2020-01-01から1年間の記事一覧
*ジュブナイルじゃない! アイテム争奪コント劇! 「見せ場」重視! *タイラントはブラックキングもその組成の一体だと設定されていた!? *成田理論の否定でもあるタイラント人気の普遍性とは!? *いつものテレビシリーズの『ギンガ』並みの特撮セットだからこ…
*主人公がまずは怪獣に変身! さらにウルトラマンへと二段変身!! *悪人も怪獣に変身! 前座バトルが怪獣vs怪獣!! *明らかに超低予算な特撮でも、努力と工夫とセンスで安っぽくてもカッコいい!(笑) *気怠い夏休みの山あいに近い廃校を舞台としたジュブナ…
「天皇」も「日本」も「国家」も、「共産主義」も「マルクス」も「解放区」も心の底では信じちゃいない冷笑家たちであり、あえて「ベタ」ではなく「ネタ」、ポーズや演技として左右いずれかのポジションを暫定的に採択して演じているだけでもあって……。 イマ…
フェミの見解も一理あるが、フェミの中でも強硬派(ラディカルフェミニズム)とは和解の余地はウスい。 公平を期するためフェミの側も擁護しておくと、今や東大学長で日本のフェミのドン・上野千鶴子は、3次元での性差別には反対するけど2次元・虚構でのポ…
怪獣攻撃隊が巨大ロボを建造して巨大怪獣と戦う! どころか新ウルトラマンとも共闘! しかも、その巨大ロボはセブンガー! *セブンガーの強さ・カッコよさ・有用感を、前面に押し出した作劇&特撮! *セブンガー&ウルトラマンの2大ヒーロー制! セブンガー…
渡部がやらかしたのは、乱倫・乱脈の地獄絵図であった。渡部のこのスキャンダルを見て、ある俳優の名前が去来した。山城新伍である。「渡部建の許せない点」として、男性の一位は「関係を持った女性への接し方(46%)」。これに対し、女性の一位は「子どもが小…
假面特攻隊2020年号「平成特撮30年史・序章~平成元(1989)年」「ウルトラマンタイガ」「GRIDMAN」「トクサツガガガ」合評・東京23区歴史博物館全ガイド・深夜アニメ合評同人誌・かいじゅう25・令和海底軍艦・土曜ワイド劇場「幽霊列車」岡本喜八脚本監督ほか批評感想…
マシンと宝石。しかしトータルイメージは宝石。 マシン・巨大ロボ・ヒーローも各色の半透明パーツで広い面積が覆われている。 その中には微細な二等辺三角形やヒシ型や五角形の石英が埋め込まれたようなラメが入った、同人印刷で云うところのホログラム加工…
元祖アニメ版『銀河英雄伝説』(88年)#1とほぼ同じ。 帝国の若き金髪青年将校が、自由同盟の宇宙大艦隊群を天才的な用兵で次々と殲滅。大勝利は目前というところで、自由同盟側の若き軍師が奇策に打って出る。 異なるのは、作画はしやすそうな長直方体…
聖地巡礼が流行。本作も例外ではない。放映自体はすでに終了しているものの、現在もその人気は衰えてはおらず、内浦地区をはじめとする沼津市内ではいまだに全国から人々が訪れる活況が続いている。 作品の方も元祖の大人気で割りを喰ったが、「群像劇」と「…
『22/7』はアイドルアニメに大胆にも(ひとり)ボッチアニメの文脈を採用。 『推し武道』はアイドルオタの主観で物語が進行する。 『音楽少女』は11人ものメンバーで構成だが、はなこに対する反応ややりとりの違いによって、視聴者が第1話の時点で半数くら…
師走の忙しさがようやく落ち着き2020年を迎えた1月3日に、正月映画の真骨頂ともいえる『男はつらいよ』を観に行ってきました。 事前の情報によるとパンフレット(1200円也)が公開早々に品薄となり都心の映画館では購入できないという声もあり、さぞかし賑わ…
『ジード』第1話を見たあと、車を近所の大型玩具店・トイザらスまで走らせました。 この日から変身アイテム「DXジードライザー」が発売されるのですが、見事に「You Go! I Go! お店へGo!!」の策略に嵌ってしまったのでした。しかもトイザらスでは限定の「ウ…
●「三部作」だけじゃなくて尾道を舞台にした素晴らしい映像作品は数々あった。●『HOUSE』はポップで面白くホラーなんだけど、美女たちの色んな表情を追っ掛けてしまう映像。やっぱりこうゆうふうに1カット長回しの芝居をじっくり見せるような緩慢さを取り除…
マニア視聴者→オタク主人公→劇中内特撮ヒーロー。 この三層構造を作品が担保したことで、メタフィクション要素も倍音となって幾重にもなって響き出して、我々のような人種には身につまされるかたちで刺さる刺さる!(笑) 第17話でベリアルの精神世界内で…
「これからは1000%、私の時代だ」「あなたには1000%、勝ち目はない」「100%では弱い。1000%でないと」 ZAIAの社長・天津垓が敵側として7人目のライダー・仮面ライダーサウザーに変身する! 強敵であるハズの新ライダーが「ネタキャ…
人間と共存しているロボットで、メタレベルでは「殺してもいい人間」として扱われているという意味においては、同じ東映特撮の『特捜ロボ ジャンパーソン』(1993)のロボットたちとほぼ同じな彼ら。 親世代が最も気にかけているのは、自分や我が子の仕事を…
『ザ☆ウル』最終回が歴代シリーズ最終回の私的ベスト。古典的で誠実ストイックな主人公青年。彼は自身がウルトラマンであることに驕り高ぶらず、時にそれゆえ肝心の局面で戦場にいないことで糾弾されるも、それを堪え忍んで、しかも卑屈になるでもなく言い訳…
・大瀬康一・きくち英一・伴大介・妹尾青洸・すぎうらよしひろ・倉知成満・筒井巧 と、あまりに豪華にすぎる顔ぶれが、沼津新仲見世商店街で昭和レトロ玩具や駄菓子などを扱う店・昭和レインボーの店主・田中剛氏の人脈によって大集結したのみならず、ショッ…
倉知成満・坂元亮介・筒井巧! 静岡県沼津市にある、「昭和」の香りが濃厚にただようアーケード商店街に、「昭和」の特撮ヒーローたちが帰ってきた! それぞれ『バトルフィーバー』『ジライヤ』『バイオマン』の主題歌をステージで歌唱したのである。 『バト…
*仮面ライダーゲイツが「普通の高校生」! *感動ふたたび! レジェンド「2号」ライダー続々登場!! *かの『SHIROBAKO』を彷彿とさせるメッセージ! *「昭和」「平成」「新時代」と継承される「赤い」仮面ライダー伝説! *ソウゴとツクヨミも…
ザ・ドリフターズの番組が大人気だった一方、ある層に如何に嫌悪され、悪し様に言われていたか、強く刷り込まれている。 同世代で「ドリフの番組をいつも家族みんなで楽しく見ていた」などと軽々(けいけい)に言う人を筆者はあまり信用しない(笑)。 CMや映…
*TV版の反復で「らしさ」を出しつつ、今度こそ宮森が主役! *テレビシリーズ版『SHIROBAKO』の魅力とは? *【1】アニメ業界だけにとどまらない「普遍性」 *【2】大多数のキャラを多面的に描く演出技法 *【3】「まじめ」を賞賛し、「不ま…
「みんなでウルトラマンを応援しよう!」。 観客の供たちも「ウルトラマ~ン! 頑張れ~!」。 実に微笑ましい光景だ。ここまでの一体感を得られた映画が果たして近年存在しただろうか!? クライマックスでは新世代ウルトラマンが勢揃い! 奇機械怪獣デアボリ…
先輩ヒーロー客演の傑作回がいきなり登場! ゼロがエックスの噛ませになることなく大活躍! スラン星人はマックスへの復讐を語る。歴代作品とは無関係の『マックス』とは異なり、本話は『マックス』後日談なのだ! このあたりは、ヒーローや怪獣との初遭遇の…
「特訓」描写自体が、良くも悪くも往年のいわゆる第2期ウルトラシリーズ(71~74年)における『帰ってきたウルトラマン』(71年)序盤、特に『ウルトラマンレオ』(74年)シリーズ前半のように、鬼気迫るリアルなモノや重苦しい危険な描写ではまっ…
『まどマギ』でもキュウべぇはラスボスではなかった。真のラスボスは、人間が動植物を食するように、高次元宇宙の存在・キュウべぇもまた人間の精神エネルギーを補給しないと絶滅するという食物連鎖の生態系、「宇宙の法則」それ自体! 『仮面ライダー龍騎』…
異世界の「性風俗」(爆)を題材とした作品だ。 より正確に云うならば、異世界の繁華街にある風俗街に足繁く通ってムッフンしたあとに風俗体験レビューの記事を書いて、それを冒険者が集うギルドの館のロビーの壁に貼り付けることで、小銭を稼ぐという作品で…
高校のアニメ製作部が舞台のアニメ。 主人公少女にやや違和感。女の方が男より同性内でのカースト意識が強いので、化粧っ気もなくボサボサ髪の女子高生は少々の劣等感やダメ意識をいだくだろうに、この作品世界は1970年代以前の学校の教室ですか?(爆)…
本作のラスボス・エラスの正体は、いわゆる「絶対的正義」とでもいうべき存在であった。この設定に『機動戦士ガンダム』(79年)の富野由悠季監督が手掛けた往年の合体ロボットアニメ『無敵超人ザンボット3』(77)を連想した人は少なからずいた――筆者のツ…