この2.5次元舞台の男性「脚本家」と、原作マンガの女子「原作者」との角逐もカラめて多層的・重層的に作品はつむがれていくのでもあった……。こう記してしまうと、本稿執筆時点の今年早々の出来事でもあった2024年1月末に勃発した、マンガ『セクシー…
『グレンダイザーU』 ~マジンガーZも活躍する快感! しかしてあまたの要素で渋滞! 超古代文明ネタなどで、続編での挽回を期待したい!
●「ブラックホール」における「事象の地平線」にて生じる「ホログラフィック原理」と「ホーキング放射」にカギがある!? ●「合理」を超えた「肉体」と「感情」の回復を目指す未来人。「差別」「争い」「戦争」はなぜに起こるのか!? ●軍事的アドバンたる「時間…
●アークのヒーローデザイン! アーマー装着の是非と、鎧装着ウルトラマンの系譜! ●版権収入を確保・増大させるために、鎧・カード・カプセルを肯定せよ!? ●「太陽の鎧」&「月の鎧」に「変身アイテム」の描写は万全だったのか!? ●作品自体はフツーの出来! …
*往時は「ガンダム」オタク諸氏には叩かれていた『SEED』! しかして、同時に若年層には高い人気を獲得! *新人類ならぬ、遺伝子操作ベビーvs一般人との図式がハラんでしまう複雑な入れ子の構造の秀逸さ! *敵味方の憎悪と復讐の増幅&連鎖描写の執拗…
ドコモのサイトに、すでに保有しているドコモ用の「dアカウント」(=旧・docomoID)と、そのパスワードにてログインした。 けれども、いま流行りの「二段階認証」の問題が! 壊れてしまったガラケーの携帯電話の「電話番号」の方に(携帯電話のメ…
怪獣退治の専門家集団の基地や戦闘機のメカニック性をシャープに強調、敵も怪獣よりは侵略宇宙人主体、正義の巨大超人も銀色主体から赤色主体に変えた『ウルトラセブン』が放映をスタートする。 70年代末期の第3次怪獣ブーム時における本邦初の特撮マニア…
今度は民間人レギュラーを怪獣退治の専門家集団に変えて、そのうちのひとりの隊員を巨大宇宙人に変身させて怪獣と戦う、ヒーローものの体裁を採った初代『ウルトラマン』(66年)が同年7月から放映が開始されて、やはり平均視聴率36.8%の大人気を誇…
民間航空のセスナパイトロットとその助手に新聞社の女性カメラマンが行く先々で怪獣や怪奇現象に遭遇する『ウルトラQ』は、「単なる怪獣モノではなかった」という理論武装で持ち上げる向きも多い。 (しかし、第1世代の特撮ライター・竹内博などは自身が『…
上原正三の生涯を通じた日本のTV特撮&TVアニメ史 序章・1937(生誕)~1963年(26歳)! 上原正三の生涯をたどること = 日本のTV特撮&TVアニメの歩み! 上原正三の作風・作家性とは「沖縄」出自に起因するだけのものなのか!? 上原正三…
「シン・仮面ライダー」賛否合評大特集・エヴァ26年総括・東京23区全歴史博物館・深夜アニメ合評同人誌ほか批評感想資料本多種委託
黒髪ロングで瞳を大きな六芒星とすることで、スター性を感じさせるヒロインのビジュアル! 虚栄的で人格的な偏りもある、どころか壊れてすらいる、時たまに常識人も混在しているアイドルたちや、その候補にまつわる諸相! 彼女らはルックスには恵まれている…
ドラマが重たくなると旧友とも偶然の再会(笑)、少女時代と変わらぬ人格・振る舞い方での酒盛りもはじまることで、作品の明るさも担保。 『プリキュア』諸作序盤とも同様、各話ごとにひとり、あるいはふたりが変身能力を復活! 集団合体ワザや主役プリキュ…
「スパイ」モノと「家族」モノを混ぜた作品。といっても、「家族」の方は「疑似家族」ではある。 むろん、ドラマとして構築していく以上は、「役割」を演じているだけの「擬似家族」ではあっても、そこに情実が通ってホントの「家族」になっていく……といった…
女性オタク向けの中華ファンタジー。といっても、「異能バトル」が主体の作品ではない。宮廷内で生じる超常現象に「推理モノ」的な手法で迫って、最後にはオカルト的な手法で解決(成仏)していくといった作品である。 主人公は後宮、つまりハーレムの離れに…
帝国最強の美少年剣士クンと、皇庁(王朝)の金髪ロングの第2王女さま。 戦場で出逢ったふたりが、互いに中立都市で再会。恋といかずとも、互いに相手が人格も良識もあるヒトであり、立場上はマズいと自覚しつつも偶然の再会を重ねることで、燃え上がること…
孔明が現代日本に転生。少女をスターダムに上げようと知略をめぐらす傑作! 彼女の下宿のたたずまいや、孔明が転生者だと信じない、そもそも孔明とは誰なのか?(笑) といった彼女のリアクションの方で、虚構作品なりのある種のリアリティや地に足が着いた…
8・9・10人目の戦士! イベント編の質の高さ! 熱血活劇度も上昇! ついに10人戦隊が実現! 第17話「ガチだぜ! キョウリュウグレー」では、8人目の戦士・キョウリュウグレーが登場! 第21話「ズオーン! かえってきたプレズオン」では、9番目の戦士…
イイ意味でドラマ性が低い、明朗な狂躁作品! 当初はヌルい印象。追加戦士で戦闘色もアップ! その後はギャグ怪人も傑作! 恐竜モチーフだが、戦隊は牙や爪での近接戦ではない。銃撃戦なので熱血度はややウスい。 収集アイテムは電池。変身アイテムは銃型。…
薔薇戦争の悪役を両性具有の薄幸美少年に改変。 『純潔』は聖母と同名の魔女で、百年戦争を止めんとする。 『アルテ』はルネサンス期で、女性が絵師を目指す。 『平家物語』は信じても夢は叶わない世界。 『アンゴルモア』は対馬での元寇との戦い! 『戦国BA…
今日的な美少女アニメ・ハーレムラブコメの原点。後年の美少女アニメの主役は内向的だが、諸星あたるはナンパもこなす(笑)。 『つぐもも』もその系譜だが、戦闘美少女の要素が強いが、それゆえ少々古い感じ? 『メイドラゴン』の寄宿先は20代の独身OL…
ヒーロー部(笑)の残念なイケメンたちに翻弄、戦隊ピンク扱いされる、逆ハーレム作品。 『エグゼロス』は、男子高校生がエグゼレッドに変身! 性欲・煩悩全開作品だ。 『チアフルーツ』は、ご当地ヒロインによるショーを巡る物語! 『恋は世界征服のあとで…
レンタル彼女で演技でも吸い込まれてしまう魅力。 『カッコウ』は「取り違え子」同士でもギャグ寄せ。 『式守さん」は強女子が男子を守る作品。 『カノ彼女』は破裂的なギャグ。 『トニカクカワイイ』は彼女に一目ボレして近づこうとして交通事故! そこで告…
ハードではなくオーソドックスに過ぎる。玩具の売上面でも不安。 シリーズを通じたライバル・悪役もいない。 1話完結のルーティンだと、子供でも飽きてくると思われるし、『快傑ライオン丸』や『人造人間キカイダー』(共に72年)のむかしから第3勢力キ…
予防殺人!非殺!などは二次的な事項。全て最終的にヒロイン2人の関係性に収斂! 黒髪ロングの美人さんでも人情の機微には疎そうなマジメでクールなサブヒロイン。彼女の1才上でもある同じく狙撃手であっても三枚目的で裁けてもおり融通も利かせられる薄金…
愛情はナシの肉体関係。うらやまケシカラン!(爆) 一見は清楚な女教師も、男の視線が自分に集まる瞬間の快感が行動原理。他の女性が懸想する男にチョッカイ出しては当の女性が嫉妬や悲嘆にかられるサマに喜悦&優越感を抱き、時にその男を寝取りもするビッ…
*70年度後半 ~第2次怪獣ブーム勃興 *71年4月 ~変身ブームへの転轍機 *前史。歴史の流れ・交差・人脈・叙述とは!? *昭和『仮面ライダー』のプロデューサー・平山亨の出自! *昭和『仮面ライダー』のプロデューサー・渡邊亮徳の企画 *1950年代末期(昭和30…
女子が異世界に転生して無双!? 現世では萌え媚び臭が感じられない、グレーのスーツに身を包んで黒ブチ眼鏡女子が異世界に転生。 悪い意味ではなく冴えないオタク女子向けファンタジーで、その自己投影としての浮ついたところがない常識人の女性主人公といっ…
冒頭カーチェイスから原典オマージュ! そのアレコレ! *ダンプが吹っ飛ぶナゾ! バイクの転落! ㈱三栄土木! *ヒロイン&ライダー初顔見せ! そのコート! 画質も! *アヴァンタイトルにアクションを配置するスペシャル感! *「風」と仮面! 石森マンガ版…
原点回帰・バリエーション・シリーズ直系の鼎立! 姉を殺害して自身を改造人間にしたバダンに強く復讐を誓う! 『ライダー』っぽさを想起させて、郷愁さえ抱かせる。 昭和の『仮面ライダー』の魅力は「旧1号編」の要素だけではなかったハズだ。 歴代ライダ…