマンオーブウルトラマンR/B(ウルトラマンロッソとウルトラマンブル)を、やはり因縁の怪獣つながりなどにて客演させるべきだったんだってば!


――もちろんそのへんの願望はアトラクショーのスタッフたちが実現させていたのは知っている。でも、ウルトラマンジョーニアスなんて子供たちには馴染みがない存在だから却下ダなんて気の回し過ぎだヨ。オールドヒーローだろうがポッと出の追加ヒーロー・ウルトラマンゼノン(笑)であろうが、幼児から観れば原色でスマートな超人が出現して颯爽と活躍しさえすれば、それだけで興奮するのだからサ! ギャラの問題で伊武雅刀(いぶ・まさとう)にジョーニアスの声の再演が頼めなければ、バンク音声での氏による「ショワッッッ!」の掛け声だけでもイイのだし(笑)――


追伸


 #3ラストでは、ウルトラマンゼット・ベータスマッシュが古代怪獣ゴモラを真上に宙高くどころか1キロ以上は高空に放り投げるや、ゼットが右拳を突き出して突進飛行していきコレを爆砕!(笑) この行為に対してマジメな特撮マニア諸氏からは批難の声が寄せられているそうである。
 ウ~ム、たしかにゴモラは侵略怪獣ではなく太古から甦っただけの怪獣にすぎなかったのやもしれないけど、あんまりソコの倫理的な正否をリアルに考えだすとなぁ……。生命に過剰に頓着しない恨みっこナシの古人的な「命のやりとり」ということでイイんじゃないですか?
 せっかく『ウルトラマンメビウス』のメインライター・赤星政尚(あかほし・まさなお)が、同作では「イイもん怪獣」を倒さずに助けてあげるエピソードは禁じ手にして、意図的に勧善懲悪・活劇エンタメに戻そうとしたという趣旨の発言をしているのに、そのへんの意図が徹底されていない、もしくは各位に理解がされていなかった模様で、『ウルトラマンX』でも危なっかしかったけど「怪獣との共生」みたいなことを過剰に云い募ると、それを目指した『ウルトラマンコスモス』どころか、ついには敵を倒してメデタシメデタシで落着する娯楽活劇作品全般の完全否定に帰結するしかなくなるゾォ(汗)。


追伸2


 本作のシリーズ構成(メインライター)に抜擢された吹原幸太氏。なんと本作の放映開始1ヶ月ほど前に30代の若さなのに脳幹出血で急逝されていたそうである。ググってみると中島かずきや古いところだと江連卓(えづれ・たかし)や土筆勉(つくし・つとむ)のように劇団主宰上がりの御仁だそうで、一般のTVドラマどころかシアターGロッソでの近年の「スーパー戦隊」ショーや「仮面ライダー」ショーに深夜ドラマ『怪獣倶楽部~空想特撮青春記~』(17年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170628/p1)の脚本まで書いていたんですネ。
 多分、完パケの『Z』#1は内々に鑑賞して、2010年代ウルトラの通例から脚本も最終回まですでに完成しているとは思うけど(?)、『Z』があまりにも面白いし、アトラクとはいえ「戦隊」や「ライダー」まで手掛けていたとなると、次代の特撮ジャンルを背負う御仁になっていたやもしれないのに実に惜しい。ご冥福をお祈りいたします。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2020夏号』(20年7月23日発行)所収『ウルトラマンZ』序盤合評5より抜粋)


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