『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー銀幕BANG!!』
『侍戦隊シンケンジャー』 〜前半賛否合評1
『侍戦隊シンケンジャー』 〜前半賛否合評2
☆☆☆☆☆
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スーパー戦隊シリーズ映画評 ~全記事見出し一覧
スーパー戦隊シリーズ評 ~全記事見出し一覧
映画『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャーTHE MOVIE』公開記念! ついでに、なぜだか『ゴーバスVSゴーカイ』に女シンケンレッド志葉薫(しば・かおる)姫も登場記念!
とカコつけて(汗)、一昨年の映画『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕』評をUP!
『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕』
(2011年1月22日封切)
(脚本・下山健人 監督・竹本昇 アクション監督・石垣広文 特撮監督・佛田洋)
『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕』 〜合評1
(文・T.SATO)
番組の主役を張った戦隊ヒーローの最新作と直前作が共演、時に対立するも最終的に共闘して巨悪を倒す「スーパー戦隊VS(バーサス)シリーズ」もついに15年目!
15年……。歳喰うワケだ(汗)。しかしいつから、「VS」を「バーサス」と読ませるようになったのか!? 以前は「ブイエス」と読ませていたと記憶するが。
映画『天装戦隊ゴセイジャーVS(たい)シンケンジャー エピックON(オン)銀幕』(11年)。こちらは相変わらず「VS」を「バーサス」ではなく「対」と読ませる不統一が「戦隊」らしくて、今後も忘れてほしくないアバウトさでラブリーだ(笑)。
最新現役の『天装戦隊ゴセイジャー』(11年)のリーダーことゴセイレッドのアラタ(……彼はリーダーではないな。TV本編でも自己言及的に明言されていたように、この戦隊にリーダーはいない・笑)。
彼が戦隊メンバーのパシリ(使いっ走り)でお買いもの…… だったかドーだが早くも忘れたが、白昼でも人影まだらな白亜の街中で、壁のスキ間から湧き出るように前作『侍(さむらい)戦隊シンケンジャー』(09年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20100131/p1)における妖怪モチーフのアヤカシ(敵怪人)とナナシ連中(戦闘員)たちが突如出現!
アラタが『ゴセイジャー』#17〜32の敵種族と誤認し、
「“幽魔獣”か!?」
と発する!
いやたしかに、UMA(ユーマ・未確認生命体)モチーフの敵怪人・幽魔獣と、前作の妖怪モチーフの敵怪人・アヤカシは、作り手の確信犯なのでしょうが一部でネタがカブってます(笑)。
アラタはゴセイレッドに変身して戦う!
しかし、ゴセイジャーの超能力の源である大怪獣バトルカードやガンバライドカードならぬ、バーコードも印刷されている(笑)「ゴセイカード」を携帯モアイ像にセット、ガチャッとスライド収納して発揮する、我らが”天装術”によるワザの数々が敵には効かない!
すると、妖怪の存在に反応して、街中にさりげに貼られていた文字力(モヂカラ)のお札が反応。
『シンケンジャー』最終回で戦隊メンバー中ひとり邸宅に残った、殿(との)ことシンケンレッド・志葉丈瑠(しば・たける)が住まう志葉家の屋敷の鈴も連鎖して鳴る!
まなじりを決してひさしぶりに出陣した志葉丈瑠は、シンケンレッドに変身して敵を圧倒!
変身を解いてやはり超然・泰然自若としている丈瑠に――もちろん前作TVシリーズ初期編と比すれば軟化しているにしても――、天然でスナオな腰の低い草食系レッドの善人アラタはあからさまに心酔(笑)。
いやぁ、やはり新旧ヒーロー共演ものは本作みたく、歴戦の猛者(もさ)である先輩ヒーローは現役新米ヒーローの噛ませ・引き立て役には終わらせず、ドチラかというと助っ人参戦の立場だとしてもそれ単独で強い! というふうに気持ちよく立ててくれないとネ!
もちろんそーいうもくろみあってのシンケンレッドの強者としての描写であり、そもそも先輩シンケンジャーをワザワザ出陣させるため、妖怪退治の使命を持っているという設定に基づく“動機”を確保・調達する都合――悪い意味ではなく――から来た、前作で滅びたハズのアヤカシ連中を登場させる作劇なのでもありましょう。
たしかに番組・世界観をまたがった新旧ヒーロー共演ものの作劇は、こーいう言い訳が必ずしもなくてもイイけれど、ナイよりかはあった方がやはりより良いことではあるだろう――我々のような大きなお友だちにとっては特に(笑)――。
同じころ、前作『シンケンジャー』の敵軍団の根城、この世とあの世の境目にある夜の闇に包まれた三途の川(さんずのかわ)の底から、洋画『パイレーツ・オブ・カリビアン』に出てきたタコかイカの怪人みたいな低身長の敵幹部・骨のシタリが復活! 賽の河原(さいのかわら)に浮上してきた。
彼をよみがえらせたナゾの人影の正体は!?
シンケンレッド=丈瑠は、ゴセイジャーの寄宿先、ご存じ屋根に天文台のある民家・天知(あまち)家にやってくる。のっけから、殿のために天知家へ先回りして、おなじみ歌舞伎における黒子の風体をした志葉家の下僕たちが即席で畳の高座を、ゴセイジャーの面々に断りもなく勝手にしつらえちゃうアナクロ(時代錯誤)なナンセンスさが『シンケンジャー』らしくて笑えます。
そこに
「殿ォォォッ〜〜〜〜!!」
と取るものもとりあえず、『シンケン』#1同様、侍・武士なのに歴史的には被差別賤民(せんみん)がする職業であったハズの歌舞伎(かぶき)役者をなぜだか兼務している――文句じゃないよ、『シンケン』TVシリーズ後半でも侍ならぬ平安貴族(笑)の牛車(ぎっしゃ)モチーフの新ロボが登場したように、『シンケンジャー』を和風テイストで統一するための確信犯のインチキ設定だよネ――、一見クールなハンサムイケメン、その実、殿への疑いを知らない素っ頓狂なまでの家臣たる忠誠心が、決してイヤミな感じではなく戯画的(ぎがてき)・コミカルに描かれるシンケンブルー=池波流ノ介(いけなみ・りゅうのすけ)が
「待ってました!」
的に歌舞伎の紛争のままで登場。
いやまぁたしかに、彼がイの一番に駆けつけてくれることでしょうよ(笑)。
対するに、人間(日本人)ではなく天上世界の天使であるゴセイジャーたちの世間智や常識を知らない浮き世離れぶりも炸裂。天使たちは彼らにとって未知の存在である侍をせめて理解しようと、宴会芸用の安物チョンマゲカツラを一斉にかぶる! これぞ現今の「戦隊」クオリティ(笑)。
話は飛んで(前後してるかも・汗)、毎度おなじみのロケ地・埼玉アリーナの客席に出現した敵妖怪VS新旧戦隊のバトルも勃発!
そこに加勢して一時的にでも形勢逆転に寄与したのはプチヤンキー(不良)入ってるシンケングリーン=谷千明(たに・ちあき)。助っ人見参! で、観客に爽快感を味あわせつつも、そこで一直線に解決してしまったら上映時間の1時間には満たない!(笑) 観客がオナカいっぱいにもならない都合論から来る――重ねて文句じゃないよ――一進一退のシーソーバトル!
敵味方のパワーバランスが取れなくなる前に(笑)、なんと敵の猛攻と超能力で、シンケンレッドは不気味な奔流に巻き込まれて消滅、敵に拉致されてしまうのだ!
もちろん拉致されたからには、敵に洗脳されたシンケンレッドとの直接対決があるのだろうことは、大きなお友だちには眼に見えている。
見えてはいるのだが、それが作為的だ! とケチをつけたいのではなく、直接対決・バトルもなしに平和裡に奪還できることが現実ベースで考えればベターだけれども、フィクション・物語ベースで考えればそれでは面白くはない(笑)。
劇中人物にとっては不幸な出来事であり、観客もそれに共感・同情しつつも、一方では分裂した心情もあって、本来は戦いあうハズもない正義の味方同士の強者VS強者の力比べが見られるというところで、我々も不謹慎にもそれを高みに立ってワクワクしながら楽しんでいるのは否めない。
もちろん不謹慎とはいっても、その過程で戦死者が出たり、奪還できずにアンハッピーエンドに終わるまでものキッツい展開を望んでいるワケでもない。最後に予定調和の大団円に回収されてしまうことが前提の、その過程での「安全にイタいフリする」一時的な紆余曲折を望んでいるワケだ(笑)。
もちろん例年のVSシリーズのごとく熱血レッド同士であれば、意地を張り合ったり若さと短気ゆえの行き違いから齟齬と対立のドラマとバトルも描けようが、草食系レッドのアラタが他人と争うという展開はその性格設定からも考えにくいし、不自然なことでもある。
しかして新旧レッドの対決バトルという、華(はな)がありウリにもなる要素を物語に組み込もうとするならば、片方を悪に落とすしかないだろう。そのついでに、観客や劇中人物たちの求心力ある関心のターゲット――ここでは行方不明になって悪として復活したシンケンンレッド――をめぐって、周囲のキャラたちによる奪還のための懊悩・奮闘・思慕から、『ゴセイ』『シンケン』双方の陣営のキャラクターたちの個性を逆説的にウキボリにしていく作劇もたしかに有効ではあるだろう。
シンケンレッドが外道(げどう)に堕(お)ちて、いつもの番組後半強化バージョンの白ならぬ黒の陣羽織をまとった「外道シンケンレッド」として登場するあたりは、マニア誌ほかではすでに予告として喧伝されていたのやもしれないが、残業三昧リーマンである筆者はそのへんはついぞ知らず、けっこう驚いた(笑)。
シンケンレッド=丈瑠が拉致されたことで激しい落胆と焦燥を隠せないシンケンブルー=流ノ介とシンケングリーン=千明。
それに対して、慰めようという善意から
「あきらめなければナンとかなる」
と特に根拠もなく(笑)のたまうゴセイレッド=アラタ。
このテのセリフは、リアリティよりも虚構度や抽象度・観念度が高い、実写版(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20041105/p1)の方ではなくアニメ版『美少女戦士セーラームーン』(92年)みたいな魔法少女ものの、白痴もとい天真爛漫・元気系ヒロインが云うならば、現実的な困難は背景に退いて精神論・道徳論のすばらしさの方が浮上してきて、少女性や母性のゆえなのか、こちらも厳しいツッコミがあまり思い浮かばずになぜだか許せてくるものだ――それも広義の意味での男女差別か?(笑)――。
しかし、元々リアル度の低い「戦隊」とはいえ、実写もので男性キャラがそーいうことをのたまうと、じゃあその根拠は? 実効性のある代案は? とか、みんなが落ち込んでるのに不謹慎だろ! と少しイラッとさせられたりするのを見越した作劇なのか、アラタの態度にシンケンジャーの男性陣ふたりが猛反発!
ここにようやく「スーパー戦隊VSシリーズ」恒例の2大戦隊の対立のドラマも勃発。
でもまぁヤンキー(不良)入っている千明ならばともかく、殿への行き過ぎた忠誠心は問題だとしても基本的には理知的で上品でもある礼節をわきまえた流ノ助があそこまで失礼の域に達したかたちでの他人に対する反発を示すのだろうか? という気も個人的には少しするのだが、ネット界隈での本作の感想を2、3見回ったところでは、そこに対する違和感の表明はなかったので、コレは筆者個人の穿った見方にすぎないのだろう。元より筆者にとっても、あの彼が取り乱すほどの重大事だったのだ、という脳内補完で許容範囲の描写ではありますが(笑)。
ゴセイジャーに対する反発はシンケンジャーの男性陣2名が担当。和解・仲裁・中立は残りのシンケンジャーの女性陣2名が担当。
シンケン男性陣2名はゴセイジャーとは別個に活動しだしたので、アラタは持ち前の天然でシンケン女性陣2名のお出迎えを提案――なんでやねん(笑)――して身内メンバーにアキレられる。
ここからがまたキョーレツ。
最終回で母が療養するハワイへ旅立ったのを踏襲して、帰国した空港のロビーでゴーインに大名駕籠(笑)に乗せられて運ばれてしまうシンケンピンク=白石茉子(しらいし・まこ)。
ターミナル駅で流ノ介に化けて待っていたゴセイブラック=ハイド(だったっけ?)が、眼の前で変身を解いて正体と事情を明かしたのにも関わらず、
「流さん、ドコ行ったん?」
「天使の輪や羽はドコ?」
「ウチ、死んでしまったん?」
などと京都弁ではんなりのたまっている天然ボケのシンケンイエロー=花織ことは(はなおり・ことは)――死んでたら一大事だろ!(笑)――。
集結した先の埠頭で、毎度おなじみこのテの作品の常套(じょうとう)の――重ねて文句じゃないよ(笑)――別行動だったメンバーもなぜだか偶然合流してゴセイジャー&シンケンジャーほぼ全員が集合。
そこに外道シンケンレッドが初登場! メンバーたちも変身して、レッド対レッドでは剣技バトルも披露する!
もちろんシンケンメンバーの士気は上がらず、剣先も鈍ってしまうことで、ゴセイジャーとの対比も描く。
シンケンメンバーの変身も解けて、あわや外道シンケンレッドの剣の血に……いや炎の餌食にだっけ?
詳細の記憶は飛んでいるやもしれないが(汗)、ゴセイレッドがその身を呈して大の字で盾になって生身のシンケンメンバーを守る!
そんな大ピンチに一番遅く駆けつけるオイシイ(というほどでもない)役回りは、双方の戦隊の6人目の戦士・屋台の寿司屋のシンケンゴールド(今回、屋台は登場せず)と人間体がないゴセイナイト! 一時的にでも形勢大逆転! 優位に立ったゼ! という感じの登場ではない、逃げ道を作りました! 的な登場なので、たしかに役には立ってはいても、大きなカタルシスを与えたというほどのこともナイあたりは少し残念なのだけど……――もちろんそこが本作の欠点だ! などとガナる気もないけれど――。
ここでゴセイナイトが天装術とモヂカラの合体ワザによう反撃可能性を示唆してサッサと立ち去っていったことで(笑)、背に腹は変えられじとシンケン&ゴセイがひとりずつ組んでの猛特訓を開始!
こうやって改めて観てみると、ブルーの水属性は当然として、木の属性と芽萌(めぐみ)の天装術とか、風属性とか、実は似たようワザが多かったんだなぁ、この両戦隊は。
これで火と水や、水と油(笑)のように相殺、打ち消しあいそうな属性のメンバーばかりだったら、協調を賞揚する作劇はまず不可能。バラバラな個性のままでもよし! 多様な個性を賞揚する作劇に落とすしかなかったであろう(笑)。
なんとか天装カードにモヂカラを取り込んだゴセイジャーたちは満を持して敵怪人の迎撃に向かう!
しかし善戦するも、消耗戦の様相に。
「アラタが来ればナンとかなる!」
と戦いつづけるメンバーたち。
主役が最後に登場して形勢逆転! というのはジャンル作品ならぬ古代からある説話物語のパターンだから、別にイイっちゃイイんだけれども、なにかあるんだろうけど、なんで大丈夫なのかの最低限の伏線とかがないと、ただの精神論みたいで少し引っかかるが、まぁイイか。
だけれども、
「アラタの“特訓が完了”すればナンとかなる!」
といったような、もう少しだけ具体的なセリフであれば、何らかの勝算があるんだナ的に最低限ナットクして観られたかも。
ま、本作にかぎらずジャンル系の作品全般にアリガチな瑕瑾(かきん・小さなキズ)ではあります。
ついに駆けつけるゴセイレッド! なんと彼は、本作には登場しないと思われた前作『シンケンジャー』終盤に登場した真の殿さま・女シンケンレッドこと薫(かおる)姫(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20110502/p1)から、火のモヂカラの特訓を受けていたのだ!
こーいう適度にマニアックな、子供おいてけぼりではない程度のカユいところに手が届く「こだわり」はイイね。変身キャラなら小さなお友だちもまだまだ忘れてはいないだろうし。
ただの人間にはキョーミありません!(小さなおともだちにとっては・笑)
チャラチャラしてない凛とした、10代前中盤っぽいけど媚びてはいなくてクールビューティーな、強そうには見えないけど強いという設定で、少しムリして背伸びして健気に戦っている低音ボイスの贅肉のない黒髪チビ少女は、世間のアニメオタク的にも萌えだろう!(?) 近年(?)だと『仮面ライダー響鬼(ヒビキ)』(05年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20070106/p1)の仮面ライダー威吹鬼(イブキ)の弟子のあきらちゃんとか、『仮面ライダーカブト』(06年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20060806/p1)の病弱無愛想少女のコとか、あの系列ですナ。
まちがっても『仮面ライダーW(ダブル)』(09年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20100809/p1)のスリッパでひっぱたくテンション高いロリ系少女では、近年の弱いオタ男子の萌えツボには多分ならない(笑)。
マニア友だちに聞いた話だけど、マニア向け書籍によると、草稿シナリオにはなかった薫姫の登場は、マニア上がり・自主映画あがりの我らが竹本昇カントクが追加させたのだとか……。さすが、良くも悪くも竹本カントク!
ゴセイレッドによる天装術+火の属性によるモヂカラ攻撃は奏功する!
もちろん「戦隊」だから、巨大ロボ戦タイムがまだあり、昨年度の「VS」映画からの通例で、この2011年2月から放映開始される新戦隊のお披露目もあるワケだから、ここでストーリーは決着しない(笑)。
ネタバレするけど、前作『シンケンジャー』の敵首領・「血祭ドウコク」のシルエットに、今作『ゴセイジャー』の複数の敵組織を名前をビミョーに変えながら渡り歩いていく流れ敵幹部・ブレドランの顔がついた、「血祭のブレドラン」の真のねらいは、ゴセイジャーたち護星天使の故郷でもある天上界にある護星界――劇中では天空に浮かぶ城というか逆円錐の塔――を、三途の川の赤く濁った水を奔流として浴びせて破壊することにあったのだ! ウ〜ン、イベント編である映画らしいスケールのデカい作戦だ。
前作の敵幹部・骨のシタリは、自身のもくろみとは異なる行動を取って馬脚を現したブレドランが気に食わず、たもとをわかって一部の戦闘員たちと別行動を開始する。
……そこに現れたのが、まだTV放映が開始されていない新戦隊『海賊戦隊ゴーカイジャー』(11年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20111107/p1)!
大昔の硬派・バンカラな不良というより、80年代以降のナンパなヤル気なさげでかったるげなチョイ悪(ワル)の5人の名乗りポーズが笑えてしまう。単純な熱血ではないところを除けば、不良っぽさを目印・シンボルにしたウルトラマンゼロ(https://katoku99.hatenablog.com/entry/20111204/p1)が5人もいるイメージだ(笑)。
不良といいロックといい、時間がすぎると磨滅して周囲の方でも慣れてしまって、過激さや驚きがウスれて、気張った反体制や反逆のシンボルではなく、チョイ悪程度で気張らずに女のコにでもできる、女のコらしさも残して安全圏にも片足を残した深夜アニメ『けいおん!』(09年)などの「かわいいロック」やパロディーの対象などなどに安全に回収されてしまうモノなのですナ。
別にロック至上主義者とかじゃないので、それでもかまわないけれど。
「映画らしいからな、ハデに行くぜ!!」
なぜだか、高尚に云えばメタフクション、俗に云うなら楽屋オチ(笑)なセリフを発するゴーカイジャー! こーいうセリフが許されるのが、イイ意味でリアル志向ではなくユルい世界観である「戦隊」作品のイイところ――でも『忍風(にんぷう)戦隊ハリケンジャー』(02年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20021110/p1)の後見人・おぼろ姐(ねえ)さんも、「VSシリーズ」のどれかで同様のメタ・セリフを発した記憶あり(笑)――。
事前にネットで飛び交うネタバレ情報をウラ打ちする、『仮面ライダーディケイド』(09年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20090308/p1)パターンで5人全員が08〜04年の近作レッドに2段変身! 女性陣はスカートをつけたレッドだ。ホントだったのかよ(汗)。
劇中でも戦隊ヒロインキャラが
「ま、海賊版ってヤツ?」
とかのたまう。
さらにはゴーオンレッドの必殺剣技のバンク映像で敵を倒す!
これアリ? さすがにシンケンレッドとゴセイレッドには変身しなかったが(笑)。
新戦隊のお披露目チョイ出演は、昨年度の「VS」作品とまったく同じシチュエーションなのに、昨年のように浮いた印象がないのは……。単にこちらが慣れてしまっただけだろう。いや昨年度といい今作といい、商業的にはまったく正しいです。
個人的には、昨年の『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG(バン)!!』(10年)や一昨年の『劇場版 炎神(エンジン)戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』(09年)の方が神がかった傑作だと思っているけど、今作も及第点だ。
……紙幅の都合で『ゴーカイ』がかっさらって終わるけど(汗)。
『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕』 〜合評2
(文・鷹矢凪弥寿士)
【お断り】
作品発表から時間が経ち、また「(「戦隊」ファンの読者諸氏なら)本作を最低一回は鑑賞された上で読まれている」との想定で本文を執筆しておりますので、ネタ割りを行なっております〈例示作品含む〉。御了承の上、お読み下さい。
映画『天装〈てんそう〉戦隊ゴセイジャーVS〈たい〉シンケンジャー エピックON〈オン〉銀幕』〈脚本:下山健人/監督:竹本 昇〉。
「スーパー戦隊シリーズ」第34作『天装戦隊ゴセイジャー』[10]メンバーと、前(33)作『侍戦隊シンケンジャー』[09・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20100131/p1]両メンバーが共演した本作は、「スーパー戦隊VS〈バーサス〉シリーズ」17作目《※》にして、3作目の劇場公開作品となった。
《※なお、第5作『救急戦隊ゴーゴーファイブ・激突! 新たなる超戦士』[99]は、厳密には現役と先代のチームが共演する“VSもの”ではない〜11年現在では唯一〜が、現在ではカウントされているという》
あくまで個人的感触だが、第一印象としては、前作『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG〈ぎんまくばん〉!!』[10・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20110124/p1]よりは愉〈たの〉しめた。
☆突如復活した『シンケン』の敵=外道衆〈げどうしゅう〉。
その正体を知らぬまま立ち向かうアラタ〔演:千葉雄大〈ちば・ゆうだい〉〕=ゴセイレッド。
そこへ馳せ参じたのは、長きに亘〈わた〉り外道衆と戦い続けてきたシンケンジャーの現・“殿様”=志葉家19代目当主・志葉丈瑠〈しば・たける〉〔演:松坂桃李〈まつざか・とおり〉〕=シンケンレッドだった。
互いに名乗り合い、共に戦うことを誓う、ふたりの赤い戦士。複雑な生い立ちゆえか、人見知りが激しく、友情を築くことに不器用な丈瑠。
だが、今回「天使」と自称するアラタとは比較的早く打ち解けた。その素性に戸惑いながらも、裏表のない純粋さに惹かれたのだろうか。見方によっては、“殿様”とは別に背負っていた使命=「志葉家当主の影武者」から解き放たれ、少し気持ちに余裕ができた……とも感じられる。いずれにせよ、丈瑠の軟化は喜ばしい。
☆ゴセイジャーVSシンケンジャーの対立 → 和解 → 共闘は、外道に堕ちた丈瑠を巡る、両チームの姿勢の違いとして波紋を広げていた。
丈瑠に従ってきた5人の侍たちが焦りを隠せないのに対し、天使たちは心配しつつも落ち着いていた。
特に、池波流ノ介〈いけなみ・りゅうのすけ〉〔演:相葉弘樹〈あいば・ひろき〉〕=シンケンブルーと谷 千明〈たに・ちあき〉〔演:鈴木勝吾〈すずき・しょうご〉〕=シンケングリーンは、ゴセイジャーに対し怒りを露わにしていた。忠義とライバル意識――形は違えど、それぞれ丈瑠との絆を大切にしていた彼らにとっては、天使たちの態度が能天気〈のうてんき〉に映ったのも、無理からぬことだろう。
だが、アラタが身を呈して自分たちを庇〈かば〉った姿を見て、侍たちの考えも変わっていく……。志葉丈瑠〈しば・たける〉〔演:松坂桃李〈まつざか・とおり〉〕=シンケンレッドと江角走輔〈えすみ・そうすけ〉〔演:古原靖久〈ふるはら・やすひさ〉〕=ゴーオンレッドとのソレに集約されていた前作とは対照的だが、これもまた巧〈うま〉い手法と思う。
□今回のメイン敵は、『シンケン』ラストで完全に殲滅〈せんめつ〉されたはずの外道衆総大将=血祭〈ちまつり〉ドウコク〔声:西 凛太朗〈にし・りんたろう〉〕の復活……と思いきや、ゴセイジャーの宿敵たる幹部怪人=ブレドラン〔声:飛田展男〈とびた・のぶお〉〕が甦った姿=血祭ドウコクならぬ“血祭のブレドラン”だ。
地球を狙いゴセイジャーと戦った=“ウォースター”・ “幽魔獣〈ゆうまじゅう〉”の 二大組織を流転し、2度に亘ってゴセイジャーに敗れるも、執念深く三途〈さんず〉の川より復活した彼は、三途の川の水を利用し地球と護星界〈ごせいかい〉――ゴセイジャーの故郷でもある――を破滅に追いやらんとする野望を秘め、外道衆の生き残り=参謀格だった“骨のシタリ”〔声:チョー〕を取り込む。
『シンケン』TVラスト、ドウコクの最期〈さいご〉を見届けながらも、シタリは沈みゆくアジト=六門船〈ろくもんせん〉の中で叫んでいた。
シタリ「三途の川だろうが、どこだろうが、生き延びることがアタシの外道さね!」
その言葉通り、新たな“外道”へ邁進〈まいしん〉すべく、再び動き出したシタリだったが……?
ブレドランは利用できるものは徹底的に利用する。その冷酷&狡猾さは、飛田氏の静かだが鬼気〈きき〉滲〈にじ〉む御声と相俟〈あいま〉って、映画に相応〈ふさわ〉しい強敵らしさを醸〈かも〉し出していた。
なおブレドランは、この映画での出来事ののちにやがて第3の組織“マトリンティス”に参画――裏設定では、本映画の物語は、その過渡期に位置するとか――。さらにその壊滅後、自身の実態と真の野望を明かし、2011年2月現在クライマックスを迎えた『ゴセイ』TVシリーズに於いて、驚くべき背景を持つ最大最後の強敵としてゴセイジャーの前に立ちはだかるのだが、本文では言及は控える。
□敵の手に落ち、“外道シンケンレッド”に変貌してしまった丈瑠。
個人的に、鑑賞前はあまり歓迎できない展開だった。だが、いざ目の当たりにすると、黒い陣羽織〈じんばおり〉を纏〈まと〉った佇〈たたず〉まいは、従来にも増して凛々〈りり〉しく映った。
外道シンケンレッドに変身する前に丈瑠が見せた「不敵な笑み」にも驚かされた。今までの彼ならば有り得ない表情だけに、却〈かえ〉って眼を見張った。(「ここは演出上も力が入った点です」と、竹本監督も語っておられる)
戦い方も、実に鋭く凄まじい。
“悪”が湛える魅力=ピカレスクへの憧れは、誰しも心のどこかに秘めていよう。それが、本来正義の使徒であるはずのシンケンレッドが悪に転換したことにより具現化した。だからこそ、一層痛快に見えたのかも知れない。もっとも、それがゴセイジャー&シンケンジャーに与える衝撃や悲痛さを考えると、喜んでばかりもいられないのだが……。
○丈瑠を救うため、ゴセイジャー&シンケンジャーに助力すべく、志葉家先(18)代目当主にして、本来のシンケンレッドであった志葉薫〈しば・かおる〉〔演:夏居瑠奈〈なつい・るな〉〕姫《※》が駆けつけてくれた。
《※養子縁組をしたため、現在は丈瑠の義母でもある。なお余談ながら、演じる夏居嬢は未だ14歳(!)というが、設定年齢16歳にして義理ながら息子を持つ薫姫の背景を知り、かなり戸惑いながら演じたそうな。しかし年齢に似合わぬ貫録を漂わせていた。熱演に拍手したい》
この意外な援軍には、結構驚かされた。しかし、隠居した身である薫姫までも動かねばならないほど、事態が切迫している……という状況には、説得力が生まれた。
レッドでは珍しく〈炎〉の属性や技を持たないアラタへ、火のモヂカラを授ける役割を見事に果たした薫姫。TVシリーズ同様、少ない出番でこれほど鮮烈な印象を遺した臨時戦隊メンバーも希少だろう。なお薫姫=真・18代シンケンレッドは、暫定的ながら「スーパー戦隊シリーズ」史上初にして、11年(35作)現在では唯一の“女性のレッド戦士”である。
○より強い炎を以〈もっ〉て、シンケンレッドを侵す外道の炎を吹き飛ばしたアラタ=ゴセイレッド。
アラタ「諦めなければ、なんとかなる!」
本映画でアラタが幾度となく口にした彼の信念である。当初は反発していたシンケンジャーたちも、やがて心を動かされ、モヂカラと天装術の融合を試みる。そして、ついにその信念が、シンケンレッドを外道から救い出したのだ。
覚醒した“殿様”を泣き笑いで見詰める侍たち……。静かだが胸を打つ名シーンだ。
☆ブレドランに反発するシタリは、その計画を妨害しようと図る。と、突如いま5人の戦士が天空から舞い降り、見事な技でソレを阻止した! 彼らの正体は……!?
「スーパー戦隊シリーズ」次回作にして第35作記念作品『海賊戦隊ゴーカイジャー』[11/2/15〜]のプレビューも兼ねたこの番外戦であるが、前年の映画『侍戦隊シンケンVSゴーオンジャー 銀幕BANG(バン)!!』での新戦隊・天装戦隊ゴセイジャーのプレビューほどには蛇足に感じなかった。先達チームの知らないところ〈※〉で彼らの援護を果たしたゴーカイジャーの姿は、今回も観客にとっては新シリーズへの期待を高め、先達チームの戦況を安心して見られる……と、物語内外で一応有益な機能を発揮してはいた。
唯一それを目撃したのが、これまた前作に続き、シンケンジャーの提灯〈ちょうちん〉型サポートメカ=ダイゴヨウ〔演:遠近孝一〈とおちか・こういち〉〕だった。
ダイゴヨウ「提灯はまた見た!」〈笑〉
『海賊戦隊ゴーカイジャーVSゴセイジャー』[12?]が実現したとして、やはりこういう趣向=次期戦隊の応援参戦が見られるのだろうか? いや、或〈ある〉いはアニバーサリー作品の前例に準じて『海賊戦隊ゴーカイジャーVSスーパー戦隊』となるのかも知れない。そう、「先達チームの幾つかから、何人かが応援に駆けつける」というパターンだ。〈※〉 それもまた期待したいところだが。
《※先例としては、25作記念の『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』[01・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20110418/p1]・30作記念の『轟轟〈ゴーゴー〉戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』[06・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20110718/p1]がある》
○ゴーカイジャーの戦術は、その名の通り豪快だった。一方で、ダイゴヨウへ自分たちのことは内緒にしておいてほしい……と頼む姿は、「海賊」の名とは裏腹に、非常に腰が低く感じた。前作のゴセイジャーにも覗いた「上から目線」ぶりも、個人的には彼らに対しては気にならなかった。
◇三途の川の水を止めるべく、ゴセイジャーに協力してシンケンジャーが使ったのは『封印のモヂカラ』だった。これは薫姫がドウコクを封印すべく、血の滲む努力の末会得したものだったが、ドウコクには通じなかった。
しかし、六人の侍たちが合同した結果、今回は功を奏した。長い闘いの中で培〈つちか〉われた彼らの絆が奇跡を呼んだかのようで、嬉しかった。
●さてダイゴヨウだが、今回“親分”であるはずのシンケンゴールド=梅盛源太〈うめもり・げんた〉〔演:相馬圭祐〈そうま・けいすけ〉〕より、随分厳しい処遇を受けていた。コレは源太役=相馬氏も疑問に感じられたという。
源太は表向きは明るく振舞っていたけど、幼馴染みである丈瑠=タケちゃんが外道に堕ちてしまったショックが、やはり結構尾を引いていたのだろうか? それを考えると、弁護もできなくはないけど……それでもアノ態度はチトきつ過ぎるぜ、源ちゃんよ。コレは自分としても、本映画に見受けられた数少ない難点のひとつである。
◆最終決戦に登場した戦隊側の巨大ロボ=“グランドハイパーゴセイグレート”。
実は、個人的に《本作最大の難点》と感じているのは、コレだったりする。なにせ、デザインが非常にグロテスクだ。17体ものヘッダーが、身体のあちこちに着いている出で立ち〈いでたち〉である。個人的にはお世辞にも「カッコイイ」などとは褒められない。
シンケンジャーが操る「折神〈おりがみ〉:動物や巨大ロボに変形する折紙型の式神」も、ここではまったく活かされていない。
まァ、ソレは戦況上やむを得ない……と百歩譲るとしても、グランドハイパーゴセイグレートの造型的酷〈ひど〉さは、筆者にはどうにも認めることはできない。ブレドランは、自分のことを棚に上げてグランドハイパーゴセイグレートを“化け物”呼ばわりしていたが、コレに限っては頷〈うなず〉かざるを得ないだろう。本シリーズのテーマである《団結》の反転=《多勢に無勢》・もしくは《数の暴力》が、そのまま形になってしまった印象を受ける(笑)。
そのため、折角の合体技=“モヂカラヘッダーストライク”にも、ほとんど爽快さを覚えなかった。戦隊史上最低最悪の合体ロボ……とは言い過ぎかも知れないが、筆者としてはその評価を下さざるを得ない気分なのだ。皆様は如何〈いかが〉感じられたろうか。
☆ラスト、ゴセイジャーとのシンケンジャーの別れも、なかなか爽やかだった。アラタと丈瑠の場合、最小限の言葉を交わしただけだったが、短い時間で築かれた確かな絆が伺えた。
★ただ、ゴセイジャーは全員同じ護星界の出身で、さらに兄妹が二組もおり、よほどの事情がない限り戦いが終わっても一緒に居られる。前々作ゴーオンジャーも、一旦は解散したが、ガイアーク残党を掃討する闘いのために、再び集合して旅立った。つまり、多少の悲壮感は漂うものの、今しばらくは行動を共にできるのである。
それに対し、シンケンジャーは一度戦いが終われば……即ち使命を果たせば、再び解散せねばならないのだ。何らかのキッカケで再結集することもあり得なくはないのだろうが、頻繁に会えるわけではない。去りゆく侍たちの姿には、ゴセイジャーやゴーオンジャーとは似て非なる「《もうひとつの別れ》を経なければならない」という一層の寂しさが滲み出ていた。
▲『ゴセイジャー』ED〈エンディング〉主題歌・「ガッチャ☆ゴセイジャー銀幕」をアレンジした新作テーマ曲=「ガッチャ☆銀幕〜ゴセイジャーVSシンケンジャー〜」に乗って、ゴセイジャーがダンスし、シンケンジャーが部分的にそれへ参加するエンディング。曲やダンス自体は愉しかったが、内容的にはゴセイジャー寄り過ぎて少々物足りなかった。
前作に倣〈なら〉い、『シンケンジャー』ED(エンディング)主題歌「四六時夢中〈しろくじむちゅう〉シンケンジャー」を主体に、ところどころ『ゴセイジャー』EDを織り込んでくれた方が、ごくごく個人的にはノレたのだけど。
◎以上、『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕』について、筆者なりの感想を綴らせて頂いた。多少気になる部分は見受けられたが、映画として、また「スーパー戦隊シリーズ」の一作品として、さらに物語的にも、まずまずの作品だった。
実は筆者の場合、『ゴセイ』には良い感触を持てず、TVシリーズもほとんど視聴していなかった。先述の通り『シンケンVSゴーオン』でのゴセイジャーとのファーストコンタクトに良い印象を持てず、それを振り切れぬまま『ゴセイ』TVシリーズ序盤の視聴に臨んでしまったため、ゴセイジャーに好感を抱けず、ほとんど見ないまま終盤を迎えつつある。同作ファンの皆様には、申し訳ないのだけど……。
しかし、今回の映画のおかげで、今からでも『ゴセイ』を見直してみようか……と思わせてくれた。実際、今更だがラスト2話はリアルタイムで見るつもりでいる。それだけでも、本映画の価値は十分と思う。今回時間その他の都合で語れなかった部分については、別の機会に譲らせて頂くことにして、取り敢えず本文を締め括ることとする。
※文中引用のセリフは、一部大意です。御了承を。
※文中、以下の各誌並びにインターネットフリー百科事典「ウィキペディア」に於ける本作解説&関連記事を一部参考にさせて頂きました。
☆『東映ヒーローMAX〈マックス〉』Vol.35&36[10/11&11/2・辰巳出版]
☆『宇宙船』128号[11/1・ホビージャパン]
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