(一昨年2010年11月執筆・2012年11月18日(日)UP)
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以下の方法により、LANケーブルを延長しなくても、電源コンセント経由で複数PCをインターネット接続可にできる。
(2010年代初頭の情報です。2010年代中盤以降、結局はWi-Fi(ワイ・ファイル。家庭内無線LAN)にしております・汗)
・モデム (当宅ではケーブルTV局J−COM提供のもの。一般的には、ここにモデム、またはONU)
↓ (モデムから出力のLANケーブルを、ルーターの「INTERNET」ポートに入力接続)
・ルーター (複数PCをインターネット接続可とする機器。有線LANルーター・ブロードバンドルーター:「I−O DATA」社製:型番「EXT−R」)
↓ (ルーターの「LAN1」ポートから出力のLANケーブルを、PC1台目のLANポートに入力接続)
↓ (ルーターの「LAN2」ポートから出力のLANケーブルを、PC2台目のLANポートに入力接続。※ただし、2台目までならルーター無しでもインターネット接続できた)
↓ (ルーターの「LAN3」ポートから出力のLANケーブルを、PLCアダプターのLANポートに入力接続)
・PLCアダプター(マスターアダプター:「Panasonic」社製:型番「BL−PA510KT」2台1組の1台をマスターモードで使用)
↓ (電源ケーブルで、兼データ通信)
・電源コンセント(A室)
↓ (A室とB室で電源の分電盤が異なる場合は(2世帯住宅など)データ通信不可。ただし、たいていの一般家庭はひとつの分電盤のハズ)
・電源コンセント(B室)
↓ (電源ケーブルで、兼データ通信)
・PLCアダプター(ターミナルアダプター:「Panasonic」社製:型番「BL−PA510KT」2台1組の1台をターミナルモードで使用)
↓ (PLCアダプターのLANポートから出力のLANケーブルを、PC3台目のLANポートに入力接続)
・パソコン3台目
(以下、さらにもう1台のPCを接続する場合の想定)
・電源コンセント(C室)
↓ (電源ケーブルで、兼データ通信)
・PLCアダプター(ターミナルアダプター:別売品をターミナルモードで使用)
↓ (PLCアダプターのLANポートから出力のLANケーブルを、PC4台目のLANポートに入力接続)
・パソコン4台目
ホームネットワークの構築方法
家庭内の個々のPCそれ自体の設定、または各々のPC内の共有にしたい特定フォルダの属性を、「共有あり」に設定変更する。
これにより、家庭内の他のPCから自PCに対して参照および書き込み・変更が可能となる。
一般的には、すでに最初(購入時)から「共有」専用フォルダが準備されているので、このフォルダを用いる。
もしくは、「共有」専用フォルダ直下に別の共有フォルダを任意の名前で新規作成して、これを他PCからの接続可能とする「共有」用のフォルダとして用いる……と思われる(多分)。
(もちろん、「共有」専用フォルダ直下以外の任意の場所に、「共有」用のフォルダを新規作成してこれを用いることも可能)
ちなみに当方宅では、XPのPCの「共有」専用フォルダが、7のPCからの参照は可能ではあったが書き込み・変更ができなかった
――「この操作を実行するアクセス許可が必要です」のエラーメッセージが表示された――。
よって、XPのPCの「共有」専用フォルダ直下に新規の「共有」用フォルダを作成し、これに右クリックの「プロパティ」の「共有」を指定、
・「ネットワーク上でこのフォルダを共有する」
・「ネットワークユーザーによるファイルの変更を許可する」
共にチェックの「レ」点を入力して、「共有」およぼ「変更許可」属性を与えることで対処した。
「エクスプローラー」で、PC内の全フォルダを一覧表示させて、
・WindowsXPであれば、下方にある「共有ドキュメント」、または「マイネットワーク」下の「共有ドキュメント」
・Windows7であれば、下方にある「ネットワーク」下の自PC名フォルダー下の「パブリック」
以上が、自PCの「共有」専用フォルダに相当する。
家庭内の他PCの共有フォルダも含めて表示させたい場合、
・XPであれば、「マイネットワーク」
・7であれば、「ネットワーク」
以上を選択すれば、他PCの共有フォルダも一覧表示されて、この中身のファイルを参照、または書き込み・変更が可能。
詳細は、以下のマイクロソフトのリンク先「初心者でもわかる! ホーム ネットワークでファイル共有」の記述が便利。
http://support.microsoft.com/kb/2485631/ja
※ちなみに、PCの「ワークグループ」名の初期値はXPと7で異なるが、複数PCでのプリンターの共有の設定時に支障があるので一致させた方がよい。
その設定変更の方法も、上記のリンク先を参照のこと。
「ワークグループ」名は、ホームネットワークに接続する全PCで一致させておくべきもの。
「ワークグループ」名は、
・XPであれば、「スタートパネル」の「マイコンピューター」
・7であれば、「スタートパネル」の「コンピューター」
いずれも、その場で左クリックせず、右クリックの「プロパティ」にて参照可能。加えて「設定の変更」、「コンピューター名」の「変更」で変更可能。
複数PCでのプリンター共有
(PC1台のみをプリンタとUSBケーブルで接続。他のPCはプリンタと直接接続しなくても印刷可能にする方法)
プリンターとUSBケーブルで直接接続しているPCに対する設定変更は以下の通り。
「コントロールパネル」を開いて、
・XPであれば、「プリンタとFAX」画面
・7であれば、「デバイスとプリンターの表示」画面
を開いて、該当するプリンタを選択し、右クリックの「プロパティ」、または「プリンターのプロパティ」を指定し、「共有」を指定、「このプリンタを共有する」を選択する。
(もちろん、プリンター購入直後のPCとのUSBケーブル接続時に、プリンターに同梱のCDで専用ドライバーをPC側にインストール済であることが前提)
プリンターとUSBケーブルで直接接続していないPCは、まずプリンターに同梱のCDで専用ドライバーをインストールしておく。
PC各々に、「コントロールパネル」を開いて、
・XPであれば、「プリンタとFAX」画面
・7であれば、「デバイスとプリンターの表示」画面
を開いて、「プリンターのインストール」または「プリンターの追加」を選択し、
・XPであれば、「ネットワークプリンタ」を選択し、一覧表示された、プリンタと直接接続したPCのプリンタを選択する。
・7であれば、「ネットワーク、ワイヤレス、またはBluetoothプリンターを追加します」を選択、プリンタと直接接続したPCのプリンタを選択する。
詳細は、以下のリンク先「プリンタの共有設定(実践レビュー)|自宅のプリンタを共有したい!|ブロードバンド&IT活用ナビ N@BIT Channel(ナビットチャンネル)」の記述が便利。
http://www.nabit-ch.jp/lan/lan_pshare_rev2.html
以上で設定終了。
ただし、プリンタと直接接続しているPCの電源がオンになっていないと、他のPCからの印刷はできないので注意!
また、プリンタと直接接続していなかったPCに、改めてUSBケーブルでプリンタと接続し直して、そのPCから印刷したい場合は、以下の通りにする。
印刷指定時にいったん表示される「印刷用のウインドウ」枠内の「プリンターの選択」で、
・「 XXXX:(プリンターの型番) (YYYY:元々プリンタに直接接続していたPC名)上 」 に選択されていた設定を、
・「 XXXX:(プリンターの型番) 」 に選択し直して、印刷すればOK。
逆もまたしかりで、別のPC経由で印刷するように戻したい場合、
・「 XXXX:(プリンターの型番) (YYYY:元々プリンタに直接接続していたPC名)上 」 に選択し直して、印刷すればOK。
ただしホームネットワーク経由での、プリンターのスキャナー起動は不可能。(多分)
プリンターとUSBケーブルで直接接続しているPCのみ、プリンターのスキャナー機能の起動が可能。
当然、Photoshop経由でのプリンターのスキャナー起動についても同じ。