2000-01-01から1年間の記事一覧
1.「何より彼は“改造人間”ではないのだから、“普通”に戻った後の生活を示唆するという結末こそ、『クウガ』に相応しいのかもしれない」 2.こういう1話まるまる後日談(ヒーローや怪獣が登場しない)、みたいな最終回は個人的には嫌いではない。今回の最…
特撮雑誌「宇宙船イヤーブック2001」(01年3月発行・朝日ソノラマ)に掲載されている編集部の古怒田健志氏による『仮面ライダークウガ「解析」』の文中に、「EPISODE 10 熾烈」に於ける[仮面ライダークウガ・タイタンフォーム VS グロンギ怪人メ・ギイガ・…
『仮面ライダークウガ』評 〜全記事見出し一覧 『仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 仮面ライダークウガ 〜後半評③ 「EPISODE41 抑制」までを観て (文・内山和正) (2000年11月執筆) 自分にとっての『仮面ライダー』像をこわさ…
『仮面ライダークウガ』評 〜全記事見出し一覧 『仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 (2000年11月執筆) 仮面ライダークウガ 〜後半評① 旧『仮面ライダー』世代から『仮面ライダークウガ』へ (文・黒鮫建武隊) 1.前史 ショッカーに始ま…
『仮面ライダークウガ』評 〜全記事見出し一覧 『仮面ライダークウガ』 〜前半総括 怪獣から怪人の時代来るか再び 『仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 (2000年7月執筆) 仮面ライダークウガ 〜前半評10 仮面ライダークウガとその周辺事情 …
*『クウガ』にみる変身ヒーロードラマの「リアル」とは? ……なおも「仮面ライダーであること」にこだわるとするなら、巨大な両複眼に変身ベルトというデザイン上の意匠か、それこそ登録商標としてのタイトルネームの価値だけが残ることになるだろう。 この結…
『仮面ライダークウガ』評 〜全記事見出し一覧 『仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 仮面ライダークウガ 〜前半評⑦ 『クウガ』1〜2クール感触 (文・T.SATO) (2000年2月執筆・7月加筆改訂) 『クウガ』極初期編 感触 便宜的には…
「クウガ」は、意外にも視聴率的には善戦している。前作『ロボコン』と比べてみた場合の『クウガ』の強みは何か? まず目につくのが、やはりビデオ撮りにした効果だ。「フィルムの世界は異空間」というけど、逆にいうとそのカウンターとしてのビデオ録りって…
『仮面ライダークウガ』評 〜全記事見出し一覧 『仮面ライダー』シリーズ評 〜全記事見出し一覧 (2000年上半期執筆) 仮面ライダークウガ 〜前半評1 クウガ諸感想 (文・フラユシュ) 本当なら今『仮面ライダー』が作られる意義というテーマで、『平成…
中盤以降、タテ糸の要素が布石された。 大事は歴史に影響するけれど、小事(たとえば石ころを蹴るくらい)では歴史は変わらないとする、ベクトル的時間流によるタイムパラドックス観(それもひとつの時間観ではある)を採用。タイムリーパーの犯罪者(本作に…
マニアの拒否は凄まじかった。●武器を使う・車に乗る・タイプチェンジする●光太郎のキャラ・人物相関図が前作を無視。「ライダーの定義」にこだわる旧作ファン。あくまで主人公・南光太郎と親友・秋月信彦の関係描写にこだわる『BLACK』ファン(女性フ…
私的目的と公的目的が相反する場合、どんな結果となるか? この疑問にはからずも答えたのが、上原正三がスケジュールや作品方針の関係で第1クールで降りて、ライバル幹部・剣聖ビルゲニアとの対立を主とした展開で色々な脚本家が場つなぎしたあとに、メイン…
旧1号のメカ性は無く、『アマゾン』が旧1号を意識したとは気付かない。企画意図が空回りしたという評価もあっていい気がする。 だが逆に、この「原点にして原点にあらず」という部分にこそ、『アマゾン』の面白さがあるのかもしれない。旧1号が“原点”の「…