假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありませんので、悪しからず!(笑)

ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン 〜日本アニメ(ーター)見本市出展作品!

『ULTRAMAN』 ~等身大マン・セブン・エース型強化服vs等身大宇宙人! 高技術3D-CGに溺れない良質作劇! 歴代作品へのオマージュ満載!
『ウルトラマンジード』最終回「GEEDの証」 〜クライシスインパクト・幼年期放射・カレラン分子・分解酵素・時空修復方法はこう描けば!?
拙ブログ・トップページ(最新10記事)
拙ブログ・全記事見出し一覧


[ウルトラ] 〜全記事見出し一覧


 庵野秀明率いるスタジオカラーが2015年公開予定であった『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』をさておいて(?)、制作にまわった短編アニメ『ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン』(2015年)が、NHK−BSプレミアム『日本アニメ(ーター)見本市セレクション』にて2016年9月14日(水)AM11:40から放映記念!


 ……とカコつけて(汗)、『ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン』評を発掘UP!


 さかのぼること、今年の1月15日にすでに放映されてたそうですが……(恥ずかしながら存じておらず・汗)


ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン』 〜ウルトラ一族VSジャッカル大軍団! 宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長・アンドロメロス見参! 往年の学年誌マンガが40年目に短編アニメ化!

(文・T.SATO)
(昨15年11月15日脱稿。後半部分は16年9月14日に新規書き下ろし)

ザ・ウルトラマン』 〜イントロダクション!


 ウルトラマンレオ(74年)が悪の惑星・ブラックスターのブラック司令による侵略の魔手から地球を守りきった西暦1975年春、宇宙に新たな脅威が訪れようとしていた。


 歴代のウルトラ兄弟と戦った強豪怪獣が次々と復活! 宇宙空間、星々と地球で、歴代強豪怪獣たちは歴戦の勇者・ウルトラ兄弟たちを次々に殺害していく!
 劣勢に立たされたウルトラ一族は、自身たちの全宇宙を守る機関・宇宙警備隊の隊員たち数千人を動員して警戒に当たらせる。そんなさなか、地球の衛星・月に怪しい光が……。


 駆けつけたゾフィーとレオ、ウルトラ族の一般兵士たちが見たものは、レオの弟・アストラの亡骸を踏みつけにする、ウルトラ兄弟の長男にして宇宙警備隊・隊長ゾフィー(偽者)の姿であった! 偽者ゾフィーの姿が鳴動しだす。
 そしてついにその正体を現す。……歴代のウルトラ兄弟と戦った強豪怪獣たちに次々と変身し、その能力も使うことができる強敵宇宙人・ジャッカル大魔王だ!


 アストラを倒されて、ウルトラ8兄弟はゾフィーとレオのふたりを残すのみ。ゾフィーとレオと一般兵士たちが束になってかかるも、ジャッカル大魔王にはかなわない。


 いったん、ウルトラの星へと退却するゾフィーたち。
 しかしそこで、ウルトラ族の一般兵士に変身して退却の列に紛れ込んでいたジャッカル大魔王が、不敵な笑みとともに正体を現した!


 事の一大事にウルトラの父ウルトラマンキングは緊急招令をかける! ウルトラの国の超近代的な高層建築群が居並ぶ未来都市に、大動員されるウルトラ一族の宇宙警備隊・一般隊員100万人! そのうちの一部は、ウルトラの国の動力にして、ウルトラ一族の生命エネルギーの源、人工太陽プラズマスパーク核融合炉の防衛に廻させる。


 ジャッカル大魔王。彼は大むかしにもウルトラの星を襲撃し、ウルトラの国に大打撃を与えるも、ウルトラ一族の長老・ウルトラマンキングとの闘いに敗れ、光すら飲み込む天体・ブラックホールに永久追放された強敵宇宙人だったのだ! 年月を経て、ブラックホールのエネルギーをすら吸収して復活を遂げたジャッカル大魔王のリベンジ!


 ウルトラ一族最強のウルトラマンキングがそのマントを脱ぎ捨て、ジャッカル大魔王との再戦にのぞむ! 突きと蹴りの凄まじいワザの応酬で、勝負は拮抗する!
 しかし遂に、ジャッカル大魔王が両腕をあげてポーズを取るやその身を発光させ、全身から前後左右上方の全方位へ一斉にジャッカル破壊光線を発射した!
 猛烈な光線の圧力と台風のごとき爆風で、吹き飛ばされていくウルトラの兵士たちに、粉々に破壊されていく高層建築群!


 プラズマスパークも半壊し、薄明に閉ざされたウルトラの星。全滅したかに見えたウルトラの星だが、瓦礫の中から傷ついた姿を現す者たちがいた。
 ゾフィーウルトラの母、そして一般のウルトラ兵士たち28名。


 第2ウルトラタワーに収納され、ウルトラの星の軌道を司(つかさど)る大型のカギ型アイテム・ウルトラキー。その秘めたパワーは絶大で、ウルトラセブンが幼いころに目撃したその威力は、ウルトラの父が銃器のように引き金をひいて強烈な光線を発射したところ、天空に迫っていた悪魔の星“デモス一等星”をも一撃のもとに粉砕し、星ひとつを消失させるほどのものだったという。
 ジャッカル大魔王に万が一にも、奪われることを危惧したウルトラの父に命じられて、ゾフィーはウルトラキーの保護に動いていたのだ。
 ジャッカル大魔王の桁違いに猛烈な破壊光線による、ウルトラの星の半球規模の大爆発の際にも、ウルトラの一族は全滅せず、数万人は宇宙への脱出に成功したにちがいないとの理性的・合理的な推測を一般のウルトラ兵士にも語らせて、ゾフィーとそして名付けて“ウルトラ28人衆”は廃墟の下、打倒・ジャッカル大魔王に奮起するのであった!


ザ・ウルトラマン』の原典は、1975年度『小学三年生』連載マンガ!


 ……というのが、2015年夏に「日本アニメ(ーター)見本市」で公開された、8分弱の短編アニメ『ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン』の原作マンガである、通称『ザ・ウルトラマン』の物語のアタマ1/3ほどの展開である。
――第3期ウルトラシリーズ(≒第3次怪獣ブーム)時のTVアニメ作品『ザ☆ウルトラマン』(79年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100430/p1)のネーミングの由来ではあるも、まったくの別作品なので念のため。この短編アニメでは、冒頭の初代ウルトラマンVSジャッカル大魔王が化けた宇宙恐竜ゼットン戦のみ本格的に映像化されているが、今述べたアタマ1/3の展開は実はほぼ端折(はしょ)られている――


 原作マンガは、第2期ウルトラシリーズ(≒第2次怪獣ブーム)の最終作にして、当時はコレでウルトラシリーズも本当に終焉だと思われていた『ウルトラマンレオ』(74年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090405/p1)が終了した直後の1975年(昭和50年)度の学年誌『小学三年生』に1年間、初出時は
・第1部『さよならウルトラ兄弟』(4〜8月号)
・第2部『たたかえ! ウルトラ戦士』(9〜12月号)
・第3部『復活! ウルトラ兄弟』(1〜3月号)
 のタイトルにて連載された作品だ。


――のちに、創刊間もない当時は隔月刊化したばかりの児童漫画誌コロコロコミック』No.5(78年3月15日号)からNo.7(78年7月15日号)まで『ザ・ウルトラマン』と改題して終章直前分までが再連載されて大人気を博す。『コロコロコミック特別増刊号 決定版ウルトラマン』(78年7月24日号)で改めて第1話〜最終回までが一挙に再録されて、奇しくも到来した第3次怪獣ブームともあいまって大売れし、夏休みの終わりに発売された新作書き下ろしも含む『コロコロコミック特別増刊2号 決定版ウルトラマン』(78年9月24日号)に至っては、地元の小書店でも100部前後(?)が山積みになっていたのに、即日完売したほどの爆発的な売上であったことが強く印象に残る――


 原典は学年誌連載ということで、週刊少年マンガ誌に比すると発行部数も少なく、特定の学年限定との印象を、世代人以外には持たれるやもしれない。
 だが、当時は少子化の時代ではなくベビーブームで子供の数も非常に多かった時代であり、同時に学年誌の子供たちへの権威・ブランド力もまだまだ絶大なるものがあって、各学年誌は100万部前後の発行部数を誇っていた。


 加えて、古い話で恐縮だけれど、当時は新興住宅地でも良くも悪くも今ほどには「隣りは何をするヒトぞ」的な分断・孤島化は発生していなかった。それがムラ世間的な監視・同調圧力の息苦しさを生じさせるのと同時に、人情裏長屋的な向こう三軒両隣りの親密感をも生じさせていたものだ。
 家々の境もブロック塀ではない生け垣が多かったり、ブロック塀でも隙間があったりして、道路にいったん出てから隣家の玄関にまわってブザーを押すのではない。南の庭の生け垣の隙間から隣の敷地へ潜入し、隣家の北側の台所のウラ口でノックして回覧板を渡すような、「自他の境目」=A.T.フィールド(笑)があいまいで敷居も低いような時代でもあった――「むかしは良かった」と安直に云いたいのではナイ。おおかたの物事はなにごとも一長一短ですので、念のため――。
 出来事の羅列でしかない大文字の歴史年表には残りにくいので忘れ去られがちな、しかしてあらゆる物事の本質・人々の行動原理にも関わってくる時代の空気、その時代の人々の気分・メンタルにも関わることなので、ここについでに言語化させてもらった次第。


 そんなわけで、学年の異なるご近所の子供グループが、個々人宅に遊びに行き、そのコの家にある学年誌を毎号といわずとも廻し読みなどをしたものだ。だから当時の学年誌には、実売部数の数倍以上の影響力があったといってもよいだろう!


 筆者もご近所の年上の友人宅にてこの原作マンガに遭遇した。物語はちょうど中盤、ゾフィーとウルトラ28人衆が地球人の姿に変身して、日本の各地に潜伏していた時期だ。


ジャッカル軍団、東京蹂躙! 雌伏するウルトラ28人衆!


 ジャッカル大魔王は孤高の宇宙人ではなく、同族のジャッカルの一族を、大魔王・四天王・軍団長・軍団員の4階層に分けた20万人以上の規模を誇る大軍団に編成していた。
 そして直接に自身では手をくださず、部下たちに宇宙の各所を制覇させていた。


 次からは、まさに本作の「名場面」集といった、この短編アニメでも、ちょうど物の見事にハイライト的に映像化されていた、本作中盤のクライマックスだ!


 白昼の東京都心に降下してきたジャッカル軍団数十人は、地球人を奴隷にしようと威圧をかける!
 都心でウルトラ族VSジャッカル族の集団戦を起こしてしまっては大規模な被害が出てしまう。地下鉄の地上出入り口階段に隠れて忸怩(じくじ)たる思いで状況を見守る、人間に変身しているゾフィー隊長とウルトラの母にウルトラの兵士たち数名。


――原作マンガだと「他の兵士たちは日本の各地に分散して潜伏している」という、劇中内での時間の流れをメタ的に止めての「ウラ設定」を説明する1コマが挿入されている。
 劇中内での時間の流れ方が現実世界のそれに近いマンガならぬ映像作品では、それをベタにやると説明的でまだるっこしくて浮いてしまうせいか(もちろん尺の都合が第一義ではあろうけど)、このへんの説明のくだりはカット。
 個人的には今このシチュエーションをリメイクで再現するならば、「日本の各地」ではなく「世界の各地」に改変してスケール雄大感を出してほしい。
 ウルトラ一族は「日本人」や「地球人」を、ウルトラ族に進化する27万年前の自身らの祖先の姿形と同一であったから……という人種的な好悪や一種の優生学(汗)の観点からエコヒイキして守っているのではなく(笑)、「日本」にかぎらず「世界各国」、「地球人」に限らず地球や宇宙の善良なる全生物をその姿形に関係なく守っているような公明正大なニュアンスを、行間に感じさせてほしいので――


 ダメ押しで、ウルトラ一族と同様の巨人族でもある彼らにとっては、手狭だから場所を確保しようとして、ジャッカル軍団は周囲の建築物を破壊する。
 彼らのひとりは、別の地区で捕まえた人間体のウルトラの兵士1名を右手に握りしめ人質にして、地球に潜伏しているウルトラ族たちをおびきだそうとする。
 調子付いたジャッカル軍団長が上司である四天王のひとりにおべっかを使ってか、「ついでに地球人もいくらか殺しましょう!(大意)」と大勢の人々を両手ですくい上げる!


 衝撃が走り血気に逸ったウルトラの兵士たちを、涙を飲んで無言で制するゾフィー
 するとそこに、電光と落雷が走る!


 目くらましにあったジャッカル軍団員はその手から、地球人たち数十名をポロポロと地に落としてしまう! 思わず、ヒトとしての本能か、地上にいる群衆が我も我もと、バラバラと落下してきた人々を手を差し出して受け止めて救おうとする、人情にも合致したナチュラルな腑に落ちるシーンも、原作マンガ通りに再現!


観たかった東京の広大なビル街での「特撮演出」(!?)が実現!


 あたりから光が失せるや、そこにはすっくと立った西洋甲冑風のヨロイを身にまとった巨大超人が屹立! レオ兄弟が活躍するシーンでの印象が深い勇壮かつ軽快なBGMが流れ出し、東京のビル街を舞台に、ナゾの巨大超人が戦闘を開始する!


 ビル街の路地の合間から見える、大通りにいるナゾの巨大超人の踏み出した第一歩の足先がヨコから捉えられる。
 このへんのアングル&映像は、原作マンガにはない、この短編アニメ・オリジナルの「絵」だが、超人の「巨大感」と、踏ん張って歩を進めていくことでの、助走と今後の勇ましい反撃の戦闘の予感に満ち満ちた「力強さ」が絶妙に表現されている!


 80年代以降に普及する全面ガラス張りのビルではなく、70年代以前のコンクリート壁の高層ビル街での特撮シーンというと、個人的には初代『ウルトラマン』(66年)の第33話「禁じられた言葉」に出てくる巨大フジ隊員もとい(笑)3大宇宙人登場シーンを思い出す。
 『ウルトラセブン』(67年)第34話「蒸発都市」での敵に操られてレギュラーの防衛隊員たちに刃を向けてしまうセブンや発砲怪獣ダンカン戦も思い出す。
 あるいは、東宝の広大な第7ステージだったかで撮影されたという、『ウルトラマンエース』(72年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070430/p1)と『ウルトラマンタロウ』(73年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20071202/p1)第30話までに登場した、膨大なミニチュア建造物群をも思い出す。


 今にして思えば、『エース』や『タロウ』のミニチュア建造物は東宝の持ち物であり、円谷プロの所有物ではなかったから、東宝ではなく栄スタジオで撮影されるようになったという『タロウ』第31話以降のミニチュア群は金銭を払って東宝から借り受けていたものだったのではないかと推測する。もしも円谷の所有物であるのなら、毎回毎回壊したり捨ててしまっていたワケもないのだから、翌年度の『ウルトラマンレオ』(74年)でも、特撮背景美術として飾り付けて流用してもイイわけだ。
 73年秋の第1次「石油ショック」のあとの、物価高の中で製作された『レオ』ではそれが果たせず、非常に閑散とした特撮背景美術の中での特撮バトルになってしまったことが、手前ミソで恐縮だけれど、筆者の推測をウラ打ちする。


 巨大ヒーローや巨大宇宙人の胸・肩サイズの前後という、彼らの巨大感を表現するのにちょうどイイ塩梅の高さのビル街!
――彼らよりも高いビルばかりだとウルトラマンや怪獣たちが高層ビルに囲まれてしまって貧相な感じがしてくるし、逆にビル群が巨大ヒーローの腹部よりも低かったら低かったで今度はミニチュアビル群の方の存在感・質量感が減じてしまって貧相に見えてくる――


 同じく東宝――正確には東宝本社から分社した「東宝映像株式会社」――が円谷の下請けとして特撮を担当した後年の『ウルトラマン80(エイティ)』(80年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971121/p1)では、ノウハウの蓄積なり内外の批判もあってか、カメラ手前にミニチュアを斜め向きに配置して隠すようになったが、『エース』『タロウ』の時代だとミニチュアの精巧さやその数の膨大さとはウラハラに、ビルの間に大通りではなく、ドッタンバッタン組んずぼぐれつ「怪獣プロレス」用の「ナゾの広場」(笑)――実は平成以降のウルトラ作品にも存在してはいるのだが――がバレバレで見えてしまっていた。


 もちろんコレは幼児であれば気が付かないとは思うが、小学校の中高学年ともなれば気付いてしまうことでもある。70年代末期の第3次怪獣ブーム時代、関東地方の小学生たちは平日早朝6時台のウルトラシリーズ再放送を早起きして夢中になって観ていたものだが、と同時に『エース』#3の異次元人ヤプールよろしく


「子供が純真だと思っているのは人間だけだ!」


ではないけれど、こまっしゃくれたクソ生意気な同級生のガキどもは、「ウルトラ」が好きではあっても、同時に作り物であることも十分にわかっていて、そろそろ卒業せねばならないという焦りや照れも混じっての、他の子供たちとの差別化心理か、イキがったりワルぶったりして、


「広場ができてる〜」「広場がある〜」


などとバカにもしていたものである(汗)。


――筆者個人も小学校中高学年にもなれば、「ナゾの広場」には気付いていて、それはスキではなかったけれども、「ウルトラ」に対しては我ながら今から思うに前近代的・古代中世的な宗教的忠誠心をいだくようなメンタリティを持っており、ヨソの子供たちのそーいう言動がイヤでイヤでたまらなかったものだ(笑)。と同時に、そーいうあからさまにツッコミが入ってしまうような隙があるチャチなところは解消してほしいとは「子供心」に思ってはいた(いやすでにもう本邦初のマニア向けムックなどを十分読み込んでいたから、十分に今でいう「マニア・オタク」であったけど・汗)――


 そう、「ナゾの広場」ではなく、両脇をビル街に囲まれた、遠近感のパースも効いた長いアソファルトの車道大通りを舞台にした巨人の戦闘! こんな「ウルトラマン」作品が観たかったんですヨ!


ナゾの巨大ヨロイ超人を圧倒的に強くカッコよく描く「アクション演出」!


 ナゾの巨大超人がその両腕を大きく振り回す一定のポーズを取って、前方へ突きだした両手から猛烈な太っとい光線を放つ!


「レーザーショット・アンドロメロス!!」


 ビビビビ〜〜〜〜〜、ドカ〜〜〜ン!!! ……我ながら文学的レトリックもクソもない、子供じみた擬音表現になっておりますが(笑)。


 コレは悪口・批判ではなく云うけれど、昭和のウルトラマンの光線は、あくまでも人類よりも進歩した超科学の申し子・未来科学の精霊たるスマートでクールなものであって、光線自体は重さのある物質ではない熱線、もしくは質量・重さのない放射線なり科学的・物理的な光の粒子であった。
 それが、平成以降のウルトラにかぎらず、80年代以降のマンガやアニメなどのジャンル作品では、もう60年代までの科学万能の時代が終わって久しいせいか、光線自体を科学的・物理的なだけの存在とはせず、そこに光線ワザを放つ者の精神や気力・気合い・ド根性などといったドロくさい要素をオーバーラップさせていくようになったと思う。


 本作短編アニメにおいても、ナゾの巨大超人による光線ワザ「レーザーショット・アンドロメロス」は光線、つまり一応は質量のない光、もしくはそれに類するものなのに、物理的・物質的・気合い・気功(笑)的な圧力・勢いをもって、ジャッカルの軍団長を大通りに沿ってはるか後方にズルズルと滑らせていく!
 先日放映されたばかりの『ウルトラマンX(エックス)』(15年)#13「勝利への剣(つるぎ)」の坂本浩一カントク回でも、ウルトラマンビクトリーの強化形態・ウルトラマンビクトリーナイトが剣およびそれを握った右腕からタテ長の必殺光線を発射するや、それを浴びたマグマ星人が後方に地滑りしていったが……。互いに互いをマネたということはないにせよ、やっていることは同じだ(笑)。


 だからこのへんの演出は、原作マンガが描かれた70年代的なものではなく、80年代中盤以降のアクション演出の流儀だとも思うのだが、通常の光線よりも強い! という表現でもあり、モーレツにカッコいいので70年代っぽくなくても無問題!
 物事を顕微鏡的に眺めて、その微差を言語化して、作品の本質をより捉まえたいと思う「腐れ評論オタク」としては、そのへんのニュアンスも腑分けして成文化しておきたい。
 とにかくナゾの巨大超人の強さが、原作マンガ以上に際立つアクション演出だ!


 そして、ヨロイの腹部にある飾りをハズすや、


アンドラン!!」


 と叫んで、中空にブーメランのように放つ!


 ウルトラセブンの頭頂部のトサカ部分をハズして放り投げる宇宙ブーメラン・アイスラッガーとほぼ同じ、だけれど若干(じゃっかん)加工した飛行音&切断音がして、宙に浮遊していたジャッカル軍団員たちを次々に両断して爆破させていく!
 ……千人万人にひとり、異常者がいて彼らに悪影響を与えるのであれば、切断ワザの「自主規制」も仕方がナイと個人的には思っているけど、今回は媒体が大勢の眼にふれるTVではないせいか、怪獣の触手とかではなくヒト型のジャッカル軍団員たちなのに、その胴体が次々と、しかも腹部で真っ二つに切断されて爆発四散!(イイのかよ!?・笑)


 そして、ヨロイの両肩から前方腹部に延びる細長い2本のサスペンダー(?)を上方に開扉するや、その先端から、


「アンドロレーザー・N75(エヌ・ななじゅうご)!!」


 ビル街の広大な上空に放った細長い光線を左右に一閃! 宙に浮遊していた数十人のジャッカル軍団員たちは大爆発の猛煙の中に消えていく!


 ナゾの巨大超人の圧倒的な強さもさることながら、原作マンガにおいても、天才漫画家・内山まもる大センセイの圧倒的な画力・デッサン力・レイアウト力によってある程度はすでに達成されていた、長大なビル街と広大な大空というパノラミックなスケールを感じさせる「絵」が、アニメであってもついに実現!(感涙)


 続けて、巨大超人がその仮面をはぎ取り、ヨロイも無数のパーツに分解、キャスト・オフ(笑)して空中に飛ばして、その正体を明かす!


「オレは宇宙警備隊、アンドロメダ星雲、支部・隊長! メロスだ!!」


 ♪ジャジャーン!! みたいな(笑)。


アンドロメロスの卓抜な出自設定! オトナではなく小学生児童レベルの知的・SF的好奇心を喚起せよ!


 我らが住まう銀河系の外に出て14万8千光年かなたをめざす、日本におけるジャンル作品のエポックメイキング『宇宙戦艦ヤマト』(74年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101207/p1)よりも前、多分『ウルトラマンエース』(72年)や『ウルトラマンタロウ』(73年)の時期には、初代『ウルトラマン』#1などで語られてきたウルトラマンたちが所属する「宇宙警備隊」という組織が、ウルトラ一族の故郷である300万光年先のM78星雲のみならず、


 銀河系星雲
 アンドロメダ星雲
 M25星雲
 S・P5星雲
 L・P372星雲


――今なら銀河系内ガス雲の「星雲」と区別して、銀河系と同等の「○○銀河」と呼称するだろうけど(笑)――などにも支部が存在するという、複数の銀河をもまたにかけた、おそらく円谷プロの作り手たちも、記事を監修していた満田かずほプロデューサー以外は知らないような(汗)SF設定が学年誌で発表されていた。


――学年誌の編集者が勝手に作ったように云われていて、たしかにそうでもあるのだろうけど、当時の記事や付録をオタク友達のネットワークを駆使して取り寄せて読んでみると、往時は円谷プロに在籍していたオタク第1世代の特撮ライターにして、草創期のマニア向けムックにて第1期ウルトラ至上主義を流布したひとりでもあられる竹内博=酒井敏夫の署名もよく見かける。氏もこの設定構築にはかなり関わっているようにも見える。しかも、イヤイヤやっているようには見えずノリノリで書いているようにも見える(笑)。まぁ同一個人の中にも矛盾・分裂した指向が併存していることは往々にしてあるのだろうけれど――


 その世界観設定が今ここで活かされる!
 宇宙警備隊の支部組織、そしてある意味ではウルトラ兄弟たちを上回り、ゾフィー「隊長」とも拮抗する支部「隊長」の称号を得た、格下の「弟」ではない新たなウルトラ戦士の登場だ!


 自虐ではなく云うのだが、このテのジャンル作品・娯楽活劇作品は本質的には高尚な文芸作品などではないのだから、ポッと出のまったくの新設定による形勢逆転劇など、多少のご都合主義的な展開はあってもよいとは思う。
 だが、できうれば作品の外の設定ではあっても、すでにある設定を後付けでもパスルのピースをハメるかのように活かした方が、そこに一応の子供レベルでの知的快感(笑)もあるのだし、戦闘ヒーローの肩書き(笑)による魅力倍増が、即座にバトルシーンの盛り上がりにもつながるのであれば、それに越したことはないのである。
 そんな観点からも、新超人・アンドロメロスの設定がいかに卓抜であったことか。



 残念ながら、今回の短編アニメでは中盤のクライマックスはここでブツ切れしてしまい、イキナリ飛んでジャッカル星での最終決戦が映像化されている。


 今回の短編アニメでは惜しくも映像化されなかったが、止め絵でもイイので、先のアンドロメロスVSジャッカル大軍団との大乱闘シーンの最中に、ウルトラ28人衆が例の変身巨大化時の右拳を硬く握って右腕を前方に突き出したポーズで、東京上空に一斉に出現(!)する2ページ見開きのパノラミックで壮観な図を、このアニメでも再現してほしかったのだけれども!
――もちろん続けて、70年代当時には不可能であった(90年代後半の平成ウルトラシリーズ3部作の時代でもまだ困難であった)――、飛行・浮遊能力のあるウルトラ一族とジャッカル軍団員たちの宙に浮遊したままでの直後の大混戦も再現してほしかったのだけれども!――


 まぁそんな世代人の要望は、作り手たちも百も承知であろうし、彼ら自身もぜひとも映像化したかったシーンではあろうとも思うので、「予算と尺の都合」で泣く泣く削ったのであろうともわかるけど、一応やっぱり指摘はしておきます(笑)。


ただし、冒頭の初代ウルトラマンVS宇宙恐竜ゼットンとの再戦は、原作マンガ版よりもボリュームアップ!


 本作を鑑賞していると、娯楽活劇作品とは、「殺陣(たて)」、つまりは「アクション演出」といったものが、いかに大切であるのかについても、改めて痛感してしまう。


 たとえば、この短編アニメの冒頭は、原典の原作マンガ版ファンならばとても印象深い、のちにジャッカル大魔王が化けた姿であったことが判明する、初代『ウルトラマン』最終回で初代ウルトラマンを打ち負かした強敵怪獣・宇宙恐竜ゼットン初代ウルトラマンとの広大な宇宙空間を自由自在・縦横無尽に飛行しつつバトルする再戦で、再び初代ウルトラマンが負けてしまうという衝撃的なシークエンスが描かれる。
 つまりは、古い世代人(笑)にとっては、この勝敗の決着は、すでに確定している既定路線でもあるのだ。


 でもだからと云って、初代ウルトラマンが敗北するという結論・落としどころはもう決まっているのだから、そのバトルの中間過程におけるシークエンスを膨らませたり、凝ってみせたり、アレンジを加えることがムダであり無意味なのだ! とゆーものでもないハズだ。


 「月刊連載マンガ」の文法においては、漫画家・内山まもる大先生による、原典のマンガ版のようにウルトラマンVSゼットンのバトルが一手・二手程度の殺陣(たて)でもOKで、1回分の連載の中で他にも語るべき事項がある以上は、そこに早く到達するためには、バトルを簡略化して展開をサクサクと先へ進めるのはむしろ妥当だとも云えるだろう。


 しかし、「週刊連載マンガ」なり「映像作品」においては、「ドラマ」や「ストーリー展開」ではなく、局所的な「アクション」描写だけでもクライマックスとすることができる。


 そうであれば、原典のウルトラマンVSゼットンにおける一手・二手程度の攻防では、映像作品においてはたったの数秒で終了してしまい(笑)、それではあまりにアッサリ淡泊にすぎるワケであり……。


 初代マンが弱すぎる! ではなく、ジャッカル大魔王が強すぎるのだ! とお客さんに思わせるには、ドーするべきなのか?


 それは初代マンも程々に強いのだ! と思わせる描写。たとえば、敵の攻撃を機敏に避けて瞬時に反撃してみせる描写を、執拗に積み重ね積み重ねして、強敵に対して善戦するなり拮抗するなりのシーソーバトルのシーンを、物足りなくないように、かと云って応酬が長すぎてクドすぎてアキてもこないように、その両者の狭間で、適度な分量で挿入していけばいいワケだ。


 そして、この作品はそれを見事に達成して、作品自体の冒頭のツカミとすることに成功していたのであった……。


アンドロメロスVSジャッカル大魔王! 原典マンガの「アクション演出」は不十分だったのか!?


 終盤のアンドロメロスVSジャッカル大魔王の一騎打ちの膨らませ方、両者の設定を活かした多彩な変身や必殺ワザの存分な見せ合いの応酬の羅列なども、まさに本アニメ冒頭におけるウルトラマンVSゼットン戦の膨らませ方と同様の「アクション演出」かと思われる。
――どのように一挙手一投足を描写すれば、観客の心情を高揚させる「アクション」を構築できるのかについての心的な法則性!――


 アッとかオッとかハッとかと驚かせたり、緊張させたり緩めたりして興味を引かせつつ、最終的にはアーこーなったぁ! みたいな。


 いかに「アクション演出」といったものも、作品をエモーショナルな次元で底上げするのに大切なものであるのか? そんな模範例としても、この短編アニメを語り継いでいきたく思うのだ。



 もちろんだからと云って、今度はその裏返しとして、原典マンガの「アクション演出」の不備(?)をケナすのでもなく、ソレは「月刊」と「週刊マンガ」、もしくは「映像作品」との文法の違いに由来するモノであって、当時はアレでも十分に許容されていた! という事実はくれぐれも時代の当事者としては証言しておきたい。
 数十年後の後出しジャンケンで、今の眼で見ると冒頭のウルトラ兄弟VSジャッカル大魔王との戦いが「若干物足りない」などという類いの感慨を、70年代当時の感想とも織り混ぜたかたちで、選り分けずに未分化で語るような愚は犯すべきではないのだ。


 ではあるのだが……。


少々の瑕瑾。ウルトラ兄弟VSジャッカル大魔王のラストバトル!


 コレは原典のマンガ版がそうであったから仕方がナイともいえるのだが……。子供のころから漠然と感じていた少々の不満を、この短編アニメで解消してほしかったともまた思ったりもする。


 その1。ラストバトルの場にそろうのは、ウルトラ6兄弟のみならず、ウルトラマンレオとアストラも含めたウルトラ8兄弟であってほしかった(笑)。


 その2。もちろん最後にラスボスであるジャッカル大魔王がやっつけられるのは当然であるにしても、そのヤラれ方の「アクション演出」にはもう一工夫がほしかった。
 単なる6兄弟の合体光線でヤラれてしまうのでは、アレだけの強大さを誇った強敵にしては、あっけないとも思うからだ。あと、もう一手か二手はほしい!


 ここはひとつ、ウルトラ兄弟たちの必殺光線一斉発射を受けて、一歩はあとずさりしてたじろくも凌いでみせるジャッカル大魔王!
 しかしすかさず、ウルトラ兄弟たちも第二打として、前面に出たウルトラマンエースの頭頂部のトサカの円型空洞にエネルギーを放射して、エースがトサカに充電されたエネルギーボールを両手に取って超特大の合体光球・スペースQを放つ!
 コレまたジャッカル大魔王はしばらく踏みこたえる!
 しかしそこに、『ウルトラマンレオ』本編での対ババルウ星人編における失態を挽回するためか、レオ&アストラ兄弟が件の原典マンガでは途中で忘れ去られてしまっていた(汗)ウルトラキーを携えて伏線解消(笑)のために見参し、トリガーを引いてキーから超強力な光線を発射!!
 ようやっとジャッカル大魔王も堪えきれずに大爆発!!
 ……などといった「アクション演出」にしてほしかったとも思うのだ。
――スペースQでもダメージは与えるけど決定打にはならなくて、エースからタロウへと選手交代して、ウルトラ兄弟たちがウルトラマンタロウの左右のツノにエネルギーを照射して、充電されたタロウが両腕から最強のコスモミラクル光線を放つ! というシークエンスを挟んでもイイです(笑)――


 こーいうちょっとした「アクション演出」の積み重ね描写で、その作品の「テーマ」や「ドラマ」とはまったく無関係でも(笑)、ジャッカル大魔王の十分な強さとウルトラ兄弟の一致団結によるさらなる強さを描けることになるワケで、それが視聴者の高揚とカタルシスをも増進させることにもつながると信じるのだ。


 ……そうした小さな瑕瑾(かきん)はあるけれど、『スター・ウォーズ』(77年・日本公開78年)封切以前の1975年に、すでにここまでのビジュアルイメージを達成していた作品があったことを、そして70年代後半のマニア評論・特撮評論の草創期の時代で、オタク第1世代が「ウルトラ兄弟」や「ウルトラの国」の設定やウルトラマンたちに人間クサいキャラクターを付与することは「ウルトラマンの神秘性」を損なうとモーレツに批判していたあの時代に、その下の世代の子供たちは「ウルトラ兄弟」や「ウルトラの国」の設定を宇宙規模レベルで十全に活用した本短編アニメの原典マンガに夢中になっていたことを、今の若いマニアたちにも改めて伝えておきたいし、それを見事に理想的に映像化した短編アニメであったことも讃えておきたいのであった。


本作『ザ・ウルトラマン』の正史化への試みが実はあった!?


 余談。『ウルトラマンメビウス』(06年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070506/p1)のDVDライナーノーツにおける、メインライター・赤星政尚のインタビューによると、ナント! 『メビウス』ではその中盤、#11〜#17のウルトラマンヒカリ編の直後に、実写でのジャッカル大魔王の復活とアンドロメロスの登場編を構想していたそうである! 惜しくも却下されてしまったが、コレが実現していれば、『ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン』はまごうことなきウルトラシリーズの正史になっていたハズである。
 世代人であれば、本作を正史としてほしいと願うヒトは多いハズである。コレから昭和ウルトラの世界観を引き継ぐ新作シリーズを作る際には、『ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン』のみならず、世代人には馴染みが深い78年秋〜79年秋にかけて『コロコロコミック』に月刊連載された、かたおか徹治センセイのマンガ『ウルトラ兄弟物語』(ISBN:4575935875ASIN:B000J8GFFC)などもぜひとも正史にしてほしいものである。
 加えて、『ウルトラマン80』終了直後に、幼児誌『てれびくん』にて月刊連載された居村真二センセイのマンガ『ウルトラ超伝説』(ISBN:4886531067ISBN:4886533647)も正史にしてほしいものである。


 『ウルトラマン80』#1が『ウルトラマンレオ』終了以来、5年ぶりに怪獣が出現した世界であることと矛盾が生じるって? スペースサタンキングは怪獣ではなく宇宙人なので大丈夫(笑)。
 『ウルトラマンメビウス』#1が『ウルトラマン80』終了以来、25年と2週間ぶりに怪獣が出現した世界であることと矛盾が生じるって? 『ウルトラ超伝説』冒頭は『ウルトラマン80』終了直後の時期が舞台なので、コレもまたギリギリ大丈夫なハズ(笑)。



 本作の原典マンガ『ザ・ウルトラマン』への約35年後のオマージュでもある、ウルトラマン映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(09年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20101224/p1)からのフィードバックも本作には見られる。
 ウルトラマンの一族の故郷には、地球上に出現した赤いボディーの持ち主のみではなく、青いボディーの持ち主もいるとして描かれた映画『ウルトラ銀河伝説』での描写を受けてか、はるか後年の作品との設定上の後付け的な整合性を取るためか、本作『ザ・ウルトラマン』でもウルトラ一族の一般兵士の半分は青いボディーの持ち主として描かれているのがまたグッド!
――大むかしの学年誌や子供向け豆百科、あるいは比較的近年の『ウルトラマンメビウス』における青いウルトラマンウルトラマンヒカリを指して語られた、「青いボディーの持ち主は、戦士の職業者である『宇宙警備隊の隊員』ではない!」という設定とはムジュンが生じてしまうかもしれないが(汗)。しかし青い戦士は、『宇宙警備隊の見習い隊員』なのだと解釈すれば、ムジュンは生じなくなる!?(笑)――


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2015年晩秋号』(15年11月15日発行)〜『仮面特攻隊2016年号』(15年12月30日発行)所収『ザ・ウルトラマン ジャッカル対ウルトラマン』評より抜粋。後半部分はブログUPに際して新規書き下ろし)


[関連記事]

ULTRAMAN』 ~等身大マン・セブン・エース型強化服vs等身大宇宙人! 高技術3D-CGに溺れない良質作劇! 歴代作品へのオマージュ満載!

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190528/p1

ウルトラマンジード』最終回「GEEDの証」 〜クライシスインパクト・幼年期放射・カレラン分子・分解酵素・時空修復方法はこう描けば!?

  https://katoku99.hatenablog.com/entry/20180213/p1


[関連記事] 〜漫画『ザ・ウルトラマン』に影響を受けて作られたTVアニメ『ザ☆ウルトラマン』(79年)

ザ・ウルトラマン再評価・全話評 〜序文!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090504/p1

ザ・ウルトラマン#1「新しいヒーローの誕生!!」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090505/p1

ザ・ウルトラマン#19「これがウルトラの星だ!! 第1部」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090913/p1

ザ・ウルトラマン#20「これがウルトラの星だ!! 第2部」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090914/p1

ザ・ウルトラマン#21「これがウルトラの星だ!! 第3部」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090920/p1

ザ・ウルトラマン最終回 #47「ウルトラの星へ!! 第1部 女戦士の情報」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100328/p1

ザ・ウルトラマン最終回 #48「ウルトラの星へ!! 第2部 前線基地撃滅」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100404/p1

ザ・ウルトラマン最終回 #49「ウルトラの星へ!! 第3部 U(ウルトラ)艦隊大激戦」

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100411/p1

ザ・ウルトラマン最終回 #50「ウルトラの星へ!! 完結編 平和への勝利」

  (そのうちにUP予定・汗)

ザ・ウルトラマン全話評価 〜全記事見出し一覧(スマホの場合、全記事・年月別一覧)

  『https://katoku99.hatenablog.com/archive/category/%E3%82%B6%E2%98%86%E3%82%A6%E3%83%AB

ザ・ウルトラマン総論 〜ザ☆ウルトラマンの時代・埋もれた大スケールSF名作! 第3次怪獣ブームの猛威! 70’s末の熱い夏!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971117/p1


[関連記事] 〜漫画『ザ・ウルトラマン』に影響を受けて作られた映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(09年)

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 〜岡部副社長電撃辞任賛否!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20101224/p1


[関連記事] 〜ウルトラシリーズ作品論

ウルトラマンメビウス』総論 〜脚本家・赤星政尚論!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070506/p1

ウルトラマンダイナ』総論 〜ダイナの赤い輝きに(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971215/p1

ウルトラマンエース』総論 〜再評価・全話評完結!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070430/p1

ザ・ウルトラマン』総論 〜ザ☆ウルトラマンの時代・埋もれた大スケールSF名作! 第3次怪獣ブームの猛威! 70’s末の熱い夏!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971117/p1

ウルトラマン80』総論 〜あのころ特撮評論は思春期(中二病・笑)だった!(長文)

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19971121/p1


[関連記事] 〜ウルトラ兄弟・大活躍映画