假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありません

1999-09-01から1ヶ月間の記事一覧

劇場版 エスカフローネ 〜いまさら「まったり」生きられない君へ……

対するに劇場版は、誠実なほど直球勝負な「剣と魔法の異世界ファンタジー」に開き直った感がある。 TV版のツイストぶり(ひねり)が希薄なことは少々残念だが、人物関係や舞台背景が整理され、物語的には見易い作品に仕上がったことは否定できない。 もち…

天空のエスカフローネ  〜賛否合評 皇帝ドルンカーク=万有引力の発見者アイザック・ニュートン!

タロットカードを題材に「願いは叶えられるか? 運命は変えられないのか?」というテーマ。 想いを現実化する小道具で奇跡が起きるが、不安や恐怖もマイナスの展開を呼び寄せる。 想いの両局面が描かれているのだ。決められた運命などない、人間のその時その…

マクロス7序盤&中盤評 ~SF性よりも精神主義!? 虚を突き殲滅ではなく、真に歌のみで平和に導くことは可能か!?

90年代に『マクロス』を復活させるにあたって、生体エナジーを奪取する、『マクロス』らしからぬ、いやリアルロボものらしからぬ敵を設定を採用。 90年代では異文明との遭遇によるカルチャーショックというSFテーマは衝撃力を持ちえない。 本作の敵の設定…

マクロスプラス MOVIE EDITION ~歌の暗黒面&洗脳性! 夢破れた表現者の業を三角関係を通じて描いた逸品!

『マクロス』といえば、歌と三角関係と可変戦闘機バルキリー。本作は、惑星エデンの乾いた大地と高い空を気持ちよく雄飛する2機、仮想歌姫の幻惑世界をバックに、ミニマムな事件を、当時最先端の作画&CG&音楽で綴った隠れた名作だ。 公開前年94年にリ…

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか  〜シリーズ概観 & アニメ趣味が急速にダサいとされる80年代中盤の端境期

見返してみても古びてはいない本作だが、今観ると世代人は、《いかにも80年代前半なセンス》をそこに発見するハズ。 学園ものや熱血演技が、クサいとケナされ、ナチュラルな素人っぽさがもてはやされた時代に即応した主人公&ヒロインの声質&演技。 貧乏ク…