假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありませんので、悪しからず!(笑)

仮面ライダービルド戦争編・総括 〜北都が東都へ武力侵攻をドー観る!?


『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』 〜ヒーロー大集合映画の教科書がついに降臨か!?
拙ブログ・トップページ(最新10記事)
拙ブログ・全記事見出し一覧


『仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧


仮面ライダービルド』第2クール・戦争編

三つ巴の三国闘争を描く『仮面ライダービルド』。今度は火星へ!?

〜北都が東都へ武力侵攻をドー観る!?〜

(文・T.SATO)
(18年5月3日脱稿)


 年が明けた2018年1月早々、3つの領土国家に分断された架空世界の日本で、ついに「北都」国が「東都」国に武力侵攻を開始した!
 CGやデジタル合成の進歩に伴ない、数百数千の兵士と、鉄塔の鉄骨のごとき二足歩行の中型メカの群れがワラワラと国境を越えて襲来!
 100年前の第1次世界大戦を想起させる最前線とおぼしきヨコ一列に掘った塹壕にこもって銃撃する兵士たちから始まって、壮大な肉弾戦や乱戦が描かれる。
 ナマナマしさを減じるためであろう。兵隊たちの顔面はフルフェイスのヘルメットで被われて、苦悶の表情などは見せないことで、適度に記号化・様式化されて、そこで倒れた兵士たちは死したのであろうけど、過剰な残酷さは醸さない――もちろん充分悲惨ではあるけれど――。


 そして、「北都」軍は「東都」の首都付近にも侵攻! 町々は崩れたビルの瓦礫に覆われ、人々は逃げまどい、親御さんを失ってしまったのであろう幼児が泣き叫んでいる!
 ……コレはドコの「シリア」であろうか?(汗)


 この事態に、年明け前の第1クールまでは、我らがヒーローであり、ローカルな事件を局所的に解決してきた「仮面ライダービルド」こと桐生戦兎(きりゅう・せんと)クンと、その相棒である2号ライダー「仮面ライダークローズ」こと万丈龍我(ばんじょう・りゅうが)クンは、まったくの無力とはいわないけど、トータルでは無力である。
 ココでは必ずしもイイ意味ではなく使わせてもらうが、せいぜいが目前の生命を救うことができる程度だ……。
――同じく物語の舞台を、ユニオン(米日)・AEU(西欧)・人革連(中ロ)の「三国抗争」として描くも、この3国の軍事力をも上回るであろう圧倒的な超兵器である巨大ロボ・ガンダムを所有することで第4勢力となった、私的武装組織が衛星軌道上から戦争根絶のために地球各地の戦場へ武力介入に乗り出して、地球統一がなった物語の最後でも武装解除することなく地球政府が暴走した際の抑止力(!)として衛星軌道に留まった『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』(07年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20100920/p1)と比すると、あまりに無力なヒーローである(汗)――


特撮作品も時代の風潮を反映! キナくさい『ビルド』戦争編!


 歌は世に連れ、世は歌に連れ……。
 流行歌の歌詞にも、たかが子供向けの特撮変身ヒーロー番組にも、好むと好まざるとに関わらず、作り手が意図したモノも意図しなかったモノも含めて、時代の空気、人々のその時代における気分や思想風潮が――絵の具の数が一色といわずとも、いくつもの色合いで――淡く染まってしまうモノのようだ。
――もちろん染まっているから優れている……なぞと云いたいのでもない。時代に染まらず人間や社会の普遍的な何かを描いたがゆえに古びない作品もあれば、時代に染まりきって突き抜けたがゆえに後世にその時代を象徴・体現する作品となって残る作品もある――。


 「戦争」のイメージといえば、我々敗戦国・日本の国民にとっては長らく、「イラク戦争」でも「湾岸戦争」でも「ベトナム戦争」でも「朝鮮戦争」でもなく、(沖縄を除く)本土がガチンコの戦場と化したとまでは云えないけど、空襲には見舞われて主要都市は焦土と化してしまった「太平洋戦争」であった。
 戦後73年。リアルタイムで「太平洋戦争」を銃後も含めて体験した世代は今や極少であるとはいっても、あまたの学校教育・映画・TVドラマ・アニメ・回顧番組などで、「戦場」というよりかは「戦時下の生活」というかたちで、「太平洋戦争」は国民的な歴史の記憶にはなっている。
――ファッション&スイーツにしか関心がない輩は、教育されてもこのテのことは耳の右から左へと抜けていって残らない人種なので、ココでは考慮外としてください(笑)――


 1960年代の第1期ウルトラシリーズを信奉する第1世代マニアによる、70年代前半の第2期ウルトラシリーズに対しての過剰な蔑視で埋もれてしまった観のある、往年の『ウルトラマンエース』(72年)の隠れた名作エピソード、#18「鳩を返せ!」(http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060907/p1)冒頭では、定期パトロールで市井(しせい)を特殊車両で巡回していた怪獣攻撃チームの隊員たちが、昼下がりの街中で「平和の象徴」とされる「鳩」を見かけて、そこに「平和」を束の間感じてそのことをクチにするも……、異次元人ヤプールに地球が襲撃されている今でも世界の各地では戦火が絶えていないことに思いを馳せて、苦渋の面持ちで「平和だ」発言を取り消すという名シーンがある。
 とはいえ、そこで連想される戦争の戦場は日本ではナイ。当時まだ終結していなかったベトナム戦争や中東の地のことであろう。


 しかし2018年現在、日本人にとっての戦争といったら、地球のウラ側の国々を舞台とする戦争のことではない。日本列島の頭上を通過するICBM(大陸間弾道弾)や地下核実験をくりかえした、隣国のことである。あるいはかの国と日本と直接戦火を交えることはなくても、隣国と超大国が戦端を開くことで、その余波として超大国の一応の同盟国でもある本邦・日本にもミサイルの雨が降ってくることである。


 「北都」による侵攻開始に伴ない、「北都」側の圧倒的戦力(の一部の遊撃隊?)を一応は象徴させる存在として、実は「北都」側にも「仮面ライダー」がいた! という設定にして、年末お正月映画のラストでもお披露目されていた3号ライダー「仮面ライダーグリス」へとのちに変身する猿渡一海(さわたり・かずみ)も新登場!
 加えて、80年代ヤンキーみたくリーゼントの髪型の3バカ不良キャラがグリスの子分としても登場! 彼らはスマッシュ怪人に変身しても自我を失わなず、しかも桁違いに強いゲルショッカー怪人、もといハードスマッシュ怪人へと変身。戦場で大暴れをくりひろげる。


 この危機に際して、新たな変身ベルト・スクラッシュドライバーで、2号ライダー・仮面ライダークローズは、顔面を半透明パーツで覆った仮面ライダークローズチャージへと強化変身して敵を圧倒!
――新変身ベルトの音声ガイダンスには、ついにラスボス級の大ベテラン声優・若本則夫(わかもと・のりお)が登板! ドス&コブシの効いた朗々としつつもトボケた感じの低音ボイスを聞かせてくれる。特撮では映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』(10年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20111204/p1)での敵幹部宇宙人・アイアロンなどで登板していたが、内海賢二亡き今、ウルトラ一族の宿敵・暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人が復活することがあれば、若本氏に担当してほしいものだ――


 しかし、新たな変身ベルトの設計図データが早くも秘かに盗まれていたとの設定で、難波重工が製造したまったく同型のベルトを使って変身した黄金色の3号ライダー・仮面ライダーグリスも登場! グリスをスピーディーに演じるのは、平成ライダーの女敵幹部・メズールやヴァルゴ・ゾディアーツ、仮面ライダーメイジなどの女性キャラを演じてきた細身の女形スーツアクター・藤田慧(ふじた・さとし)!
 このテの番組の常套で初登場からしばらくは(笑)、我らが仮面ライダービルド&仮面ライダークローズをも圧倒する!――本作においてはご存じの通り、特殊ガスを注入されてもスマッシュ怪人化しない特異体質の持ち主が「仮面ライダー」の資格者となっている――


 のちにアダナは「カズミン」と呼ばれる(笑)、3号ライダーグリスこと猿渡一美を演じるのは、早くも10年も前の作品となる『仮面ライダーキバ』(08年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080225/p1)では天才ナンパ師(笑)を演じていた武田航平!――主人公・仮面ライダーキバでもある息子クンは、父とは正反対な性格の内向的な引きこもりに育ってしまったとゆーのに(爆)――


 福祉を重視してても「ナイ袖は振れない」で貧乏国家の福祉なぞはタカが知れてるけど、「北都」の出身である以上は、もっとマジメで朴訥とした青森県プラウダ高校、もとい北国っぽい東北弁的なキャラかと思いきや……素手のパンチだけでスマッシュ怪人を倒したあとで(!)、オオゲサに痛がってみせたり、ネットアイドルでもある本作の黒髪メインヒロイン・美空(みそら)ちゃんのファンでもあったりするあたりで(笑)、『キバ』のころと変わらないキャラのような気もしてくるけど……。
 大規模農場(?)の御曹司でありながら、困窮を究めた小作人の3バカ不良たちを、私財を投げ売ってまで助けていた苦労人の過去が判明したあたりで、差別化にも成功しつつ好感度もアップ!


 とはいえ、それが「ねらい」でもあろうし、今の時代に「戦争」を描くのならばこーするのが誠意でもあり、またそーしなければツッコミも入るほどに日本人の民度が高くなった証左でもあろう。「北都」の人間である彼らもまた、鬼畜米英ではなく人間であることになってしまい、憎めない存在となっていき、エンタメ活劇としては敵をやっつけるカタルシスを構築するのが良くも悪くも困難となってしまうような、大状況を俯瞰してすべてを相対化しつつイーブン・公平に描く、より高次な神のごとき視点にも物語は登りつめていく……。
――まぁ大むかしのことはイザ知らず、ここウン十年のNHKの大河ドラマなどでも、東軍(徳川方)vs西軍(豊臣方)、官軍(新政府)vs賊軍(旧幕府)、源氏vs平氏を、善悪ではなくイーブン・是々非々に描くような作劇はけっこうやっているので、『ビルド』が空前絶後の試みをしているとか、そんな乱暴なことは云わないヨ(笑)――


 コレとパラレルで、本来の主人公である仮面ライダービルド&仮面ライダークローズは、自分たちの生活基盤である「東都」がピンチだとはいえ、その政府の軍事兵器としての協力を打診されるや、コレに反発する。
 しかし、目前の危機に際して、ベルト装着者の好戦性を高めてしまう新変身ベルトを2号ライダー・龍我クンは装着して変身し、限度を超えて使用すると自我を失ってバーサーカー(狂戦士)にもなってしまう強化変身パーツを1号ライダー・戦兎クンも多用するようになっていくという、仕方がナイし庶民を守るためだとはいえ、消極的には戦争に加担していく皮肉なサマも描かれるようにはなっていく……。
 ここで思う。カミさん・子供が殺されそうになったりレイプされようとしているときに、ガンジー的な無抵抗・非暴力主義は果たして正しいのか? ましてや、右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ、たとえ何十回裏切られようとも無限に許せ、と説くようなイエス・キリストの説法は、いついかなるときも常に絶対に正しいのであろうか? 叶わずとも負けるとわかっていても戦うべきときもあるのではないのか?


 ただまぁ、エンタメ活劇としては、近年の『ウルトラマンオーブ』(16年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170415/p1)におけるオーブの一形態・サンダーブレスターや、悪のウルトラマン・ベリアルの息子である『ウルトラマンジード』(17年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170819/p1)などとも同じく、ダークヒーローやピカレスク(悪漢)ヒーロー的な、魔性の力も借りた少々の犠牲もやむなしとしてしまう破壊や乱暴に暴走、イキがってワルぶって「オラオラ」的に威嚇・恫喝するような不遜で不良的で暴力的なアクションなどに、不謹慎な背徳感も伴なう少々のカタルシスを感じてないワケでもないけれど――我々視聴者の方も決して聖人君子ではないので(汗)――。


やむなしだが、殺人を犯してその罪に悩む仮面ライダービルド!


 ついには、戦時下とはいえ人間の命は奪いたくなかった戦兎クンなのに、強化パーツで黒い仮面ライダービルドに変身して、長時間戦闘により正気を失ってしまった彼が、3バカのひとりが変身していたスマッシュ怪人を必殺ワザ・ライダーキックで蹴り殺してしまう!!
 そして、正気に返った戦兎クンを、罪悪感と悔恨の念と自己嫌悪によるアイデンティティー崩壊の危機に陥らせてしまうという非常にイジワルな作劇……。加えて、戦兎クンを演じるジュノンボーイの若手役者クンの芝居がまた新人とは思えないほどにウマいものだから、真に迫る迫る……。
 スマッシュ怪人化していたとはいえ、人間を殺めてしまった現場に出向いて花束を手向けて合掌するシーンは、コレまた『ウルトラマンレオ』(74年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090405/p1)#15ラストにて通り魔宇宙人により無名隊員が犠牲となった多摩川のほとりでモロボシダン隊長が献花する名シーンを腐れオタとしてはつい想起もしてしまうけど、人格崩壊してしまいそうなまでに落胆している戦兎クンを演じる若手役者さんの力演には思わずコチラも泣けてくる。


 と同時に、不謹慎にも手の平の上で世界中のあまたの人物の物語を転がせてみせる神さまの視点に立って、往時の「ガンダム」オタクたちは酷評したけど、筆者個人は(初作は除く)本家富野「ガンダム」シリーズ以上にその作劇を高く評価していた――どうぞ罵倒してください(笑)――21世紀初頭の『機動戦士ガンダムSEED(シード)』(02年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20060324/p1)シリーズみたく、本作のコレからの展開は憎しみ・誤解・復讐の延々なる連鎖劇になってほしい!……なぞとも思ってしまったが(汗)。
 すっかり腑抜けてしまった戦兎クンを、同じく偶然その場に献花に出向いた3号ライダー・一美ことカズミンが目撃してしまうことで、戦兎クンを赦(ゆる)したワケでは決してないけど、敵である戦兎クンの立場&人格にも理解を示すような、敵側の人物も味方側の人物もともに大局から見て今の自分の立場がローカルに過ぎないと相対視できる視座を持つ近代的な――ポストモダン(近代の次の時代)的な?――態度を示してみせるクレバーな展開ともなっていく……。


 第1クールではあんなに飄々としていた性格よさげな兄ちゃん主人公が、記憶喪失の身とはいえ、そもそも前身は青年マッドサイエンティストで、主人公自身が大ショッカーの首領もとい、スマッシュ怪人の産みの親であり、引いては三国の戦争状況をもたらした元凶かもしれないという原罪を背負わせてしまうという、あまりにドラマチックかつ実にイジワルでもある作劇。
 正直、平成ライダーも20年近くの歴史があることから、『仮面ライダーアギト』(01年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20011108/p1)や『仮面ライダーディケイド』(09年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090308/p1)で記憶喪失の主人公は登場してはいる。とはいえ、10年近くのインターバルをおいていれば「またか!」という気持ちにはならないし、それで面白くなるのならばオッケー!
 どころか、自身の記憶喪失をさして悩むことなく、生来のユルい性格ゆえか実に前向き(笑)であった『アギト』や『ディケイド』とは異なり、本作においてはその悪魔の科学者ぶりの出自が明らかになるや、マジメな主人公クンは大いに悩みまくるワケであり、差別化もバッチリではある。
――腐れオタとしては、同様に前身が青年マッドサイエンティストであったことに苦悩した記憶喪失の青年が主人公であった昨17年の巨大ロボアニメ『ID−0(アイディー・ゼロ)』などの良作も連想したけど、その作品のクオリティはともかくこんなドマイナーな話題にもならなかった深夜アニメを、超多忙な本作のスタッフが鑑賞していたとはとても思えないので、映画の神さまのイタズラなのであろう――


群雄割拠の戦国時代ばりの離合集散・権謀術数! 国際社会の風刺!


 で、イロイロあって、「東都」と「北都」との戦争を、「東都」と「北都」の仮面ライダー同士の1vs1の対決で決着を付けようとなる展開などは、「地球がリングだ!」で世界各国のガンダムが4年に1度バトルロイヤルして勝者の国家は国際政治の盟主となれる(笑)異色作『機動武闘伝Gガンダム』(94年)並みに漫画的で非リアルなモノではある。
 しかし、「北都」側は仮に負けたとしても、その取決めを遵守する気はなく、軍隊を「東都」に向けて進軍中である! というあたりは……コレまた良くも悪くも、倫理的な是非はともかく実に政治軍事的にはリアルではある(爆)。


 で、ココからは現在のキナくさい世相に対する風刺色も込めていたであろう、ハッキリ云って「北朝鮮」を想起・揶揄している一面もあった「北都」が急遽壊滅! 仮面ライダーもどきの赤いダークヒーロー・スタークの策士ぶりにしてヤラれて、全軍が出撃した空隙(くうげき)をねらって「西都」の軍隊が「北都」を制圧してしまう!


 日本や古代中国の「戦国時代」でも、隣国を攻撃するや背面の国が好機と見て攻めてくる「国盗(くにと)り合戦」は世の習いではあり、そーいうイミでもリアルではある(汗)。
 一部の偏向した学者(笑)によってその存在を疑問視されてしまった聖徳太子が遣隋使に託して、「隋」の煬帝(ようだい)を激怒させた「日出ずるところの天子、日没するところの天子に捧ぐ」なる文言も、朝鮮半島北部の「高句麗」と抗争中である「隋」は「日本」に軍事侵攻することはないし、「隋」としても「日本」と「高句麗」が同盟して二面攻撃してきても困るであろうという歴史的・戦略的タイミングも見据えた、聖徳太子による高度な政治計算に基づいた、戦争に陥る危険はあれどもギリギリで回避しつつ、「隋」の属国ではないところの「日本」の自主独立を訴えたモノであったという説もあるけど、さもありなん。


 大変残念ながらも、日本国憲法の前文にある「平和を愛する諸国民」とは程遠い、500年後や1000年後ならイザ知らず、教科書にも出てきたホッブスが云う「万人の万人に対する闘争」状態の「幼年期」の段階にいまだ留まっている我らが愚かな地球人類。
 ここ70年ほどは東西や南北間の内戦を除けば「国盗り合戦」はほぼなくなって、イラクがクェートを盗ったときでも国際社会が一丸となって回復させたモノだけど、先年ついにロシアが禁忌を破ってクリミア半島を併合!


 既存の権威・秩序・法律・習慣を何とはなしに守ろう、尊重しようという機運・空気が弱まり、戦国大名第1号の北条早雲が伊豆を盗ったり、古代中国の「周」が地方の諸侯「鄭公」の征伐に失敗して、諸侯同士が領地を掠め盗りあっても中央政府によるお咎めナシになったりすると、途端にタガが外れて「戦国時代」が招来してしまったりもするモノだ。
 一度タガが外れてしまって、アメリカが良くも悪くも世界の警察から撤退しつつある現在、中国による尖閣南沙諸島・台湾などを併合する気配などからも、そーはなってほしくはないけど、またまた世界は「国盗り合戦」の「戦国時代」に先祖返りしていくのではないかとも悪寒(汗)。実に嘆かわしいけれど。


 在日米軍基地があるからその地がねらわれる! というのは半面の事実ではあるけれど、フィリピンみたく90年代に米軍基地が撤退するや、途端に対岸の南沙諸島岩礁を中国が掠め盗って、ついには滑走路まで造ってしまったりするのも半面の事実ではある……。進むも地獄、退くも地獄。地獄しかこの世には選択肢がナイのか? 国際司法裁判所で敗訴しても罰則はナイし、中国も判決は「紙くず」だと云っている。
 50年後か100年後には我らがヘタレ国家・日本も、台湾ともども中国の一省に落ちぶれて、日本人も中国語を喋っているのではなかろうか?(笑)


 アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』(06年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20081005/p1)では大英帝国に占領されて爆弾テロで抵抗している日本人を描いた。しかし、イラクやアフガンなどとは異なり、良くも悪くも「ギブ・ミー・チョコレート」な世界でもマレに見る卑屈な国民性を持つ我らが日本人(汗)は、そのムラ世間的な空気を読みすぎて他人に合わせすぎる長いモノには巻かれろのメンタリティが裏目に出て、チャイナタウンやコリアンタウンを数世代を経ても継続できるナショナリスティックな中韓とは異なり、映画『日本沈没』(73年)ラストで世界中に逃散した日本人なども同様だが、数世代が経つと子供や孫の世代は現地の文化や社会に過剰適応して、日本文化も日本語も消失してしまうであろうと推測。
 世評とは異なり、良くも悪くも世界でもっともナショナリズムが弱い国が我が日本であり、戦前の日本を数倍上回るナショナリズムが勃興しているのが今の中韓であるというのが筆者の私的見解である。
 エッ、ネトウヨの勃興? 田母神サンや在特会の桜井が都知事選に出馬しても泡沫候補で、舛添さんや小池さんに惨敗して、あげくの果てに逮捕されてるし。中韓に対する品性下劣なロジックも礼節もないヘイトスピーチを筆者個人はまったく容認しないけど、動画で見ると100人前後しか動員できないそれ(笑)と、中国50都市以上で各々数千・数万人規模での略奪・破壊・放火行為を行なった反日デモと比して、ドッチもドッチと喧嘩両成敗で公平を気取る輩もなぁ。ヘイトでも同情でもなく、もっとフラットに計量的・合理的に物事の大小を見ようよ〜――ただし、安易に移民を入れた暁には、極右が勃興すると思う――。


各国内の下克上! 権力闘争&宮廷陰謀劇の下で戦うライダー!


 今度は「北都」を制圧した「西都」が、「東都」に対して宣戦布告! 「西都」の軍隊が進軍してくる。
 技術&経済&競争を信奉するらしき、しかして貧富の格差も拡大したのか人倫の退廃により治安も悪くて監視カメラだらけの「西都」を代表する、濃ゆい紫色の4号ライダー・仮面ライダーローグも登場!
 加えて、年末お正月映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイド withレジェンドライダー』(17年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20171229/p1)のゲスト悪役・大槻ゲンヂ(笑)が変身していた歯車がモチーフであるダークヒーローに装着者を変身させるカイザー・システムを秘かに盗んで継承していたというワクワクさせる設定で、塗装を変えたレフトカイザー&ライトカイザー、そして両者の合体形態であるバイカイザーまでもが名前を変えて登場!


 加えて、4号ライダーの正体は……、「東都」首相の子息で、秘密組織ファウストの所長として人体実験によりスマッシュ怪人を産み出し、自身も仮面ライダーキバもどきのコウモリ型の黒いダークヒーロー・ナイトローグに変身して度々戦場に出張って、首相が病に倒れたあとは首相代理に登りつめるも、権力闘争に敗れて亡命の憂き目にあっていたダンディーなヒゲ面の貴公子壮年・氷室幻徳!
 ファウスト時代の秘書であり、幻徳を裏切って「西都」に先に付いていた長身クールな眼鏡青年との再会や角逐なども勃発。
 並行して、今回の戦争のまさに当事者であるハズの「西都」首相の暗殺も描かれ、赤いダークヒーロー・ブラッドスタークの超常能力により、顔面を「西都」首相に変えた難波重工の老会長によって、「西都」が乗っ取られてしまう政権交代劇までもが描かれる!
 戦争状況と並行して、大河ドラマや海外歴史ドラマみたいな宮廷内紛劇・宮廷陰謀劇などの東西両陣営の権力闘争までもが描かれて……。人間とはホントにしょーもないなぁと思いつつも、筆者も結局は人間が下世話にできているので、ワイドショー・週刊誌の覗き見趣味的なゴシップ・醜聞劇としてはコレほど面白いものはナイ(爆)。


 故郷の「北都」が「西都」に制圧されて帰る場所がなくなってしまった3号ライダー・グリスことカズミンも、状況的になし崩しで、ビルドこと戦兎クンとクローズこと龍我クンの仲間のような存在になって共闘していく。


 それに引き換え、たとえ首相が知らなかったとしても、第1クールでは秘密組織ファウスト機関も抱えていたから、決して無罪とはいえず後ろ暗いところもあるけれど、「北都」や「西都」と比すれば相対的にはお坊ちゃまではあった、平和主義を掲げる「東都」政府の脆弱ぶり(汗)。
 大急ぎで氷室首相老人が付け焼き刃で、本作のキーアイテムである火星の超古代遺跡の遺物・パンドラボックスを武力として利用することをチラつかせて外交・和平交渉しようとするも、トランプ大統領とは異なり(笑)、そのおおよそ武力行使などしそうもナイ善人の人柄では「抑止力」など発生しない! と交渉相手に嘲笑されて、和解や停戦どころか相手からの多少の譲歩すらもが引き出せない始末……。
 まぁたしかにコレも良くも悪くも「抑止力」ってそーいうモノだよネ。もちろん「抑止力」という概念自体を認めない! というウルトラ絶対平和主義者の議論も知ってはいますけど……。スイマセン。筆者はあくまでも必要悪として、全人類が天使ではナイ以上は、乱用ではなく厳正な手続き・ルール・法律に基づいた上ではあるけれど、法律・警察・刑務所などは必要であり、その延長線上に罰則なり拘束なり死刑なり軍事力なり抑止力が存在することを、消極的には仕方がナイと認める者でもあります――この一連に特撮変身ヒーローの存在を含めてもイイです(笑)――。


 もちろん我らが「東都」の弱腰ぶりは、抑揚・メリハリある物語展開のための結構・構えであって、そこに敗戦国・日本の情けない体たらくを積極的に風刺・批判しよう! といったような主張はおそらく良くも悪くもナイと思う。
 もしも、「積極的に敵は討つべし!」といった主張が本作に込められているのだとしたら……、「東都」の仮面ライダーであるビルドやクローズが、「北都」や「西都」にまでヘタに出陣してしまったら、専守防衛の域を越えて侵略になってしまうので、政治的に考えたら動けない! と元ヤンキーで筋肉バカの2号ライダークローズ・龍我クンはともかく、IQ600(?)の天才物理学者でもある1号ライダービルド・戦兎クンがためらったりする展開にはなるワケがない。


 エッ、政府・自民党もこの慎重さを見習うべきだって? いやいやいや。我が専守防衛の国・日本は、いかに防衛予算が増えようとも、敵国で爆弾投下できる爆撃機も敵地に届くミサイルも持つことすらできない軍隊なので、イザとなっても敵国本土への反撃さえできずに座して死を待つだけだから、そのへんの懸念は杞憂ですヨ(爆)。
 ついでに云うと、真珠湾アメリカに謝罪したり慰安婦合意したり河野談話と大差ない安倍談話を発表したり、国粋主義とは程遠い売国的なTPP・放送の独占ならぬ自由化・移民緩和政策を推し進めて、そもそも第1次内閣成立直後には恒例の「アメリカ詣(もう)で」ではなく真っ先に「中国詣で」をしてみせた保守政権とも云いがたい史上最高のヘタレ内閣・安倍ちゃんや、それを保守の星だと持ち上げる保守陣営、それを極右だと罵る左翼陣営という、このデタラメな日本の左右の思想状況には三重のイミで筆者は絶望しております(笑)。


 いやまぁたしかに、かつての日本が――厳密には国家や参謀本部にはその気がなかったのに、それを無視して勝手に暴走した現地の関東軍(中国東北方面軍)が――、ヘタを打って中国に対して侵略性のある行動を起こしたのは事実であり、そこに対する反省や謝罪や恥じらいの気持ちは持たなくてはイケナイとは思う――しかし、だからといって、土下座して未来永劫・子々孫々、ことあるごとに乞食や奴隷や犯罪者のようにあつかわれて小さく卑屈になって生きる云われまではナイであろう――。
 大航海時代以来の数百年にわたる植民地争奪戦――最終的には19世紀〜20世紀前半のいわゆる帝国主義の時代にまで至る――、欧米列強によるアジア・アフリカに対する人的・経済的搾取・収奪の果ての世界史のほぼ必然として、大変残念ながらも白人vs有色人種国家――日本でなければドコかのアジアの国家――の世界大戦規模での衝突はいずれはあったろうと、一介のオタにすぎない卑小な筆者ではあるけれども、世界史レベルで鳥瞰すればそのようにも私見する。


 たいていの事物の原因はひとつには限定されない。膨大に因子があって、アミダくじやクモの巣のような無数にある糸の結節点として現在があったり、戦争が起きたりもする。ゆえに、太平洋戦争の原因を世界史の流れに求めず、ひたすら日本の国内政治だけに求めたり、いわんや「統帥権の干犯」や「天皇機関説」などに求めて事足れりとしている内向きな議論は、個人的には「知識はあっても知恵はない」、重箱の隅だけに固執していく愚者の思索だとも思う。
 とはいえ、だからといって、日本が正義であったとか神の国(笑)であったと云いたいのではないことは念のため。同様に、イラク戦争湾岸戦争ベトナム戦争朝鮮戦争におけるアメリカの侵略性――それ以前もハワイ・グワム・フィリピンを盗ってきた――を糾弾してきた陣営による、太平洋戦争におけるアメリカだけは絶対正義であったなぞというダブル・スタンダードを唱えてテンとして恥じないような論法には疑義を唱えたい。


 ……書いてて恥ずかしくなってきた(笑)。学校や職場のスミっこでひとりショボ〜ンと生きてきた、自分のことさえ面倒を見きれない一介のコミュニケーション弱者であるキモオタごときが、エラそうに天下国家を大言壮語してはイケマセンね(汗)。


和平交渉下でも政治判断で戦ったライダー! 最後の敵は火星人!?


 作品におけるミクロな手ざわり・肌ざわりの次元に立ち返ると、サブヒロインの紗羽(さわ)ちゃんは第1クールで敵側が正義側へ遣わしたスパイであったことが判明し、改心するドラマも描かれたけど、実は幼少時からの洗脳が解けておらず、まだ難波重工チルドレンのスパイであったのか!? と思わせておいて、ズルいっちゃあズルいけど、二重スパイな頭脳戦による権謀術数で勝機を与えて、仮面ライダービルドが仮面ライダーローグに、ひいては「東都」が「西都」に勝利していく一連も描かれる。
――情報操作で対外的には「西都」の勝利とされてしまい、その後も「東都」は「西都」の侵略により蹂躙されっぱなしではあるけれど(爆)――


 この過程で、平和主義者であるハズの「東都」首相は、絶対平和主義的にではなく現実主義的に、「東都」からの侵略だ! との言質(げんち)を敵側に与える可能性があっても、政治的には灰色でイキな命令を与えることで、2号ライダークローズ&3号ライダーグリスに1号ライダービルドのサポートのための自由行動を許す!
 よくTVドラマや言論人なども、無能な上層部と有能な現場というステロタイプな階級図式を主張する。しかし、現場が絶対正義であったら、ミクロでは現地のことが判っていても大局眼はない関東軍などの軍隊が現地で暴走してしまうことのブレーキも効かないワケで、現場の方が常に正義であるという見方には個人的には疑問を覚える。
 よって、近代的な軍事行動においては、基本的には現場での融通無碍にすぎる行動は関東軍のような独断専行を誘発する危険があるために御法度ではあるけれど、とはいえそれも官僚主義的に硬直した運用になって、惨禍を拡大するのであれば本末転倒である以上は、そして「東都」首相やビルドこと戦兎クンらにモラル・倫理・節度・抑制心もある以上は、今回は条件付きで超法規的に許容されてしかるべきなケースであったと個人的には考える。
 戦争終結後であるにも関わらず、ソ連が千島列島を南下して軍事侵攻してきた際、占守島(しゅむしゅとう)で武装解除中の旧陸軍が、上層部にお伺いせず臨機応変に判断して喰い止めてみせたようなモノである――コレがなければ、北海道や東北地方はソ連の領土となり、日本も南北の分断国家となっていた――。
 チト異なるけど、絶対平和主義をかかげる気高い金髪メインヒロイン少女が元首を務める国家を、ガンダム乗りたちが秘かに汚れ仕事として国境周辺からの侵攻を抑えている矛盾をも描いていた、往年の『新機動戦記ガンダムW(ウイング)』(95年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/19990805/p1)中盤なども思い出してみたり。
――この力なき絶対平和主義国家は、劇中ではガンダム乗りたちの尽力にも関わらず滅ぼされてしまうけど(爆)。極真空手大山倍達(おおやま・ますたつ)や哲学者のパスカルも、「力なき正義は無力なり」と云っている(だたし同時に「正義なき力は暴力である」とも云っているが)――


 漢の宣帝も「王道」と「覇道」の両立を息子に唱えたが、実父たる「東都」首相も亡き今、正義に目覚めた壮年御曹司こと4号ライダーローグは、「正義」と「力」の関係をどう捉えて、「東都」をドコへと導くか!?


 いわゆる正義側の後見人、昭和ライダーの「おやっさん」のポジションであったメインヒロインの父ちゃんでもある、喫茶店のナンパなマスターの正体が、赤いダークヒーロー・スタークであると判明した第1クール終盤には驚いたが、でもやっぱりイイ人なのでは? ビルド&クローズを強化するための特訓として偽悪的に悪人を演じていたのでは? と予想していたのだが……。
 その行為自体がまた、来たるべき火星の超古代文明を滅ぼした大破局・大災害の再来をもたらすためだと明かされて、予測がハズれたことで筆者の予想遊びも終了(笑)。しかし、変身前と変身後で声が異なる理由を単なる正体隠しに留めない、作り手側としては後付けの可能性も高いけど、超古代の火星人の霊(!)が憑依している描写が出てきて、予想の斜め上を行く!!


 そして、オタ向け深夜アニメのヒロインっぽい、キャピキャピしすぎない範疇での少々アンニュイ(倦怠)な可愛さというあたりのサジ加減が絶妙で、長袖やロングスカートなどで素肌も隠すことでオトナしげで保守的で、我々弱者男子でも懐柔可能なようにも一瞬錯覚(笑)させてくれる黒髪ショートのメインヒロイン・美空ちゃん。
 最初はルックス目当てだけの演技力がないキャスティングであろうかと見ていたけれども……。その正体は赤いダークヒーロー・スタークである実父こと行方不明となったマスターと再会した折の、表層はいつもの日常会話でありつつも、内心では異常を察している涙目と震える声での演技などで、第2クール以降は何度か泣かされた……。
 筆者も動画配信サイトで愛くるしいブリっ子アイドルを演じる「ミーちゃん」にならば、いくらでも課金しちゃうゾ!(笑)


 そんなミーちゃんの両瞳が緑色に光り出して、高貴な少女の声にて周囲の人々に語り掛けるようになる。
 その声の正体は……。
 『一週間フレンズ。』『アルドノア・ゼロ』(共に14年)などで、お上品で柔らかくて可愛らしいボイスのメインヒロインを演じたアイドル声優雨宮天(あまみや・そら)ちゃん!
 もとい、火星の王妃・ベルナージュさま!――そーいや、彼女は『アルドノア』でも火星の王女さまだったナ(笑)――
 まぁ彼女の地(じ)は、ライトノベル原作の深夜アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』(16年)のメインヒロインである駄目(女)神ことおバカなアクアさまに近いようだけど――美空ちゃんではなく、声優さんの話になっておりまする(汗)――。


 マスターとミーちゃんは単に火星人の霊の憑依だけど、2号ライダークローズこと龍我クンの正体に至っては、肉体・DNA的にも火星人との混血!? ドーなってしまうのでしょうか? この番組は……。
 火星というと、1950年代のアシモフやクラークなどのハイブロウな古典SFよりもむかしの、西部劇を火星&光線銃に置き換えただけの通俗パルプSFであったり、あるいは21世紀初頭に火星に移住した地球人たちが超古代の火星人たちの霊に苛まれる古典SF『火星年代記』(1950年)や、それらに影響を受けたとおぼしき火星の荒野を舞台に超古代の火星の機械獣(!?)たちと戦う巨大ロボット漫画『マジンガーZ』のリメイクにして『週刊ヤングジャンプ』に連載された『マジンサーガ』(90〜92年)などもロートルオタクとしては想起してしまったり。


 しかし、三国抗争の次はタコ型火星人(違う)が敵であったとは! コレはSFの元祖、H.G.ウェルズ『宇宙戦争』(1898年)へのオマージュなのか!?(多分違う) ワクワク! ぜひともラジオドラマ化して、全米に火星人が襲来してくると誤解させ、パニックを惹起してほしいモノだ!(笑)


追伸


 本作においては、「北都」は社会主義国家、「西都」は資本主義国家、「東都」は平和主義国家をもちろん措定しているのであろうが、筆者個人はこれらの3国のいずれの政治体制にも共感はしない。
 筆者が理想とするのは、礼節ある徳義国家・道義国家・道徳国家である(笑)。といっても、汚職はナイかもだけど、王さまではなく聖職者が支配するようなイランみたいな宗教国家じゃナイですよ(爆)。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2018年GW号』(18年5月4日発行)所収『仮面ライダービルド』戦争編・合評1より抜粋)


『假面特攻隊2018年GW号』「仮面ライダービルド」戦争編関係記事の縮小コピー収録一覧
伊勢新聞 2017年12月4日(月) 「わくわくインタビュー」俳優の犬飼貴丈さん 思い出いっぱいつくって
北国新聞 2017年12月17日(日) 「わくわくインタビュー」俳優の犬飼貴丈さん 思い出いっぱいつくって(直上記事の短縮版)
・日刊スポーツ 2017年12月30日(土) 仮面ライダー6年ぶりコンビ 渡部秀三浦涼介
中日新聞 2018年1月16日(火) 「将来は学者」1位 仮面ライダー影響!?
東京新聞 2018年1月11日(木) 「学者になりたい」 ライダーが影響?(直上記事と同一内容)
・デイリースポーツ 2017年12月25日(月) 藤岡弘、日本は武士道で世界を救う
福島民報 2017年8月25日(金) 今作主人公は天才物理学者 仮面ライダービルド


[関連記事]

仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』 〜ヒーロー大集合映画の教科書がついに降臨か!?

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20171229/p1

[関連記事] 〜平成ライダーシリーズ最終回

 (平成ライダー各作品の「終了評」の末尾に、関東・中部・関西の平均視聴率を加筆!)

仮面ライダークウガ』最終回 〜終了賛否合評

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20001111/p1

仮面ライダーアギト』最終回 〜終了評 ―俺の為に、アギトの為に、人間の為に―

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20011108/p1

仮面ライダー龍騎』最終回 〜終了賛否合評1

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20021108/p1

仮面ライダー龍騎』総論! 〜終了賛否合評2 ―『龍騎』総括―

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20021109/p1

仮面ライダー555ファイズ)』最終回 〜終了評 ―平成ライダーシリーズ私的総括―

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20031108/p1

仮面ライダー剣ブレイド)』最終回 〜終了合評 會川ヒーローは痛みと深みを増して

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20041113/p1

仮面ライダー響鬼(ヒビキ)』最終回 〜後半評 路線変更後の所感

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070106/p1

仮面ライダーカブト』最終回 〜終了評 終戦の白倉ライダー

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20070211/p1

仮面ライダー電王』 〜後半評 複数時間線・連結切替え!

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20080217/p1

仮面ライダーキバ』最終回 〜その達成度は? 王を消して一緒になろうと言い寄る弱い女の狡猾さ

  http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20090215/p1