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トクサツガガガ(TVドラマ版)総括 ~隠れ特オタ女子の生態! 40年後の「怪獣倶楽部~空想特撮青春記~」か!?

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トクサツガガガ』(TVドラマ版)総括 ~隠れ特オタ女子の生態! 40年後の「怪獣倶楽部~空想特撮青春記~」か!?

(文・久保達也)
(19年3月30日脱稿)

「特撮オタ女子」が主人公のドラマ、NHKで放映!


 小学館ビッグコミックスピリッツ』で2014年から連載中の丹羽庭(たんば・にわ)原作の漫画作品『トクサツガガガ』が、NHK金曜22時の『ドラマ10(テン)』の枠にて実写ドラマ化され、2019年1月18日から3月1日にかけ、全7話が放映された。


 原作の『トクサツガガガ』は、職場では女子力が高いと思われている一見フツーのOLだが、実は特撮変身ヒーローをこよなく愛する、隠れ特撮オタ・仲村叶(なかむら・かの)=通称・仲村さんが主人公だ。
 毎日職場に弁当を持参することも、仲村さんが周囲から女子力が高いと思われる理由のひとつだが、それは日々の生活で必死に節約をして円盤を買うためであり、会社の飲み会なんぞ、ムダな出費でしかないのだ。
 (ひとり)ボッチアニメ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』(13年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20150403/p1)で、主人公のスクールカーストの最底辺女子高生・黒木智子=もこっちが「喪女(もじょ)」と定義されたように、仲村さんの弁当持参は「女子力」ではなく、「女死力」(爆)なのである。
 そもそも一般層は、ブルーレイやDVDを「円盤」などとは呼ばないだろうが、ほかにもイチオシのキャラを意味する「推(お)し」とか、児童向け雑誌の愛読者全員サービスDVDの通称・「読サ」など、オタの間でしか通用しない特殊用語が、一般の視聴者向けに字幕で解説される(笑)配慮は好印象だった。


 なお、ドラマ版の脚本を担当した田辺茂範(たなべ・しげのり)は、美少女の姿をした動物たちを描いた大ヒットアニメ『けものフレンズ』(17年)のシリーズ構成・脚本を務めていたが、製作がビデオコンテ方式に変更されて以降、実質的なシナリオは監督のたつきが担当することとなったため、現在はスタッフクレジットから田辺氏の名が除外されている。
 ちなみに氏が主宰(しゅさい)する劇団の名は「ロリータ男爵(だんしゃく)である(爆)。


かつて放映された「特撮オタ男子」が主人公のドラマ


 特撮オタを主人公としたドラマとしては、毎日放送・TBS系の深夜ドラマ枠『ドラマイズム』にて、2017年の6月に全4話が放映された、『怪獣倶楽部(クラブ)~空想特撮青春記~』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20170628/p1)の存在が前例としてあげられる。
 これは70年代半(なか)ばに活動していた実在の特撮同人グループ・怪獣倶楽部をモチーフにした実話を含むフィクションであり、特撮オタの大学生の主人公・リョウタが、世間では完全に「子供向け」とされていた怪獣番組を、大人たちが堂々と語れる場所として存在した怪獣倶楽部に青春を捧(ささ)げる日々が描かれ、ひそかに交際していた彼女・ユリコに怪獣好きであることを告白できないばかりか、ユリコとの交際を倶楽部のメンバーに知られたら、「裏切り者」(笑)として追放されるのでは? などと、その二重生活にリョウタが葛藤(かっとう)するさまが、当時の時代の空気を忠実に再現するかたちでドラマ化されたものだった。


 あの時代から40年以上が経過し、実在した怪獣倶楽部の活動の功績もあり、現在では怪獣番組=特撮番組自体は、かろうじて世間でも市民権を得られたような感があるが、いまだに仲村さんのような隠れ特撮オタが多く存在するのは、怪獣倶楽部の健闘もむなしく、残念ながら特撮オタの方は、「昭和」から「平成」へと時代が移っても、まだまだ市民権を得てはいないということだ(大汗)。
 『トクサツガガガ』もまた、隠れ特撮オタならではの仲村さんの苦悩がコミカルに描かれているのだが、『怪獣倶楽部~空想特撮青春記~』と大きく異なるのは、最初から怪獣倶楽部という、同好の仲間が集まる最良の居場所を得られていたリョウタに対し、当初仲村さんには仲間・理解者の存在がなかったことと、まだ学生で自身のオタ趣味を隠さねばならない相手が彼女のユリコくらいで済んでいたリョウタと違い、社会人の仲村さんは会社の同僚全員に、就職を機に離れて住むこととなった母親など、その相手があまりにも多すぎることなのだ。


特撮オタ「あるある」(笑)


 第1話『トクサツジョシ』の後半で描かれた、同僚たちからのカラオケの強要は、仲村さんが「いちばん苦手なノリ……早く帰りたい」(笑)と嘆(なげ)いたように、社会人の隠れオタなら苦い記憶があるだろう。
 若い世代に人気のアーティスト・サカナクションを怪人の名前と思ってしまうほど(爆)、世間一般でウケているものに疎(うと)いがために、特撮ヒーローソング以外に全然歌えない仲村さんは困り果ててしまう。
 私事で恐縮だが、小室哲哉(こむろ・てつや)の楽曲が全盛を極めていた90年代半ば当時、筆者はまだ充分に若かったにもかかわらず、職場の同僚たちに強引に連れていかれたカラオケ店で「ヒューヒュー!」などと盛りあがっていた連中のことが理解できないどころか、それらの歌を全然聴いたことがなかったために(汗)、歌うことを強要されるや、やむなく「昭和」の歌謡曲を何曲か披露、おもいっきりその場をシラケさせたものだった(爆)。


 ガチャガチャ自販機でカプセルトイを買いたいものの、周囲の目が気になってしまい、人目につかない場所にある自販機を捜し回ってみたり。
 オマケのヒーローフィギュアを目当てにファーストフード店で子供向けのセットを注文するも、そこに同僚のチャラ男が現れたことで、やむなく女児向けのアクセサリーをもらうハメになり、姪(めい)のために買った(笑)と、苦しい言い訳をしてみたり。
 職場では使わない黒ブチメガネをかけ、徹夜してヒーローものを観ていたために、疲れきっていた表情を通勤時に後輩男子から指摘され、夜遅くまで資料に目を通していたなどと、大ウソをついてみたり(笑)。
 「休日は何してるの?」「何にお金使ってるの?」とたずねられ、返答のしようがなかったり(汗)。
 ヒーローのアトラクションショーを観に来たクセに、仕事の休憩中にたまたま通りがかった、ひまつぶしのOLを装(よそお)ってみたり(爆)。


 そんな「隠れオタあるある」に苦悩する仲村さんを、劇中で仲村さんが夢中になっているスーパー戦隊の最新作・『獅風怒闘(しっぷうどとう) ジュウショウワン(獣将王)』、そして仲村さんが幼いころにリアルタイムで観ていたメタルヒーロー・『救急機エマージェイソン』のヒーローたちが、仲村さんにしか見えない存在として現実世界に現れ、仲村さんの危機を救うこととなるのだ!


劇中ヒーローの「本物」志向!


 先述した『怪獣倶楽部~空想特撮青春記~』は、円谷プロの全面協力を得たことにより、幻覚宇宙人メトロン星人・分身宇宙人ガッツ星人・宇宙恐竜ゼットン・幽霊怪人ゴース星人など、ウルトラマンシリーズの人気怪獣・宇宙人が、常にリョウタに寄り添う、リョウタにしか見えない存在として登場したが、『トクサツガガガ』で劇中劇として描かれた『獅風怒闘 ジュウショウワン』と『救急機エマージェイソン』は、架空のヒーロー番組ではあるものの、登場するヒーローのマスクやスーツの造形、番組の演出などは、スーパー戦隊メタルヒーローを実際に製作した東映の協力を得ているのだ。
 これまでに多くのスーパー戦隊を手がけてきたレインボー造形企画が造形を担当した、ジュウショウワンのシシレオー=レッド、トライガー=ブルー、チェルダ=イエローのデザインは、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(92年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20120220/p1)・『百獣戦隊ガオレンジャー』(01年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20011113/p1)・『爆竜戦隊アバレンジャー』(03年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20031111/p1)・『獣電戦隊キョウリュウジャー』(13年)などのヒーロー&ヒロインのように、牙(きば)のある恐竜や猛獣が大きく開けた口を、マスクのゴーグル部分のモチーフとしており、牙状の三角形やギザ模様が全身に描かれているのも、先述した作品群の主人公たちと共通する意匠(いしょう)となっている。
 特にシシレオーのデザイン・造形は、頭部にライオンのたてがみを模(も)した突起が複数つけられている以外は、『キョウリュウジャー』のキョウリュウレッドに酷似(こくじ)した印象が濃厚であり、まさに本家ならではのリアル感にあふれていた。


 また、ジュウショウワンの敵で、狼(おおかみ)をモチーフにした幹部怪人・ゲンカ将軍とエマージェイソンを演じたのは、『仮面ライダーBLACK(ブラック)』(87年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20001015/p2)や『仮面ライダーBLACK RX(ブラック・アールエックス)』(88年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20001016/p1)の主人公ライダーを皮切りに、「平成」仮面ライダースーパー戦隊メタルヒーローシリーズなどで数多くのヒーローや怪人を演じてきたスーツアクター・岡元次郎であり、トライガーは『宇宙戦隊キュウレンジャー』(17年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20180310/p1)のホウオウソルジャーや、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS(ブイエス)警察戦隊パトレンジャー』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190402/p1)の敵組織・ギャングラーの幹部怪人デストラ・マッジョなどを演じた若手の藤田洋平が、ジュウショウワンの追加戦士・セロトル=シルバーは『大戦隊ゴーグルファイブ』(82年)の時代から活躍する大ベテラン・蜂須賀昭二(はちすか・しょうじ)が務めるなど、「中の人」までもがジャパンアクションエンタープライズに所属する、「本物」が揃えられていたのだ!
 スーパー戦隊のロケ地として定番で使われる、栃木県栃木市にある岩船山の採石場跡地にて、「轟(とどろ)きの青! トライガー!」「疾風(はやて)の黄! チェルダ!」「闘志の赤! シシレオー!」「われら、獅風怒闘! ジュウショウワン!」との名乗りや、バトルアクションを撮影するに至るまで、『トクサツガガガ』が劇中ヒーローの「本物」志向にこだわったのは、我々のような特撮オタを満足させるためというよりは、むしろ放映枠の『ドラマ10』が、普段は一般層に向けたドラマを放映していることが大きかったのではあるまいか?

 平日21時に放送されている報道番組・『NHKニュース9(ナイン)』のキャスターたちが、「では今夜はこれで失礼します」と視聴者に頭を下げた直後に、第1話冒頭で描かれた劇中劇・『ジュウショウワン』がつづいたのは、なかなかシュールなものがあったのだが(笑)、特に中高年の一般層には、ウチの両親なんかもそうだが、とりあえずNHKをつけっぱなしにする人々が多いかと思われる。
 日曜20時に放映される大河ドラマの直後にある20時45分のニュースが、視聴率ランキング上位20位以内にちょいちょいと顔を出すのは、まさにその象徴かと。
 つまり、『NHKニュース9』につづいて、そのままNHKでいいやと、ついでに『トクサツガガガ』を観ていた視聴者に、バラエティ番組に見られるような、ヒーローもののパロディコントのようなチャチな映像を見せてしまったら、さすがにチャンネルを変えられるのがオチだろう。
 これほどのクオリティの映像なら、一見女子力が高い仲村さんが夢中になるのもうなずけると、一般層の視聴者に説得力を与え、主人公の仲村さんに共感させるためには、劇中ヒーローを最大限にカッコよく見せる演出は、やはり不可欠だったかと思えるのだ。


劇中劇と絶妙にリンクした展開


 「一般的なものを楽しまないツケだ!」とか、「盛大にオタバレするがいい!」などと、ジュウショウワンの敵で、カラオケのモニターを顔にした怪人・カラオケ怪人までもが現実世界に現れ、仲村さんをあざ笑う!
 先述したヒーローたちに比べると、このカラオケ怪人の造形はかなり簡素な印象が強かったが、近年のスーパー戦隊ではこんなギャグ系怪人が登場するのがあたりまえになっていることを思えばまったく違和感がなく、むしろリアルに見えたほどだ(笑)。
 深夜枠で放映され、大ヒットしたヒーローアニメ『SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)』(18年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20190529/p1)の敵だったアレクシス・ケリブもそうだったが、カラオケ怪人の声を務めた、稲田徹(いなだ・てつ)の絶好調なコミカル演技もまた然(しか)りだ。


 カラオケ怪人に襲われた仲村さんの前に、幼いころにあこがれたエマージェイソン――やはり『SSSS.GRIDMAN』で、悪側から正義側へと転じたキャラ・アンチの声を務めた鈴村健一がナレーションと兼任した――が現れ、「生活を守るために正体を隠すのは、悪ではない!」と勇気づけた!
 これに奮起した仲村さんは迷いを捨て、その場にいる同僚たちは皆『エマージェイソン』のリアルタイム世代だからと、意を決してその主題歌を熱唱する!
 その最中にも、エマージェイソンはテンションは抑(おさ)えぎみに、英語の歌詞はにごせ、テレビサイズで流れない部分は捨てろ(爆)などと、仲村さんの背中にメッセージを贈りつづける!
 男性社員を中心に、その場はおおいに盛りあがり、仲村さんはカラオケ怪人を、岩船山の採石場で(笑)見事に打ち倒したのだった!


 このように、隠れオタの仲村さんが危機に陥(おちい)るたびに、ジュウショウワンやエマージェイソンが現れる以外にも、同じものをわかちあえる仲間がほしいと願う仲村さんが、『ジュウショウワン』でシシレオーとトライガーが初めて出会う場面を回想したり、後述するが、銀ブチメガネをかけた、終始無愛想な仏頂面(ぶっちょうづら)であり、一見お局(つぼね)様風の同僚・北代(きたしろ)さんを、仲村さんが「仲間?」と思いこむ場面に、追加戦士・セロトルに「君は、獣(けもの)のオーラを感じたのか?」と問いかけるシシレオーの姿を挿入するなど、仲村さんの人間ドラマと『ジュウショウワン』の展開をリンクさせた演出が、視聴者の感情移入を誘うには絶妙なものとなっていたのだ。
 また、あまたのボッチアニメのように、本作は仲村さんのモノローグが多用されているのだが、特撮オタであることがバレそうになるたび、表情では平静を装いつつも、内心ではテンション高めにボヤきまくる、仲村さんを演じた小芝風花(こしば・ふうか)の演技は絶品かと思えた。


 本誌早春号で戸島竹三氏が、小芝を元アイドル歌手で女優の中山美穂の妹・中山忍(なかやま・しのぶ)に似ていると指摘しておられたが、中山忍といえば、マニアの評価が極めて高かった怪獣映画『ガメラ 大怪獣空中決戦』(95年・角川大映)、および映画『ガメラ3 邪神覚醒(イリスかくせい)』(99年・角川大映)でヒロインの鳥類学者・長峰真弓(ながみね・まゆみ)を演じたことから、当時マニアの間ではちょっとしたアイドル的存在となっていたものだ。
 それを思えば、彼女に似た小芝を仲村さんに抜擢(ばってき)したことは、実に的確であるだろう(笑)。


特撮オタ仲間の「追加戦士」たち


 通勤電車でたまたま見かけた、トライガーのキーチェーンマスコットをカバンにつけた年上女性を、ひそかに「トライガーの君」――この呼び方がまたリアル!――と呼び、なんとか仲間にしたいと願う仲村さんだが、仲間はほしいけどオタバレはしたくないと、まさに隠れキリシタンのようなジレンマを抱(かか)えているだけに、自身もシシレオーのマスコットを身につけることで、同じ『ジュウショウワン』のファンであることを、「トライガーの君」に気づいてもらおうとするのが、なんともまたいじらしい……
 そのためにガチャガチャ自販機の前でがんばっていたことで、仲村さんは最後の1個となったシシレオーを狙っていた、小学3年生のメガネ男子と運命の出会いを果たすのだが、「トライガーの君」に対し、彼のことをホラー映画『オーメン』(76年・アメリカ)に登場した悪魔の子・ダミアンと呼ぶのは、いくらなんでもひどすぎるだろ(笑)。
 まぁ、ダミアンはダミアンで仲村さんのことを、知り合った当初は「カプセルの人」と呼んでいるのだが(爆)。


 めでたくダミアンを特撮オタの仲間としてゲットした仲村さんだが、親に強制された塾(じゅく)に通うのを嫌がっていたダミアンは、塾に通うには遠回りになる地下通路をジュウショウワンの秘密基地に見立て、自身をメカニカルスタッフだと思いこむことで、「この通路を通ると、塾へ行くのがちょっとだけ楽しい」と仲村さんに語る。
 この場面でも、「エマージェンシー」とのアナウンスとサイレンが流れる中、赤いヘルメットと隊員服姿のダミアンが、ジュウショウワンとともに出動し、シシレオーが「今日の算数は手強(ごわ)そうだぞ」などと、ダミアンに語りかける妄想(もうそう)が描かれていた。
 『SSSS.GRIDMAN』に登場した特撮オタの男子高校生・内海将(うつみ・しょう)も、ひそかに恋していた同級生の美少女・新条アカネが実は悪だったという、つらい現実にしっかりと向き合っていたものだ。
 そんなダミアンが、「君もいっしょに出動するぞ!」と、先述した北代さんに苦手意識のあった仲村さんに心の変遷(へんせん)をもたらし、「かっこいいね! ダミアン隊員」と呼びかけた仲村さんに、Vサインで応(こた)える第3話『ツイカセンシ』後半の描写は、個人的には本作のベストかと思えるほどの名場面だった。


 そのダミアンの協力を得たことでシシレオーを入手した仲村さんは、やはり電車内にてアイコンタクトで「トライガーの君」に気づいてもらうことに成功した!
 この際にマスコットのチェーンが揺れるのを強調した音響演出が、まさに運命の出会いを象徴しており、実に秀逸(しゅういつ)だった。
 途中の駅で降りた「トライガーの君」は、車内の仲村さんに向かって手を振る際、いつのまにかトライガーに変身していたが(笑)、第2話『トライガーノキミ』にて、ジュウショウワンショーの会場で仲村さんは「トライガーの君」とバッタリ出会い、名前が吉田さんであることを知る。
 いっしょにショーを観ることになったふたりは最初はぎこちなかったものの、先述した『SSSS.GRIDMAN』の内海もそうだったが、好きな作品や推しキャラの話をしているうちに、急にイキイキとして目を輝かせ、テンション全開で熱く語りだす生態描写は実にリアルだ(笑)。
 特に吉田さんは第1話から、一見おとなしいお嬢様風であることが強調されていただけに、その激変ぶりが顕著(けんちょ)だったが、自身が中学生のころに観ていた『エマージェイソン』を、仲村さんが就学前に観ていたことを知り、「年が10近く違うってこと?」と衝撃を受けた(笑)吉田さんが、ややテンションが下がってしまう演技も絶妙だった。
 演じた倉科(くらしな)カナが、すでに30を超えているという事実には、こちらが衝撃を受けてしまったが(爆)。


特オタ「女子」と「男子」の違いとは?


 以降の仲村さんと吉田さんの会話に注目してみると、


・『ジュウショウワン』の魅力はキャラクター!
・殺陣(たて)がかっこいい!
・変身やロボ戦こそが魅力!
・追加戦士の弓矢がいい! 弓キャラ最高!(笑)


といったことをワイワイキャッキャと話しており、ドラマやテーマに関しては、ほとんど口にしてはいなかったりするのだ。
 ちなみに吉田さんはトライガーについて、融通(ゆうづう)がきかない不器用なキャラだが、筋はキチンと通すところが魅力だと語っていた。
 これもまた、先述した『怪獣倶楽部~空想特撮青春記~』で毎回描かれた、喫茶店での怪獣倶楽部の会合にて、メンバーたちが怪獣番組のドラマやテーマについて熱く語っていた描写とは大きく異なっているのだが、これは時代の違いというよりは、オタ女子とオタ男子の違いだと解釈すべきものだろう。


 「80年代をリードする(笑)ビジュアルSF世代の雑誌!」をキャッチコピーに、1980年1月に朝日ソノラマから創刊された雑誌『宇宙船』では、当初は当時放映されていたスーパー戦隊や『宇宙刑事』シリーズ(82~84年・東映 テレビ朝日)といった、東映の新作を完全に無視していたが(汗)、戦隊シリーズ超電子バイオマン』や『宇宙刑事シャイダー』(ともに84年・東映 テレビ朝日)が放映された80年代半ばあたりから、ようやくチラホラと扱うようになり、読者投稿欄ではそれらの変身前を演じる役者たちや、現在のジャパンアクションエンタープライズの前身・ジャパンアクションクラブに所属するアクション俳優たちに対する、オタ女子の熱いラブコールが見られるようになったものだった。
 また、「平成」ウルトラマン三部作(96~98年・https://katoku99.hatenablog.com/archive/category/%E5%B9%B3%E6%88%90%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9)の放映当時も、オタ男子がそのドラマやテーマについて語っていたのに対し、オタ女子の方は防衛組織の隊員について、誰がいいとか誰が好きとかを語ることが圧倒的に多く――これは当時の本誌も例外ではなかった。つーか、今の本誌にはナゼ女性のライターがいないのか?(爆)――、70年代末期に起きた空前のアニメブームの中、オタ女子が『宇宙戦艦ヤマト』(74年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20101207/p1)の主人公・古代進がいいだの、『機動戦士ガンダム』(79年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19990801/p1)の敵キャラのシャア・アズナブルがカッコいいなどといった、それこそ「推し」のアニメキャラ語りの延長線上にあるものだったのだ。


 ドラマやテーマよりも、「平成」仮面ライダーの悪役を「ネタキャラ」として消費したり、『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』の朝加圭一郎(あさか・けいいちろう)=パトレン1号を「圭ちゃん」と呼び、それがネットのホットワードと化して盛りあがったりする近年の傾向からすれば、実はオタ女子の方がオタ男子よりも、昔から特撮番組の本当の魅力について、キチンと語っていたのではあるまいか!?


苦悩していたのは「特オタ」ばかりではない!


 まぁ、吉田さんの勧(すす)めで、仲村さんがあるイケメン俳優が好きな同僚の女子に、その俳優が無名時代に出ていた特撮ヒーロー作品を観せることで「仲間」にしようとするも、仲村さんが本当に観てほしかった、変身場面や巨大ロボ戦をその女子は「退屈パート」(笑)として飛ばしてしまい、1クール分をアッという間に観たとして、貸した翌日に円盤を返され、その作戦は失敗に終わってしまう。
 その同僚とのやりとりを、よりによって職場の飲み会の席でやらかした仲村さんは、あやうく同僚たちにヒーローもののDVDジャケットを見られそうになるものの難を逃(のが)れ、とっさにそばの席にいた北代さんに、趣味は何か? とたずねてしまった。
 いい年をしてマンガ・ゲーム・ぬいぐるみ・おもちゃとかに夢中になっているような、痛々しい連中を見ていると、趣味なんかなくてもいいと思ってしまうと、冷酷な口調で語った北代さんは、「興味もないのに、その場しのぎで趣味聞くってどうなんですかね?」と、仲村さんに痛烈な一撃を浴びせたのだ。


 災難はこれだけではなかった。吉田さんと『ジュウショウワン』の追加戦士・セロトルのショーを観に来ていた仲村さんは、セロトルと握手している現場を北代さんに目撃されるばかりか――おもわず仲村さんの手に力が入ってしまい、セロトルが痛がる演技が芸コマだ(笑)――、「会社にも変なオモチャ持ってきてるよね?」と、すでに特撮オタであることが北代さんにバレていたことが発覚する!
 第1話のラストで仲村さんと吉田さんが「仲間」となった電車に北代さんが乗り合わせていたり、第2話のラストで仲村さんが誤ってロッカールームの床に落としたカプセルを北代さんが拾ったりと、伏線は充分に張られていたのだが、覚悟を決めた仲村さんが、好きなものに年齢とか性別とか関係ないとの持論を主張するや、北代さんは「まわりはそういうふうに思ってないよ」と語った……


 第4話『オタクノキモチ』の冒頭にて、北代さんが回想するかたちで語られた、仲村さんに対する北代さんの態度・行動の動機は、実に重いものであり、大半の視聴者が感情移入せずにはいられなかったことだろう。
 某(ぼう)企業で営業として務めていた、バリバリのキャリアウーマンだった北代さんは、会社の同僚との飲み会に同席させた友人の女子大生・みやびさんに、同じ男性アイドルグループの大ファンであることをバラされてしまい、職場内でアイドルオタであることをいじられまくった末に退職を余儀(よぎ)なくされ、みやびさんとも絶縁状態となっていたのだ。
 北代さんが落としたパスケースに、そのアイドルグループのトレードマークが入っていたことで、仲村さんは北代さんがドルオタであることを知り、自身がされたら最も困るような、北代さんが隠していることを無神経にほじくり返していたと、罪悪感にさいなまれる……


 いい年をして特撮オタをつづけていることの言い訳として、我々は心の中で、「誰にも迷惑はかけていない」などと主張したりするのだが、知らず知らずのうちに、こんな迷惑をかけてしまう可能性もあることを、我々は肝(きも)に銘(めい)じておくべきなのかもしれない。
 それにしても、キャリアウーマン時代の北代さんはどう見てもリア充にしか見えず、現在のお局様みたいな北代さんが、完全に別人と化したかのように見える、演じる木南晴南(きなみ・はるか)の演じ分けは見事だった。
 特に第3話のラストで、仲村さんが手渡そうとしたパスケースを即座にひったくり、「ハ? あなたが仲間?」と、眉間(みけん)にシワを寄せる表情演技は絶品かと。


 ちなみに北代さんが夢中になるアイドルグループを演じたのは、名古屋を拠点(きょてん)に活動する実在のアイドルグループ・BOYS AND MEN(ボーイズ・アンド・メン)であり、実は『仮面ライダー鎧武(ガイム)』(13年)で駆紋戒斗(くもん・かいと)=仮面ライダーバロンを演じた小林豊も、そのメンバーのひとりなのだ。
 筆者は特撮とは何の関係もないイベントで、氏のトークをたまたま見かけたことがあるのだが、実際の氏は戒斗とは正反対の、完全なチャラ男だった(爆)。


 「心狭(せま)いなアタシ……」と、パスケースを見つめた北代さんは、アイドルグループのライブ会場にて、みやびさんと初めて出会った日のことを回想する。
 アイドル好きに年齢なんて関係ないと、あのとき仲村さんのように語っていたみやびさんから、「会って謝りたい」とのメールが北代さんに届いた。
 ふたりの仲を仲村さんと吉田さんが取り持つことで、特撮オタ女子とアイドルオタ女子が合体を遂(と)げ、第5話『ウミノジカン』では4人で旅行に出かけるほどに、その関係性は劇的に変化、最高の仲間たちに恵まれることとなった仲村さんだが、まだ最大の敵が待ち受けていたのだ。


「価値観」の違いの果てに……


 第1話から回想で再三点描されてきたように、仲村さんが幼いころから特撮好きであることを毛嫌いしてきた母・志(ふみ)が、第6話『ハハノキモチ』にて、正月になっても実家に帰省しない仲村さんを見かねて突然上京してきた。
 特撮グッズであふれかえった部屋に入れるワケにはいかないと、仲村さんは兄の助言で高級料亭で志と会うことになるが、その前に合いカギを使うことですべてを知ってしまった志は、仲村さんを散々ののしったあげくにビンタを食らわし、仲村さんの部屋から持ってきたシシレオーのフィギュアを破壊してしまう!
 これに逆ギレした仲村さんは、「じゃかましいクソババア!」と志を殴り返し、もう親でも子でもないとタンカを切る!


 この場面は一部では賞賛の声があがっているようだが、正直筆者は正視できないものがあった。ナゼなら、もう何十年も前の若かりしころ、コレとほぼ同じケンカを両親とやらかしたことで、一時ヤメオタに追いこまれた時期があったからだ(汗)。
 生々しさを避けるために詳細は省(はぶ)かせてもらうが、バブル景気の絶頂期に大学を卒業して東京に就職した筆者は、いろいろあって(笑)5年ほどで実家に戻らざるを得なくなり、大量の荷物を整理しているときに事件は起きたのだ。
 男のひとり暮らしだったのに、荷物があまりに多いことを不審がった母が部屋に入ってきたとき、筆者はまさに、ダンボールから大量のフィギュアや書籍、今はなき映像ソフト・レーザーディスクやCDなどを出している最中だった。

 
 「まだこんなん持ってたん!?」「恥ずかしいと思ってるんでしょ自分でも!」「30すぎてもロクでもないことしていくつもり?」「ひとりになるよ!」……


 それはベテラン女優・松下由樹が演じた、志の仲村さんに対する罵倒(ばとう)とほぼ同じだった。あのときの母も、志と同じ表情をしていた。松下の演技は、あまりにもリアルにすぎたのだ。
 幸いコレクションを破壊されることも、暴力の応酬(おうしゅう)もなかったものの、仲村さんのごとく、「まちがってるとか、これっぽっちも思わない」と主張した筆者に、父は「その考えが変わらないなら、3日以内に出ていけ」と通告した。筆者は大量の荷物を放置したまま、必要最小限の衣類と生活用品だけを手に、翌日実家をあとにしたのである。
 従って筆者が一時期ヤメオタとなったのは、これが直接的な原因ではなく、その直後の1995年1月17日に起きた阪神・淡路(あわじ)大震災と、同年3月20日に起きた地下鉄サリン事件のあまりの惨状に、「オレはこんなものを観て喜んでいたのか……?」と、強い衝撃を受けたからだ。
 前者には特撮怪獣映画の都市破壊映像、後者には東映変身ヒーロー作品の悪の組織によるテロ行為を彷彿(ほうふつ)としてしまった筆者は、このときにはじめて、両親の自分に対する怒りをなんとなく理解できたような気がしたために、しばらくヤメオタとなってしまったのだ……


特撮嫌いは「悪」なのか?


 序盤から『ジュウショウワン』の敵・ゲンカ将軍――特撮好きで、東映変身ヒーロー作品の常連声優・関智一(せき・ともかず)が声を務めた――の姿と重ね合わせて描かれたほど、志は仲村さんに「女の子らしさ」を押しつける、「悪役」とされてきた。
 ただ、志はいささか極端な例だろうが、大抵の親は自身の子供に対し、大なり小なりその価値観を押しつけるものではないのだろうか?
 私事で恐縮だが、大学時代はずっと玩具店でアルバイトをしていた筆者は、店頭でそんな事例をさんざん見せつけられたものだった。
 もし特撮オタが親になったら、きっと子供に特撮番組を押しつけるだろうが、子供にそれを否定されたとしたら、やはり悲しい気持ちになるのではなかろうか?


 その人相の悪さから仲村さんが避けていたものの、女児向けアニメ『プリキュア』シリーズ(04年~)がモデルとおぼしきヒロインアニメ・『ラブキュート!』が好きなことが発覚したために、仲村さんの仲間となった駄菓子屋の店主・任侠(にんきょう)さんの母のような、理解のある親の方が、むしろ珍しい部類だろう。
 小学生のころから体格は良かったのに、その中身は女だった任侠さんが『ラブキュート!』を観ていたら、母が部屋に入ってきたために、あわててテレビを消した任侠さんに、「なんで消すの? 観てたんでしょ?」と声をかけ、再度テレビをつけ、「おもしろい?」と問いかける母……
 好ましくないと思いつつ、決してそれを否定しなかった任侠さんの母はまさに親の鏡であるのかもしれないが、私事ばかりで恐縮だが、それ以上に理解のある母の姿を、筆者はかつて見たことがある。


 幼稚園のころ、近所に男の子みたいな女の子が住んでいたのだが、そのコはいつも男子に混じって仮面ライダーごっこウルトラマンごっこをして遊ぶばかりか、当時ブルマァクから発売されていた怪獣ソフビや、怪獣図鑑ソノシートなどを大量に所有していたのだ。
 しかも、そのコの通園バッグには、ウルトラマンエース対宇宙怪獣エレキングの見事な刺繍(ししゅう)がされており、そのコが持っていた『マグマ大使』(66年・ピープロ フジテレビ)のお面には、実物のマスク同様に、たてがみが縫(ぬ)いつけられていたほどだったのだが、それらはそのコの母のお手製だったのである。
 そのコの母は、娘に「女の子らしさ」を強要するどころか、男の子みたいな娘の趣味を、積極的に支援までしていたほどなのだから、仲村さんからすればなんともうらやましいところだろうが、子供は親を選べないという、きわめて当然のことを思えば、あまり恨(うら)みつらみをつのらせるべきではないだろう。
 任侠さんの母すらも、「子供を心配しない親はいない」と語っていたのだから。


 最終回(第7話)『スキナモノハスキ』で、特撮好きであることを志に否定されつづけてきた仲村さんは、自身もまた、「女の子らしさ」を否定されるつらさを、ずっと志に感じさせていたのだと、ようやく気づくこととなる。
 「これはもう必要ない」と、劇中劇でシシレオーが刀を投げ捨てる描写が実に象徴的だが、少なくとも親に手をあげることを、軽々しく賞賛すべきではない、と筆者には思えるのだ。
 まぁ、筆者が「あのとき」の両親の年齢に近づいてきたこともあるだろうし、仲村さんがいまだにトラウマとなっているほどの、大事にしていた雑誌『てれびキッズ』を、志が焼きイモのたき火にした(汗)ような目にあった人々の気持ちは、痛いほどよくわかるのだけれど。


NHK名古屋放送局はオタばかり?(笑)


 青いシャツに白のベストと、誰がどう見ても『仮面ライダーV3(ブイ・スリー)』(73年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/20140901/p1)の主人公・風見志郎(かざみ・しろう)の姿をした店員――演じた宮内洋(みやうち・ひろし)の特別出演は、我々以上に、ある特定の世代の一般視聴者をおおいに喜ばせたことだろう――がいる書店にて、仲村さんが『てれびキッズ』を堂々と、いや、甥(おい)へのプレゼント設定(笑)で買う場面で『トクサツガガガ』は幕となったが、最終回が放映された2019年3月1日に行われ、大盛況となった緊急ファンミーティングの会場にて、製作したNHK名古屋放送局の局長自らが、続編つくる気マンマン! であることをアピールしたそうだ。
 なお、当日の朝7時40分から放送された、NHK名古屋の製作による『東海北陸あさラジオ』では、『ジュウショウワン』の主題歌と併用されることで、劇中劇とドラマをリンクさせることにおおいに貢献(こうけん)した、かつて『仮面ライダーウィザード』(12年)の主題歌も担当したゴールデンボンバーによる『トクサツガガガ』の主題歌・『ガガガガガガガ』と、カップリング曲の『こんにちは孤独』――タイトルに反し、こちらも王道のヒーローソングだ!――が流され、最終回放映日であることをPRしていた。
 ちなみにこの『東海北陸あさラジオ』――残念ながら、これを書いている当日に最終回を迎えた――、ナゼか妙な選曲をすることが多く、先日もアニメソングの大王・ささきいさおの代表作である『宇宙戦艦ヤマト』の『真赤(まっか)なスカーフ』と、『ザ☆ウルトラマン』(79年・https://katoku99.hatenablog.com/entry/19971117/p1)のエンディング・テーマ『愛の勇者たち』を、カップリングで流していた。
 まぁ、こんな調子なのだから、またなんかやらかしてくれるだろう(笑)。


(了)
(初出・特撮同人誌『仮面特攻隊2019年春号』(19年3月31日発行)~『仮面特攻隊2020年号』(19年12月発行予定)所収『トクサツガガガ』合評4より抜粋。~合評4以外は紙媒体の同人誌が品薄になったあたりで、当該記事にひっそりと追加UPする予定・汗)


『假面特攻隊2019年春号』「トクサツガガガ」関係記事の縮小コピー収録一覧
・各話視聴率:関東・中部・関西全話&平均視聴率
中日新聞 2018年12月6日(木) 特撮オタク女子 コミカルに NHK名古屋制作「トクサツガガガ」(制作発表)
中日新聞 2019年1月18日(金) トクサツガガガ(新)NHK後10・00(TV欄・紹介記事)
中日新聞 2019年1月25日(金) トクサツガガガ NHK後10・00(TV欄・紹介記事)
朝日新聞 2019年2月1日(金) 試写室 トクサツガガガ(TV欄・紹介記事)
・NHK名古屋放送局「トクサツガガガ」宣伝絵(写真)ハガキ


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