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ラブライブ!サンシャイン!! & 劇場版 Over the Rainbow ~沼津活況報告 & 元祖に負けじの良作と私見!

『ラブライブ!』・『Wake Up,Girls!』・『アイドルマスター』 2013~14年3大アイドルアニメ評
『ラブライブ! The School Idol Movie』 ~世紀の傑作!? それとも駄作!?
『22/7』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』『音楽少女』『Re:ステージ!ドリームデイズ♪』 ~アイドルアニメの変化球・テーマ的多様化!
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 『ラブライブ!サンシャイン!!』(16年・17年)が東京MXとBS日テレにて2020年4月~9月予定で再放送中記念! とカコつけて……。『ラブライブ!サンシャイン!!』&映画『ラブライブ!サンシャイン!! Over the Rainbow』(19年)評をアップ!


ラブライブ!サンシャイン!!』 & 後日談映画『ラブライブ!サンシャイン!! Over the Rainbow』 ~沼津活況報告 & 元祖に負けじの良作と私見

(文・久保達也)

ラブライブ! サンシャイン!!』

(土曜22時30分 TOKYO MX他)


(2017年12月25日脱稿。2018年1月22日・2月22日大幅加筆)


 2016年7月~9月、および2017年10月~12月に放映されたアニメ『ラブライブ! サンシャイン!!』1期と2期は、静岡県沼津市内浦(うちうら)地区の高校で結成された9人のアイドルグループ「Aqours(アクア)」を主人公にした作品である。
 舞台背景の絵面(えづら)としては対極的ともいえる、東京は神田明神(かんだみょうじん)近辺を舞台にした元祖である大ヒット作『ラブライブ!』1期(13年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160330/p1)と2期(14年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160401/p1)の熱狂的大ブームの影がどうしても散らついて割りを喰ってしまうのだが、それを差し引いて冷静に観れば、「群像劇」と「泣き演出」の完成度の高さは、元祖『ラブライブ!』を超えたかと思える。
 自分たちの「輝き」を求めるためのアイドル活動だったものが、いつしか「廃校阻止」が主目的に変遷を遂げていき、最終的に本作第1期第1話と係り結び的に着地したのは見事だった。


 個人的な傑作は北海道は函館(はこだて)へ出張する前後編。Saint Snow(セイント・スノー)という女子高生アイドル姉妹との夢のコラボを盛り上げるためとはいえ、1年生のメンバー3人だけで独自にできることを! などという展開も元祖ではなかったことだ。
 1年生メンバー3人による、黒づくめのゴスロリ調の衣装で身を包んだオカルト美少女を演じつつも内心では恥ずかしがっているのでカッコよく決まらない痛々しい中二病少女のヨハネ――本名は善子(よしこ)・笑――をいじる花丸とルビイのコミカルシーンも様式美として見事に定着している。


 3話に1回(笑)、第3・6・9・12話それぞれのクライマックスには、高作画&高品質のモーションキャプチャーによる2D-CGによる新曲のライブ場面も配している。
 もちろん関連楽曲を売っていくための商業的都合なのだが、これはそれこそ近年の特撮変身ヒーローで頻繁に描かれるタイプチェンジによるパワーアップ劇のように、それまでに描かれてきた人間ドラマの延長線上にある結晶として結実させているので、取って付けたような感はなく本編ドラマ部分と遊離することがない。
 すぐあとにその新曲CDのCMが入るあたりに(笑)、露骨な商業主義を感じて嫌がる輩も多いようだが、やはりアイドルアニメや子供向けヒーロー番組でもスポンサーとの共存共栄を図るのならば、こういう特撮やアクション場面やライブ場面に必然性があるように思わせるように持っていく、前段・助走台としてのドラマ構築&玩具宣伝を主流にするべきだろう。


 元祖『ラブライブ!』の最終展開で視聴者をおおいに泣かせた学校の存続問題の決着は、本作ではあえてボカしたが、閉校式や卒業式にその役割をシフトしたのも差別化の意味で正解だったかと思える。



 近年はアニメや映画の舞台になった場所をファンたちが訪れる、いわゆる「聖地巡礼」が流行となっている。本作『ラブライブ! サンシャイン!!』も例外ではない。放映自体はすでに終了しているものの、現在もその人気は衰えてはおらず、内浦地区をはじめとする沼津市内ではいまだに全国から人々が訪れる活況が続いている。


 沼津商工会議所が主導し、市中心部の商店街や名所を巡る『ラブライブ! サンシャイン!!』のスタンプラリー企画は、昨年2017年5月中旬にスタートしたが、当初9カ所だったスタンプの設置場所が、現在47カ所にまで急増し、いまだに設置を希望する店が多いことから、今後も順次拡大を予定しているほどである。
www.llsunshine-numazu.jp


 沼津仲見世(なかみせ)商店街振興組合の担当者はこのスタンプ企画を活用し、商品開発推進による各店舗ごとの商店街の活性化を狙っている。
 沼津市観光戦略課もSONYグループのソニー企業(東京都)などと連携し、『ラブライブ! サンシャイン!!』のキャラクターの絵柄が入ったマンホールを市内に設置しようと、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングを行ったところ、開始から約30時間で目標額の2217万円を達成しており、作品の注目度による経済効果は絶大なものがある。
https://first-flight.sony.com/pj/butaimeguri-numazufirst-flight.sony.com
www.mdn.co.jp


 沼津駅8番バス停から内浦方面に向かう東海バスは『ラブライブ! サンシャイン!!』のキャラクターが描かれたラッピングバスとなり、日産レンタカー沼津駅前店では昨年2017年12月から同じくラッピング車両のレンタルを開始した。
animestari.com
nlab.itmedia.co.jp
ザ・バスコレクション バスコレ 東海バス オレンジシャトル ラブライブ!サンシャイン!! ラッピングバス4号車 ジオラマ用品 (メーカー初回受注限定生産)


 沼津市西浦(にしうら)・内浦・静浦(しずうら)で生産されるみかんの代表「寿太郎みかん」は、昭和50(1975)年に山田寿太郎(やまだ・じゅたろう)さんが栽培中の「温州(うんしゅう)みかん」の一部に変異枝を発見、観察を続けたところ、たくさんの実がなり、果実の着色時期が早く、甘みと酸味のバランスに優れた濃厚な風味のみかんができることを確認、その後育成して増殖を図り、「寿太郎温州」と命名した、沼津が誇るブランドみかんである。
 『ラブライブ! サンシャイン!!』でも数回登場したほか、内浦の菓子店「松月(しょうげつ)」で実際に販売されている「寿太郎みかん」を原料にした菓子「西浦みかんパウンド」や「みかんどら焼き」などを主人公たちが口にする場面があるほどだ。
ASIN:B06WP5CJ2N:image:large
ASIN:B06WP5CJ2N:detail
store.shopping.yahoo.co.jp
www.shougetsu-web.com
https://sweetsguide.jp/product/31869sweetsguide.jp
https://sweetsguide.jp/product/31872sweetsguide.jp


 「JAなんすん(南駿)」では、静岡県東部の愛鷹山麓(あしたか・さんろく)を中心に栽培され、過去三度も「皇室献上茶」の栄誉に輝いた沼津茶を「ぬまっちゃ」と名付け、缶やダンボールに『ラブライブ! サンシャイン!!』のキャラクターをあしらった商品も販売している。
www.ja-nansun.or.jp
numazukanko.jp
www.sake-online.com
ぬまっちゃ 『ラブライブ!サンシャイン!!』 オリジナルデザイン缶 400g×24本


 内浦漁協直営「いけすや」は、内浦漁協と魚を知り尽くした漁師の奥さんたちのチームIKS(いけす)がタッグを組み、熟練の漁師が丹精込めて育てた一級品の「活(いけ)あじ」を目の前の海で水揚げし、最高に美味しい状態で食べられる食堂であり、干物(ひもの)などの特産品も販売している。
www.shizuoka-navichi.net
 この「いけすや」も『ラブライブ! サンシャイン!!』の中で背景として描かれている他、CDに収録された音声のみの番外編ドラマ『レアな沼津をめしあがれ♥』で、主人公たちが人気メニューの「二食感活あじ丼」や「アジフライ定食」を食べる描写があるほどで、製作協力として【内浦漁協直営「いけすや」】がクレジットされている。
 『ラブライブ! サンシャイン!!』の人気から、最近は土日祝日はオープンから満席となるために整理券を配布するも、客をさばききれないほどの活況であり、数量限定メニューの「二食感活あじ丼」を食べることは困難となっている。

(音声ドラマ『レアな沼津をめしあがれ♥』収録)



 2017年12月20日(水)付の『静岡新聞』朝刊には、『ラブライブ! サンシャイン!!』(2期)最終回の1本前のエピソードである第12話『光の海』が12月26日(火)深夜に放映される旨(むね)を告知する全面カラー広告が掲載された――独立UHF局やテレビ東京系列の局がない静岡県では第1期と同様、TBS系列の静岡放送で放映されていた――。
 この広告の件は本作の公式サイトでも事前に報じられたことから、『静岡新聞』のショッピングサイトでは通販開始から15分で完売、静岡新聞社東京支社では直接来社した者に販売する方式をとるも、こちらも30分で完売となり、早くもマニア向けのぼったくり店でプレミアがついて売られているほどである。
http://lovelive-sunshine.info/44811lovelive-sunshine.info
getnavi.jp
3枚セット 静岡新聞 12/20 朝刊 ラブライブサンシャイン!! Aqours 浦の星女学院 全面カラー広告


 私事で恐縮だが、筆者はここ10数年、静岡で一人暮らしをしており、静岡新聞社の関連会社に勤めていたため(後日註:当時のこと)、この朝刊をタダでもらってしまったのだが、実はこの通販にはウラがあり、『静岡新聞』のWEB会員登録が購入の条件となっていたため、買った人には今後アレ買えコレ買えという、うっとうしいメールが散々届くことになるハズだ(笑)。


 そんなアコギな商売を考えた、静岡新聞社の読者プロモーション局にもたまに出入りすることがあるのだが、そこの連中もウチの社の人間も、今回の大当たりを喜びながらも、


「こんなもんのどこが……」


などと、『ラブライブ! サンシャイン!!』とそのファンたちのことを、徹底的に罵倒(ばとう)していたのであった……(汗)


 いくら大ヒットしたアニメでも、そしてそれを享受するオタたちも、やはりいまだに社会的地位はこんなものなのか? と、今回の一件はとんだヌカ喜びとなってしまったものだ。


 それにしても、人口流出率ワースト2位を2年連続で記録してしまった静岡県、それも特に衰退が激しい県の東部地域にある沼津市内浦を全国に注目させ、地元を活性化させることとなったのは、いったい誰のおかげだと思っているのか!?
 本来なら『サンシャイン!!』に足を向けて寝られないハズではないのか? 『ガールズ&パンツァー』(12年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190622/p1)を5年間も応援しつづける、茨城県の大洗(おおあらい)町商工会や大洗観光協会の人々の爪のアカでも煎(せん)じて飲むがいい!


 まぁ、仮にも地方新聞社でありながら、地元に恩恵(おんけい)を与えてくれた偉大な作品に対し、こんな程度の認識しか持てない企業には、そのうち痛いしっぺ返しが来るだろう(爆)。
 そして、静岡に大きく貢献した『サンシャイン!!』を理解しようともしない、あさはかな一部の静岡人をあざ笑うためにも、近いうちに本作をじっくりと語らせてもらうこととしたい(笑)。
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』ED主題歌「ユメ語るよりユメ歌おう」


(了)
(初出・オールジャンル同人誌『DEATH-VOLT』VOL.80(17年12月30日発行))


ラブライブ! サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』

(配給/松竹)
(2019年1月18日脱稿)


 全校生徒が100人足らずで統廃合の危機にあった静岡県沼津市内浦の女子高・浦の星女学院の存続のために、9人の美少女が結成したスクールアイドルグループ・Aqours(アクア)を描いた『ラブライブ! サンシャイン!!』(1期・16年 2期・17年)の後日談映画『ラブライブ! サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow(ザ・スクール・アイドル・ムービー オーバー・ザ・レインボウ)』(19年・松竹)。


 元祖『ラブライブ!』(1期・13年 2期・14年)の後日談映画『ラブライブ! The School Idol Movie(ザ・スクール・アイドル・ムービー)』(15年・松竹・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160709/p1)が比較的お祭り映画に徹していたのと比べ、今回はテレビシリーズ2期で描かれたAqoursが直面した「厳しい現実」のその後を描くことに重点が置かれている。


 つまり、Aqoursの健闘もむなしく、入学希望者を集める目標を達成できなかったがために、元祖『ラブライブ!』とは異なり浦の星女学院の廃校が決定(爆)、統合先の女子高に行かねばならなくなったのだ。
 元祖のスクールアイドルグループ・μ′s(ミューズ)が3年生の卒業で活動を休止したのに対し、本作では3年生の卒業後もAqoursの存続を選んだ現2年生と1年生のメンバーの奮闘と成長が描かれていくのである。


 2年生の渡辺曜(わたなべ・よう)のいとこで統合先の高校に通う、帽子もパンツルックも黒で固めたボーイッシュな渡辺月(わたなべ・つき)が新キャラとして登場。男性キャラが皆無(かいむ)に近い(笑)『ラブライブ!』シリーズについに男が登場か!? と、曜と親しく話す月をメンバーたちが曜の彼氏と思いこむギャグを兼ねたミスリード演出も快調だが、浦の星女学院の統合に一部で反対の声があがる中、月はAqoursの活動をサポートする重要なキャラとしても描かれる。


 そして『ラブライブ! サンシャイン!!』2期中盤の前後編で、Aqoursの姉妹メンバー・3年生の黒澤ダイヤ&1年生の黒澤ルビィと対比させるかたちで描かれた、北海道は函館のスクールアイドル・Saint Snow(セイント・スノー)の鹿角聖良(かづの・せいら)&理亞(りあ)の姉妹も再登場。
 聖良の卒業で今後のアイドル活動に悩む理亞の姿が、同じくダイヤの卒業で悩むルビィと重ね合わせるかたちで語られていく。



 このAqours存続問題については、本来の主人公である2年生・高海千歌(たかみ・ちか)以上に、この気弱でシスコンで依存心が強そうな妹キャラであるルビィを中心に描かれている印象が強い。
 実際公開2日目でルビィの各種グッズがほぼ完売状態だったり、10代や20代の観客たちが――その中でただひとりの中年だった筆者はやはり「変なオジサン」だと思われていたのだろう・爆――、皆一様に


「ルビィちゃん、ルビィちゃん」


と口走っていたことからすれば、やはりAqoursの中では断然人気が高いのだろう。


 臆病(おくびょう)で人見知りで泣き虫で、今回も


「おねえちゃん!」


とダイヤに抱きつく描写が何度もあったほどの、幼くて甘えん坊な赤毛ツインテールで低身長のルビィは、ただでさえAqoursメンバーの中では最もオタから好感度を得られそうなキャラなのだ(多分)。


 そんなルビィが、3年生の卒業旅行先のイタリアでのライブ会場を自ら選ぶと進言したり、ラストで描かれる沼津駅南口の特設ステージで、大勢の群衆を前にひとりで挨拶(あいさつ)するまでに至る姿こそ、3年生=おねえちゃんたちがいなくなる厳しい現実を乗り越えたAqoursの成長ぶりが、最も印象づけられるに相違ないだろう。


 そのステージを観たおねえちゃんたち=黒澤ダイヤ松浦果南(まつうら・かなん)・小原鞠莉(おはら・まり)といった3年生キャラたちが、群衆の中からそっとそれぞれの道へと旅立っていくカットは、今回最大の「泣き演出」だった。
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 しかし、北海道地区予選のステージで転倒したがために、姉妹の全国大会出場の夢を断ってしまったことがいまだにトラウマとなっている理亞に、延長戦としてAqoursがSaint Snowとの2組だけのステージを開催する、実にイキな計(はか)らいもそれに匹敵するものなのだ。


 1期第8話『くやしくないの?』、そして今回も、理亞がAqoursに向けて放った


「『ラブライブ!』は、遊びじゃない!」


というセリフを、理亞と同じ立ち位置にあるルビィがここで理亞にそっくりそのまま返してみせる描写、70年代に人気絶頂だった現実世界のアイドルユニット・キャンディーズの『やさしい悪魔』歌唱時を彷彿(ほうふつ)とさせる小悪魔的な衣装で、ヘビメタ調の歌曲を激しいダンスで披露するSaint Snowの絶大なカッコよさが、「ラブライブ!」本選出場を断念せざるを得なかった姉妹の無念さをより強調することとなっており、観客の涙腺(るいせん)を絶妙なまでに刺激する!


 さらに今回秀逸(しゅういつ)なのは、鞠莉を強引に結婚させようとするイタリア人の金髪セレブママを悪役(笑)として登場させ、幼いころから鞠莉をママの束縛から解放してきたダイヤ&果南と鞠莉の結束の固さが再度示されたことで、鞠莉が高校のみならずママの束縛からもついに「卒業」するさまが描かれたことだ。


 イタリアのスペイン広場で繰り広げたステージが群衆から喝采(かっさい)を浴びたことで、ママは鞠莉の「卒業」をやっと容認するに至るが、先述したAqoursやSaint Snowのライブ場面が、こうした「人間ドラマ」の延長線上のクライマックスとして描かれるからこそ盛りあがる、という部分はたしかに大きいのだ。


 だが、そういった作劇術のことは抜きにしても、沼津市内の中心部や内浦地区の数々の観光スポット、そして仲見世商店街を貸切(笑)にして浦の星女学院の女子生徒たちがバックダンサーを務める中で披露されるAqoursのミュージカル仕立てのアバンタイトルが象徴するように、そのあまりにキャッチーなライブパート演出それ単独でも、独立して鑑賞するに足るほどの完成度の高さこそが、『ラブライブ!』最大の魅力なのではあるのだろう。

仲見世商店街


 「浦の星女学院」も「3年生」も自身が想いつづけるかぎりは常にここにいる! という千歌の結論は、同時期公開の映画『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(フォーエバー)』(18年・東映https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190128/p1)の結論とも奇しくも共通している。
 仮面ライダーもそうだが、我々が想いつづける限り、Aqoursは今もここにいる。
ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow [Blu-ray]


(了)
(初出・オールジャンル同人誌『DEATH-VOLT』VOL.82(19年6月16日発行予定⇒8月1日発行))


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