2010-01-01から1年間の記事一覧
かつて「やまなみ村」にはたくさんの妖怪が住み、中でも三つ首竜は牛や馬を食い荒らし、遂には村人までも襲い始めたことで最も人々から恐れられていた。 そんな三つ首竜に村長は大樽の酒を飲ませて酔わせ、刀ひとつで敢然と立ち向かい、三つの首を切り落とす…
円谷プロを買収したTYOによる第1作、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』。 TYOより送り込まれし(円谷プロと合併したビルドアップの社長だった)、獅子奮迅の大活躍をした本作の立役者。 プロデューサーに加えてメイン脚本も兼任、本職は映像屋さ…
思えばテレビシリーズ『ウルトラマンメビウス』(06)の劇場版に位置する映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』(06)で、平成ウルトラマンのルーキー・ウルトラマンメビウスと、昭和ウルトラマンの代表選手であるウルトラ6兄弟の共演を、可能な限り…
何よりも今回の映画化により、『ディケイド』がポスト『電王』化していることに気付いた。 そう、『電王』は近年の平成ライダーではヒット作の部類に属し、シリーズの活性化に貢献、テレビシリーズが終了後も続編の映画が何本も製作される活況を呈した。 が…
釣りを趣味にする少年が結果がサッパリだったため、地元の漁師夫婦の網にかかったという奇妙な魚をもらったところ、その稚魚が実は巨大怪魚アンゴーラスの子供であり、親怪獣が子供を取り戻そうと大暴れするが、治が子供を返したところ、おとなしくなって帰…
手術の成功率15%という難病を抱える少年・健一が入院する西山病院の院長からUGMに「怪獣出現」の通報が入った。UGMの矢的猛隊員らが急行するものの、怪獣が出現したと思われる痕跡は皆無だった。 矢的はガウン姿で庭にいた健一の姿を見かける。院長…
往年のビッグタイトルに、四半世紀ぶりの続編が登場。完結したハズが続編の乱発、『機動戦士ガンダム』(79年)などの勃興で、70年代後半に隆盛を誇った松本アニメともども82年頃には急速に古びて見えて、損な役回りをふられたのが本作。 以後、本作を…
“大宇宙”だの“太陽系”だののビジュアルやワードを、重低音での効果音コミで云われると、スケール雄大・深遠のワクワク感を……。 何やらそれっぽい、軍事・SF的なターム(専門用語)が、超近代的なメカニックやらコンソールパネルに機関室をバックに次々に連…
まんだらけ中野店・資料性博覧会01 〜事後レポート&02要望が、まんだらけより被リンク! 評論系オンリー同人誌即売会・TokyoBookManiax 〜事後レポート! Nippon2007(第65回世界&第46回日本SF大会) 〜に見る外人オタらの同じ匂い 同人誌即売会・参加告知 …
「児童編」の枠内の1本とはいっても、割りとシブめの作品である。 矢的が親しい少年・明の父を救うと言って救えず、その戦闘で首を痛めたうえ、孤児となった明に責められるという重い展開が一時的にせよあり、バラックシップもコンピューターがすべてを制御…
車にひかれそうになったところを主人公・矢的猛に救われた少女・マリコ。 そのマリコの母親は、1年前に夫が他界したのを機に神経性の心臓病を煩い、病室で寝たきりの生活を送っていた。 亡くなった夫の最初のプレゼントが野菊の花束であり、思い出の地であ…
正体不明の敵による破壊活動が頻発するが、防衛組織・UGMが現場に到着するころには常に敵の姿は消え失せていた。 内部にスパイがいると確信したUGMが怪しいとにらんだのは、毎朝タイムズのUGM担当記者・土山と青木カメラマン。だが土山はUGM広報…
鬼矢谷(きやだに)につたわる三百年に一度目をさますという怪獣の伝説。それを利用して観光に役立てようとする村長たちの欲ボケを描くコミカル編。 のちの作品とは違い防衛組織・UGM側はあくまでまじめに描かれており、彼らによる怪獣の能力分析で村人や…
夜間の東京の各地に燃え盛る塊が、次々と落下して車両や家屋や建物を粉砕していく。ここのミニチュア破壊の特撮シーンは、『80』では毎度のことだが凝っていて凄い。 前回につづいて登場する、宇宙生物学の権威・城野博士の見立てによれば、それは宇宙の渡り…
南川竜(野長瀬三摩地)脚本。氏が第1期ウルトラで手掛けた作品同様、乾いた恐怖編でSF味も強い。 深夜の住宅街にナゾのうごめく白い大きな泡がマンホールや側溝から出現して地を這って、酔っ払いで千鳥足のサラリーマンや車でのデート帰りのカップルを襲…
単なる戦国時代への転移ではない。魂が暮らす黄泉の国への転移だ。エミが一人二役。 殿・姫・家臣を襲い、城を奪った異次元エイリアン・アクゾーンたち。 逃げのびた家老や家臣は、姫に瓜二つの城野エミを本物の姫だと思いこみむ。一時は困惑するもののエミ…
防衛軍2000名の3割は女性。今年の女性新人は数名(映像では15名)。 張り詰めた感じの女性新人ジュン。 城野エミも戦闘機に搭乗して腕前を披露、その活躍と意外な面も見られる。 エミ隊員とジュンは搭乗したUGM戦闘機・シルバーガルで、はじめにエミ隊員…
超巨大円盤がビル街上空に飛来。 宇宙をユートピアにせんと銀河大連邦への加盟を持ちかける。 自力で実現。他力も悪くない。議論百出。 大連邦を知っており歓迎した矢的だが、次第に疑念が生じる。さらに監視に気付く矢的に迫る魔手。 調印式を妨害した矢的…
スペース7号は宇宙アメーバに覆われた。直接搭乗して進路を変えねばならない。 「給料分の働きはせにゃあ」「一人っ子のチーフとはちがい兄弟がたくさんいる自分がやります!」「自分には哀しむ家族や身内もいないから」。 進路変更に成功。脱出したところ…
矢的→オオヤマ→長官→国家最高会議への説得で、40億の地底人との和平が成立! しかし! ゴモラは『6兄弟VS怪獣軍団』の怪獣帝王ゴモラを踏襲! 同族別個体や近縁種である怪獣の名称の末尾に「~II」や「~2」を付ける手法は、70年代末期の本邦初のマニア向…
★ジャンル系ニュースサイト“ためログβ”で、資料性博覧会03の当日取材が掲載!★(2019年現在、リンク切れ) 中川翔子ちゃんの「しょこたんブログ」に、さりげに同人誌セラムン1992が写ってます! (しょこたんが来店された折に、資料性の担当者さん(後日…
『00』第2期は良く云えば集約化、悪く云えば大局は後景に退き、前期の個人的因縁の延長だけで物語が展開してしまい、世界が狭くなってしまったと思う(本家・富野ガンダムも『ゼータ』以降は同じだが)。 1機のみで長距離機動性と文字通りの一騎当千の戦力…
宇宙Gメンはアンドロメダ系宇宙人が設立した組織。怪獣ガモスは指名手配No.2だ。 気象班の小坂ユリ子役がレギュラー化。 世界各地で一夜にして街や都市が破壊されて人々もほとんど全滅するという大事件が発生!! UGMに誤解されて狙われる宇宙Gメンの隊…
『テレマガ』漫画版では中学が舞台。脚本も土筆勉。しかしTV版はいつものUGM編だった。 怪獣のふざけたネーミングとは真逆。残酷でハードな回だ。 宇宙勤務を終えて地球へ帰る人々が友や家族・恋人とテレビ通信したあと、未確認物体に命をうばわれる冒…
生物の存在を知っているが明かせない矢的。爆発寸前、生物反応が確認されるも、どうしようもできないイトウ。苦衷の表情演技もよい。 太陽系に接近する巨大なはぐれ星・レッドローズ。それは地球と激突するコースを指し示した。 地球に接近してくる星という…
ラブラスのハサミ状の左手が、ダロンに羽交い絞めにされた80の首を直撃せんとするラストシーンから、話は再開。 怪獣ラブラスことその正体でもある防衛組織UGMのイトウチーフは、その精神力でギリギリのところで敵のコントロールを脱し、その攻撃目標を変…
怪獣探査衛星からの衛星写真で、潮風島に異常が探知された。 UGM編の開幕である13話に登場したナンゴウ長官や、22話で再登場を果たすイシジマ副官も登場することで、前後編である重大感を多少持たせる。 UGMのオオヤマキャップが危惧するようにこれが…
70'末の日米合作ウルトラマン映画への夢! 80年安保の挫折! 80年代アニメの文法! デザイナー列伝! 巨大ロボ登場も予定! ヒーローものの本質とは!? 大銀河!カメラがパンすると、カラフルなガス星雲の中心に光が輝く!不気味な小天体が出現!月をカスめて…
ヒロインに昇格したエミを印象づけ。宇宙物体に封印された宇宙の悪魔デビロンに乗り移られる。 イトウチーフを目立たせようという方針も濃厚。スノーアートの美への鈍感さを示しながらも、その虚実を見抜くのも彼なのだ。 デビロンが怪物デビロンであるのか…
翌11.9/18(日)セーラームーンオンリー同人誌即売会・亜美ちゃんのお茶会13にも間借り出店! 〜セーラームーン1992&プリキュアオールスターズ資料集大成本! (2010年8月22日(日)に、過去日付記事にUP!) (2010.11/23(祝)まんだらけ中野店・資料性博…