假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありません

2004-01-01から1年間の記事一覧

特捜戦隊デカレンジャー最終回 〜終了評

スーパー戦隊シリーズ 〜全記事見出し一覧 特捜戦隊デカレンジャー 〜終了評・「○? ×? デカレンジャー」 (文・内山和正) シリーズ最高作と呼ぶ人も多いほど若い特撮ファンの間で人気の盛り上がりを見せたらしい本作。 その反面、あまり買えぬ人も多いよ…

仮面ライダー剣 最終回・総括合評 ~會川ヒーローは痛みと深みを増して

物悲しい最終回!剣崎のアンデッド怪人化の兆候。森次晃嗣が演じた首魁の登場~退場。剣崎と始の対決を避けるための妙案! 剣崎がブレイド最強形態キングフォームの力を得たことで、始がジョーカーアンデッドに戻ってしまったり、始がジョーカーに戻ってしま…

特捜戦隊デカレンジャー37話「ハードボイルド・ライセンス」

[戦隊] 〜全記事見出し一覧 Episode.37 ハードボイルド・ライセンス (04 10/31放送 脚本 荒川稔久 監督 渡辺勝也) (文・さかもと晄) ストーリー 踏切で列車の通過を待つ若い女性がひとり。警報機はカンカンカンと赤く明滅を続けている。 その…

特捜戦隊デカレンジャー36話「マザー・ユニバース」 〜デカスワン!

[戦隊] 〜全記事見出し一覧 Episode.36 マザー・ユニバース (04 10/24放送 脚本 横手美智子 監督 渡辺勝也) (文・さかもと晄) ストーリー 今日も今日とて、デカマシンのメンテナンスに勤しむスワンさん(演・石野真子)。 デカベースでは、彼…

デビルマン

[特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 (04年10月9日封切) (文・T.SATO) 筆者も幼児期にTVアニメ版(72年)を見たクチだ。 ただし原作についてはマンガを読む習慣がない識字もできない幼児だったのでオンタイムでは未読。 原作に遭遇したのは70年…

幻星神ジャスティライザー1話「出現! 幻星獣ライゼロス」~序盤・第1クール賛否合評!

#1から怪獣スペースゴジラもどき登場! 対抗してメカゴジラ&ガイガンばりの正義のロボット怪獣も出現! 精悍な面構えの主人公クンだが、声は甘くて少年ぽくて、子供ウケ的にも女性ウケ的にも一安心! これで声まで野太かったら、子供が引きそうだ(笑)。…

ウルトラマンネクサス1話「Episode.01夜襲 -ナイトレイド-」 ~ハイソな作りだが、幼児にはドーなのか!?

面白い! 幼児が見ても面白い、楽しめる作品であったかは別にして(笑)。 シャープでクールな映像に世界観。乾いた淡々とした筆致でつづられていく物語。夜の闇に徘徊する人間スケールのCG不定形ゲロゲロモンスター。コミュニケートが絶対不可能そうな、…

劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE  〜賛否合評

筆者はこの映画がスキだ! 深夜、降りしきる豪雨の中で対峙するふたり。我らが主人公=剣崎一真・仮面ライダーブレイドvs仮面ライダーカリス・相川始こと正体はアンデッド怪人の一種の、尋常ならざる空気と表情ではじまる一騎討ち! コレって、ひょっとし…

特捜戦隊デカレンジャーTHE MOVIE フルブラスト・アクション  〜賛否合評

遠いレスリー星の三浦海岸(笑)でたわむれる少女たちと、その大地を、金色の粉末の特殊ウィルスで一挙に機械化し、夜の世界へ化さしめ、怪重機キラータンクで蹂躙する、犯罪集団ドリンカーズ4人衆。 幕が変わると、怪宇宙船を追って、サイレン鳴らして、地…

美少女戦士セーラームーン(実写版)最終回 〜中後盤評 脚本家・小林靖子は文化系女子か?

筆者は小林靖子ファンではあるものの、彼女が一部で評されているように女性的なライターであったり、やおい的なライターであるようには思えない。いやコレは小林女史を擁護しようと思って発言するのではない。むしろ、女史のそこが弱点だと思うのだが、過去…

超星神グランセイザー最終回 〜中後盤評 51話「復活の日」

『超星神』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 超星神グランセイザー中盤評 (文・T.SATO) (04年7月執筆) 『超星神(ちょうせいしん)グランセイザー』も、04年7月執筆時点で、最終4クール目に突入! 9月末の最終回まで、あともうわずかだ。 果…

キューティーハニー  〜女子の性格類型の細分化・下妻物語との共時性

おキラク派遣社員の如月ハニーと警視庁の敏腕エリート女刑事の秋夏子の女の友情の物語。 友情もむすびそうにない二者が、事件を介して心を通じていくのがタテ糸だ。 仕事できるプライド系、でも他人がつけいるスキを与えない切羽詰ったインテリ系の秋夏子。 …

CASSHERN

[特撮邦画] 〜全記事見出し一覧 (04年4月24日封切) (文・T.SATO) いまどきの歳若いマニアはドーだか知らないが、四半世紀前にハリウッドからSF&ヒーローもの大作が上陸して、国内でも大ヒットした際に、日本のアニメや特撮などのジャンル…

仮面ライダー剣 前半合評2 ~シリーズ序盤の混迷を整理・脱却!

未亡人母子と相川始の関係。 母子を救えず始に敵意を抱くも何もできない虎太郎。 母子を守らんとする始を目撃して軟化した剣崎。 闇落ちした橘=ギャレンに敗北した始を介抱してしまう剣崎。 「(母子の)そばにいて守れよ!」との言葉に、始の行動原理も確…

仮面ライダー剣 前半合評1 ~ベテラン脚本家・今井詔二作品として!

『仮面ライダー剣』序盤は面白いとは言えなかった。1クール終盤からテコ入れ! 橘の裏切り・転落・破滅の幻覚は、小夜子の死で払底。 4人目のライダー・レンゲルと、元BOARD職員・桐生豪の襲撃! 闇落ちしそうだったレンゲルこと睦月も正義に目覚めて…

特捜戦隊デカレンジャー 〜地獄の番犬デカマスター! 「特撮2004」ゴジラ・グランセイザー・ネクサス・スーツアクター大研究

スーパー戦隊シリーズ 〜全記事見出し一覧 (※:以下は画像データなので、ブラウザ画面自体の幅を狭くしていると、画像の右側が欠けて読めなくなります(汗)。その際は、ブラウザ画面自体を全画面表示にしたり、幅を拡げていただくだけで、欠けていた部分が…

CSにて懐かし舶来アニメ『ドラ猫大将』(61年)放映! 〜40年ぶりの再会。ベトナム戦争直前の黄金時代のアメリカ 〜今では大家の豪華喜劇人による失われし江戸弁での吹き替え!

この頃のアメリカは、若くて希望に満ちたJ=F=ケネディが大統領で、キューバ危機の回避により共産主義とは一旦手打ちを済ましたばかりで自信にあふれている。その国の一番大きな街、ニューヨークが舞台である。 作った人たちは意識しなかったんだろうけど…

『カレイドスター 新たなる翼』(03年) 〜女児向け・美少女アニメから、真のアニメ評論を遠望する 〜作家性か?映画か?アニメか? 〜絵柄・スポ根・複数監督制

[アニメ] 〜全記事見出し一覧 『カレイドスター 新たなる翼』 (文・旗手 稔) 「美少女アニメ」とは「ハァハァ」しながら観る物ですが(←決めつけ)、「ハァハァ」させられるにあたって特に重要な要素となるのが、「絵柄」。 私がミュージカルとマジックも…

2004年春季アニメ評 〜『鉄人28号』『花右京メイド隊』『美鳥の日々』『恋風』『天上天下』

どうやらこの四月から、また『鉄人28号』がアニメになるようだ。 取り敢えず、第一話を見てみた。 ストーリーは以下の通り。 昭和30年、高度成長も始まりかかろうとする東京に、突然十年も前の戦争の遺物、鉄人が南方より飛来する。悪漢、村雨一家を追っ…

2004年冬季アニメ評 〜『超変身コス∞プレイヤー』『ヒットをねらえ!』『LOVE♥LOVE?』『バーンアップ・スクランブル』『超重神グラヴィオンツヴァイ』『みさきクロニクル〜ダイバージェンス・イヴ〜』『光と水のダフネ』『MEZZO〜メゾ〜』『マリア様がみてる』『ふたりはプリキュア』

ドコかで見たような、花の銀座の「丸の内東映」があって上層階に東映本社もある東映会館にクリソツな、宝竹会館。 そこにある映画会社・宝竹。 宝竹社員のメガネっ娘の小柄、お子ちゃま体型、駆け出し新人女性プロデューサーの物語。 『非情のライセンス』(…

2003年秋季アニメ評 〜『君が望む永遠』『ヤミと帽子と本の旅人』『一騎当千』『神魂合体ゴーダンナー!!』『瓶詰妖精』『bps』『ASTRO BOY 鉄腕アトム』

美少女恋愛(?)ゲームのアニメ化。 男子高校生の主人公に、カラッとした姉御系女子高生&妹系の控え目オドオド女子高生ふたり。 姉御肌は妹系の片思いをかなえさせるために、男子高校生に近づき長らく友だち付き合いしてきたらしい。 そして妹系の告白。と…

2003年夏季アニメ評 〜『グリーングリーン』『ダイバージェンス・イヴ』『D.C.〜ダ・カーポ〜』『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』『HAPPY☆LESSON ADVANCE』『おねがい☆ツインズ』

ドッコイダーという、ただの特撮変身ヒーローのパロディアニメかと思いきや。 でもそれって古いよな〜。萌えアニメ全盛の時代に、DVDも売れないだろ、と思いきや。 主要キャラのデザインは線も少なく純朴無垢な感じ。 頼りないビンボー大学生の兄貴をドヤ…

2003年春季アニメ評 〜『妄想科学シリーズ ワンダバスタイル』『成恵の世界』『宇宙のステルヴィア』『ASTRO BOY 鉄腕アトム』

*『妄想科学シリーズ ワンダバスタイル』 売れない4人のアイドル歌手(笑)とロリ系美少女ロボも1体登場する美少女アニメ。 パンチパーマで長いモミアゲの天才(?)芸能マネージャーにスカウトされたアイドルが、なぜか少年科学者と毎回キテレツロケット…

2003年冬季アニメ評 〜『ストラトス・フォー』『ガンパレード・マーチ 〜新たなる行軍歌〜』『MOUSE[マウス]』『ぱにょぱにょ デ・ジ・キャラット』『陸上防衛隊まおちゃん』『朝霧の巫女』『らいむいろ戦奇譚』

沖縄近島とおぼしき、南洋の晴れわたる風景。強い陽差しに、高温多湿な空気と潮風。 フライトシミュレーション・ゲームの着陸進入で見たような、遠景に見据えた滑走路と航空基地。 地ベタでは、若き航空訓練生たちが、ハイテク最先端世界とはあまりに対称的…

余は如何にして関東UHFアニメ視聴者となりしか? ~2003~04年春アニメ評にあたっての所感

90年代後半に、地上波キー局で深夜アニメが多数勃興しはじめた時期には、もうフォローしきれないし把握する気力もなし。 深夜1時以降放映のアニメなら、関東近郊の片道2時間弱サラリーマンがリアルタイムで鑑賞するワケもなかったのですけれど……。 それ…