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ヴァレリアン 千の惑星の救世主 〜多民族が「共生」ではなく「棲み分け」(笑)する未来像!

(2018年9月8日(土)UP)


『パシフィック・リム:アップライジング』 〜巨大ロボ×巨大怪獣×ロリチビ少女×中国大企業×東京&富士山!
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[特撮洋画] 〜全記事見出し一覧


ヴァレリアン 千の惑星の救世主

(18年3月30日(金)・日本封切)

極彩色の目くるめく映像! 多民族が「共生」ではなく「棲み分け」(笑)する未来像!

(文・T.SATO)
(18年6月16日脱稿)

米ソの有人衛星ドッキング〜宇宙ステーション建造〜常夏の南洋の惑星種族を描く導入部


 大繁栄を誇る星間文明の千の惑星を一挙に壊滅させるほどの大クライシスを、外患から救ってみせる超スケールのお話か……と思いきや。千の惑星の民が住まう多民族な超巨大宇宙ステーションに迫る小クライシスを、プロフェッショナルな特殊捜査官でもある少年少女コンビが内憂から救ってみせるというお話であった。


 本作の物語は1975年にはじまり、我々オッサン世代には懐かしい洋楽デビッド・ボウイの楽曲が流れる中、コレまた懐かしいアメリカのアポロ18号と旧ソ連ソユーズ19号の衛星軌道上でのドッキングと互いにハッチを開けて米ソの宇宙飛行士が笑顔で握手を交わす映像が描かれる。
 ここに80年代・90年代・21世紀を通じて、次々に世界各国の宇宙船がドッキングしていくことで仮想歴史と化して、東洋・中東・黒人などの人種・民族・文化の違いを超えた宇宙飛行士たちが次々と握手を交わしいき、ドッキングを重ねて人工衛星になった宇宙船群を中核に資材が運び込まれて、巨大な宇宙ステーションが建造されていくサマも描かれる。
 あまりにも巨大になった宇宙ステーションは自重による地球落下の危機を避けるためか、バーニアを噴かせて外宇宙へと大航海に乗り出す。その航海中にも次々と遭遇していく数十数百の宇宙人種族たち。彼らとも平和裡に後楽園ゆうえんちでボクと握手していく、これら一連の数分にわたる映像がすばらしい。
 もちろんコレは本作の主要舞台となる超巨大宇宙ステーションの成り立ちで、多民族が共生するエスニックな本作の世界観をも端的に映像で表現してみせる見事な導入部だ。


 凶暴・凶悪・侵略的な宇宙人はいなかったのかヨ!? 言語体系・メンタルからして意思疎通が困難な昨年の洋画『メッセージ』(16年・日本公開17年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20170516/p1)みたいな、初見では人類に吐き気さえ催させる巨大タコ型宇宙人もいなかったのかヨ!? 『新スター・トレック』(87年)の宿敵で、政治的な悪しき「全体主義」を象徴させていた集合生命の機械生命体・ボーグみたいな存在とも遭遇しなかったのかヨ!? 握手が友好を意味しない宇宙人はいなかったのかヨ!? というイジワルなツッコミを想起しないでもないけれど――手が粘液まみれの宇宙人はいたけど(笑)――。
 もちろんそのへんに脱線すると、本作はあまりに煩雑になるし、今までにも散々あったアリがちな侵略SFや異文化交流SFになってしまうので、しょせんはフィクションなのだから「この作品の世界観ではとりあえずはそーなっている」ということで割り切るのが粋(いき)というものだ。


 続けて、陽光まぶしく南洋の浜の真砂も美しい惑星に住まう、おそらく元はモーションキャプチャーであろうけど、人間のプロポーションよりも多頭身な3D−CGで描かれる牧歌的な宇宙人種族の老若男女たちが、簡素な竪穴住居に住まう平和で質素で高貴でもある日常と、その惑星のディズニーでピクサーで漫画チックなかわいらしい小生物に真珠(?)を食べさせると、その真珠が数十倍返しにもなって潮吹きされる、質量保存の法則に反した(笑)光景も描かれる。
 そこに近隣で勃発した宇宙戦争の余波により、撃沈された超巨大宇宙戦艦群がはるか超高空に小さくボンヤリ姿を現わし、破片もろとも幾艘もが爆煙の細い尾を引いて落下してきて、恐竜大絶滅的なカタストロフが訪れる。
 今落下してきたけど辛うじて無事であったモノか元からあったモノかは不明なれども宇宙戦艦の残骸に、辛うじて一部の住民は避難する。逃げ遅れた王女さま(?)はハッチの窓ガラス越しに人々と手と手を合わせるものの、そこにマッハの猛烈な爆風が押し寄せてきて……。
 という夢を見て、主人公少年がハッと目覚める(笑)。


 物語後半のキモとなっていく、小動物・亡国の民・王女さまの残留思念を伏線として披露する、第2の導入部もまた、別項でふれた同年早々のジャンル系邦画『牙狼〈GARO〉 神ノ牙―KAMINOKIBA―』(18年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20180601/p1)の世界観説明の第1の導入部と予知夢的な伏線の第2の導入部同様、作劇の基本に教科書的に忠実でもある――ベタともいう――。


 その後は展開が散漫だとの批判もあるようだ。エ〜、そうかなぁ。その後をストレートにヒネりなく描くと、この作品はエラく単調な作品になってしまうと思うけど。


極彩色の目くるめく映像! 多民族が「共生」ではなく「棲み分け」(笑)する未来像!


 前半の目玉は、違法取引されている危険な「エネルギー変換器」の奪取作戦中における超現実的な映像だ。主人公少年&少女は、さる惑星の地表にある巨大マーケットに赴く。一見すると砂漠に囲まれた閑散とした土地なのだが、特殊ゴーグルを付けるとVR(仮想現実)なのかAR(拡張現実)なのかもよく判らない、多分両者が入り交じった、膨大な宇宙人種族が行き交う猥雑な巨大バザールへと変わる。
 だけでなく、高層建築や地下階層にも潜入ができる。現実世界でのほぼ何もナイ広々とした平坦な土地や、売買や奪取した物品の現実化・物質化と、VR&ARとはツジツマが合っていないようにも思うので、電脳世界だけではなく、半ばは異次元、畳み込まれた拡張余剰空間を物理的にも往還しているようなデタラメさも少々感じるけれども……、今どきの作品だから、きっとSF考証のヒトがもっとらしく後付けしたウラ設定などもあるのだろう!?
 ここでゲットした「エネルギー変換器」というのが、小型犬やネコを入れるような堅牢なボックス檻であり、柵の中には先の亡国の「小動物」の最後の一匹がいた(笑)。


 後半の目玉は、「変換器」を届けた先の超巨大宇宙ステーション内での大騒動。宇宙ステーションの最古層に近い最深部で、実は原因不明の放射能汚染が発生しているという。そして、主人公少年&少女が護衛についた放射能問題専門の司令官がステーション内で拉致される! ナンとその不逞の犯人たちは先の「亡国の民」たちだ(汗)。
 ステーション内にはあまたあるらしい巨大空隙を縫って、高速戦闘機でチェイスするやら、その原理が筆者にはよくわからず元からダミーの壁だったのか超近代的な科学力ゆえなのか、途中から少女の遠隔アドバイスで主人公少年は徒手空拳でステーション内の隔壁を奥に上に下へと次々に自在にスリ抜けたり浮遊したり落下して、陰気な動力室やら、黄や青や緑などに彩られた極彩色のアミューズメント(?)空間やら、「多民族の共生」と云いつつもやっぱ「棲み分け」じゃんとシニカルな筆者なぞはツッコミもしたくなる(笑)多種多様な宇宙人種族ごとの居住ブロックやら、怪しいネオンに満ち満ちたオトナの歓楽街やらを横断したり縦断したりしていく、一連の超巨大宇宙ステーション内における東方見聞録的でエスニック・民族学的なCG特撮映像も実に見事だ。


 で、いろいろあって、追いついた少女と少年がついに辿り着いた先は、亡国の民が住まうステーション内の超巨大半円筒型の屋根に包まれた空洞空間。今回の一連の事象は主人公少年にやどっていた亡国の王女さまの残留思念の導きでもあったらしい!? そして、2時間ミステリドラマのラストのごとく、空洞空間に投影された立体映像で明かされた亡国の真相とは……。惑星近辺での使用を禁じられていた超兵器の使用を勝利に逸って起爆させた軍人司令が、先の司令官そのヒトであり、以後も司令官はその隠蔽に走っていた! といったところで、ナゾ解きドラマの方は終了。
 もちろん本作は推理ドラマでもないので、水戸黄門の葵の印籠にはヒレ伏す悪党も、暴れん坊将軍の葵の紋だと一瞬ヒレ伏しても逆切れして刃向かってくるパターンで(笑)、指令官は配下の多数の等身大ロボットともども、主人公男女と亡国の民の抹殺にかかってくる!
 しかして、組織の上層部は全員悪人だ! オトナはみんな汚い!(笑) みたいなマルクス主義的な安直な階級闘争図式はさすがに今の時代にアンフェアで単純にすぎると思ったか、組織全体が腐敗していて悪党であるということではなく、世界連邦の善なる特殊部隊もそこに突入してきて、悪の司令官相手にドンパチがはじまって、時限爆弾の解除も並行して描かれることで、クライマックスを作っていく……。


本作もそこまで酷評すべきではない水準作では!? 美男美女主人公の是非!?


 で、ググってみた。この作品もボロカスに酷評されているなぁ(汗)。キミたちは「スキとキライだけで、フツーがないの」か? 中間のなだらかな無限グラデーションのところを行きつ戻りつ是々非々で語るような技量はナイのかヨ(笑)。筆者も別に本作を大ケッサクだと強弁する気はないけれど、そこまで拙い底抜け凡作でもないでしょ。


 本作は線の細い繊細ナイーブさ&顔面にもあどけなさを残した白人美少年&白人美少女が主人公。白人美少年の方はマーベル社のアメコミ洋画『アメイジングスパイダーマン2』(14年)の親友にして敵にまわった怪人グリーンゴブリン、白人美少女の方もDC社のアメコミ悪党洋画『スーサイド・スクワッド』(16年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20160912/p1)のラスボスの魔女エンチャントレス役かつ魔女に憑依される女考古学者役で出演していて、ジャンル的にも縁がある御仁のキャスティングといったところか?


 加えて、この白人美少年の方は登場早々から一応は職務中にも関わらず、白人美少女に軽薄なトーク口説き落とそうとしつづける。日本で云うなら80年代以降的、異能のジャンル脚本家・井上敏樹的なキャラでもある(汗)。
 対する美少女キャラもいわゆるイイ女ではあるけれど、コレが腰軽オンナであったりウブであったりマンザラでもないと男に対してイロ眼を使ったりするようであれば、男に媚びを売るイヤ〜ンな感じが微量に漂ってくるかもしれない。
 しかし、彼のナンパに動じるでもなく徹底無視するでもなく、当意即妙に言葉を返し冗談であしらい続けるあたりのクールでサバけた感じも、このテの男女コンビのキャラシフトのアリがちなお約束かもしれないけど、幼い愛くるしさも残る見た目とは反するのでポイントは高い。日本語吹き替え担当は、またまた登板した少々姐御ハダな美人ボイスの沢城(さわしろ)みゆき嬢。


 主人公が10代後半(?)のようにも見える美少年&美少女というあたりで、筆者のようなオタは日本のアニメやラノベっぽさも想起する。こんな若造たちが歴戦錬磨の特殊捜査官!? アニメ作品ならば実写作品と比して、良くも悪くもリアリティの喫水線が下がるので、この作品ではそーいうことになっていると無意識に割り切ってしまえるのだが、実写だと少々引っかかってしまう。
 いやもちろんそー感じてしまうのは、筆者がオッサンの年齢に達したからでもあるだろう。ここで初老のブサイクなオジサン・オバサンを主人公に据えてしまったなら(笑)、P・C、ポリティカル・コレクトネスで、「(左翼)政治的には正しい」のかもしれないけど、映画としては少々華に欠けてしまう。地味なオジサン・オバサンばかりの宇宙船クルーが登場したSF洋画『エイリアン:コヴェナント』(17年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20171104/p1)という作品も昨年あって、筆者のような映画慣れしたオッサンはそれでも実は多分OKではある。
 しかし、自分が年少だったころも振り返って思うに、漫画・アニメ・劇画的にルックスや性格が適度に誇張・単純化されたキャラがいなかったり、劇中内での視点人物たりうる成長過程の少年少女がいない作品だと、子供や青少年の観客にとっては感情移入がしづらいようにも思うので、本作の若年男女コンビもあながち間違いではないのだろう。


 さらにググってみると、本作は1967年から50年以上(!)も連載がつづいているフランスの人気SF漫画が原作で、2007年には下請けを日本のアニメ製作会社にしてTVアニメ化もされているようだ。であれば、少年少女向けなキャラシフトや若造なルックスは、出自的にも生誕地・フランスにあっては必然であったかもしれない!?
 とはいえ、多民族が平和裡に共生する世界観の一見リベラルな本作でも、大衆向けの通俗娯楽作品である以上は、主人公/脇役というカースト制度や、社会的身分制度が撤廃されてもなお残るイケメン/ブサメン、モテ/非モテカースト制度までをも撤廃したような、ウルトラ絶対平等の超モダンな未来像の作品までは達成ができなかったようである……。
 もちろんコレは冗談で、「(画面から浮かび上がって見える)主人公/(画面に埋没ぎみな)脇役」などの区別・濃淡を付ける作劇的な「制度」それ自体を、物語作品一般の根底から否定し尽くすことができるなぞとは、筆者もまったく思ってはいない。むしろ、この「制度」自体が人間の主観に映じる光景や、周囲のあまたの事物との距離の方位・高低・遠近感などにも抜きがたく根差している以上は、排他的差別の域に達しないかぎり、許容されてしかるべき必然・必要悪であるとすら思っている(……ンなオオゲサな話か?・笑)。


ジャンル系映画としての訴求力不足は、敵も味方も「ただの人間」であったことか!?


 本作はジャン・レノ主演の殺し屋映画『レオン』(94年)やSF映画『フィフス・エレメント』(97年)などを手掛けたフランス人監督リュック・ベッソンによるフランスの大作SF映画でもある。
 ただし、クリスチャン作家・故遠藤周作原作の洋画『沈黙―サイレンス―』(16年・日本公開17年)で、ポルトガル人宣教師が英語をしゃべっていたのと同様(?)、世界市場でも売るためにか、本作でも登場人物はフランス語ではなく英語をしゃべっていた(笑)。
 日本の特撮マニア的には、昭和〜平成の「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」を手掛けてきた映像派の鬼才・故長石多可男カントクも私淑したカントクさんの作品でもある。スキューバ・ダイビングを扱ったベッソン監督の映画『グラン・ブルー』(88年)の、水平線が横切る青暗い星空と海面に小さくダイバーとイルカが戯れている姿が描かれた宣伝ポスター。『超光戦士シャンゼリオン』(96年)の主人公の探偵事務所や、『電磁戦隊メガレンジャー』(97年・http://d.hatena.ne.jp/katoku99/20111121/p1)の高校生戦隊が集うデジタル研究会の部室の壁に、それが貼られていたことを思い出すロートルオタクもいるであろう。


 夢幻感あふれるカラフルで多彩な映像は実に凝っていてすばらしい。ただしSF映画的なハデなメカ戦や、ヒーロー映画的な異能のキン肉バトルはない。
 敵さんも味方も「宇宙人」や「未来人」や「超能力者」などの外敵や異形の超越キャラではなく、「ただの人間」である(笑)。
 直接的な怒りをぶつけて戦いを挑むべき相手が敵キャラだったのではなく、間接的な遺恨の相手の正体が上層部の上官であったと特殊捜査の過程で判明するあたり、コレはコレで物語のバリエーションのひとつとして充分にアリだとは思う。平常心で鑑賞する連続TVドラマシリーズの積み重ねや伏線の果ての終盤にコレを配置したら、卑劣な悪党に対する懲罰のカタルシスがもっと出て効果的だったとも思う。
 しかし、もう少し直情的で非日常的な高揚を大勢が手っ取り早く味わいたいであろう「映画」という媒体では、正義と悪との間接的な関係性が少々物足りなかったのかもしれない。本作に不足を感じる御仁の根っコを勝手におもんばかると、そんな感慨が働いているのではなかろうか?


 その点ではイッキに目的地に辿り着かず、超近代的な宇宙ステーション内にも存在する歓楽街やら暗黒街へと寄り道するくだりは、連続TVシリーズや連載漫画の一編としてならまだしも、2時間で完結させる映画媒体ではオミットした方がよかったか、ラスボス司令官とも通じているなり反発しているなりの感情的な接点や因縁を、たとえご都合主義でも世間が狭くても歓楽街や暗黒街のキャラたちにも持たせた方がよかったのかもしれない。ただまぁそのへんは筆者も後知恵の見解であり、まぁまぁタイクツせずに鑑賞することができたのも筆者にとっての事実である。


 ……エッ、主人公の少年(?)の役者さんの実年齢って30歳を過ぎてたの!?(爆)


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2018年初夏号』(18年6月17日発行)〜『仮面特攻隊2019年号』(18年12月29日発行)所収『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』合評2より抜粋)


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