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Dr.STONE・手品先輩・彼方のアストラ・かつて神だった獣たちへ・炎炎ノ消防隊・荒ぶる季節の乙女どもよ。 ~2019年夏の漫画原作アニメ6本から世相を透かし見る!

『天気の子』『薄暮』『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』 ~「天気の子」は凡作なのでは!? 2019年初夏アニメ映画評!
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[アニメ] ~全記事見出し一覧


 2020年冬季の「週刊少年ジャンプ」連載マンガ原作の深夜アニメ『Dr.STONE』第2期が無事に完結記念! とカコつけて……
 2019年夏季の『Dr.STONE』第1期をはじめ、同季のマンガ原作の深夜アニメ『手品先輩』『彼方のアストラ』『かつて神だった獣たちへ』『炎炎ノ消防隊』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』評をアップ!


Dr.STONE』『手品先輩』『彼方のアストラ』『かつて神だった獣たちへ』『炎炎ノ消防隊』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』 ~2019年夏の漫画原作アニメ6本から世相を透かし見る!

(2019年夏アニメ)
(文・T.SATO)
(2019年8月3日脱稿)

『Dr.STONE(ドクター・ストーン)』


 ヤンキー(不良)が入っているけどヒトはイイ筋肉バカの男子高校生。彼には恋い焦がれる清純可憐な女子高生がいた。ついに彼女に告白せんと待ち合わせして、校庭の片隅の大樹の下に向かった彼だが、その刹那に世界に大異変が勃発! 世界中の全人類が突如として石像化してしまったのだ!!


 死ねない! 彼女に告白するまではアキラめきれない! とウスれる意識の中で念じつづけた彼は突然、石像化を免れて目覚める。そこは3700年後の大自然の世界へと帰った日本の地であった……。


 といったところでツカミはOK。登場人物はこーいう性格でこーいう境遇でこーいう行動原理で動いているという足場が定まって、視聴者にもそのことを承知せしめて感情移入も確保できれば、作劇や展開もフワフワとはせず、あとは彼らのリアクションを描くだけでも自然とストーリーが転がっていくというモノでもある。


 その筋肉バカ男子高校生に先行すること半年前には目覚めていた、冒頭でも登場していた彼の幼なじみの天才少年クンも再登場。しかし天才といっても、往年の少年マンガのごとく青白くて線の細いタイプではない。マンガ・アニメ的には「知性」なども意味する「白い髪の毛」なのだが、その髪を逆立ててもおり目付きも鋭く、粗野な筋肉バカ少年にも物怖じせずに、どころか上から目線での乱暴な言葉使いも発することができるキャラ立てともなっている。


 そんな不敵な天才少年クンは、「硝酸」等々の絶妙な配合で石像化した人間や動物たちを復活させることができることを知る。コウモリの糞尿で「硝酸」を作って、ブドウからは「アルコール」を作り、貝殻を砕いて「石灰」として農地にまいたり「モルタル」として壁に塗ったり「石鹸」としたりもするのだ。そんな彼の最終目的は、「科学の力」による「人類文明の復興」!!


 ヘタをすると読者側のリテラシー(読解能力)を要求してくる敷居の高いリクツっぽい作品に陥りかねない題材なのだけど、そこは良くも悪くも『週刊少年ジャンプ』連載マンガではある。淀んだところや判りにくさは毛頭なく、作品世界や各キャラの行動原理の見通し・見晴らしも実にイイ。


 スゲェ設定だなぁと思ってググってみたら、こっちの天才少年クンが主人公で先の筋肉バカ少年が副主人公であることを知る!(笑)


 むかしはカッコ悪くて人間味がないヤツ扱いをされてきた、


・学級委員や生徒会――『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(15年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190912/p1)――
・優等生――『五等分の花嫁』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201018/p1)――
・策士や軍師タイプ――『デスノート』(03年)・『コードギアス 反逆のルルーシュ』(06年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20081005/p1)――


などがクールでカッコいいと称される時代が到来して、クラスの隅っこにいるような性格類型の少年少女たちでも少しは生きやすくなった時代が到来したのであろうか? ……優等生や策士や天才少年クンといっても、弱々しい性格類型ではなく胆力もあるタイプに限定されているので、やはりその復権はムリなのかな?(笑)


 とはいえ、少年マンガの時代からではなく戦前の少年小説の時代からでも、主人公は「熱血漢」であってお勉強ができる優等生タイプは「脇役」や「悪役」であったとも仄聞をする。かの「不良性感度」の王さまのような存在でもある実録任侠映画の巨匠・深作欣二(ふかさく・きんじ)カントクも、自分は幼少時はお坊ちゃんタイプでそーいう少年小説を読んで劣等感にかられていて自分を変えたいと思っていた……なぞという証言が残っている(爆)。
 よって、この問題は歴史的にも根が深そうなので、クール系やダウナー系礼賛が定着するのかについては予断を許さないけど(笑)。


 3700年後の日本では、動物園から脱走したライオンも野生化していた(爆)。そこで、天才少年がその復活には警戒感を隠さなかった霊長類最強(笑)の高校生男子クンをやむにやまれず復活させることで、彼のパンチの一撃でライオンを撃退してみせる!――強すぎるだろ!(笑) まぁこのへんはイイ意味でのマンガ的な描写だが――


 このキャラクターを粗暴犯タイプの「悪党」にもすることもできただろうけど、それだと「小悪党」レベルに堕してしまうと思ってか、彼もまた天才少年と同様にクールで冷めた性格設定が与えられている。
 そして、その貧困境遇により人生途上で味わってきた被差別体験から、「文明」を旧来のかたちでそのままに復活させることには反対の立場を取っており、「道徳的モラル」の有無での選民思想、あるいは「エデンに帰れ」で原始の社会のままでもイイのでは!? などと主張して、かつて難病の妹のために貝殻を集めていた幼少時の彼をブチのめしてきた、今は石像化しているパワハラ漁師をパンチの一撃で粉砕してみせる!――この作品の世界観では実質的な殺人である!(汗)――



 そんな彼のシニカルな主張に、科学の力を信じる天才少年クンは首を肯(がえ)んじない。ウ~ム、終末世界でのサバイバルに留まらずに、そこでの闘争に思想性もカラめてくる作劇がお見事である。しかも片方をミーイズム的な絶対悪ではなく、一理も二理もある「悪」(?)だとするのもまたウマい。


 「悪事」を許容可能な猥雑さや些事と捉えて旧来の文明をそのままのかたちで肯定するのか? 「悪事」を許容不可能な格差や悪徳と捉えて旧来とは異なるオルタナティブな文明を再構築するのか? その判断は実にムズカしい――まぁ筆者個人は劇中内では相対的に「悪」だとされてしまった後者こと、霊長類最強少年クンの主張の方に分を感じるけれども(爆)――。
Dr.STONE


『手品先輩』


 「手品」などの一芸テクニックだけが出来ても、「ショーマンシップ」というのか「話術」というのか、人前で恥ずかしからずに物怖じもせず、面白オカシく振る舞えなきゃダメだ! という、身も蓋もない残酷さを突きつけてくる、我々コミュ力弱者にとっては実にイタい深夜アニメである(笑)。


 銀髪セミロングという、アニメではオトナしさや陰のウスさの象徴といったヘアーの色をした美少女が主人公。しかし、その表情はドコか宇宙に行ってしまっているようでもあり微妙にオカしい。そして、手品でウケを取りたい虚栄心もあるのだろうけど、それ以上にテレや羞恥心も強いようであって、その手品披露も吹っ切れてはいないので、観客も感嘆のツボがわからないので、ドッカン! ドッカン! とは沸かずに実に冷めた空気が漂ってもしまうのだ(汗)。


 そんな彼女だから、もちろん(ひとり)ボッチなのだろうけど、進級の季節に高校1年生の新入生男子クンをムリやりゴーインに手品部に勧誘することには成功する!? そして、彼を逃すまいと、ある意味では実に卑屈にふるまいつづける(笑)。


 その手品先輩が放つヘタくそな手品に対して、助手として付き合わされる下級生男子クンが実に的確なツッコミを入れ続けるのが、本作の基本パターンでもある。


 他愛のない作品なのだけれども面白い。ギャグとして面白いのに加えて、多分キャラ萌えも大きい。銀髪セミロングだから性格も性的にも奥手で清純なのだろうけど、首から下はナイスバディーどころかグラマー系ですらあり、青いガーディガンで隠しているとはいえ、いやカーディガンで締め付けているからこそその巨乳も際立つ。しかも自分でそのことに自覚がなくて、少年クンを気マズくさせてもいるのだ。
 なので、ギャグのみならず、彼女が身をよじる度に艶(なま)めかしさが漂ってきて眼の保養、ずっと観ていたくもなる(笑)。


 原作はまたまた『週刊少年マガジン』。ココまで多いということは、アニメ製作会社主導ではなく『マガジン』主導で、自社のマンガの売上UPのために計画的にアニメ化との連動を仕掛けているのであろうと憶測――そのへんの事情にくわしい方は教えてください(汗)――。
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『彼方のアストラ』


 未来の世界で、9人の男女高校生が小型宇宙船で林間学校ライクな体験実習として訪れた無人地球型惑星
 しかし、地表でくつろいだのも束の間、着陸していた小型宇宙船の近辺に強烈な光とともに数メートルサイズのシャボン玉型の小型ワームホールが出現! シャボン玉は拡大していき、彼らに迫ってきて、ひとりまたひとりと重たい宇宙服で全力で逃走する少年少女たちを消滅させていく……。彼らが目覚めるや、そこは大宇宙の大海原であったのだ!


 といったところで、#1冒頭の、近辺に惑星や宇宙船も見えない、上下左右も定かではない真空で無重力の大宇宙空間を、ブ厚くて重たそうな古典的な白い宇宙服を着用した少女が、空転しながら浮遊して焦燥&恐怖にカラれているシャレにならないサマは、このシーンからつながっている倒置法的な描写であったと視聴者にも気付かせる。


 まさに、本作の気分を象徴するロスト・イン・スペース(宇宙で迷子!)といった感じでツカミはOK!
 本作の英字タイトルも「アストラ ロスト・イン・スペース」であり、往年の海外SF-TVドラマ『ロスト・イン・スペース(宇宙家族ロビンソン)』(65年)のごとき宇宙での漂流モノでもある。近年では珍しいけど、既視感あふれる古典的なネタの作品ではあるのだ。


 ただしネタや革袋は古典でも、活躍する登場人物たちが現代っ子のメンタル&軽佻浮薄な若者会話の流儀であることから、主人公青年はその熱血リーダーぶりが周囲からは暑苦しがられていたり、ゆるふわなピンク髪の華のあるヒロインはアニメ的・アイドル的であったりすることで、先行作とはまるで別モノといったイメージも醸し出してくる。


 体験実習先の無人惑星から真空の大宇宙へ強制瞬間移動させられた彼らは、偶然なのか陰謀なのか近辺に無人の小型宇宙船アストラ号を発見! ナンとかそこに避難するも、地球からは5000光年の距離にあり、食料的にもそのままでは帰還ができないことが判明。
 万事窮す! かと思いきや、途中の地球型惑星を経由してその都度、食料を調達できれば帰還の目算が立つという! ということが判明することで、修学旅行気分の楽しい若者群像劇でもある宇宙冒険譚が観られそうである……


 と思ったそばから、この小型宇宙船の通信機がつい最近に破壊された痕跡を発見! 犯人はこの中にいる!? というミステリ要素までをも投入してくるのだ。なるほど! 本作はそんなSFとミステリ、両者の要素を複合した作品にしてしまうということか!? とますますこの作品への好意も募ってくる。


 若者が9人もいることで、親が教師でも片目を前髪で隠しているヒネくれた少年クンや、能登麻美子(のと・まみこ)かと思ったら早見沙織(はやみ・さおり)だったパターン(笑)で彼女がくぐもった声で演じている黒髪ロングの(ひとり)ボッチで実務では使えなさそうな長身大柄少女なども登場。特にポエミーな後者は我々文弱なオタク同様、アウトドアでのサバイバルにはもっとも不向きそうである(汗)。
 その反面、根拠もなく元気で楽天的なだけで画面賑やかし系の馬鹿ヒロインかと思わせたピンク髪の女子は、意外と頭が良くて理性的でもあるキャラだとも判明。


 少々のパターン破り程度で、ダイバーシティ(多様な人材)な深読み的肯定などはしないけど(汗)、このようなキャラクターシフトでどのようにお話を転がしていくのかについては、往年の少年少女たちによる宇宙漂流ものの名作アニメ『無限のリヴァイアス』(99年)などとの比較論も含めて個人的には見どころである。


 熱血主人公クンによる他人を決して見捨てずに救わんとする行動原理を、生来からのカラ元気だけではなく、小学生時代に遭難した折りに殉職してしまった引率教師の人格に求めているあたりも好印象――古い世代のオタとしては、『帰ってきたウルトラマン』(71年)と『ウルトラマンエース』(72年)の主人公たちの過去話なども思い出す――。


 監督は良作『ホワイトアルバム2』(13年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191115/p1)・『がっこうぐらし!』(15年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20151006/p1)・『クズの本懐』(17年)など、2010年代の深夜アニメではよく見掛ける安藤正臣であり、同作は終盤まで演出面でも盤石な仕上がりになるかとも予想する。


 原作はWEBマンガ媒体『少年ジャンプ+(プラス)』。設定はややマニアックでもテイストはあくまで大衆向けであり、ウェルメイドな良作は現今でもまだまだあるのだと痛感もする。
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『かつて神だった獣たちへ』


 ナンと! たかだか150年ほど前のアメリ南北戦争の時代をモデルとした異世界ファンタジー
 車輪付きの大砲や銃剣を駆使して、古式ゆかしい軍隊と軍隊が激突するリアルな集団戦を延々描いていく冒頭を観ていると、このまま超常の力が関与しないリアルな南北戦争を不謹慎でも観ていたくなるくらいで、ツカミはOK!


 むろん本作のタイトルからも、超常の存在が登場するのはわかってはいる。本作におけるそれは獣人化するや高い戦闘能力を誇る「擬神兵」。膠着した戦線に彼らが投入されることで、局地戦の決着がついていく……。


 しかし、獣人への変身を重ねた「擬神兵」は将来、理性を失う副作用があることを能登麻美子演じる従軍美女博士は知っており、戦争終結直前、自身が作った「擬神兵部隊」を自分もろとも葬ろうと恋人でもある主人公隊長を「神殺しの弾丸」で苦渋の銃撃! それだけでも衝撃的なのだが、彼女の上を行く副隊長が今度は彼女を銃撃!!


 白いロングコートをまとったダンディーな青年主人公隊長さんはもちろん主人公なので死んではいない(笑)。数ヶ月後に病床で目覚めるや、南北戦争終結済だと知って、解散した「擬神兵部隊」の部下たちが彼らの故郷で凶暴な獣人と化す前に抹殺すべく、あるいはすでに獣人化していればそれをも抹殺すべく、各地を放浪することになる……。


 というワケで、各話の内容はだいたい同じともいえるけど(笑)、元々は善人であり各地で家族や自身の子供たちと西部開拓時代のように慎ましく古き良き暮らしをしていた彼らが、突如獣人化したり、バトル&問答の末に隊長の悲痛な銃弾で抹殺されていくサマが実にていねいに描かれているので、各話のゲスト擬神兵が最後に悲劇の落命を遂げる先の展開はミエミエでも、引き込まれて鑑賞してしまう。


 コレに孤児を育てる牧師でもあった擬神兵の娘さんが、隊長の人となりの正体を究明せんと付きまとうことで、本作の一応のメインヒロインともなる。かつての恋人である美人博士や副隊長も、シリーズ後半や終盤では話数を連続して強敵として立ち塞がるのであろう。それがミエミエだからダメだというのではなく、それをやってくれなきゃ伏線未回収の詐欺だとは思うので(笑)、個人的には本作に対して強烈なヒキを感じてはいないけれども、観れば楽しめそうではある。


 本作も最近多い「マガジン」系作品の深夜アニメ化だが、


・『進撃の巨人』(09年)
・『惡の華』(09年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20151102/p1
・『さんかれあ』(09年)
・『ふらいんぐうぃっち』(12年)
・『アルスラーン戦記』(13年)


などの――いずれも深夜アニメ化済でどれも良作!――、やや異端でマニアックだけれども寸止めで大衆向けには留まってもいる挑戦的な作品を放っている月刊『別冊少年マガジン』連載マンガが原作だそうである――ここに同季の深夜アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(16年)も加わってしまうのだ(汗)――。


 アニメ化狙いも込みでの、かつ文芸センスもあるような優秀な編集者がいるのだとも改めて憶測する。
かつて神だった獣たちへ


炎炎ノ消防隊(えんえんのしょうぼうたい)』


 突如、市井(しせい)の人々の人体が自然発火を遂げて、「焔(ほむら)ビト」なる異形の存在へと変化! それを鎮火・鎮魂するのが本作の「炎炎ノ消防隊」である。


 オタク向け媒体出自ではなく『週刊少年マガジン』連載マンガの深夜アニメ化。よって、主人公少年もオタ向け媒体ならばもっと内向的で繊細ナイーブな造形になるのだろうけど、やや不良が入った不敵で自信満々なキャラデザ&人物造形ともなっている。


 この新入隊員の消防士少年クンは足のウラから火炎ジェットを噴射して、猛ダッシュで地面スレスレを飛行して敵に接近することも可能であり、マンガ・アニメ的な超絶アクションのカタルシスも担保している!


 常人ではなく、劇中では「第3世代」と呼ばれるミュータント(突然変異)であるらしい。「消防隊」にはもう少し低度の「炎」を操る「第2世代」や、無能力者でも体力・胆力・統率力のある男女の先輩たちがおり、古典的な世代間の群像劇といった骨太な様相も呈してはいる。しかし、一般の平均的な少年向けのマンガにしては、やや設定フェチでありマニアックに過ぎてもいる。
 そして、消防隊の中に人体発火の犠牲者の鎮魂の「祝詞(のりと)」をあげる聖職者のシスター少女もいるあたりは、昨秋の『ゴブリンスレイヤー』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200209/p1)もとい異世界ファンタジーぽくもある。


 ヤンキー度が高い「マガジン」で、こんな非現実的な要素が強いマンガが連載されていることには、筆者のようなオールド世代にとっては隔世の感である。
 とはいえ、背景・風景自体は現代日本ではあり、秋葉原の東は台東区やその東の隅田川を挟んだ江東区の生活臭あふれるシックな色彩の「下町」や「町工場」を背景舞台とすることで、地に足が着いた感じも出せている。


 #1の冒頭では、読者諸氏もご承知の通りにクボ地にあるJR山手線・田端(たばた)駅のホームで発生した人体発火事件の現場に偶然居合わせた主人公少年クンが、その場に駆けつけてきた「消防隊」とも大迫力のアクション作画で共闘するサマでツカミはOK! #1の後半では、現場への本格出場も描いている。
 #2では同じく不敵なライバル少年が加入してきて、主人公少年や姉御先輩と競り合うことで彼ら双方のキャラを立てていく。そして、ライバル少年が使用している十字架状の武器を、


「焔ビトの遺族たちの前では見せるな! ヨソでは見せびらかして誇っているヤツもいるけど、少なくともウチのチームでは消防服の中に隠せ!」


と命じる隊長さんまで描写することで、チーム全員の性格・ポリシーや、作品全体の背骨を貫いているモラルも描きつつ、人体発火で家族を失った遺族の悲嘆に暮れるサマも描いていくことでニガ味も残している。
――こーいう重たい点描もあるのならば、たしかにフィクションとはいえバランスを取るためにも、「宗教的鎮魂」を専門とする少女キャラを設定して、一応その魂は救済されたことにするのもウマいと思う――


 しかして#3は、前日の京アニ放火殺人事件の煽りを受けて番組自体が差し替えに……(汗)。過剰な自粛だ! などと批判をする気はさらさらナイ。かの大ヒット怪獣映画『シン・ゴジラ』(16年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160824/p1)も、震災から5年が経ったからこそ適度な風刺性が出てくるのであって、震災同年~翌年あたりで封切しようものならばナマナマしくてシャレにもならずに不謹慎さが漂ったことであろうから。作品を評価するモノサシにも、残念ながら公開当時の空気や惨事からの距離感が否応もなく混入してしまうということだ。げに作品の絶対評価というモノはムズカしい(汗)。
炎炎ノ消防隊


『荒ぶる季節の乙女どもよ。』


 高校の文芸部に所属する、美少女ではなくあまりパッともしていない、イケてない女子高生数人が主役の深夜アニメである。月刊『別冊少年マガジン』連載作品。
 だが、テロップで原作&脚本が『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(11年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191103/p1)『心が叫びたがってるんだ。』(15年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191104/p1)・『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(15年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191105/p1)などの実力派女性脚本家・岡田麿里(おかだ・まり)だと知ってビックリ。マンガ原作もやっていたのかヨ!?――彼女が自身を売り込んだのではなく、マガジン編集部が持ちかけたと憶測するけれど――


 とはいえ、色メガネをかけて「さすが岡田麿里!」なぞと感嘆しながら鑑賞する気は毛頭なく、彼女のピークは2010年代の前半でその後は凡作も多いんじゃネ? とも私見をしているので(汗)、フラットに個々の作品に対峙したい所存である。


 作品内容自体は、「弱者男子」にとっての都合がイイ「弱者女子」ではなく、ミーイズムや欲望に忠実で「性的にも奔放」な女子像でもなく、今までアリそうでも意外になかった「性に奥手」どころか恐怖感すら抱いている、なおかつ男性からはあまり異性の対象としては見てはもらえなさそうな冴えない女子たちが大集合!


 では、モテないことやスクールカースト劣位にあることに開き直ってアキラめて適度にオバサン化、あるいは元々そんなに繊細ナイーブなタイプじゃなかった娘を主役に据えた同季の深夜アニメ『女子高生の無駄づかい』(19年)や昨18年夏の『ちおちゃんの通学路』(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200301/p1)などと比すると――もちろんアレらはギャグアニメなので単純比較はできないけれども――、そこまでバラドル(バラエティ・アイドル)的な三枚目や汚れキャラクターを演じるだけの演技力なり覇気もなく、ルックスはともかくメンタルの奥底は「夢見る乙女」なのに、見た目が伴わないので(爆)半ばはアキラめつつも半分はアキラめきれないからこそ、実存を「文学」に仮託しているといった感じがまぁまぁリアルでもある。


 いやまぁ、今時どころか80年代以降のそのテの女子たちは、古典的な「文学」などに走るのではなく、もう少しポップだけどイッキ飲み強制ノリなカラ騒ぎの域にも行かずに、少々抑えてコジらせた自意識や内面は投影ができそうなお文化的な「サブカル趣味」に走って、服装もギャルや媚び媚びしたフェミニンな方向性とはまた別の、第3の不思議ちゃん的ファッションな方向性でセルフ・プロデュースをキメそうではあるけれども。


 とはいえ、そのようなある意味ではリアルな描写に走ってしまうと、それもまた現実とカブりすぎることで、かえって微差が気になったりもするモノではある。それならば、イケてない地味な「文芸部」を舞台として、適度にアナクロ(時代錯誤)なファンタジーとすることでリアリティー問題も回避して、逆説的に本作独自の個性や風情を主張してみせたといったところだろうか?


 しかし、品性下劣な輩の俗っぽい「悪意」や「蔑視」などが存在しない、最低限の「品性」を兼ね備えた人種たちだけが集っている理想化・美化されたサンクチュアリな「文芸部」が描かれて、往年の百合アニメ『マリア様がみてる』(04年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040406/p1)や近年の百合アニメ『やがて君になる』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191208/p1)的な


「街路樹をヌケると、そこには生徒会メンバーが集う別棟があった……」


みたいな空間が設定できれば、「お耽美」な世界が構築できるのだけれども……。


 実のところ、彼女たちには容赦のない「女子カースト」の蔑視の視線に常にさらされてもいるのだ。「文芸部」では先輩風を吹かせているメガネ女子が、教室の休み時間ではカースト最上位のギャルたちの性的会話に堪えきれずに抗議するも、邪険にされて引き下がってしまう一連なども描かれる。そして、そのことによって、この作品は「正義」や「道理」や「公共心」が通らずに、「私的快楽」・「虚栄心」の方が勝ってしまう「現実世界」の延長線上にあることもわかるのだ(汗)。


 「文芸部」の一女子が秘かに幼なじみ男子クンに好意を持つも、ダサい自分と釣り合わないとも思って半分アキラめているのに、母親に命じられて両親が旅行中の男子クン宅に食事のお裾分けをイヤイヤ持っていくあたりはイイ意味でのマンガ・アニメ的なフィクションだよなぁと微笑ましく思って観ていると……。彼女が目撃するのは男子クンが自室でAVを観ながら自慰にふけっている姿でもある(爆)。


 そこで、女子の方がエネルギッシュで華(はな)もある元気な性格で、一瞬はオドロいてもカラカラと笑い飛ばしながら精神的にも優位に立って男子クンをからかいにかかって、しかも男子クンの方も気が弱ければ、我らが愛すべきオタク男子向けラブコメともなるのだけれども……(笑)。
 奥手な彼女はガチでショックを受けてしまってその場を猛ダッシュで逃走!!――シャレにならない!(爆)――


 かように点描の次元では、それなりの良さや挑戦があるのだけれども、ストーリーの抑揚やツカミなどの面では少々弱いようには私見する。


 宣伝キービジュアルだけだと、お目々パッチリなワリとキラキラ女子たちに見えるけど、コレは半分詐欺の確信犯でもあり、本編では地味子ちゃんな絵柄でもある。キライじゃないけど、ペンライトを持ってアイドル的に応援したくなったり、キャラクターグッズを購入して買い支えたくなるような感じの作品ではさらさらナイ(笑)。


 しばらく様子見するけど、終盤にだけヤマ場があって#3や中盤にはヤマ場がナイようなプレーンな作りだと、堪え性のない現今のアニメファンに対するツカミも弱くなるのではなかろうか?(汗)
荒ぶる季節の乙女どもよ。Blu-ray 第四巻

(了)
(初出・オールジャンル同人誌『SHOUT!』VOL.75(19年8月10日発行))


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2019年夏アニメ評! 『Dr.STONE』『手品先輩』『彼方のアストラ』『かつて神だった獣たちへ』『炎炎ノ消防隊』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』 ~2019年夏の漫画原作アニメ6本から世相を透かし見る!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20210411/p1(当該記事)

2019年春夏アニメ評! 『ノブナガ先生の幼な妻』『胡蝶綺 ~若き信長~』 ~信長の正妻・濃姫が登場するアニメ2本他『織田シナモン信長』『超可動ガール1/6』『女子かう生』

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20210404/p1

2019年冬アニメ評! 『五等分の花嫁』『ドメスティックな彼女』 ~陰陽対極の恋愛劇! 少年マガジン連載漫画の同季アニメ化!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201018/p1

2019年冬アニメ評! 『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』 ~往時は人間味に欠ける脇役だった学級委員や優等生キャラの地位向上!?

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190912/p1

2019年冬アニメ評! 『スター☆トゥインクルプリキュア』 ~日本人・ハーフ・宇宙人の混成プリキュアvs妖怪型異星人軍団! 敵も味方も亡国遺民の相互理解のカギは宇宙編ではなく日常編!?

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191107/p1

2019~16年アニメ評! 『ブレイブウィッチーズ』『ガーリー・エアフォース』『荒野のコトブキ飛行隊』『終末のイゼッタ』 ~美少女×戦闘機×銃器のアニメ四者四様!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201101/p1

2019~13年アニメ評! 『せいぜいがんばれ! 魔法少女くるみ』『魔法少女 俺』『魔法少女特殊戦あすか』『魔法少女サイト』『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』……『まちカドまぞく』 ~爛熟・多様化・変化球、看板だけ「魔法少女」でも良作の数々!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201122/p1


2018~19年アニメ評! 『女子高生の無駄づかい』『ちおちゃんの通学路』 ~カースト「中の下」の非・美少女が主役となれる時代!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200301/p1

2018年秋アニメ評! 『SSSS.GRIDMAN』前半評 ~リアルというよりナチュラル! 脚本より演出主導の作品!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20181125/p1

2018年秋アニメ評! 『SSSS.GRIDMAN』総括 ~稚気ある玩具販促番組的なシリーズ構成! 高次な青春群像・ぼっちアニメでもある大傑作!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190529/p1

2018年秋アニメ評! 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』#1~10(第一章~第三章) ~戦争モノの本質とは!? 愛をも相対視する40年後のリメイク!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20181208/p1

2018年秋アニメ評! 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』 ~ぼっちラブコメだけど、テレ隠しに乾いたSFテイストをブレンド

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190706/p1

2018年秋アニメ評! 『ゴブリンスレイヤー』 ~レイプに売春まで!? 周縁のまつろわぬ民は常に憐れで正義なのか!?

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200209/p1

2018年夏アニメ評! 『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』 ~声優がミュージカルも熱演するけど傑作か!? 賛否合評!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190728/p1

2018年春アニメ評! 『ヲタクに恋は難しい』 ~こんなのオタじゃない!? リア充オタの出現。オタの変質と解体(笑)

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200216/p1

2018年3大百合アニメ評! 『あさがおと加瀬さん。』『やがて君になる』『citrus(シトラス)』 ~細分化する百合とは何ぞや!?

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191208/p1


2017~18年アニメ評! 『魔法使いの嫁』・『色づく世界の明日から』 ~魔法使い少女にコミュ力弱者のボッチ風味を加味した良作!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201129/p1

2017年秋アニメ評! 『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』 ~世評はともかく、コレ見よがしの段取りチックな鬱展開だと私見(汗)

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190926/p1

2017年夏秋アニメ評! 『はじめてのギャル』『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』 ~オタの敵・ギャルやビッチのオタ向け作品での料理方法!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201220/p1

2017年夏アニメ評! 『地獄少女 宵伽(よいのとぎ)』 ~SNSイジメの#1から、イジメ問題の理知的解決策を参照する

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191201/p1

2017年春アニメ評! 『冴えない彼女の育てかた♭(フラット)』 ~低劣な萌えアニメに見えて、オタの創作欲求の業を美少女たちに代入した生産型オタサークルを描く大傑作!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191122/p1

2017年春アニメ評! 『正解するカド KADO: The Right Answer』 ~40次元の超知性体が3次元に干渉する本格SFアニメ。高次元を材としたアニメが本作前後に4作も!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190929/p1

2017年春アニメ評! 『ID-0(アイ・ディー・ゼロ)』 ~谷口悟朗×黒田洋介×サンジゲン! 円盤売上爆死でも、宇宙SF・巨大ロボットアニメの良作だと私見

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190924/p1

2017年春アニメ評! 『ゼロから始める魔法の書』 ~ロリ娘・白虎獣人・黒幕悪役が、人間×魔女×獣人の三つ巴の異世界抗争を高踏禅問答で解決する傑作!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191128/p1

2017年冬アニメ評! 『幼女戦記』 ~異世界近代での旧独vs連合国! 新自由主義者魔法少女vs信仰を強制する造物主!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190304/p1

2017年冬アニメ評! 『BanG Dream!バンドリ!)』 ~「こんなのロックじゃない!」から30数年。和製「可愛いロック」の勝利!(笑)

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190915/p1


2016~18年チア男女やマラソン部を描いたアニメの相似と相違! 『チア男子!!』『アニマエール』『風が強く吹いている』

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190603/p1

2016~17年アニメ評価! 『くまみこ』『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』『ネト充のススメ』 ~コミュ症女子を描いた3作品の成否は!?

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201213/p1

2016年夏アニメ評! 『ラブライブ!サンシャイン!!』 & 後日談映画『ラブライブ!サンシャイン!! Over the Rainbow』(19年) ~沼津活況報告 & 元祖に負けじの良作と私見

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200628/p1

2016年夏アニメ中間評! 『ももくり』『この美術部には問題がある!』『チア男子!!』『初恋モンスター』『Rewrite』『ReLIFE』『orange』

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160903/p1

2016年春アニメ評! 『迷家マヨイガ-』 ~現実世界からの脱走兵30人! 水島努×岡田麿里が組んでも不人気に終わった同作を絶賛擁護する!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190630/p1

2016年春アニメ評! 『マクロスΔ(デルタ)』&『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』(18年) ~昨今のアイドルアニメを真正面から内破すべきだった!?

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190504/p1


2015年秋アニメ評! 『ワンパンマン』 ~ヒーロー大集合世界における最強ヒーローの倦怠・無欲・メタ正義・人格力!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20190303/p1

2015年秋アニメ評! 『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』 往年の国産ヒーローのアレンジ存在たちが番組を越境して共闘するメタ・ヒーロー作品だけれども…

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20190302/p1

2015年秋アニメ評! 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 ~長井龍雪岡田麿里でも「あの花」「ここさけ」とは似ても似つかぬ少年ギャング集団の成り上がり作品!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191105/p1

2015年夏アニメ中間評! 『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』『六花の勇者』『おくさまが生徒会長!』『干物妹!うまるちゃん』『実は私は』『下ネタという概念が存在しない退屈な世界

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20150901/p1

2015年春アニメ評! 『響け!ユーフォニアム』 ~手放しの傑作か!?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160504/p1

2015年冬アニメ評! 『SHIROBAKO』(後半第2クール) ~アニメ制作をめぐる大群像劇が感涙の着地!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160103/p1


2014年秋アニメ評! 『SHIROBAKO』(前半第1クール) ~アニメ制作の舞台裏を描く大傑作爆誕

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20151202/p1

2014年秋アニメ評! 『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) ~ガンダムSEEDの福田監督が放つ逆「アナ雪」! 女囚部隊に没落した元・王女が主役のロボットアニメの悪趣味快作!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191222/p1

2014年秋アニメ評! 『ガンダム Gのレコンギスタ』 ~富野監督降臨。持続可能な中世的停滞を選択した遠未来。しかしその作劇的な出来栄えは?(富野信者は目を覚ませ・汗)

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191215/p1

2014年春アニメ評! 『ラブライブ!』(第2期)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160401/p1


2013年秋アニメ評! 『WHITE ALBUM 2』 ~「冴えカノ」原作者が自ら手懸けた悲恋物語の埋もれた大傑作!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191115/p1

2013年秋アニメ評! 『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』 ~低劣な軍艦擬人化アニメに見えて、テーマ&萌えも両立した爽快活劇の傑作!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190922/p1

2013年秋アニメ評! 『サムライフラメンコ』 ~ご町内⇒単身⇒戦隊⇒新旧ヒーロー大集合へとインフレ! ヒーロー&正義とは何か? を問うメタ・ヒーロー作品!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20190301/p1

2013年夏アニメ評! 『げんしけん二代目』 ~非モテの虚構への耽溺! 非コミュのオタはいかに生くべきか!?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160623/p1

2013年春アニメ評! 『這いよれ!ニャル子さんW(ダブル)』

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20150601/p1

2013年春アニメ評! 『惡の華』前日談「惡の蕾」ドラマCD ~深夜アニメ版の声優が演じるも、原作者が手掛けた前日談の逸品!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191006/p1

2013年冬アニメ評! 『まおゆう魔王勇者』『AMNESIA(アムネシア)』『ささみさん@がんばらない』 ~異世界を近代化する爆乳魔王に、近代自体も相対化してほしい(笑)

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20200126/p1

2013年冬アニメ評! 『ラブライブ!』(第1期)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160330/p1


2013~14年3大アイドルアニメ評! 『ラブライブ!』『Wake Up,Girls!』『アイドルマスター

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20150615/p1

2012年秋アニメ評! 『ガールズ&パンツァー』 ~爽快活劇に至るためのお膳立てとしての設定&ドラマとは!?

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190622/p1

2011年春アニメ評! 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 ~別離・喪失・齟齬・焦燥・後悔・煩悶の青春群像劇の傑作!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191103/p1

2011年冬アニメ評! 『魔法少女まどか☆マギカ』最終回「わたしの、最高の友達」 ~&『フリージング』『放浪息子』『フラクタル

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20120527/p1

2008年秋アニメ評! 『鉄(くろがね)のラインバレル』 ~正義が大好きキャラ総登場ロボアニメ・最終回!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20090322/p1

2008年春アニメ評! 『コードギアス 反逆のルルーシュR2』 ~総括・大英帝国占領下の日本独立!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20081005/p1

2008年春アニメ評! 『マクロスF(フロンティア)』(08年)#1「クロース・エンカウンター」 ~先行放映版とも比較!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080930/p1

2008年春アニメ評! 『マクロスF(フロンティア)』最終回評! ~キワどい最終回を擁護!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20091122/p1

2008年冬アニメ評! 『墓場鬼太郎

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080615/p1


2007年秋アニメ評! 『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』 ~第1期・第2期・劇場版・総括!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100920/p1

2007年秋アニメ評! 『GR ジャイアントロボ

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20080323/p1

2007年春アニメ評! 『ゲゲゲの鬼太郎』2007年版

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20070715/p1


2006年秋アニメ評! 『天保異聞 妖奇士(てんぽういぶん あやかしあやし)』

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20070317/p1

2006年夏アニメ評! 『N・H・Kにようこそ!』

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20061119/p1


2005年秋アニメ評! 『BLOOD+(ブラッド・プラス)』

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20051025/p1

2005年春アニメ評! 『英国戀(こい)物語エマ』

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20051022/p1

2005年春アニメ評! 『創聖のアクエリオン』 ~序盤寸評

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20051021/p1


2004年秋アニメ評! 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シード・デスティニー)』 ~完結! 肯定評!!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060324/p1

2004年春アニメ評! 『鉄人28号』『花右京メイド隊』『美鳥の日々(みどりのひび)』『恋風(こいかぜ)』『天上天下

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040407/p1

2004年冬アニメ評! 『超変身コス∞プレイヤー』『ヒットをねらえ!』『LOVE♡LOVE?』『バーンアップ・スクランブル』『超重神グラヴィオン ツヴァイ』『みさきクロニクル ~ダイバージェンス・イヴ~』『光と水のダフネ』『MEZZO~メゾ~』『マリア様がみてる』『ふたりはプリキュア

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040406/p1


2003年秋アニメ評! 『カレイドスター 新たなる翼』 ~女児向け・美少女アニメから真のアニメ評論を遠望! 作家性か?映画か?アニメか? 絵柄・スポ根・複数監督制!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040408/p1

2003年春アニメ評! 『妄想科学シリーズ ワンダバスタイル』『成恵(なるえ)の世界』『宇宙のステルヴィア』『ASTRO BOY 鉄腕アトム

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040403/p1

2003年冬アニメ評! 『ストラトス・フォー』『ガンパレード・マーチ ~新たなる行軍歌~』『MOUSE[マウス]』『ぱにょぱにょ デ・ジ・キャラット』『陸上防衛隊まおちゃん』『朝霧の巫女』『らいむいろ戦奇譚

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040402/p1



Dr.STONE』2期が完結とカコつけて。2019年夏の漫画原作アニメ6本評!
#DrSTONE #手品先輩 #彼方のアストラ #かつて神だった獣たちへ #炎炎ノ消防隊 #荒ぶる季節の乙女どもよ



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