余は如何にして関東UHFアニメ視聴者となりしか? 2003~04年春アニメ評にあたっての所感
2003年秋アニメ評 『君が望む永遠』『ヤミと帽子と本の旅人』『一騎当千』『神魂合体ゴーダンナー!!』『瓶詰妖精』『bps』『ASTRO BOY 鉄腕アトム』
拙ブログ・トップページ(最新10記事)
拙ブログ・全記事見出し一覧
2003年夏季アニメ評 〜『グリーングリーン』『ダイバージェンス・イヴ』『D.C.〜ダ・カーポ〜』『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』『HAPPY☆LESSON ADVANCE』『おねがい☆ツインズ』
(文・T.SATO)
(03年10月執筆)
『グリーングリーン』
どっかの山奥の木造の全寮制男子高に、何かの都合で一時、女子高が同居するという、現実ではおよそありそうにないムチャな舞台設定。
……いや、ありえないからこそ劇的・ドラマチックでイイわけなのですが(笑)。
最近のオタ向けアニメではアリガチ、製作が間に合わないのか(?)、#1はスタッフや声優のインタビュー番組。それによると、やはりゲームがオリジン、ラジオドラマが誕生して、アニメ化という系譜の作品。
内容は、女生徒に煩悩をふくらませ、ハズしまくったアタックをして、風呂場をのぞいたり……、お約束の嵐。もちろん、この設定ならやらなきゃウソですが(笑)。
あとは、主人公とヒロインの前世(?)の因縁と。……なんだそりゃ。
ただ、作画レベルはあまり高くなく、ストーリーは雑だわ、というのを差し引くと(差し引いてイイのか?)、近年の萌え系アニメではメガネの冴えないオタク少年や、繊細ナイーブな脱臭された少年ばかりが登場していたところを(ターゲット限定のオタ向け商品としては残念ながら間違ってはないとは思うけど)、本作では見た目もムクつけき小ギタナイ煩悩全開な青少年の三枚目キャラが幾人か登場しているあたりは、個人的には好感持てます。……逆に云うと、そこしか評価するところはない気もしますが(笑)。
主題歌(曲名もシンプルに「Guri Guri」・ASIN:B00009SESQ)自体は、ノリノリの女声ボイス(佐藤裕美)でカッコいいです。今日び、主題歌CDも貴重な収入源ですから、カッコ悪いアニメ主題歌ってのも滅多にないけど、その中でも特に!
ただ……。それに付くOP映像は、レベルの高くない作画に、クリックすると服が一枚一枚消えていくというだけの映像がひたすらで。
ダメさを狙ってるんだろうケドも(笑)。ま、深夜アニメだから何をやってもイイけどサ。
ASIN:B000BU6Q7U:Detail
ASIN:B0000A5B3C:Title
『ダイバージェンス・イヴ』
『天地無用』(92年〜)等々のネギシヒロシ監督作品。
またまた西暦2300年代。
またまた遠宇宙のステーションのまたまた訓練学校みたいなトコに向かう、しかし巨乳のオンナのコ主人公が、ワープ航法の途中で敵の化物と合体してしまったらしい……というおハナシらしい。
よく判りませんでした(笑)。
サンライズのリアルロボアニメ(?)『ガサラキ』(98年)の野崎透がシリーズ構成で、毎度おなじみやっぱりハードでシリアスで媚びてない難解ハイブロウ作品をやりたくてしようがないようなノリですが……。
でもそれだけじゃあ、今日びSFの時代じゃないし、お客さんもつかないし、DVDも売れないので、またまたオンナのコの訓練生がワンサカ登場。
ただしその絵柄はリアル系やシリアス系ではなく、繊細軟弱スレンダーくずしの淡泊系で、それはイイんだけど、なぜだか全員がそろってロケットオッパイの持ち主!
動くたびにイチイチ執拗に胸がブルブルと高速振動!
ハードSFなのにこの絵柄! そして乳ゆれ作画のアンマッチ! ……思わず大爆笑!!
とはいっても、絵柄までもがリアルタッチでハードだと、よけいに観る気がしなくなる気もするので(個人的には)、コレで正解なのかもしれません。
最後の方は見る気を失いましたが(スキなヒト、ゴメン)、聞くところによると、最終展開は#1と前後関係にあるとかいう、さらにワケわかめな展開で、仲間たちも死んじゃって、でも化物由来の時間をさかのぼる能力を使えば大丈夫らしいという……。
何だョそれは、『仮面ライダー龍騎(りゅうき)』(02年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20021109/p1)の神崎士郎(かんざき・しろう)のタイムベントカードかョ?
そもそも異次元から来た化物のDNAが混ざってしまったというけど(?)、異次元の化物にもDNA、つまりデオキシリボ核酸があるのかョ!(笑)
……まぁもうドーでもイイんだけれどもネ。
こーいう作品を見せつけられると、美少女アニメひとり勝ち(というほどでもないな、最近はまたバリエーションに富んでいて)の状況の方が、ひとりよがりSFの隆盛よりかはまだマシだ、とも痛感する。
2004年には続編『みさきクロニクル ~ダイバージェンス・イヴ~』(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040406/p1)がスタートします。
ED(エンディング)楽曲(ASIN:B00009NKEK・ASIN:B0001HDG9O)は、我らが『忍風(にんぷう)戦隊ハリケンジャー』(02年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20021110/p1)のハリケンブルーこと長澤奈央(ながさわ・なお)ちゃんのデビュー曲。
こんな乳ブルアニメを、彼女やハリケンジャーやゴウライジャーやデカンジャのみなさんが、少なくとも#1くらいは見たかもしれないかと思うと(笑)。
ASIN:B0000AZSHS:Detail
『D.C.〜ダ・カーポ〜』
ダ・カーポと聞くと、アニメ映画『地球(テラ)へ…』(80年)の主題歌(ASIN:B000R5OQ26)を口ずさみたくなるオールド世代なんですが……(お約束ゥ)。
1年中、桜の花が枯れない街。いわゆる美少女ぞろぞろアニメ。萌え系の絵ですが、ドチラかというと少女マンガの文脈の延長線の繊細絵。キタナイ映像やキャラは出てきません(笑)。シリーズ構成もベテラン・池田眞美子嬢(『でじこ』もやってるにょ)など女性です。
近郊住宅地と学校の日常世界で、あんまりにも平和でのどかすぎて、ワタクシのような野蛮人オタクはついタイクツしてしまうのですが、メインターゲットの今日びのオタ層的にはドーなんでしょうか?
初期編は、コレまた製作体制が整わなかったか(?)、それともアニメファンのニーズに応えたものか、Bパートがまるまる声優さんたちの楽曲のプロモ映像を流していて……、ハラの皮がよじれるゥ(笑)。
いっそ、潔いというべきか。むしろ、特化した商品としては正しい作り方かも。
(後日付記:たまたま見た(汗)、03年12月の終盤間際の回で、思想方面でいう“他者”問題を突き詰めた(反転した?)ようなスゴイ回があったけど、アレは何?)
ASIN:B0000CBC3P:Detail
ASIN:B0002IJLZ0:Title
『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』
コレも傑作であると、個人的には断定!
ドッコイダーという、ただの特撮変身ヒーローのパロディアニメかと思いきや。
でもそれって古いよな〜。萌えアニメ全盛の時代に、DVDも売れないだろ、と思いきや。
ドッコイダーのサポーターになる宇宙人の女のコが、かわいい小学生の炊事洗濯もオッケーなしっかり者の明るい妹・小鈴ちゃんになりすますので、東芝デジタルフロンティア(現・東芝エンタテインメント)つながりでモモーイこと小麦ちゃんも本作を(小鈴ちゃんを?)推薦しています……、CMで(笑)。
主要キャラのデザインは線も少なく純朴無垢な感じ。
頼りないビンボー大学生の兄貴をドヤしつけもする妹キャラは、黒髪おかっぱズン胴の吊りスカート70年代風(?)少女だけど、けっこうヨクなくないか?
ひょっとして萌えキャラデザの新たな鉱脈を……ドラマと込みでの萌えだから、コレ1本かぎりかな? あと本作も、絵柄的にも、売り方によっては、女のコにもオッケーなのでは?
物語は、ご町内を舞台に、宇宙の悪党3集団と、宇宙警察だかの選考競争も兼ねて2社のパワードスーツが活躍。
カッコ悪くてビンボーな方がもちろん主人公で、変身すると色もくすんでガニマタになって等身も縮んでいて、とてもナイスです(笑)。
で、互いに正体も知らないままに善悪両陣営は、コスモス荘で地球の民間人として同居。互いの部屋を、もとい主人公のサエない大学生の部屋に集って酒盛りし(笑)、初老・年増女・幼女・大学生・女子大生らの世代を超えたユートピアを築きます。
ベタですが、ベタも極まればナンとやら。ネがベタベタな筆者には大ヒット! 最後までギャグでありつつも、泣かせる展開の物語も……ベタでイイよなぁ。
CMや宣伝では、“ノリこそ命”がコピーになってるけど、実体は“まったり”系人情作品。まぁしょせんコピーはコピーですから……ってマジな企画意図だったら、筆者も筆の置き場にこまるけど(汗)。
毎度おなじみオタ系メディアミックス作品ですが、原作はナンと小説だそうで……。ただし、斜め読みした友人いわく、ただのよくあるジュニア向けライトノベルの文体・内容の作品でしかないようで(?)。してみると、アニメ側スタッフの力量が大きいってことですか?
アニメ版は個人的にはカナリのお勧め。みんな、レンタルしてでも観てくりィ!
P.S.前番組『成恵の世界』と本作とのつなぎに、またまた製作現場の負担を減らすためか、『アニメTVスペシャル』という、モモーイ司会の東芝デジタルフロンティアがらみの宣伝番組が組まれてたけど、本家『アニメTV』の山本麻里安(やまもと・まりあ)嬢より司会がウマイと思ったヒト、手をあげて!(笑)
ASIN:B0000C9VOA:Detail
ASIN:B0000BZ5FV:Title
『HAPPY☆LESSON ADVANCE』
12人の妹ならぬ、5人のママと同居生活していて、しかも5人が5人とも全員、主人公の高校の先生!
……すばらしいですネ。この設定をかみしめる度に、アニメの無限の可能性を感じます(笑)。
本作は第2シリーズですから、人気もあったってことですか? 主人公のオトコのコがぶっきらぼうってあたりだけが、唯一の救いです。
けれども世にある2時間ドラマだって、あまたの職業の人間が殺人事件の推理にのりだして久しいですし(笑)、リアリズムよりも判っていてあえてコミカルな設定の作品をたしなむというのは、それなりの民度の向上がなければできないことですし(そんなオオゲサな話か!? ……でも、発展途上国じゃムリだろう)、だから本作の設定もコレはコレでイイんじゃないスかね?(……書いてて、自分でも説得力を感じませんが・笑)。
ASIN:B0000CBC6E:Detail
『おねがい☆ツインズ』
(WOWOW(ワウワウ)放映)
コレも傑作。
話題先行の凡作(だと思う)『おねがい☆ティーチャー』(02年)の舞台だった山あいの盆地の田園で展開する青春譚。製作スタッフも同じ(……脚本は黒田洋介)。
天涯孤独の男子高校生は手に職を付け(プログラマー)、幼いころに住んでいたらしい実家を見付けて借家とし、ひとり住い。彼の手許にある幼児期の写真。それはこの家と、自分と生き別れになった女のコの兄弟だ。
夏のある日、そこにふたりの女のコが訪れる。元気系と病弱系。
果たしてどちらが写真のコか? 双子なのか妹なのかアカの他人か?
禁忌があるのかそーでないのか、境界線上を行き来するスパイスをまぶしての三角関係が、心地よい刺激のドラマを生んでいる。
舞台は、扉やふすまは開けっ放しで、奥の部屋まで見通しのよい、密室のない夏の家屋空間にしていて、本作独自の叙情性も演出。
主人公の男子高校生がナヨナヨしてなくて、適度にぶっきらぼうなのが、オタ向けにはともかく、一般層向けにはイイですな。万人にお勧めできる一本です。……オタしか観ないとはいってもサ(笑)。
主題歌「Second Flight」(ASIN:B00009V9JJ)もツインズがらみでデュエットにして、曲調も本作の内容にマッチして、スリリングで切なくてイイ感じ。
本作は、SF大会の星雲賞にもノミネートされてましたけど……コレって、SFじゃないじゃん。
ASIN:B0000CBC94:Detail
ASIN:B000OCYDRU:Title(2007年)
[関連記事] ~TVアニメ評!
2021~19年アニメ評! 『古見さんは、コミュ症です。』『川柳少女』『ひとりぼっちの○○生活』 ~コミュ力弱者の女子を描いた3作の成否(笑)を問い詰める!
2021~19年アニメ評! 『五等分の花嫁』(1&2期) ~ベタでも高みに到達。告白された男子側でなく女子側の恋情で胸キュンさせる
2021~18年アニメ評! 『からかい上手の高木さん』『上野さんは不器用』『宇崎ちゃんは遊びたい!』『イジらないで、長瀞さん』 ~女子の方からカマってくれる、高木さん系アニメ4本評!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20210516/p1
2021年秋アニメ評! 『境界戦機』『メガトン級ムサシ』『マブラヴ オルタネイティヴ』『サクガン』『逆転世界ノ電池少女』『闘神機ジーズフレーム』『蒼穹のファフナー THE BEYOND』『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』 ~2021年秋8大ロボットアニメ評!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20221030/P1
2020~21年5大アイドルアニメ評! 『IDOLY PRIDE(アイドリープライド)』『ゲキドル』・『22/7』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』・『おちこぼれフルーツタルト』
2020~15年アニメ評! 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』『ようこそ実力至上主義の教室へ』『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』『月がきれい』『俺を好きなのはお前だけかよ』『弱キャラ友崎くん』 ~コミュ力弱者の男子を禁欲・老獪なヒーローとして美化した6作!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20220724/p1
2020年秋アニメ評! 『ひぐらしのなく頃に 業』『無能なナナ』『憂国のモリアーティ』『禍つヴァールハイト -ZUERST-』『池袋ウェストゲートパーク』『NOBLESSE -ノブレス-』『アクダマドライブ』『100万の命の上に俺は立っている』『魔女の旅々』 ~シブめの良作が豊作の2020年秋アニメ9本評!
2020年秋アニメ評! 『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』『戦翼のシグルドリーヴァ』 ~同工異曲のメカ×美少女モノでも、活劇的爽快感の有無や相違はドコに起因するのか!?
2020年秋アニメ評! 『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』(1期) ~チームでなく個人。百合性など先行作との差別化にも成功!
2020年夏アニメ評! 『宇崎ちゃんは遊びたい!』 ~オタクvsフェミニズム論争史を炎上作品のアニメ化から俯瞰する!?
2020年春アニメ評! 『文豪とアルケミスト ~審判ノ歯車~』『啄木鳥探偵處』『文豪ストレイドッグス』 ~文豪イケメン化作品でも侮れない3大文豪アニメ評!
2020年冬アニメ評! 『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』 ~『まどマギ』が「特撮」から受けた影響&与えた影響!
2020年冬アニメ評! 『映像研には手を出すな!』 ~イマイチ! 生産型オタサークルを描くも不発に思える私的理由
2020年冬アニメ評! 『ヒーリングっど♥プリキュア』終盤評 ~美少年敵幹部の命乞いを拒絶した主人公をドー見る! 賞揚しつつも唯一絶対の解とはしない!?
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20220928/p1
2020~19年アニメ評! 『ダンベル何キロ持てる?』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』 ~ファイルーズあい主演のアニメ2本評!
2020~19年アニメ評! 『私に天使が舞い降りた!』『うちのメイドがウザすぎる!』『となりの吸血鬼さん』 ~幼女萌えを百合だと云い募って偽装(笑)する3大美少女アニメ評!
2020~18年アニメ評! 『22/7』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』『音楽少女』『Re:ステージ! ドリームデイズ♪』 ~アイドルアニメの変化球・テーマ的多様化!
2020~13年アニメ評! 『はたらく魔王さま!』『魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』『まおゆう魔王勇者』『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』『百錬の覇王と聖約の戦乙女(ヴァルキュリア)』 ~変化球の「魔王」が主役の作品群まで定着&多様化!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201206/p1
2019年秋アニメ評! 『アズールレーン』 ~中国版『艦これ』を楽しむ日本人オタクに一喜一憂!?(はしないけど序盤は良作だと思う・笑)
2019年秋アニメ評! 『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』『私、能力は平均値でって言ったよね!』『旗揚!けものみち』 ~2019秋アニメ・異世界転移モノの奇抜作が大漁!
2019年夏アニメ評! 『Dr.STONE』『手品先輩』『彼方のアストラ』『かつて神だった獣たちへ』『炎炎ノ消防隊』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』 ~2019年夏の漫画原作アニメ6本から世相を透かし見る!
2019年春夏アニメ評! 『ノブナガ先生の幼な妻』『胡蝶綺 ~若き信長~』『織田シナモン信長』 ~信長の正妻・濃姫が登場するアニメ2本他! 『超可動ガール1/6』『女子かう生』
2019年冬アニメ評! 『五等分の花嫁』『ドメスティックな彼女』 ~陰陽対極の恋愛劇! 少年マガジン連載漫画の同季アニメ化!
2019年冬アニメ評! 『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』 ~往時は人間味に欠ける脇役だった学級委員や優等生キャラの地位向上!?
2019年冬アニメ評! 『スター☆トゥインクルプリキュア』 ~日本人・ハーフ・宇宙人の混成プリキュアvs妖怪型異星人軍団! 敵も味方も亡国遺民の相互理解のカギは宇宙編ではなく日常編!?
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191107/p1
2019~17年アニメ評! 『異世界かるてっと』 ~インター・ユニバースの原典『幼女戦記』『映画 この素晴らしい世界に祝福を!-紅伝説-』『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』『盾の勇者の成り上がり』『劇場版 幼女戦記』評 ~グローバリズムよりもインターナショナリズムであるべきだ!
2019~16年アニメ評! 『ブレイブウィッチーズ』『ガーリー・エアフォース』『荒野のコトブキ飛行隊』『終末のイゼッタ』 ~美少女×戦闘機×銃器のアニメ四者四様!
2019~13年アニメ評! 『せいぜいがんばれ! 魔法少女くるみ』『魔法少女 俺』『魔法少女特殊戦あすか』『魔法少女サイト』『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』……『まちカドまぞく』 ~爛熟・多様化・変化球、看板だけ「魔法少女」でも良作の数々!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201122/p1
2018年3大百合アニメ評! 『あさがおと加瀬さん。』『やがて君になる』『citrus(シトラス)』 ~細分化する百合とは何ぞや!?
2018~10年アニメ評! 『エロマンガ先生』『妹さえいればいい。』『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』『干物妹!うまるちゃん』『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』『ささみさん@がんばらない』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 ~7大・妹アニメ評!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20221211/p1
2018年秋アニメ評! 『SSSS.GRIDMAN』前半評 ~リアルというよりナチュラル! 脚本より演出主導の作品!
2018年秋アニメ評! 『SSSS.GRIDMAN』総括 ~稚気ある玩具販促番組的なシリーズ構成! 高次な青春群像・ぼっちアニメでもある大傑作!
2018年秋アニメ評! 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』#1~10(第一章~第三章) ~戦争モノの本質とは!? 愛をも相対視する40年後のリメイク!
2018年秋アニメ評! 『ゴブリンスレイヤー』 ~レイプに売春まで!? 周縁のまつろわぬ民は常に憐れで正義なのか!?
2018年夏アニメ評! 『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』 ~声優がミュージカルも熱演するけど傑作か!? 賛否合評!
2018年春アニメ評! 『銀河英雄伝説DNT』『ウマ娘』『かくりよの宿飯』『蒼天の拳』『ガンゲイル・オンライン』『多田くんは恋をしない』『デビルズライン』『ニル・アドミラリの天秤』『ハイスクールD×D HERO』『メガロボクス』『LOST SONG』
2018年冬アニメ評! 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『からかい上手の高木さん』『メルヘン・メドヘン』『キリングバイツ』『刀使ノ巫女(とじのみこ)』『citrus(シトラス)』『ゆるキャン△』『博多豚骨ラーメンズ』『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』『グランクレスト戦記』『恋は雨上がりのように』『刻刻(こっこく)』
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190908/p1
2017~18年アニメ評! 『異世界食堂』『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』『かくりよの宿飯』 ~西欧風異世界×現代日本の食 その接合は成功しているか!?
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20211205/p1
2017年秋アニメ評! 『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』 ~世評はともかく、コレ見よがしの段取りチックな鬱展開だと私見(汗)
2017年夏秋アニメ評! 『はじめてのギャル』『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』 ~オタの敵・ギャルやビッチのオタ向け作品での料理方法!
2017年夏アニメ評! 『ようこそ実力至上主義の教室へ』1期・総括 ~コミュ力弱者がサバイブするための必要悪としての権謀術数とは!?
2017年夏アニメ評! 『メイドインアビス』『はじめてのギャル』『ゲーマーズ!』『異世界食堂』『ナイツ&マジック』『アクションヒロイン チアフルーツ』『天使の3P!(スリーピース)』『クリオネの灯り』『ようこそ実力至上主義の教室へ』『恋と嘘』
2017年春アニメ評! 『冴えない彼女の育てかた♭(フラット)』 ~低劣な萌えアニメに見えて、オタの創作欲求の業を美少女たちに代入した生産型オタサークルを描く大傑作!
2017年春アニメ評! 『正解するカド KADO: The Right Answer』 ~40次元の超知性体が3次元に干渉する本格SFアニメ。高次元を材としたアニメが本作前後に4作も!
2017年春アニメ評! 『ゼロから始める魔法の書』 ~ロリ娘・白虎獣人・黒幕悪役が、人間×魔女×獣人の三つ巴の異世界抗争を高踏禅問答で解決する傑作!
2017年冬アニメ評! 『BanG Dream!(バンドリ!)』 ~「こんなのロックじゃない!」から30数年。和製「可愛いロック」の勝利!(笑)
2017年冬アニメ評! 『政宗くんのリベンジ』『小林さんちのメイドラゴン』『アイドル事変』『セイレン』『スクールガールストライカーズ』『けものフレンズ』
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190909/p1
2016~18年アニメ評! 『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』1期&2期、映画『怪獣娘(黒)~ウルトラ怪獣擬人化計画~』評!
2016~17年アニメ評! 『くまみこ』『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』『ネト充のススメ』 ~コミュ症女子を描いた3作品の成否は!?
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201213/p1
2016年夏アニメ評! 『ラブライブ!サンシャイン!!』 & 後日談映画『ラブライブ!サンシャイン!! Over the Rainbow』(19年) ~沼津活況報告 & 元祖に負けじの良作と私見!
2016年夏アニメ中間評! 『ももくり』『この美術部には問題がある!』『チア男子!!』『初恋モンスター』『Rewrite』『ReLIFE』『orange』
2016年春アニメ序盤評! 『キズナイーバー』『ハイスクール・フリート』『甲鉄城のカバネリ』『少年メイド』『坂本ですが?』『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』『文豪ストレイドッグス』
2016年春アニメ評! 『マクロスΔ(デルタ)』&『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』(18年) ~昨今のアイドルアニメを真正面から内破すべきだった!?
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190504/p1
2015~16年アニメ評! 『それが声優!』『ガーリッシュ ナンバー』 ~新人女性声優たちを描くも、地味女子・ワガママ女子を主役に据えた2大美少女アニメ評!
2015~16年アニメ評! 『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』1期&2期 ~ネトウヨ作品か!? 左右双方に喧嘩か!? 異世界・異文化との外交・民政!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20211010/p1
2015年秋アニメ評! 『ワンパンマン』 ~ヒーロー大集合世界における最強ヒーローの倦怠・無欲・メタ正義・人格力!
2015年秋アニメ評! 『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』 往年の国産ヒーローのアレンジ存在たちが番組を越境して共闘するメタ・ヒーロー作品だけれども…
2015年夏アニメ中間評! 『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』『六花の勇者』『おくさまが生徒会長!』『干物妹!うまるちゃん』『実は私は』『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』
2015年春アニメ評! 『響け!ユーフォニアム』 ~良作だけれど手放しの傑作だとも云えない!?
2014年秋アニメ評! 『SHIROBAKO』(前半第1クール) ~アニメ制作の舞台裏を描く大傑作爆誕!
2014年秋アニメ評! 『失われた未来を求めて』『天体(そら)のメソッド』 ~絶滅寸前! 最後の「泣きゲー」テイストの2大深夜アニメ! 良作なのに不人気(涙)
2013~14年3大アイドルアニメ評! 『ラブライブ!』『Wake Up,Girls!』『アイドルマスター』
2013年3大ロボットアニメ評! 『翠星のガルガンティア』『革命機ヴァルヴレイヴ』『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』
2013年3大ぼっちアニメ評! 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』『琴浦さん』
2013年4大ぼっちアニメ評! 『惡の華』『ローゼンメイデン』『琴浦さん』『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』
http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20151102/p1
2013年秋アニメ評! 『WHITE ALBUM 2』 ~「冴えカノ」原作者が自ら手懸けた悲恋物語の埋もれた大傑作!
2013年秋アニメ評! 『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』 ~低劣な軍艦擬人化アニメに見えて、テーマ&萌えも両立した爽快活劇の傑作!
2013年秋アニメ評! 『サムライフラメンコ』 ~ご町内⇒単身⇒戦隊⇒新旧ヒーロー大集合へとインフレ! ヒーロー&正義とは何か? を問うメタ・ヒーロー作品!
2013年春アニメ評! 『這いよれ!ニャル子さんW(ダブル)』
2013年春アニメ評! 『惡の華』前日談「惡の蕾」ドラマCD ~深夜アニメ版の声優が演じるも、原作者が手掛けた前日談の逸品!
2013年冬アニメ評! 『まおゆう魔王勇者』『AMNESIA(アムネシア)』『ささみさん@がんばらない』 ~異世界を近代化する爆乳魔王に、近代自体も相対化してほしい(笑)
2012年秋アニメ評! 『ガールズ&パンツァー』 ~爽快活劇に至るためのお膳立てとしての設定&ドラマとは!?
2011年春アニメ評! 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 ~別離・喪失・齟齬・焦燥・後悔・煩悶の青春群像劇の傑作!
2011年冬アニメ評! 『魔法少女まどか☆マギカ』最終回「わたしの、最高の友達」 ~&『フリージング』『放浪息子』『フラクタル』
2010年秋アニメ評! 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 ~萌え対象かつオタの自画像! 二重構造化させた妹を通じたオタ社会の縮図!
http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20121015/p1
2008年秋アニメ評! 『鉄(くろがね)のラインバレル』 ~正義が大好きキャラ総登場ロボアニメ・最終回!
2008年春アニメ評! 『コードギアス 反逆のルルーシュR2』 ~総括 大英帝国占領下の日本独立!? 親米保守vs反米保守!?
2008年春アニメ評! 『マクロスF(フロンティア)』(08年)#1「クロース・エンカウンター」 ~先行放映版とも比較!
2008年春アニメ評! 『マクロスF(フロンティア)』最終回評! ~キワどい最終回を擁護!
2007年秋アニメ評! 『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』 ~第1期・第2期・劇場版・総括!
2005年秋アニメ評! 『BLOOD+(ブラッド・プラス)』
2005年夏アニメ評! 『おくさまは女子高生』
2005年夏アニメ評! 『奥さまは魔法少女』
2005年春アニメ評! 『英国戀(こい)物語エマ』
2004年秋アニメ評! 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シード・デスティニー)』 ~完結! 肯定評!!
2004年冬アニメ評! 『超変身コス∞プレイヤー』『ヒットをねらえ!』『LOVE♡LOVE?』『バーンアップ・スクランブル』『超重神グラヴィオン ツヴァイ』『みさきクロニクル ~ダイバージェンス・イヴ~』『光と水のダフネ』『MEZZO~メゾ~』『マリア様がみてる』『ふたりはプリキュア』
http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040406/p1
2003年秋アニメ評! 『君が望む永遠』『ヤミと帽子と本の旅人』『一騎当千』『神魂合体ゴーダンナー!!』『瓶詰妖精』『bps』『ASTRO BOY 鉄腕アトム』
2003年夏アニメ評! 『グリーングリーン』『ダイバージェンス・イヴ』『D.C.~ダ・カーポ~』『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』『HAPPY☆LESSON ADVANCE』『おねがい☆ツインズ』
2003年冬アニメ評! 『ストラトス・フォー』『ガンパレード・マーチ ~新たなる行軍歌~』『MOUSE[マウス]』『ぱにょぱにょ デ・ジ・キャラット』『陸上防衛隊まおちゃん』『朝霧の巫女』『らいむいろ戦奇譚』
http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040402/p1