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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 ~『まどマギ』が「特撮」から受けた影響&与えた影響!

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』『せいぜいがんばれ! 魔法少女くるみ』『魔法少女 俺』『魔法少女特殊戦あすか』『魔法少女サイト』『まちカドまぞく』 ~爛熟・多様化・変化球、看板だけ「魔法少女」でも良作の数々!
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『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』 ~『まどマギ』が「特撮」から受けた影響&与えた影響!

(文・T.SATO)
(2020年3月3日脱稿)(2020年8月11日脱稿の小文も追加)


 ご町内を守るために魔物と戦う10代の少女たちを描く魔法少女モノに、リアルロボアニメ的な手法を持ち込んで2010年代の深夜アニメの金字塔ともなった『魔法少女まどか☆マギカ』(11年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20120527/p1)と世界観を同じくする作品。スマホゲームの方が先行して、ひらがなの「けやき坂46」(現・日向坂46)主演の2.5次元ミュージカルを経て、ついに深夜アニメ版が放映された。キャラクターデザイン以外の監督&脚本陣は交代している。
 まぁ凝りに凝ったSF&人間ドラマのストーリーで一度は完結してしまった作品の外伝を作るのは至難のワザ。その上で云うけれども面白くないなぁ(汗)。



 2010年代のTVアニメ史に残る名作深夜アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』。その世界観を借りて、ご町内レベルの平和を守る女子中学生であれば、別の街々でも魔法少女たちがひそかに魔物と日夜戦っていても不思議ではナイだろうと、放映当時から世界観は同じでも市町村や主人公集団を別とするマンガ作品などがメディアミックスで展開されてきた。
 本作はその手法で、本家が続編劇場版(13年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201122/p1)をもって完結したあとに、改めて公式の製作委員会が本格的に製作を開始した本流作品となる。


 ただし、まずはスマホゲームでの展開で、次に2.5次元のミュージカルで。ビッグタイトルのゲーム化なので、ゴールデンタイムでもフィギュアスケートの外人少女をフィーチャーしたCMをゴールデンタイムで長期にわたってバンバン流していたので、2020年冬季では一番知名度が高いオタ向け深夜アニメであることは間違いがない。


 原典たる『魔法少女まどか☆マギカ』を大雑把に云えば、女児向けアニメ『美少女戦士セーラームーン』(92年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20041105/p1)以来のヒロイン戦隊vs悪の組織との攻防をハイブロウに、ヒーローロボットアニメに対するリアルロボットアニメのような手法で描きつつ、魔法少女同士も抗争する姿を描いた作品でもあった。


 もちろん、13人の仮面ライダーがそれぞれの夢を叶えるためにバトルロイヤルしたTV特撮『仮面ライダー龍騎(りゅうき)』(02年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20021109/p1)の大ヒットの影響は大きい。この作品以降、ゲームやアニメでは『龍騎』の影響を受けた同工異曲の作品が氾濫! 同じくバトルロイヤルものの『Fate/stay night(フェイト/ステイ・ナイト)』(06年)シリーズの原作者をはじめ、作り手側も『龍騎』からの影響を公言してはばからなかったモノだけど、本作の脚本を務めたゲームライター上がりの虚淵玄(うろぶち・げん)もそれを公言。
 この作品でその実力が認められて、その後は深夜アニメ『サイコパス』(12年)、ロボットアニメ『翠星(すいせい)のガルガンティア』(13年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20140928/p1)や『仮面ライダー鎧武(ガイム)』(13年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20140303/p1)、セル画ライクな3D-CGアニメ映画『楽園追放』(14年)や『GODZILLAゴジラ) 怪獣惑星』シリーズ3部作(17~18年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20171122/p1http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20180622/p1http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20181123/p1)などで八面六臂の活躍をすることになるのはご承知の通りである。


 ただし、原典たる『まどマギ』もあまたのバトルロイヤルものと同様に、作り手や評論オタクが騒ぐほどには価値観の多様化・価値相対主義を訴えるものではない。
 主人公以外のバロルロイヤル参画者たちがいかに「ミーイズム」から来る動機や、せいぜいが社会全体の「公共」よりも身内・仲間・恋人といったウチワな「私」のみを優先して、あるいは「アナーキズム」(無秩序・無政府主義)や「サイコパス」(先天的な冷血や攻撃的・嗜虐的な性格異常)といった人物たちがバトロワに参戦していたとしても、だいたい主人公はそのバトルロイヤル自体をとめるべく邁進している善人ではあり(笑)、『まどマギ』の主人公も同様であってそれを最後まで貫いていく。


 『龍騎』でも『Fate』でも『コードギアス 反逆のルルーシュ』(06年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20081005/p1)などでもバトルロイヤル・システムを構築した御仁が仮に登場したとしても、その正体はチンケな小人物であったり彼なりの同情すべき動機があったり、単に時系列の最初に位置していただけであってラスボスたりえず、一応の巨悪は別に設定されたりもしていた。
 仮にシステムを構築した御仁を打倒できたとしても、人間の欲望や動物的本能にも根差したバトルロイヤル・システムそれ自体は止まらずに動きつづけるあたりが、専制的な王さまや安倍ちゃんやトランプなどの人格悪を首チョンパさえすれば即座に平和が訪れるというような「革命幻想」・旧態左翼的な「階級闘争図式」――熟議による求心的な議会制民主主義ではなく、単なる遠心的な無政府主義に陥りがちなソレ――を乗り越えており、ついにジャンル作品もココまでの境地に達したか……と実に感慨深いものもあったのだ。


 そう、『まどマギ』でも白い小動物型マスコットキャラ・キュウべぇはラスボスや人格悪ではなかったのである。真のラスボスと目されるべきはもっと上位の事象にあった。人間が動植物を食するように、高次元宇宙の存在であるマスコットキャラもまた人間の精神エネルギーを補給しないと絶滅してしまうという食物連鎖の生態系、あるいは劇中世界における「宇宙の法則」(システム!)それ自体! という抽象的なモノが根本原因・ラスボスであったというオチ!
――『ウルトラマンオーブ』(16年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170415/p1)でも星間文明存続を審判する役割を務めているロボット怪獣ギャラクトロンが、高次な精神生命体などにはまだ進化しておらず低次で残酷な「食物連鎖の生態系」に留まっている存在ゆえに全地球生命を滅ぼそうとする前後編があったなぁ(汗)――


 そんなモノは現実的には解決不可能な宿痾なのだけど、そこは広義でのSF。それまでの展開における幾度もの時間ループ要素で蓄積した「因果のエネルギー」という仮想的な要素を援用して、宇宙の法則・システム・ルールの土俵それ自体をズラして改変を試みる!――単なる代案なき反体制ではなく、真の意味での民主主義的な立法!――


 超過去~超未来に至るまでの歴史の大局それ自体は変えない。すなわち、個人の人生途上における切実な選択や決断、街の平和を守るための正義感やヤリ甲斐に、その過程でできた仲間・戦友たちとの小さな喜びや充実感などの人生体験といった歴史それ自体は肯定する!
 しかし、魔法少女たちとマスコットキャラがその最期(さいご)に到着する運命(不幸)だけをなかったことにするために、一応の各話における暫定的な敵の化け物でもあり、古今東西の歴史に出現していた「魔女」を「魔獣」で代替する!
 そして、歴史上のすべての魔法少女のみならず、陳腐凡庸な作劇であればラスボスとして撲滅されたであろうマスコットキャラまでをも救ってみせるような大歴史改変をも行なってみせる!
 そのためにも、我が身を「空間」的には「宇宙」全体、「時間」的にも超過去~超未来を貫く「時空」それ自体へと超拡張!


 「神」そのものではナイけれども「神近き存在」としての万能に近い超能力を駆使して、魔法少女たちが死後に宇宙の法則で「魔女」と呼ばれる宿敵怪物へと変貌してしまう必然・運命それ自体を変えてしまう。魔法少女たちの末期・臨終の瞬間には救済を与える存在に自らが成ってみせる。
 そのために、キュウべぇの故郷である高次元世界よりもさらに上位に位置している高次元世界(天上世界)の存在へと上昇して、その高みから地上・3次元世界の超過去~超未来にわたって永遠に絶え間なく干渉しつづけてみせるという、既存の「宇宙の法則」の一部に新たに上書き・付加された新しい「宇宙の法則」を担う一端・概念・作用にすら昇華する。
 しかして、彼女が住まっていた現世や歴史からはその痕跡を永遠に消滅させて、最初から存在しなかったことになってしまう究極の自己犠牲が描かれることで、視聴者に滂沱の涙をこぼさせる。


 しかしこのオチは、よりリベラルな御仁たちからは、中学生の少女ひとりにここまでの滅私奉公・キリスト的な受難を背負わせる作劇自体がヤリ過ぎで封建的ではないのか? といった反発をも惹起していたものであった。
――こう書いてくると、『龍騎』の影響で誕生した『まどマギ』は、今度は『仮面ライダービルド』(17年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20181030/p1)と『仮面ライダージオウ』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191020/p1)における、ライダーも敵怪人もその両者の戦いそれ自体もそもそも存在しなかったことになった歴史改変ラストにも逆影響を及ぼしていたことが見て取れる。『ウルトラマンジード』(17年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170819/p1)冒頭で超時空消滅爆弾で破壊された並行宇宙のひとつを救うために、そこの宇宙でウルトラ一族の長老・ウルトラマンキングが宇宙大に拡大して宇宙と一体化、破壊された大宇宙自体を弥縫・縫合していたのもまた同様――



 そーいうワケで、作品世界の大ワクはすでに確定してしまっている作品なので、作劇の自由度が狭まるのかもしれないのだけど、この外伝『マギアレコード』は敵の不定型生物が「魔獣」ではなく「魔女」の名称のままなので、歴史改変前の時空を舞台としていることがわかる。


 で、観てみた……。


 ウ~ム。個人的にはあまり面白くは感じられないなぁ。


 たしかに安直な作りの外伝ではない。原典と同じことをしてもインパクトはナイのだから、別の要素――新主人公少女の世界では物理的な記録からは消えてしまっているらしい、主人公の「妹」探し――を投入して、そこで引っ張ろうというのもまぁ作劇アイデア的には正しいとも思う。


 しかし……。なにか爽快感やカタルシスがナイよなぁ。果たして、その原因とは何か?


 コレを脚本家や総監督の交代に求めるのはトートロジー・同語反復にすぎず、作劇術の分析にはなっていないだろう。
 そうか、わかってきた。筆者も先に本作の原典作品のドラマ・テーマ・SFギミックの解題などを散々にやってきていてナニだけど、そこだけを腑分け・解剖して俎上に上げてみせても、その作品のトータリティをわかったことにはなってはいなかったのだ。


 作り手たちも、あるいは評論オタクたちも、原典作品のドコが面白かったのかについての誤解もあったのではなかろうか?
 後出しジャンケンで思うに、本作『マギレコ』は「人間ドラマ」の方が中心となっており、各話ごとの「変身」・「魔空空間での戦闘」・「必殺ワザでの勝利」! といったところがヤマ場にはなっていないのだ。


 思えば、原典作品はいかに「人間ドラマ」が陰鬱にコジれても、「戦闘シーン」で強制的に「カタルシス」(快感)が発生することで盛り上がりが作れていたし、「各話単位での一応の終わった感」も担保されたりして、一方でヘビーな描写や悲劇があってももう片方の重りでシーソー的に作品のバランスが取れていたのだとも私見をするのだ。


 やはり、ドラマやテーマ以前の作品の「インフラ」の次元における「基本フォーマット」といった「下部構造」にも作品は規定されている。原典作品でも結局はヒロイン(魔法少女)vs敵怪人(魔女)との美麗な異空間での戦いの場面が各話のクライマックスとなることで、そこで勝利も描かれて強制的に各話にカタルシスも発生し、それにより各エピソードのメリハリや起承転結感も強めていたのであったのだ。


 そしてこの外伝作品は、各話のアクロバティックな魔法少女vs魔女との壮快な戦いの場面よりも、ドラマ・テーマを描いたシーンの方をクライマックスとすることで、皮肉にもかえってドラマやテーマが埋もれてしまっているのである。
 やはりインフラ・ハードウェアといった基盤、ひいてはグーデンベルグの「活字印刷」や蔡倫が発明した「紙」のような根っ子にある技術のごとく、「勧善懲悪物語作品」における歌舞伎的な「型」といった作劇上での技術・ベースがあってこその、その上に乗っかるモノとしての「文学」や「人間ドラマ」や「社会派テーマ」に「近代的自我」やイジイジとした「内面描写」(笑)なのである。


 つまりこの外伝作品は、ヒロイズムや戦闘のカタルシスを軽視することで、かえってそのトッピングであるドラマやテーマとの相対的な「落差」も減ってしまって、それらが際立ってこないのだ。
 原典作品では「戦闘場面」での「異世界背景美術」や「魔女のデザイン」といった、「特撮」ジャンル作品でいうならば「特撮班」「特撮美術デザイナー」「特撮監督」に相当する役職を担当していた「劇団イヌカレー」のメンツが脚本&監督に昇格しても、こーなってしまうとは何たる皮肉!


 古い世代のオタクが挙げる例で恐縮だけど、1970年代前半の第2期ウルトラマンシリーズでは、それを先駆けるところの60年代後半の第1期ウルトラシリーズとは異なり、「怪獣」や「SF性」や「事件」に対する驚き・サプライズよりも、70年安保前後の学生運動の挫折や公害の頻出に伴なう科学や明るい未来への幻想の崩壊といった時代の空気・風潮や、TV局側の担当プロデューサー・橋本洋二の意向もあってドロくさい「人間ドラマ」や「社会派テーマ性」が指向されていた。
 しかしそれは、同時期に同じTV局の担当プロデューサーが担当した児童向け実写TVドラマ群と比しても、そのドラマ性やテーマ性がカナリ重たいものなのだ。


 憶測するに「ウルトラマン」などの戦闘ヒーローものは最後の必殺ワザで敵を倒してしまえることで、そこに強制的にカタルシスが発生して物事が晴れて見えてしまうので、むしろプロデューサーもイイ意味でそこに無意識に甘えて重たいドラマやテーマを各話の脚本家に要求し、あるいは脚本家の側も直感的にそのように執筆してしまい、それでも番組の様式美的なアクションやヒロイズムとの対比で「テーマ」の方もかえって際立ったのではなかろうか?
 そして、この機微が――筆者も含めて――判っていなかったがために、後年のマニア上がりが作ったシリアス志向・テーマ志向のジャンル作品群が概してツマラなくなってしまったのではなかろうか? ドラマやテーマの基盤となるインフラ、シリーズのフォーマット・型を作ってきた、昭和の「ウルトラマン」であれば金城哲夫(きんじょう・てつお https://katoku99.hatenablog.com/entry/20210718/p1)、昭和の「仮面ライダー」であれば伊上勝(いがみ・まさる)に対しても、そのような観点からの深掘りが改めて必要なようにも思うのだ。



 で、ググってみても本作『マギレコ』はあまり評判が良くないようにも思えたのに、20年冬季アニメの円盤売上は1位の1万枚超え! ……いやまぁもちろん、作品評価も最終的には個人の好みなのだけど、批評・感想屋たちの感慨と素朴に楽しんだり信者的に観ている層の感慨との違いの大きさが(笑)。


 結論。筆者も先年に観劇したアイドルグループ「けやき坂46(フォーティシックス)」(現・日向坂46(ひなたざかフォーティシックス))が演じた2.5次元ミュージカル版(18年)の『マギアレコード』の方がドラマ的にもエンタメ的にも良作だったと思う(笑)。イヤ、マジで。機会があれば詳述したいと思います。


(了)
(初出・当該ブログ記事~オールジャンル同人誌『DEATH-VOLT』VOL.84(2020年3月8日発行予定⇒コロナ禍で即売会中止により4月5日発行)に、オールジャンル同人誌『SHOUT!』VOL.77(20年8月15日発行)に発表した小文を追加)


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