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★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありません

ラブライブ!(第1期) 〜2013年冬アニメ評

『ラブライブ!』・『Wake Up,Girls!』・『アイドルマスター』 2013~14年3大アイドルアニメ評
『ラブライブ! School Idol Project』(第2期) 〜2014年春アニメ評!
『ラブライブ! The School Idol Movie』 〜世紀の傑作!? それとも駄作!?
『ラブライブ!サンシャイン!!』 & 劇場版『Over the Rainbow』 ~沼津活況報告 & 元祖に負けじの良作と私見!
『22/7』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』『音楽少女』『Re:ステージ!ドリームデイズ♪』 ~アイドルアニメの変化球・テーマ的多様化!
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[アニメ] 〜全記事見出し一覧



 TVアニメ『ラブライブ!』(13年)(第1期)再放送が、NHK・Eテレにて2016年1月〜3月に放映完結記念! とカコつけて……。『ラブライブ!』(第1期)評をUP!


ラブライブ! School Idol Project』(第1期)

(2013 プロジェクトラブライブ!
(文・久保達也)
(2015年4月8日脱稿)


 BS11の再放送分を、第8話『やりたいことは』まで視聴。
 入学する生徒の激減により、3年後に廃校の危機が迫る女子高・音ノ木坂学院に通う高校2年生で、和菓子屋「穂むら」の娘・高坂穂乃果(こうさか・ほのか)が、学院への世間の注目を集めて入学希望者を激増させるため、アイドルグループ・μ′s(ミューズ)を結成、廃校を阻止しようと戦う物語である。
 全国各地の高校にスクールアイドルが存在し、ネット投票の人気ランキング上位20組が、「ラブライブ!」なるアイドルの祭典に出場できる、なんていう、おもいっきりの「仮想世界」ではある。
 しかしながら、少子化や都市部への人口流出により、小学校から大学に至るまで、全国的に統廃合の危機に直面する学校が数多く存在したり、街興しの一環としてご当地アイドルが結成される現実世界を思えば、これは決して「絵空事」であるとは思えない世界観になり得ているものである。
 それにしても本作は変にドラマの出来が良すぎるなあ。もっとしょーもないかと思ってたのに(爆)。


 第1話『叶え! 私たちの夢』で、妹・雪穂から聞かされた、某高校のスクールアイドルの存在を確かめに行った穂乃果は、校舎の壁面に設置された巨大モニターに映し出された、アイドルグループのステージに衝撃を受け――めまいを起こしてクラクラする描写が芸コマ(笑)――、学院の危機を救うためにはこれしかないと直感する。
 そんな穂乃果の単なる思いつきにより、幼なじみの同級生で、やや天然ボケの入った南ことりと、日常会話が全て敬語(笑)の大和撫子園田海未(そのだ・うみ)が、強引にスクールアイドルに仕立てあげられることになってしまう。
 当初穂乃果を相手にしなかった海未ではあるが、所属する弓道部での練習で的を外しまくる描写により、半分はギャグ描写でもあるが内心では激しく動揺しているさまも描き出しているのが見事である。
 また、穂乃果はいつも私たちを振り回してきた、とする海未の回想において、穂乃果の木登りにつき合わされた海未とことりが木から落ちそうになる描写があるが、そのおかげで美しい夕陽を見ることができた、とことりが主張し、「(アイドルを)やってみようかな」と語る場面は、3人のキャラクターを端的に浮き彫りにしている秀逸な演出である。


にこ「あんたたち、ちゃんとキャラづくりしてるの?」


 第5話『にこ襲来』(笑)で、μ′sに加入することとなった、黒髪ツインテールのアイドル研究部・矢澤にこのセリフである。
 穂乃果たち3人で始めたμ′sが、最終的に9人のアイドルグループとなるまでの過程は、特撮マニア的に言うなら当初歌星賢吾と城島ユウキが天ノ川学園内の不審な動きを調査していた活動が、如月弦太朗(きさらぎ・げんたろう)の転入、そして弦太朗が次々と仲間を引き入れたことによって仮面ライダー部へと発展する、『仮面ライダーフォーゼ』(11年)序盤を彷彿とさせるものである。
 レッスン中の穂乃果をサングラスとマスク姿で襲撃し(笑)、「とっとと解散しなさい!」と警告したり、ファーストフード店で穂乃果や海未のフライドポテトを盗み食いするなど、にこの奇行の数々は、仮面ライダー部のゴスロリ少女・野座間友子(のざま・ともこ)みたいである(爆)。
 にこの「アイドルを語るなんて10年早い!」なんてセリフもまた、ウルトラマンゼロの名セリフ「2万年早いぜ!」を彷彿とさせる、絶妙なギャグとなり得ている(笑)。


 だが、にこが実はかつて音ノ木坂学院のスクールアイドルであったという過去を持ちながらも、


「アイドルは笑顔を見せるのではなく、笑顔にさせるのが仕事なの!」


と穂乃果たちを説教するほどの、にこのあまりの理想の高さに、アイドル研究部を退部する者が続出、今はただひとりの部員となってしまっていたのである。
 μ′sをつぶそうとしたのはうらやましかったからではないのか? と、黒髪の生徒会副会長・東條希(とうじょう・のぞみ)が穂乃果たちに語るが、アイドルグループの活動をめぐって巻き起こる数々の対立劇の中で、彼女たちの心情・動機を描いていく形で、各キャラクターの内面を掘り下げていくドラマは実に見応えがある。
 また、それを暖かく見守る希の語り口が、ほんわかとした関西弁であるのがよいクッションとなり得ており、その一方で、希がなぜか女子の胸を揉みしだくのが好きであるという変態的趣味を発露させるのも(爆)、絶妙なギャグ描写となっている。


 第4話『まきりんぱな』は、サブタイトルこそ、この回でμ′sの新メンバーとなる新入生――すでにこの春入学した1年生はわずかに1クラスしか存在しない――・西木野真姫(にしきの・まき)・星空凛(ほしぞら・りん)・小泉花陽(こいずみ・はなよ)の名をつなげただけのテキトーなものだが(笑)、花陽をめぐる真姫と凛の対立を中心に、3人のキャラクターを見事なまでに浮かびあがらせている。


 第1話で穂乃果が音楽室から聞こえてくる見事なピアノと歌唱を耳にし、その主の正体を確かめようとする描写は、部員の減少で所属する軽音楽同好会の文化祭参加が危ぶまれたため、主人公の男子高校生・北原春希(きたはら・はるき)がユニットメンバーを募るという当初の展開も含め、美少女ゲーム原作の深夜アニメ『WHITE ALBUM 2』(13年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20191115/p1)などとも同様のものだが、赤髪セミロングの真姫もまた、『WA2』のヒロイン・冬馬かずさ(とうま・かずさ)的な、素直ではないツンデレ少女として描かれる。
 第2話『アイドルを始めよう!』で、音楽室の扉の小さな窓に、笑顔で拍手しまくる穂乃果の姿を見てゾッとする真姫(笑)という短い描写もまた、両者のキャラクターを端的に表しているが、穂乃果にオリジナル曲の作曲を依頼され、真姫がその場では断りながらも、自身の歌唱を収録したCDを穂乃果の自宅に送りつけるという行動は、まさに先述のかずさを彷彿とさせるものである。


 一方、第2話でμ′sの初ライブ告知ポスターに見入る姿が描かれたり、第3話『ファーストライブ!』で、誰も集まらなかったライブ会場にただひとり駆けつけるなどにより、花陽はアイドルに興味津々の少女として、それとなく描かれてはきた。
 この第4話では穂乃果からメンバーに誘われるものの、真姫のことを推薦してみたり、自身がμ′sに加入するとしたらいっしょにやってくれる? と凛に頼んでみたりなど、アイドルになりたくてたまらないにもかかわらず、どうしてもそれを言い出せない花陽の姿が描かれる。
 真姫は素直ではないため、花陽は気弱なために、同じくμ′sのことが気になりつつも、加入の誘いを受け入れることができないという、ふたりを対比させることにより、そのあまりに対照的なキャラを、くっきりと浮かび上がらせているのは秀逸である。


 もうひとり・凛は花陽の幼なじみであり――他の者が「はなよちゃん」と呼んでいるのに、凛だけが「かよちん」という別のあだ名で呼んでいるのが芸コマである――、花陽を陸上部に誘おうとしたほど、快活でボーイッシュな少女であり、登場キャラの中で唯一ショートカットであるのがその象徴として機能している。
 小学生時代の回想の中で、凛が珍しくスカートを履いて登校した日に、「スカート持っていたのか」と男子にからかわれる描写がまた、それを強調するものとなっているが、同時に小学生男子たちの、あまりに無神経で残酷な姿をリアルに描いたものとなり得ている。
 ちなみに第5話では、にこの帽子のことを、小学生の悪ガキが「うんこ」呼ばわりしている(爆)。


 花陽に発声練習を強要し、声もルックスもいいのだから、あなたならできる、やりたいのなら今すぐにやるべきだ、と主張する真姫。
 一方、幼いころから花陽がアイドルに憧れていたことを知ってはいたが、それだけ花陽のことをよく知っているからこそ、もう少し待ってあげるべきだ、と主張する凛。
 花陽を穂乃果たちのところへ強引に連れていこうとする真姫、連れていくならあたしがと、もう一方の手をつかむ凛、ふたりにひきずられ、「誰か助けてぇ〜!」と叫ぶ花陽(笑)。


 そして……


花陽「背も声も小さくて、人見知りで、得意なものは何もありません! でも、アイドルへの想いは誰にも負けません!」


 真姫と凛に強引に押される形ではあったが、遂に花陽が夕焼けの中、校舎の屋上――この舞台設定もまた、定番ながら『WA2』などと共通するものである――でμ′sへの加入を穂乃果に申し出る描写が、学園青春群像劇のクライマックスとして、感動を呼び起こす仕上がりとなっているのも、それが最大に盛り上がるよう、第1話から真姫・凛・花陽の姿を小出しにすることでそれぞれのキャラクターの雰囲気を匂わせておき、第4話でそれらを一気に爆発させるという、実に計算し尽くされた戦略による効果なのである!
 そして、真姫と凛が「あなたたちはどうするの?」と、花陽に巻きこまれる形でμ′sに加入するハメになるという、ふたりにとってはまさに想定外の逆転劇もまた、実に鮮やかなものがある!


 ラストで、それまで眼鏡をかけていた花陽がコンタクトレンズにした姿を見て、花陽に「西木野さん」と呼ばれてきた真姫が、


「メガネとったついでに、名前で呼んでよ」


と花陽に頼む姿は、『フォーゼ』の弦太朗による定番セリフ、「今日からおまえも、オレのダチだ!」を彷彿とさせるほどである!?(笑)


 こうしてキャラ描写が的確に行われてきたことにより、第6話『センターは誰だ?』冒頭の、部活紹介取材ビデオにおける各キャラクターの姿も、いかにもなものであると納得させられるものがある。


・海未が弓道の練習をしつつも、鏡で笑顔をつくる練習をしてみたり(笑)。
・真姫がインタビューも撮影もひたすら拒否したり。
・にこが「にっこにっこに〜!」とアイドル時のフレーズとポーズを披露するや、そういうのはいらないと言われ、「髪を三つ編みにするとぉ〜スイッチが入るのぉ〜」などと、「素顔」の自分をシナをつくってクールに「演じて」いたら、誰もいなくなっていたり(爆)。


 この第6話では、歌唱力やダンス、オーラ(笑)を競い、最も高得点をつけた者がリーダーとなることがにこから提案されたが、全員が高水準となったことにより、穂乃果はリーダーなんか決めなくてもいい、みんなが順番に歌えばみんながセンターだ、と主張する。
 穂乃果の発言に、海未は誰がリーダーなのか、「もう決まってますよ」とつぶやく。
 これは『烈車戦隊トッキュウジャー』(14年)第6駅『探し物はなんですか』でも描かれた問題である。
 ここでもライト=トッキュウ1号(戦隊レッド)はリーダーを無理に決めることはないと主張し、「オレたちはそれでうまくいく」とシメていたが、その後実質的にライトがリーダーとなっていたことを彷彿とさせるほど、説得力あふれる演出であった。


 そんな穂乃果の姿は、μ′s最大の「敵」として、彼女たちの前に立ちはだかっていた金髪ポニーテールのクォーターの生徒会長・絢瀬絵里(あやせ・えり)の心をも揺り動かすこととなるのである!


花陽「生徒会長さん、こわいです」(爆)


 スクールアイドルは学院存続にはむしろ逆効果になるなどと、部活動として認めようとはしなかった絵里だが、第7話『エリーチカ』で、その妹のアリサと下校時に偶然出くわした海未は、μ′sがネット上でブレイクするキッカケとなった動画を撮影したのは、実は絵里であったことを知る。
 そして、ロシア人を祖母に持つ――日本の生活に慣れないアリサが、海未に飲ませようと、秋葉原名物のおでんの缶詰を買ってきてしまう描写がリアル(笑)――絵里が、幼いころは将来を嘱望されたバレリーナであったという事実を、海未は動画で見て衝撃を受ける。


 自分たちがあまりにも素人に過ぎることを思い知らされた海未が、「感動できないんです」と、以後レッスンに身が入らなくなり、


「あなたに私たちのこと、そんなふうに言ってほしくありません!」


などと、それまで敵対していたはずの絵里から、ダンスを教わろうとするに至るまでの海未の心理描写の変遷は、あまりにリアルである。


 一方、第8話『やりたいことは』では、廃校か存続かの運命がかかる、オープンキャンパスでの学院紹介演説の練習をしていた絵里が、アリサからこんな言葉を浴びせられる。


「これがおねえちゃんのやりたいこと?」


 音ノ木坂学院を存続させたいという想いは、穂乃果たちも絵里も同じだった。
 だが、その方法論の違いによって対立の構図が生まれてしまうという図式は、どうしても特撮マニア的には人類を存続させたいという想いは同じであるハズの葛葉紘汰(かずらば・こうた)=仮面ライダー鎧武(ガイム)と、呉島高虎(くれしま・たかとら)=仮面ライダー斬月(ザンゲツ)が率いるユグドラシル社が対決した近作『仮面ライダー鎧武』(13年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20140303/p1)を彷彿してしまう。


穂乃果「やりたいからです! 廃校を阻止したいという気持ちは、生徒会長さんにも負けません!」


 ダンスのレッスンで「全然ダメじゃない!」などと、穂乃果たちを散々叱責した絵里だが、終了時に「ありがとうございました!」と、笑顔で深々と頭を下げる穂乃果の姿に、動揺の色を隠しきれなくなる。


アリサ「μ′sのライブ観てると心が熱くなる。すごく元気がもらえる」


 自身が撮影した動画が人々にそのような感動を呼び起こすに至ったことを、絵里は海未に「想定外」と語ったが、それが本心ではなかったことは、希のこのセリフによって明かされることになる。


「いつも誰かのためばかり。えりちんの本当にやりたいことは?」


 これは先にあげた『トッキュウジャー』の第42駅『君に届く言葉』で、常に周囲の気持ちを優先し、自分のことをあと回しにしてきたミオ=トッキュウ3号(戦隊イエロー)に対し、トカッチ=トッキュウ2号(戦隊ブルー)が語りかけた、


「たまには自分の気持ちをいちばんにしなよ」


を彷彿とさせるものである。


 トカッチに押される形で、「(父さんに)今すぐ会いたい……」と涙を流したミオであったが、絵里は


「いまさらアイドルを始めようなんて、私が言えると思う!?」


と希に絶叫する!


 これもまた、先にあげた『WHITE ALBUM 2』で、もうひとりのヒロイン・小木曾雪菜(おぎそ・せつな)の想いを優先したがために、いまさら春希に好きだと言えなくなってしまっていたことが判明していくヒロイン・冬馬かずさの心理描写同様に、視聴者を急転直下的に感情移入させることによって、絵里を「宿敵」から「ヒロイン」へと転じさせる鮮やかな手法である。


絵里「私の、やりたいこと……!?」


 さらに、セリフも効果音も音楽もない、まったくの無音の中で、μ′sのメンバーがせいぞろいして、絵里の想いをその屈折も含めてすべて察して、もうすでに彼女のことを暖かく受け入れていることを示している優しい表情を視聴者に見せつけて、トドメに穂乃果が笑顔で絵里に握手を求めるストップモーションの演出が、青春群像劇のクライマックスとしては、あまりにも劇的にすぎる!


希「やりたいからやってみる。本当にやりたいことって、そんなところから始まるんじゃない?」


 バイトする神社の境内で、基礎体力づくりに励む穂乃果たちの姿を暖かく見守るのに始まり、これまで希がμ′sを陰ながら応援してきたのは、実は親友である絵里から、彼女の本当の気持ちを引き出すための戦略であったことがここで明らかにされるのもまた、あまりに鮮やかにすぎるものがある!
 穂乃果がグループ名を公募した際に「μ′s」と名付けたのも、実は希だったことが発覚、希もまた、新メンバーに加わることとなる!


希「9人や」


 μ′sとは、9人の歌の女神を意味する――某薬用石鹸の商品名と混同させたギャグ描写が何度かある(笑)――。神社でバイトしたり、タロットカードが趣味であるなど、希が常にスピリチュアルな雰囲気を漂わせてきたのもまた、これらの立派な伏線となっていたのである。
 学院のオープンキャンパス開催日に総勢9人となった新生μ′sが初ライブ! 巻き起こる歓声と拍手の中で、穂乃果と絵里が顔を見合わせて微笑むさまには、第3話で観客が誰もいないことに傷心するものの、


穂乃果「やろう、歌おう、全力で! だって、そのために頑張ってきたんだから!」


と、ただひとり駆けつけた花陽だけのために、デビュー曲を披露していたμ′sを見守ってきた者からすれば、感涙をおぼえずにはいられないものがある!


 正直美少女が次々に登場してくるのを、ミーハーな気分で楽しめればいいや、くらいに思っていた本作であったが、気がついたら、むしろ「人間ドラマ」の方に深くのめりこんでしまっていた。
 だが、そのドラマは小学生女子であれば充分に理解可能な範囲のものであるため、同じサンライズが製作する『アイカツ!』――古い世代からすれば、最近の同社がこんなのばかりつくっていることには、正直複雑だが(笑)――とカップリングにして、『スーパーアイドルタイム!』(爆)として売るべきではなかったか?
 それならば、15年6月に公開される劇場版(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160709/p1)も、マニアばかりではなく、ファミリー層も誘致できたように思えてならないものがあるのだが。


(了)
(初出・オールジャンル同人誌『DEATH−VOLT』VOL.70(15年6月21日発行))



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