假面特攻隊の一寸先は闇!読みにくいブログ(笑)

★★★特撮・アニメ・時代劇・サブカル思想をフォロー!(予定・汗)★★★ ~身辺雑記・小ネタ・ニュース速報の類いはありません

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

迷家-マヨイガ- ~水島努×岡田麿里が組んでも不人気に終わった同作を絶賛擁護する

**心に傷をかかえた現実世界からの脱走兵30人! 廃村へと移住! **密室群像劇の60年代和製SF特撮ホラーの古典『マタンゴ』&『吸血鬼ゴケミドロ』が元ネタか!? **助走台の「現実的」な「恐怖」が、本番の「非現実的」な「恐怖」&「笑い」へとスライド…

ガールズ&パンツァー最終章 第1話 ~微妙。戦車バトルを減らしたキャラ中心の2期も並行させた方がよかった!?

『ガルパン』の魅力とは、果たして水島監督がこだわりを示す、高クオリティのミリタリー描写だけなのか? いや、決してそうではない。 先のテレビシリーズ評や劇場版評で、「戦車バトル」こそが本作の主眼であり、その他の要素はラストの「戦車バトル」を最…

ガールズ&パンツァー劇場版 ~爽快活劇の続編映画に相応しい物量戦&よそ行き映画の違和感回避策とは!?

*爽快活劇の続編映画に相応しい、1対1ではなく物量&人員も総動員した大集合のカタルシス! *続編映画にアリがちなヨソ行きの服装に対する違和感への回避策。それは原典の「らしさ」の反復!? *「バトル」や「自己犠牲」に「試練」シーンなどを盛りあげるた…

ガールズ&パンツァー  ~爽快活劇に至るためのお膳立てとしての設定&ドラマとは!?

最後は戦闘の快感! そのためにも人物の内面や動機を掘り下げ! ドラマ性の高さを単独で持ち上げるべきでない。山場を最大限に盛り上げるために、人物の心理や動機を描くべきなのだ。 普段は「戦争反対!」などと主張している筆者でも興奮せずにいられない、…

夜は短し歩けよ乙女・夜明け告げるルーのうた ~鬼才・湯浅政明カントクのイマ半と大傑作!

70年代的な木造下宿に住む貧乏学生。 皆ダサく身なりに無頓着でモテ・スキルを要求される文化はナイ! ブ男も劣等感を抱かず古本屋に通い読書にいそしみ、同好の士と不毛な論争に明け暮れることができる…… と賞揚したいトコロだが。おそらく彼らは、日本の大…

アベンジャーズ/エンドゲーム ~タイムパラドックス&分岐並行宇宙解析!

*逆転勝利のカギは、量子力学による時間逆行で6つの宝玉を再ゲットすること! *時間GPSによる時間泥棒作戦! 過去への介入で分岐並行宇宙が誕生! *西暦2012年・2013年・2014年への介入。分岐宇宙化は回避可能? *2012年と2014年で…

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! ~連載8年目にして人気再燃の理由を探る!

再ブレイクを果たしている。11巻(17年)が3万部(汗)にまで落ち込んでいたというのに、感動の大傑作とも目されて個人的にも滂沱の涙を流しながら嗚咽にむせびつつ読み進めた(笑)12巻と13巻(共に18年)では4万部超えを達成して早々に増刷も…

チア男子!!・アニマエール・風が強く吹いている ~チア男女やマラソン部を描いたアニメの相似と相違

「チアダンス」を踊る男子という題材からも、絶対にイロモノのナンチャッテ的なギャグアニメだろう、タイトルからして「笑い」を取りに来てるよネ? ……などと思っていたら、マジメな作りの深夜アニメであった。 絵柄は少女マンガ系。よって、少女マンガが原…

騎士竜戦隊リュウソウジャー序盤評

同一の世界観でふたつの戦隊が争うという、やや変化球的な異色作としての趣(おもむき)が強かった前作・『快盗戦隊ルパンレンジャーVS(ブイエス)警察戦隊パトレンジャー』(18年)につづく、「平成」の時代にスタートする最後のスーパー戦隊となった…

ゴジラ評論60年史 ~50・60・70・80・90・00年代! 二転三転したゴジラ言説の変遷史

60年の歴史の中で、ゴジラに対する評価の基準も二転三転! *1954年 ~『ゴジラ』第1作封切時の評価 *50~60年代 ~各界の批評家が語った傾聴すべきプレ特撮評論 *60~70年代 ~黎明期のSF陣営が否定した怪獣映画 *70年代 ~オタク第1世代によるゴジラ&…