余は如何にして関東UHFアニメ視聴者となりしか? 2003~04年春アニメ評にあたっての所感
2004年春アニメ評 〜『鉄人28号』『花右京メイド隊』『美鳥の日々』『恋風』『天上天下』
拙ブログ・トップページ(最新10記事)
拙ブログ・全記事見出し一覧
2004年冬季アニメ評 〜『超変身コス∞プレイヤー』『ヒットをねらえ!』『LOVE♥LOVE?』『バーンアップ・スクランブル』『超重神グラヴィオンツヴァイ』『みさきクロニクル〜ダイバージェンス・イヴ〜』『光と水のダフネ』『MEZZO〜メゾ〜』『マリア様がみてる』『ふたりはプリキュア』
(文・T.SATO)
(04年4月執筆)
『超変身コス∞プレイヤー』
タイトルが、既成の単語の羅列とは(汗)。
それを云ったら、『仮面ライダー』や『ウルトラマン』も同じかナ(笑)。
「超変身」も『仮面ライダークウガ』(00年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20001106/p1)の強化モード時への変身時の掛け声からの引用(メインライターが同じだから・汗)。
30分ワクの前半Aパート用新作アニメ(……Bパートは美少女アニメ『りぜるまいん』(02年)の再放送)。
TVアニメ最高級の、キャラデザと作画とアクション(動き)と背景美術と演出を達成してるけど……。
おハナシが一切ないというか、お台場みたいな湾岸ベイエリアで、敵の化物とひたすらに戦って、敵が巨大化すると量産型エヴァになって、正義の美少女集団側も女性型巨大ロボを呼んで……という。
美少女戦士たちは、変身前の日常描写がありません。……こまってしまうなぁ(笑)。
『コス∞プレイヤー』は、2カ月で終了。しかし即座に第2部がスタートするも、後半Bパートでの放映。
注目のAパートは……。
ASIN:B000CEK5EA:Detail
ASIN:B0001DD2SI:Title
ASIN:B000CEK5AY:Title(2006年)
『ヒットをねらえ!』
ドコかで見たような、花の銀座の「丸の内東映」があって上層階に東映本社もある東映会館にクリソツな、宝竹会館。
そこにある映画会社・宝竹。
宝竹社員のメガネっ娘の小柄、お子ちゃま体型、駆け出し新人女性プロデューサーの物語。
『非情のライセンス』(73年)ならぬ『無常のライセンス』(笑)の大ファンで、刑事ものを手掛けたかった彼女。
しかし、彼女が配属されたTV番組は……、ナンとジャリ向けの『超変身コス∞プレイヤー』であった!
……フザケるのも、たいがいにしろ!(笑)
『コス∞プレイヤー』は、『ヒットをねらえ!』世界の中の特撮戦隊ヒーロー番組だったのだ! ……多分。
彼女が、イヤミな敏腕プロデューサー上司(白倉紳一郎?)や撮影現場のベテランオヤジ(いのくままさお?)、オーディションや衣装合わせに本読みや役者陣に脚本家(上原正三? 名前は高久進との合体)や玩具屋や玩具イベントに公開公募ロケ(笑〜『劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト』(03年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20031104/p1))で奮戦していく物語。
シリーズ構成は『コス∞プレイヤー』同様、『爆竜戦隊アバレンジャー』(03年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20031111/p1)、『特捜戦隊デカレンジャー』(04年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20041112/p1)のメインライター荒川稔久(あらかわ・なるひさ)氏。荒川サンも遊んでるなぁ……。いやアニメ界も、企画が爛熟の果てに達しているというべきか。
ズバ抜けて面白いというほどでもないけど、つまらないといって斬り捨てるほどでもないので、ズルズル鑑賞中。
後日付記:一応の主人公のモデルは、平成『仮面ライダー』で補佐的プロデューサーを務めてる東映の武部直美氏ですか? 彼女は30代ですが(笑)。
ASIN:B0001Z2Z9S:Detail
ASIN:B000CEK5B8:Title(2006年)
さらなる後日付記:
『LOVE♥LOVE?』
『ヒットをねらえ!』本放映と『コス∞プレイヤー』再放送のカップリングが2ヶ月で終わると、今度はさらなるスピンオフ作品『LOVE♥LOVE?(LOVELOVE?)』と『ヒットをねらえ!』の再放送!
ベタベタなタイトルの『LOVE♥LOVE?』の内容は、コス∞プレイヤー5人の中の人こと美少女女子高生女優たちが、番組の中で目立てるよう、良いシーンをもらえるよう、原作者のこれまた男子高校生に対して誘惑合戦を仕掛けるというもの。15秒に1回は、パンチラが観られます……(汗)。
5人の女子高生たちの名前は、八神菜摘・桂木洋子・城ヶ崎ヒカル・今村さやか・早坂みく。ハイ、歴代スーパー戦隊ヒロインたちの姓&名前のシャッフルですね。
原作者の男子高校生の名前が大泉くん。『ヒットをねらえ!』の主人公でもあるプロデューサーの名前は生田美月。
本作で彼らのネーミングは、東映は東京練馬の大泉撮影所、昭和『仮面ライダー』製作でおなじみ神奈川県は小田急線沿線、今は亡き生田撮影所が元ネタであることが判明。……だからスゴいとか云う気は毛頭ないけれど(笑〜ダメとも云わないよ)。
それよりもスゴいのが、『ヒットをねらえ!』本放映ではエンディング楽曲しかなかったのに、再放送ではエンディング楽曲カットの代わりに追加された、生田美月の中のヒトこと我らが能登麻美子(のと・まみこ)嬢が、その艶がありつつも、歌を歌うには声量が足りないのか肺活量が足りないのか、途中で途切れそうな声で懸命に歌っている主題歌(ASIN:B000CEK5EK・ASIN:B00023GU2W・ASIN:B0006OR2T2)。
妙に胸がしめつけられ、ハートをわしづかみにされ、キュンとしてきて、萌え感情を惹起せられてしまう……。
「♪ い〜く〜た み〜つき〜〜 ひゃくよん〜じゅ ななセン〜チ。
だ〜け〜ど ハ〜トは〜〜 ……」
……作り手たちよりも、受け手である筆者の方が一番ダメダメってことだナ(笑)。
ASIN:B000CEK5EU:Detail
ASIN:B0002ADHTE:Title
『バーンアップ・スクランブル』
近未来の警察の美少女特殊部隊もの。
90年代のOVA作品(ASIN:B0001E3CD2)のリメイク。OVAの方は、友人に聞くとネギシヒロシ監督作品だったようだ(未見)。
スレンダー・メチャスリム系が流行の近年では珍しく、バスト・ウェスト・ヒップが、ボン・キュッ・ボン系のキャラデザイン(笑)。
スゴイ! こんなに作画が悪い作品は今日び珍しい!
多分、他のアニメでかさんだ赤字を解消するための噛ませ企画で、外注の下請け製作会社に出して安くあげることが主眼のアニメなのだろう!? しかもそれなのに、作画枚数を喰いそうなアクションものだなんて!(笑)。
でも、この安っぽさを逆手に取ったかのような、『水戸黄門』(69年〜)的展開や、脇役連中のお約束ギャグの数々は、個人的にはなんだかほどほどに面白いゾ。
作画が悪いので、それ系のファンが付いたり、DVDが売れるとは思えないけれど……。
ASIN:B0001M6GUA:DETAIL
『超重神グラヴィオンZwei(ツヴァイ)』
ツヴァイは、ドイツ語で「2」の意味。転じて、結婚相談所の名前にも転用されている(笑)。
前作は見ていないけど、要はいわゆる、敵がいて正義がいる合体ロボットものなので、難解なところはなく楽しめた。
でも……。30代男性オタクしか、このアニメ見てないんじゃあ(汗)。
ASIN:B0001E3E94:Detail
ASIN:B000194U24:Title
『みさきクロニクル〜ダイバージェンス・イヴ〜』
03年夏季に放映された『ダイバージェンス・イヴ』の続演。初作はサイアクの印象だったが、本作はフツーにフラットに見ることができた。
なんか、地球全体が時間障壁(?)に包まれて、異次元の化物の侵攻を阻止するために、そして前作で消失してしまった主人公みさきをも探すために、仲間たちが衛星軌道上から過去の地球に行く……といった内容なのかなぁ(自信ナッシング)。
漆黒の宇宙と金属の宇宙ステーションとその内壁しか出てこなかった前作とは異なり、過去の地球の山や海や大地が舞台背景。
ガキのころは壮大な宇宙のビジュアルの方にワクワクしたけど、歳喰って地ベタの風景の方がスキになったのか……、それが本作に対する個人的な親しみやすさの一因なのかナ? しょせんはドチラも単なる絵に過ぎないとも云えるけど。
もちろん大前提として、話自体がわかりやすくなったことは云うまでもない。……女性キャラ連のミサイルオッパイ高速振動もなくなりました(笑)。
ASIN:B000194U1U:Detail
『光と水のダフネ』
陽光が射しこむ波間ゆらめく明るいさわやかな水面下、水泡の音も今にも聞こえそうなビジュアルとサウンドのオープニング主題歌で開幕。
主題歌「明日のBlue wing」(ASIN:B0001925KS)は、本作放映開始3ヶ月前にはじまった実写版『美少女戦士セーラームーン』(03年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20041105/p1)の主題歌「キラリ☆セーラードリーム!」(ASIN:B0000DJW7C)でもおなじみ女子高生・小枝(さえ)ちゃん(現・弓原七海)の歌唱。さわやかさが徐々に、透明感を保ったまま予感や勇壮さ・高揚につながっていくような楽曲がお見事な名曲。
未来の湾岸のウォーターフロント(←同義語だっけ?・汗)が舞台の、危険代行業の美少女アニメ。
でも、いわゆるナヨナヨ美少女は主人公だけで、あとの4人は少女というよりオトナやお姉さん系の美女ふたりに、凶暴な戦闘美少女ふたりだったりして……(汗)。
#1はお爺さんとふたり暮らしの海上警察(?)就職志望の受験生美少女の日常。ほとんど合格間違いなしのハズが不合格(!)。失意の少女に追い討ちをかけるように、お爺さんが心臓発作で死亡。天涯孤独になるや、借家だった自宅も手放さざるをえなくなり、モノレール(?)で海を挟んだ郊外スラム街に都落ち……。治安の悪いその街でさっそく事件にまきこまれ……ってなストーリー。
って演出の密度・テンションといい、#1のツカミはそーとーなモノだゾ。
この作品は、マンガチックで美少女アニメ的なギャグの文法でまぶしつつも、湾岸周辺のハイソ(というかアッパーミドル=中流階級以上)とスラムの生活感の落差・断絶を醸した背景美術と、事件解決もの的ウェルメイドなストーリーで、けっこうイイかもしんない。オイラ、けっこうハマッてます。
仕事着というか、戦闘(?)時になると、およそ現実的ではない、半裸なボンデージだったりヌーブラならぬヌーパンティ(?)に、5人各自がコスチュームチェンジするのは仕事上、危険じゃないのかって?
……サン、ハイ。それは云わないお約束ゥ。
そーいうモンだろう(笑)。
コレって4月になっても終わらないというとは、2クールアニメなの? 製作体制ガタガタになって作画レベルがオチちゃうのでは? と危惧。
ASIN:B0001WGLYG:Detail
ASIN:B0001MQNCQ:Title
『MEZZO〜メゾ〜』
ハリウッドも認めた、作画&キャラデザあがりの、デザインも動きもオッケーな天才・梅津泰臣カントクの最新作。
美少女とオジサン入っている野郎ふたり(うちひとりの声優が広川太一郎御大! アドリブやりまくり!)。
彼らの危険代行業(このネタ多い?)な日々をつづるおハナシ。
軟弱萌えアニメとは一線を画した、圧倒的にセンスのよいオシャレでブロークンなビジュアル。でも押井守監督のアニメ映画『イノセンス』(04年)みたいにハイブロウすぎないトコに留めてる舌触りのよさが、やはり天才の天才たる所以か?
おハナシ自体はまぁフツーというか、センスはイイけど、お高くとまらずギャグにも走って。ドラマがどーこーテーマがどーこーといった作品ではなく、フンイキで楽しく見せる作品なので、内実を説明しづらいなぁ。
もちろん今日びの作品だから、美少女アニメ・萌えアニメファンにも対応。
ガンを華麗に裁き、アクロバティックな蹴りや拳をかまし、ピンクのショートヘアでオレンジのホットパンツな、媚びてないけどコケティッシュな海空来(みくら)ちゃんがひとりいるだけで、番組を商業的にも背負えてます(笑)。
(……レギュラーの、ランドセル背負ってる声の小さい小学生ロリ少女の方には、筆者は関心ありません〜汗)
ASIN:B0001ZX6A0:Detail
ASIN:B0001MQLK0:Title
『マリア様がみてる』
(テレビ東京)
(04年)現下、男女オタ最大の注目を集めている、ジュブナイル小説・少女向けコバルト文庫ヒット作のアニメ化作品ということで、お勉強のためにチェックしてみることにした。
カトリックの女子高が舞台。スール(?)という上級生と下級生が契り(!)をむすんで、生活指導がウンタラカンタラとはいってるけど、要はそこに擬似(?)恋愛がカラんでどーたらこーたらという、そっち系の女のコがときめきと憧れをいだきそうなストーリー。
この作品に、なんで若い男性オタが飛びついたのか判らないけど、小説の挿絵から萌えキャラとして消費しやすい、消費してもイイかな、このネット時代に男性オタたちの共犯でシャレで消費してもイイよね、そんなのあるのかじゃ〜オレも、赤信号みんなで渡れば怖くない的に消費したい! ……ということで飛びついたのでは?
少女マンガの古典『おにいさまへ…』(74年・ISBN:4902026287・ISBN:4122040337・91年に出崎統カントクによってTVアニメ化もされBS2で3クール放映・ASIN:B00006AUUM)の現代版(カナリ違う?)といえば、オールド世代にも判りやすい?
お話自体は淡泊で、まぁほどほどに……といったところ。
どちらかというと、オドオド下級生主人公少女の話より、むしろシリーズ後半の上級生キャラたちの番外編の方が面白いと思ってしまうのは、やはりコッチが30代のオッサンだからかナ(汗)。
(この項のみ、文・C.AZUMA)
リリアン女学園の制服は、70年ぐらいの伝統を感じさせる一方、古くさい印象は受けない。今の女の子の体型に合ってるからなんだろうな。
(伝統を重んじつつ、時代に合わせた変更が行われている学校。生徒に対する細やかな配慮が感じられる)
ところで、この制服のライン、何処かで見た記憶があった。
画家・中原淳一展で展示されていた、「乙女の港」の挿絵。
この小説は、川端康成が戦前の少女雑誌「少女の友」に連載したもの。(原作・協力者は中里恒子)
横浜のミッションスクールを舞台に上級生との擬似姉妹的な清純な友情を描いたもの、というのだそうだが、残念ながら私は未読である。
川端康成の少女小説の系譜は、文学史の時間に習わなかった。(今は教えているのかな。編:絶対、教えてないと思います・汗) それにしても、戦前からの少女文学と文化の伝統がこうして受け継がれていると思うと、不思議。
余談だけれど、ミッションスクールのイメージは戦前の少女小説の世界からきている気がする。プロテスタント系の学校にはシスターはいないし、第二次大戦後は共学になった学校が多いせいかな。
(この項のみ、文・旗手 稔)
第11話「白き花びら」(脚本/吉田玲子)。シリーズ構成と脚本を手がけている吉田は、サーカスを舞台にした少女向け(?)TVアニメ『カレイドスター』(03年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20040408/p1)のシリーズ構成・脚本も担当。
「この世界はきっと正しいものなのだろう。ならば私は、それに適合出来ない悪い子羊なのだ」。
「この世界」に適合出来ないため、ふたりだけの「理想の世界」に移りたいと願う「悪い子羊」。テレビ埼玉でリピートされているモノクロのタツノコプロ作品『宇宙エース』(65年)にも同種のテーマを扱ったエピソードが存在する。
「私は宇宙をさまよった末、やっと貴方に巡り逢えたのです。私が育つには愛情が必要なのです。私に愛情を与えて下さい。お願いします」
「ここはやはり、私の住むところじゃなかったんです」……『宇宙エース』の「宇宙の花」は「この世界」に絶望し、子どもたちを「理想の世界」へと送り出す。
『マリア様がみてる』の「子羊」は「ここ」に残る。
どちらも面白いシナリオだが、後者の結論の方が個人的には好みだ(ところで、かつての「タツノコアニメ」には「この世界」に「住むところ」を持てない孤独な人間がしばしば登場した。『宇宙エース』でも作り手は主人公に「宇宙の迷子」という悲劇的な設定を与えている。地球人でないエースは、時に「地球にとっては害」と、人々から敵対心さえ抱かれるのだ)。
第13話(最終回)「ごきげんよう、お姉さま」(脚本/高橋ナツコ)。「これだけある中で、どうやったら自分の欲しいジーンズを見つけられるの?」。
監督のユキヒロマツシタが最終回で描く世界は、少女たちの日常の微笑ましいスケッチであると同時に、70年代生まれの哲学者・東浩紀(あずま・ひろき)が投げかけた問いへの返答として読むことも出来るだろう。
「この解離的でアイロニカルでコミュニケーション志向的な時代において物語をひとつに限定することはいかに可能か」
「論理の整合性は、かならずしも人を唯一の真理には導かない。ひとつの事象があれば、それについて無数の論理的に妥当な解釈が存在しうるんだよ」
「これだけある中」から「唯一の真理」を見つけるにはどうすればいいのか。『侍ジャイアンツ』(73年)の八幡太郎平もまた、主人公・番場蛮が放つ「分身魔球」の捕球でこの問題に直面する。
「魔球もキャッチャーが捕球出来なきゃ、ただの暴投だぜ」
八幡はボールが「無数」に見える「分身魔球」の中から「ひとつ」だけ正確に選択しなければならない。「この迫力、怖い」。へっぴり腰の八幡に向けて番場蛮は叫ぶ。「見えすぎて怖い? 甘ったれんな!」。
「過視」の恐怖を蛮は「頭」ではなく「体」で克服させる。現象学探偵・矢吹駆は「本質直観」で真相を看破する。そして、『マリア様がみてる』の祥子(さちこ)はスールの妹である祐巳(ゆみ・主人公)に教わる。「全部一人で背負うと潰れてしまうから」。
ASIN:B000244RC6:DETAIL
ASIN:B0001HDJG4:TITLE
ASIN:B0001LNKW8:TITLE
『ふたりはプリキュア』
(テレビ朝日)
本作の30分前の番組『仮面ライダー剣(ブレイド)』(04年)初期編(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20041101/p1)のネット上の反響を仄聞するに、陰欝な展開にイヤケがさした特撮ファンの間で、萌えより燃え! の合い言葉を旗印に、『ふたりはプリキュア』への大地殻変動・スライド現象が起きているらしい(後日ツッコミ:ちょっと大袈裟な表記・汗)。
第2の『美少女戦士セーラームーン』(92年)が誕生する瞬間なのかも。監督はアニメ『ドラゴンボール』(86年)、『エアマスター』(03年)の西尾大介。アクション描写はバツグン! コレ、女児向けマンガなのに、なんでこんなにアクション演出が凝ってるの?(笑)
(この項のみ、文・旗手 稔)
エレベーターの墜落を文字通り「体」を張って食い止める第2話「カンベンして! 闇に狙われた街」(脚本/川崎良、演出/山吉康夫)。シリーズディレクター・西尾大介は「身体性」と「コミュニケーション」の感覚をとても大切にしている。
第10話「ほのか炸裂! 素敵な誕生日」(脚本/成田良美、演出/岩井隆央)。「自分の力で立ち上がらなきゃ。あきらめたらそこで終わりでしょ?」。宝石店に「強盗」に入った三人組の再起。『カレイドスター』第43話「ポリスの すごい プロポーズ」(脚本/中瀬理香)など、犯人の更生をクライマックスとする「強盗アニメ」というのもひとつの立派な「ジャンル」を形成している。
ちなみに、「故郷喪失」の絶望から「自分の力」で立ち上がるヒロインの姿を描いた『プリキュア』の前番組、女児向けアニメ『明日のナージャ』(03年)第42話「ひとりぼっちの故郷(ふるさと)」も成田のシナリオ。
ASIN:B0002I8566:Detail
[関連記事] ~TVアニメ評!
2021~19年アニメ評! 『古見さんは、コミュ症です。』『川柳少女』『ひとりぼっちの○○生活』 ~コミュ力弱者の女子を描いた3作の成否(笑)を問い詰める!
2021~19年アニメ評! 『五等分の花嫁』(1&2期) ~ベタでも高みに到達。告白された男子側でなく女子側の恋情で胸キュンさせる
2021~18年アニメ評! 『からかい上手の高木さん』『上野さんは不器用』『宇崎ちゃんは遊びたい!』『イジらないで、長瀞さん』 ~女子の方からカマってくれる、高木さん系アニメ4本評!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20210516/p1
2021年秋アニメ評! 『境界戦機』『メガトン級ムサシ』『マブラヴ オルタネイティヴ』『サクガン』『逆転世界ノ電池少女』『闘神機ジーズフレーム』『蒼穹のファフナー THE BEYOND』『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』 ~2021年秋8大ロボットアニメ評!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20221030/P1
2020~21年5大アイドルアニメ評! 『IDOLY PRIDE(アイドリープライド)』『ゲキドル』・『22/7』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』・『おちこぼれフルーツタルト』
2020~15年アニメ評! 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』『ようこそ実力至上主義の教室へ』『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』『月がきれい』『俺を好きなのはお前だけかよ』『弱キャラ友崎くん』 ~コミュ力弱者の男子を禁欲・老獪なヒーローとして美化した6作!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20220724/p1
2020年秋アニメ評! 『ひぐらしのなく頃に 業』『無能なナナ』『憂国のモリアーティ』『禍つヴァールハイト -ZUERST-』『池袋ウェストゲートパーク』『NOBLESSE -ノブレス-』『アクダマドライブ』『100万の命の上に俺は立っている』『魔女の旅々』 ~シブめの良作が豊作の2020年秋アニメ9本評!
2020年秋アニメ評! 『ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN』『戦翼のシグルドリーヴァ』 ~同工異曲のメカ×美少女モノでも、活劇的爽快感の有無や相違はドコに起因するのか!?
2020年秋アニメ評! 『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』(1期) ~チームでなく個人。百合性など先行作との差別化にも成功!
2020年夏アニメ評! 『宇崎ちゃんは遊びたい!』 ~オタクvsフェミニズム論争史を炎上作品のアニメ化から俯瞰する!?
2020年春アニメ評! 『文豪とアルケミスト ~審判ノ歯車~』『啄木鳥探偵處』『文豪ストレイドッグス』 ~文豪イケメン化作品でも侮れない3大文豪アニメ評!
2020年冬アニメ評! 『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』 ~『まどマギ』が「特撮」から受けた影響&与えた影響!
2020年冬アニメ評! 『映像研には手を出すな!』 ~イマイチ! 生産型オタサークルを描くも不発に思える私的理由
2020年冬アニメ評! 『ヒーリングっど♥プリキュア』終盤評 ~美少年敵幹部の命乞いを拒絶した主人公をドー見る! 賞揚しつつも唯一絶対の解とはしない!?
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20220928/p1
2020~19年アニメ評! 『ダンベル何キロ持てる?』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』 ~ファイルーズあい主演のアニメ2本評!
2020~19年アニメ評! 『私に天使が舞い降りた!』『うちのメイドがウザすぎる!』『となりの吸血鬼さん』 ~幼女萌えを百合だと云い募って偽装(笑)する3大美少女アニメ評!
2020~18年アニメ評! 『22/7』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』『音楽少女』『Re:ステージ! ドリームデイズ♪』 ~アイドルアニメの変化球・テーマ的多様化!
2020~13年アニメ評! 『はたらく魔王さま!』『魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』『まおゆう魔王勇者』『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』『百錬の覇王と聖約の戦乙女(ヴァルキュリア)』 ~変化球の「魔王」が主役の作品群まで定着&多様化!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201206/p1
2019年秋アニメ評! 『アズールレーン』 ~中国版『艦これ』を楽しむ日本人オタクに一喜一憂!?(はしないけど序盤は良作だと思う・笑)
2019年秋アニメ評! 『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』『私、能力は平均値でって言ったよね!』『旗揚!けものみち』 ~2019秋アニメ・異世界転移モノの奇抜作が大漁!
2019年夏アニメ評! 『Dr.STONE』『手品先輩』『彼方のアストラ』『かつて神だった獣たちへ』『炎炎ノ消防隊』『荒ぶる季節の乙女どもよ。』 ~2019年夏の漫画原作アニメ6本から世相を透かし見る!
2019年春夏アニメ評! 『ノブナガ先生の幼な妻』『胡蝶綺 ~若き信長~』『織田シナモン信長』 ~信長の正妻・濃姫が登場するアニメ2本他! 『超可動ガール1/6』『女子かう生』
2019年冬アニメ評! 『五等分の花嫁』『ドメスティックな彼女』 ~陰陽対極の恋愛劇! 少年マガジン連載漫画の同季アニメ化!
2019年冬アニメ評! 『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』 ~往時は人間味に欠ける脇役だった学級委員や優等生キャラの地位向上!?
2019年冬アニメ評! 『スター☆トゥインクルプリキュア』 ~日本人・ハーフ・宇宙人の混成プリキュアvs妖怪型異星人軍団! 敵も味方も亡国遺民の相互理解のカギは宇宙編ではなく日常編!?
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191107/p1
2019~17年アニメ評! 『異世界かるてっと』 ~インター・ユニバースの原典『幼女戦記』『映画 この素晴らしい世界に祝福を!-紅伝説-』『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』『盾の勇者の成り上がり』『劇場版 幼女戦記』評 ~グローバリズムよりもインターナショナリズムであるべきだ!
2019~16年アニメ評! 『ブレイブウィッチーズ』『ガーリー・エアフォース』『荒野のコトブキ飛行隊』『終末のイゼッタ』 ~美少女×戦闘機×銃器のアニメ四者四様!
2019~13年アニメ評! 『せいぜいがんばれ! 魔法少女くるみ』『魔法少女 俺』『魔法少女特殊戦あすか』『魔法少女サイト』『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』……『まちカドまぞく』 ~爛熟・多様化・変化球、看板だけ「魔法少女」でも良作の数々!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201122/p1
2018年3大百合アニメ評! 『あさがおと加瀬さん。』『やがて君になる』『citrus(シトラス)』 ~細分化する百合とは何ぞや!?
2018~10年アニメ評! 『エロマンガ先生』『妹さえいればいい。』『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』『干物妹!うまるちゃん』『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』『ささみさん@がんばらない』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 ~7大・妹アニメ評!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20221211/p1
2018年秋アニメ評! 『SSSS.GRIDMAN』前半評 ~リアルというよりナチュラル! 脚本より演出主導の作品!
2018年秋アニメ評! 『SSSS.GRIDMAN』総括 ~稚気ある玩具販促番組的なシリーズ構成! 高次な青春群像・ぼっちアニメでもある大傑作!
2018年秋アニメ評! 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』#1~10(第一章~第三章) ~戦争モノの本質とは!? 愛をも相対視する40年後のリメイク!
2018年秋アニメ評! 『ゴブリンスレイヤー』 ~レイプに売春まで!? 周縁のまつろわぬ民は常に憐れで正義なのか!?
2018年夏アニメ評! 『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』 ~声優がミュージカルも熱演するけど傑作か!? 賛否合評!
2018年春アニメ評! 『銀河英雄伝説DNT』『ウマ娘』『かくりよの宿飯』『蒼天の拳』『ガンゲイル・オンライン』『多田くんは恋をしない』『デビルズライン』『ニル・アドミラリの天秤』『ハイスクールD×D HERO』『メガロボクス』『LOST SONG』
2018年冬アニメ評! 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『からかい上手の高木さん』『メルヘン・メドヘン』『キリングバイツ』『刀使ノ巫女(とじのみこ)』『citrus(シトラス)』『ゆるキャン△』『博多豚骨ラーメンズ』『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』『グランクレスト戦記』『恋は雨上がりのように』『刻刻(こっこく)』
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190908/p1
2017~18年アニメ評! 『異世界食堂』『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』『かくりよの宿飯』 ~西欧風異世界×現代日本の食 その接合は成功しているか!?
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20211205/p1
2017年秋アニメ評! 『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』 ~世評はともかく、コレ見よがしの段取りチックな鬱展開だと私見(汗)
2017年夏秋アニメ評! 『はじめてのギャル』『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』 ~オタの敵・ギャルやビッチのオタ向け作品での料理方法!
2017年夏アニメ評! 『ようこそ実力至上主義の教室へ』1期・総括 ~コミュ力弱者がサバイブするための必要悪としての権謀術数とは!?
2017年夏アニメ評! 『メイドインアビス』『はじめてのギャル』『ゲーマーズ!』『異世界食堂』『ナイツ&マジック』『アクションヒロイン チアフルーツ』『天使の3P!(スリーピース)』『クリオネの灯り』『ようこそ実力至上主義の教室へ』『恋と嘘』
2017年春アニメ評! 『冴えない彼女の育てかた♭(フラット)』 ~低劣な萌えアニメに見えて、オタの創作欲求の業を美少女たちに代入した生産型オタサークルを描く大傑作!
2017年春アニメ評! 『正解するカド KADO: The Right Answer』 ~40次元の超知性体が3次元に干渉する本格SFアニメ。高次元を材としたアニメが本作前後に4作も!
2017年春アニメ評! 『ゼロから始める魔法の書』 ~ロリ娘・白虎獣人・黒幕悪役が、人間×魔女×獣人の三つ巴の異世界抗争を高踏禅問答で解決する傑作!
2017年冬アニメ評! 『BanG Dream!(バンドリ!)』 ~「こんなのロックじゃない!」から30数年。和製「可愛いロック」の勝利!(笑)
2017年冬アニメ評! 『政宗くんのリベンジ』『小林さんちのメイドラゴン』『アイドル事変』『セイレン』『スクールガールストライカーズ』『けものフレンズ』
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190909/p1
2016~18年アニメ評! 『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』1期&2期、映画『怪獣娘(黒)~ウルトラ怪獣擬人化計画~』評!
2016~17年アニメ評! 『くまみこ』『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』『ネト充のススメ』 ~コミュ症女子を描いた3作品の成否は!?
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20201213/p1
2016年夏アニメ評! 『ラブライブ!サンシャイン!!』 & 後日談映画『ラブライブ!サンシャイン!! Over the Rainbow』(19年) ~沼津活況報告 & 元祖に負けじの良作と私見!
2016年夏アニメ中間評! 『ももくり』『この美術部には問題がある!』『チア男子!!』『初恋モンスター』『Rewrite』『ReLIFE』『orange』
2016年春アニメ序盤評! 『キズナイーバー』『ハイスクール・フリート』『甲鉄城のカバネリ』『少年メイド』『坂本ですが?』『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』『文豪ストレイドッグス』
2016年春アニメ評! 『マクロスΔ(デルタ)』&『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』(18年) ~昨今のアイドルアニメを真正面から内破すべきだった!?
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190504/p1
2015~16年アニメ評! 『それが声優!』『ガーリッシュ ナンバー』 ~新人女性声優たちを描くも、地味女子・ワガママ女子を主役に据えた2大美少女アニメ評!
2015~16年アニメ評! 『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』1期&2期 ~ネトウヨ作品か!? 左右双方に喧嘩か!? 異世界・異文化との外交・民政!
https://katoku99.hatenablog.com/entry/20211010/p1
2015年秋アニメ評! 『ワンパンマン』 ~ヒーロー大集合世界における最強ヒーローの倦怠・無欲・メタ正義・人格力!
2015年秋アニメ評! 『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』 往年の国産ヒーローのアレンジ存在たちが番組を越境して共闘するメタ・ヒーロー作品だけれども…
2015年夏アニメ中間評! 『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』『六花の勇者』『おくさまが生徒会長!』『干物妹!うまるちゃん』『実は私は』『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』
2015年春アニメ評! 『響け!ユーフォニアム』 ~良作だけれど手放しの傑作だとも云えない!?
2014年秋アニメ評! 『SHIROBAKO』(前半第1クール) ~アニメ制作の舞台裏を描く大傑作爆誕!
2014年秋アニメ評! 『失われた未来を求めて』『天体(そら)のメソッド』 ~絶滅寸前! 最後の「泣きゲー」テイストの2大深夜アニメ! 良作なのに不人気(涙)
2013~14年3大アイドルアニメ評! 『ラブライブ!』『Wake Up,Girls!』『アイドルマスター』
2013年3大ロボットアニメ評! 『翠星のガルガンティア』『革命機ヴァルヴレイヴ』『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』
2013年3大ぼっちアニメ評! 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』『琴浦さん』
2013年4大ぼっちアニメ評! 『惡の華』『ローゼンメイデン』『琴浦さん』『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』
http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20151102/p1
2013年秋アニメ評! 『WHITE ALBUM 2』 ~「冴えカノ」原作者が自ら手懸けた悲恋物語の埋もれた大傑作!
2013年秋アニメ評! 『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』 ~低劣な軍艦擬人化アニメに見えて、テーマ&萌えも両立した爽快活劇の傑作!
2013年秋アニメ評! 『サムライフラメンコ』 ~ご町内⇒単身⇒戦隊⇒新旧ヒーロー大集合へとインフレ! ヒーロー&正義とは何か? を問うメタ・ヒーロー作品!
2013年春アニメ評! 『這いよれ!ニャル子さんW(ダブル)』
2013年春アニメ評! 『惡の華』前日談「惡の蕾」ドラマCD ~深夜アニメ版の声優が演じるも、原作者が手掛けた前日談の逸品!
2013年冬アニメ評! 『まおゆう魔王勇者』『AMNESIA(アムネシア)』『ささみさん@がんばらない』 ~異世界を近代化する爆乳魔王に、近代自体も相対化してほしい(笑)
2012年秋アニメ評! 『ガールズ&パンツァー』 ~爽快活劇に至るためのお膳立てとしての設定&ドラマとは!?
2011年春アニメ評! 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 ~別離・喪失・齟齬・焦燥・後悔・煩悶の青春群像劇の傑作!
2011年冬アニメ評! 『魔法少女まどか☆マギカ』最終回「わたしの、最高の友達」 ~&『フリージング』『放浪息子』『フラクタル』
2010年秋アニメ評! 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 ~萌え対象かつオタの自画像! 二重構造化させた妹を通じたオタ社会の縮図!
http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20121015/p1
2008年秋アニメ評! 『鉄(くろがね)のラインバレル』 ~正義が大好きキャラ総登場ロボアニメ・最終回!
2008年春アニメ評! 『コードギアス 反逆のルルーシュR2』 ~総括 大英帝国占領下の日本独立!? 親米保守vs反米保守!?
2008年春アニメ評! 『マクロスF(フロンティア)』(08年)#1「クロース・エンカウンター」 ~先行放映版とも比較!
2008年春アニメ評! 『マクロスF(フロンティア)』最終回評! ~キワどい最終回を擁護!
2007年秋アニメ評! 『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』 ~第1期・第2期・劇場版・総括!
2005年秋アニメ評! 『BLOOD+(ブラッド・プラス)』
2005年夏アニメ評! 『おくさまは女子高生』
2005年夏アニメ評! 『奥さまは魔法少女』
2005年春アニメ評! 『英国戀(こい)物語エマ』
2004年秋アニメ評! 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シード・デスティニー)』 ~完結! 肯定評!!
2004年冬アニメ評! 『超変身コス∞プレイヤー』『ヒットをねらえ!』『LOVE♡LOVE?』『バーンアップ・スクランブル』『超重神グラヴィオン ツヴァイ』『みさきクロニクル ~ダイバージェンス・イヴ~』『光と水のダフネ』『MEZZO~メゾ~』『マリア様がみてる』『ふたりはプリキュア』
2003年秋アニメ評! 『君が望む永遠』『ヤミと帽子と本の旅人』『一騎当千』『神魂合体ゴーダンナー!!』『瓶詰妖精』『bps』『ASTRO BOY 鉄腕アトム』
2003年夏アニメ評! 『グリーングリーン』『ダイバージェンス・イヴ』『D.C.~ダ・カーポ~』『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』『HAPPY☆LESSON ADVANCE』『おねがい☆ツインズ』
2003年冬アニメ評! 『ストラトス・フォー』『ガンパレード・マーチ ~新たなる行軍歌~』『MOUSE[マウス]』『ぱにょぱにょ デ・ジ・キャラット』『陸上防衛隊まおちゃん』『朝霧の巫女』『らいむいろ戦奇譚』
http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20040402/p1